JP5638287B2 - 識別媒体およびその識別方法 - Google Patents
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Description
(構成)
図1には、実施形態の識別媒体10が示されている。識別媒体10は、観察する側(観察面側)から、保護層11、コレステリック液晶層12、λ/4波長板14、直線偏光フィルタ層15、アルミ反射層16、ホログラム形成層17、粘着層22、セパレータ(離型紙)23と積層配置された構成を有している。
まず保護層11を用意し、その片面にコレステリック液晶層12を形成する。コレステリック液晶層12を形成したら、ホログラム型を押し付け、右目用ホログラム13を構成する凹凸(エンボス模様)をコレステリック液晶層12に形成する。コレステリック液晶層12を図示しない基板上に形成し、それを保護層11上に移し変える方法を採用してもよい。この場合、右目用ホログラム13を形成するための型押を図示する側と反対の側(観察面側)に行うこともできる。
以下、図2を参照して識別媒体10の基本的な光学機能について説明する。まず、識別媒体10に観察面側から自然光が入射している状況を考える。この場合、入射光に含まれる緑の右円偏光がコレステリック液晶層12によって選択的に図2の上方に向かって反射される。そして、他の成分の光は、コレステリック液晶層12を図の下方に向かって透過する。
凹凸加工によるホログラムは、見る角度によって別のホログラム像が見えるようにすることが可能である。例えば、図7には、立体像の対象となる立方体300をX1、X2、X3、Y1、Y2の5つの視点(見る角度)から見た場合の状況が示されている。図8には各視点から見た立方体300の見え方が示されている。ここで、図8の各立方体に付されているX1、X2、X3、Y1、Y2は、図7の視点に対応している。すなわち図8には、識別媒体10に対する視点の変更により、X1、X2、X3、Y1、Y2の5つの画像の切り替わりが行われる例が示されている。なお、図8(B)において、立方体300を前方少し上方から見た状態がされている。
以下、見る角度を変えると、観察される立体像が切り替わる光学機能について説明する。ここでは、図3に示すように右目の前に右円偏光フィルタを配置し、左目の前に左円偏光フィルタを配置した状態で識別媒体10を観察する場合を説明する。また、識別媒体10は、観察面を矢印301の方向に向けて位置させた状態であるとする。まず、視点X1から符号300の位置に置いた識別媒体10を観察する場合を説明する。
識別媒体10を直接観察すると、左右のホログラム像が2重にぶれて見える。右円偏光フィルタを介して識別媒体10を観察すると、右目用ホログラム13のホログラム像が緑に見える。左円偏光フィルタを介して識別媒体10を観察すると、左目用ホログラム18のホログラム像が特に色が付かない状態で見える。図3に示すように識別媒体10を左右の円偏光フィルタを介して両目で見ると、立体のホログラム像が形成される。またこの際、識別媒体10を見る視点を変更すると(あるいは識別媒体10を傾けると)、図8や図9に示すような立体のホログラム像の切り替わりが観察される。これらの見え方の違いを利用して真贋を判定する識別機能が得られる。
まず、上述した特異な識別機能が得られる。次に、コレステリック液晶層を1層しか用いないので、コレステリック液晶層を2層用いる場合に比較して低コスト化できる。他方で、一方の目用のホログラム像は、コレステリック液晶層に形成されたホログラムに基づくので、偽造防止性は高く維持できる。
直線偏光フィルタ層15とアルミ反射層16との間にコレステリック液晶層12が選択反射する波長(上記の例の場合は緑に相当する波長)を選択的に透過するカラーフィルタ層を配置する。こうすることで、識別媒体10からの左右の円偏光の色を揃えることができる。この場合、特定の中心波長の光で左右のホログラム像が形成されるので、不要な干渉光を排除でき、より鮮明な立体像を視認することができる。
以上の説明において、右円偏光と左円偏光の役割を入れ替えた構成も可能である。この場合、コレステリック液晶層12から左円偏光が選択的に反射される設定とし、符号19の円偏光フィルタ層を、観察面側から入射した右円偏光を選択的に透過する右円偏光フィルタ層とする。また、符号13の部分を左目用ホログラムとし、符号18の部分を右目用のホログラムとすることも可能である。また、コレステリック液晶層12が選択的に反射する波長は、緑に相当する波長に限定されず、視認可能な波長であれば、赤等の他の波長の光であってもよい。アルミ反射層は、可視光の反射層として機能すればよいので、適当な金属の層で代用することできる。
(構成)
図5には、発明を利用した識別媒体100が示されている。識別媒体100は、視認する側(観察を行う側)から、表面保護層101、第1のコレステリック液晶層102、λ/2板(1/2波長板)103、第2のコレステリック液晶層104、粘着層105と積層された構造を有している。
図5の識別媒体100の製造方法の一例を説明する。まず、表面保護層101を用意する。そして、表面保護層101の観察面と反対側の面(図5の下面の側)に配向処理を施し、第1のコレステリック液晶層102を形成する。第1のコレステリック液晶層102を形成したら、ホログラム加工を行うための型を第1のコレステリック液晶層102に押し付け、第1のコレステリック液晶層102に対するホログラム102aの形成を行う。
図6には、識別媒体100から立体像を観察する原理が示されている。この例では、識別媒体100を観察する際に、右目203の前に右円偏光を透過し、左円偏光を遮断する光学フィルタ(右円偏光フィルタ)201を配置し、左目204の前に左円偏光を透過し、右円偏光を遮断する光学フィルタ(左円偏光フィルタ)202を配置する。そして、光学フィルタ201を介して、右目203で識別媒体100を観察し、光学フィルタ202を介して、左目204で識別媒体100を観察する。
以下、ホログラム102aとホログラム104aについて説明する。詳細は、第1の実施形態の場合と同じであるので、要点のみを説明する。図7は、観察される像の対象物300と視点との位置関係を示す概念図であり、図8は観察される立体像の概念図である。ここでは、観察対象300を正面(視点X2)、左斜め前方(視点X1)、右斜め前方(視点X3)、上斜め前方(視点Y2)、下斜め前方(視点Y1)から見る場合について説明する。また、像として視認される対象物300は、立方体であるとする。
右目の前に右旋回円偏光を選択的に透過する光学フィルタを配置し、左目の前に左旋回円偏光を選択的に透過する光学フィルタを配置した状態で、識別媒体100を観察する場合を説明する。なお、ホログラム102aと104aによって、図7に示す立法体の対象物300の記憶がされているものとする。
本実施形態によれば、識別に利用する像として立体像が利用できる。そして、例えば、識別媒体を傾けると、立体感のあるロゴが回転するような見え方をする識別媒体が得られる。
粘着層105を可視光に対して透明な材質(向こう側が視認できれば半透明でもよい)としてもよい。この場合、識別媒体100を直接見ると、第1のコレステリック液晶層102および第2のコレステリック液晶層104で反射する以外の光は透過するため、識別媒体100が貼り付けられる物品の表面の表示が透けて明瞭に見える。また、2つのコレステリック液晶層からの反射光は、薄く見え、虚像(立体像)も鮮明には見えない。
識別媒体に対する見る角度を変えた場合に、立体像が回転するのではなく、異なる立体像に切り替わる表示を行うことも可能である。以下、この一例を説明する。この例では、図7の視点X1、X2、X3、Y1、Y2に対応させて、これら各視点から識別媒体100を見た場合に、図9のX1’、X2’、X3’、Y1’、Y2’の各立体像が見られるようにホログラム102a、104aを形成する。
図5に示す識別媒体100において、λ/2板を用いない構成も可能である。以下、その一例を説明する。この場合、識別媒体100において、λ/2板の代わりに光透過性で透過する光の偏光の状態に影響を与えない材料の層(例えば、TACフィルム)を採用する(あるいはλ/2板を取り去る)。また、第2のコレステリック液晶層104を、その反射光の旋回方向が第1のコレステリック液晶層102と逆旋回方向となるようにする。この場合、λ/2板は必要なくなり、製造面、コスト面で有利となる。他方で、反射光の旋回方向の設定が逆向きの2種類のコレステリック液晶層を用意する必要がある。
図8または図9に示す立体像の変化において、横方向の変化のみ(あるいは縦方向の変化のみ)が行われるようにしてもよい。この場合、左右方向に識別媒体を傾けると(あるいは視点の位置を移動させると)、X1⇔X2⇔X3あるいはX1’⇔X2’⇔X3’の変化が観察され、上下方向に識別媒体を傾けると(あるいは視点の位置を移動させると)、見えている像の色合いが、短波長側にシフトする。
図8に示す立体像の変化と図9に示す立体像の変化とを組み合わせた表示機能とすることもできる。例えば、左右方向に識別媒体を傾けると(あるいは視点の位置を移動させると)、X1⇔X2⇔X3と観察像が変化し、図8のX2の像が見えている状態で識別媒体を上下に傾けると、図9のY1’、Y2’に像が変化する表示機能とすることもできる。この場合、視点を変えて立体像を観察した場合の視覚効果と、視点を変えると立体像が他の立体像に切り替わる効果とを、識別媒体の傾きや視点の位置の変更により得ることができる。
図示した例示では、5箇所の視点から見た像を用いる例を説明しているが、視点の数は、それに限定されない。例えば、識別媒体を傾けることで、立体像の回転が数十段階に変化する見え方や、立体像が数十の異なる像に切り替わるようにしてもよい。
利用する像は、実存する物体に基づくものではなく、コンピュータグラフィックス等で作成した像であってもよい。また架空の存在であってもよい。コンピュータグラフィックスを利用する場合も、左右の目用の像を作成し、その像を電子ビームにより描画してエンボス型を作製すればよい。
以下、第2の実施形態に利用される発明の摘要を記す。この発明は、第1のホログラムを備え、第1の偏光特性を有する反射光を反射する第1の光学機能層と、前記第1の光学機能層と積層され、第2のホログラムを備え、第2の偏光特性を有する反射光を反射する第2の光学機能層とを備え、前記第1の光学機能層と前記第2の光学機能層とは、コレステリック液晶層を含み、前記第1の偏光特性を有する反射光と前記第2の偏光特性を有する反射光とは、偏光フィルタにより分離が可能であり、前記第1のホログラムにより左右の目の一方で視認するための第1のホログラム像が形成され、前記第2のホログラムにより前記左右の目の他方で視認するための第2のホログラム像が形成され、前記第1のホログラム像と前記第2のホログラム像により立体像が形成されることを特徴とする識別媒体として把握される。
(構成)
図10には、発明を利用した識別媒体500が示されている。識別媒体500は、観察を行う側から、表面保護層501、第1のコレステリック液晶層502、第2のコレステリック液晶層503、アルミ反射層504、ホログラム形成層505、粘着層506、セパレータ507と積層された構造を有している。
右目用ホログラム601と左目用ホログラム602は、図4、図7、図8(または図9)に関連して説明した第1の実施形態および第2の実施形態の場合と同様なホログラム加工により形成されている。
図11には、識別媒体500の光学原理が示されている。識別媒体500に図の上方から自然光が入射している状態を考える。この場合、入射光に含まれる右円偏光がコレステリック液晶層601から観察者側(図の上方)に反射される。他方で、入射光に含まれる左円偏光は、コレステリック液晶層502を図の下方に透過し、コレステリック液晶層503に入射する。
コレステリック液晶層へのホログラム加工は、特殊な技術を必要とし、通常の樹脂へのホログラム加工に比較して加工コストが高くなる。識別媒体500は、コレステリック液晶層503にホログラムを形成しないので、加工コストが抑えられる。また、左右の目で視認する像が、特定の中心波長の光であるので、鮮明な立体像が認識できる。また、第1および第2の実施形態の場合と同様に、視点を変えた際に、立体像が回転したり切り替わったりしたりする光学機能が得られる。
以下、本実施形態で利用した発明の摘要を記す。すなわち、本実施形態で利用した発明は、観察する面側から、第1のコレステリック液晶層と、前記第1のコレステリック液晶層と同じ旋回方向の光を反射する光学特性を有する第2のコレステリック液晶層と、光反射面と配置され、前記第1のコレステリック液晶層には、第1のホログラムが形成され、前記第2のコレステリック液晶層には、ホログラムが形成されておらず、前記光反射層には、第2のホログラムが形成され、前記第1のホログラムが立体像を構成する右目用のホログラム像を形成し、前記第2のホログラムが前記立体像を構成する左目用のホログラム像を形成することを特徴とする。
Claims (11)
- 観察する側から、
第1のホログラムを備え、第1の偏光特性を有する反射光を反射する第1の光学機能層と、
前記第1の光学機能層と積層され、第2のホログラムを備え、第2の偏光特性を有する反射光を反射する第2の光学機能層と
順に配置され、
前記第1の光学機能層は、前記第1のホログラムが設けられたコレステリック液晶層から構成され、
前記第2の光学機能層は、前記観察する側から、円偏光フィルタ層、前記第2のホログラムが設けられた光反射層と配置された構成を備え、
前記円偏光フィルタ層は、前記観察する側から円偏光が入射した際に、前記コレステリック液晶層で選択的に反射される円偏光と同じ旋回方向の円偏光を遮断し、それと逆旋回方向の円偏光を透過する光学特性を有し、
前記第1の偏光特性を有する反射光と前記第2の偏光特性を有する反射光とは、偏光フィルタにより分離が可能であり、
前記第1のホログラムにより左右の目の一方で視認するための第1のホログラム像が形成され、
前記第2のホログラムにより前記左右の目の他方で視認するための第2のホログラム像が形成され、
前記第1のホログラム像と前記第2のホログラム像により立体像が形成されることを特徴とする識別媒体。 - 前記第2の光学機能層は、前記観察する側から順に、λ/4板、直線偏光フィルタ層、前記第2のホログラムが設けられた光反射層と配置された構成を備えていることを特徴とする請求項1に記載の識別媒体。
- 前記第1のホログラム像および前記第2のホログラム像は、複数の異なる見る角度に対応させて複数が用意されていることを特徴とする請求項1または2に記載の識別媒体。
- 前記複数の第1のホログラム像は、N個の見る角度に対応させたN個の一方の目用のホログラム像を有し(Nは、2以上の自然数)、
前記複数の第2のホログラム像は、前記N個の見る角度に対応させたN個の他方の目用のホログラム像を有し、
前記N個の見る角度に含まれる第1の見る角度と第2の見る角度において、
前記複数の第1のホログラム像は、前記第1の見る角度に対応させた第1の一方の目用ホログラム像と前記第2の見る角度に対応させた第2の一方の目用ホログラム像とを有し、
前記複数の第2のホログラム像は、前記第1の見る角度に対応させた第1の他方の目用ホログラム像と前記第2の見る角度に対応させた第2の他方の目用ホログラム像とを有し、
前記第1のホログラムは、前記第1の一方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域および前記第2の一方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域から構成され、
前記第2のホログラムは、前記第1の他方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域および前記第2の他方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域から構成され、
前記第1の見る角度からの観察において、前記第1の一方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域および前記第1の他方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域からの反射光が結像し、前記第2の一方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域および前記第2の他方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域からの反射光が結像せず、
前記第2の見る角度からの観察において、前記第2の一方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域および前記第2の他方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域からの反射光が結像し、前記第1の一方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域および前記第1の他方の目用ホログラム像を構成する複数の画素領域からの反射光が結像しないことを特徴とする請求項3に記載の識別媒体。 - 前記第2の光学機能層は、カラーフィルタを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の識別媒体
- 前記カラーフィルタは、前記コレステリック液晶層が選択的に反射する光の中心波長の光を選択的に透過する特性を有していることを特徴とする請求項5に記載の識別媒体。
- 前記カラーフィルタは、前記コレステリック液晶層が選択的に反射する光の中心波長と異なる波長の光を選択的に透過する特性を有していることを特徴とする請求項5に記載の識別媒体。
- 前記円偏光フィルタ層により、左右の目の一方の目用のホログラム像と他方の目用のホログラム像との分離が行われることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の識別媒体。
- 前記コレステリック液晶層は、左右の目の一方の目で観察するための第1の旋回方向の円偏光を反射すると共に、前記第2の光学機能層で反射される前記左右の目の他方の目で観察するための前記第1の旋回方向と逆の旋回方向の第2の旋回方向の光を観察者側に透過することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の識別媒体。
- 観察する側から、
第1のホログラムを備え、第1の偏光特性を有する反射光を反射する第1の光学機能層と、
前記第1の光学機能層と積層され、第2のホログラムを備え、第2の偏光特性を有する反射光を反射する第2の光学機能層と
順に配置され、
前記第1の光学機能層は、前記第1のホログラムを備えた第1のコレステリック液晶層から構成され、
前記第2の光学機能層は、前記観察する側から、前記第1のコレステリック液晶層と同じ光学機能を有しホログラムを備えていない第2のコレステリック液晶層、前記第2のホログラムを備えた光反射層と配置された構成を有し、
前記第1の偏光特性を有する反射光と前記第2の偏光特性を有する反射光とは、偏光フィルタにより分離が可能であり、
前記第1のホログラムにより左右の目の一方で視認するための第1のホログラム像が形成され、
前記第2のホログラムにより前記左右の目の他方で視認するための第2のホログラム像が形成され、
前記第1のホログラム像と前記第2のホログラム像により立体像が形成されることを特徴とする識別媒体。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の識別媒体の識別方法であって、
前記第1のホログラム像を前記第1の偏光特性を有する反射光を選択的に透過する第1の偏光フィルタを介して左右の目の一方で観察し、前記第2のホログラム像を前記第2の偏光特性を有する反射光を選択的に透過する第2の偏光フィルタを介して左右の目の他方で観察することを特徴とする識別媒体の識別方法。
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