JP5631939B2 - モニタ装置、情報管理装置、監視システム、モニタ装置を制御するための方法、情報管理方法、およびプログラム - Google Patents

モニタ装置、情報管理装置、監視システム、モニタ装置を制御するための方法、情報管理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、モニタ装置のユーザ情報の管理に関し、より特定的には、モニタ装置のユーザの見守りの支援に関する。
遠隔地に住む家族を見守るための技術が知られている。たとえば、特開2005−49942号公報(特許文献1)は、「在/不在スイッチが正しく設定されていなくても、身動きがとれなくなった住人を確実に把握する」ための装置を開示している。当該装置は、「住戸に住人が存在する場合には「在」なるスイッチが、存在しない場合には「不在」なるスイッチが設定されるスイッチ22と、住人の動きを検知すると検知信号を出力するセンサ23と、在が設定された場合には監視周期時間が、不在が設定された場合には予定不在時間が設定される時間設定部24と、不在が設定されセンサ23から検知信号が出力された場合には不在を在に切り替える切替部26と、在が設定され監視周期時間以上連続して検知信号が出力されない場合には住戸に存在する住人に異常が発生したと判定し、不在が設定され予定不在時間以上連続してセンサ23から検知信号が出力されない場合には住戸を不在としている住人に異常が発生したと判定する判定部28」とを備えるというものである([要約]参照)。
特開2008−33768号公報(特許文献2)は、「住宅監視システムにおいて居住者の在/不在状態に矛盾が生じたり、在/不在の予定と実際とに差異が生じたりした時に早期に問題を発見できるシステム」を開示している。具体的には、「監視装置は、各住戸の住戸制御機から伝送されて来た在室状態および不在状態の継続時間を計数または内部時計と在室状態および不在状態の開始時刻を比較して在室/不在状態の継続時間を算出して表示する手段と、各住戸の不在状態の継続時間または在室状態の継続時間が予定時間に所定時間を加えた時間より大きい場合に音及び表示によって監視センターの管理者へ報知する手段を備える。」というものである([要約]参照)。
また、非特許文献1は、ネットワークに接続可能な電気ポットを用いて遠隔地に住む家族を見守るための技術を開示している。
特開2005−49942号公報 特開2008−33768号公報 http://www.mimamori.net/index.html
しかしながら、特許文献1に開示された技術によると、在宅と不在との識別が住戸の玄関の鍵の施錠の有無に応じて行なわれる。そのため、鍵を施錠しない住人の場合には、当該技術が適用されない場合があった。
また、非特許文献1に開示された技術によると、ユーザが在宅または不在を通知するための操作が行う。そのため、ユーザが当該操作を失念した場合には、在宅または不在を正確に通知できない場合があった。したがって、在宅または不在を正確に通知するための技術が必要とされている。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、ユーザの在宅または不在を簡易に設定できるモニタ装置を提供することである。他の局面における目的は、ユーザの在宅または不在の通知の精度の低下が防止されるモニタ装置を提供することである。
他の局面における目的は、ユーザの在宅または不在の確認の精度の低下が防止される情報管理装置を提供することである。
他の局面における目的は、ユーザの在宅または不在を簡易に設定できる方法を提供することである。
他の局面における目的は、ユーザの在宅または不在の確認の精度の低下が防止される情報管理方法を提供することである。
他の局面における目的は、ユーザの在宅または不在を簡易に設定できるようにモニタ装置を制御するためのプログラムを提供することである。
さらに他の局面における目的は、ユーザの在宅または不在の確認の精度の低下が防止されるように情報管理装置を制御するためのプログラムを提供することである。
一実施の形態に従うと、ネットワークに接続可能なモニタ装置が提供される。このモニタ装置は、ネットワークに接続されている情報管理装置と通信するための通信インターフェイスと、表示パネルと、モニタ装置の動作を制御するためのプロセッサとを備える。プロセッサは、モニタ装置のユーザが外出することを入力するための画面を表示パネルに表示させ、ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けると、ユーザが不在であることを示す不在信号を、通信インターフェイスを介して情報管理装置に送信し、モニタ装置の電源がオンにされると、ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、通信インターフェイスを介して情報管理装置に送信するように構成されている。
好ましくは、モニタ装置の電源がオフにされてから当該電源がオンにされるまでの時間が予め定められた時間よりも長い場合に、プロセッサは、在宅信号を情報管理装置に送信するように構成されている。
他の実施の形態に従うと、情報管理装置が提供される。この情報管理装置は、ネットワークを介して、一つ以上のモニタ装置と通信するための通信インターフェイスと、メモリと、メモリに結合されて情報管理装置の動作を制御するためのプロセッサとを備える。プロセッサは、一つ以上のモニタ装置のユーザが外出することを情報管理装置に通知するための入力を受け付ける画面を一つ以上のモニタ装置に表示させ、ユーザが外出することを通知するための入力が受け付けられたモニタ装置から、当該モニタ装置のユーザが不在であることを示す不在信号を受信し、当該モニタ装置の電源がオンにされると、当該ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、当該モニタ装置から受信するように構成されている。
好ましくは、プロセッサは、モニタ装置の電源がオフにされてから当該電源がオンにされるまでの時間が予め定められた時間を経過した後に、モニタ装置から送信される在宅信号を受け付けるように構成されている。
他の実施の形態に従うと、監視システムが提供される。この監視システムは、上記のいずれかのモニタ装置と、上記のいずれかの情報管理装置とを備える。
他の実施の形態に従うと、モニタ装置を制御するための方法が提供される。この方法は、モニタ装置のユーザが外出することを入力するための画面を表示するステップと、ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けるステップと、ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けると、前記ユーザが不在であることを示す不在信号を、ネットワークを介して前記モニタ装置に接続されている情報管理装置に送信するステップと、モニタ装置の電源がオンにされると、ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、情報管理装置に送信するステップとを含む。
他の実施の形態に従うと、コンピュータによる情報管理方法が提供される。コンピュータは、ネットワークを介して一つ以上のモニタ装置と通信するための通信インターフェイスと、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを備える。情報管理方法は、プロセッサが、一つ以上のモニタ装置のユーザが外出することをコンピュータに通知するための入力を受け付ける画面を一つ以上のモニタ装置に表示させるステップと、ユーザが外出することを通知するための入力が受け付けられたモニタ装置から、当該モニタ装置のユーザが不在であることを示す不在信号を受信するステップと、当該モニタ装置の電源がオンにされると、当該ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、当該モニタ装置から受信するステップとを含む。
他の実施の形態に従うと、モニタ装置を制御するためのプログラムが提供される。このプログラムは、モニタ装置が備えるプロセッサに、モニタ装置のユーザが外出することを入力するための画面を表示するステップと、ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けるステップと、ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けると、前記ユーザが不在であることを示す不在信号を、ネットワークを介して前記モニタ装置に接続されている情報管理装置に送信するステップと、モニタ装置の電源がオンにされると、ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、情報管理装置に送信するステップとを実行させる。
さらに他の実施の形態に従うと、コンピュータを情報管理装置として機能させるためのプログラムが提供される。コンピュータは、ネットワークを介して一つ以上のモニタ装置と通信するための通信インターフェイスと、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを備えている。プログラムは、プロセッサに、一つ以上のモニタ装置のユーザが外出することをコンピュータに通知するための入力を受け付ける画面を一つ以上のモニタ装置に表示させるステップと、ユーザが外出することを通知するための入力が受け付けられたモニタ装置から、当該モニタ装置のユーザが不在であることを示す不在信号を受信するステップと、当該モニタ装置の電源がオンにされると、当該ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、当該モニタ装置から受信するステップとを実行させる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
見守りシステム10の構成の概略を表わす図である。 サーバ12または情報管理装置20として機能するコンピュータ200のハードウェア構成を表わすブロック図である。 テレビ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。 テレビ300が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。 ディスプレイ330における画面の移り変わりを表わす図である。 画面520の詳細を表わす図である。 おでかけ設定が行なわれる場合における画面の移り変わりを表わす図である。 テレビ300がおでかけ設定の画面を表示している態様を表わす図である。 情報管理装置20が備えるモニタ8に表示される画面の移り変わりを表わす図である。 モニタ8に表示される見守り対象者の一覧を表わす図である。 見守り対象者の詳細を表わす図である。 他の局面における見守り対象者の詳細情報を表わす図である。 見守りシステム10において行なわれる処理を表わすフローチャートである。 見守りシステム10において行なわれる処理を表わすフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る見守りシステム10の構成について説明する。図1は、見守りシステム10の構成の概略を表わす図である。
ある局面において、見守りシステム10は、少なくとも1つ以上のモニタ装置と、当該少なくとも1つ以上のモニタ装置と通信可能な情報管理装置とを備える。当該モニタ装置は、たとえば、テレビ、タブレット端末その他の電子機器である。電子機器は例示されたものに限られず、少なくとも、画面を表示するためのパネルと、当該電子機器のユーザによる操作を受け付けるインターフェイスと、情報管理装置と通信するための通信インターフェイスとを備える機器であればよい。情報管理装置は、周知の構成を有するコンピュータによって実現される。
より具体的には、見守りシステム10は、サーバ12と、情報管理装置20と、n台のテレビ300−1,300−2,・・・300−n(総称するときはテレビ300と言う)とを備える。情報管理装置20は、サーバ12に接続されている。なお、情報管理装置20とサーバ12とは、一つのコンピュータシステムに含まれる構成であってもよい。
テレビ300−1,300−2,・・・,300−nとサーバ12とは、それぞれインターネットその他のネットワーク11に接続されている。テレビ300−1は、家110−1に設置されている。テレビ300−2は、家110−2に設置されている。テレビ300−nは、家110−nに設置されている。見守りシステム10を構成するテレビ300の数は特に限られない。テレビ300の数は、1台でも複数台でもよい。
サーバ12と情報管理装置20とは、住民に対して見守りサービスを提供する組織(たとえば、自治体、サービス提供事業者)100に設置されている。
ある局面において、家110−1の住人がテレビ300−1を操作して不在になることを通知するための操作を行なうと、家110−1の住人が不在であることを表わす不在信号は、ネットワーク11を介してサーバ12に送られる。同様に、家110−2の住人がテレビ300−2を操作して当該住人が在宅していることを通知するための操作を実行すると、住人が在宅していることを示す在宅信号は、テレビ300−2によって送信されサーバ12によって受信される。
サーバ12は、テレビ300−1から受信した不在信号およびテレビ300−2から受信した在宅信号を情報管理装置20に送信する。情報管理装置20のモニタは、受信した不在信号および在宅信号に基づいて各家庭における住人の在宅状況または不在状況を表示する。見守りサービスを提供する組織の管理者は、その表示を見ることにより住人が不在であるか在宅しているかを容易に把握することができる。
図2を参照して、見守りシステム10を構成するサーバ12および情報管理装置20の構成について説明する。図2は、サーバ12または情報管理装置20として機能するコンピュータ200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
コンピュータ200は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1と、コンピュータ200のユーザによる指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM4と、データを不揮発的に格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、通信インターフェイス7、モニタ8とを備える。各構成要素は、相互にバスによって接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD−ROM9その他の光ディスクが装着される。通信インターフェイス7は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)インターフェイス等を含むが、これらに限られない。
コンピュータ200における処理は、各ハードウェアおよびCPU1により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM9その他のコンピュータ読み取り可能な不揮発性のデータ記録媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、当該ソフトウェアは、インターネットその他のネットワークに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他のデータ読取装置によってデータ記録媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図2に示されるコンピュータ200を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本実施の形態に係る最も本質的な部分は、コンピュータ200に格納されたプログラムであるともいえる。なお、コンピュータ200の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
データ記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する不揮発性のデータ記録媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含み得る。
[モニタ装置]
図3を参照して、見守りシステム10を構成するテレビ300の構成について説明する。図3は、テレビ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。
テレビ300は、通信インターフェイス310と、デコーダ320と、ディスプレイ330と、メモリ340と、プロセッサ350と、エンコーダ360と、カメラ370と、操作パネル380と、受光回路381とを備える。
通信インターフェイス310は、ネットワーク11に接続され、サーバ12と通信する。より具体的には、通信インターフェイス310は、サーバ12からテレビ300に送られる情報を受信する。当該情報は、たとえば、テレビ300の電源をオンにしたときに表示されるメニュー画面、地元の情報、天気予報等を含む。また、通信インターフェイス310は、サーバ12に不在信号または在宅信号を送信する。
デコーダ320は、プロセッサ350から出力される命令に従って作動する。デコーダ320は、チューナ(図示しない)によって選局された放送信号、または、通信インターフェイス310によって受信された信号を復調し、復調によって得られたデータをディスプレイ330あるいはプロセッサ350に送出する。
ディスプレイ330は、プロセッサ350から出力される命令に従って、デコーダ320あるいはカメラ370から出力される画像信号に基づいて画像を表示する。ディスプレイ330は、たとえば、液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネルなどによって実現されるが、他のデバイスによって実現されてもよい。
メモリ340は、テレビ300を作動させるために予め作成されたプログラムと、テレビ300において生成または入力されたデータあるいは予め準備されたデータとを不揮発的に格納する。メモリ340は、ある局面において、フラッシュメモリあるいはハードディスク装置として実現される。たとえば、メモリ340は、おでかけ設定が有効に設定された後にテレビ300の電源がオンになった時に在宅信号を送信するかどうかを規定する時間を保持している。
プロセッサ350は、テレビ300の外部から与えられる命令に従って、あるいはテレビ300の動作条件について予め規定された条件が成立したことに基づいて、当該プログラムを実行することによって、テレビ300のハードウェアの動作を制御する。プロセッサ350は、ある局面において、通信インターフェイス310を介して他の通信装置(たとえばサーバ12または情報管理装置20等を含むコンピュータ200)との通信を制御する。他の局面において、プロセッサ350は、デコーダ320の動作を制御する。さらに別の局面において、プロセッサ350は、通信インターフェイス310から送られた命令に従って、カメラ370に対して撮影命令を送出する。
プロセッサ350は、さらに、動作中に生成したデータあるいはテレビ300の外部から与えられた命令を一時的に(揮発的に)保持する。プロセッサ350は、そのデータを不揮発的に保持する命令を検知した場合には、そのデータをメモリ340において確保したメモリ領域に書き込む。なお、データを一時的に格納するメモリがプロセッサ350とは別に構成されてもよい。
エンコーダ360は、プロセッサ350によって与えられる命令に従って、カメラ370から出力される画像信号を符号化し、符号化によって生成されたデータを通信インターフェイス310に送出する。
カメラ370は、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)素子などによって実現される。カメラ370は、予め設定された撮影条件に従って被写体を撮影し、その被写体に対応する画像信号を出力する。撮影条件は、レンズの絞り、焦点距離、シャッタ速度等を含む。
ある局面において、カメラ370は、おでかけ設定の操作が完了した時に、または、外出先から帰宅してテレビ300の電源をオンにしたときに、ユーザを撮影する。プロセッサ350は、画像信号を情報管理装置20に送信する。これにより、情報管理装置20を使用する見守りサービスの提供者は、ユーザの状況を画像でも確認することができる。なお、テレビ300は、カメラ370を必ずしも備えていなくてもよい。
操作パネル380は、テレビ300の筐体の前面に設けられて、テレビ300に対する指示入力を受け付ける。操作パネル380は、押下操作を受け付けるボタン、タッチパネルおよびとして実現される。
受光回路381は、リモコン(図示しない)によって発信される赤外線を受信し、当該赤外線に応じた信号をプロセッサ350に送出するように構成されている。
本実施の形態に係るテレビ300における処理は、テレビ300が備えるハードウェアおよびプロセッサ350により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ340に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、インターネットその他のネットワークに接続されている情報提供事業者またはテレビ300の製造事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、通信インターフェイス310を介してダウンロードされた後、メモリ340に一旦格納される。そのソフトウェアは、プロセッサ350によってメモリ340から読み出され、プロセッサ350が備えるRAM(図示しない)その他の実行領域に実行可能なプログラムの形式で格納される。プロセッサ350は、そのプログラムを実行する。
図3に示されるテレビ300を構成するハードウェアは、一般的なものである。したがって、本実施の形態に係る最も本質的な部分は、テレビ300に格納されたプログラムであるともいえる。テレビ300のハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、テレビ300は、プロセッサ350によるプログラムの実行として作動する態様に限られず、プロセッサ350が実行する処理を実現するための回路素子の組み合わせを有する構成であってもよい。
(モニタ装置の機能構成)
ある局面において、プロセッサ350は、テレビ300のユーザが外出することを入力するための画面を表示パネルに表示させる。プロセッサ350は、操作パネル380に対する操作または受光回路381によって受信されるリモコン信号に基づいて、ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付ける。テレビ300の電源がオフにされると、プロセッサ350は、ユーザが不在であることを示す不在信号を、通信インターフェイス310を介して情報管理装置20に送信する。より詳しくは、テレビ300は、サーバ12を介して情報管理装置20との通信を確立した後に、不在信号を情報管理装置20に送信する。
その後、テレビ300の電源がオンにされると、プロセッサ350は、ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、通信インターフェイス310を介して情報管理装置20に送信するように構成されている。
他の局面において、テレビ300の電源がオフにされてから当該電源がオンにされるまでの時間が予め定められた時間よりも長い場合に、プロセッサ350は、在宅信号を情報管理装置に送信するように構成されている。当該予め定められた時間は、テレビ300のユーザによって、または、見守りサービスの提供者(自治体の管理者、事業者等)によって設定され、また、当該設定された時間は、ユーザまたは見守りサービスの提供者によって変更可能である。これにより、テレビ300の電源がオフにされた後に電源が一時的にオンされた場合には、在宅信号が情報管理装置20に送信されないので、テレビ300のユーザが、外出前におでかけ設定を有効にしてテレビ300の電源をオフにした後に情報(たとえば天気予報)の確認のために一時的にテレビ300の電源をオンにして再度電源をオフにした場合であってもおでかけ設定が解除されないので、在宅信号も送信されない。したがって、ユーザが不在であることが情報管理装置20に正確に通知される。
(情報管理装置の機能構成)
ある局面において、CPU1は、一つ以上のテレビ300のユーザが外出することを情報管理装置20として機能するコンピュータ200に通知するための入力を受け付ける画面を一つ以上のテレビ300に表示させる。CPU1は、ユーザが外出することを通知するための入力が受け付けられたテレビ300から、当該テレビ300のユーザが不在であることを示す不在信号を通信インターフェイス7を介して受信する。その後、当該テレビ300の電源がオンにされると、CPU1は、当該ユーザが在宅であることを示す在宅信号を、当該テレビ300から受信するように構成されている。
他の局面において、CPU1は、テレビ300の電源がオフにされてから当該電源がオンにされるまでの時間が予め定められた時間よりも長い場合に、テレビ300から送信される在宅信号を受け付けるように構成されている。これにより、テレビ300のユーザが短時間で電源のオフとオンとを行なった場合には、テレビ300のユーザによって設定されたおでかけ設定が解除されないため、ユーザが不在であることが確認される。
[制御構造]
図4を参照して、本実施の形態に係る見守りシステム10の制御構造について説明する。図4は、テレビ300が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS410にて、テレビ300のプロセッサ350は、リモコン(図示しない)から送られた信号を受信する受光回路381からの出力に基づいて、または、操作パネル380に対する操作に基づいて、テレビ300の電源がオンになったことを検知する。制御は、ステップS420に移される。
ステップS420にて、プロセッサ350は、テレビ300の使用者(テレビ300が設置されている家の住人)が外出することを通知するための入力を受け付ける画面をディスプレイ330に表示する。制御は、ステップS430に移される。
ステップS430にて、プロセッサ350は、操作パネル380またはリモコン信号の受信に基づいて、当該住人が外出を表わす設定の入力を受け付ける。制御は、ステップS440に移される。
ステップS440にて、プロセッサ350は、サーバ12との通信を確立し、おでかけ設定が行なわれたことを示す信号(不在信号)をサーバ12に送信する。サーバ12は、不在信号を受信すると、テレビ300のユーザのステータスを不在に更新する。制御は、ステップS450に移される。
ステップS450にて、プロセッサ350は、操作パネル380または受光回路381において受信したリモコン信号に基づいて、テレビ300の電源がオフになったことを検知する。プロセッサ350は、その検知に基づいて電源がオフになったときから経過する時間の計測を開始する。制御は、ステップS460に移される。
ステップS460にて、プロセッサ350は、操作パネル380からの出力に基づいて、または、テレビ300のリモコンからの信号に基づいてテレビ300の電源がオンになったか否かを判断する。プロセッサ350は、テレビ300の電源がオンになったと判断すると(ステップS460にてYES)、制御をステップS470に切り換える。そうでない場合には(ステップS460にてNO)、プロセッサ350は、処理を終了する。テレビ300のおでかけ設定が有効に作動し始める。
ステップS470にて、プロセッサ350は、テレビ300の電源がオフにされてからオンにされるまでの時間が予め定められた時間よりも長いかどうかを判断する。テレビの電源がオフにされていた時間が当該予め定められた時間よりも長い場合には(ステップS470にてYES)、プロセッサ350は、制御をステップS480に切り換える。そうでない場合には(ステップS470にてNO)、プロセッサ350は、制御をステップS490に切り換える。
ステップS480にて、プロセッサ350は、当該住人が在宅していることを表わす在宅信号を情報管理装置20に送信する。より詳しくは、プロセッサ350は、テレビ300の電源がオンになったことに基づいて、通信インターフェイス310を介してサーバ12との通信を確立する。通信が確立されると、プロセッサ350は、当該在宅信号をサーバ12に送信する。サーバ12が在宅信号を受信すると、情報管理装置20は、当該ユーザが在宅していることを認識する。
ステップS490にて、プロセッサ350は、テレビ300の画面を表示する。その後、制御は、ステップS450に戻される。
なお、ステップS470の処理は、必須の処理ではない。したがって、別の局面では、テレビ300電源がオンにされると、おでかけ設定が解除されて在宅信号が情報管理装置20に送信されてもよい。
[画面の推移]
図5を参照して、見守りシステム10を構成するテレビ300の画面の遷移について説明する。図5は、ディスプレイ330における画面の移り変わりを表わす図である。
ある局面において、テレビ300のユーザがリモコンあるいは操作パネル380を操作することによりテレビ300の電源をオンにする。ディスプレイ330は、画面510を表示する。画面510は、たとえば体調アンケートを受け付ける画面511と体調アンケート履歴を確認するための画面512とを含む。各画面は、たとえば1日につき1回表示される。画面512が表示された後、ディスプレイ330は、画面520を表示する。画面520は、テレビ300が設置されている家の属する自治体からのお知らせを通知するためのお知らせトップ画面を含む。画面520においていずれかの項目が選択されると、ディスプレイ330は、さらに詳細な画面として、画面530,540,550,560,570を表示する。画面530は、たとえば、「暮らし情報詳細」を通知する画面の第1頁である。画面540は、当該自治体に存在する自治会からのお知らせを通知するための画面である。画面550は、当該住人が属する自治体の市役所からのお知らせを通知するための画面である。画面560は、自治体における天気予報の詳細を通知する画面である。画面570は、「おでかけ設定」のための画面である。テレビ300のユーザが画面570においておでかけ設定のための操作を行なうと、不在信号または在宅信号が情報管理装置20に送信され、情報管理装置20の管理者による見守りサービスの提供が開始または終了される。
その後、ディスプレイ330は、画面580を表示する。画面580は、テレビ300において選択されているチャンネルに基づいて表示される一般のテレビ番組の画面である。
図6を参照して、テレビ300に表示される画面についてさらに説明する。図6は、画面520の詳細を表わす図である。画面520は、たとえばステップS420において表示される。
画面520は、住人に通知するための画面としてお知らせトップ画面を表示する。具体的には、お知らせトップ画面は、暮らし情報と自治会便りと市役所便りと天気予報とおでかけ設定アイコン610とを表示する。おでかけ設定アイコン610は、図5に示されるおでかけ設定を受け付けるための画面570を表示するための操作を受け付ける。ユーザがリモコンを操作することによりおでかけ設定アイコン610が割り当てられた番号(5)を選択すると、または、カーソルを番号(5)の位置に移動させて確定ボタンを押すと、ディスプレイ330は、画面520からおでかけ設定を受け付けるための画面570に切り換える。
そこで、図7を参照して、おでかけ設定についてさらに詳細に説明する。図7は、おでかけ設定が行なわれる場合における画面の移り変わりを表わす図である。
ある局面において、テレビ300のディスプレイ330は、画面520を表示している。画面520に対してユーザが5番を選択することによりおでかけ設定の画面に入ると、ディスプレイ330は、画面570を表示する。ユーザは、画面570においておでかけ設定を行なう。その後、テレビの電源がオフにされるまで、ディスプレイ330は、画面710を表示し、テレビ300がおでかけ設定の入力を受け付けている状態であることを表示する。ユーザがテレビ300の電源をオフに設定すると、不在信号がテレビ300から情報管理装置20に送られる。その後、帰宅したユーザがテレビ300の電源をオンにすると(ステップ720)、おでかけ設定が解除され、テレビ300は、在宅信号を情報管理装置20に送信する。
図8を参照して、テレビ300の画面の表示態様について説明する。図8は、テレビ300がおでかけ設定の画面を表示している態様を表わす図である。
ある局面において、テレビ300は、画面810を表示している。画面810は、テレビ300のユーザによる「おでかけ設定」のための操作が正しく行なわれて「おでかけ設定」が有効になった状態を通知する。したがって、テレビ300の電源はまだオンになっている。
ある局面において、おでかけ設定が有効である場合、ユーザが、おでかけ設定の操作を適切に行った時、あるいは、その操作の後にテレビ300の電源をオフにした時、テレビ300は、当該ユーザが不在であることを示す不在信号を情報管理装置20に送信する。情報管理装置20は、不在信号を受信すると、当該不在信号を送信したテレビ300のユーザの状態を不在に設定する。
その後、テレビ300のユーザが帰宅して、テレビを視聴するために電源をオンにすると、プロセッサ350は、おでかけ設定を解除し、情報管理装置20に対して、ユーザが在宅であることを示す在宅信号を送信する。情報管理装置20は、在宅信号を受信すると、当該ユーザのステータスを不在から在宅に変更する。情報管理装置20の管理者は、このようにしてユーザの在宅状況を把握することができる。
なお、他の局面において、ユーザがテレビ300の電源をオフにしてからすぐにオンにする場合がある。たとえば、ユーザが外出前に天気予報を確認する場合である。ユーザは、テレビ300の電源を改めてオフにする。このとき、おでかけ設定がいったん解除されて、ユーザが改めておでかけ設定をし忘れて外出する場合がある。このような場合があることを考慮すると、在宅信号を送信するタイミングは、テレビ300の電源がオフになってからオンになるまでの時間が予め規定された時間を経過した時が好ましい。在宅信号を送信するタイミングをこのように設定することにより、テレビ300の電源が一時的にオンになった場合でも、ユーザの不在の設定が解除されない(在宅信号が送信されない)ため、情報管理装置20は、ユーザの不在または在宅のステータスを正確に把握することができる。
図9を参照して、本実施の形態に係る情報管理装置20における画面の遷移について説明する。図9は、情報管理装置20が備えるモニタ8に表示される画面の移り変わりを表わす図である。
ある局面において、モニタ8は、画面910を表示する。画面910は、たとえば見守りシステム10による見守りの対象者の一覧を表わす画面である。なお、画面910を表示するためには、情報管理装置20において予め設定されたパスワードの入力を求めるようにしてもよい。見守り対象者は、見守りサービスの提供を受けることを申し出たユーザである。
その後、情報管理装置20の管理者が詳細情報を閲覧するための操作(たとえば次の画面に移るためのアイコンの選択など)を行なうと、モニタ8は、画面920を表示する。画面920は、たとえば見守りシステム10による見守りの対象者の各対象者毎の詳細情報を含む。
図10を参照して、情報管理装置20における画面の表示態様についてさらに説明する。図10は、モニタ8に表示される見守り対象者の一覧を表わす図である。
ある局面において、モニタ8は、画面910を表示する。画面910は、見守り対象者の一覧を含む。具体的には、見守り対象者を識別するためのデータ(見守り対象)と、おでかけ設定が有効に設定されているか否かを表わすデータ(「おでかけ」設定)と、テレビの使用状況を表わす情報と、今日の体調アンケートに対する回答状況を示す項目とを表示する。情報管理装置20の管理者が見守り対象のいずれかをクリックすると、当該見守り対象の詳細情報が表示される。
図11は、見守り対象者の詳細を表わす図である。図11に示されるように、モニタ8が、見守り対象者の詳細情報として、予め設定された日数毎および時間帯毎にテレビを操作しているか否かを表わす記号と、体調アンケートに対する回答状況および回答の有無を表わす情報とを表示する。これにより、情報管理装置20の管理者は、見守り対象者(たとえば家110−1,110−2,・・・,110−nの住人)毎により詳しい情報を把握することができる。
図12は、他の局面における見守り対象者の詳細情報を表わす図である。図12に示される場合も、図11の場合と同様に、情報管理装置20のモニタ8は、各見守り対象者について時間帯毎のテレビ300の操作の有無、および体調アンケートに対する回答等を表示する。ここで、テレビの操作は、テレビ300の電源のオンまたはオフおよびチャンネルの操作を含む。ユーザがテレビ300に対する操作を行なわなかった時間帯と操作を行なった時間帯とは、別個の態様で表示される。たとえば、操作が行われていない時間帯には、値(0)が表示され、操作が行なわれた時間帯には、値(1)が表示される。
図12に示される例では、昼(10時から17時まで)の間、テレビ300の電源がオンになっている場合であっても、ユーザが一度もチャンネル操作を行なわない場合には、値(0)が表示される。
[見守りシステム10の制御構造]
図13および図14を参照して、本実施の形態に係る見守りシステム10における制御構造について説明する。図13および図14は、見守りシステム10において行なわれる処理を表わすフローチャートである。
図13を参照して、ステップS1310にて、テレビ300−1のユーザ(家110−1の住人)がテレビ300−1の電源をオンにする。テレビ300−1は、電源がオンになったことを示す信号をサーバ12に送信する。制御は、ステップS1315に移される。
ステップS1315にて、サーバ12のCPU1は、ハードディスク5に予め保持されているアンケートデータを読み出してテレビ300−1に対してアンケートデータを送信する。テレビ300−1は、アンケートデータを受信すると、アンケートの内容をディスプレイ330に表示する。制御は、ステップS1320に移される。
ステップS1320にて、テレビ300のプロセッサ350は、操作パネル380または受光回路381を介して受信したユーザの操作に基づいて、当該アンケートに対する回答の入力を受け付ける。さらに、プロセッサ350は、通信インターフェイス310を介してアンケートの回答をサーバ12に送信する。この間、テレビ300−1は、アンケートに加えておでかけ設定の入力を受け付けるための画面を表示している。制御は、ステップS1325に移される。
ステップS1325にて、プロセッサ350は、おでかけ設定の画面に対して入力される不在回答をサーバ12に送信する。不在回答は、不在期間を含んでもよい。サーバ12は、テレビ300−1を含むその他のテレビから受信した不在回答をハードディスク5に順次蓄積する。サーバ12は、各テレビ300から回答を受信した場合には、そのことを示す信号を情報管理装置20に送信してもよい。このような信号がサーバ12から情報管理装置20に送信されると、情報管理装置20の管理者は、そのことを容易に知ることができるため、その後の処理もスムーズに行なわれる。制御は、ステップS1330に移される。
ステップS1330にて、情報管理装置20のCPU1は、マウス2またはキーボード3に対する操作に基づいて、各テレビから送られたデータの集計結果を問い合わせる信号をサーバ12に送信する。制御は、ステップS1335に移される。
ステップS1335にて、サーバ12のCPU1は、その問い合わせに基づいて結果を集計し、集計値を情報管理装置20に送信する。情報管理装置20は、サーバ12からデータを受信すると、そのデータに基づき画面をモニタ8に表示する。情報管理装置20の管理者は、その結果に基づき各家庭における在宅状況または不在状況を把握することができる。その後、テレビ300−1のユーザ(家110−1の住人)が帰宅してテレビ300−1の電源をオンにする。
ステップS1340にて、テレビ300−1のプロセッサ350は、テレビ300−1の電源がオンになったことを示す信号をサーバ12に送信する。制御は、ステップS1350に移される。
ステップS1350にて、プロセッサ350は、テレビ300−1からの信号を受信したことに基づいて、テレビ300−1のユーザに割り当てられていた不在情報をリセットする。制御は、ステップS1355に移される。
ステップS1355にて、CPU1は、マウス2またはキーボード3に対する操作に基づいて新たな集計結果の問い合わせをサーバ12に送信する。
ステップ1360にて、サーバ12のCPU1は、その問い合わせに基づいてハードディスク5に保存されているデータを読み出して集計し、当該集計の結果を情報管理装置20に送信する。
図14を参照して、他の局面における見守りシステム10の動作について説明する。なお、図14に示される処理と図13に示される処理とについて同一の処理には同一のステップ番号を付してある。したがって同じ処理の説明は繰り返さない。
ステップS1340にて、テレビ300−1は、サーバ12に対して、テレビ300−1の電源がオンになったことを通知する信号を送信する。
ステップS1410にて、サーバ12のCPU1は、その信号の受信に基づいてテレビ300−1のユーザの不在情報をリセットするか否かの条件が満たされているかどうかを判断する。この判断は、たとえば、テレビ300−1の電源がオフにされてからオンになるまでの時間が予め規定された時間以上であるか否かに基づいて行なわれる。たとえば、テレビ300−1の電源がオフにされた後すぐにオンにされた場合があり得る。一例として、ユーザが、外出先の天気予報を確認するためにテレビ300−1の電源を一時的にオンする場合である。したがって、このような場合においておでかけ設定がいったん解除されその後設定されないことを防止するために、サーバ12のCPU1は、テレビ300−1の電源がオフになってから予め設定された時間以内にテレビ300−1の電源がオンにされたことを示す信号を検出した場合でも、テレビ300−1のユーザが不在であることを示す不在情報を保持し、リセットしない。すなわち、テレビ300−1は、情報管理装置20に向けて在宅信号を送信しない。したがって、情報管理装置20の管理者は、そのような操作が行なわれたテレビ300−1のユーザは不在であると正しく判断できる。その後、制御は、ステップS1420に移される。
ステップS1420にて、別の局面において、テレビ300−1は、電源がオンにされたことを示す信号をサーバ12に送信する。たとえば、テレビ300−1のユーザがおでかけ設定を適式に行なった後に電源をオフにし、実際に外出して帰宅するまでテレビがオフにされてからオンになるまでの時間は相当時間経過していると考えられる。このような時間が経過した後にテレビ300−1がサーバ12に対してテレビの電源がオンにされたことを示す信号を送信すると、サーバ12のCPU1は、テレビ300−1のユーザについての在宅状況または不在状況をどのように設定するかの条件を判断し、不在情報をリセットする。すなわち、サーバ12のCPU1は、テレビ300−1のユーザが実際に外出先から帰宅したと判断し、そのことを通知するために、それまで設定されていた不在情報をリセットする。このようにすることにより、一時的に電源がオンにされた場合には、当該ユーザの不在情報はそのまま維持されるため、誤った情報(不在にもかかわらず在宅信号)がサーバ12または情報管理装置20の管理者に伝達されることを防止できる。
以上のようにして、本実施の形態によれば、ユーザは、テレビ300の画面でおでかけ設定を行ない、テレビ300は、情報管理装置20に対して不在信号を送信する。その後、帰宅したユーザがテレビ300の電源をオンにすると、テレビ300は在宅信号を情報管理装置20に送信する。これにより、ユーザに対して簡単な操作で見守りサービスを提供することができる。
また、他の局面において、おでかけ設定が行われた後にテレビの電源がオフにされ、すぐにテレビ300の電源がオンになった場合には、テレビ300は不在信号を送信するのみで在宅信号を送信しない。したがって、おでかけ設定が有効になるため、情報管理装置20の管理者は、当該ユーザが不在にもかかわらず在宅であるとの誤った判断をしなくなる。よって、見守りサービスの精度が向上し得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 CPU、2 マウス、3 キーボード、4 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、7,310 通信インターフェイス、8 モニタ、9 ROM、10 システム、11 ネットワーク、12 サーバ、20 情報管理装置、110 家、200 コンピュータ、300 テレビ、320 デコーダ、330 ディスプレイ、340 メモリ、350 プロセッサ、360 エンコーダ、370 カメラ、380 操作パネル、381 受光回路。

Claims (9)

  1. ネットワークに接続可能なモニタ装置であって、
    前記ネットワークに接続されている情報管理装置と通信するための通信インターフェイスと、
    表示パネルと、
    前記モニタ装置の動作を制御するためのプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    モニタ装置のユーザが外出することを入力するための画面を前記表示パネルに表示させ、
    ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けると、不在モードを設定する不在信号を、前記通信インターフェイスを介して前記情報管理装置に送信し、
    前記モニタ装置の電源がオンにされると、前記不在モードを解除する電源オン信号を、前記通信インターフェイスを介して前記情報管理装置に送信するように構成されている、モニタ装置。
  2. 前記モニタ装置の電源がオフにされてから当該電源がオンにされるまでの時間が予め定められた時間よりも長い場合に、前記プロセッサは、前記電源オン信号を前記情報管理装置に送信するように構成されている、請求項1に記載のモニタ装置。
  3. 情報管理装置であって、
    ネットワークを介して、一つ以上のモニタ装置と通信するための通信インターフェイスと、
    メモリと、
    前記メモリに結合されて、前記情報管理装置の動作を制御するためのプロセッサとを備え、前記プロセッサは、
    前記一つ以上のモニタ装置のユーザが外出することを前記情報管理装置に通知するための入力を受け付ける画面を前記一つ以上のモニタ装置に表示させ、
    ユーザが外出することを通知するための入力が受け付けられたモニタ装置から、不在信号を受信して不在モードを設定し
    当該モニタ装置から送信される電源オン信号を受信すると前記不在モードを解除するように構成されている、情報管理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記モニタ装置の電源がオフにされてから当該電源がオンにされるまでの時間が予め定められた時間を経過した後に、前記モニタ装置から送信される前記電源オン信号を受け付けるように構成されている、請求項3に記載の情報管理装置。
  5. 請求項1または2に記載のモニタ装置と、
    請求項3または4に記載の情報管理装置とを備える、監視システム。
  6. モニタ装置を制御するための方法であって、
    モニタ装置のユーザが外出することを入力するための画面を表示するステップと、
    前記ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けるステップと、
    前記ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けると、不在モードを設定する不在信号を、ネットワークを介して前記モニタ装置に接続されている情報管理装置に送信するステップと、
    前記モニタ装置の電源がオンにされると、前記不在モードを解除する電源オン信号を、前記情報管理装置に送信するステップとを含む、モニタ装置を制御するための方法。
  7. コンピュータによる情報管理方法であって、
    前記コンピュータは、ネットワークを介して一つ以上のモニタ装置と通信するための通信インターフェイスと、メモリと、前記メモリに結合されたプロセッサとを備えており、
    前記情報管理方法は、
    前記プロセッサが、前記一つ以上のモニタ装置のユーザが外出することを前記コンピュータに通知するための入力を受け付ける画面を前記一つ以上のモニタ装置に表示させるステップと、
    ユーザが外出することを通知するための入力が受け付けられたモニタ装置から、不在モードを設定する不在信号を受信するステップと、
    当該モニタ装置の電源がオンにされると、前記不在モードを解除する電源オン信号を、当該モニタ装置から受信するステップとを含む、情報管理方法。
  8. モニタ装置を制御するためのプログラムであって、前記プログラムは、前記モニタ装置が備えるプロセッサに、
    モニタ装置のユーザが外出することを入力するための画面を表示するステップと、
    ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けるステップと、
    前記ユーザの外出を表わす設定の入力を受け付けると、不在モードを設定する不在信号を、ネットワークを介して前記モニタ装置に接続されている情報管理装置に送信するステップと、
    前記モニタ装置の電源がオンにされると、前記不在モードを解除する電源オン信号を、前記情報管理装置に送信するステップとを実行させる、プログラム。
  9. コンピュータを情報管理装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータは、ネットワークを介して一つ以上のモニタ装置と通信するための通信インターフェイスと、メモリと、前記メモリに結合されたプロセッサとを備えており、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記一つ以上のモニタ装置のユーザが外出することを前記コンピュータに通知するための入力を受け付ける画面を前記一つ以上のモニタ装置に表示させるステップと、
    ユーザが外出することを通知するための入力が受け付けられたモニタ装置から、不在モードを設定する不在信号を受信するステップと、
    当該モニタ装置の電源がオンにされると、前記不在モードを解除する電源オン信号を、当該モニタ装置から受信するステップとを実行させる、プログラム。
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