JP5643924B2 - 水泳用有孔鼻孔栓 - Google Patents

Description

本発明は水泳の主にクロール泳法における息継ぎ動作時の鼻孔への水の流入を防ぐ鼻孔栓に関するものである。

従来、クロール泳法にての鼻から息を吐き口から息を吸う息継ぎ方法においては何もつけずに泳ぐのが常であった。

水泳中主にクロール泳法において息継ぎのため、顔を横向きにする必要があるので鼻孔より水が流入する問題が生じていた。
また、ターンの際にも鼻孔が上を向くため同様の問題が生じていた。
本発明は以上の問題を解決したものである。

左右両側の鼻孔に同時に装着する左右一組の鼻孔栓で、片側に貫通する穴を設け他方側には穴を設けない側とを一組とする水泳用鼻孔栓。

このことにより、通常通り鼻から息を吐き口から息を吸う動作を行うことができ、横向き時の鼻への水の流入を防ぐことができる。

本発明の鼻孔への装着斜視図 本発明の請求項１の斜視図

１は鼻孔栓
２は貫通孔
３は孔部の管部材
４は気密用フィン

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）孔部を形成しようとする材質にて、片端を開放し他端を閉じた管を製作し、水中にてどの方向の姿勢においても開放端より水が流入しない管内径を求め、同材質同内径の管部材（３）にて両側ある鼻孔栓（１）の片側のみに孔部を貫通形成させ、他方側には孔を設けない一組の鼻孔栓とする。
（ロ）使用においては一組の鼻孔栓を両側の鼻孔にそれぞれを装着すれば、人の鼻そのものが、先に内径を求めた片側を開放し他方を閉じた管部材と同じ状態を作るため、水の流入を防ぐことができる。水中にて口をあけても口から水が入らないよう息で押さえるため、鼻孔栓より水が入らない状態は保たれる。
（ハ）実施にあたっては管材と鼻孔栓本体とを組み付けて固定するが同材質にて一体成型すれば製作はより容易となる。

（ロ）孔部を形成しようとする撥水性材質にて、両端を開放した管を製作し、水中にてどの方向の姿勢においても開放端より水が流入しない管内径を求め、同材質同内径の管部材（４）にて両側ある鼻孔栓（１）の両側ともに孔部を複数個貫通形成させた水泳用有孔鼻孔栓。

（イ）または（ロ）の構成からなる水泳用有孔鼻孔栓である。
実施にあたっては管材と鼻孔栓本体とを組み付けて固定するが同材質にて一体成型すれば製作はより容易となる。
使用においては鼻孔に装着し通常通り鼻から息を吐き口から息を吸う動作を行うことができ、横向き時の鼻への水の流入を防ぐことができる。

Claims (1)

1. 左右両側の鼻孔へ同時に装着する左右を一組とする鼻孔栓において、一方の鼻孔栓の長手方向の中心軸には、水中にてどの方向においても水が流入しない内径で製作された貫通孔を有しており、他方の鼻孔栓には、前記貫通孔を有さず閉塞されていることを特徴とする水泳用鼻孔栓。

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