JP5633836B1 - 照明装置、及び検査装置 - Google Patents

照明装置、及び検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5633836B1
JP5633836B1 JP2014085315A JP2014085315A JP5633836B1 JP 5633836 B1 JP5633836 B1 JP 5633836B1 JP 2014085315 A JP2014085315 A JP 2014085315A JP 2014085315 A JP2014085315 A JP 2014085315A JP 5633836 B1 JP5633836 B1 JP 5633836B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
euv light
concave mirror
euv
shielding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014085315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015206817A (ja
Inventor
博基 宮井
博基 宮井
鈴木 智博
智博 鈴木
松本 正規
正規 松本
智久 猪野
智久 猪野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lasertec Corp
Original Assignee
Lasertec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lasertec Corp filed Critical Lasertec Corp
Priority to JP2014085315A priority Critical patent/JP5633836B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5633836B1 publication Critical patent/JP5633836B1/ja
Publication of JP2015206817A publication Critical patent/JP2015206817A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

【課題】所望の照明条件で照明することができる照明装置、及び検査装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様にかかる照明装置11は、放電プラズマによってEUV光を発生するEUV光源21と、EUV光源21から出射したEUV光を選択的に透過させるフィルタ22と、フィルタ22を透過したEUV光を集光する第1の凹面鏡23と、第1の凹面鏡23で集光されたEUV光を反射する第2の凹面鏡24と、EUV光を部分的に遮光するためにフィルタ22から第2の凹面鏡24までの光路中に配置され、EUV光を遮光する領域Aが可変となっている遮光部材31と、を備えたものである。【選択図】図2

Description

本発明は、照明装置、及び検査装置に関する。
半導体製造工程におけるEUVL(Extremely Ultraviolet Lithography)のEUVブランク検査では、放電プラズマ(DPP: Discharge Produced Plasma)方式のEUV光源が用いられている(特許文献1)。DPP方式の光源では、多量のデブリと高速イオンとが発生する。デブリなどによって、射出部のEUVフィルタ及びその延長線上に存在する楕円面鏡がダメージを受けやすい。
また、特許文献2には、EUV光を分岐するビームスプリッタを備えた欠陥検査装置が開示されている。ビームスプリッタで分岐された一方のEUV光は、マスクブランクに照射され、他方のEUV光は照明光強度モニタに入射している。照明光強度モニタでの検出結果に基づいて、欠陥検出の閾値を設定している。
特開2012−235043号公報 特表2009−525590号公報
EUVブランク検査では、照明光のNAや波長によって、欠陥からの散乱光強度が変化する。したがって、照明光のNAや波長を調整することで、検査感度を高めたり、欠陥の判別を容易に行うことができる。すなわち、所望の照明条件に設定することができれば、感度の高い検査を行うことができる。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであり、所望の照明条件で照明することができる照明装置、及び検査装置を提供することを目的とするものである。
本実施形態の一態様にかかる照明装置は、放電プラズマによってEUV光を発生する第1の光源と、前記EUV光源から出射したEUV光を選択的に透過させるフィルタと、
前記フィルタを透過したEUV光を集光する第1の凹面鏡と、前記第1の凹面鏡で集光されたEUV光を反射する第2の凹面鏡と、前記EUV光を部分的に遮光するために前記フィルタから前記第2の凹面鏡までの光路中に配置され、前記EUV光を遮光する領域が可変となっている遮光部材と、を備えたものである。この構成により、実効的なNAを調整することができるので、所望の照明条件で照明することができる。
上記の照明装置において、前記遮光部材の前記EUV光が入射する入射側には、前記EUV光を検出する光検出器が設けられていてもよい。これにより、照明光量をモニタすることができる
上記の照明装置は、第2の光源と、前記遮光部材の前記EUV光が入射する入射側と反対側に設けられ、前記第2の光源からの照明光を反射するミラーと、をさらに備え、前記第2の光源からの照明光が前記ミラーで反射されて、前記第2の凹面鏡に入射し、前記第2の凹面鏡で反射した前記照明光が前記EUV光の光軸に沿って伝搬するようにしてもよい。これにより、所望の波長を得ることができる。
上記の照明装置において、前記遮光部材が前記フィルタから前記第1の凹面鏡の間に配置されていてもよい。これにより、第1の凹面鏡の損傷を防ぐことができる。
上記の照明装置において、前記第1の凹面鏡で反射して前記第2の凹面鏡に向かう前記EUV光が入射しない位置に、前記遮光部材が配置されていてもよい。これにより、NAをより大きくすることができる。
本発明の一態様にかかる検査装置は、上記の照明装置と、前記照明装置からの前記EUV光を検査対象に照射することで発生した散乱光を検出するカメラと、を備えたものである。これにより、所望の照明条件で照明することができるため、高い精度で検査することができる。
本発明によれば、所望の照明条件で照明することができる照明装置、及び検査装置を提供することができる。
本実施の形態にかかる検査装置を示す図である。 検査装置に用いられた照明装置を示す図である。 照明装置に設けられた遮光部材を説明する図である。 検査装置の検査回路を示す図である。 遮光部材の変形例を示す図である。 実施の形態2にかかる照明装置を示す図である。
以下、本実施の形態の具体的構成について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
実施の形態1.
本実施の形態にかかる検査装置の構成について、図1を用いて説明する。図1は、マスクブランクの欠陥を検出する検査装置100の構成を示す図である。なお、検査対象は、マスクブランクに限らず、パターン付きマスクであってもよい。さらには、検査装置100は、マスク以外の検査対象を検査することも可能である。
検査装置100は、照明装置11と、多層膜平面鏡12と、シュバルツシルト拡大光学系15と、処理装置16と、TDIカメラ19と、を備えている。シュバルツシルト拡大光学系15は穴付き凹面鏡15aと凸面鏡15bで構成される。なお、図1では、説明の明確化のため、ブランク14の面と垂直な方向をZ方向として、ブランク14の面と平行な面において、紙面と平行な方向をY方向として示している。Z方向は、シュバルツシルト拡大光学系15の光軸と平行になっている。また、後述するように、ブランク14の面と平行な面のうち、Y方向と垂直な方向と平行な方向をX方向とする。
照明装置11は、例えば、露光波長と同じ13.5nmのEUV光EUV11を発生する。照明装置11から発生したEUV光EUV11は、絞られながら進んでいる。EUV光EUV11は、多層膜平面鏡12に当たって下方に反射する。多層膜平面鏡12で反射したEUV光EUV12は、ブランク14に入射する。多層膜平面鏡12は、ブランク14の真上に配置され、EUV光EUV12をブランク14に向けて反射する落とし込みミラーである。
EUV光EUV12は、ステージ13上に載せられているブランク14における微小な検査領域を照明する。この検査領域は約0.5mm角である。この微小領域内に欠陥が存在すると、散乱光が発生する。例えば、ある微小な欠陥から発生する散乱光S11a、S12aは、穴付き凹面鏡15a、及び凸面鏡15bで反射し、それぞれ散乱光S11b、S12bのように進み、TDIカメラ19に到達する。
具体的には、ブランク14からの散乱光S11a、S12aは、穴付き凹面鏡15aに入射する。穴付き凹面鏡15aで反射された散乱光は、凸面鏡15bに入射する。凸面鏡15bで反射された散乱光S11b、12bは、穴付き凹面鏡15aの中心に設けられた穴を通過して、TDIカメラ19に入射する。TDIカメラ19は、ブランク14の拡大像を撮像する。これによって、ブランク14の表面に存在する欠陥が検出される。もちろん、TDIカメラ19ではなく、通常のCCDカメラで拡大像を撮像しても良い。
TDIカメラ19からの出力信号は、処理装置16に入力される。処理装置16は、TDIカメラ19からの出力信号に応じて、ブランク14の欠陥検査を行う。処理装置16は、後述するように欠陥を検出するための検査回路が設けられている。例えば、処理装置16は、TDIカメラ19が検出した検出値を閾値と比較して、比較結果に基づいて欠陥を検出する。
照明用の多層膜平面鏡12は、穴付き凹面鏡15aとブランク14の間に配置されている。また、散乱光S11aと散乱光S12aは、穴付き凹面鏡15aの穴を挟んで反対側に入射する散乱光として、示されている。具体的には、穴付き凹面鏡15aに設けられた穴の右側において、穴付き凹面鏡15aに入射する散乱光を散乱光S12aとし、穴付き凹面鏡15aに設けられた穴の左側において、穴付き凹面鏡15aに入射する散乱光を散乱光S12bとしている。
なお、図1では、ブランク14で散乱した散乱光を穴付き凹面鏡15a、凸面鏡15bからなるシュバルツシルト拡大光学系15を介して検出したが、検査装置100には、シュバルツシルト拡大光学系15に加えて凹面鏡や平面鏡がさらに設けられていてもよい。
次に、本実施の形態にかかる照明装置11の構成について、図2を用いて説明する。図2は、照明装置11の構成を示す図である。照明装置11は、EUV光源21、フィルタ22、第1の凹面鏡23、及び第2の凹面鏡24を備えている。EUV光を伝搬するため、EUV光源21、フィルタ22、第1の凹面鏡23、及び第2の凹面鏡24は図示しない真空チャンバー内に配置されている。
EUV光源21は、DPP方式の光源であり、波長13.5nmを含むEUV光EUV1を発生させる。EUV光源21では、Xe、Ne、Arの3種類の混合ガス(以下、Xe混合ガスと呼ぶ。)が光源ガスと供給されている。そして、EUV光源21内で光源ガスが放電することで、EUV光EUV1が発生する。なお、EUV光源21は、放電プラズマによってEUV光を発生するものであれば、特に限定されるものではない。13.5nmのEUV光を用いることで、アクティニックブランク検査(ABI:Actinic Blank Inspection)を行うことができる。
EUV光源21で発生したEUV光EUV1は、フィルタ22に入射する。フィルタ22は、入射したEUV光EUV1を選択的に透過させる。例えば、フィルタ22として、波長13.5nmを中心とするEUV光の透過率が他の波長に比較して高いジルコニウム(Zr)やシリコン(Si)等の材料を選ぶことにより、薄膜フィルタ型SPF(Spectral Purity Filter)としても作用する。フィルタ22は、EUV光源21で発生したデブリや高速イオンを遮る機能を有する。
フィルタ22の後段には遮光部材31が設けられている。遮光部材31は、フィルタ22と第1の凹面鏡23との間に配置されている。遮光部材31の前面には検出器33が設けられている。遮光部材31、及び検出器33については、後述する。
フィルタ22を通過したEUV光EUV2は、第1の凹面鏡23に入射する。第1の凹面鏡23は、EUV光の光路中において最も上流側、すなわち、最もEUV光源21側に配置された楕円面鏡である。したがって、フィルタ22を通過したEUV光EUV2は、直接第1の凹面鏡23に入射する。第1の凹面鏡23は、フィルタ22を通過したEUV光EUV2を反射して、集光する。したがって、第1の凹面鏡23で反射したEUV光EUV3は絞られながら第2の凹面鏡24の方向に伝搬する。第1の凹面鏡23で集光されたEUV光EUV3は、中間像面IFで結像する。中間像面IFを通過したEUV光EUV3は、拡がりながら伝播して、第2の凹面鏡24に入射する。
第2の凹面鏡24は、EUV光の光路中において、第1の凹面鏡23の次に配置された楕円面鏡である。したがって、第1の凹面鏡23で反射したEUV光EUV3は、直接第2の凹面鏡24に入射する。第2の凹面鏡24は、入射したEUV光EUV3を反射して、集光する。したがって、第2の凹面鏡24で反射したEUV光EUV11は絞られながら多層膜平面鏡12の方向に伝搬する。多層膜平面鏡12はEUV光EUV11をブランク14に向けて反射する平面ミラーである。第2の凹面鏡24は、EUV光EUV11をブランク14の表面上に結像する。これにより、ブランク14の所定の領域がEUV光EUV11で照明される。
本実施の形態では、フィルタ22から第2の凹面鏡24の間に遮光部材31が設けられている。遮光部材31は、例えば、板状の部材であり、EUV光EUV2を遮光する。すなわち、遮光部材31は、EUV光の通過を制限する。例えば、遮光部材31は、波長13.5nmのEUV光を吸収する材料で形成されている。
遮光部材31は、EUV光EUV2の光路の一部分に挿入されている。従って、フィルタ22を通過したEUV光EUV2の一部は遮光部材31の外側を通過して、第1の凹面鏡23に入射する。遮光部材31は、EUV光EUV2の光軸上に配置されている。したがって、光軸と直交する平面において、EUV光EUV2のスポットの中心部分でEUV光EUV2が遮光される。このように遮光部材31は、EUV光EUV2を部分的に遮光する。
さらに、遮光部材31は回転軸32の周りに回転可能に支持されている。例えば、モータなどのアクチュエータが遮光部材31を回転する。回転軸32は、図2の紙面と垂直な方向に沿って配置されている。回転軸32は、EUV光の光軸と直交している。したがって、遮光部材31は矢印の方向に回転する。遮光部材31を回転することで、EUV光EUV2の遮光量を制御することができる。
例えば、図2に示す設置角度から遮光部材31を反時計回りに回転させることで、図3に示すようになる。図3は、遮光部材31の周辺の構成を拡大して示す図である。図3のように遮光部材31を光軸に対する角度を変えることで、遮光部材31が遮光する領域Aを変えることができる。遮光部材31は、遮光する領域Aを可変とするように回転可能に設置されている。
このように、遮光部材31の回転角度によって、EUV光EUV2の遮光量が変化する。すなわち、光軸に対する遮光部材31の角度によって、領域Aが変化する。回転角度を変えることで、光軸と垂直な平面に対する遮光部材31の投影面積を調整することができる。遮光部材31は、光軸上、及び光軸周辺のEUV光EUV2を遮光している。このため、遮光部材31の遮光量が大きくなるほど、光軸からの角度が大きい成分が大きくなる。これにより、実効的なNAを大きくすることができる。遮光部材31を回転することで、遮光量を制御することができるため、NAの調整を容易に行うことができる。
欠陥の検出感度が高くなるようにNAを調整することができる。すなわち、ブランク14の欠陥箇所と正常箇所とにおけるTDIカメラ19の検出光量の差が大きくなるように、遮光部材31の回転角度を調整する。こうすることで、欠陥検出するための閾値を適切に設定することができる。よって、欠陥をより正確に検出することができる。所望の照明条件で照明することができる。照明波長を調整することで、欠陥検出感度を向上することができる。より精度よく検査することができる。
例えば、ブランク14の一部の領域に対して検査を行って、NAを調整する。そして、NAを最適化するように遮光部材31の角度を設定して、ブランク14の検査領域の全体、又は全面を検査する。こうすることで、精度の高い検査を行うことができる。このように、所望の照明条件で照明することができる。
さらに、検出する欠陥の種別に応じて、遮光部材31の回転角度を調整してもよい。こうすることで、検出する欠陥の種別毎に最適な閾値を設定することができる。欠陥分類精度を向上することが可能になる。
本実施形態では、第1の凹面鏡23とフィルタ22との間に遮光部材31が配置されている。遮光部材31を第1の凹面鏡23の前段に配置することで、EUV光源21で発生したデブリや高速イオン等を物理的に遮蔽することができる。例えば、デブリ等の衝突によりフィルタ22が破れたとしても、第1の凹面鏡23の中央部分にデブリが衝突するのを防ぐことができる。したがって、フィルタ22から漏れ出たデブリ等によって、第1の凹面鏡23が損傷するのを防ぐことができる。特に、遮光部材31が第1の凹面鏡23の損傷を受けやすい中央部を保護することができる。
第1の凹面鏡23の前段に遮光部材31を配置することで、第1の凹面鏡23のダメージを軽減することができる。すなわち、フィルタ22の損傷箇所より通過したデブリなどが、遮光部材31で遮蔽される。したがって、第1の凹面鏡23の反射率の劣化を軽減することができ、寿命を長くすることができる。これにより、第1の凹面鏡23のメンテナンス頻度を下げることができる。
また、第1の凹面鏡23で反射して第2の凹面鏡24に向かうEUV光EUV3が入射しない位置に、遮光部材31を配置することが好ましい。すなわち、第1の凹面鏡23に入射する入射光と、第1の凹面鏡23で反射された反射光が重なる位置に遮光部材31を配置すると、EUV光EUV2とEUV光EUV3の双方が遮られてしまう。このため、実効的なNAを大きくすることが困難になってしまう。よって、第1の凹面鏡23で反射して第2の凹面鏡24に向かうEUV光EUV光EUV3が入射しない位置に、遮光部材31を配置することが好ましい。また、遮光部材31はEUV光EUV2のスポット径がより広くなる位置、すなわち、第1の凹面鏡23により近い位置に配置することが好ましい。
さらに、本実施形態では、遮光部材31の前面に検出器33を配置している。例えば、遮光部材31のEUV光EUV2が入射する入射面、すなわち、EUV光源21側の面に検出器33が固定されている。検出器33はフィルタ22を通過したEUV光EUV2を検出する。検出器33としては、例えば、波長13.5nmのEUV光に感度を有するフォトダイオードである。すなわち、フィルタ22を通過したEUV光EUV2の光量モニタとして、検出器33を用いることができる。
検出器33をEUV光EUV2の光路中に配置することで、照明装置11から出射される照明光量の変動をリアルタイムでモニタすることができる。これにより、照明光量が変動した場合で、より正確に検査することができる。
また、EUV光源21の外部であって、フィルタ22の後段側に検出器33を配置している。したがって、デブリなどによる検出器33の損傷を低減することができる。これにより、検出器33の検出感度の低下を防ぐことができ、照明光量を安定して検出することができる。さらに、メンテナンス回数を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、EUV光を分岐せずに検出器33に入射させる構成となっている。すなわち、照明装置11の光学系内に検出器33が配置されている。こうすることで、ABIに用いられる波長13.5nmのEUV光EUV2をモニタすることができる。
また、EUV光EUV2の光軸上に検出器33を配置することで、検査に必要なNAよりも大きなNAで光学系を設計する必要がなくなる。よって、フィルタ22の寿命を長くすることができる。さらに、照明光量をモニタするために、光学系を収容する真空チャンバーからEUV光を取り出す必要がない。よって、EUV光の照射によって劣化する透過光学素子であるウィンドウを真空チャンバーに設ける必要がなくなる。よって、簡便な構成で安定的に照明光量をモニタすることができる。
なお、図2、図3では、遮光部材31の回転に応じて、検出器33が回転する構成としているが、検出器33は回転しない構成であってもよい。すなわち、検出器33の設置角度は固定されていてもよい。検出器33は、遮光部材31よりもEUV光源21側、すなわち、EUV光EUV2の入射側に配置されていればよい。
次に、本実施形態のかかる検査装置100における処理について、図4を用いて説明する。図4は、検査装置100における検査回路18を示すブロック図である。検査回路18は、処理装置16に設けられた回路である。検査回路18には、検出器33からの出力信号と、TDIカメラ19からの出力信号とが入力されている。検査回路18は、TDIカメラ19からの出力信号を閾値と比較することで欠陥判定を行う。例えば、TDIカメラ19の画素毎に輝度値を閾値と比較して、ブランク14の欠陥を検出する。
検出器33からの出力信号は、照明光量モニタとして用いられる。すなわち、検出器33は、検査装置100においてブランク14を照明しているときのEUV光源21で発生する照明光量の変動をモニタしている。したがって、検査中において照明光量をリアルタイムでモニタすることができる。そして、照明光量の変動に応じて、検査回路18が、TDIカメラ19のゲインなどを調整する。すなわち、照明装置11で発生するEUV光EUV1の光量が変動しても、TDIカメラ19の検出光量が一定となるように検査回路18がTDIカメラ19のゲインを調整する。TDIカメラ19のゲインを調整することで照明光量の変動を打ち消すことができ、照明光量のゆらぎを補償することができる。
TDIカメラ19からの出力信号はブランク表面からの散乱光によるバックグラウンドをモニタするバックグラウンドモニタして用いられる。検査対象となるブランク14によって、TDIカメラ19による検出光量が変動する。したがって、TDIカメラ19は、検査対象による検出光量のばらつきをバックグラウンドとしてモニタしている。すなわち、検査対象となるブランク14が変えた場合、TDIカメラ19によって散乱光強度を検出する。異なる検査対象であっても検出光量が一定となるように、検査回路18が、TDIカメラ19のゲインを調整する。TDIカメラ19のゲインを調整することで、検査対象のばらつきを補償することができる。
もちろん、TDIカメラ19のゲイン調整に限らず、照明光量や、欠陥検出の閾値を調整するようにしてもよい。あるいは、照明光量の変動が大きく変動した場合に、ブランク14の同じ個所を再検査するようにしてもよい。検出器33とTDIカメラ19との検出を同時に行うことで、照明光量の変動かバックグランドによる変動かを容易に切り分けることができる。例えば、検査対象となるブランク14において、局所的な散乱度合いが変化したとしても、照明光量にゆらぎと切り分けて、検査することができる。例えば、検出器33が変化している場合は、照明光量が変化していることになる。一方、検出器33の出力が一定で、TDIカメラ19の出力のみが変化している場合、ブランク14において局所的に散乱度合いが変化していることになる。
なお、上記の説明では、回転式の遮光部材31を用いて遮光量を調整したが、可動式の遮光部材31を用いて遮光量を調整してもよい。例えば、図5に示すように、可動羽根31aを複数有する可動式のシャッタを遮光部材31として用いてもよい。そして、遮光部材31を光軸上に配置する。そして、遮光部材31の可動羽根31aを矢印方向にスライドさせることで、遮光部材31が開いたり、閉じたりする。これにより、遮光部材31が遮光する領域Aを変えることができる。このような構成でも、同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態にかかる照明装置11について、図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態にかかる照明装置11の構成を示す図である。本実施の形態では、実施の形態1の構成に比べて、遮光部材31の位置が異なっている。さらに、照明光源41及び反射ミラー34が追加されている。なお、照明装置11の光学系については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
遮光部材31は、フィルタ22と第1の凹面鏡23との間ではなく、第1の凹面鏡23と第2の凹面鏡24との間に配置されている。したがって、第1の凹面鏡23で反射したEUV光EUV3が遮光部材31に入射する。検出器33は、遮光部材31の第1の凹面鏡23側の面に配置されている。遮光部材31は、第1の凹面鏡23と中間結像面IFとの間に配置されている。したがって、絞られながら進んでいるEUV光EUV3が、遮光部材31に入射する。
このような構成であっても、実施の形態1と同様に、実効的なNAを調整することができる。すなわち、光軸、及びその周辺において、EUV光EUV3を遮光することができる。よって、回転角度に応じてEUV光EUV3の遮光量を調整することができる。
さらに、遮光部材31の背面側、EUV光EUV3が入射する入射側とは反対側には、反射ミラー34が設けられている。なお、反射ミラー34は、遮光部材31と一体的に設けられていてもよい。例えば、遮光部材31の背面が反射面となっていてもよい。もちろん、遮光部材31と反射ミラー34を別部材で形成して、互いに固定するようにしてもよい。
第2の光源である照明光源41は、EUV光源21と異なる波長の照明光を出射する。照明光源41からの照明光は、反射ミラー34で反射して、EUV光EUV3とともに伝搬する。そして、反射ミラー34で反射した照明光は、第2の凹面鏡24に入射する。第2の凹面鏡24で反射した照明光は、EUV光EUV11とともに伝搬する。すなわち、反射ミラー34で反射した照明光は、EUV光の光軸に沿って伝播する。そして、第2の凹面鏡24で反射した照明光、及びEUV光EUV11は、平面ミラー12で反射されて、ブランク14に入射する。また、第2の凹面鏡24は、照明光を集光して、ブランク14の表面に結像する。
したがって、EUV光源21からのEUV光だけでなく、照明光源41からの照明光によって、ブランク14が照明される。EUV光と異なる波長の照明光を用いることで、任意の入射波長を得ることができる。これにより、所望の波長で照明することができる。ブランク14や欠陥種別に応じて、照明波長を調整することで、欠陥検出感度を向上することができる。よって、より精度よく検査することができる。このように、所望の照明条件で照明することができる。
なお、反射ミラー34は、遮光部材31とともに回転しなくてもよい。反射ミラー34が遮光部材31とともに回転する場合は、回転角に合わせて、照明光源41の位置を変えてもよい。また、図5に示したように可動羽根31aを有する遮光部材31を用いてもよい。
また、本実施の形態においても、第1の凹面鏡23に入射するEUV光EUV2と第1の凹面鏡23で反射したEUV光EUV3とが重ならない位置に、遮光部材31が配置されている。すなわち、フィルタ22を通過して、第1の凹面鏡23に向かうEUV光EUV2が入射しない位置に、遮光部材31が配置されている。
なお、実施の形態1の構成に、照明光源41と反射ミラー34を追加してもよい。例えば、照明光源41から出射した照明光が反射ミラー34で反射して、第1の凹面鏡23に入射するように配置する。そして、第1の凹面鏡23で反射した照明光が、光軸に沿ってブランク14まで伝播する。第1の凹面鏡23で反射した照明光がEUV光とともに伝搬する。これにより、ブランク14に入射する入射波長を任意の波長とすることができ、所望の照明条件でブランク14を照明することができる。また、照明光源41とEUV光源21を同時に使用してもよく、一方のみで照明するように切り替えて使用してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態よる限定は受けない。
100 検査装置
11 照明装置
16 処理装置
19 TDIカメラ
21 EUV光源
22 フィルタ
23 第1の凹面鏡
24 第2の凹面鏡
31 遮光部材
32 回転軸
33 検出器
34 反射ミラー
41 照明光源

Claims (6)

  1. 放電プラズマによってEUV光を発生する第1の光源と、
    前記EUV光源から出射したEUV光を選択的に透過させるフィルタと、
    前記フィルタを透過したEUV光を集光する第1の凹面鏡と、
    前記第1の凹面鏡で集光されたEUV光を反射する第2の凹面鏡と、
    前記EUV光を部分的に遮光するために前記フィルタから前記第2の凹面鏡までの光路中に配置され、前記EUV光を遮光する領域が可変となっている遮光部材と、を備え、
    前記遮光部材が、前記遮光部材の外側を通過するEUV光が前記第2の凹面鏡に入射し、前記EUV光の光軸と直交する回転軸周りに回転することで前記EUV光の遮光量を変化する照明装置。
  2. 放電プラズマによってEUV光を発生する第1の光源と、
    前記EUV光源から出射したEUV光を選択的に透過させるフィルタと、
    前記フィルタを透過したEUV光を集光する第1の凹面鏡と、
    前記第1の凹面鏡で集光されたEUV光を反射する第2の凹面鏡と、
    前記EUV光を部分的に遮光するために前記フィルタから前記第2の凹面鏡までの光路中に配置され、前記EUV光を遮光する領域が可変となっている遮光部材と、を備え、
    前記遮光部材の前記EUV光が入射する入射側には、前記EUV光を検出する光検出器が設けられている照明装置。
  3. 放電プラズマによってEUV光を発生する第1の光源と、
    前記EUV光源から出射したEUV光を選択的に透過させるフィルタと、
    前記フィルタを透過したEUV光を集光する第1の凹面鏡と、
    前記第1の凹面鏡で集光されたEUV光を反射する第2の凹面鏡と、
    前記EUV光を部分的に遮光するために前記フィルタから前記第2の凹面鏡までの光路中に配置され、前記EUV光を遮光する領域が可変となっている遮光部材と、
    第2の光源と、
    前記遮光部材の前記EUV光が入射する入射側と反対側に設けられ、前記第2の光源からの照明光を反射するミラーと、を備え、
    前記第2の光源からの照明光が前記ミラーで反射されて、前記第2の凹面鏡に入射し、
    前記第2の凹面鏡で反射した前記照明光が前記EUV光の光軸に沿って伝搬する照明装置。
  4. 前記遮光部材が前記フィルタから前記第1の凹面鏡の間に配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第1の凹面鏡で反射して前記第2の凹面鏡に向かう前記EUV光が入射しない位置に、前記遮光部材が配置されている請求項4に記載の照明装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの前記EUV光を検査対象に照射することで発生した散乱光を検出するカメラと、を備えた検査装置。
JP2014085315A 2014-04-17 2014-04-17 照明装置、及び検査装置 Active JP5633836B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014085315A JP5633836B1 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 照明装置、及び検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014085315A JP5633836B1 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 照明装置、及び検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5633836B1 true JP5633836B1 (ja) 2014-12-03
JP2015206817A JP2015206817A (ja) 2015-11-19

Family

ID=52139024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014085315A Active JP5633836B1 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 照明装置、及び検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5633836B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106248564A (zh) * 2016-07-13 2016-12-21 中国科学院光电研究院 一种可在线测量能量的极紫外辐照损伤测试系统

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019198201A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検査装置
JP6999531B2 (ja) * 2018-10-01 2022-01-18 株式会社ニューフレアテクノロジー 検査方法および検査装置
JP2020144340A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 キオクシア株式会社 像取得装置及び像取得方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001116900A (ja) * 1999-08-11 2001-04-27 Nikon Corp 反射型軟x線顕微鏡
JP2001125002A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Olympus Optical Co Ltd 照明装置及び照明装置を備えた顕微鏡システム
JP2003114200A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多層膜マスク欠陥検査方法及び装置
JP2004193269A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Hitachi Ltd マスクの製造方法および半導体集積回路装置の製造方法
US20070052953A1 (en) * 2005-09-02 2007-03-08 Hill Andrew V Systems and methods for providing illumination of a specimen for inspection
JP2007142361A (ja) * 2005-10-21 2007-06-07 Canon Inc 露光装置及びデバイス製造方法
JP2009229245A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Hitachi Ltd 反射屈折型対物レンズを用いた欠陥検査装置
JP2011095642A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Lasertec Corp 照明光学系、照明方法、及び検査装置
JP2012235043A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Lasertec Corp Euvマスク検査装置、euvマスク検査方法
JP2013026253A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Renesas Electronics Corp マスク検査方法、マスク検査装置、およびマスク製造方法
JP2013055169A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Renesas Electronics Corp マスクブランクの欠陥検査方法およびマスクブランクの欠陥検査装置
JP2013080810A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Lasertec Corp Euvマスク検査装置及びeuvマスク検査方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001116900A (ja) * 1999-08-11 2001-04-27 Nikon Corp 反射型軟x線顕微鏡
JP2001125002A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Olympus Optical Co Ltd 照明装置及び照明装置を備えた顕微鏡システム
JP2003114200A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多層膜マスク欠陥検査方法及び装置
JP2004193269A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Hitachi Ltd マスクの製造方法および半導体集積回路装置の製造方法
US20070052953A1 (en) * 2005-09-02 2007-03-08 Hill Andrew V Systems and methods for providing illumination of a specimen for inspection
JP2007142361A (ja) * 2005-10-21 2007-06-07 Canon Inc 露光装置及びデバイス製造方法
JP2009229245A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Hitachi Ltd 反射屈折型対物レンズを用いた欠陥検査装置
JP2011095642A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Lasertec Corp 照明光学系、照明方法、及び検査装置
JP2012235043A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Lasertec Corp Euvマスク検査装置、euvマスク検査方法
JP2013026253A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Renesas Electronics Corp マスク検査方法、マスク検査装置、およびマスク製造方法
JP2013055169A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Renesas Electronics Corp マスクブランクの欠陥検査方法およびマスクブランクの欠陥検査装置
JP2013080810A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Lasertec Corp Euvマスク検査装置及びeuvマスク検査方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106248564A (zh) * 2016-07-13 2016-12-21 中国科学院光电研究院 一种可在线测量能量的极紫外辐照损伤测试系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015206817A (ja) 2015-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5600166B2 (ja) 対象検査システムおよび方法
US9488922B2 (en) Methods and apparatus for inspection of articles, EUV lithography reticles, lithography apparatus and method of manufacturing devices
TWI485394B (zh) 物件檢測系統及方法
US9599573B2 (en) Inspection systems and techniques with enhanced detection
JP5872452B2 (ja) フーリエフィルタリングおよびイメージ比較を用いるマスク検査システム及び方法、並びにリソグラフィシステム
US10319088B2 (en) Inspection apparatus of EUV mask and its focus adjustment method
JP5633836B1 (ja) 照明装置、及び検査装置
JP2014503843A5 (ja)
JP6320550B2 (ja) コヒーレント回折イメージング方法を使用した、反射モードにおける装置
KR20180019243A (ko) 레이저 암시야 시스템에서 반점을 억제하는 방법 및 장치
JP2010145993A (ja) Euvマスク検査システム
JP2015511011A (ja) ウェハおよびレチクル検査システムならびに照明瞳配置を選択するための方法
JP2013061185A (ja) パターン検査装置およびパターン検査方法
KR101895255B1 (ko) 결함 검사 장치 및 결함 검사 방법
NL2005107A (en) Time differential reticle inspection.
JP5112385B2 (ja) 任意パターンを有するパターニングデバイス上のパーティクル検出
JP2008046011A (ja) 表面検査装置
US20230137537A1 (en) Contaminant analyzing metrology system, lithographic apparatus, and methods thereof
TW201337246A (zh) 用於偵測污染物粒子之方法及裝置
EP4049087A1 (en) Integrated multi-tool reticle inspection
JP2011095177A (ja) 検査装置、及び検査方法
NL2006692A (en) Methods and apparatus for inspection of articles, euv lithography reticles, lithography apparatus and method of manufacturing devices.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140620

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140626

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140626

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5633836

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20220124

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250