JP5641622B2 - 電子娯楽遊戯機、電子機器、およびデータ保存装置 - Google Patents
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Description
さらに、一般的にカラーを利用した暗号システムを電子娯楽遊戯機等を含む一般的な民生品の電子機器等に組み込むときには、装置構成の簡略化と利用の簡便性から、システムLSIとして組み込まれることが望まれている。
本発明の他の目的は、暗号システムとしてカラー暗号システムを電子娯楽遊戯機等に組み込む場合に、カラー暗号システム専用のシステムLSIとして機器基板に搭載して組み付けるようにした電子娯楽遊戯機、電子機器、およびデータ保存装置を提供することにあ
ゲーム内容を実行するためのプログラムを含むプログラムファイル、画像データを含む画像ファイル、音声データを含む音声ファイルを予め暗号化ファイルとして記憶するデータ保存メモリと、
作業メモリ上で画像データおよび音声データを用いてプログラムを実行する演算処理装置と、
演算処理装置によってプログラムを実行してゲーム内容を実行する時、その前に、作業メモリの上で、暗号化ファイルを復号し、元ファイルとしてのプログラムと画像データと音声データを生成する復号化手段と、
プログラムの実行に基づいてゲーム内容の出力を行う出力装置と、
を備える電子娯楽遊戯機において、
遊戯機稼動時に、外部から与えられた暗号化キーによって演算処理装置上で復号化手段と符号化手段を実現するように構成され、
暗号化ファイルは、プログラムファイルと画像ファイルと音声ファイルをデータ保存メモリに保存する時に符号化手段で作成され、
遊戯機稼動終了時に、暗号化キー、復号化手段、符号化手段を削除するように構成される、
ことを特徴とする。
上記の構成によれば、暗号化ファイルを作成するための符号化手段、および復号化手段は、必要な時に外部から与えられた暗号化キーにもとづいて演算処理装置上で実現され、遊戯機が稼動しない常態では機器内に存在しないので、正規のプログラム、パラメータ、画像データ、コンテンツ等の変更、改竄、盗用、転用等を確実に防止し、高い情報秘匿性を有する。
電子機器に組み込まれかつ電子機器の動作を制御するためのデータ処理装置は、1つの基盤上に搭載された1つのLSIチップから構成され、
LSIチップは演算処理手段とデータ保存メモリと作業メモリを含み、かつデータ保存メモリは、電子機器の動作を制御するためのプログラムと各種データを事前に暗号化して暗号化ファイルとして記憶し、
動作の制御を実行するため、データ保存メモリからプログラムと各種データを読み出す時、作業メモリに暗号化ファイルを復号してプログラムと各種データを生成する復号化手段を設けたデータ保存装置において、
電子機器の動作開始時に、外部から与えられた暗号化キーによって演算処理手段上で符号化手段を実現するように構成され、
暗号化ファイルは、プログラムと各種データをデータ保存メモリに保存する時に符号化手段で作成され、
電子機器の動作終了時に、暗号化キーと符号化手段を削除するように構成される、
ことを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、
動作制御のためのプログラムと各種データを含むファイルを予め暗号化ファイルとして記憶するデータ保存メモリと、
作業メモリ上でプログラムを実行する演算処理装置と、
演算処理装置によってプログラムを実行して動作制御を実行する時、その前に、作業メモリの上で、暗号化ファイルを復号し、元ファイルとしてのプログラムと各種データを生成する復号化手段と、
プログラムの実行に基づいて制御の内容を出力する出力装置と、
を備える電子機器において、
動作制御の開始時に、外部から与えられた暗号化キーによって演算処理装置上で符号化手段を実現するように構成され、
暗号化ファイルは、ファイルをデータ保存メモリに保存する時に符号化手段で作成され、
動作制御の終了時に、暗号化キーと符号化手段を削除するように構成される、
ことを特徴とする。
特に、暗号化ファイルを作成するためのカラー暗号化キー(符号化手段)、あるいは暗号化ファイルをプログラム、パラメータ、画像データ、コンテンツ等に戻すための復号化手段は、必要時に外部から与えられ、常態では機器内に存在しないようにしたので、正規のプログラム、パラメータ、画像データ、コンテンツ等の変更、改竄、盗用、転用等を確実に防止し、高い情報秘匿性を有する。
なお本実施形態では、電子娯楽遊戯機の例としてパチンコ台の装置を説明するが、本発明に係る電子娯楽遊戯機はパチンコ台に限定されず、スロットマシーン、その他カジノ等に設置された電子娯楽遊戯機、または一般家庭等で遊戯される携帯用または固定用のゲーム機器、または類似の構成を有した各種の電子機器にも適用される。
図1はパチンコ台に装備された電子機器部分のハードウェア的な構成を示し、図2はパチンコ台の電子機器部分のハードウェアの各要素の電気的な接続関係を示し、図3はメイン基盤のROMに保存されるプログラムとデータ(ゲームのコンテンツ等)の状態、およびパチンコ台が稼動する時に用いられるプログラムとデータの状態を示し、図4はパチンコ台のメイン基盤のROMにプログラムとデータを暗号化して保存する時の装置構成とデ
ータ等の流れの状態を示している。
なお、外部記録デバイス46によって提供される内容物としては、他の変更実施の形態として、カラーファイルコンテンツ等の符号化コンテンツとすることもできる。この場合の例としては、例えば、ROM34に予めプログラムファイル35等の符号化コンテンツを保存していない場合であってそのため新たに符号化コンテンツを保存する場合、あるいは、予めプログラムファイル35等の符号化コンテンツを保存しているにも拘わらずその内容を他の符号化コンテンツによって更新する場合等である。
そのため、パチンコ台10における上記の復号化手段44の実装は、パチンコ台10が通常的に稼動を開始する前の段階で行われる。
他方、元ファイルが生成され当該元ファイルがメイン基盤11のマイコン31のメモリ33に記憶されたときには、復号化手段44がパチンコ台10の稼動中に所定位置(メイン基盤11のCPU32あるいはメモリ33内等)に常時に駐在する必要はない。また反対に、復号化手段44が当該箇所に常時に駐在しているとすると、パチンコ台10で遊戯する不正な第三者により当該復号化手段44を実現するソフトウェア(プログラム等)を盗まれ、ROM34に格納されたプログラムファイル35等の内容を、後日、改竄され、変更され、または盗用等されるおそれが生じる。
そこで、当該復号化手段44は、上記の通り外部記録デバイス46からの付加に基づき、パチンコ台10が稼動を開始する時点またはその以前に初期の起動またはトリガーの手段として実装され、ゲーム用プログラム等の元ファイルが作成された後には、自動的に削除されるように設計されている。
ここで「カラー」とは、コンピュータ内でデータとして取り扱われかつその表示装置(モニタ)の画面に表示することが可能な数百万以上の色のことを意味する。当該「カラー」は、原則として、可視光に基づいて通常の人間がその視覚により認識する物理的実在である。当該カラーをコンピュータの表示装置の画面上に表示すると、カラーは画面上で色の組合せに基づく表示物、すなわち「カラーコード」の画像として人間の視覚に認識されるものである。
なお上記の「カラーデータ」は「カラーディジタル値」である。この「カラーディジタル値」は、カラーの属性に依存する数値であり、コンピュータ上でカラーをデータとして扱うときに割り当てられるディジタル数値である。
情報変換/情報置換の機能(情報変換の機能または情報置換の機能)、すなわち「カラー符号化」の機能により作成された上記のカラーファイル、仮に表示装置の画面に表示されたとすると、特定のカラーコード画像を表示することができるものである。ここで「カラーコード画像」は「カラー画像」と同義である。
上記において、元ファイル72とカラーファイル71とはその内容の面で対応した関係にある。
符号化手段84の「情報変換/情報置換」の機能は、通常的な意味の「情報変換(変換)」の機能と、単なる「情報置換(置換え)」の機能と、から構成される。情報置換の機能は、また代替機能であってもよい。符号化手段84の変換機能に関して、「情報変換」であるか、または「情報置換」であるかについてはコンピュータオブジェクトの内容に依存して決まる。例えばバイトデータの文書データ等は情報置換の処理がなされ、バイナリデータの圧縮データやプログラム等は情報変換の処理がなされる。但し、バイトデータに対しては情報変換処理と情報置換処理ができるが、バイナリデータは情報変換の処理しかできない。実際に、「情報変換」と「情報置換」はコンピュータオブジェクトに依存して別物であるが、符号化手段84の情報変換/情報置換の機能として、統合的に取り扱われる。
また逆に、カラーファイル71を、復号化手段(逆変換部)44で変換すると、元ファイル72(すなわちコンピュータオブジェクト)に戻る。
上記の符号化手段84は、通常、PC83に装備された情報管理システムの情報管理ファイル等に用意されたカラー変換テーブル(ONC対応関係表(ON対応関係、NC対応関係、CO対応関係の少なくともいずれか1つ)、または置換えプログラム)、あるいは、カラー変換キー(カラー暗号キー、または符号化(暗号化)プログラム)を用いた処理に基づいて、「情報変換/情報置換」の機能が実現される。なお「カラー変換テーブル」も広義には「カラー暗号キー」である。
上記の「O」はコンピュータオブジェクトであり、「N」はカラー数値であり、「C」はカラーを意味している。
カラー逆変換テーブルは、上記のカラー変換テーブルを逆向きに用いるものであり、対応表としては、変換元と変換先が入れ替わるだけであり、実質的に同じものである。
元ファイル72が、符号化手段84でカラーファイル71に変換されると、当該カラーファイル71に基づいて元ファイル72の内容(プログラム内容およびデータ内容)を直接に認識し、知ることはできない。コンピュータ上でカラーファイル71を元ファイル72として認識し得るようにしたい場合には、復号化手段44を使用して元に戻すことが必要である。図4に示すように、ROM34に保存されている状態では常にカラーファイル71の形式であり、元ファイル72は存在していない。これによって、パチンコ台10のメイン基盤11のROM34に保存されるプログラムファイル35、画像ファイル36、音声ファイル37等の元ファイル72としてのプログラム、データ等の秘匿または保全を確実に行い、ROM34に記憶されているゲーム用プログラム等が店舗での遊戯時に変更、改竄、盗用、転用等されることを防止することができる。
ステップS101では、PC83上に別途に用意された情報管理システム(図示せず)を起動する。CPU81が情報管理システム用プログラムを実行することによりメモリ82上に情報管理システムを構築する。
ステップS102では、情報管理ファイルの内容に基づいてその符号化機能すなわち上記の符号化手段84を使用する。その結果、メモリ82内に機能的要素として符号化手段84が実現される。
ステップS103では、情報管理ファイルの内容に基づいて、ONC対応表/カラー暗号化キー85が指定される。
ステップS104では、ROM34に保存される元ファイル72を指定し、当該ROM34から取り出す。
ステップS105では、符号化手段84によって、取り出した元ファイル72をカラーファイル71に置換または変換する。符号化手段84によるカラーを利用した符号化の処理では、上記の「ONC対応表および/またはカラー暗号化キー」85が使用される。
ステップS106では、生成されたカラーファイル71をROM34に保存する。
最後のステップS107では、元ファイル72をROM34上から自動的に削除する。
パチンコ台10が稼動させてパチンコゲームを開始するときには、図2に示したように外部記録デバイス46をパチンコ台10にセットして復号化プログラム47およびONC対応表/カラー暗号化キー48をメイン基盤11のCPU32に与える(ステップS201)ことにより、CPU32は当該復号化プログラム47を実行して図5に示すようにメモリ33内に復号化手段44を実現する(ステップS202)。
復号化手段44によって復号化処理を行うときに使用される上記のONC対応表/カラー暗号化キー48が指定され、メモリ33内に設定される(ステップS203)。
ROM34に保存されるカラーファイル71を指定して当該カラーファイル71をメモリ33に取り出す(ステップS204)。
メモリ33に取り出したカラーファイル71を復号化手段44によって復号処理し、元ファイル72を生成する(ステップS205)。
元ファイル72を実行してパチンコゲームを起動し、パチンコ台10を稼動状態にする(ステップS206)。すなわち、元ファイル72に含まれる前述したプログラムファイル35、画像ファイル36、音声ファイル37のそれぞれのプログラムおよびデータを実行してパチンコゲームを起動する。このとき、図5に示すされるように、元ファイル72は部分的にサブ制御基盤12を経由してパチンコ実行部49に転送される。転送された元ファイル72はパチンコゲーム実行部49で実行される。すなわち画像基盤13、音声基盤14、LED制御部15、役物制御部16等において画像や音声等の処理が実行され、パチンコゲームが実行されることになる。こうしてステップS206でパチンコ台10の稼動が行われる。
パチンコ台10が稼動させてパチンコゲームを開始するときには、図2で説明したように、外部記録デバイス46をパチンコ台10にセットして復号化プログラム47およびONC対応表/カラー暗号化キー48をメイン基盤11のCPU32に与える(ステップS301)。
但し、この実施例の場合には、ステップS301で符号化プログラムも追加して与えることとする。
上記により、CPU32によって、メモリ33には、復号化手段44およびONC対応表/カラー暗号化キー48が用意されると共に、符号化手段91も実現され(ステップS302)、当該符号化手段91は追加的に用意される。
次に、ROM34に保存されるカラーファイル71を指定して当該カラーファイル71をメモリ33に取り出す(ステップS303)。
メモリ33に取り出したカラーファイル71を復号化手段44によって復号処理し、元ファイル72を生成する(ステップS304)。
元ファイル72を実行してパチンコゲームを起動し、パチンコ台10を稼動状態にする(ステップS305)。
なお元ファイル72の実行は、図6において、二重線のブロック92内において示されている。当該ブロック92は、場所的にはメモリ33内に描かれているが、メモリ33内で実行される元ファイル72の内容だけではなく、図5で説明した通りのサブ制御基盤12およびパチンコゲーム実行部49での元ファイル72の実行内容も含むものである。
カラーファイル71以外の暗号化ファイルを用いた構成例を、図10、図11、図12を示す。図10は前述した図4に対応し、図11は前述した図5に対応し、図12は前述した図6に対応している。
図10〜図12の各々において、前述のカラーファイル71は一般的な暗号化ファイル101に置き換えられ、ONC対応表/カラー暗号化キー48はより一般的な暗号化キー102に置き換えられている。その他の構成および機能については、図4〜図6の各々で説明された構成および機能と同じである。
上記のような用途として利用される「暗号化キー102」に係る暗号化技術としては、例えば、「パブリックキー」という2個の素数を組み合わせたコード、その他に、WEP、TKIP、AES、PGP、DES、一方向ハッシュ関数などがある。
図1等に示した装置構成例では、演算処理装置等(CPUおよびメモリ等を含む)の構成は、メイン基盤11、サブ制御基盤12、画像基盤13および音声基盤14等のように、三段階の構成を有する階層的構造で構成されていた。三段階の基盤の各々に演算処理装置等が搭載されていた。
これに対して、図13に示した実施形態の構成では、基盤は1つとして、例えば当該1つの基盤上にその上面と下面の両方またはいずれか一方を利用して、例えば1つの処理ICチップと1つのメモリICチップが設けられ、それにより図13に示されるような構成が構築される。本実施形態では、上記の三段階の3つの基盤は1つの基盤で構成されることになる。
上記のCPU(処理ICチップ)とメモリICチップの各々の個数は1つには限定されない。必要に応じて複数のCPU(処理ICチップ)あるいは複数のメモリICチップを用いることができる。2以上のCPUを用いる場合に、当該CPUは、好ましくは、各CPUの性能に応じて役割を与え、これにより階層的に構成される。
さらに、図13に示した1つの基盤を利用して構成するようにしたハードウェア構成は、1つの基盤上に1つのシステムLSIチップを搭載することにより、パチンコ台等の電子娯楽遊戯機に組み込まれるカラー暗号システムをLSI化することができる。
図14においてブロック301は上記のシステムLSIチップの演算処理装置を示し、ブロック302はシステムLSIチップのROMを示す。当該演算処理装置301は、演算処理機能部311と作業用メモリ(RAM)312を備える。演算処理機能部311の入力側には入力制御部313を備え、出力側には出力制御部314を備えている。また演算処理機能部311と入力制御部313と出力制御部314に対して、これらを制御するシステム制御部321が設けられる。システム制御部321は、シリアル・インターフェース322を介して、演算処理装置301の外部の制御マイコン323との間で指令信号等を送受するように接続されている。図14に示された構成では、演算処理機能部311ではカラー暗号化処理(カラー符号化処理)311Aの機能が実現されている。このとき、システム制御部321は、演算処理機能部311に対して、カラー暗号化キー324を提供し、デバイスID管理325の処理を行う。カラー暗号化キー324とデバイスID管理325の情報は外部の制御マイコン323から与えられ、設定される。カラー暗号化キー324は、カラー暗号化処理311Aを実行する時に使用される前述した「カラー変換テーブル」等である。
図14に示したカラー暗号化処理の構成によれば、演算処理装置301に与えられるデジタル信号入力(ゲームコンテンツ等)331は、入力制御部313を経由して演算処理機能部311に入力され、演算処理機能部311のカラー暗号化処理311Aによってすべてカラー暗号化処理され、出力制御部314を経由して暗号化されたデジタル信号出力332として出力され、ROM302に、当該暗号化されたデジタル信号出力332として、すなわち「カラーファイル」として記憶される。
なお、デジタル信号入力331については、シリアル入力331Aと8bitパラレル入力331Bの2系統を有している。このため暗号化されたデジタル信号出力332についても、シリアル出力332Aと8bitパラレル出力332Bの2系統が設けられている。
図15に示したブロックの構成は基本的に図14に示したブロック構成と同じであり、同一要素には同一の符号を付している。図15に示したシステムLSIチップの演算処理装置301はカラー復号処理を行うように構成されている。演算処理装置301の演算処理機能部311ではカラー復号処理311Bの機能が実現されている。このため、システム制御部321から、演算処理機能部311に対して、カラー復号処理311Bを可能にするためのカラー暗号キー324が提供される。なおブロック326は演算処理装置301を含むシステムLSIに固有に割り当てられたデバイスIDである。当該デバイスIDは、カラー暗号化キー324を演算処理装置301に適用可能か否かを判定するために使用される指標である。
図15に示したカラー復号処理の構成によれば、演算処理装置301はROM302から上記のカラーファイルを読出し、入力制御部313を経由して演算処理機能部311に入力され、演算処理機能部311のカラー復号処理311Bによってすべてカラー復号処理され、出力制御部314を経由して元のデジタル信号出力331として出力される。当該元のデジタル信号出力331を利用して前述したようにパチンコゲーム等を実行することが可能となる。
11 メイン基盤
12 サブ制御基盤
13 画像基盤
14 音声基盤
15 LED制御部
16 役物制御部
31 マイコン
32 CPU
33 メモリ
34 ROM(データ保存メモリ)
35 プログラムファイル
36 画像ファイル
37 音声ファイル
41 マイコン
42 CPU
43 メモリ
44 復号化手段
46 外部記録デバイス
47 復号化プログラム
48 ONC対応表/カラー暗号化キー
49 パチンコゲーム実行部
71 カラーファイル
72 元ファイル
83 PC
84 符号化手段
91 符号化手段
101 暗号化ファイル
102 暗号化キー
200 演算処理装置を表すブロック
201 CPU
202 ROM
203 ダブルRAM
204 グラフィックコントローラ
205 LCDコントローラ
206 音声インタフェース
207 発光部インターフェース
208 役物インターフェース
301 演算処理装置
302 ROM
311 演算処理機能部
312 作業用メモリ
313 入力制御部
314 出力制御部
321 システム制御部
322 シリアル・インターフェース
323 制御マイコン
324 カラー暗号化キー
Claims (13)
- ゲーム内容を実行するためのプログラムを含むプログラムファイル、画像データを含む画像ファイル、音声データを含む音声ファイルを予め暗号化ファイルとして記憶するデータ保存メモリと、
作業メモリ上で前記画像データおよび前記音声データを用いて前記プログラムを実行する演算処理装置と、
前記演算処理装置によって前記プログラムを実行して前記ゲーム内容を実行する時、その前に、前記作業メモリの上で、前記暗号化ファイルを復号し、元ファイルとしての前記プログラムと前記画像データと前記音声データを生成する復号化手段と、
前記プログラムの実行に基づいて前記ゲーム内容の出力を行う出力装置と、
を備える電子娯楽遊戯機において、
遊戯機稼動時に、外部から与えられた暗号化キーによって前記演算処理装置上で前記復号化手段と符号化手段を実現するように構成され、
前記暗号化ファイルは、前記プログラムファイルと前記画像ファイルと前記音声ファイルを前記データ保存メモリに保存する時に前記符号化手段で作成され、
遊戯機稼動終了時に、前記暗号化キー、前記復号化手段、前記符号化手段を削除するように構成される、
ことを特徴とする電子娯楽遊戯機。 - 電子機器に組み込まれかつ前記電子機器の動作を制御するためのデータ処理装置は、1つの基盤上に搭載された1つのLSIチップから構成され、
前記LSIチップは演算処理手段とデータ保存メモリと作業メモリを含み、かつ前記データ保存メモリは、前記電子機器の動作を制御するためのプログラムと各種データを事前に暗号化して暗号化ファイルとして記憶し、
前記動作の制御を実行するため、前記データ保存メモリから前記プログラムと前記各種データを読み出す時、前記作業メモリに前記暗号化ファイルを復号して前記プログラムと前記各種データを生成する復号化手段を設けたデータ保存装置において、
前記電子機器の動作開始時に、外部から与えられた暗号化キーによって前記演算処理手段上で符号化手段を実現するように構成され、
前記暗号化ファイルは、前記プログラムと前記各種データを前記データ保存メモリに保存する時に前記符号化手段で作成され、
前記電子機器の動作終了時に、前記暗号化キーと前記符号化手段を削除するように構成される、
ことを特徴とするデータ保存装置。 - 前記復号化手段は、前記暗号化ファイルを前記データ保存メモリから読み出す時に、外部から与えられた前記暗号化キーによって前記演算処理手段上で実現されるように構成されることを特徴とする請求項2記載のデータ保存装置。
- 前記電子機器の動作終了時に、前記復号化手段と、復号化で生成された前記プログラムと前記各種データを削除するように構成されることを特徴とする請求項3記載のデータ保存装置。
- 外部から与えられる前記暗号化キーは、記憶機能を有した外部記録デバイスによって提供されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のデータ保存装置。
- 前記記憶機能を有した前記外部記録デバイスによる設定は、通信手段を介して行われることを特徴とする請求項5記載のデータ保存装置。
- 前記暗号化キーはONC対応表またはカラー暗号化キーであり、前記復号化手段はカラー復号処理手段であり、前記符号化手段はカラー符号化手段であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のデータ保存装置。
- 動作制御のためのプログラムと各種データを含むファイルを予め暗号化ファイルとして記憶するデータ保存メモリと、
作業メモリ上で前記プログラムを実行する演算処理装置と、
前記演算処理装置によって前記プログラムを実行して前記動作制御を実行する時、その前に、前記作業メモリの上で、前記暗号化ファイルを復号し、元ファイルとしての前記プログラムと前記各種データを生成する復号化手段と、
前記プログラムの実行に基づいて前記制御の内容を出力する出力装置と、
を備える電子機器において、
前記動作制御の開始時に、外部から与えられた暗号化キーによって前記演算処理装置上で符号化手段を実現するように構成され、
前記暗号化ファイルは、前記ファイルを前記データ保存メモリに保存する時に前記符号化手段で作成され、
前記動作制御の終了時に、前記暗号化キーと前記符号化手段を削除するように構成される、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記復号化手段は、前記暗号化ファイルを前記データ保存メモリから読み出す時に、外部から与えられた前記暗号化キーによって前記演算処理装置上に実現するように構成されることを特徴とする請求項8記載の電子機器。
- 前記動作制御の終了時、前記復号化手段と、復号化された前記プログラムと前記各種データを削除するように構成されることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
- 外部から与えられる前記暗号化キーは、記憶機能を有した外部記録デバイスによって提供されることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記記憶機能を有した前記外部記録デバイスによる設定は、通信手段を介して行われることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
- 前記暗号化キーはONC対応表またはカラー暗号化キーであり、前記復号化手段はカラー復号処理手段であり、前記符号化手段はカラー符号化手段であることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の電子機器。
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