JP5633921B2 - スライド蓋の防水装置、及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、スライド蓋の防水装置と、そのスライド蓋の防水装置を備える電子機器に関する。
ジョイントコネクタハウジングにおいて、スライドカバーによって開口部を閉止するとともに防水構造としたものが特許文献1に提案されている。この提案は、スライドカバーを引き出して外すことで開口部を露出させた状態にできるものである。
特開2004−235055号公報
しかし、特許文献1の提案技術では、スライドカバーを引き出して開口部を露出させた状態では、スライドカバーがハウジングから外れてしまうため、スライドカバーを紛失したりする恐れがあった。
本発明の課題は、防水用のスライド蓋を紛失したりする恐れをなくすことである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、密閉された筐体に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐ蓋と、前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、を備えるスライド蓋の防水装置であって、前記開口部を露出させる位置で前記筐体より前記蓋が出っ張り、前記開口部を塞ぐ位置で前記筐体と蓋が平面になることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、密閉された筐体に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐ蓋と、前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、を備えるスライド蓋の防水装置であって、前記開口部を塞ぐ位置で前記蓋を開口部内に向け押し込むことで、蓋が前記筐体と平面になることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、密閉された筐体に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐ蓋と、前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、を備えるスライド蓋の防水装置であって、前記開口部を塞ぐ位置で前記蓋を開口部内に向け押し込むことで、前記防水部材が開口部内に嵌め込まれることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、密閉された筐体に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐ蓋と、前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、を備えるスライド蓋の防水装置であって、前記開口部を塞ぐ位置になったら、バネの力によって前記防水部材が開口部内に嵌め込まれることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載のスライド蓋の防水装置を備える電子機器を特徴とする。
本発明によれば、蓋をスライドさせて開いたときにも蓋が支持されるため、蓋が筐体から外れてしまうことはなく、蓋を紛失したりする恐れもない。
本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成を示すもので、携帯電話の斜視図である。 図1のスライド蓋を外して開口部を示した拡大図(a)とそのレール形状を示した平面図(b)である。 図1のスライド蓋を外して内側から見た拡大図である。 図2の開口部のオープン時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図4の状態からクローズ直前を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図5の状態からクローズ時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 実施形態2を示すもので、開口部を示した拡大図(a)とそのレール形状を示した平面図(b)である。 スライド蓋を内側から見た拡大図である。 図7の開口部のオープン時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図9の状態からクローズ直前を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図10の状態からクローズ時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 実施形態3を示すもので、開口部を示した拡大図(a)とそのレール形状を示した平面図(b)である。 スライド蓋を内側から見た拡大図である。 図12の開口部のオープン時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図14の状態からクローズ直前を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図15の状態からクローズ時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 実施形態4を示すもので、スライド蓋を内側から見た拡大図(a)とその外側から見た正面図(b)である。 開口部のオープン時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図18の状態からクローズ直前を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図19の状態からクローズ時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 実施形態5を示すもので、スライド蓋を内側から見た拡大図(a)とその外側から見た正面図(b)である。 開口部のオープン時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図22の状態からクローズ直前を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。 図23の状態からクローズ時を示す斜視図(a)とその横断面図(b)である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として携帯電話を示したもので、1は筐体、2はスライド蓋である。筐体1は図示しない防水構造により密閉されている。
図2(a)は筐体1の一側面のスライド蓋2を外して開口部3を示したもので、図2(b)はその開口部3を含む凹部4の上下面の直線状溝によるレール5の形状を示したものである。凹部4の上下面に形成された支持部材を構成するレール5の両端部は、図2(b)に示すように、溝にくびれ部を介在させたピンストッパ部5aとなっている。
図3はスライド蓋2を外して内側から見たものである。スライド蓋2は、図示のように、上下面にレール5の溝内にスライド自在に係合する一対のピン6を一体に備えて、内面に突出して先端が開口部3に挿入されるリブ7を一体に備えている。そして、リブ7の先端外周に防水用のOリングによるパッキン8が嵌め付けられている。
以上において、開口部3は、図4から図6に示すように、凹部4の一半部に形成した浅くなる傾斜面に形成されており、この傾斜面の開口部3に対応してリブ7は、スライド蓋2の内面に対し周囲が斜めに形成されるとともに、先端面が開口部3の傾斜面に対応する傾斜面に形成されている。
次に、図4(a)は開口部3のオープン時を示す斜視図で、図4(b)はその横断面を示したものである。図示のように、レール5の開口部3と反対側のピンストッパ部5aに、スライド蓋2のピン6が係合保持されたオープン状態の開口部3には、例えばコネクタ9などを挿入して内部の図示しない端子に接続する。
そして、図5(a)及び(b)はクローズ直前を示すものである。すなわち、図4のオープン状態から矢印で示したように、レール5に沿ってスライド蓋2を開口部3に向けてスライドさせると、レール5の開口部3側のピンストッパ部5aにピン6が到達する直前で、図示のように、リブ7の先端外周のパッキン8が、凹部4の傾斜面の開口部3の手前に弾性変形して乗り上げる。
続いて、図6(a)及び(b)はクローズ時を示すものである。すなわち、図5のクローズ直前状態から矢印で示したように、レール5に沿ってスライド蓋2をスライドさせると、図示のように、レール5の開口部3側のピンストッパ部5aにピン6が到達して係合保持されると同時に、パッキン8が開口部3内に嵌め込まれる。
以上、実施形態の携帯電話によれば、密閉された筐体1の一側面の開口部3をパッキン8で塞ぐスライド蓋2を、開口部3の位置から、その開口部3の露出させる位置までの間、スライド自在に支持するレール5を備えることで、スライド蓋2をスライドさせて開いたときにもスライド蓋2がレール5に支持されるため、スライド蓋2が筐体1から外れてしまうことはない。従って、スライド蓋2を紛失したりする恐れもない。
(実施形態2)
図7は実施形態2を示すもので、図7(a)は開口部3を示し、図7(b)はその開口部3を含む凹部4の上下面の直線状溝によるレール5の形状を示している。
実施形態2では、図示のように、両端部にピンストッパ部5aを有するレール5の中間部には、右側のピンストッパ部5aを中心として、開口部3の手前側端部に向けて延びる円弧状の分岐部5bが形成されている。
図8はスライド蓋2を内側から見たものである。スライド蓋2は、図示のように、上下面にレール5の溝内にスライド自在に係合する一対のピン6を一体に備えて、内面に直角に突出して開口部3に挿入されるリブ7を一体に備えている。そして、リブ7の外周にパッキン8が嵌め付けられている。
以上において、開口部3は、図9から図11に示すように、凹部4の一半部の浅くなる傾斜面に形成されており、スライド蓋2の外側部に、開口部3に向けて前方のピン6からの距離に対し後方のピン6からの距離が大きくなるように傾斜する傾斜面2aが形成されている。この傾斜面2aは、その傾斜角度が開口部3の傾斜面と対称的となるように形成されている。
次に、図9(a)及び(b)は開口部3のオープン時を示すものである。図示のように、レール5の開口部3と反対側のピンストッパ部5aに、スライド蓋2のピン6が係合保持されたオープン状態となっていて、スライド蓋2の外側部の傾斜面2aが凹部4から筐体1の一側面に出っ張った状態となっている。
そして、図10(a)及び(b)はクローズ直前を示すものである。すなわち、図9のオープン状態から矢印で示したように、レール5に沿ってスライド蓋2を開口部3に向けてスライドさせると、レール5の開口部3側のピンストッパ部5aにピン6が到達した時点で、図示のように、リブ7の外周のパッキン8が、凹部4の傾斜面の開口部3の先端に突き当たる。
続いて、図11(a)及び(b)はクローズ時を示すものである。すなわち、図10のクローズ直前状態から矢印で示したように、スライド蓋2を押し込むと、図示のように、レール5の開口部3側のピンストッパ部5aに係合保持されたピン6を中心として、レール5の中間部に設けた円弧状の分岐部5bに沿って他方のピン6が移動し、パッキン8が開口部3内に嵌め込まれる。この状態でスライド蓋2は、図示のように、筐体1の一側面と一様な平面となる。
以上のように、開口部3を露出させるオープン位置で筐体1の一側面よりスライド蓋2の傾斜面2aが出っ張り、開口部3を塞ぐクローズ位置でスライド蓋2を開口部3内に向け押し込むことで、スライド蓋2の傾斜面2aが筐体1の一側面と平面になるような構成としても、スライド蓋2がレール5に支持されることから、前述した実施形態1と同様の作用効果が得られる。
(実施形態3)
図12は実施形態3を示すもので、図12(a)は開口部3を示し、図12(b)はその開口部3を含む凹部4の上下面のレール5の形状を示している。
実施形態3では、図示のように、開口部3は、凹部4の一様な平面の一半部に形成されている。そして、レール5は、開口部3に対し手前側から、開口部3に向かって次第に近付く曲線状溝で形成されている。また、このレール5の中間部に、右側の端部を中心として、開口部3の手前側端部に向けて延びる円弧状の分岐部5bが形成されている。
図13はスライド蓋2を内側から見たものである。スライド蓋2は、図示のように、上下面にレール5の溝内にスライド自在に係合する一対のピン6を一体に備えて、内面に直角に突出して開口部3に挿入されるリブ7を一体に備えている。そして、リブ7の外周にパッキン8が嵌め付けられている。
次に、図14(a)及び(b)は開口部3のオープン時を示すものである。図示のように、レール5の開口部3と反対側の端部に、スライド蓋2のピン6が位置したオープン状態となっていて、スライド蓋2の外側面が凹部4から筐体1の一側面に出っ張った状態となっている。
そして、図15(a)及び(b)はクローズ直前を示すものである。すなわち、図14のオープン状態から矢印で示したように、曲線状溝によるレール5に沿ってスライド蓋2を開口部3に向けてスライドさせると、レール5の開口部3側の端部にピン6が到達した時点で、図示のように、リブ7の外周のパッキン8が、凹部4の傾斜面の開口部3の先端に接近する。
続いて、図16(a)及び(b)はクローズ時を示すものである。すなわち、図15のクローズ直前状態から矢印で示したように、スライド蓋2を押し込むと、図示のように、レール5の開口部3側の端部に到達したピン6を中心として、レール5の中間部に設けた円弧状の分岐部5bに沿って他方のピン6が移動し、パッキン8が開口部3内に嵌め込まれる。この状態でスライド蓋2は、図示のように、筐体1の一側面と一様な平面となる。
以上のように、開口部3に向かって次第に近付く曲線状溝のレール5として、開口部3を露出させるオープン位置で筐体1の一側面よりスライド蓋2が出っ張り、開口部3を塞ぐクローズ位置でスライド蓋2を開口部3内に向け押し込むことで、スライド蓋2が筐体1の一側面と平面になるような構成としても、スライド蓋2がレール5に支持されることから、前述した実施形態1と同様の作用効果が得られる。
(実施形態4)
図17は実施形態4を示すもので、図17(a)はスライド蓋2を内側から見て拡大して示し、図17(b)はその外側から見て示している。
実施形態4では、図示のように、スライド蓋2は、上下面にレール5の溝内にスライド自在に係合する一対のピン6を一体に備えて、内面及び外面に直角に突出して開口部3に挿入されるリブ7を、周囲のゴム等の柔軟な素材により形成される柔軟部材10を介して移動可能に組み付けている。そして、リブ7のスライド蓋2の内面から突出する先端部の外周にパッキン8が嵌め付けられている。
また、図18から図20に示すように、開口部3は、凹部4の一様な平面の一半部に形成されていて、レール5は、直線状溝となっている。
次に、図18(a)及び(b)は開口部3のオープン時を示すものである。図示のように、レール5の開口部3と反対側のピンストッパ部5aに、スライド蓋2のピン6が係合保持されたオープン状態となっていて、スライド蓋2内の柔軟部材10を介して移動可能に組み付けられたリブ7が凹部4から筐体1の一側面に出っ張った状態となっている。
そして、図19(a)及び(b)はクローズ直前を示すものである。すなわち、図18のオープン状態から矢印で示したように、レール5に沿ってスライド蓋2を開口部3に向けてスライドさせると、レール5の開口部3側のピンストッパ部5aにピン6が到達した時点で、図示のように、リブ7の外周のパッキン8が、凹部4の開口部3に接近する。
続いて、図20(a)及び(b)はクローズ時を示すものである。すなわち、図19のクローズ直前状態から矢印で示したように、スライド蓋2内のリブ7を押し込むと、図示のように、スライド蓋2に対しリブ7周囲の柔軟部材10が伸びて、パッキン8が開口部3内に嵌め込まれる。この状態でスライド蓋2及びその内部のリブ7は、図示のように、筐体1の一側面と一様な平面となる。
以上のように、開口部3を露出させるオープン位置で筐体1の一側面よりスライド蓋2内のリブ7が出っ張り、開口部3を塞ぐクローズ位置でスライド蓋2内のリブ7を開口部3内に向け押し込むことで、スライド蓋2及びその内部のリブ7が筐体1の一側面と平面になるような構成としても、スライド蓋2がレール5に支持されることから、前述した実施形態1と同様の作用効果が得られる。
(実施形態5)
図21は実施形態5を示すもので、図17(a)はスライド蓋2を内側から見て拡大して示し、図17(b)はその外側から見て示している。
実施形態5では、図示のように、スライド蓋2は、上下面にレール5の溝内にスライド自在に係合する一対のピン6を一体に備えて、内面に直角に突出して開口部3に挿入されるリブ7を、周囲のバネ11を介して移動可能に組み付けている。バネ11は、リブ7をスライド蓋2の内面から突出方向に常時付勢する。
そして、リブ7のスライド蓋2の内面から突出する先端部の外周にパッキン8が嵌め付けられている。
また、図22から図24に示すように、開口部3は、凹部4の一様な平面の一半部に形成されていて、レール5は、直線状溝となっている。
次に、図22(a)及び(b)は開口部3のオープン時を示すものである。図示のように、レール5の開口部3と反対側のピンストッパ部5aに、スライド蓋2のピン6が係合保持されたオープン状態となっていて、スライド蓋2内のバネ11を介して移動可能に組み付けられたリブ7が、凹部4との当接によりバネ11の付勢力に抗してバネ11を外側に伸張させ、凹部4から筐体1の一側面に出っ張った状態となっている。
そして、図23(a)及び(b)はクローズ直前を示すものである。すなわち、図22のオープン状態から矢印で示したように、レール5に沿ってスライド蓋2を開口部3に向けてスライドさせると、レール5の開口部3側のピンストッパ部5aにピン6が到達した時点で、図示のように、リブ7の外周のパッキン8が、凹部4の開口部3に接近する。
続いて、図24(a)及び(b)はクローズ時を示すものである。すなわち、図23のクローズ直前状態から矢印で示したように、スライド蓋2内のリブ7が外側へ伸張状態のバネ11が縮む方向に復帰する付勢力によって自動的に押し込まれる。これにより、図示のように、パッキン8が開口部3内に嵌め込まれる。この状態で、スライド蓋2に対しリブ7周囲のバネ11が縮んで、スライド蓋2及びその内部のリブ7は、図示のように、筐体1の一側面と一様な平面となる。
以上のように、開口部3を露出させるオープン位置で筐体1の一側面よりスライド蓋2内のリブ7が出っ張り、開口部3を塞ぐクローズ位置でスライド蓋2内のリブ7をバネ11の付勢により開口部3内に向け自動的に押し込むことで、スライド蓋2及びその内部のリブ7が筐体1の一側面と平面になるような構成としても、スライド蓋2がレール5に支持されることから、前述した実施形態1と同様の作用効果が得られることに加え、リブ7の押し込み操作が不要となるといった利点が得られる。
(変形例)
以上の実施形態においては、携帯電話としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、PDA、ノートパソコン、ウェアラブルパソコン、電卓、電子辞書などで開口部を防水構造としながら、開閉自在にした電子機器の全てに用いることができる。
また、実施形態のようなコネクタ部の開口以外に、他のカードや電池を収納する開口部の全てに適用できる。
さらに、実施形態では、支持部材としてのレールを溝としたが、突条よるレールとしてもよい。
また、開口部の位置や、開口部、蓋、防水部材、支持部材の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 筐体
2 スライド蓋
3 開口部
4 凹部
5 支持部材
6 ピン
7 リブ
8 防水部材
9 コネクタ
10 柔軟部材
11 バネ

Claims (5)

  1. 密閉された筐体に設けられた開口部と、
    前記開口部を塞ぐ蓋と、
    前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、
    前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記開口部を露出させる位置で前記筐体より前記蓋が出っ張り、前記開口部を塞ぐ位置で前記筐体と蓋が平面になることを特徴とするスライド蓋の防水装置。
  2. 密閉された筐体に設けられた開口部と、
    前記開口部を塞ぐ蓋と、
    前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、
    前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記開口部を塞ぐ位置で前記蓋を開口部内に向け押し込むことで、蓋が前記筐体と平面になることを特徴とするスライド蓋の防水装置。
  3. 密閉された筐体に設けられた開口部と、
    前記開口部を塞ぐ蓋と、
    前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、
    前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記開口部を塞ぐ位置で前記蓋を開口部内に向け押し込むことで、前記防水部材が開口部内に嵌め込まれることを特徴とするスライド蓋の防水装置。
  4. 密閉された筐体に設けられた開口部と、
    前記開口部を塞ぐ蓋と、
    前記蓋と開口部の間に挟まれて防水を図る防水部材と、
    前記開口部の位置から、その開口部の露出させる位置までの間、前記蓋をスライド自在に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記開口部を塞ぐ位置になったら、バネの力によって前記防水部材が開口部内に嵌め込まれることを特徴とするスライド蓋の防水装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載のスライド蓋の防水装置を備えることを特徴とする電子機器。
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