JP5632806B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
図1〜図11を用いて、本発明の実施の形態1の通信装置及びシステムについて説明する。システム移行に伴い、システム内の複数の通信装置における少なくとも一部の通信装置に、旧通信ミドルウェアに加え新通信ミドルウェアが実装された場合である。このシステム構成において、実施の形態1では、特に、新通信ミドルウェアが実装された通信装置(「新装置」)は、送信側の通信装置からネットワークを介して受信したパケット(第2パケット)における第1パケット部分のヘッダ情報(宛先情報)を、第2パケット部分のヘッダ情報(宛先情報)によって書き換えて自分宛ての情報として受領するヘッダ書き替え部(図2の206、図7の105b等)を有する。
図1を用いて、実施の形態1の通信装置及びそのシステムの概要について説明する。通信装置101は、互いにネットワーク102を介して通信できるように接続される。通信装置101は、データ(パケット)の送信・受信の両方の機能を備える。システム全体は、少なくとも送信側及び受信側の2つの通信装置101を含んで構成される。システム内の複数の通信装置101における少なくとも一部の通信装置101は新装置(旧通信ミドルウェア(104)に加え新通信ミドルウェア(106)が実装された構成)であり、他の通信装置101は旧装置(旧通信ミドルウェア(104)のみ実装された構成)である。新装置の通信アプリケーション(103)は旧装置の通信アプリケーション(103)が流用される。例えば10台のうちの1台、5台、10台といったように段階的に新装置が導入され、新旧の通信装置101の混在の状態を経てシステム移行される。本実施の形態では、ネットワーク102は、ルータ113等で接続された複数のサブネットにより構成されている。ネットワーク102は、EthernetやTCP/IP等に対応したLANやWAN等である。
次に図2を用いてカプセル化処理部105の詳細構成について説明する。カプセル化処理部105は、RAW受信部201、ミドル受信部202、カプセル化判定部203、RAW送信部204、ミドル送信部205、及びヘッダ書き替え部206、を有する構成である。なお実線は送信時のデータフロー、破線は受信時のデータフローを示す。A1等は説明上のデータ・情報や処理ステップを示す。
次に図3を用いて通信装置101(図1)のハードウェア構成について説明する。通信装置101は、各種処理を行うホストCPU301、ホストメモリ302、周辺I/F303、記憶装置304、通信I/F109、及びバス307等から構成される。301〜304、109等の要素はバス307を介して通信可能に接続されている。
図4を用いてプロトコル管理テーブル110に格納される情報について説明する。図4のプロトコル管理テーブル110では、パケットを送信する際に参照する、パケット種別410、IPアドレス401、ポート番号402、プロトコル403、等の情報を格納している。本テーブル情報は、通信装置101の管理者または保守者等によって予め設定されてもよいし、各通信装置101と個別にプロトコル情報をやりとりするプログラム等によって設定されてもよいし、全通信装置101のプロトコル情報をまとめて管理しているサーバに問い合わせて設定してもよい。
次に図5を用いて通信情報対応テーブル112に格納される情報について説明する。図5の通信情報対応テーブル112は、第1通信ミドルウェア(M1)の通信情報501と、それに対応付けられる第2通信ミドルウェア(M2)の通信情報502とを格納している。それぞれの列(501,502)は、詳しくは、IPアドレス、ポート番号、サービスID、等の情報を含む。
次に、図6,図7を用いて、新システムへの移行後における新装置から新装置へのデータ送信時のカプセル化通信の処理シーケンスについて説明する。図7の新装置である送信側の第1の通信装置A(101a)から、同じく新装置である受信側の第2の通信装置B(101b)へデータを送信する際のカプセル化通信を示す。通信装置A,Bは共に新装置、即ち第1通信ミドルウェア実行部104及び第2通信ミドルウェア実行部106を有する構成(図1と同じ)である。なお通信装置AのIPアドレスを“A”,MACアドレスを“a”、通信装置BのIPアドレスを“B”,MACアドレスを“b”、ルータ113のIPアドレスを“R”,MACアドレスを“r”、で表すとする。S1等は通信(処理)のステップを示す。
次に、図8,図9を用いて、新システム移行後の新装置から旧装置へのデータ送信時の非カプセル化通信の処理シーケンスについて説明する。図9の新装置である送信側の第1の通信装置C(101c)から、旧装置である受信側の第2の通信装置D(101d)へデータを送信する際の非カプセル化通信(カプセル化を行わない通信)を示す。通信装置Cは、第1通信ミドルウェア実行部104(104c)及び第2通信ミドルウェア実行部106(106c)を有する。通信装置Dは、第1通信ミドルウェア実行部104(104d)を有するが第2通信ミドルウェア実行部106を有さない。なお通信装置CのIPアドレスを“C”,MACアドレスを“c”、通信装置DのIPアドレスを“D”,MACアドレスを“d”とする。図8は、図9に対応した、新装置(C)から旧装置(D)へデータを送信する場合の電文を示し、見方は図6と同様である。
次に、図10,図11を用いて、旧装置から新装置へのデータ送信時の非カプセル化通信の処理シーケンスについて説明する。図11の旧装置である送信側の第1の通信装置E(101e)から、新装置である受信側の第2の通信装置F(101f)へデータを送信する際の非カプセル化通信を示す。通信装置Eは、第1通信ミドルウェア実行部104(104e)を有するが第2通信ミドルウェア実行部106を有さない。通信装置Fは、第1通信ミドルウェア実行部104(104f)及び第2通信ミドルウェア実行部106(106f)を有する。なお通信装置EのIPアドレスを“E”,MACアドレスを“e”、通信装置FのIPアドレスを“F”,MACアドレスを“f”とする。図10は、図11に対応した、旧装置(E)から新装置(F)へデータを送信する場合の電文を示す。
上述のように、本実施の形態の通信装置101では、仮想通信I/F108のみにIPアドレス等が割り当てられ、すべての通信が仮想通信I/F108及びカプセル化処理部105を経由するように設定・構成される。本通信装置101は、データ送信時、カプセル化処理部105(カプセル化判定部203等)の処理に基づき、旧通信ミドルウェア(M1)の第1パケット(P1)を新通信ミドルウェア(M2)経由の第2パケット(P2)にカプセル化して送信する。また本通信装置101は、データ受信時、カプセル化処理部105(ヘッダ書き換え部206等)の処理に基づき、受信した新通信ミドルウェア(M2)経由の第2パケット(P2)を(カプセル化解除して)旧通信ミドルウェア(M1)の第1パケット(P1)に戻す。その際、ヘッダ書き換え部206により自動的にヘッダ情報(宛先情報)を書き換えて自分宛ての情報として受領する(第1パケット部分のヘッダ情報(特にMACアドレス情報)を、第2パケット部分の宛先情報で書き換える(図7の105b,S16(608),S17(608’)等)。
図12〜図16等を用いて、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、実施の形態1と同様に、システム移行に伴い、システム内の複数の通信装置101に、旧通信ミドルウェア(M1)に加え新通信ミドルウェア(M2)が実装された場合において、実施の形態1と同様の目的・効果等を達成するための異なる手段を有する構成である。実施の形態2の通信装置101の基本的な構成などは前述の実施の形態1(図1)と同様であり、カプセル化処理部105の処理が異なる。実施の形態1では受信側で第1パケット部分の宛先情報を変更(書き換え)する手段を有する構成であるに対し、実施の形態2では、新通信ミドルウェア(M2)が実装された新装置は、送信側で、パケットを送信する前にルータ(113)を経由する通信かどうかに応じて第1パケット部分の宛先情報を変更する手段(図12、207〜209等)を有する構成である。特に、ARPを用いて、送信元の通信装置では、宛先(受信側)の通信装置のMACアドレス情報を取得するために、宛先の通信装置のIPアドレスを第2パケットとしてカプセル化したARPリクエスト(ARP要求)を作成して送信する(図13の1323等)。それに対して、宛先(受信側)の通信装置では、送信元の通信装置のIPアドレスを第2パケットとしてカプセル化したARPリプライ(ARP応答)を返信する(図15の1333等)。これにより送信元の通信装置は、宛先の通信装置のMACアドレス情報を取得でき、一時的に保持していた送信パケットを当該MACアドレス情報を用いて宛先の通信装置へ送信し、宛先の通信装置が当該パケットを受領できる。
図12を用いて実施の形態2の通信装置101のカプセル化処理部105の詳細構成について説明する。実施の形態2でのカプセル化処理部105は、RAW受信部201、ミドル受信部202、カプセル化判定部203、RAW送信部204、ミドル送信部205、ルータ跨ぎ判定部207、パケット保持部208、及び宛先変更部209を有する構成である(図2のヘッダ書き換え部206は有さない)。
次に、図13〜図16を用いて、実施の形態2において、新システム移行後の新装置(通信装置A)から新装置(通信装置B)へデータを送信する際のカプセル化通信の処理シーケンスを説明する。図14,図16の通信装置A(101a)及び通信装置B(101b)は共に第1通信ミドルウェア実行部104(M1)及び第2通信ミドルウェア実行部106(M2)を有する(図7と同様)。
上述のように、実施の形態2の通信装置101では、送信時、新装置は、パケットを送信する前に、カプセル化処理部105(207〜209等)により、ルータ113を経由する通信かどうかに応じて第1パケット部分の宛先情報(MACアドレス)を変更する処理を行う。特に、ルータ113を経由する送信パケット(保持パケット)について、送信元の通信装置(A)は、宛先の通信装置(B)のIPアドレスを第2パケット(P2)の宛先IPとしてカプセル化したARP要求を送信し(1323等)、それに対して、宛先の通信装置(B)は、送信元の通信装置(A)のIPアドレスを第2パケット(P2)の宛先IPとしてカプセル化したARP応答を返信する(1333等)。これにより送信元の通信装置(A)は、送信パケット(保持パケット)の宛先(MACアドレス)を上記ARP応答で取得した宛先の通信装置(B)のMACアドレスによって変更して送信し、宛先の通信装置(B)は当該パケットを受領することができる。
Claims (12)
- 通信ミドルウェアを備え他の通信装置との間でネットワークを介してデータを送信及び受信する機能を備える通信装置であって、
前記通信装置は、
送信側の自装置である第1の通信装置から受信側の他装置である第2の通信装置へ対象の第1のデータをパケットとして送信する場合の送信機能として、
前記対象の第1のデータに、前記第2の通信装置を宛先として指定するアドレス情報を含む第1ヘッダを付けて、第1パケットを作成する処理を行う第1パケット作成部と、
前記第1パケットを用いて、前記第1の通信装置の通信ミドルウェア及び使用するプロトコルに関する所定の第1の処理を実行する第1の処理部と、
前記第1パケットに、前記第2の通信装置を宛先として指定するアドレス情報を含む第2ヘッダを付けて、カプセル化した第2パケットを作成する処理を行う第2パケット作成部と、
前記第2パケットを用いて、前記第1の通信装置の通信ミドルウェア及び使用するプロトコルに関する所定の第2の処理を実行し、当該第2パケットをネットワークへ送信する第2の処理部と、を有し、
送信側の他装置である第2の通信装置から受信側の自装置である第1の通信装置へ対象の第2のデータをパケットとして受信する場合の受信機能として、
前記ネットワークから受信した前記第2パケットに対し、前記第1の通信装置の通信ミドルウェア及び使用するプロトコルに関する所定の第3の処理を実行し、前記第2ヘッダを外してカプセル化解除により前記第1パケットを取り出し、前記第1パケットから前記第1ヘッダを外して前記対象の第1のデータを取り出す処理を行う第3の処理部と、
前記第1の通信装置の通信ミドルウェアを通じて受け取った前記第2パケットにおける前記第1パケットの部分の第1ヘッダの宛先アドレス情報を、当該受信側の自装置である第1の通信装置のアドレス情報によって書き替えることにより、当該第1パケットを自装置で受領させる処理を行うヘッダ書き替え部と、を有すること、を特徴とする通信装置。 - 通信ミドルウェアを備え他の通信装置との間でネットワークを介してデータを送信及び受信する機能を備える通信装置であって、
前記通信装置は、
送信側の自装置である第1の通信装置から受信側の他装置である第2の通信装置へ対象の第1のデータをパケットとして送信する場合の送信機能として、
前記対象の第1のデータに、前記第2の通信装置を宛先として指定するアドレス情報を含む第1ヘッダを付けて、第1パケットを作成する処理を行う第1パケット作成部と、
前記第1パケットを用いて、前記第1の通信装置の通信ミドルウェア及び使用するプロトコルに関する所定の処理を実行する第1の処理部と、
前記第1パケットに、前記第2の通信装置を宛先として指定するアドレス情報を含む第2ヘッダを付けて、カプセル化した第2パケットを作成する処理を行う第2パケット作成部と、
前記第2パケットを用いて、前記第1の通信装置の通信ミドルウェア及び使用するプロトコルに関する所定の処理を実行し、当該第2パケットをネットワークへ送信する第2の処理部と、を有し、
送信側の他装置である第2の通信装置から受信側の自装置である第1の通信装置へ対象の第2のデータをパケットとして受信する場合の受信機能として、
前記ネットワークから受信した前記第2パケットに対し、前記第1の通信装置の通信ミドルウェア及び使用するプロトコルに関する所定の第3の処理を実行し、前記第2ヘッダを外してカプセル化解除により前記第1パケットを取り出し、前記第1パケットから前記第1ヘッダを外して前記対象の第1のデータを取り出す処理を行う第3の処理部と、を有し、
前記送信機能として、
送信対象のパケットが前記ネットワークのルータを経由して通信するか否かを通信情報の比較により判定するルータ跨ぎ判定部と、
前記受信側の第2の通信装置の宛先アドレス情報を取得するために、ARPを用いて、前記送信対象のパケットのヘッダの宛先の第2の通信装置のIPアドレス情報を前記第2パケットの第2ヘッダの宛先のIPアドレス情報としてカプセル化した、ARP要求による第2パケットを作成して送信させ、当該ARP要求に対するARP応答を受信するまで、当該送信対象のパケットを一時的に保持しておくパケット保持部と、
前記保持している送信対象のパケットのヘッダの宛先の第2の通信装置のアドレス情報を、前記第2の通信装置から受信した前記ARP応答による第2パケットに含まれているアドレス情報によって書き替えて、当該書き替えたパケットを送信させる宛先変更部と、を有し、
前記受信機能として、前記ネットワークから受信したパケットが前記ARP要求による第2パケットである場合に、当該ARP要求で要求されている自装置のアドレス情報を含む、前記第1の通信装置のIPアドレス情報を前記第2パケットの第2ヘッダの宛先のIPアドレス情報としてカプセル化した、ARP応答による第2パケットを作成して送信させる第4の処理部を有すること、を特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置において、
前記送信機能の第1パケット作成部、第1の処理部、第2パケット作成部、第2の処理部、及び前記受信機能の第3の処理部を構成する要素として、
旧通信ミドルウェアに相当する第1通信ミドルウェアを実行する第1通信ミドルウェア実行部と、
新通信ミドルウェアに相当する第2通信ミドルウェアを実行する第2通信ミドルウェア実行部と、
前記第1通信ミドルウェア上で動作する通信アプリケーションを実行し前記対象のデータを処理する通信アプリケーション実行部と、
前記第1及び第2通信ミドルウェアとの間でソケットインタフェースを介して情報を受け渡すプロトコル処理部と、
前記ネットワークに接続しパケットを送受信する物理的な通信インタフェース部と、
前記ネットワークの代わりに前記プロトコル処理部及び下記カプセル化処理部との間でパケットのデータ・情報を授受する処理を行う仮想的な通信インタフェースである仮想通信インタフェース部と、
前記通信インタフェース部、仮想通信インタフェース部、及び第2通信ミドルウェア実行部との間に介在してパケットのデータ・情報を授受し、パケットのカプセル化に関する制御処理を行うカプセル化処理部と、を有し、
IPアドレス及びプロトコルを含む通信情報と、前記第1通信ミドルウェアの通信情報と第2通信ミドルウェアの通信情報との対応関係を示す情報とを、テーブル情報として管理し、
前記仮想通信インタフェース部のみに対して前記IPアドレスを割り当て、
前記カプセル化処理部は、前記ヘッダ書き替え部を有し、前記ヘッダ書き替え部は、前記対象の第2のデータをパケットとして受信する場合に、前記第2通信ミドルウェア実行部の第2通信ミドルウェアを通じて受け取った前記第2パケットにおける前記第1パケットの部分の第1ヘッダの宛先アドレス情報を、第1の通信装置のアドレス情報によって書き替えることにより、当該第1パケットの対象の第1のデータを自装置で受領させる処理を行うこと、を特徴とする通信装置。 - 請求項2記載の通信装置において、
前記送信機能の第1パケット作成部、第1の処理部、第2パケット作成部、第2の処理部、前記受信機能の第3の処理部、及び第4の処理部を構成する要素として、
旧通信ミドルウェアに相当する第1通信ミドルウェアを実行する第1通信ミドルウェア実行部と、
新通信ミドルウェアに相当する第2通信ミドルウェアを実行する第2通信ミドルウェア実行部と、
前記第1通信ミドルウェア上で動作する通信アプリケーションを実行し前記対象のデータを処理する通信アプリケーション実行部と、
前記第1及び第2通信ミドルウェアとの間でソケットインタフェースを介して情報を受け渡すプロトコル処理部と、
前記ネットワークに接続しパケットを送受信する物理的な通信インタフェース部と、
前記ネットワークの代わりに前記プロトコル処理部及び下記カプセル化処理部との間でパケットのデータ・情報を授受する処理を行う仮想的な通信インタフェースである仮想通信インタフェース部と、
前記通信インタフェース部、仮想通信インタフェース部、及び第2通信ミドルウェア実行部との間に介在してパケットのデータ・情報を授受し、パケットのカプセル化に関する制御処理を行うカプセル化処理部と、を有し、
IPアドレス及びプロトコルを含む通信情報と、前記第1通信ミドルウェアの通信情報と第2通信ミドルウェアの通信情報との対応関係を示す情報とを、テーブル情報として管理し、
前記仮想通信インタフェース部のみに対して前記IPアドレスを割り当て、
前記カプセル化処理部は、前記送信機能として、前記ルータ跨ぎ判定部と、前記パケット保持部と、前記宛先変更部と、を有し、前記受信機能として、前記第4の処理部を有すること、を特徴とする通信装置。 - 請求項3記載の通信装置において、
前記送信の際、前記通信アプリケーションからの前記対象の第1のデータをもとに、前記第1通信ミドルウェア実行部、及び前記プロトコル処理部の処理を通じて、前記第1パケットとして作成し、前記仮想通信インタフェース部を通じて前記カプセル化処理部へ渡し、前記カプセル化処理部は、受け取ったパケットについて、前記テーブル情報に基づき、使用するプロトコル及び経由する通信ミドルウェアに応じた、カプセル化の要否を判定し、上記判定で要の場合は、前記カプセル化処理部の指示に従い、前記第2通信ミドルウェア実行部、及びプロトコル処理部の処理を通じて、前記第1パケットから第2パケットを作成し、当該第2パケットを前記仮想通信インタフェース部を通じて前記カプセル化処理部へ渡し、上記判定で不要の場合は、当該パケットを、前記通信インタフェース部を通じてRAW送信させ、
前記受信の際、前記通信インタフェース部を通じて受信した前記第2パケットを、前記カプセル化処理部、前記仮想通信インタフェース部、プロトコル処理部、及び第2通信ミドルウェア実行部の処理を通じて、当該第2パケットから第1パケットを取り出して前記カプセル化処理部へ渡し、前記カプセル化処理部は、受け取った第1パケットをもとに、前記仮想通信インタフェース部、プロトコル処理部、及び第1通信ミドルウェア実行部の処理を通じて、前記対象の第1のデータを前記通信アプリケーションへ渡すこと、を特徴とする通信装置。 - 請求項4記載の通信装置において、
前記送信の際、前記通信アプリケーションからの前記対象の第1のデータをもとに、前記第1通信ミドルウェア実行部、及び前記プロトコル処理部の処理を通じて、前記第1パケットとして作成し、前記仮想通信インタフェース部を通じて前記カプセル化処理部へ渡し、前記カプセル化処理部は、受け取ったパケットについて、前記テーブル情報に基づき、使用するプロトコル及び経由する通信ミドルウェアに応じた、カプセル化の要否を判定し、上記判定で要の場合は、前記カプセル化処理部の指示に従い、前記第2通信ミドルウェア実行部、及びプロトコル処理部の処理を通じて、前記第1パケットから第2パケットを作成し、当該第2パケットを前記仮想通信インタフェース部を通じて前記カプセル化処理部へ渡し、上記判定で不要の場合は、当該パケットを、前記通信インタフェース部を通じてRAW送信させ、
前記受信の際、前記通信インタフェース部を通じて受信した前記第2パケットを、前記カプセル化処理部、前記仮想通信インタフェース部、プロトコル処理部、及び第2通信ミドルウェア実行部の処理を通じて、当該第2パケットから前記第1パケットを取り出して前記カプセル化処理部へ渡し、前記カプセル化処理部は、受け取ったパケットをもとに、前記仮想通信インタフェース部、プロトコル処理部、及び第1通信ミドルウェア実行部の処理を通じて、前記対象の第1のデータを前記通信アプリケーションへ渡すこと、を特徴とする通信装置。 - 請求項3記載の通信装置において、
前記受信の際に前記ヘッダ書き替え部により書き替える宛先アドレス情報はMACアドレス情報であること、を特徴とする通信装置。 - 請求項4記載の通信装置において、
前記ARPでやりとりする宛先アドレス情報はMACアドレス情報であること、を特徴とする通信装置。 - 請求項3または4に記載の通信装置において、
前記テーブル情報として、
パケットの種別、送信先の通信装置のIPアドレス、宛先の通信ミドルウェアを示すポート番号、及び、使用するプロトコルまたはRAW送信を示す情報、を格納する第1のテーブルと、
前記通信装置における旧通信ミドルウェアである第1通信ミドルウェアの通信情報とそれに対応付けられる新通信ミドルウェアである第2通信ミドルウェアの通信情報との対応関係を示す情報として、IPアドレス及びポート番号を含む情報を格納する第2のテーブルと、を有すること、を特徴とする通信装置。 - 請求項3または4に記載の通信装置において、
前記カプセル化処理部は、前記テーブル情報に基づき、前記第1パケット及び第2パケットの作成の際、送信先の通信装置のIPアドレスと、宛先の通信ミドルウェアを示すポート番号とを含む情報を指示すること、を特徴とする通信装置。 - 請求項3または4に記載の通信装置において、
前記送信の場合で、送信側の自装置である第1の通信装置は前記第1通信ミドルウェア及び第2通信ミドルウェアを有する新装置であり、受信側の他装置である第2の通信装置は第1通信ミドルウェアを有し第2通信ミドルウェアを有さない旧装置である場合において、
前記第1の通信装置は、前記通信アプリケーションからの前記対象の第1のデータを、前記第1通信ミドルウェア実行部、前記プロトコル処理部、前記仮想通信インタフェース部、前記カプセル化処理部、及び前記通信インタフェース部の処理を通じて、前記第1パケットとしてネットワークへ送信し、
前記第2の通信装置は、前記ネットワークから受信した前記第1パケットを、通信インタフェース部、プロトコル処理部、第1通信ミドルウェア実行部の処理を通じて、通信アプリケーション実行部へ前記対象の第1のデータとして取得させ、
前記受信の場合で、送信側の他装置である第2の通信装置は第1通信ミドルウェアを有し第2通信ミドルウェアを有さない旧装置であり、受信側の自装置である第1の通信装置は前記第1通信ミドルウェア及び第2通信ミドルウェアを有する新装置である場合において、
前記第2の通信装置は、前記通信アプリケーションからの前記対象の第2のデータを、第1通信ミドルウェア実行部、プロトコル処理部、及び通信インタフェース部の処理を通じて、前記第1パケットとしてネットワークへ送信し、
前記第1の通信装置は、前記ネットワークから受信した前記第1パケットを、前記通信インタフェース部、前記カプセル化処理部、前記仮想通信インタフェース部、前記プロトコル処理部、前記第1通信ミドルウェア実行部の処理を通じて、前記通信アプリケーション実行部へ前記対象の第2のデータとして取得させること、を特徴とする通信装置。 - 請求項4記載の通信装置において、
前記ARPを用いて通信装置間でやりとりした前記ARP応答の情報を記録しておく手段と、前記ARP要求による第2パケットを送信する前に、上記ARP応答の情報を参照して、前記送信対象のパケットの宛先の通信装置からの過去のARP応答の情報が存在する場合は、当該送信対象のパケットの宛先のアドレス情報を当該過去のARP応答のアドレス情報を用いて書き替える手段とを有し、上記構成によりARPを用いた通信の繰り返しを省略すること、を特徴とする通信装置。
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