JP5637169B2 - カラオケ装置及びプログラム - Google Patents
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Description
この種の採点機能を備えたカラオケ装置として、例えば、特許文献1に記載のものがある。このカラオケ装置は、カラオケ曲の演奏と並行して歌唱者の歌唱音声を採点する。歌唱の採点は、歌唱音声の音高とガイドメロディとの音高とのずれの大小によって判断される。そして、その採点結果に基づいて所定時間ごとに決定される採点マークを、モニタに表示される歌詞テロップの上に、その採点対象の歌詞に重ねて表示する。このようにすることで、カラオケ曲のどの部分が上手く歌えて、どの部分が上手く歌えなかったかを、歌唱後に振り返って見直すことができるとされている。
取得手段は、ユーザの歌唱の分析結果に関する保存情報を記憶するデータベースから、演奏される楽曲の楽曲識別情報と、歌唱をするユーザのユーザ識別情報と、取得対象を絞込む条件をユーザの任意で設定可能な設定手段により設定された絞込み条件とに該当する複数の歌唱回数分の分析情報を取得する。なお、取得先のデータベースは、カラオケの歌唱についての分析情報と、歌唱を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、歌唱された楽曲を識別する楽曲識別情報とが対応付けられた保存情報を複数記憶したものである。分析情報には、カラオケの歌唱について、音高の正確さの指標に基づいて分析された分析結果と、特定の歌唱技巧が検出されたことを示す分析結果、及び、各分析結果が発生した演奏時間位置を示す時間位置情報が含まれる。なお、取得先のデータベースは、カラオケ装置の外部(例えば、外部のサーバ装置)にあるものであってもよい。あるいは、カラオケ装置内部(例えば、カラオケ装置が備える記憶装置)にあるものであってもよい。
[カラオケシステムの構成の説明]
図1に示すように、カラオケシステムは、カラオケボックス等のカラオケ店舗内に設置されるカラオケ装置1と、外部のカラオケサーバ30とを備える。
カラオケサーバ30は、カラオケ装置1との間で情報通信を行う外部のサーバ装置である。カラオケサーバ30は、装置全体の動作を統括制御する制御部31と、情報を記憶するデータベース32とを備える。
カラオケ楽曲の演奏に用いられる楽曲データの構成について、図2(a)を参照しながら説明する。楽曲データは、楽曲の伴奏内容や、歌唱を分析するための基準、歌詞等を示すデータである。図2(a)に示すように、楽曲データは、曲名、曲番号(楽曲識別情報)、演奏データ(MIDIデータ)、分析基準データ、歌詞テロップデータ、色変えタイミングクロックデータ、及び楽曲のジャンルを示すジャンル番号等の情報を有する。
カラオケ装置1の制御部14が実行する第1実施形態の教示情報表示処理(1)の手順について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、ユーザからリクエストされたカラオケ楽曲に対応する楽曲データに基づいて楽曲の演奏及び歌詞テロップの表示が行われる際に、併せて実行される処理である。
カラオケ装置1の制御部14が実行する第2実施形態の教示情報表示処理(2)の手順について説明する。この処理は、ユーザからリクエストされたカラオケ楽曲に対応する楽曲データに基づいて楽曲の演奏及び歌詞テロップの表示が行われる際に、併せて実行される処理である。なお、この教示情報表示処理(2)の内容は、上述の教示情報表示処理(1)と一部共通であるので、相違する部分についてのみ説明する。
つぎのS204では、制御部14は、カラオケサーバ30から取得した複数の歌唱回数分の分析結果保存情報における、それぞれの音高の分析結果から、音高のずれが所定の基準値よりも大きい箇所を、音高に関する教示情報の表示箇所として特定する。このS204は、複数の歌唱回数分の分析結果保存情報から、それぞれ音高ずれが大きい箇所を教示情報の表示箇所として特定する点で、複数の歌唱回数分の分析結果保存情報から音高の分析結果を平均化する第1実施形態とは相違する。以降のS206〜S210の処理については、上述の教示情報表示処理(1)のS108〜S112の手順と同様なので、説明を省略する。
上述の教示情報表示処理(1),(2)においてディスプレイ12に表示される教示情報の表示例について、図4,5を参照しながら説明する。なお、図4,5に示す画面表示例においては、歌詞テロップが画面の左から右の順に横書きで表示される場合を想定している。
上記実施形態のカラオケ装置1によれば、以下の効果を奏する。
歌唱者からリクエストされた楽曲を演奏する際、当該歌唱者による同じ楽曲の過去の複数回の歌唱についての分析結果保存情報から特定される教示情報を、分析結果に対応する演奏時間位置に該当の歌詞テロップの文字の表示位置に対応付けて表示できる。これにより、歌唱者は、過去の自身の歌唱において、歌唱の音高や特定の歌唱技巧に関して良かった箇所、悪かった箇所や、それらの箇所を改善するための示唆を、歌唱しながらリアルタイムに把握できる。よって、歌唱者は、歌唱の練習を効果的に行うことができる。
上記実施形態では、分析結果保存情報を蓄積するデータベースが、外部のカラオケサーバ30にある事例について説明した。この他にも、分析結果保存情報を蓄積するデータベースが、カラオケ装置1のHDD13にあるような構成であってもよい。この場合、教示情報表示処理(1),(2)における分析結果保存情報の取得先は、カラオケサーバ30ではなく、自カラオケ装置1のHDD13となる。
実施形態のカラオケ装置1の構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。制御部14及び通信インタフェース15が、取得手段に相当する。制御部14が、特定手段、歌詞表示手段、及び表示制御手段に相当する。
Claims (4)
- カラオケの歌唱について、音高の正確さの指標に基づいて分析された分析結果と、特定の歌唱技巧が検出されたことを示す分析結果、及び、各分析結果が発生した演奏時間位置を示す時間位置情報を少なくとも含む分析情報と、歌唱を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、歌唱された楽曲を識別する楽曲識別情報とが対応付けられた保存情報を複数記憶するデータベースから、演奏される楽曲の楽曲識別情報と、歌唱をするユーザのユーザ識別情報と、取得対象を絞込む条件をユーザの任意で設定可能な設定手段により設定された絞込み条件とに該当する複数の歌唱回数分の前記分析情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された分析情報に含まれる分析結果及び時間位置情報に基づき、演奏される楽曲について、音高に関する分析結果の評価が所定の基準よりも低い箇所を、音高に関する教示情報の表示箇所として特定し、前記特定の歌唱技巧に関する分析結果の評価が所定の基準よりも低い箇所を、歌唱技巧に関する教示情報の表示箇所として特定し、各教示情報の表示箇所に対応する演奏時間位置を歌唱タイミングとする歌詞テロップの文字とを特定する特定手段と、
カラオケの楽曲の演奏の進行に合わせて歌詞テロップを横書きで所定のモニタに表示する歌詞表示手段と、
前記特定手段により特定された文字を含む歌詞テロップが表示された画像に対して、前記音高に関する教示情報及び前記歌唱技巧に関する教示情報それぞれの種類ごとに、画面上下方向の表示高さが段違いとなる表示欄を設け、前記音高に関する教示情報を表す画像と、前記歌唱技巧に関する教示情報を表す画像とを、それぞれ対応する表示欄の中に一列に並べて、かつ、各教示情報の表示箇所に対応する歌詞テロップの文字の表示位置に対して画面横方向の座標を合わせて、前記モニタに表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とするカラオケ装置。 - 請求項1に記載のカラオケ装置において、
演奏される楽曲の評価基準情報であって、歌唱技巧に基づいた歌唱の評価を規定する評価基準情報を取得する評価基準取得手段を更に備え、
前記特定手段は、前記評価基準取得手段により取得された評価基準情報に基づき、前記分析情報で示される歌唱技巧の評価を示す教示情報を特定すること、
を特徴とするカラオケ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のカラオケ装置において、
前記特定手段は、前記取得手段により取得された複数の歌唱回数分の分析情報に含まれる分析結果を平均化した計算値を算出し、前記分析結果を平均化した計算値に応じた教示内容を示す教示情報を特定すること
を特徴とするカラオケ装置。 - カラオケの歌唱について、音高の正確さの指標に基づいて分析された分析結果と、特定の歌唱技巧が検出されたことを示す分析結果、及び、各分析結果が発生した演奏時間位置を示す時間位置情報を含む分析情報と、歌唱を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、歌唱された楽曲を識別する楽曲識別情報とが対応付けられた保存情報を複数記憶するデータベースから、演奏される楽曲の楽曲識別情報と、歌唱をするユーザのユーザ識別情報と、取得対象を絞込む条件をユーザの任意で設定可能な設定手段により設定された絞込み条件とに該当する複数の歌唱回数分の前記分析情報に該当する前記分析情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された分析情報に含まれる分析結果及び時間位置情報に基づき、演奏される楽曲の歌唱について、音高に関する分析結果の評価が所定の基準よりも低い箇所を、音高に関する教示情報の表示箇所として特定し、前記特定の歌唱技巧に関する分析結果の評価が所定の基準よりも低い箇所を、歌唱技巧に関する教示情報の表示箇所として特定し、各教示情報の表示箇所に対応する演奏時間位置を歌唱タイミングとする歌詞テロップの文字とを特定する特定ステップと、
カラオケの楽曲の演奏の進行に合わせて歌詞テロップを横書きで所定のモニタに表示する歌詞表示ステップと、
前記特定ステップにおいて特定された文字を含む歌詞テロップが表示された画像に対して、前記音高に関する教示情報及び前記歌唱技巧に関する教示情報それぞれの種類ごとに、画面上下方向の表示高さが段違いとなる表示欄を設け、前記音高に関する教示情報を表す画像と、前記歌唱技巧に関する教示情報を表す画像とを、それぞれ対応する表示欄の中に一列に並べて、かつ、各教示情報の表示箇所に対応する歌詞テロップの文字の表示位置に対して画面横方向の座標を合わせて、前記モニタに表示させる表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012093139A JP5637169B2 (ja) | 2012-04-16 | 2012-04-16 | カラオケ装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013222042A JP2013222042A (ja) | 2013-10-28 |
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ID=49593047
Family Applications (1)
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CN111552836A (zh) * | 2020-04-29 | 2020-08-18 | 咪咕文化科技有限公司 | 歌词显示方法、装置及存储介质 |
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2012
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