JP5627622B2 - 固体撮像装置および携帯情報端末 - Google Patents

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    • H04N23/957Light-field or plenoptic cameras or camera modules

Description

本発明の実施形態は、固体撮像装置および携帯情報端末に関する。
2次元アレイ情報として奥行き方向距離を得ることができる撮像技術は、参照光を使用する技術、複数カメラを使用したステレオ測距技術など様々な方法が検討されている。特に近年は、民生用途での新たな入力デバイスとして比較的廉価な製品のニーズが高まっている。
システムコストを抑えるため参照光を用いない測距撮像方式として、視差を利用した三角測量方式がある。この方式ではステレオカメラや複眼カメラが知られているが、これらの場合、カメラを複数用いることとなり、システムの巨大化や部品点数増大による故障率上昇といった問題が存在する。
マイクロレンズアレイを画素上方に配置し、各マイクロレンズの下部には複数の画素を配置する構造が提案されている。この構造により、画素ブロック単位で視差をもった画像群を取得することが可能であり、この視差により被写体の距離推定や距離情報を元にしたリフォーカス処理等が可能となる。上記構造を用いた固体撮像素子においては、マイクロレンズの結像位置の検出に関して、キャリブレーション画像を撮影し、二値化して輪郭フィッティングにより座標を求めている。しかし、この方法ではマイクロレンズやセンサ上のごみや汚れ、マイクロレンズ自体の個別バラつきにより中心座標が正確に求められない場合が存在する。また、本撮影前にキャリブレーション画像の撮影が必要となる。
T. Georgiev and A. Lumsdaine, COMPUTER GRAPHICS forum, Volume 29 (2010), number 6 pp. 1955-1968, "Reducing Plenoptic Camera Artifacts"
本実施形態は、マイクロレンズの中心座標の検出を高精度に行うことを可能にするとともに、キャリブレーションの撮影を不要とする固体撮像装置および携帯情報端末を提供する。
本実施形態の固体撮像装置は、複数の画素を含む画素ブロックを複数有する撮像素子と、被写体を結像面に結像する第1の光学系と、光透過基板と前記光透過基板上に形成された複数の第1マイクロレンズ及び前記第1マイクロレンズの周囲に形成された複数の第2マイクロレンズとを有するマイクロレンズアレイであって、前記第1マイクロレンズの焦点距離と前記第2マイクロレンズの焦点距離が実質的に等しく、かつ前記第1マイクロレンズの前記光透過基板に接する領域のサイズが前記第2マイクロレンズの前記光透過基板に接する領域のサイズよりも大きいマイクロレンズアレイを備え、前記撮像素子と前記第1の光学系の間に配置され、前記結像面に結像される像を前記マイクロレンズアレイを介して前記画素ブロックに縮小再結像する第2の光学系と、を備えていることを特徴とする。
第1実施形態による固体撮像装置を示すブロック図。 固体撮像装置の第1例の光学系を示す図。 固体撮像装置の第2例の光学系を示す図。 マイクロレンズを説明する図。 図5(a)、5(b)は、第1実施形態に用いられるマイクロレンズアレイを説明する図。 第1実施形態に用いられる第1例のマイクロレンズアレイの断面図。 第1実施形態に用いられる第2例のマイクロレンズアレイの断面図。 撮像マイクロレンズおよびマーカーマイクロレンズの像を説明する図。 マイクロレンズアレイ上にごみやキズなどがある場合のマイクロレンズ像を示す図。 マイクロレンズアレイ上にごみやキズなどがある場合のマイクロレンズ像を示す図。 図11(a)乃至図11(c)は、マーカーマイクロレンズの像フィッティングに与える効果について説明する図。 マーカーマイクロレンズを用いた二次元画像取得までの手順を説明するフローチャート。 マーカーマイクロレンズを用いた二次元画像取得までの手順を説明するフローチャート。 マイクロレンズアレイ上にカラーフィルタを設ける場合について説明する図。 マーカーマイクロレンズの結像領域にホワイト画素を用いた場合の効果を説明する図。 偏光板をマイクロレンズアレイのプレーンな面に設置した場合の光学系を示す図。 偏光軸の異なる複数種類の偏光板が撮像マイクロレンズの周囲に設置されていることを示す図。 マーカーマイクロレンズの光強度に関する偏光軸角度依存性を示す図。 第1実施形態の固体撮像装置によって得られる二次元の偏光主軸分布を示す図。 第2実施形態による携帯情報端末を示す図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態による撮像装置について図1乃至図11(c)を参照して説明する。第1実施形態による固体撮像装置(以下、カメラモジュール)を図1に示す。第1実施形態の固体撮像装置1は、撮像モジュール部10と、撮像信号プロセッサ(以下、ISP(Image Signal Processor)ともいう)20と、を有する。
撮像モジュール部10は、結像光学系12と、マイクロレンズアレイ14と、撮像素子16と、撮像回路18とを有する。結像光学系12は、1または複数のレンズを有し、被写体からの光を撮像素子16へ取り込む撮像光学系として機能する。撮像素子16は、結像光学系12により取り込まれた光を信号電荷に変換する素子として機能し、複数の画素(光電変換素子としての例えばフォトダイオード)が2次元アレイ状に配列されている。各画素は、例えば、赤色波長光域に対して高い透過率を有する層(赤色カラーフィルタ)を有するR画素、または緑色波長光域に対して高い透過率を有する層(緑色カラーフィルタ)を有するG画素、または青色波長光域に対して高い透過率を有する層(青色カラーフィルタ)を有するB画素である。
マイクロレンズアレイ14は、例えば複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイもしくはプリズム等の微小光学系である。結像光学系12によって結像面に結像する光線群を、個々のマイクロレンズと対応する画素ブロックに縮小再結像する光学系として機能する。画素ブロックとは、複数の画素から構成され、結合光学系12の光軸に平行な方向(z方向)において1つのマイクロレンズと重なる。画素ブロックとマイクロレンズは1つずつ対応し、マイクロレンズと同じ大きさであるか、あるいはマイクロレンズよりも大きい。撮像回路18は、撮像素子16の画素アレイの各画素を駆動する駆動回路部(図示せず)と、画素領域から出力される信号を処理する画素信号処理回路部(図示せず)とを有している。上記駆動回路部は、例えば駆動する画素を垂直方向に水平ライン(行)単位で順次選択する垂直選択回路と、列単位で順次選択する水平選択回路と、それらを各種パルスにて駆動するTG(タイミングジェネレータ)回路、などを有する。上記画素信号処理回路部は、画素領域からのアナログ電気信号をデジタル変換するAD変換回路と、ゲイン調整やアンプ動作を行うゲイン調整/アンプ回路と、デジタル信号の補正処理などを行うデジタル信号処理回路となどを有している。
ISP20は、カメラモジュールI/F(インターフェース)22と、画像取り込み部24と、信号処理部26と、ドライバI/F28とを備えている。撮像モジュール部10による撮像により得られたRAW画像は、カメラモジュールI/F22から画像取り込み部24へ取り込まれる。信号処理部26は、画像取り込み部24に取り込まれたRAW画像について、信号処理を実施する。ドライバI/F(インターフェース)28は、信号処理部26での信号処理を経た画像信号を、図示しない表示ドライバへ出力する。表示ドライバは、固体撮像装置によって撮像された画像を表示する。
次に、第1実施形態の固体撮像装置の光学系を図2に示す。ここでは結像光学系12は1つの結像レンズからなることとする。被写体100からの光線80が結像レンズ(結像光学系)12に入射され、結像レンズ12によって結像面70に結像される。この結像面70に結像された像は、マイクロレンズアレイ14に入射され、マイクロレンズアレイ14を構成するマイクロレンズ14aによって撮像素子16上に縮小結像される。図2において、また、Aは結像レンズ12と被写体100との間の距離、Bは結像レンズ12による結像距離、Cは結像レンズ12の結像面70とマイクロレンズアレイ14との間の距離、Dはマイクロレンズアレイ14と撮像素子16との間の距離である。以下の説明では、fは結像レンズ12の焦点距離、gはマイクロレンズ14aの焦点距離を表す。本明細書では、説明のため、結像レンズ12の中心を通り光軸に垂直な面に対して被写体100側を前方、撮像素子16側を後方と定義する。光学系内でマイクロレンズアレイ14は結像レンズ12の光線を各視点の像に分離し、撮像素子16上に縮小結像させる役割をもつ。
なお、本実施形態の固体撮像装置においては、図2に示すように、マイクロレンズアレイ14が結像レンズ12の結像面70より結像レンズ12に対して後方に設置されている。しかし、本実施形態では図2に示す光学系に限定されるものではなく、例えば図3に示すように、マイクロレンズアレイ14が結像レンズ12の結像面70より前方に設置されていてもよい。
(マイクロレンズアレイ)
次に、第1実施形態で用いられるマイクロレンズアレイ14について説明する。このマイクロレンズアレイ14は、図4に示すように、可視光透過基板14b上に複数のマイクロレンズが形成された構成を有している。なお、図4では、1個のマイクロレンズ14aを示しているが、後述するように、大きさの異なる少なくとも2種類のマイクロレンズが可視光基板14b上に形成されている。ここで、マイクロレンズ14aの径dとは、マイクロレンズ14aが可視光透過基板14bに接する領域の最大径を意味する。最大径とは、マイクロレンズ14aが可視光透過基板14bに接する領域の周囲上の2点間の距離で最大の値を意味する。また、マイクロレンズ14aの高さhとは、可視光基板14bからマイクロレンズ14aの表面上の点までの距離で最大の値を意味する。すなわち、マイクロレンズ14aの高さhとは、可視光基板14bからマイクロレンズ14aの頂点までの距離である。マイクロレンズ14aの径dおよび高さhを図4に示す。
マイクロレンズアレイ14の平面図を図5(a)に示し、図5(a)の一部分の拡大図を図5(b)に示す。図5(a)、5(b)に示すように、本実施形態に用いられるマイクロレンズアレイ14は、可視光透過基板14b上に形成された大きさの異なる第1マイクロレンズ14aおよび第2マイクロレンズ14aを備えている。第1マイクロレンズ14aは径d1を有しており、第2マイクロレンズ14aはd1よりも小さな径d2を有している。第2マイクロレンズ14aは第1マイクロレンズの周囲に形成されている。例えば、列方向(図5(a)の縦方向)に配置された第1マイクロレンズ14aの群においては、第1マイクロレンズ14aの中心が実質的に同一線上に位置し、隣接する第1マイクロレンズ14a間の間隔が実質的に同じとなるように配置される。それぞれが第1マイクロレンズ14aの群からなる隣接する第1列および第2列に関しては、行方向(図5(b)横方向)において、第1列の隣接する第1マイクロレンズ14a間の中心に第2列のマイクロレンズの14aの中心が位置する配置となっている。すなわち、第1列の第1マイクロレンズ14aは、第2列の第1マイクロレンズ14aとは、列方向にずれて配置されている。なお、上記説明で、列方向を行方向(図5(a)の横方向)に置き換えた配置であってもよい。第2マイクロレンズ14aは各第1マイクロレンズ14aを囲む6角形の頂点に配置され、かつ隣接する第1マイクロレンズ14a間で共有するように配置された構成となっている。すなわち、六角形の頂点に配置された第2マイクロレンズ14aの中に第1マイクロレンズ14aが配置されている。第1マイクロレンズ14aは撮像マイクロレンズともよばれ、第2マイクロレンズ14aはマーカーマイクロレンズともよばれる。
なお、図5(a)、5(b)においては、マイクロレンズが2種類の場合について示しているが、実際にはこの限りではなく、マイクロレンズが3種類以上の場合であってもよい。また、マイクロレンズの並び方は図5(a)、5(b)2に限定されるものではなく、例えば撮像マイクロレンズとマーカーマイクロレンズがそれぞれ四角形、あるいは正方格子状に並んでいてもよい。第1マイクロレンズ14aは、四角形あるいは正方格子の頂点に配置された第2マイクロレンズ14aの中に配置されている。撮像マイクロレンズ14aと、マーカーマイクロレンズ14aは、ともに同じ結像面、すなわち撮像素子16に結像する構成となっている。言い換えると、撮像マイクロレンズ14aと、マーカーマイクロレンズ14aは、結像レンズ12により結像面に結像される像を画素ブロックに縮小再結像する。
次に、マーカーマイクロレンズの詳細について図6乃至図7を参照して説明する。図6は、マーカーマイクロレンズの第1例を示す断面図であり、図7は、マーカーマイクロレンズの第2例を示す断面図である。
図6に示す第1例の場合では、撮像マイクロレンズ14aとマーカーマイクロレンズ14aの曲率半径は同一であり、撮像マイクロレンズ14aとマーカーマイクロレンズ14aは、例えば石英ガラス、プラスチックなど同じ材料で形成される。マーカーマイクロレンズ14aについては可視光透過基板14bからマーカーマイクロレンズの頂点までの距離、すなわち高さhが撮像マイクロレンズ14aの高さhよりも小さい。図6に示す第1例の場合は、マーカーマイクロレンズ14aと撮像マイクロレンズ14aの曲率半径がに同一であるため、焦点距離に等しくなる。
図7の第2例では、撮像マイクロレンズ14aとマーカーマイクロレンズ14aの曲率半径が異なる場合を示している。図7に示す第2例では、曲率半径が異なるが、レンズの近軸理論式を満たすようにマーカーマイクロレンズ14aと撮像マイクロレンズ14aの屈折率を材料などで調節することで、両マイクロレンズとも実質的に同じ焦点距離を実現する。図6および図7示すいずれの場合において、マーカーマイクロレンズ14aの径は撮像マイクロレンズ14aのそれよりも小さい。
次に、マイクロレンズアレイの一般的な製作方法について概要を述べる。マイクロレンズアレイの製作方法は各種存在する。図6に示す第1例のマイクロレンズアレイについては、フォトレジストを用いる方法を例に挙げる。より具体的には、フォトレジストを露光、現像してレジストパターンを形成し、熱融解して凸レンズ形状に成形する方法である。図6に示すように、マイクロレンズ高さh、h(SAG量)を変化させる場合は、レジスト塗布時にマーカーマイクロレンズ部分にグレースケールマスクなどを用いることによりSAG量を調節する。
次に、図7に示す第2例のマイクロレンズアレイの製作方向について説明する。図7に示す第2例のように、曲率半径が異なる場合はレジストパターンの底面半径が大小異なる2種類のマスクを作成し、図6に示す第1例の場合と同様に熱溶融でレンズ形状を作成する。このマイクロレンズの形成にはナノ粒子を透明材料の面内に分散させた基板を用いており、例えば、アクリル樹脂中に酸化チタンの粒子を、密度を変えて添加することにより、作成することが出来る。この基板は、粒子密度や粒子径等の変化により屈折率を部分々で制御されて形成されている。この基板に対してドライエッチングなどでマイクロレンズ形状を形成すれば、曲率半径と屈折率が異なる撮像マイクロレンズ14aとマーカーマイクロレンズ14aからなるマイクロレンズアレイを形成できる。
(撮像レンズ中心位置を得る方法)
撮像素子16上に形成される撮像マイクロレンズ14aの像36と、その周囲に配置されるマーカーマイクロレンズ14aの像37を図8に示す。撮像マイクロレンズ14aの像36の中心位置を求めるために、まずその周囲のマーカーマイクロレンズ14aの像37それぞれについて円形フィッティングなどを用いて、マーカーマイクロレンズ14aの像37の中心位置の座標を求めておく。図8に示すように、マーカーマイクロレンズが撮像マイクロレンズに対して均等に六方に存在している場合、6個のマーカーマイクロレンズ14aの像37の中心X座標をx、x、x、x、x、xとおくと、撮像マイクロレンズの像36の中心X座標xは次式で表される。
Figure 0005627622
ここで、各マーカーマイクロレンズ14aの中心X座標x(i=1,・・・,6)の検出誤差の絶対値Δx
Δx=Δx=Δx=Δx=Δx=Δx=Δ (2)
と表される時、誤差伝播より撮像マイクロレンズ14aの中心X座標の検出誤差Δx
Figure 0005627622
と表される。Δは、マーカーマイクロレンズの検出誤差を表す。このように、マーカーマイクロレンズ単体よりも高い精度で撮像マイクロレンズの中心X座標を求めることが可能である。以上と同様の方法でY座標についても求める事ができ、得られた画像中の撮像マイクロレンズの像中心位置についての二次元座標を得ることができる。また、この方法で得た中心座標検出誤差ΔxおよびΔyはマーカーマイクロレンズの検出誤差Δよりも小さくなるため、後述する再構成した二次元画像中のアーティファクトなどを低減することができ、画質を改善することができる。
(不完全な撮像レンズ像から撮像レンズ像中心位置を得る方法)
図9にマイクロレンズアレイ上にごみやキズなどがある場合のマイクロレンズ像を示す。マーカーマイクロレンズが無い状態での撮像マイクロレンズ14aの像36にマイクロレンズアレイ上のごみやキズによる像38がオーバーラップしている場合、マイクロレンズ像の中心位置を円形フィッティングなどで検出することが困難になる。
これに対して、図10に示す第1実施形態のように、撮像マイクロレンズ14a1の周囲に複数のマーカーマイクロレンズ14aが設けられている場合は、複数のマーカーマイクロレンズ14aの像37が検出困難な状態であっても、残りの検出可能なマーカーマイクロレンズ14aの像37から撮像マイクロレンズ14aの像の中心位置を求めることが可能である。
(マーカーマイクロレンズによる像フィッティングへの効果)
図11(a)乃至図11(c)を参照して、第1実施形態のように、複数のマーカーマイクロレンズ14aが撮像マイクロレンズ14aの周囲に配置されている場合の像フィッティングに与える効果について説明する。光学系の前方に被写体100が存在し、撮像マイクロレンズ14aの視野41と、マーカーマイクロレンズ14aの視野42が図11(a)に示すように位置していると仮定する。マーカーマイクロレンズ14aが設けられていない場合、得られる撮影画像は図11(b)に示す画像である。この場合、被写体像によってマイクロレンズ像内の輝度値は一様ではなく、像単体での輪郭による円フィッティングの精度が低下する。
これに対して、本実施形態のように、撮像マイクロレンズ14aの周囲にマーカーマイクロレンズ14aが設けられている場合に得られる撮影画像は図11(c)に示す画像となる。この場合、マーカーマイクロレンズ14aの視野が撮像マイクロレンズ14a1よりも小さいため、比較的一様な輝度の被写体を撮影する確率が高くなる。したがって、この一様な輝度値のマーカーマイクロレンズ14aの像37の輪郭を円フィッティングで近似し、その中心座標を求めれば、一度の撮影で再構成用の二次元画像と撮像マイクロレンズの中心位置座標を得ることが可能である。
さらに、複数のマーカーマイクロレンズ14aの像37内に被写体が写りこみ、輝度値が一様で無い状態であったとしても、前述した方法を用いて同様の復元方法により残ったマーカーマイクロレンズ14aの像37で撮像マイクロレンズ14aの像36の中心座標を求めることができる。
(二次元画像を再構成により得る方法)
次に、二次元画像を再構成により得る方法について説明する。マーカーマイクロレンズを用いた二次元画像取得までのフローチャートを図12に示す。
まず、マニュアル操作で再構成用画像を撮影する(ステップS1)。続いて、撮影した画像に二値化処理を行う(ステップS2)。マーカーマイクロレンズの輪郭を円形であるとしてフィッティングを行う(ステップS3)。マーカーマイクロレンズの像それぞれの円の中心座標を計算し、これらのマーカーマイクロレンズの像の中心座標を用いて撮像マイクロレンズの像の中心座標を計算する(ステップS4)。計算された撮像マイクロレンズの像の中心座標をメモリ等に保存する(ステップS5)。保存された中心座標を用いて、リフォーカス処理等を行う(ステップS6)。この中でユーザーが行うべきマニュアル操作は通常のカメラを用いるのと同様に、写真(再構成画像)を撮影するだけであり、中心座標検出のためのキャリブレーション作業等を省略することが可能となる。
次に、上記保存した中心座標および二値化された画像に基づいて、二次元画像を得るためのフローチャートを図13に示す。
まず。撮像マイクロレンズ内の像について、シェーディングなどの補正処理により輝度の補正を行う(ステップS11)。次に、撮像マイクロレンズ領域を抜き出す(ステップS12)。続いて、上記保存した中心座標を用いて撮像マイクロレンズ内の画素それぞれの歪み補正処理を行い、位置を補正する(ステップS13)。その後、撮像マイクロレンズの像を拡大する(ステップS14)。続いて、マイクロレンズの重なり領域の有無を判定し、重なり領域がない場合は、画素の再配置を行わずに処理を終了する(ステップS15)。マイクロレンズの重なり領域がある場合は、画素の再配置を行い、画像合成処理を行う(ステップS16)。
このように、二次元画像を得るにはマーカーマイクロレンズにより計算した撮像レンズ中心座標を用いて撮像レンズ像を抽出し、拡大して撮像マイクロレンズ像同士の合成処理を行う。この合成画像が求める二次元画像となる。
(カラーフィルタを組み合わせた場合の光学系組み立て精度向上の効果) 次に、マイクロレンズアレイ14上にカラーフィルタを設ける場合について述べる。図14に、カラーフィルタ15をマイクロレンズアレイ14上のマーカーマイクロレンズ14aの面上と、撮像素子16上の、マーカーマイクロレンズ14aの像面に設置した場合の光学系を示す。すなわち、第2マイクロレンズ14aと結像レンズ12との間にはR(赤色)、G(緑色)、またはB(青色)の少なくとも1色を有する第2カラーフィルタが設けられ、撮像素子16との第2マイクロレンズ14aと対向する側には第2カラーフィルタと同じ色の第1カラーフィルタが設けられている。言い換えると、撮像素子16はマーカーマイクロレンズ14aの面上に設けられたカラーフィルタに対向する領域に、このカラーフィルタと同じ色を透過するカラーフィルタを有する画素を有している。
ここでカラーフィルタ15が設けられる位置は、図14に示す位置に限定されるものではなく、例えばより撮像素子16に近い面へ設置してもよい。カラーフィルタ15は1種類ではなく、例えばR(赤色)フィルタと、G(緑色)フィルタ、B(青色)など複数種類設置されており、マーカーマイクロレンズ14aの面とマーカーマイクロレンズ14aの像面とで同じ並び方、すなわち同じ色のフィルタが配置された構成となっている。この状態でマイクロレンズアレイ14と撮像素子16を組み合わせると、マーカーマイクロレンズ14aのカラーフィルタ15の色と撮像素子16上のカラーフィルタ15の色が一致していない場合にはマーカーマイクロレンズの像はできないか、もしくは歪んだ形状となる。従って、xy方向の位置合わせをマーカーマイクロレンズの像の有無と像の歪みを調べることで行うことができる。
また、xy方向の位置合わせが行われ、全てのマーカーマイクロレンズ14aの像が得られている時、マーカーマイクロレンズ像内の像の倍率を求めることでz方向の位置合わせを行うことができる。したがって、3次元での位置合わせは、マーカーマイクロレンズ14aを用いて行うことが可能である。また、マーカーマイクロレンズ14aの像の大きさについて分布を調べることにより、マイクロレンズアレイ14の傾きを求めることができる。これを用いて、組み合わせ時の撮像素子16に対するマイクロレンズアレイ14の傾き修正を行うことが可能となる。
マイクロレンズアレイ14上のカラーフィルタ15の製造方法の例としては、有機顔料レジストをマイクロレンズアレイ14に塗布する方法がある。これは、可視光透過基板14bのマイクロレンズ14が設けられた面とは反対のプレーンな面に対して、有機顔料を分散したレジストを塗布し、マーカーマイクロレンズ14aの対応位置のみ露光し感光させてカラーフィルタ15を形成するという方法である。撮像素子16上のカラーフィルタ15は通常の製造方法で形成するが、この際、マーカーマイクロレンズ14aと対応する領域のみマーカーマイクロレンズ14a上のカラーフィルタと対応する色のカラーフィルタを設置する必要がある。このカラーフィルタが形成されるマイクロレンズアレイ14と、カラーフィルタ15が形成された撮像素子とを組み合わせることで、撮像素子1とマイクロレンズアレイ14の組み立て時の組み立て精度を向上することができる。
(ホワイト画素(W画素)によるマーカーマイクロレンズの検出率向上の効果)
本明細書では、R色のカラーフィルタが形成された画素をR画素、G色のカラーフィルタが形成された画素をG画素、B色のカラーフィルタが形成された画素をB画素、色フィルタが形成されていない画素をホワイト画素(W画素)と呼ぶ。
マーカーマイクロレンズ14aとホワイト画素との組み合わせの効果を述べる。通常、撮像素子の各画素にはカラーフィルタがベイヤー配列などの並び方で配置されており、このカラーフィルタによってR、G、B画素ごとの信号を取得することで二次元画像を撮影している。カラーフィルタを透過することで光は減衰するため、入射光よりも輝度値は小さく検出される。
これに対して、図15に示すように、マーカーマイクロレンズ14aの像が結像される結像領域の画素をホワイト画素とする。すなわち、第2マイクロレンズ14aと結像レンズ12との間にはカラーフィルタを設けず、第2マイクロレンズ14aと撮像素子16との間にもカラーフィルタを設けない。この場合は入射光がそのまま画素に入射するため、R画素、B画素、B画素である場合よりも検出する輝度値は大きいものとなる。したがって、マーカーマイクロレンズ14aの結像領域16aの画素にホワイト画素を用いた場合、信号が飽和しやすくなる。このため一様なマーカーマイクロレンズ像が得られる可能性が高くなり、像の輪郭フィッティングが可能なマーカーマイクロレンズ14aの数が増加する。さらに、カラーフィルタ15が設けられている状態よりも輝度値が大きくなるため、光量が少ない室内などでの環境下でもマーカーマイクロレンズ14aの像の輪郭を検出できるようになるという効果もある。したがって、ホワイト画素と組み合わせることで、マイクロレンズの中心座標の検出精度を向上することができる。合わせて、光量の低い場所でもマイクロレンズ14aの中心座標を検出出来るようになる。
(偏光板と組み合わせた場合の二次元偏光画像取得方法)
偏光板17をマイクロレンズアレイのプレーンな面に設置した場合の光学系を図16に示す。ここで偏光板17が設けられる位置は、図16に示す位置に限定されるものではなく、例えばより撮像素子16に近い位置へ設置してもよいしマーカーマイクロレンズ14a上に設置してもよい。
今回用いる偏光板17の一つの製造方法として、微細構造薄膜をスパッタ法で積層する方法が挙げられる。可視光透過基板14b上にスパッタ薄膜を積層して作成した偏光板アレイを、マーカーマイクロレンズの位置と偏光板アレイ位置を合わせてマイクロレンズアレイと張り合わせることで偏光板付きマーカーマイクロレンズを作成することができる。偏光板17は1種類ではなく、例えば図17に示すように、偏光軸の異なる複数種類が設置されており、マーカーマイクロレンズの面とマーカーマイクロレンズの像面とで同じ並び方をしている。この状態でマイクロレンズアレイと撮像素子を組み合わせると、マーカーマイクロレンズ14a2に対応する偏光板17の偏光軸と入射光の偏光主軸が一致していない場合、マーカーマイクロレンズの像の輝度値が低下する。
更に、例えば図17に示すように、ある撮像マイクロレンズの周囲のマーカーマイクロレンズ上の偏光板17の偏光軸17aの角度θが0°、30°、60°、90°、120°、150°という6種類ある状態を仮定する。このとき図18に示すように、横軸に偏光軸角度θ、縦軸に光強度を取ったグラフに、各マーカーマイクロレンズの値をプロットし、フィッティングを行うことで、マーカーマイクロレンズに囲まれた撮像マイクロレンズへ入る入射光の偏光主軸θ’を求めることができる。以上の操作を全てのマーカーマイクロレンズに対して行うことで、図19に示すように、二次元の偏光主軸分布を得ることができる。すなわち、偏光板と組み合わせることで、二次元偏光角分布を求めることができる。
一様な物体表面にキズなどがある状態では、キズ部分と周辺の一様な部分とでは反射光の偏光特性が異なって観測される。また、後述するように、撮像マイクロレンズ像を用いて被写体までの距離を得ることが可能であるため、この被写体距離情報と、二次元偏光分布を使った検査装置などに応用が可能である。より具体的には撮像マイクロレンズ像で検査したい被写体へのレンズピント合わせを行うと同時に被写体の二次元画像を撮影し、マーカーマイクロレンズで得られる二次元偏光分布でキズの位置と範囲を測定する。この場合、例えば製品の出荷前検査などで、可視光による見た目の検査と、可視光で判別しにくい表面のキズに対するチェックを同時に行うことが可能な検査装置を実現することができる。
(被写体までの距離を得る方法)
図2に示す光学系を例にとって被写体100までの距離を得る方法について説明する。レンズと被写体との距離Aが変化すると、(4)式からわかるように、結像距離Bの値が変化する。
Figure 0005627622
光学系の位置関係からB+C=Eであるため、結像距離Bの変化に伴って距離Cの値も変化する。マイクロレンズについて(5)式を用いると、距離Cの変化に伴ってさらに距離Dの値も変化することが分かる。
Figure 0005627622
この結果、各マイクロレンズ14を通って結像する像は結像レンズ12の仮想イメージである結像面70をM(M=D/C)倍に縮小した画像が得られ、式で表すと(6)式で表される。
Figure 0005627622
このように、被写体距離Aの値が変化するとそれに伴ってB、C、Dの値も変化するため、マイクロレンズ像の縮小倍率Mも変わることとなる。
(6)式をAについて整理すると
Figure 0005627622
が得られる。したがってマイクロレンズによる像の縮小倍率Mを画像マッチング等により算出し、かつD、E、fの値が既知であれば、(7)式からAの値を求めることが可能である。
図3に示す光学系の場合はE+C=Bであり、さらにマイクロレンズに関するレンズの式は次の(8)式で表される。
Figure 0005627622
したがって、この場合AとMの関係は、次の(9)式で表すことができる。
Figure 0005627622
縮小倍率Mは光線の幾何的関係からマイクロレンズ間の像ずれ量をΔ’、マイクロレンズ間の中心間距離をLとおくと
Figure 0005627622
と表すことができる。したがって、縮小倍率Mを求めるにはSADやSSDなどの評価値を用いて画像マッチングによるマイクロレンズ間の像のずれ量を求めればよい。
第1実施形態の方法では撮像マイクロレンズの中心座標を高精度に検出できるため、距離計算中のΔ’の値の精度が上がり、結果として被写体距離Aを高精度で求めることが可能となる。
第1実施形態によれば、マイクロレンズの中心座標の、より高精度な算出が可能となる。これにより、二次元再構成画像のアーティファクト低減によって画質が向上する。また、距離推定の精度が向上する。さらに、撮影前のキャリブレーション撮影が不要となる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、マイクロレンズの中心座標の検出を高精度に行うことを可能にするとともに、キャリブレーションの撮影を不要とする固体撮像装置を提供することができる。
なお、マーカーマイクロレンズは、全ての撮像マイクロレンズの周囲に設けなくともよく、一部の撮像マイクロレンズの周囲にマーカーマイクロレンズを配置することも許容する。
(第2実施形態)
第2実施形態による携帯情報端末を図20に示す。この第2実施形態の携帯情報端末200は、第1実施形態の固体撮像装置を適用したものである。図20に示す携帯情報端末200は一例であって、符号10は第1実施形態における固体撮像装置の撮像モジュールを示す。このように、第1実施形態の固体撮像装置は、スチルカメラばかりでなく、携帯情報端末200等に適用することができる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、マイクロレンズの中心座標の検出を高精度に行うことを可能にするとともに、キャリブレーションの撮影を不要とする携帯情報端末を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 固体撮像装置
10 撮像モジュール部
12 結像光学系(結像レンズ)
14 マイクロレンズアレイ
14a マイクロレンズ
14a1 第1マイクロレンズ(撮像マイクロレンズ)
14a2 第2マイクロレンズ(マーカーマイクロレンズ)
14b 可視光透過基板
16 撮像素子
18 撮像回路
20 撮像信号プロセッサ
22 カメラモジュールI/F
24 画像取り込み部
26 信号処理部
28 ドライバI/F

Claims (9)

  1. 複数の画素を含む画素ブロックを複数有する撮像素子と、
    被写体を結像面に結像する第1の光学系と、
    光透過基板と前記光透過基板上に形成された複数の第1マイクロレンズ及び前記第1マイクロレンズの周囲に形成された複数の第2マイクロレンズとを有するマイクロレンズアレイであって、前記第1マイクロレンズの焦点距離と前記第2マイクロレンズの焦点距離が実質的に等しく、かつ前記第1マイクロレンズの前記光透過基板に接する領域のサイズが前記第2マイクロレンズの前記光透過基板に接する領域のサイズよりも大きいマイクロレンズアレイを備え、前記撮像素子と前記第1の光学系の間に配置され、前記結像面に結像される像を前記マイクロレンズアレイを介して前記画素ブロックに縮小再結像する第2の光学系と、
    前記第2マイクロレンズの像に基づいて、前記第1マイクロレンズの中心位置の座標を検出する処理を行う信号処理部と、
    を備えてい固体撮像装置。
  2. 前記第2マイクロレンズは六角形または四角形の頂点に配置され、前記第1マイクロレンズは前記第2マイクロレンズが形成する六角形または四角形の中に配置され請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1マイクロレンズおよび第2マイクロレンズは、材料および曲率半径が等しく、前記光透過基板からの高さが異なってい請求項1または2記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1マイクロレンズおよび第2マイクロレンズは、材料および曲率半径がそれぞれ異な請求項1または2記載の固体撮像装置。
  5. 前記第2マイクロレンズと前記第1の光学系との間にはR、G、またはBの少なくとも1色を有する第2カラーフィルタが設けられ、前記撮像素子は前記第2カラーフィルタと対向する領域に前記第2カラーフィルタと同じ色の第1カラーフィルタを有す請求項1乃至4のいずれかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記撮像素子の前記画素は、R画素、G画素、B画素、またはW画素のいずれかであり、前記第2マイクロレンズの像領域内の画素はW画素であ請求項1乃至4のいずれかに記載の固体撮像装置。
  7. 前記光透過基板の前記第2マイクロレンズが形成された面とは反対側の面又は前記撮像素子の前記第2マイクロレンズの対応する位置に偏光板を更に備えてい請求項1乃至4のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記信号処理部は、検出された前記第1マイクロレンズの中心位置の座標を用いて、前記撮像素子によって撮像された画像から二次元画像を再生する処理を行請求項1乃至7のいずれかに記載の固体撮像装置。
  9. 請求項1乃至のいずれかに記載の固体撮像装置を備えてい携帯情報端末。
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