JP5637403B2 - 認証処理装置、認証処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明の請求項2は、本人認証処理を制御する認証処理装置であって、ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時では、本人評価値を増加更新し、前記認証情報の自動入力での自動認証による本人認証の認証成功時は、前記本人評価値を減少更新する更新手段と、再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項5は、本人認証処理を制御する認証処理装置であって、ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、通信手段による通信状態に応じて減少更新あるいは増加更新する更新手段と、再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項10は、本人認証処理を制御する認証処理装置であって、ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、当該ユーザによる当該装置の使用状態、あるいは当該装置の動作状態に応じて減少更新あるいは増加更新を制御する更新手段と、再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段と、を備えたことを特徴とする。
図1は、通信端末の構成と当該通信端末を用いた通信システムの構成を示すブロック図である。
通信ネットワーク2は、公衆回線網及びインターネットなどの通信用回線を含む。
アクセスポイントサーバ7は、電話回線を介したインターネット接続を受け付ける。
認証Webサービス用サーバ5は、文字、画像及び音声などの有料コンテンツを予め蓄積して、アクセスしてきた通信端末1に対して認証要求を行い、通信端末1から送信されたID及びパスワードなどの認証情報を、予め記憶した認証情報と照合して、正しい認証情報であると判別した場合には、認証要求元の通信端末1に対しコンテンツを配信する。
メールサーバ6は、通信端末1のユーザに関するメールボックスを備え、メール読み出し時に通信端末1から送信されるID及びパスワードなどの認証情報を予め記憶した認証情報と照合し、正しい認証情報であると判別した場合には、蓄積している通信端末1宛てのメールデータを通信端末1に出力する。
制御手段14は、入力手段11からのキー入力信号に応じて、ROM16に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、この起動されたシステムプログラムに従って回路各部の動作を制御する。また、制御手段14は、計時手段45を備える。計時手段45は、現在の時刻及び曜日を計時する。
入力手段11は、ID及びパスワードの入力操作を含む各種入力操作を受け付ける。通信手段13は、メール通信手段31、電話通信手段32及びTV電話通信手段33の各種機能を実現する。メール通信手段31は、メールの送受信にかかる処理を行なう。電話通信手段32は、相手方の電話3との通話にかかる処理を行なう。TV電話通信手段33は、相手方のTV電話端末4との通話にかかる処理を行なう。
EEPROM15は、通信履歴テーブルメモリ51、評価ルールテーブルメモリ52、評価カウントメモリ53、ID・パスワードメモリ54及び入力履歴メモリ55を備える。
通信履歴テーブルメモリ51は、通信履歴テーブルを記憶する。通信履歴テーブルには、過去に電話又はTV電話による通話を行なった相手先の電話番号(通信先)、及び通信先ごとの累積通信時間が記憶される(図10〜図11参照)。また、通信履歴テーブルに、過去にメール送受信を行なった通信相手との累積通信回数が通信相手のメールアドレスごとに記憶される(図8〜図9参照)。制御手段14は、通信手段13が通信を行なうたびに通信履歴テーブルを更新する。この通信履歴テーブルのデータは、評価カウント値を増加させる際の増分値の計算を行なうために利用される。
ID・パスワードメモリ54には、アクセスポイントサーバ7、メールサーバ6及び認証Webサービス用サーバ5から認証を得るための認証情報(ID、パスワード)が、例えば正規のユーザによってダイアログを通じて手動入力されることで記憶される。制御手段14は、アクセスポイントサーバ7、メールサーバ6及び認証Webサービス用サーバ5における認証が行われる際に、ID・パスワードメモリ54に記憶された正規のユーザによって過去に入力された認証情報を読み出し、この認証情報を送信する。これにより、ユーザは、認証要求された際に入力手段11によりID及びパスワードを入力する必要がなくなる。
制御手段14は、通信内容処理手段41、評価カウント経時デクリメント手段42、自動認証実行判定手段43及び自動認証実行手段44の各機能を実現する。
通信内容処理手段41は、通信手段13による通信に応じて、通信履歴テーブルメモリ51に記憶される通信履歴テーブルを更新する。
評価カウント経時デクリメント手段42は、評価カウントメモリ53に記憶される評価カウント値を、時間経過時、又は通信手段13による通信終了時に応じて更新する。
ROM16は、Webブラウザ61、メーラ62及びダイヤルアップユーティリティ63を記憶する。
Webブラウザ61は、認証Webサービス用サーバ5、及び認証を要しないWebサーバ(図示せず)との通信を行なうためのプログラムである。メーラ62は、メール端末8とのメール送受信を行なうためのプログラムである。ダイヤルアップユーティリティ63は、アクセスポイントサーバ7を介しインターネットとの接続を行うためのプログラムである。
図2に示したグラフの縦軸は本人度評価値(評価値)である。本人度評価値は、評価カウント値を、評価カウント最大値で除算した値である。本実施形態では、制御手段14は、評価カウント値を、0〜480の間で変化させる。したがって、評価カウント最大値は480である。
本人度評価値の減少を一時的に停止させた場合、図2の軌跡22及び23に示すように、本人度評価値の軌跡は階段状となる。本実施形態では、制御手段14が1分ごとに使用状況を判別し、不使用であれば評価カウント値を1つ減少させる。したがって、図2の軌跡21に示すように、全く使用しなければ、本人度評価値が1の状態から8時間経過した時点で、当該本人度評価値は0となる。
また、時刻t6で終了した通信は、正規ユーザによる通信内容である可能性が低いと制御手段14が判断したものである。この場合、制御手段14は評価カウント値を増加させない。
図2に示した時間T1,T2及びT3は、本人度評価値が、本人度評価値の認証評価しきい値以下である時間であり、この状態では、自動認証実行手段44は、認証情報の取得および自動送出を行なわない。
評価カウント経時デクリメント処理とは、本人度評価値を算出するための評価カウント値を、時間経過ともに減少させる処理である。
この処理では制御手段14は、1分が経過毎に(ステップS1のYES)、EEPROM15の入力履歴メモリ55に記憶されている今回サイクルの入力履歴と前回サイクルの入力履歴情報を読み出す(ステップS2)。今回サイクルの入力履歴とは、最新の判別時に対応付けられた入力履歴情報である。前回サイクルの入力履歴とは、1サイクル前の判別時に対応付けられた入力履歴情報である。
一方、ステップS3の判別の結果、今回サイクルと前回サイクルの判別時のうち、少なくとも一方の時点おいて、通信端末1の入力操作がなされていないと判別した場合、つまり連続して入力操作がなされていない場合(ステップS3のNO)には、通信手段13により、電話3、TV電話端末4、認証Webサービス用サーバ5、メールサーバ6、及びアクセスポイントサーバ7の何れかとの通信がなされているか否かを判別する(ステップS4)。
一方、ステップS4の判別の結果、外部との通信がなされていないと判別した場合(ステップS4のNO)には、機器は不使用であり、正規ユーザの手元から離れ、次に使用される場合の使用者は正規ユーザである可能性は低くなると見なして、制御手段14の評価カウント経時デクリメント手段42は、EEPROM15の評価カウントメモリ53に記憶された評価カウント値を1減算して更新する(ステップS5)。以後は、ステップS1の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。なお、図3中で、点線で覆われた箇所(ステップS6およびS7)に該当する処理は、後述する本実施形態の第1の変形例において行なうもので、ここでは行なわない。
自動認証処理とは、通信先からの認証情報の要求に対し、一定の条件の下で自動的に認証情報を送信する処理である。
制御手段14の自動認証実行判定手段43は、ステップA2による要求を受けると、EEPROM15の評価カウントメモリ53に記憶された評価カウント値を読出し、これを前述のように評価カウント最大値で除算して本人度評価値を算出する(ステップA3)。
ステップA4の処理の結果、本人度評価値が、本人度評価値の認証評価しきい値を超える場合(ステップA4のYES)には、自動認証実行手段44は、EEPROM15のID・パスワードメモリ54に記憶された認証情報のうち、ステップA1で認証を要求した通信先に対応する認証情報を読み出す。そして、読み出した認証情報を通信手段13及び通信ネットワーク2を介して通信先に自動的に送信する(ステップA9)。
なお、ステップA9においては、自動送信の前に、ユーザが認証情報を入力するためのダイアログを表示手段12により表示し、ダイアログの認証情報入力欄には、前述のように読み出した認証情報を自動的に入力するようにして、入力手段11により、表示手段12により表示された画面上のログイン用アイコンが選択されると、自動入力した認証情報を通信手段13及び通信ネットワーク2を介して通信先に送信するようにしてもよい。
ステップA9の処理は、本人度評価値が、本人度評価値の認証評価しきい値を上回っていれば、通信端末1を正規のユーザが使用している可能性が高いとみなして行なう処理である。
そして、図6に示したダイアログにおいて「OK」と表示されたアイコンが、ユーザによる入力手段11の入力操作により選択されると、制御手段14は、認証情報の手動入力を求めるダイアログを表示手段12により表示させる(ステップA6)。
ステップA8の処理は、ステップA7の処理の結果、手動入力による認証が正常に行なわれた際に、正規のユーザが通信端末1を使用しているとみなして行なう処理である。
評価ルールテーブルでは、後述する評価カウント増分処理において評価増分値を計算するための評価パラメータを、通信種類ごとに設定している。評価パラメータは、評価パラメータ係数と評価パラメータしきい値からなる。評価パラメータしきい値とは、評価カウント増分処理を行なう際に、通信手段13による通信を行なった際の通信時間と比較するための値である。
例えば、電話およびTV電話では、電話通信手段32またはTV電話通信手段33による通信時間が評価パラメータしきい値以上である場合に正規のユーザによる通話であるとみなし、評価カウント値を増加させる。評価ルールテーブルで設定した評価パラメータの値は、ユーザが任意に変更できる構成としてもよい。
通信履歴テーブルは、後述する評価カウント増分処理において評価増分値を計算するための通信累積値を、通信相手ごとに管理している。本実施形態では、通信相手ごとの通信累積値を、図8から図11に示すように、通信種類ごとに管理している。
通信累積値の大小は通信頻度の大小を意味する。制御手段14は、通信履歴テーブルにおける通信累積値を、通信手段13による通信を終了するたびに更新する。例えば、電話番号「03−1234−5678」の相手先と新たに60秒間の通話を行なった際には、図10に示したテーブルの欄71に設定された通信累積値を、「2200秒」から「2260秒」に更新する。
まず、電話、TV電話及びメールのうち何れかの種類の通信が終了した際(ステップB1のYES)に、通信内容処理手段41は、当該終了した通信先情報を通信種類とともに取得する。通信種類が電話又はTV電話である場合の通信先情報は電話番号であり、通信種類がメールである場合の通信先情報はメールアドレスである。
そして、通信内容処理手段41は、ステップB1で終了を確認した通信種類に対応する通信履歴テーブルを通信履歴テーブルメモリ51から読出し、この通信履歴テーブルにおいて、前述のように取得した通信先情報を検索する(ステップB2)。
次に、通信内容処理手段41は、評価ルールテーブルメモリ52から評価ルールテーブルを読み出す。そして、評価ルールテーブルのうち、ステップB1で終了を確認した通信の通信種類に対応する評価パラメータ中の評価パラメータしきい値を読み出す。次に、ステップB1で終了を確認した通信の通信時間と、評価ルールテーブルから読み出した評価パラメータしきい値とを比較する(ステップB6)。
一方、ステップB6の比較の結果、ステップB1で終了を確認した通信の通信時間が、ステップB6で読み出した評価パラメータしきい値以上である場合(ステップB7のYES)には、制御手段14は、評価増分値を以下の式(1)に従って算出する(ステップB8)。
評価増分値=係数*(該当エントリ累積/累積TOTAL)・・(1)
評価増分値の算出が終了すると、制御手段14は、評価カウントメモリ53に記憶された評価カウント値を読み出した上で、新たな評価カウント値を、以下の式(2)に従って算出する(ステップB9)。
評価カウント値=評価増分値*評価カウント最大値+現状カウント値・・(2)
例えば、ステップB1で終了を確認した通信の通信種類が電話で、通信先情報、つまり電話番号が「090−2345−6789」で、通信時間が70秒であって、現状の評価カウント値が140であった場合には、電話番号「090−2345−6789」が図10に示した通信履歴テーブルに既に登録されているので、図10に示した通信履歴テーブルの「090−2345−6789」に対応する通信累積値(1200秒)に、ステップB1で終了を確認した通信の通信時間(70秒)を加算して1270秒に更新する。
これに伴ない、図10に示した通信履歴テーブルの各通信先の通信累積の和である総通信時間(6000秒)にステップB1で終了を確認した通信の通信時間(70秒)を加算して6070秒に更新する。
当初の評価カウント値は140であったので、当初の本人度評価値は140/480≒0.29であり、本人度評価値の認証評価しきい値(図2参照)の0.3以下であるので認証情報の取得がなされない状態であったが、新たに算出した評価カウント値は188であるので、本人度評価値は188/480≒0.39であり、本人度評価値の認証評価しきい値(図2参照)の0.3を超える値となるので、認証情報の取得および自動送出がなされるようになる。
またステップS6の判別により、通信端末1の動作状態がスタンバイ状態で無かった場合(ステップS6のNO)には、前述したステップS5の処理を行なう。
よって、評価カウント経時デクリメント処理を行なう上で、時間経過、および通信の有無のみを考慮する場合と比較して、より詳細な条件を考慮した処理を行なうことが出来る。
例えば、ステップA10で減算する評価カウント値が96であり、前述のように評価カウント最大値が480である場合には、本人度評価値が0.2減少することになる。つまり、本人度評価値の認証評価しきい値が0.3である場合には、本人度評価値が1の状態から、認証情報の自動送出を4回行なった時点で本人度評価値は0.2となり、認証情報の取得が出来なくなる。よって、正規ユーザ以外の者が通信端末1を使用した場合、認証を要する通信先へのアクセス回数を制限することが出来る。
ステップA11の処理の結果、予め設定された通信種類(例えばメール)以外であると判別した場合には(ステップA11のNO)、評価カウントメモリ53に記憶された評価カウント値を減算して更新する(ステップA10)。一方、ステップA11の処理の結果、予め設定された通信種類(メール)であると判別した場合には(ステップA11のYES)、ステップA1の処理に戻る。
これにより、前述のように予め設定した通信種類により通信を行なう場合には、時間経過により本人度評価値が、本人度評価値の認証評価しきい値を下回らない限り、認証情報の手動入力を求められることは無いので、利便性を向上させることができる。その他の通信種類による通信、例えば課金処理を伴うような、正規ユーザの実害が大きい通信の通信種類については設定対象外とすることで、課金処理を伴う通信先にかかる認証情報の取得を行なった場合には本人度評価値を減少させることができる。
この変形例に従った通信履歴テーブルでは、月曜日から金曜日の午前8時から午後8時までの間に終了した通信については「平日日中」の通信とし、月曜日から金曜日までの午後8時から午後11時までの間に終了した通信については「平日夜間」の通信とし、土曜日及び日曜日の午前8時から午後11時までの間に終了した通信については「土曜・日曜」の通信とし、全ての曜日の午後11時から翌日午前8時までの間に終了した通信については「深夜」の通信として、通信履歴テーブル中の該当する通信累積値を更新する。
そして、評価カウント増分処理(図12参照)において、制御手段14は、ステップB1で終了を確認した通信の終了時刻及び曜日を取得する。曜日及び時刻は、制御手段14の計時手段45が計時する。
また、ステップB2、B3の処理を経てステップB5の処理を行なう際は、通信履歴テーブルにおいて、ステップB1で終了を確認した通信の通信先、通信時間帯に対応する通信累積値に、ステップB1で終了を確認した通信の通信時間を加算して更新する。
そして、ステップB6及びB7の処理を経て、ステップB8の処理を行なう際には、通信履歴テーブルにおいて、ステップB1で終了を確認した通信の通信種類、通信先及び通信時間帯に対応する通信累積値、ならびにステップB1で終了を確認した通信の通信種類及び通信時間帯に対応する総通信時間を、それぞれ、式(1)における該当エントリ累積ならびに累積TOTALとして、評価増分値を計算する。
例えば、通信種類が電話であり、平日日中に電話番号「090−2345−6789」の通信先に100秒間の通信を行なった際は、図13で示した通信履歴テーブルのうち、欄81に記憶された数値に今回の通信時間(100秒)を加えた値を該当エントリ累積として読出し、また、欄82に記憶された数値に今回の通信時間(100秒)を加えた値を累積TOTALとして読出して、評価増分値を計算する。
これにより、通信種類、通信先及び通信時間に加え、さらに詳細な条件を考慮した上で評価カウント値の増分値を計算することができる。
Claims (21)
- 本人認証処理を制御する認証処理装置であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、その認証成功後での時間経過に応じて減少更新する更新手段と、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段と、
を備えたことを特徴とする認証処理装置。 - 本人認証処理を制御する認証処理装置であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時では、本人評価値を増加更新し、前記認証情報の自動入力での自動認証による本人認証の認証成功時は、前記本人評価値を減少更新する更新手段と、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段と、
を備えたことを特徴とする認証処理装置。 - 前記更新手段は、前記ユーザによる非使用状態での時間経過に応じて前記本人評価値を減少更新する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証処理装置。 - 前記更新手段は、前記ユーザによる使用時間帯あるいは使用時間量等の使用状態に応じて前記本人評価値を増加更新する、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の認証処理装置。 - 本人認証処理を制御する認証処理装置であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、通信手段による通信状態に応じて減少更新あるいは増加更新する更新手段と、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段と、
を備えたことを特徴とする認証処理装置。 - 前記通信状態は、前記通信手段による通信相手の状態、あるいはその通信相手との通信時間の状態、あるいはその通信相手との過去の通信履歴の状態、あるいはその通信相手との通信比率の状態であり、
前記更新手段は、前記通信相手、あるいは前記通信時間、あるいは前記通信履歴、あるいは前記通信比率に応じて前記本人評価値の更新を制御する、
ことを特徴とする請求項5に記載の認証処理装置。 - 前記通信状態は、前記通信手段の通信種類の状態であり、
前記更新手段は、前記通信種類に応じて前記本人評価値を更新するか否かを制御する、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の認証処理装置。 - 前記通信状態は、前記通信手段による通信時間帯の状態であり、
前記更新手段は、前記通信時間帯に応じて前記本人評価値の更新を制御する、
ことを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の認証処理装置。 - 前記通信状態は、前記通信手段による非通信の経過時間の状態であり、
前記更新手段は、前記経過時間に応じて前記本人評価値の減少更新を制御する、
ことを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載の認証処理装置。 - 本人認証処理を制御する認証処理装置であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、当該ユーザによる当該装置の使用状態、あるいは当該装置の動作状態に応じて減少更新あるいは増加更新を制御する更新手段と、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段と、
を備えたことを特徴とする認証処理装置。 - 前記使用状態は、当該装置の使用時間帯、あるいは当該装置の使用時間量、あるいは当該装置の非使用経過時間の状態であり、
前記更新手段は、前記使用時間帯、あるいは前記使用時間量、あるいは前記非使用経過時間に応じて前記本人評価値の更新を制御する、
ことを特徴とする請求項10に記載の認証処理装置。 - 前記動作状態は、当該装置の動作がスタンバイ状態か否かの動作状態であり、
前記更新手段は、前記動作状態に応じて前記本人評価値の減少更新を制御する、
ことを特徴とする請求項10又は11に記載の認証処理装置。 - 前記認証制御手段は、前記本人評価値が所定しきい値より大きい場合に、前記認証情報による前記自動認証を行うよう制御する、
ことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の認証処理装置。 - 本人認証処理を制御する認証処理方法であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、その認証成功後での時間経過に応じて減少更新させ、
再度の本人認証時は、前記更新の本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する、
ようにしたことを特徴とする認証処理方法。 - 本人認証処理を制御する認証処理方法であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時では、本人評価値を増加更新し、
前記認証情報の自動入力での自動認証による本人認証の認証成功時は、前記本人評価値を減少更新し、
再度の本人認証時は、前記更新の本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する、
ようにしたことを特徴とする認証処理方法。 - 本人認証処理を制御する認証処理方法であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、通信手段による通信状態に応じて減少更新あるいは増加更新し、
再度の本人認証時は、前記更新の本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する、
ようにしたことを特徴とする認証処理方法。 - 本人認証処理を制御する認証処理方法であって、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、当該ユーザによる認証処理装置の使用状態、あるいは認証処理装置の動作状態に応じて減少更新あるいは増加更新を制御し、
再度の本人認証時は、前記更新の本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する、
ようにしたことを特徴とする認証処理方法。 - 本人認証処理を制御する認証処理装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、その認証成功後での時間経過に応じて減少更新する更新手段、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。 - 本人認証処理を制御する認証処理装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時では、本人評価値を増加更新し、前記認証情報の自動入力での自動認証による本人認証の認証成功時は、前記本人評価値を減少更新する更新手段、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。 - 本人認証処理を制御する認証処理装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、通信手段による通信状態に応じて減少更新あるいは増加更新する更新手段、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。 - 本人認証処理を制御する認証処理装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザによる認証情報の入力に基づく本人認証の認証成功時での本人評価値を、当該ユーザによる当該装置の使用状態、あるいは当該装置の動作状態に応じて減少更新あるいは増加更新を制御する更新手段、
再度の本人認証時は、前記更新手段で更新された本人評価値に基づいて前記認証成功時での前記認証情報により自動認証させるか否かを制御する認証制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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