JP5641854B2 - 受信装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、番組の構成部分(以下、コーナーという)の放送予測情報を提示する受信装置及びその制御方法に関する。
現在、音声や映像の解析技術により、番組内のコーナーを検出することが可能となっている。特許文献1には、音声信号のパターンマッチングによるコーナー検出技術が開示されている。
また、番組放送信号に関連するSI(Service Information)情報は、番組情報などのサービスに関する情報を有するため、取得済みのSI情報に基づいて、SI情報が未取得の番組を推測可能である。特許文献2には、番組データが未受信の場合に、連続する番組や関連が強い定時番組(映画やバラエティ番組)における番組編成の特性から、番組データを推測形成する方法が開示されている。番組編成の特性とは、例えば毎日特定の時間帯に類似内容の同名番組が放送される傾向が非常に強いといったことである。
特開2004−221984号公報 特開2003−230067号公報
ところで、番組内のコーナーの開始時刻や終了時刻が一定せず、放送の度に変動することがある。この場合、従来の技術では番組内のコーナーの放送開始や放送終了の予測情報をユーザに提示できないという課題があった。
そこで本発明は、過去に放送された番組コーナーの開始時刻や終了時刻に基づいてコーナーの放送時刻を予測してユーザに提示することで利便性を向上させることを目的とする。
本発明の一実施形態の受信装置は、信した所定の放送番組内の構成部分である番組コーナーを検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記番組コーナーの開始時刻及び終了時刻のデータを保存する蓄積手段と、前記蓄積手段に保存された開始時刻及び終了時刻のデータを用いて、前記所定の放送番組の放送回数と、前記所定の放送番組内の所定の時間帯に前記番組コーナーが放送された回数とに基づいて、前記番組コーナーの放送時間帯を予測して、放送予測情報の表示データを作成して出力する作成手段と、を備える。
本発明によれば、過去に放送された番組コーナーの放送時刻に基づいてコーナーの放送予測情報をユーザに提示することで、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 図1のコーナー検出部102の検出例を説明する図である。 時刻データの蓄積例(A)と、コーナーの放送率の計算例(B)を説明する図である。 コーナー予測番組表の放送可能性を選択するメニュー画面例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るコーナー予測番組表を例示した図である。 本発明の第1実施形態に係る受信装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るコーナー予測番組表を例示した図である。 本発明の第3実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るコーナー予測番組表を例示した図である。 本発明の第4実施形態及び第5実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 図12乃至15と併せて本発明の第4実施形態を説明するために、コーナー予測番組表の作成処理を説明する図である。 コーナー予測番組表の説明図である。 図12よりも後の時刻におけるコーナー予測番組表の説明図である。 コーナー予測番組表の作成処理を説明するための図である。 図13よりも後の時刻におけるコーナー予測番組表の説明図である。 図17及び18と併せて本発明の第5実施形態を説明するために、コーナー予測選局の指定に用いるメニュー画面例を示す図である。 図10の受信装置2101の動作を説明するフローチャートである。 コーナー名と時刻毎の放送開始率の分布例を示す図である。
本発明の各実施形態について、添付図面を用いて説明する。本発明に係る受信装置は、放送番組内のコーナーに係る放送予測情報として予測番組表をユーザに提示する機能を有する。以下では、番組内の特定の構成部分を、1つのコーナーと記述する(図2参照)。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る受信装置の構成例を示す。図1は本発明の第1実施形態に係る受信装置101及び第2実施形態に係る受信装置1001の説明に使用する。
受信手段を構成するチューナ107、112は、図示しないアンテナ又はケーブルテレビ回線を介して入力されたデジタル放送信号を受信する。デコーダ108、113は、チューナ107、112がそれぞれ受信した信号の復調処理、誤り訂正処理を行い、映像信号、音声信号及び番組情報をデコード(復号化)する。
コーナー検出部102は、デコーダ108が復号化した放送信号における番組内の各コーナーを検出する。コーナー検出については既知の技術により可能である(前記特許文献1参照)。図2はコーナー検出部102によるコーナーA乃至Dの検出結果201を例示する。検出した番組内のコーナーAが17時00分乃至17時05分に放送され、コーナーBが17時05分乃至17時10分に放送されたことを示す。
コーナー開始終了時刻蓄積部(以下、時刻データ蓄積部という)103は、コーナー検出部102が検出した番組毎のコーナーの開始時刻及び終了時刻を示すデータを蓄積する。蓄積したデータは、番組毎に所定期間、例えば10日に亘ってメモリに保存される。図3(A)は時刻データ蓄積部103の蓄積データ例として、番組aと番組bのデータをそれぞれ5日分示している。なお、対象番組が同一番組かどうかの判定については、番組情報に含まれる番組タイトルの一致判定により行える。
コーナー検出専用のチューナ107は、所定時間(例えば1秒)毎に各サービスの選局処理を実行する。コーナー検出部102は、全サービスにおける全番組のコーナーを検出する。時刻データ蓄積部103は、コーナー検出結果を受けて、全サービスにおける全番組のコーナー開始時刻及び終了時刻のデータを蓄積する。コーナー放送率計算部104は、時刻データ蓄積部103に蓄積された所定期間分のデータを用いて、コーナーの放送率を計算する。放送率とは、予め決められた時間(例えば1分)毎に各コーナーが放送された割合を示す。本例では時刻データ蓄積部103が蓄積したコーナー毎の10日分のデータ(コーナー開始時刻及び終了時刻)を使用して、放送率が計算される。図3(B)は番組aの各時刻における放送率の計算結果を例示する。例えば、図3(B)のコーナーBの場合、番組開始時刻から4分後、5分後、6分後、7分後の放送率はそれぞれ0%、10%、70%、90%となる。
コーナー予測番組表作成制御部(以下、表作成制御部という)105は、コーナー予測番組表の作成処理を制御する。コーナー予測番組表とは、各コーナーの開始時刻や終了時刻の予測情報に基づいて作成されてユーザに提示される番組表である。画面作成部109は、コーナー予測番組表表示判断部(以下、表示判断部という)106から予測番組表の表示指示を受け、コーナー放送率計算部104による各コーナーの放送率の計算結果を用いて、コーナー予測番組表を作成する。
表示判断部106は、コーナー予測番組表の表示指示を行う際、放送可能性をユーザが複数の段階から選択した選択肢や、ユーザが入力した指定値などに従って画面作成部109に指示する。放送可能性は、特定の時刻にコーナーが放送される確率や予測時間帯、放送開始の予測時刻などを含む。以下では、ユーザが放送可能性を「高」、「中」、「低」の3段階で指定可能な形態を例にして説明する。
放送可能性の指定は、図4で示す選択メニュー画面501をユーザに提示して所望のボタン選択を受け付けることで行われる。コーナー予測番組表の選択メニュー画面501には、放送可能性の選択ボタン502(高)、503(中)、504(低)が表示される。ユーザは図示しないリモートコントローラ(以下、リモコンという)の操作により、所望のボタンを選択することで、放送可能性を指定する。
リモコン受信部111はリモコン信号を受信し、リモコンコード解析部110がリモコンコードを解析する。解析の結果、コーナー予測番組表の選択メニューの表示要求があったと判断された場合、リモコンコード解析部110から画面作成部109への制御指令により、図4の選択メニュー画面501が表示される。ユーザのリモコン操作により、選択ボタン502乃至504が操作される。このとき、表示判断部106は、リモコンコード解析部110からの通知により、選択メニュー画面501上の選択ボタン502乃至504のうち、どのボタンが選択されたかを知る。これにより、表示判断部106は、放送可能性について「高」、「中」、「低」のいずれが指定されたかを判断する。
表作成制御部105は、表示判断部106からコーナー予測番組表の表示指示を受けて、放送可能性「高」が指定された場合、図5(A)に示すコーナー予測番組表を画面作成部109に作成させる。図5(A)は、放送可能性「高」のコーナー予測番組表601を例示する。以下では、図3の番組aに注目して、放送可能性が「高」の場合のコーナー予測番組表の作成処理を説明する。番組名の表示欄602に示す番組a内の各コーナーA乃至Dが放送される予測時間帯603乃至606をそれぞれ示す。
放送可能性の判定に用いる放送率の閾値については予め設定されるか、またはユーザによって事前に指定可能である。本例では説明の便宜上、閾値を固定値として説明する。放送可能性が「高」の場合、コーナー放送率計算部104による放送率が90%以上の部分がコーナー予測番組表に表示される。図3(B)に示す番組aについての放送率計算から、コーナーAの放送率が90%以上の時間帯は、番組開始時刻17時00分から0乃至5分の間である。コーナーAの予測時間帯603は、17時00分乃至17時05分の時間帯で表示される。また、コーナーBの放送率が90%以上の時間帯は、番組開始時刻から7乃至9分の間であり、その予測時間帯604は17時07分乃至17時09分の時間帯である。同様にコーナーCとコーナーDについても予測時間帯が表示される。
図5(B)は、放送可能性が「中」の場合のコーナー予測番組表701を例示する。番組名の表示欄702に示す番組a内の各コーナーA乃至Dの予測時間帯703乃至706を示す。放送可能性が「中」の場合、放送率が40%以上の部分がコーナー予測番組表に表示される。図3(B)の番組aについての放送率計算結果から、コーナーAの予測時間帯703(17時00分乃至17時05分)、コーナーBの予測時間帯704(17時06分乃至17時12分)が表示される。同様にコーナーCとコーナーDについても予測時間帯が表示される。
図5(C)は、放送可能性が「低」の場合のコーナー予測番組表801を例示する。放送可能性が「低」の場合、放送率計算結果により放送率が10%以上の時間帯が前記と同様の方法で作成される。番組名の表示欄802に示す番組a内の各コーナーA乃至Dの予測時間帯803乃至806がコーナー予測番組表に表示される。
このように表作成制御部105は、放送可能性の指定情報に従って、過去の一定期間における放送率とその閾値に応じてコーナー予測番組表の作成処理を制御する。画面作成部109は放送可能性に係るユーザの要求に応じて、図5に示すコーナー予測番組表の表示データを作成し、合成部114に出力する。
番組情報取得部116は、デコーダ108で復号化された番組情報を取得し、表作成制御部105に送る。合成部114は、デコーダ113で復号化された映像信号と、画面作成部109が作成した表示データに係る画像信号を合成する。画面作成部109が作成する表示データは、コーナー予測番組表やユーザ操作メニューなどのGUI(Graphical User Interface)画面のデータである。合成部114は、合成した映像信号を表示部115へ送出する。表示部115は映像信号を受けて、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等のディスプレイ装置に映像表示する。
次に、図6のフローチャートを用いて、コーナー予測番組表の表示処理について説明する。
S901では、ユーザのリモコン操作指示の内容をリモコンコード解析部110が解析し、表示判断部106はコーナー予測番組表の表示要求があったか否かを判定する。コーナー予測番組表の表示要求があった場合(S901でYES)、表示判断部106は表作成制御部105へコーナー予測番組表の表示を要求し、S902に進む。コーナー予測番組表の表示要求がない場合(S901でNO)にはS901の判定処理を繰り返す。
S902で表作成制御部105は、表示判断部106からコーナー予測番組表の表示時における放送可能性の指定情報を取得する。放送可能性の指定情報は、図4に示す選択メニュー画面501の選択ボタン502乃至504の操作によって指定される情報である。本実施形態では、放送可能性の指定情報が「高」、「中」、「低」のいずれかであり、コーナーの放送率が90%以上、40%以上、10%以上の予測時間帯が指定に従ってコーナー予測番組表にそれぞれ表示される。
S903で番組情報取得部116はデコーダ108から番組情報を取得する。この番組情報は表作成制御部105に送られる。S904で表作成制御部105は、番組情報に含まれる番組について、時刻データ蓄積部103の保持する10日分のデータが示すコーナーを全て取得し、コーナー放送率計算部104に渡す。S905でコーナー放送率計算部104は、時刻データ蓄積部103の蓄積情報を使用して、各コーナーの放送率を計算する。S906で表作成制御部105は、各コーナーの予測番組表の表示について判断するため、コーナー放送率計算部104から取得した1分毎の放送率をその閾値と比較する。閾値は放送可能性の指定情報に応じて予め設定されている。ある時刻におけるコーナーの放送率が、放送可能性の指定情報に対応する閾値以上の場合(S906でYES)、S907に進み、該コーナーの放送率が閾値未満の場合(S906でNO)、S908に進む。S907で表作成制御部105は、S906の判定条件が満たされるため、判定対象の時刻をコーナー予測番組表にて予測時間帯に表示させると判断する。例えば、放送可能性が「高」の場合、放送率が90%以上の予測時間帯が表示される。図3(B)の例では、番組開始時刻(0分)にてコーナーAの放送率が100%であり、この時刻はコーナーAの予測時間帯に含まれて表示される。S908で表作成制御部105は、S906の判定条件を満たさないため、判定対象の時刻を予測時間帯に含めないと判断する。つまりコーナー予測番組表に該当時刻が表示されないか、または予測時間帯とは区別して表示される。例えば、放送可能性が「高」の場合、図3(B)の例では、番組開始時刻から6分後のコーナーAの放送率が30%であるため、この時刻はコーナーAの予測時間帯に表示されない。
S907、S908の後、番組の放送時間内でのS906の比較処理が完了したか否かを表作成制御部105が判定する。次の1分間が番組の放送時間内であると判定された場合(S909でNO)、S910に進み、次の1分間についても同様にそのコーナー予測の表示判断を実行するために、S906に戻る。つまり、現在時刻(比較対象時刻)を1分進めて(インクリメント)、S906に戻る。また、番組の全放送時間に亘ってコーナー予測の表示判断が完了した場合(S909でYES)、S911に進む。S911で表作成制御部105は、コーナー予測番組表の表示判定対象とされる放送番組内に、まだ表示判定を行っていないコーナーがあるか否かを判断する。そのようなコーナーが存在する場合(S911でNO)、S912に進み、表作成制御部105は、表示判定を行っていないコーナーについて表示判定を開始させ、S905に戻る。また、表示判定対象とされる放送番組内の全コーナーについての表示判定が完了した場合(S911でYES)、その番組についてのコーナー予測表示の準備が完了し、S913に進む。例えば、図3(B)に示す番組aで放送されるコーナーA乃至Dの表示判定が完了すると、図5(A)に示す予測時間帯603乃至606の表示が可能となる。
S913で表作成制御部105は、番組情報取得部116から取得した番組情報の示す番組で、まだ表示判定を行っていない番組があるか否かを判断する。表示判定を行っていない番組が存在する場合(S913でNO)、S914に進み、次の番組について表示判定を開始させる。つまり、コーナーの表示判定を行っていない番組に関して当該番組内のコーナーの表示判定を行うために、表作成制御部105はS904に処理を進める。番組情報取得部116が取得した番組情報の示す全番組について、コーナーの表示判定が完了した場合(S913でYES)、S915に進む。ここで表作成制御部105はS907およびS908の表示判定結果に従って、画面作成部109にコーナー予測番組表の作成を指示する。作成したコーナー予測番組表の画像信号は合成部114を経て表示部115に送られ、コーナー予測番組表(図5参照)が表示される。なお、図6のフローチャートでは、全番組のコーナー予測表示の判定後にコーナー予測番組表が表示されるが、コーナー予測表示の判定が完了した番組から順次にコーナー予測番組の表示が行われるようにしてもよい。
第1実施形態では、放送番組内のコーナーの過去一定期間における放送実績(放送時刻の統計情報)を受信装置が集計する。そして放送可能性に係るユーザの指定操作に応じて、コーナー予測番組表にて各コーナーの予測時間帯が表示されるので、ユーザの要望に応じたコーナー予測表示が可能となる。ユーザはコーナーの放送予測情報を見て選局操作を行い、あるいは録画予約などの所望の操作を行えるので、利便性が高まる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態を説明する。図1に示す第2実施形態に係る受信装置1001が第1実施形態に係る受信装置101と異なる点は、表示テクスチャ決定部1002が追加されていることである。よって、以下では相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成要素については既に使用した符号を用いることで詳細な説明を省略する。このような説明の省略は以降に説明する実施形態にも適用する。
表作成制御部105は、表示判断部106からコーナー予測番組表の表示指示を受けた場合、コーナー予測番組表の作成処理を開始する。但し、第1実施形態とは異なり、表示判断部106から放送可能性は指定されない。表作成制御部105は、各時刻のコーナーの放送率を表示テクスチャ決定部1002に通知する。表示テクスチャ決定部1002は放送率に応じてコーナーの予測時間帯を表示する際のテクスチャを決定する。このテクスチャはコーナーの放送可能性を視覚的に区別するための表示属性である。
図7は表作成制御部105が作成するコーナー予測番組表1101を例示する。コーナー予測番組表1101は、番組aの放送率が図3(B)で示す場合に作成される番組表の表示例である。本例では「高」、「中」、「低」の3段階で示す放送可能性に応じて異なるテクスチャ1107乃至1109で予測時間帯が表示され、それぞれ以下の通りである。
・テクスチャ1107:放送可能性「低」で、放送率が10%以上40%未満の予測時間帯に使用する。
・テクスチャ1108:放送可能性「中」で、放送率が40%以上90%未満の予測時間帯に使用する。
・テクスチャ1109:放送可能性「高」で、放送率が90%以上の予測時間帯に使用する。
図7は番組名の表示欄1102に示す番組a内のコーナーA乃至Dの予測時間帯1103乃至1106を示す。以下では図3(B)に示す放送率を例にして、コーナーBの予測時間帯1104について説明する。番組開始時刻から5分後の放送率は10%であるため、表示テクスチャ決定部1002はコーナー予測表示にテクスチャ1107を使用する。番組開始時刻から6分後の放送率は70%であるため、テクスチャ1108が使用される。番組開始時刻から7乃至9分後の放送率は90%以上であるため、テクスチャ1109が使用される。番組開始時刻から10乃至12分後の放送率は40%以上90%未満であるため、テクスチャ1108が使用される。コーナーBの番組開始時刻から13乃至14分後の放送率は10%以上40%未満であるため、テクスチャ1107が使用される。
本例では放送可能性の違いをテクスチャで区別して表現したが、ユーザが視覚的に識別可能であれば、色の違いや濃淡等で表現してもよい。また、放送可能性について4段階以上に区分けし、さらに詳しく表示する形態でも構わない。
第2実施形態によれば、放送番組内におけるコーナーの過去一定期間に亘る放送率の統計情報に基づき、放送可能性に応じたテクスチャで予測時間帯を表示する。これにより、ユーザはコーナー予測番組表にて各コーナーの予測時間帯を一目で把握できる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態を説明する。
図8は、第3実施形態に係る受信装置1201の構成例を示す。図1に示す受信装置と異なる点は、コーナー予測表示重なり計算部(以下、重なり計算部という)1202を設けていることである。受信装置1201は、図9に示すコーナー予測番組表1301にて各コーナーの予測時間帯を重ねて表示する(領域1307参照)。
表作成制御部105は、表示判断部106からコーナー予測番組表の表示指示を受けた場合、コーナー予測番組表の作成処理を開始させる。このとき、第1実施形態とは異なり、表示判断部106から放送可能性は指定されない。そして表作成制御部105は、各時刻でのコーナーの放送率を重なり計算部1202に通知する。重なり計算部1202は、複数のコーナーに関して予測時間帯が重なっている場合に、コーナー放送率計算部104が計算した放送率を用いて、どちらの予測時間帯を手前側(前景)に描画させるかを判断する。各時刻において放送率が大きい方のコーナーの予測時間帯を重なりの手前側に描画すると判断される。
図9は、作成されたコーナー予測番組表1301を例示し、番組aの放送率が図3(B)に示す場合の表示例である。番組名の表示欄1302に示す番組a内のコーナーA乃至Dの予測時間帯1303乃至1306が部分的に重なり合って表示されている。
コーナー予測番組表1301にて各コーナーの予測時間帯が重複する場合、各コーナーについて予測表示の描画を行う際に各予測時間帯が重なって表示される。領域1307では、コーナーAとコーナーBとで予測時間帯が重なっている。図3(B)に示す放送率の場合、重なり計算部1202は、番組開始時刻から5乃至7分の期間で、それぞれの放送率が10%以上であるため、コーナーAとBの予測時間帯が重複していると判断する。両コーナーの予測時間帯が重なり合う期間中、番組開始時刻から5分間ではコーナーAの放送率がコーナーBの放送率より高い。よって重なり計算部1202はコーナーAの予測時間帯を、コーナーBの予測時間帯よりも前景に表示させると判断する。また重なり合う期間中、番組開始時刻から6乃至7分間ではコーナーBの放送率がコーナーAの放送率より高い。よって重なり計算部1202は、コーナーBの予測時間帯をコーナーAの予測時間帯よりも前景に表示させると判断する。その結果、コーナーAとBとで予測時間帯が重なっている領域1307にて、番組開始時刻から5分間はコーナーAの予測時間帯が手前側に表示され、6分から7分の間はコーナーBの予測時間帯が手前側に表示される。重なり計算部1202は、他のコーナー間の重なり部分についても同様の判断を行い、表作成制御部105は判断結果に従ってコーナー予測番組表1301の作成処理を制御する。
第3実施形態によれば、放送番組内におけるコーナーの過去一定期間に亘る放送率の統計情報に基づき、コーナー同士の放送率を比較して予測時間帯を重なり合った状態で表示する。これによりユーザは、予測時間帯が重なり合ったコーナーのうち、どのコーナーの放送可能性が高いかを直ちに知ることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態を説明する。
図10は、本発明に係る受信装置の構成例を示す。図10は本発明の第4実施形態に係る受信装置1401及び第5実施形態に係る受信装置2101の説明に使用する。
受信装置1401が第2実施形態に係る受信装置1001と異なる点は、コーナー放送率計算部104に代えて放送開始率計算部1402が設けられ、放送開始率再計算部1403が追加されていることである。また受信装置1401はコーナー予測番組表に、コーナーが放送される予測時間帯ではなく、コーナーの放送が開始される時間帯の予測情報を表示する。
表作成制御部105は、表示判断部106からコーナー予測番組表の表示指示を受けた場合、コーナー予測番組表の作成処理を開始させる。放送開始率計算部1402は、時刻データ蓄積部103に蓄積されているコーナーの開始時刻情報から放送開始率を計算する。コーナーの放送開始率とは、過去の一定期間(本実施形態では10日)において、特定の時刻にそのコーナーの放送が開始された割合を示す。図11(A)は、番組e内のコーナーJとコーナーKの開始時刻と終了時刻の蓄積データを例示する。番組eの開始時刻は10時00分であり、以下では、コーナーJについて放送開始率の算出処理を説明する。番組開始時刻から8分後にコーナーJの放送が開始した日数は0日であるため、8分後の放送開始率は0%となる。番組開始時刻から9分後に放送が開始した日数は10日中の1日(11月21日)であるため、9分後の放送開始率は10%となる。番組開始時刻から10分後に放送が開始した日数は2日(11月28日と11月25日)であるため、10分後の放送開始率は20%となる。図11(A)に示すコーナーJとKの放送開始率を図11(B)に示す。
表作成制御部105は、放送開始率計算部1402から取得した放送開始率に基づき、表示テクスチャ決定部1002から放送開始率に応じたテクスチャを取得する。表作成制御部105は、画面作成部109にコーナー予測番組表の作成を指示する。
図12はコーナー予測番組表1701の表示例を示す。表示欄1702に示す番組eについて、コーナーKとJの放送開始率が図11(B)の場合のコーナー予測番組表を示している。コーナー予測番組表1701には、放送開始率に応じた放送可能性を3段階で区別する下記テクスチャ1706乃至1708と、放送済みのコーナーを表す下記テクスチャ1709により、コーナーJおよびKの予測時間帯1703乃至1705が表示される。
・テクスチャ1706:放送可能性「低」で、放送開始率が10%以上30%未満の予測時間帯に使用する。
・テクスチャ1707:放送可能性「中」で、放送開始率が30%以上50%未満の予測時間帯に使用する。
・テクスチャ1708:放送可能性「高」で、放送開始率が50%以上の予測時間帯に使用する。
・テクスチャ1709:現時点で放送済みの時間帯に使用する。
図中の現在時刻バー1710は、現在時刻を横線で表している。コーナー予測番組表1701にて現在時刻は9時59分である。
放送開始率再計算部1403は、現在時刻以降の生起確率によって各コーナーの放送開始率を算出する。例えば、放送開始率が図11(B)の場合に、現在時刻を10時16分とし、コーナーJの放送が10時10分に開始された場合を想定する。このときのコーナー予測番組表1701を図13に示す。現在時刻バー1710は、10時16分の位置に表示されている。コーナーJが10時10分に放送された場合、領域1801で示すように、コーナーJの放送が既に開始されたことがテクスチャ1709により表示される。この時、10時16分以降にコーナーJの放送が開始される確率は0%となるため、図12に表示されていた予測時間帯1705は、領域1802に示すように図13では表示されない。
次に、放送開始率が図11(B)の場合、現在時刻が10時16分であって、コーナーJの放送がまだ開始されていない場合について説明する。放送開始率再計算部1403は、コーナーJについて現在時刻以降の生起確率を計算する。放送開始率計算部1402の計算結果が図11(B)の場合、放送開始率再計算部1403は10時16分の時点(番組開始時刻から16分後)でのコーナーJの放送開始率を計算する。番組開始時刻から16分後のデータを用いた再計算結果を図14に示す。このときのコーナー予測番組表1701を図15に示す。現在時刻バー1710は10時16分の位置に表示されている。
コーナーJは、現在時刻10時16分以前に放送が開始されなかったため、図12(現在時刻9時59分)には表示されていた予測時間帯1704は、図15の領域2001には表示されない。つまり、コーナーJの予測時間帯は、現在時刻10時16分以降に表示され、その際には、図14に示す放送開始率の再計算結果に基づいてテクスチャ表示が行われる。コーナーJの予測時間帯2002は、10時19分から10時21分に亘って、テクスチャ1706乃至1708で表示される。
第4実施形態によれば、コーナーの開始時刻について現在時刻以降の生起確率が算出され、コーナーの開始予測時間帯と併せてコーナーが放送済みであることがリアルタイムでユーザに提示される。これにより、ユーザの要望に応じたコーナーの開始時刻予測及び放送開始済み状況の表示が可能となる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態を説明する。図10に示す第5実施形態に係る受信装置2101が第4実施形態に係る受信装置1401と異なる点は、コーナー予測選局判断部2102が追加されていることである。
コーナー予測選局判断部2102は、ユーザから指定されるコーナーに関して、各サービスの各番組におけるコーナーの放送開始率を用いて選局動作を判断する。その判断処理については、後で詳述する。
ユーザが選局するコーナーの指定は、図16に示すコーナー予測選局メニュー2201によって行われる。本例では、選局対象とされるコーナー名の入力領域2202と、選局モードの選択ボタン2203、2204が画面上に表示される。ユーザはリモコン操作により、入力領域2202に、選局したいコーナー名を入力する。あるいは、コーナー名の候補を表示して複数の選択肢からユーザの選択を促す入力形態でもよい。またユーザは選局モード選択ボタン2203と2204を操作して選局モードを選択できる。本例では、指定したコーナーを早く見たいモード(選択ボタン2203参照)と、指定したコーナーを確実に見たいモード(選択ボタン2204参照)が用意されており、ユーザがいずれかを選択する。選局モードの選択および処理については後述する。
次に図17のフローチャートを用いて、受信装置2101におけるコーナー予測選局の処理例について説明する。本例では、図16のコーナー予測選局メニュー2201にて「天気予報コーナー」が入力され、そのコーナー予測選局の指示があった場合を説明する。
コーナー予測選局判断部2102は、「天気予報コーナー」についてのコーナー予測選局が指示されると、現在時刻(15時05分とする)から30分以内に放送開始率がゼロを超えるコーナーについて放送開始率を取得する(S2301)。放送開始率計算部1402が算出してコーナー予測選局判断部2102が取得した結果を図18に例示する。本例では、5つの天気予報コーナーM乃至Qと、時刻毎の放送開始率を示す。
S230でコーナー予測選局判断部2102は、ユーザが図16のコーナー予測選局メニュー2201で指定した選局モードを判別する。選択ボタン2203の操作により「早く見たいモード」が指定された場合、S2307に進む。S2307でコーナー予測選局判断部2102は、現在時刻にて放送開始率が最大のコーナーを選局する。図18の例では、現在時刻15時05分にて、番組oのサービス3で提供する天気予報コーナーOの放送開始率(10%)が最大である。そこで、コーナー予測選局判断部2102は、チューナ112に対してサービス3の選局を指示する。その後の15時09分では、番組mのサービス1で提供する天気予報コーナーMの放送開始率が1番大きいため、サービス1が選局指定される。そして15時11分では、番組qのサービス5で提供する天気予報コーナーQの放送開始率が1番大きいため、サービス5が選局指定される。
以上のように、「早く見たいモード」では、現在時刻において放送開始率が最大のコーナーについて選局動作が行われる。S2308でコーナー予測選局判断部2102は、選局したコーナーの放送開始を判断する。コーナーの放送が開始していると判断された場合(S2308でYES)、選局動作を停止して処理を終了する。またコーナーの放送が開始していないと判断された場合(S2308でNO)、S2307に戻る。
S2302で、図16の選択ボタン2204の操作により「確実に見たいモード」が指定された場合、S2303に進む。S2303でコーナー予測選局判断部2102は、番組開始時刻の分布発生位置が現在時刻以降のものを抽出する。図18にて、現在時刻15時05分以降に放送開始率がゼロを超える、天気予報コーナーM、N、P、Qが抽出される。S2304でコーナー予測選局判断部2102は、各時刻の放送開始率の合計(総開始率)が最大値に近いコーナーを抽出する。本実施形態では判定基準値を最大値の5%とする。つまり最大値に近いコーナーとして、最大値の5%以内のものが抽出される。図18の例では合計欄に示すように、総開始率の最大値は100%と判断される。このとき最大値に近いものは総開始率が基準値以上(95%以上)のコーナーであるため、天気予報コーナーM、P、Qが該当する。S2305でコーナー予測選局判断部2102はさらに、各コーナーの放送が開始された開始時刻の分布を調べ、放送開始率の終了位置(分布の終端位置)の時刻が、現在時刻に最も近いコーナーを抽出する。図18に示す天気予報コーナーM、P、Qについて、それぞれの番組開始時刻分布の終了位置は、それぞれ15時11分、15時15分、15時13分である。よって終了位置が現在時刻15時05分に最も近い天気予報コーナーMが抽出される。S2306でコーナー予測選局判断部2102は、S2305で抽出した天気予報コーナーMを視聴対象とし、チューナ112にサービス1の選局指示を行い、処理を終了する。なお、最終的に抽出されるコーナーが複数の場合には、別の条件でさらにフィルタリング処理で絞込みを行うか、あるいは複数の候補をユーザに提示して選択を促す手段などを講じればよい。
第5実施形態によれば、ユーザはコーナーの選局指定を行う場合に、コーナーの先頭を見逃したとしても早く見たいのか、番組の先頭を見逃すことなく確実に見たいのかについて、選局モードを指定できる。この選局モードの指定に応じて選局動作が変更される。つまり、ユーザがコーナーの先頭を見逃したとしても早く見たいモードが指定された場合、現時点で放送開始率が最も大きいコーナーについて選局動作が行われる。一方、ユーザが番組の先頭を見逃すことなく確実に見たいモードが指定された場合、未だ放送が開始しておらず、かつ総開始率が最大値に近いコーナーが抽出される。複数の候補のうちで開始時刻分布の終端位置の時刻が現在時刻に最も近いコーナーが選択されて選局動作が行われる。こうして、ユーザの要望に応じたコーナー予測選局が可能となる。
101、1001、1201、1401、2101 受信装置
102 コーナー検出部
103 時刻データ蓄積部
104 コーナー放送率計算部
105 コーナー予測番組表作成制御部
106 コーナー予測番組表表示判断部
107、112 チューナ
109 画面作成部
1202 コーナー予測表示重なり計算部
1402 放送開始率計算部
1403 放送開始率再計算部
2102 コーナー予測選局判断部

Claims (16)

  1. 受信した所定の放送番組内の構成部分である番組コーナーを検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記番組コーナーの開始時刻及び終了時刻のデータを保存する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に保存された開始時刻及び終了時刻のデータを用いて、前記所定の放送番組の放送回数と、前記所定の放送番組内の所定の時間帯に前記番組コーナーが放送された回数とに基づいて、前記番組コーナーの放送時間帯を予測して、放送予測情報の表示データを作成して出力する作成手段と、を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記蓄積手段に保存された開始時刻及び終了時刻のデータを用いて、前記所定の放送番組の放送回数に対して、前記所定の放送番組内の所定の時間帯に前記番組コーナーが放送された割合を、放送率として計算する計算手段をさらに備え、
    前記作成手段は、前記計算手段計算した前記放送率を閾値と比較して、前記放送率が前記閾値以上である場合に、前記番組コーナーの放送予測情報を表示した予測番組表を作成することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記作成手段は、前記計算手段が計算した前記放送率を、前記番組コーナーの放送可能性を示す複数の段階にそれぞれ対応した閾値と比較して、前記放送率が前記閾値以上である場合に、前記番組コーナーの放送可能性を予測時間帯とし、前記予測時間帯を前記複数の段階に区別して前記予測番組表に表示させる表示データを作成することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記計算手段は、前記蓄積手段に保存された開始時刻のデータを用いて、予め決められた時間ごとに前記番組コーナーの放送が開始された割合を示す放送開始率を計算し、
    前記作成手段は、前記計算手段が計算した前記放送開始率を閾値と比較して、前記放送開始率が前記閾値以上である場合に、前記番組コーナーの放送可能性について予測情報を示す表示データを作成することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  5. 前記作成手段による前記番組コーナーの予測時間帯を表示した予測番組表の作成の際、前記予測番組表にて複数の番組コーナーの間で前記予測時間帯が重なり合う場合に、前記複数の番組コーナーのうち、どの放送率が大きいかを判定する重なり計算手段をさらに備え、
    前記重なり計算手段は、前記予測時間帯が重なり合う複数の番組コーナーのうち、放送率が大きい番組コーナーの予測時間帯を前記予測番組表にて画面の前景に描画させると判断して前記作成手段に通知することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  6. 前記番組コーナーの選局が指定された場合、前記計算手段が計算した前記放送開始率を用いて、複数の番組コーナーのうちで現在時刻での前記放送開始率が最大である番組コーナーを選択して受信手段に選局を指示する選局判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  7. 前記番組コーナーの選局が指定された場合、前記計算手段が計算した前記放送開始率を用いて、現在時刻以降に分布する前記放送開始率を合計した総開始率を算出し、現在時刻にて放送が開始していない複数の番組コーナーのうちで総開始率が基準値以上である番組コーナーを候補として抽出する選局判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  8. 前記選局判断手段は、前記複数の番組コーナーの放送が開始された開始時刻の分布を調べて、前記候補のうち、前記放送開始率の終端位置の時刻が現在時刻に最も近い番組コーナーを選択して受信手段に選局を指示することを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  9. 受信した所定の放送番組内の構成部分である番組コーナーを検出手段が検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記検出手段により検出された前記番組コーナーの開始時刻及び終了時刻のデータを蓄積手段が保存する蓄積工程と、
    前記蓄積工程で前記蓄積手段に保存された開始時刻及び終了時刻のデータを用いて、前記所定の放送番組の放送回数と、前記所定の放送番組内の所定の時間帯に前記番組コーナーが放送された回数とに基づいて、作成手段が前記番組コーナーの放送時間帯を予測して、放送予測情報の表示データを作成して出力する作成工程と、を有することを特徴とする受信装置の制御方法。
  10. 計算手段が、前記蓄積工程で前記蓄積手段に保存された開始時刻及び終了時刻のデータを用いて、前記所定の放送番組の放送回数に対して、前記所定の放送番組内の所定の時間帯に前記番組コーナーが放送された割合を、放送率として計算する計算工程をさらに有し、
    前記作成工程で前記作成手段は、前記計算工程で前記計算手段によって計算された前記放送率を閾値と比較して、前記放送率が前記閾値以上である場合に、前記番組コーナーの放送予測情報を表示した予測番組表を作成することを特徴とする請求項9に記載の受信装置の制御方法。
  11. 前記作成工程で前記作成手段は、前記計算工程で前記計算手段によって計算された前記放送率を、前記番組コーナーの放送可能性を示す複数の段階にそれぞれ対応した閾値と比較して、前記放送率が前記閾値以上である場合に、前記番組コーナーの放送可能性を予測時間帯とし、前記予測時間帯を前記複数の段階に区別して前記予測番組表に表示させる表示データを作成することを特徴とする請求項10に記載の受信装置の制御方法。
  12. 前記計算工程で前記計算手段は、前記蓄積工程で前記蓄積手段に保存された開始時刻のデータを用いて、予め決められた時間ごとに前記番組コーナーの放送が開始された割合を示す放送開始率を計算し、
    前記作成工程で前記作成手段は、前記計算工程で前記計算手段によって計算された前記放送開始率を閾値と比較して、前記放送開始率が前記閾値以上である場合に、前記番組コーナーの放送可能性について予測情報を示す表示データを作成することを特徴とする請求項10に記載の受信装置の制御方法。
  13. 前記作成工程での前記作成手段による前記番組コーナーの予測時間帯を表示した予測番組表の作成の際、前記予測番組表にて複数の番組コーナーの間で前記予測時間帯が重なり合う場合に、前記複数の番組コーナーのうち、どの放送率が大きいかを重なり計算手段が判定する重なり計算工程をさらに有し、
    前記重なり計算工程で前記重なり計算手段は、前記予測時間帯が重なり合う複数の番組コーナーのうち、放送率が大きい番組コーナーの予測時間帯を前記予測番組表にて画面の前景に描画させると判断して前記作成工程での前記作成手段による前記予測番組表の作成を制御することを特徴とする請求項11に記載の受信装置の制御方法。
  14. 前記番組コーナーの選局が指定された場合、前記計算工程で前記計算手段によって計算された前記放送開始率を用いて、複数の番組コーナーのうちで現在時刻での前記放送開始率が最大である番組コーナーを選局判断手段が選択して前記受信装置が備える受信手段に選局を指示する選局判断工程をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の受信装置の制御方法。
  15. 前記番組コーナーの選局が指定された場合、前記計算工程で前記計算手段によって計算された前記放送開始率を用いて、選局判断手段が、現在時刻以降に分布する前記放送開始率を合計した総開始率を算出し、現在時刻にて放送が開始していない複数の番組コーナーのうちで総開始率が基準値以上である番組コーナーを候補として抽出する選局判断工程をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の受信装置の制御方法。
  16. 前記選局判断工程で前記選局判断手段は、前記複数の番組コーナーの放送が開始された開始時刻の分布を調べて、前記候補のうち、前記放送開始率の終端位置の時刻が現在時刻に最も近い番組コーナーを選択して前記受信装置が備える受信手段に選局を指示することを特徴とする請求項15に記載の受信装置の制御方法。
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