JP5640615B2 - ガラス溶融炉、及びガラス製品の製造方法 - Google Patents

ガラス溶融炉、及びガラス製品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、白金を含む材料で構成された本体を有し、当該本体の内部に投入された固体ガラス素材を当該本体への通電により発生した抵抗熱で加熱し溶融させるガラス溶融炉、及び当該ガラス溶融炉を用いて行うガラス製品の製造方法に関する。
ガラス溶融炉を用いて製造されるガラス製品の一例として、プリント配線基板の構成材料等に用いられるガラス繊維がある。ガラス繊維を製造するには、先ず、ガラス繊維の製造ラインに設置されたガラス溶融炉でカレットやマーブル等の固体ガラス素材を加熱し、高温の溶融ガラスとする。次いで、溶融ガラスをブッシングと呼ばれる成形部材から噴出させて紡糸する。その後、紡糸によって得られたガラスモノフィラメントを複数本束ね、必要に応じて撚りをかけ、目的のガラス繊維とする。
近年、電子機器の小型化、多機能化への要求が高まり、プリント配線板の配線密度も高くなっている。高密度のプリント配線板には、従来のガラス繊維より小径の極細ガラス繊維が使用される。ところが、極細ガラス繊維の製造過程で、溶融ガラスに気泡が発生又は混入したり、溶融が不十分な溶融ガラスが生成されたりする場合がある。特に、ガラス繊維中に気泡が混入したホローファイバーと呼ばれる中空繊維が発生すると、ガラス繊維の強度に影響を及ぼすだけでなく、プリント配線板の絶縁信頼性の低下をもたらす。また、ガラス繊維径が小さくなるほど、溶融ガラス中の気泡はガラス繊維の切断原因にもなりやすく、ガラス繊維の製造効率の低下を招く。従って、ガラス素材を溶融する際の気泡の除去や、溶融ガラスの均質化の達成が今後益々重要となってくる。
溶融ガラスの脱気及び均質化を図る技術として、従来、ガラス溶融炉にスクリーンを設けることにより、溶融ガラスの粘度を調節するガラス繊維製造用紡糸炉があった(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1によれば、溶融ガラスが導入される紡糸炉に、一部に無孔領域が形成されたスクリーンを当該紡糸炉の内部を横断するように取り付けている。これにより、ガラス素材が紡糸炉内で溶融した後、溶融ガラスとして底部のブッシングノズルに到達するまでに要する時間が延長され、その間に溶融ガラスが紡糸に適した粘度に調整され、同時に気泡が消失するとされている。
また、溶融ガラス中に存在し得る気泡を除去する別の技術として、溶融ガラスへの空気の巻き込みを低減させようとするガラス繊維製造装置があった(例えば、特許文献2を参照)。特許文献2によれば、ガラス素材を溶融させて溶融ガラスとするための溶融炉と、溶融炉の流出口から供給された溶融ガラスを繊維化するための紡糸炉とからなるガラス繊維製造装置において、流出口の開閉または開度を可変するためのバルブと、紡糸炉中の溶融ガラスの液面高さを測定するためのセンサと、センサの測定値に基づいてバルブを駆動するための制御装置とを備えている。前記バルブは、流出口に対して装着する弁体と、弁体の下端に接合されて流出口から紡糸炉側へ突出する棒状の案内具とからなる。この装置では、流出口から流れ出る溶融ガラスを案内具の外周面に沿って溶融炉へ流下させることにより、紡出するガラス繊維内に混入する気泡を減少させている。
特開平11−79779号公報 特開2003−192373号公報
しかしながら、上記従来技術には種々の問題が存在している。特許文献1に記載のガラス繊維製造用紡糸炉では、ひとたび溶融ガラスの内部に気泡が発生すると、スクリーンの無孔領域に気泡がトラップされ易く、それらを完全に取り除くことは困難であった。つまり、溶融ガラスの溶融履歴を延長するために設けたスクリーンの無孔領域が、却って気泡の除去を阻害することになっていた。このため、特許文献1の技術では、高密度配線化に対応したプリント基板の構成材料としての高品質な極細ガラス繊維を製造することは困難である。
特許文献2に記載のガラス繊維製造装置では、溶融炉と紡糸炉とを別々に設置することを要するため、一体型のガラス繊維製造装置よりも大きい設置空間が必要となる。また、装置の操作を重ねることで紡糸炉の溶融ガラスの供給を制御するためのバルブが摩耗又は損傷したり、溶融ガラスの液面高さを測定するためのセンサが何らかの理由で故障した場合、ガラス繊維の継続的な製造が不能となる。なお、特許文献2によれば、案内具の外周面に溶融ガラスを流すことで、溶融ガラスへの空気の巻き込みを低減することを図っているが、溶融ガラス中に発生し得る気泡を積極的に除去することはできない。
このように、現状においては、溶融ガラス中に発生又は混入し得る気泡を確実に除去し、溶融ガラスを十分に均質化する技術は未だ開発されていない。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、例えば、高密度プリント配線板の構成材料となる極細ガラス繊維にも対応可能な、気泡を含有せず且つ十分に均質化された高品質な溶融ガラスを得るためのガラス溶融炉を提供することを目的とする。また、そのようなガラス溶融炉を用いて極細ガラス繊維に代表されるガラス製品を製造する方法を確立することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係るガラス溶融炉の特徴構成は、
白金を含む材料で構成された本体を有し、当該本体への通電により発生する抵抗熱によって、前記本体の内部に投入された固体ガラス素材を溶融するガラス溶融炉であって、
前記本体の内部に、前記固体ガラス素材の溶融を促進させる白金含有構造体を設け、前記白金含有構造体は、前記本体の内部に投入された前記固体ガラス素材を包囲する環状構造体で構成される点にある。
上記課題で述べたように、溶融ガラス中に発生又は混入し得る気泡を確実に除去し、溶融ガラスを十分に均質化する技術は未だ開発されていない。そのため、例えば、溶融ガラスから極細ガラス繊維を製造すると、気泡の発生又は混入により、プリント配線板に加工したときの絶縁信頼性が低下したり、ガラス繊維が切断したりする等の問題が生じていた。
溶融ガラス中に発生又は混入し得る気泡を確実に除去し、溶融ガラスを十分に均質化するためには、ガラス溶融炉内で固体ガラス素材を確実に溶融することを要する。これは、固体ガラス素材の溶融履歴を長くしたり、溶融温度を高めることで可能となる。そうすることで、溶融ガラスの粘度が低下し、気泡の放出が促進され、また、固体ガラス素材に含まれる不純物の気化も促進される。さらに溶融ガラスの粘度が一定以上に調整されるので、溶融ガラスの均質化がもたらされる。
そこで、本発明者らによる鋭意検討の結果、高温耐久性に優れ、且つ溶融状態にある高温のガラスと反応しない白金含有構造体をガラス溶融炉の本体内部に設け、本体を通電すると、本体及び白金含有構造体から発生する抵抗熱により、特に、白金含有構造体付近の固体ガラス素材の溶融が促進されることが分かった。本構成のガラス溶融炉では、上述の通り、ガラス溶融炉本体の内部に白金含有構造体を設けているため、特に、当該白金含有構造体付近の固体ガラス素材を確実に且つ効率的に溶融し、高品質の溶融ガラスを得ることができる。
また、本体の内部に投入された固体ガラス素材を包囲する、環状構造体としての白金含有構造体へ通電すると、当該白金含有構造体から発生する抵抗熱により当該白金含有構造体の内側の温度が特に上昇する。その結果、環状構造体内部に投入された固体ガラス素材に熱エネルギーが集中され、固体ガラス素材をより確実に且つ効率的に溶融することができる。
本発明に係るガラス溶融炉において、平面視において、前記環状構造体が前記固体ガラス素材を包囲する領域(S1)と、前記本体の断面積(S2)との比率(S1/S2)が0.0025〜0.8であることが好ましい。
本構成のガラス溶融炉であれば、環状構造体が固体ガラス素材を包囲する領域(S1)と、本体の断面積(S2)との比率(S1/S2)の下限値を0.0025とすることで、環状構造体が固体ガラス素材を包囲する領域を十分に確保できるため、ガラス溶融炉に十分な固体ガラス素材を供給できるとともに、当該高温の溶融ガラスが流体移動し得る空間を十分に確保することができる。一方、当該比率(S1/S2)の上限値を0.8とすることで、固体ガラス素材の溶融を促進させる熱エネルギーを十分に付与しつつ、生成した溶融ガラスの流体移動が環状構造体によって阻害される虞がない。その結果、固体ガラス素材をより確実に且つ効率的に溶融し、高品質の溶融ガラスを得ることができる。
本発明に係るガラス溶融炉において、前記白金含有構造体の下方に、前記固体ガラス素材が溶融してなる溶融ガラスが自然降下することを阻害するスクリーンを設け、当該スクリーンのうち前記白金含有構造体の直下を除く領域に前記溶融ガラスの通流孔が形成されていることが好ましい。
本構成のガラス溶融炉であれば、スクリーンは、固体ガラス素材が溶融してなる溶融ガラスが本体の底部へ直接自然降下することを阻害するように機能する。そのためには、スクリーンはガラス溶融炉内を横断するように本体の側壁部に全周的に取り付けられ、且つ、スクリーンの上面が白金含有構造体の下端部と接しないことを要する。白金含有構造体から受けた抵抗熱により高温状態となった溶融ガラスが自然降下し、スクリーンの位置に到達すると、白金含有構造体の直下は無孔領域であることから、当該溶融ガラスはスクリーンをそのまま通過できないため、一旦本体の上方に戻される。ここで、スクリーンのうち白金含有構造体の直下を除く領域には溶融ガラスの通流孔が形成されている。このため、溶融ガラスは、その後、スクリーン上の通流孔のある場所へ流体移動し、当該通流孔を通過する。このようにして、溶融ガラスが経験する溶融履歴が延長され、溶融ガラスの均質化及び脱気がより促進される。
本発明に係るガラス溶融炉において、前記本体に、内部のガスを排気する排気口を設けることが好ましい。
本構成のガラス溶融炉であれば、排気口を設けたことにより、固体ガラス素材を投入する際に溶融ガラス中に混入した空気や、溶融ガラスに元々含まれている気泡、ならびに固体ガラス素材に含まれている不純物の気化により発生した気体を、本体から外部に効率的に放出することができる。その結果、ガラス溶融炉本体の天井部と溶融ガラス液面との間にガスが滞留し難くなる。
本発明に係るガラス溶融炉において、前記白金含有構造体の前記本体への取付部近傍に補強構造を設けることが好ましい。
ガラス溶融炉本体は高温に晒されるため変形し易く、特に天井部には金属性の白金含有構造体が設けられているため、耐久性の低下が懸念される。この点、本構成のガラス溶融炉であれば、白金含有構造体の本体への取付部近傍に補強構造を設けているので、上方からの荷重が分散され、その結果、白金含有構造体の自重による天井部の垂れ下がり等が抑制される。補強構造は、例えば、本体の固体ガラス素材の投入口にフランジを設けたり、本体の天井部を中央から周辺に向けて下方に傾斜させたりすることで構成される。
上記課題を解決するための本発明に係るガラス製品の製造方法の特徴構成は、
上記のガラス溶融炉を用いて行うガラス製品の製造方法であって、
前記溶融ガラスの液面が前記スクリーンより上方に位置するように前記固体ガラス素材の投入量を調整する調整工程を実行する点にある。
本構成のガラス製品の製造方法であれば、溶融ガラスの液面がスクリーンより上方に位置するように固体ガラス素材の投入量を調整することで、スクリーンが溶融ガラスに完全に浸されることになる。その結果、固体ガラス素材は高温状態にある溶融ガラス中に確実に投入される。また、スクリーンが溶融ガラス中に位置しているため、スクリーンより上方にある固体ガラス素材が溶融した直後の溶融ガラスが、本体の底部へ直接自然降下することを阻害するというスクリーン本来の効果を確実に達成することができる。従って、溶融ガラスが経験する溶融履歴が延長され、溶融ガラスの均質化及び脱気がより促進される。
本発明に係るガラス製品の製造方法において、
前記調整工程において、前記本体の底部から前記溶融ガラスの液面までの距離(a)が、前記本体の底部から前記白金含有構造体の下端部までの距離(b)に対して、1.25〜3.33倍となるように前記固体ガラス素材の投入量を調整することが好ましい。
本構成のガラス製品の製造方法であれば、a/bの下限値を1.25とすることで、白金含有構造体の内側の溶融空間を一定以上に確保し、固体ガラス素材の溶融不足を防止することができる。一方、a/bの上限値を3.33とすることで、溶融ガラスから脱気されたガスが滞留する空間を十分に確保することができる。
図1は、本発明の第1実施形態によるガラス溶融炉の全体構造を示す概略図である。 図2は、本発明の第2実施形態によるガラス溶融炉の全体構造を示す概略図である。 図3は、本発明の第3実施形態によるガラス溶融炉の一部構造を示す概略図である。 図4は、本発明の第4実施形態によるガラス溶融炉の一部構造を示す概略図である。 図5は、本発明の第5実施形態によるガラス溶融炉の一部構造を示す概略図である。 図6は、本発明の第6実施形態によるガラス溶融炉の一部構造を示す概略図である。
以下、本発明のガラス溶融炉、及びガラス製品の製造方法に関する実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図しない。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態によるガラス溶融炉100の全体構造を示す概略図である。ガラス溶融炉100は、ガラス繊維等のガラス製品の製造装置の一部であり、主要な構成要素として、本体10、投入口20、白金含有構造体30、及び電源40を備えている。また、図示はしないが、本体10に対してガラス繊維紡出部(ブッシング)等の成形部材を着脱可能に設けることも可能である。
本体10は、高温耐久性に優れ、且つ溶融状態にある高温のガラスと反応しない白金を含む材料で構成された耐熱性容器である。本体10は、天井部11、底部13、及び天井部11と底部13とを接続する側壁部12から構成される。白金以外の導電性金属で耐熱性容器を構成し、その内面に白金を含む材料をライニングしたものを本体10として使用することも可能である。白金を含む材料において、白金以外の含有元素は、例えば、Ir(イリジウム)、Os(オスミウム)、Rh(ロジウム)、Zr(ジルコニウム)、Ru(ルテニウム)、Pd(パラジウム)、Si(珪素)、Y(イットリウム)、Cc(セリウム)、La(ランタン)、Gd(ガドリニウム)、Ta(タンタル)、Ti(チタン)、Hf(ハフニウム)、Al(アルミニウム)、Sc(スカンジウム)、Ca(カルシウム)、Mg(マグネシウム)、Ba(バリウム)等が挙げられる。本体10の形状は、平面視において矩形となることが好ましいが、矩形以外の多角形や円形となることを妨げない。本体10には、後述する電源40が接続されており、通電により抵抗熱(ジュール熱)が発生する。
投入口20は、本体10の天井部11に設置される。図1に示すように、ホッパー等の原料供給手段1によって供給され、ベルトコンベアー等の運搬手段2によって運ばれた固体ガラス素材Mが、投入口20から本体10の内部に投入され、本体への通電による抵抗熱によるガラス化反応により溶融ガラスGとなる。投入する固体ガラス素材Mとしては、ガラス粉、ガラスカレット、マーブル等が挙げられる。平面視において、投入口20は、本体10の略中央に位置させることが好ましい。投入口20の位置が本体10の側壁部12に近過ぎる場合、投入した固体ガラス素材Mが側壁部12近傍に偏ることになるため、溶融ガラスGの均質化に時間がかかることになる。運搬手段2の位置、サイズ、構造は、投入口20の開口面積や、運搬手段2と投入口20との位置関係等により定まる。
白金含有構造体30は、本体10の天井部11から下方に向けて延設される。また、白金含有構造体30は、投入口20と連通するように設けられる。例えば、図1に示すように、投入口20の直下に白金含有構造体30を配置し、投入口20の下端部と白金含有構造体30の上端部とを本体10の天井部11において接続固定する。この場合、投入口20から投入された固体ガラス素材Mは、白金含有構造体30を介して全量が本体10の内部に投入される。白金含有構造体30は、平面視において、投入口20とともに本体10の略中央に位置させることが好ましい。このように設置することで、本体10内部における温度分布が対称となる結果、固体ガラス素材Mが確実に且つ効率的に溶融し、均質な溶融ガラスGを得ることができる。なお、投入口20の位置に対して白金含有構造体30が多少オフセットしていたり、投入口20の開口形状と白金含有構造体30の断面形状とが異なっていたり、両者の断面積が一致しない場合でも、投入口20の少なくとも一部が白金含有構造体30へ連通していれば構わない。本体10への白金含有構造体30の取り付け方法には、リベットによる結合や溶接等がある。こうすることで、本体10と白金含有構造体30は電気的にも接続される。
ガラス溶融炉100の本体10には電源40が接続されており、本体10と白金含有構造体30が電気的に接続されているため、本体10及び白金含有構造体30に電流が流されている。したがって、本体10及び白金含有構造体30から抵抗熱が発生し、内容物を加熱することができる。電源40には、交流電源又は直流電源の何れもが使用可能である。白金含有構造体30は、投入口20より投入された固体ガラス素材Mを、電源40からの電力供給による通電により発生した抵抗熱で加熱するため、高温耐久性に優れ、且つ溶融状態にある高温ガラスと反応しない白金を含む材料で構成されることを要する。白金含有構造体30と本体10とを同一材料とすれば、両者を溶接により接合する場合、高い接合強度を実現できるため好適である。ただし、両者を異なる材料で構成することも可能である。
白金含有構造体30は、環状構造体であることが好ましい。環状構造とは、構造体を鉛直方向に配置したとき、上方からの断面視で構造体が連続的又は間歇的に環状に存在しており、構造体の内側に溶融空間が形成されている構造をいう。白金含有構造体30が環状構造であれば、投入口20から投入した固体ガラス素材Mを、電源40からの通電により発生した抵抗熱で温度上昇した白金含有構造体30で包囲できるため、固体ガラス素材Mに熱エネルギーが集中される。その結果、固体ガラス素材Mを効率的に溶融することができる。環状構造体は、図1で示しているような、平面視した際に矩形となる環状構造体だけでなく、円形や多角形、不定形等の環状構造体でもよい。例えば、円形環状構造体であれば、内側中央部へ熱エネルギーを均一かつ効率的に集中させることができ、且つ、溶融ガラスGが本体10内部を移動する際に白金含有構造体30から受ける流動抵抗を小さくすることができる。
また、本体10の平面視において、投入された固体ガラス素材Mを環状構造体が包囲する領域(S1)と、本体の断面積(S2)との比率(S1/S2)が0.0025〜0.8であることが好ましい。下限値を0.0025とすることで、環状構造体が固体ガラス素材Mを包囲する領域を十分に確保できるため、本体10に十分な固体ガラス素材Mを供給できるとともに、環状構造である白金含有構造体30から出た高温の溶融ガラスGが流体移動し得る空間を十分に確保することができる。また、上限値を0.8とすることで、白金含有構造体30が包囲した固体ガラス素材Mの溶融を促進させる熱エネルギーを十分に付与しつつ、生成した溶融ガラスGの流体移動が環状構造である白金含有構造体30によって阻害される虞がない。その結果、固体ガラス素材Mをより確実に且つ効率的に溶融し、高品質の溶融ガラスGを得ることができる。本発明者らの検討により算出された、より好ましい比率(S1/S2)は、0.01〜0.5である。
〔第2実施形態〕
図2は、本発明の第2実施形態によるガラス溶融炉200の全体構造を示す概略図である。ガラス溶融炉200は、第1実施形態のガラス溶融炉100にスクリーン50を追加設置したものである。従って、スクリーン50以外の構成についての詳細な説明は省略する。
スクリーン50は、ガラス溶融炉200内を横断するように本体10の側壁部12に全周的に取り付けられ、且つ、スクリーン50の上面が白金含有構造体30の下端部と接しないことを要する。固体ガラス素材Mが溶融した直後の溶融ガラスGが、本体10の底部13へ直接自然降下することを阻害しつつ、環状構造体である白金含有構造体30の内側を降下した溶融ガラスGが経験する溶融履歴を延長させるためである。これにより、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。本体10へのスクリーン50の取り付け方法には、リベットによる結合や溶接等がある。
スクリーン50の形状は、図2に示すように、正面視において中央付近が下方に突出している。そして、下方に突出した部分の最深部が白金含有構造体30の直下に位置するよう構成される。また、スクリーン50のうち、白金含有構造体30の直下を除く領域(スクリーン50が折れ曲がっている左右の稜線より外側にある両領域)においては、その少なくとも一部に溶融ガラスGの通流孔60が形成されていることを要する。このような構造とすれば、環状構造体である白金含有構造体30の内側を降下中に抵抗熱を受けて高温状態となった溶融ガラスGは、先ずスクリーン50の最深部に到達する。スクリーン50の下方突出部は通流孔60が存在しない無孔領域であることから、スクリーン50の最深部に到達した溶融ガラスGは、前記下方突出部の両斜面に分かれ、当該斜面に沿って上昇する。そして、スクリーン50上の通流孔60の存在する場所へ流体移動し、当該通流孔60を通過する。その結果、溶融ガラスGが経験する溶融履歴が延長され、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。なお、スクリーン50の形状は、その中央付近が下方に突出していればよく、図示したV字形状の他、例えば、スクリーン50全体を角錐や円錐等の錐形状に構成し、下方への突出部を錐の頂部とすることも可能である。スクリーン50が下方に突出するV字形状又は錘形状であれば、V字溝又は錘の頂部に熱エネルギーが集中され、溶融ガラスGの均質化及び脱気に効果的である。
スクリーン50は、高温状態となった溶融ガラスGと常時接触するため、高温耐久性に優れ、且つ溶融状態にある高温ガラスと反応しない白金を含む材料で構成されることが好ましい。例えば、スクリーン50と本体10とを同一材料とすれば、両者を溶接により接合する場合、高い接合強度を実現できるため好適である。ただし、両者を異なる材料で構成することも可能である。なお、スクリーン50と本体10は電気的に接続している。スクリーン50が白金を含む材料で構成されている場合、本体10への通電時にはスクリーン50も通電されているため、通流孔60を通過する溶融ガラスGの温度が上昇し、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。
スクリーン50に設けられる通流孔60は、一つの開孔部の面積を5〜50mmに設定することが好ましい。さらに、通流孔60の開孔総面積は、スクリーン50の総面積の5〜40%であることが好ましい。溶融ガラスの一般的な粘度は、100〜1000Pa・sである。そこで、一つの開孔部の面積の下限値を5mmとすることで、あるいは、通流孔60の開孔総面積をスクリーン50の総面積の5%以上とすることで、通流孔60を通過する溶融ガラスGの流動抵抗が抑えられ、また、ガラス製品の生産効率を一定以上に確保することができる。一方、一つの開孔部の面積の上限値を50mmとすることで、あるいは、通流孔60の開孔総面積をスクリーン50の総面積の40%以下とすることで、溶融ガラスGが通流孔60を通過して下方に流体移動する時間が十分に確保される。その結果、溶融ガラスGが経験する溶融履歴が延長され、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。
〔第3実施形態〕
図3は、本発明の第3実施形態によるガラス溶融炉300の一部構造を示す概略図である。ガラス溶融炉300は、第1実施形態のガラス溶融炉100又は第2実施形態のガラス溶融炉200において、本体10の天井部11に排気口70を追加設置したものである。従って、排気口70以外の構成についての詳細な説明は省略する。
排気口70は、本体10の天井部11に設置するのが好ましいが、少なくとも溶融ガラスGの液面より上方の本体10に設置されていれば機能することができる。排気口70は、溶融ガラスGの液面と本体10の天井部11との間に滞留し得る、固体ガラス素材Mを投入する際に溶融ガラスG中に混入した空気や、溶融ガラスGに元々含まれている気泡、ならびに固体ガラス素材Mに含まれている不純物の気化により発生した気体をガラス溶融炉300の外部に効率よく排出するために設けられる。なお、排気口70の設置数は1つに限られない。例えば、投入口20を挟む両側に排気口70を夫々設ければ、本体10からの効率的な排気が可能となるため、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。
〔第4実施形態〕
図4は、本発明の第4実施形態によるガラス溶融炉400の一部構造を示す概略図である。ガラス溶融炉400は、第1実施形態のガラス溶融炉100又は第2実施形態のガラス溶融炉200において、投入口20にフランジ80を設け、補強構造としたものである。従って、フランジ80以外の構成についての詳細な説明は省略する。
フランジ80は、例えば、投入口20を断面方向に二分割し、双方の分割断面の端部に板状部材を溶接や溶着等により接合し、一体化したものとすることができる。あるいは、投入口20の外側に円盤形の板状部材を装着し、両者を溶接することにより取り付けることも可能である。フランジ80は、ボルト締めにより固定される。本体10は、電源40からの通電により抵抗熱が発生しているため、稼働中は常に高温に晒されている。また、天井部11には金属製の白金含有構造体30が設けられているため、当該白金含有構造体30の自重により、特に本体10の天井部11は変形し易く、耐久性の低下が懸念される。そこで、天井部11に取り付けられる投入口20にフランジ80を設置することにより、白金含有構造体30と本体10との取付部近傍の強度を高めている。また、フランジ80を耐火物等を用いて下から支えることで、天井部11の垂れ下がり等を防止することができる。ちなみに、本発明者らによる確認試験では、投入口20にフランジ80を設けた場合、36ヶ月以上の長期に亘ってトラブルが発生していないことが確認されている。
〔第5実施形態〕
図5は、本発明の第5実施形態によるガラス溶融炉500の一部構造を示す概略図である。ガラス溶融炉500は、第1実施形態のガラス溶融炉100又は第2実施形態のガラス溶融炉200において、本体10の天井部11を中央から周辺に向けて下方に傾斜させた傾斜部81を設け、これを補強構造としたものである。従って、傾斜部81以外の構成についての詳細な説明は省略する。
上述の通り、本体10の天井部11は、特に変形し易く、耐久性の低下が懸念される。そこで、天井部11に傾斜部81を設けることで、上方から受ける荷重が分散され、その結果、白金含有構造体30等の自重による天井部11の垂れ下がり等が抑制される。また、傾斜部81を設けたことで、本体10の内部において溶融ガラスGの液面と天井部11との間の空間を拡大することができるため、溶融ガラスGの脱気を促進することができる。その結果、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。
〔第6実施形態〕
図6は、本発明の第6実施形態によるガラス溶融炉600の一部構造を示す概略図である。ガラス溶融炉600は、第1実施形態のガラス溶融炉100又は第2実施形態のガラス溶融炉200において、白金含有構造体30を螺旋構造体31としたものである。従って、螺旋構造体31以外の構成についての詳細な説明は省略する。
螺旋構造体31は、白金含有金属からなる棒状部材を螺旋状に巻回したコイルとして構成される。螺旋構造体31の上端部は、本体10の天井部11において、投入口20付近に接続固定される。投入口20から投入された固体ガラス素材Mは、螺旋構造体31のコイル内側に入り、螺旋構造体31によって実質的に包囲される。このため、本体10に通電すると、螺旋構造体31から発生した抵抗熱(熱エネルギー)がコイル内の固体ガラス素材Mに集中する。その結果、固体ガラス素材Mを効率的に溶融することができる。
〔ガラス製品製造方法〕
本発明のガラス製品の製造方法は、スクリーン50を備えたガラス溶融炉(例えば、上記のガラス溶融炉200)を用いて実行することができる。本発明の製造方法においては、本体10の上に設けた投入口20から固体ガラス素材Mを、白金含有構造体30を介して本体10の内部に投入するにあたり、溶融ガラスGの液面がスクリーン50より上方に位置するように固体ガラス素材Mの投入量を調整する調整工程を実行する。すなわち、固体ガラス素材Mが溶融してなる溶融ガラスGにスクリーン50が十分に浸かるように、固体ガラス素材Mの投入量を調整することで、スクリーン50が溶融ガラスGに完全に浸されることになり、その結果、固体ガラス素材Mは高温状態にある溶融ガラスG中に確実に投入される。また、スクリーン50が溶融ガラスG中に位置しているため、スクリーン50より上方にある固体ガラス素材Mが溶融した直後の溶融ガラスGが、本体の底部13へ直接自然降下することを阻害するというスクリーン50本来の効果を確実に達成することができる。従って、溶融ガラス50が経験する溶融履歴が延長され、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。なお、固体ガラス素材Mの投入量の調整は、原料供給手段1からの固体ガラス素材Mの供給量、及び運搬手段2の運搬速度をコントロールして行うことができる。
上述した調整工程において、図2に示すように、本体10の底部13から溶融ガラスGの液面までの距離をaとし、本体10の底部13から白金含有構造体30の下端部までの距離をbとすると、a/bが1.25〜3.33倍となるように固体ガラス素材Mの投入量を調整することが好ましい。a/bの下限値を1.25とすることで、白金含有構造体30の内側の溶融空間を一定以上に確保し、固体ガラス素材Mの溶融不足を防止することができる。一方、a/bの上限値を3.33とすることで、溶融ガラスGから脱気されたガスが滞留する空間を十分に確保することができる。その結果、スクリーン50により溶融ガラスGが経験する溶融履歴を延長しつつ、溶融ガラスGの均質化及び脱気がより促進される。
本発明のガラス溶融炉、及びガラス製品の製造方法は、ガラス製品、例えばプリント配線基板の構成材料に用いられる極細ガラス繊維を製造するガラス繊維製造装置に利用可能である。
1 原料供給手段
2 運搬手段
10 本体
11 天井部
12 側壁部
13 底部
20 投入口
30 白金含有構造体
31 環状構造体
40 電源
50 スクリーン
60 通流孔
70 排気口
80 フランジ(補強構造)
81 傾斜部(補強構造)
100,200,300,400,500,600 ガラス溶融炉
M 固体ガラス素材
G 溶融ガラス

Claims (7)

  1. 白金を含む材料で構成された本体を有し、当該本体への通電により発生する抵抗熱によって、前記本体の内部に投入された固体ガラス素材を溶融するガラス溶融炉であって、
    前記本体の内部に、前記固体ガラス素材の溶融を促進させる白金含有構造体を設け、前記白金含有構造体は、前記本体の内部に投入された前記固体ガラス素材を包囲する環状構造体で構成されるガラス溶融炉。
  2. 平面視において、前記環状構造体が前記固体ガラス素材を包囲する領域(S1)と、前記本体の断面積(S2)との比率(S1/S2)が0.0025〜0.8である請求項に記載のガラス溶融炉。
  3. 前記白金含有構造体の下方に、前記固体ガラス素材が溶融してなる溶融ガラスが自然降下することを阻害するスクリーンを設け、当該スクリーンのうち前記白金含有構造体の直下を除く領域に前記溶融ガラスの通流孔が形成されている請求項1又は2に記載のガラス溶融炉。
  4. 前記本体に、内部のガスを排気する排気口を設けた請求項1〜3の何れか一項に記載のガラス溶融炉。
  5. 前記白金含有構造体の前記本体への取付部近傍に補強構造を設けた請求項1〜4の何れか一項に記載のガラス溶融炉。
  6. 請求項3〜5の何れか一項に記載のガラス溶融炉を用いて行うガラス製品の製造方法であって、
    前記溶融ガラスの液面が前記スクリーンより上方に位置するように前記固体ガラス素材の投入量を調整する調整工程を実行するガラス製品の製造方法。
  7. 前記調整工程において、前記本体の底部から前記溶融ガラスの液面までの距離が、前記本体の底部から前記白金含有構造体の下端部までの距離に対して、1.25〜3.33倍となるように前記固体ガラス素材の投入量を調整する請求項に記載のガラス製品の製造方法。
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