JP5626882B2 - 質問器及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)の通信技術に関する。
現在、生産管理、流通、情報システム等、様々な分野において、RFID技術が利用されている。RFIDシステムは、RFIDタグ、IC(Integrated Circuit)タグ等と呼ばれる複数の無線タグ(以降、RFタグと表記する)と、これら複数のRFタグと無線通信を行うRFIDリーダライタ(以降、質問器と表記する)とを含む。
下記先行技術文献には、質問器が、複数のアンテナを有することにより複数の周波数帯の電波を介してRFタグと無線通信する構成が提案されている。
特開2006−295419号公報 特開2005−143073号公報 特開2006−229433号公報
しかしながら、上述のような、複数の周波数帯での無線通信に対応するために複数のアンテナを質問器に設置する構成では、当該質問器を小型化することが困難となる。
本発明の目的は、簡易な構成により複数の周波数帯を用いた無線タグとの通信を可能とするRFIDの通信技術を提供することにある。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の態様は、複数の周波数帯を用いた無線タグとの通信を行う質問器に関する。第1の態様に係る質問器は、無線タグへの送信用信号及びその無線タグからの受信信号を含む第1の信号を処理する第1信号処理部と、第1の信号とは異なる周波数帯の第2の信号であって無線タグへの送信用信号及び無線タグからの受信信号を含む第2の信号を処理する第2信号処理部と、第1の信号及び第2の信号の各周波数帯に対応する少なくとも2つの共振周波数を持つ1つのアンテナ素子と、アンテナ素子から送信される信号及びアンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を第1信号処理部及び第2信号処理部のいずれか一方に切り替える切替部と、を備える。
第2の態様は、少なくとも2つの共振周波数を持つ1つのアンテナ素子を備える装置により実行されるプログラムに関する。第2の態様に係るプログラムは、当該装置を、無線タグへの送信用信号及び無線タグからの受信信号を含み、上記共振周波数の1つに対応する周波数帯を有する第1の信号を処理する第1信号処理手段と、上記共振周波数の1つに対応し第1の信号とは異なる周波数帯を有し、無線タグへの送信用信号及び無線タグからの受信信号を含む第2の信号を処理する第2信号処理手段と、上記アンテナ素子から送信される信号及び上記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理手段を第1信号処理手段及び第2信号処理手段のいずれか一方に切り替える切替手段、として機能させる。
なお、本発明の別態様として、上記プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
上記各態様によれば、簡易な構成により複数の周波数帯を用いた無線タグとの通信を可能とするRFIDの通信技術を提供することができる。
第1実施形態における質問器の処理構成例を示す概念図。 第1実施形態におけるアンテナ素子のアンテナ特性の例を示す図。 単一の周波数帯に対応するアンテナ特性の例を示す図。 第2実施形態における質問器の構成例を示す図。 第2実施形態における質問器の動作フローを示す図。 切替部により経路A側が接続状態とされた場合の信号の流れを示すイメージ図。 切替部により経路B側が接続状態とされた場合の信号の流れを示すイメージ図。 第3実施形態における質問器の構成例を示す概念図。 第4実施形態における質問器の構成例を示す概念図。
以下、本発明の実施の形態における質問器について図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、以下に挙げた各実施形態はそれぞれ例示であり、本発明は以下の各実施形態の構成に限定されない。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における質問器1の処理構成例を示す概念図である。質問器1は、それぞれ異なる所定周波数帯(Fa及びFb)での無線通信をサポートする各RFタグ21A及び21Bと無線通信を行う。この無線通信により、質問器1は、各RFタグ21A及び21Bから識別情報等のデータの読み取り、又は、データの書き込みを行う。なお、図1には、質問器1が、2つのRFタグと無線通信を行う例を示したが、1つのRFタグが2つの異なる周波数帯の無線通信をサポートしている場合には1つのRFタグを通信相手としてもよい。
質問器1は、図1に示すように、信号処理部10A、信号処理部10B、切替部15、アンテナ素子17等を有する。信号処理部10A、信号処理部10B及び切替部15は、個々に又は複数組み合わせられて、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又は、これらの組み合わせにより実現される。ハードウェア構成要素とは、例えば、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、ゲートアレイ、論理ゲートの組み合わせ、信号処理回路、アナログ回路等のようなハードウェア回路である。ソフトウェア構成要素とは、1又は複数のメモリ上のデータ(プログラム)が1又は複数のプロセッサ(例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等)で実行されることにより実現される、タスク、プロセス、関数のようなソフトウェア部品(断片)である。
信号処理部10Aは、RFタグ21Aへの送信用信号及びRFタグ21Aからの受信信号を含む第1の信号を処理する。信号処理部10Bは、第1の信号とは異なる周波数帯を有し、RFタグ21Bへの送信用信号及びRFタグ21Bからの受信信号を含む第2の信号を処理する。図1の例は、第1の信号の周波数帯をFaで示し、第2の信号の周波数帯をFbで示す。
アンテナ素子17は、上記第1の信号及び上記第2の信号の各周波数帯Fa及びFbに対応する少なくとも2つの共振周波数を持つ。アンテナ素子17は、アンテナパターン長とパターン幅が調整されることにより、少なくとも2つの所望の共振周波数を持つように、形成される。所望の各共振周波数は、例えば、上記第1の信号及び上記第2の信号の各周波数帯Fa及びFbと同一(信号処理で同一とみなし得る範囲も含む)に設定される。
図2は、第1実施形態におけるアンテナ素子17のアンテナ特性の例を示す図である。図2の横軸は使用周波数帯を示し、図2の縦軸はリターンロスを示す。図2の例では、2つの周波数帯(0.95ギガヘルツ(GHz)、2.5(GHz))に共振点が存在する。つまり、アンテナ素子17が図2のような特性を有する場合には、上記第1の信号は2つの共振周波数の一方に対応する周波数帯の信号であり、上記第2の信号は他方の共振周波数に対応する周波数帯の信号となる。
図3は、単一の周波数帯に対応するアンテナ特性の例を示す図である。図3に示すように、従来の質問器が有するアンテナ素子は、1つの周波数帯に対応していた。このようなアンテナ素子では、図2に示す第1実施形態におけるアンテナ素子17とは異なり、複数の周波数帯の信号を送受信することができない。
切替部15は、アンテナ素子17から送信される信号及びアンテナ素子17で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を信号処理部10A及び信号処理部10Bのいずれか一方に切り替える。
〔第1実施形態の作用及び効果〕
上述したように第1実施形態では、切替部15により、以下の2つの処理態様が切り替えられる。1つは、信号処理部10Aにより処理された第1の信号がアンテナ素子17からRFタグ21Aへ送信され、アンテナ素子17で受信された第1の信号が信号処理部10Aにより処理される態様である。他方は、信号処理部10Bにより処理された第1の信号と異なる周波数帯の第2の信号がアンテナ素子17からRFタグ21Bへ送信され、アンテナ素子17で受信された当該第2の信号が信号処理部10Bにより処理される態様である。
このように、第1実施形態によれば、1つのアンテナ素子17を異なる周波数帯Fa及びFbの第1の信号及び第2の信号の送受信に共通利用することができるため、各周波数帯につきそれぞれアンテナ素子を設ける必要のあった従来の構成に比べ、質問器1を小型化することができる。更に、第1実施形態によれば、1つのアンテナ素子17を異なる周波数帯の信号の送受信に共通利用するにあたり、切替部15という簡易な構成によりそれを実現することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、第1実施形態における信号処理部10A及び信号処理部10Bの具体的構成例が示される。図4は、第2実施形態における質問器1の構成例を示す図である。
信号処理部10Aは、具体的構成として、変調部101A、復調部102A、増幅部103A及び分岐部105A等を有する。信号処理部10Bは、信号処理部10Aと同様の構成を有する。これら信号処理部10A及び信号処理部10Bに含まれる各処理部は、上述したような、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又は、これらの組み合わせによりそれぞれ実現される。
変調部101Aは、他の処理部(図示せず)から所定周波数帯Faの搬送波を受け、この搬送波を所定方式で変調し、この変調信号Aを増幅部103Aに送る。変調部101Bは、他の処理部(図示せず)から所定周波数帯Fbの搬送波を受け、この搬送波を所定方式で変調し、この変調信号Bを増幅部103Bに送る。ここで、第2実施形態におけるアンテナ素子17のアンテナ特性が図2であれば、変調信号Aの周波数は0.95(GHz)に設定され、変調信号Bの周波数は2.5(GHz)に設定される。
復調部102Aは、分岐部105Aと接続されており、分岐部105Aを介してRFタグ21Aからの受信信号を受け、この受信信号に対して復調処理する。復調部102Bは、分岐部105Bと接続されており、分岐部105Bを介してRFタグ21Bからの受信信号を受け、この受信信号に対して復調処理する。ここで、復調部102Aで処理される受信信号の周波数は、上述の変調信号Aの所定周波数帯Faと同様であり、復調部102Bで処理される受信信号の周波数は、上述の変調信号Bの所定周波数帯Fbと同様である。なお、本実施形態は、復調処理の具体的態様を限定するものではないため、ここでは説明を省略する。
増幅部103Aは、変調部101Aから送られる変調信号Aを増幅し、その増幅された変調信号Aを分岐部105Aに送る。増幅部103Bは、変調部101Bから送られる変調信号Bを増幅し、その増幅された変調信号Bを分岐部105Bに送る。
分岐部105Aは、増幅部103Aから入力される信号と切替部15から入力される信号との送り先を制御する。分岐部105Aは、増幅部103Aから送られる変調信号Aを切替部15に送り、切替部15から送られる受信信号を復調部102Aに送る。同様に、分岐部105Bは、増幅部103Bから入力される信号と切替部15から入力される信号との送り先を制御する。分岐部105Bは、増幅部103Bから送られる変調信号Bを切替部15に送り、切替部15から送られる受信信号を復調部102Bに送る。
第2実施形態における質問器1は、第1実施形態の構成に加えて、更に、MCU(Micro Control Unit)107を有する。MCU107は、内蔵メモリに格納された制御プログラムがプロセッサに読み出され実行されることにより、無線タグ21Aとの周波数帯Faを用いた通信とRFタグ21Bとの周波数帯Fbを用いた通信との間の切り替え制御を行う。このような切り替え制御を行うにあたり、MCU107は、切替部15、変調部101A、変調部101Bを制御信号により制御する。
具体的には、MCU107は、所定のタイミングで変調部101Aに変調信号Aの送信を指示すると共に、信号処理部10Aにより処理された変調信号Aがアンテナ素子17から送出されるように切替部15を切り替える。この切り替えにより、その変調信号Aの送信に続いてRFタグ21Aから送信されアンテナ素子17で受信された受信信号は、分岐部105Aに送られる。一方、この切り替えにより、信号処理部10Bにより処理された変調信号Bはアンテナ素子17へは送られず、アンテナ素子17で受信された受信信号は信号処理部10Bには送られない。
MCU107は、他の所定タイミングで、RFタグへの送信用信号及びRFタグからの受信信号を処理する処理部を信号処理部10Aから信号処理部10Bに切り替えるように、切替部15に指示する。この切り替えにより、信号処理部10Bにより処理された変調信号Bがアンテナ素子17から送出され、この変調信号Bの送信に続いてRFタグ21Bから送信されアンテナ素子17で受信された受信信号は、分岐部105Aに送られる。一方、この切り替えにより、信号処理部10Aにより処理された変調信号Aはアンテナ素子17へは送られず、アンテナ素子17で受信された受信信号は信号処理部10Aには送られない。
〔動作例〕
以降、第2実施形態における質問器1の動作例を図5、6及び7を用いて説明する。図5は、第2実施形態における質問器1の動作フローを示す図である。図5に示す経路Aとは、切替部15を介して信号処理部10Aとアンテナ素子17とを信号疎通状態に接続する経路を示し、図5に示す経路Bとは、切替部15を介して信号処理部10Bとアンテナ素子17とを信号疎通状態に接続する経路を示す。図5の例では、まず、切替部15における経路A及び経路Bの両方がOFF状態(切断状態)に設定され、変調部101A及び変調部101Bの両方が変調信号を未送出状態に設定されている。
MCU107は、処理を開始すると所定時間T0(秒)後に、変調部101Aに変調信号Aの送出の開始を指示すると共に、切替部15に経路A側をON状態(接続状態)とするように指示する(S31)。図6は、切替部15により経路A側が接続状態とされた場合の信号の流れを示すイメージ図である。
MCU107の指示(S31)により、変調部101Aから所定周波数帯Fa(例えば、13.56メガヘルツ(MHz))の変調信号Aが送出され、この変調信号Aが増幅部103Aで増幅され、この増幅された変調信号Aが分岐部105A及び切替部15を介してアンテナ素子17から送信される。このとき、変調部101Bからは変調信号Bは送出されない。
当該所定周波数帯Faの通信をサポートするRFタグ21Aは、その変調信号Aを反射し、任意の情報を重畳させた当該所定周波数帯Faの信号を送信する。RFタグ21Aから送信された当該所定周波数帯Faの信号は、アンテナ素子17で受信され、切替部15及び分岐部105Aを介して、復調部102Aで復調処理される。
MCU107は、上述のような処理状態を所定時間T1(秒)継続させた後、変調部101Aに変調信号Aの送出の停止を指示すると共に、切替部15に経路A側を切断状態とするように指示する(S32)。この指示により、アンテナ素子17からの変調信号Aの送出は止められる。このとき、変調部101Bからの変調信号Bの送出は停止されたままである。
MCU107は、変調信号Aの送出を止めてから所定時間T2(秒)経過後、変調部101Bに変調信号Bの送出の開始を指示すると共に、切替部15に経路B側を接続状態とするように指示する(S33)。図7は、切替部15により経路B側が接続状態とされた場合の信号の流れを示すイメージ図である。
MCU107の指示(S33)により、変調部101Bから、上記変調信号Aの所定周波数帯Faとは異なる所定周波数帯Fb(例えば、例えば953(MHz))の変調信号Bが送出される。この変調信号Bは、増幅部103Bで増幅され、この増幅された変調信号Bが分岐部105B及び切替部15を介してアンテナ素子17から送信される。このとき、変調部101Aからは変調信号Aは送出されない。
当該所定周波数帯Fbの通信をサポートするRFタグ21Bは、その変調信号Bを反射し、任意の情報を重畳させた当該所定周波数帯Fbの信号を送信する。RFタグ21Bから送信された当該所定周波数帯Fbの信号は、アンテナ素子17で受信され、切替部15及び分岐部105Bを介して、復調部102Bで復調処理される。
MCU107は、上述のような処理状態を所定時間T3(秒)継続させた後、変調部101Bに変調信号Bの送出の停止を指示すると共に、切替部15に経路B側を切断状態とするように指示する(S34)。この指示により、アンテナ素子17からの変調信号Bの送出は止められる。このとき、変調部101Aからの変調信号Aの送出は停止されたままである。
(S34)の指示により、質問器1は図5の初期状態に戻るため、以降、上述と同様の処理が繰り返される。
〔第2実施形態の作用及び効果〕
第2実施形態では、信号処理部10Aの分岐部105Aにおいて、分岐部105Aに入力される各信号の送り先が分岐される。具体的には、送信信号の処理系列(変調部101A及び増幅部103A)から送出される信号及びアンテナ素子17で受信された信号の各送り先が分岐される。これは、信号処理部10Bにおいても同様である。
これにより、第2実施形態によれば、切替部15と各信号処理部10A及び10Bとの間のみを切り替えることにより、受信信号を、同一の周波数帯の送信信号を処理した信号処理部により処理させることができる。具体的には、周波数帯Faの変調信号Aに応じてRFタグ21Aから送信される周波数帯Faの受信信号は、変調信号Aを処理した信号処理部10Aの復調部102Aにより復調処理される。同様に、周波数帯Fbの変調信号Bに応じてRFタグ21Bから送信される周波数帯Fbの受信信号は、変調信号Bを処理した信号処理部10Bの復調部102Bにより復調処理される。
このように、第2実施形態によれば、各周波数帯の信号処理部10A及び10Bに、分岐部105A及び105Bを設けることにより、アンテナ素子17を送信用及び受信用で共通利用することができる。よって、第2実施形態によれば、簡易な構成により、複数の周波数帯Fa及びFbを用いたRFタグ21A及び21Bとの無線通信を実現することができる。
更に、第2実施形態では、MCU107が、アンテナ素子17から送信される信号及びアンテナ素子17で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を信号処理部10Aから信号処理部10Bに切り替える前に、所定時間(図5の時間T2)、アンテナ素子17から送信される信号がないように制御する。このように切り替え前に所定時間のインターバルを設けることにより、信号処理部10Aと信号処理部10Bとの間の干渉、又は、RFタグ21AとRFタグ21Bとの間の干渉を防ぐことができる。
[第3実施形態]
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、切替部15は信号経路の切り替えを行う処理部として説明されたが、第3実施形態では、切替部15の他の構成例が示される。
図8は、第3実施形態における質問器1の構成例を示す概念図である。第3実施形態では、切替部15は、フィルタ部150A及びフィルタ部150Bから構成される。これらフィルタ部150A及び150Bは、上述したような、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又は、これらの組み合わせにより実現される。
フィルタ部150Aは、信号処理部10Aとアンテナ素子17との間に位置し、周波数帯Faを通過させ、周波数帯Fbを遮断するフィルタである。フィルタ部150Aは、周波数帯Faのみを通過させるバンドパスフィルタであってもよいし、周波数帯Faが周波数帯Fbよりも低い場合には、ローパスフィルタであってもよい。
フィルタ部150Bは、信号処理部10Bとアンテナ素子17との間に位置し、周波数帯Fbを通過させ、周波数帯Faを遮断するフィルタである。フィルタ部150Bは、周波数帯Fbのみを通過させるバンドパスフィルタであってもよいし、周波数帯Fbが周波数帯Faよりも高い場合には、ハイパスフィルタであってもよい。
〔第3実施形態の作用及び効果〕
第3実施形態では、信号処理部10Aで処理された変調信号Aは、フィルタ部150Aを通過してアンテナ素子17から送信される。この変調信号Aに伴いRFタグ21Aから送信された信号は、アンテナ素子17で受信された後、フィルタ部150A及び150Bにそれぞれ送られる。この受信信号は、変調信号Aと同一の周波数帯Faを持つため、フィルタ部150Bでは遮断され、フィルタ部150Aを通過して信号処理部10Aの復調部102Aに送られる。
一方、信号処理部10Bで処理された変調信号Bは、フィルタ部150Bを通過してアンテナ素子17から送信される。この変調信号Bに伴いRFタグ21Bから送信された信号は、アンテナ素子17で受信された後、フィルタ部150A及び150Bにそれぞれ送られる。この受信信号は、変調信号Bと同一の周波数帯Fbを持つため、フィルタ部150Aでは遮断され、フィルタ部150Bを通過して信号処理部10Bの復調部102Bに送られる。
このように、第3実施形態によれば、1つのアンテナ素子17を共通利用するための切替部15をフィルタ部150A及び150Bのような簡易な構成で実現することができる。更に、第3実施形態によれば、切替部15の切り替えをMCU107の制御なしで実行することができる。なお、送信信号の切り替えは、第2実施形態と同様に、MCU107による変調部101A及び101Bの制御で実現することができる。
[第4実施形態]
上述の第2実施形態及び第3実施形態では、1つのアンテナ素子17を異なる周波数帯Fa及びFb、並びに、送信用及び受信用に共通利用していたが、送信用及び受信用のそれぞれ異なるアンテナ素子を設けるようにしてもよい。
図9は、第4実施形態における質問器1の構成例を示す概念図である。第4実施形態では、アンテナ素子として、送信用アンテナ素子170Tと受信用アンテナ素子170Rとが備えられ、切替部として、送信用切替部155Tと受信用切替部155Rとが備えられる。
送信用アンテナ素子170T及び受信用アンテナ素子170Rは、上述の各実施形態のアンテナ素子17と同様に、各周波数帯Fa及びFbに対応する少なくとも2つの共振周波数を持つ。
送信用切替部155Tは、送信用アンテナ素子170Tから送出される信号を信号処理部10Aで処理された変調信号Aと信号処理部10Bで処理された変調信号Bとの間で切り替える。受信用切替部155Rは、受信用アンテナ素子170Rで受信された信号を処理する処理部を信号処理部10Aと信号処理部10Bとの間で切り替える。第4実施形態では、送信用及び受信用にそれぞれ切替部を設けているため、第2実施形態及び第3実施形態における分岐部105A及び105Bは省かれている。
MCU107は、送信用信号を処理した処理部で受信信号も処理させるように、送信用切替部155T及び受信用切替部155Rを連動制御する。具体的には、MCU107は、信号処理部10Aで処理された変調信号Aを送信用アンテナ素子170Tから送出するように送信用切替部155Tを切り替えた場合には、受信用アンテナ素子170Rで受信された受信信号を信号処理部10Aに処理させるように受信用切替部155Rを切り替える。逆に、MCU107は、信号処理部10Bで処理された変調信号Bを送信用アンテナ素子170Tから送出するように送信用切替部155Tを切り替えた場合には、受信用アンテナ素子170Rで受信された受信信号を信号処理部10Bに処理させるように受信用切替部155Rを切り替える。MCU107の制御は、2つの切替部を制御すること以外、上述の第2実施形態と同様に実行される(図5の例参照)。
〔第4実施形態の作用及び効果〕
第4実施形態では、送信用及び受信用のそれぞれ異なるアンテナ素子が設けられ、送信用アンテナ素子170Tにおいて異なる周波数帯の送信信号が送出され、受信用アンテナ素子170Rにおいて異なる周波数帯の信号が受信される。そして、送信用信号を処理した信号処理部に受信信号も処理させるように、送信用切替部155T及び受信用切替部155Rが連動して切り替えられる。
これにより、第4実施形態によれば、送信用と受信用とでアンテナを分ける必要がある場合でも、異なる周波数帯で送信用アンテナ素子170T及び受信用アンテナ素子170Rを共通利用することができるため、質問器1の小型化が可能となる。
[各実施形態の補足]
上述の各実施形態では、2つの周波数帯Fa及びFbの通信を可能とする構成例を示したが、各実施形態は、通信可能な周波数帯の数を制限しない。3つ以上の周波数帯の通信をサポートする場合には、アンテナ素子の共振周波数の数をサポートする周波数帯の数に合わせ、各周波数帯の信号を処理する信号処理部をそれぞれ設けるようにすればよい。
また、上述の第4実施形態においても、第3実施形態と同様に、送信用切替部155T及び受信用切替部155Rをフィルタで実現するようにしてもよい。
上述の内容の一部又は全部は、以下のようにも特定され得る。但し、上述の内容が以下の記載に限定されるものではない。
1.無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含む第1の信号を処理する第1信号処理部と、
前記第1の信号とは異なる周波数帯の第2の信号であって無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含む第2の信号を処理する第2信号処理部と、
前記第1の信号及び前記第2の信号の各周波数帯に対応する少なくとも2つの共振周波数を持つ1つのアンテナ素子と、
前記アンテナ素子から送信される信号及び前記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部のいずれか一方に切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする質問器。
2.前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部は、それぞれ、
無線タグへの送信用信号を処理する変調部と、
前記無線タグからの受信信号を処理する復調部と、
前記変調部で処理された送信用信号を前記切替部に送り、前記切替部から送られる受信信号を前記復調部に送る分岐部と、
を含むことを特徴とする1.に記載の質問器。
3.前記切替部は、
前記第1信号処理部と前記アンテナ素子との間に位置し、前記第2の信号の周波数帯を遮断し前記第1の信号の周波数帯を通過させる第1フィルタと、
前記第2信号処理部と前記アンテナ素子との間に位置し、前記第1の信号の周波数帯を遮断し前記第2の信号の周波数帯を通過させる第2フィルタと、
を含むことを特徴とする1.又は2.に記載の質問器。
4.前記アンテナ素子から送信される信号及び前記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を前記第1信号処理部から前記第2信号処理部に切り替える前に、所定時間、前記アンテナ素子から送信される信号がないように制御する制御部、
を更に備えることを特徴とする1.から3.のいずれか1項に記載の質問器。
5.前記アンテナ素子は、送信用及び受信用の2つ備えられ、
前記切替部は、
前記送信用アンテナ素子から送信する信号を、前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部で処理された各信号のいずれか一方に切り替える送信用切替部と、
前記受信用アンテナ素子で受信された信号の送り先を、前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部のいずれか一方に切り替える受信用切替部と、
を含むことを特徴とする1.に記載の質問器。
6.少なくとも2つの共振周波数を持つ1つのアンテナ素子を備える装置により実行されるプログラムにおいて、
前記装置を、
無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含み、前記共振周波数の1つに対応する周波数帯を有する第1の信号を処理する第1信号処理手段と、
前記共振周波数の1つに対応し前記第1の信号とは異なる周波数帯を有し、無線タグへの送信用信号及び無線タグからの受信信号を含む第2の信号を処理する第2信号処理手段と、
前記アンテナ素子から送信される信号及び前記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理手段を前記第1信号処理手段及び前記第2信号処理手段のいずれか一方に切り替える切替手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 質問器
10A、10B 信号処理部
15 切替部
17 アンテナ素子
21A、21B RFタグ(無線タグ)
101A、101B 変調部
102A、102B 復調部
103A、103B 増幅部
105A、105B 分岐部
107 MCU(Micro Control Unit)
150A、150B フィルタ部
155T 送信用切替部
155R 受信用切替部
170T 送信用アンテナ素子
170R 受信用アンテナ素子

Claims (5)

  1. 無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含む第1の信号を処理する第1信号処理部と、
    前記第1の信号とは異なる周波数帯の第2の信号であって無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含む第2の信号を処理する第2信号処理部と、
    前記第1の信号及び前記第2の信号の各周波数帯に対応する少なくとも2つの共振周波数を持つ1つのアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子から送信される信号及び前記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部のいずれか一方に切り替える切替部と、
    前記アンテナ素子から送信される信号及び前記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を前記第1信号処理部から前記第2信号処理部に切り替える前に、所定時間、前記アンテナ素子から送信される信号がないように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする質問器。
  2. 前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部は、それぞれ、
    無線タグへの送信用信号を処理する変調部と、
    前記無線タグからの受信信号を処理する復調部と、
    前記変調部で処理された送信用信号を前記切替部に送り、前記切替部から送られる受信信号を前記復調部に送る分岐部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の質問器。
  3. 前記切替部は、
    前記第1信号処理部と前記アンテナ素子との間に位置し、前記第2の信号の周波数帯を遮断し前記第1の信号の周波数帯を通過させる第1フィルタと、
    前記第2信号処理部と前記アンテナ素子との間に位置し、前記第1の信号の周波数帯を遮断し前記第2の信号の周波数帯を通過させる第2フィルタと、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の質問器。
  4. 無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含む第1の信号を処理する第1信号処理部と、
    前記第1の信号とは異なる周波数帯の第2の信号であって無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含む第2の信号を処理する第2信号処理部と、
    前記第1の信号及び前記第2の信号の各周波数帯に対応する少なくとも2つの共振周波数をそれぞれ持つ送信用アンテナ素子及び受信用アンテナ素子と、
    前記送信用アンテナ素子から送信する信号を、前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部で処理された各信号のいずれか一方に切り替える送信用切替部と、
    前記受信用アンテナ素子で受信された信号の送り先を、前記第1信号処理部及び前記第2信号処理部のいずれか一方に切り替える受信用切替部と、
    前記送信用アンテナ素子から送信される信号及び前記受信用アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理部を前記第1信号処理部から前記第2信号処理部に切り替える前に、所定時間、前記送信用アンテナ素子から送信される信号がないように制御する制御部と、
    備えることを特徴とする質問器。
  5. 少なくとも2つの共振周波数を持つ1つのアンテナ素子を備える装置により実行されるプログラムにおいて、
    前記装置を、
    無線タグへの送信用信号及び該無線タグからの受信信号を含み、前記共振周波数の1つに対応する周波数帯を有する第1の信号を処理する第1信号処理手段と、
    前記共振周波数の1つに対応し前記第1の信号とは異なる周波数帯を有し、無線タグへの送信用信号及び無線タグからの受信信号を含む第2の信号を処理する第2信号処理手段と、
    前記アンテナ素子から送信される信号及び前記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理手段を前記第1信号処理手段及び前記第2信号処理手段のいずれか一方に切り替える切替手段と、
    前記アンテナ素子から送信される信号及び前記アンテナ素子で受信された信号をそれぞれ処理する処理手段を前記第1信号処理手段から前記第2信号処理手段に切り替える前に、所定時間、前記アンテナ素子から送信される信号がないように制御する制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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