JP5638294B2 - 電路 - Google Patents
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Description
一方、特許文献1に開示された電路は、溶接作業を不要とすることができるものの、ランナバーの設置方向が鉛直方向に一致すると、爪が耐えられなくなることも予想される。すなわち、電路を鉛直方向に設置して使用する場合、ハンガーにバンド等で固縛された電線の重量を固着手段の爪で受けるため、爪による固着が電線重量に耐えられなくなることも考えられる。
本発明に係る電路は、一対のフラットバーを複数のケーブルハンガーにより連結して梯子状に形成した電路において、前記フラットバーの長手方向に所定の間隔で穿設したクリップ係止穴と、前記ケーブルハンガーの両端部を折曲してなる接合面に穿設したクリップ貫通孔とを備え、前記フラットバーと前記ケーブルハンガーとの連結は、前記クリップ係止穴と前記クリップ貫通孔とを位置合わせした後、前記クリップ貫通孔側から前記クリップ係止穴側へ係止爪を備えたクリップを挿入し、前記クリップ係止穴を弾性変形して通り抜けた前記係止爪により抜け止めされ、前記クリップ係止穴は、矩形の両側にボルト穴を形成するよう突出した舌部を備えていることを特徴とするものである。
また、クリップ係止穴が、矩形の両側にボルト穴を形成するよう突出した舌部を備えているので、ケーブルハンガーを連結しないクリップ係止穴を吊り足接続用のボルト穴として利用することができる。
図1に示す実施形態の電路1は、左右一対のフラットバー10を複数のケーブルハンガー20により連結して梯子状に形成したものであり、建造物内に電線を引き回すための電路形成部材として使用される。このような梯子型の電路1は、図示しない吊り足等を用いて構造物の天井等に固定支持され、ケーブルハンガー20上に形成される電路上に電線を載置して配線する。
クリップ係止穴11は、矩形の両側にボルト穴を形成するよう突出した舌部12を備えている。クリップ係止穴11において、舌部12は上辺の中央部から下方(−Y方向)へ向けて穴中央付近まで延在しており、舌部12の左右両側にはボルト穴13として利用可能な貫通孔が一対形成されている。この結果、フラットバー10とケーブルハンガー20の連結に使用されないクリップ係止穴11は、たとえば電路1を固定支持する際、ボルト穴13を吊り足接続用のボルト穴として利用することができる。なお、舌部12の両側にボルト穴13が存在しているので、位置合わせの調整も容易である。
なお、ケーブルハンガー20に形成された溝23は、バンド等により電線を固縛して固定する際に使用される。
このクリップ30は、たとえば図4に示すように、挿入部31にあって、なおかつ、弾性変形する係止爪32を備えている。従って、クリップ貫通孔22側からクリップ係止穴11側へクリップ30を押圧して挿入する際、クリップ係止穴11をいったん弾性変形して通り抜けた係止爪32が形状復帰することにより、係止爪32はクリップ係止穴11に係止されて抜け止めとなる。なお、クリップ30は、たとえばバネ鋼等のように弾性を有する素材により製作される。
また、クリップ30には、後端部(−Z側端部)につば部であるストッパフランジ34が設けられている。このストッパフランジ34は、クリップ貫通孔22より大きな形状とすることにより、ケーブルハンガー20との接合面21に当接してクリップ30の挿入位置を規定する。
なお、図示の構成例では、より確実で安定した係止をするため、挿入部31の断面形状において凹部33を除く3面に係止爪32を形成しているが、これに限定されることはない。
さらに、クリップ係止穴11は、矩形の両側にボルト穴13を形成するよう突出した舌部12を備えているので、ケーブルハンガー20を連結しないクリップ係止穴11については、吊り足接続用のボルト穴13として利用することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、たとえばクリップ係止穴11を矩形にしてボルト穴13を形成しない構造、クリップ係止穴11、クリップ貫通孔22及びクリップ30の挿入部31に矩形以外の断面形状を採用するなど、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
10 フラットバー
11 クリップ係止穴
12 舌部
13 ボルト穴
20 ケーブルハンガー
21 接合面
22 クリップ貫通孔
23 溝
30 クリップ
31 挿入部
32 係止爪
33 凹部
34 ストッパフランジ(つば部)
Claims (2)
- 一対のフラットバーを複数のケーブルハンガーにより連結して梯子状に形成した電路において、
前記フラットバーの長手方向に所定の間隔で穿設したクリップ係止穴と、前記ケーブルハンガーの両端部を折曲してなる接合面に穿設したクリップ貫通孔とを備え、
前記フラットバーと前記ケーブルハンガーとの連結は、前記クリップ係止穴と前記クリップ貫通孔とを位置合わせした後、前記クリップ貫通孔側から前記クリップ係止穴側へ係止爪を備えたクリップを挿入し、前記クリップ係止穴を弾性変形して通り抜けた前記係止爪により抜け止めされ、
前記クリップ係止穴は、矩形の両側にボルト穴を形成するよう突出した舌部を備えていることを特徴とする電路。 - 前記クリップは、挿入距離を一定値に定めるために、外周部につば部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電路。
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JP2010151749A JP5638294B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 電路 |
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JP2010151749A JP5638294B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 電路 |
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JP2012016208A JP2012016208A (ja) | 2012-01-19 |
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Family Applications (1)
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JPS5875413U (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-21 | 三菱重工業株式会社 | 電路部材 |
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2010
- 2010-07-02 JP JP2010151749A patent/JP5638294B2/ja not_active Expired - Fee Related
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