JP4336379B2 - Rfidキャリアセンス方法及び,これを用いるrfidシステム - Google Patents

Rfidキャリアセンス方法及び,これを用いるrfidシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4336379B2
JP4336379B2 JP2007501450A JP2007501450A JP4336379B2 JP 4336379 B2 JP4336379 B2 JP 4336379B2 JP 2007501450 A JP2007501450 A JP 2007501450A JP 2007501450 A JP2007501450 A JP 2007501450A JP 4336379 B2 JP4336379 B2 JP 4336379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
reader
channel
polarization
writer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007501450A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006082612A1 (ja
Inventor
良紀 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2006082612A1 publication Critical patent/JPWO2006082612A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4336379B2 publication Critical patent/JP4336379B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10316Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves using at least one antenna particularly designed for interrogating the wireless record carriers
    • G06K7/10356Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves using at least one antenna particularly designed for interrogating the wireless record carriers using a plurality of antennas, e.g. configurations including means to resolve interference between the plurality of antennas
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/10Polarisation diversity; Directional diversity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

本発明は,無線周波数ID(RFID:Rdio Frequency Identification)キャリアセンス方法及び,これを用いるRFIDリーダ・ライタとRFIDシステムに関する。
近年,タグに記録されたID情報の読み取りに,タグとの電磁結合を利用して読み取りを行うシステム,あるいはタグ情報を,無線周波数を用いて読み取りを行うRFIDシステムが開発運用されている。
後者の無線周波数を用いて読み取りを行うRFIDシステムについて,一例としてヨーロッパ標準がETSI(European Telecommunications standards institute)により提示されている(非特許文献1)。かかる非特許文献1では,最大2Wまでの電力で865MHz〜868MHz帯を用いるRFIDシステムの使用が提示されている。
ここで,RFIDシステムとして,複数のリーダ・ライタが近接して運用される場合がある。図1は,かかる状態例を説明する図である。
図1において,それぞれのリーダ・ライタ#1(#2)が送信する信号が、他のリーダ・ライタ#2(#1)に対する干渉3となり、リーダ・ライタ#1,#2の受信性能が劣化するという問題がある。かかる問題に対処すべく,干渉3による影響を低減するために送信を行う前にキャリアセンスを行って、他のリーダ・ライタ#2(#1)に使用されていない周波数チャネルをサーチする。そして,空きチャネルがあればこれを使用し、無ければ空きチャネルが見つかるまで待つという方法が採用されている。
すなわち,図2は,かかるキャリアセンスによる方法を説明する図であり,図1における個々のリーダ・ライタにおけるタグ情報の読み取り動作フローである。
図2に従うと,それぞれのリーダ・ライタ#1,#2は,リーダ・ライタ本体部1aと,アンテナ1bから構成されている。
先ず,リーダ・ライタ本体部1aで初期チャネル(周波数帯域)を設定し(ステップS1),設定した初期チャネルにおけるアンテナ1bで受信されるキャリアのレベルを,干渉信号として側定する(ステップS2)。干渉信号のレベルが,閾値以上であれば(ステップS3,N),当該チャネルは使用できないので,他のチャネルにおける干渉レベルを測定対象とする。すなわち,既に全チャネルの測定が行われたかを判断し,測定が行われていないチャネルがあれば(ステップS4,N),順次チャネルを切換え(ステップS5),同様の干渉レベル測定(ステップS2)に戻る。
既に全チャネルの測定が行われている場合(ステップS4,Y)は,ランダムに待ち時間を設定し(ステップS6),設定された待ち時間経過後に再び初期チャネル設定(ステップS1)に戻り,上記処理を繰り返す。
さらに,上記干渉レベル測定(ステップS2)において,干渉レベルが閾値以下であれば(ステップS3,Y),干渉レベルが閾値以下であるチャネルを決定し(ステップS7),コマンド信号を送信する(ステップS8)。
図3は,リーダ・ライタ#1(#2)のアンテナ1bから放射されるコマンド信号とタグ2a(2b)からの応答信号を説明する図である。図3(A)に示すように,リーダ・ライタ#1,#2は,無変調の継続波CWを送信し,この無変調の継続波CWをコマンド信号により変調して例えば,アンテナ1bにより,例えば,固定した右旋円偏波により送信する。
タグ2a,2bは,対応するリーダ・ライタ#1,#2からのコマンド信号を受信すると,タグの付属する物品の識別情報(ID)を含む特性情報をタグ情報として無変調の継続搬送波CWを変調して応答する(ステップS9:図3(B)参照)。リーダ・ライタ#1,#2は,この応答信号を受信し,通信を終了する(ステップS10)。
また,別の方法として、制御装置が複数のリーダ・ライタ#1,#2を集中制御し、それぞれのリーダ・ライタの送信タイミングを制御する方法などが用いられている。
Draft ETSI EN 302 208-1V1.1.1(2003-12)
上記のように,キャリアセンスを行って、他のリーダ・ライタに使用されていない周波数チャネルをサーチし、空きチャネルがあればこれを使用するという図2のフローに従う,前者の方式は,リーダ・ライタ数が多いと待ち時間が長くなるという問題がある。また,制御装置により集中制御するという後者の方法はリーダ・ライタ数が多くなると、割り当てられる通信時間が短くなるという問題がある。
したがって,本発明の目的は,RFIDシステムにおいて、複数のリーダ・ライタが存在する場合であっても,それぞれのリーダ・ライタの送信タイミング待ち時間が多くなる,あるいは割り当てられる通信時間が短くなるという問題をなくし,且つ複数のリーダ・ライタが近接する場合に発生するお互いの干渉の影響を低減することを目的とする。
上記課題を達成するRFIDシステムは,第1の態様として,リーダ・ライタ本体部と偏波切換え可能のアンテナを有し,継続搬送波を送出するリーダ・ライタと,前記継続搬送波をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとを有し,前記リーダ・ライタ本体部は,受信される干渉信号のレベルを判定して前記干渉信号のレベルを閾値以下とするチャネル及び偏波方向を決定し,前記決定されたチャネル及び偏波方向で,前記タグからの応答信号を受信することを特徴とする。
上記課題を達成するRFIDシステムは,第2の態様として,その第1の態様において,前記偏波切換え可能のアンテナは,右旋円偏波と左旋円偏波との切換えが可能であり,前記リーダ・ライタ本体部は,前記右旋円偏波と左旋円偏波のいずれかにおいて,受信される干渉信号のレベルが閾値以下のチャネルを検出することを特徴とする。
上記課題を達成するRFIDシステムは,第3の態様として,その第1の態様において,前記偏波切換え可能のアンテナは,水平偏波と垂直偏波との切換えが可能であり,
前記リーダ・ライタ本体部は,前記水平偏波と垂直偏波のいずれかにおいて,受信される干渉信号のレベルが閾値以下のチャネルを検出することを特徴とする。
上記課題を達成するRFIDシステムは,第4の態様として,リーダ・ライタ本体部とそれぞれ固有の偏波のアンテナを複数有し,継続搬送波を送出するリーダ・ライタと,前記継続搬送波をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとを有し,前記リーダ・ライタ本体部は,前記複数のチャネルのそれぞれについて前記複数のアンテナのそれぞれで受信される干渉信号のレベルを判定し,前記判定された干渉信号のレベルを閾値以下とする空きチャネル及びアンテナを決定し,前記決定されたチャネルで,決定されたアンテナにより前記タグからの応答信号を受信することを特徴とする。
上記課題を達成するRFIDシステムは,第5の態様として,その第1乃至4の態様のいずれかにおいて,前記チャネルは,複数に分割された周波数帯のそれぞれの帯域であることを特徴とする。
上記課題を達成するRFIDシステムは,第6の態様として,その第1乃至4の態様のいずれかにおいて,前記タグは,パッチアンテナと,前記パッチアンテナに並列接続され,前記インダクタンス成分と共振するキャパシタンス成分を有するインタフェース部を有するLSIで構成されていることを特徴とするRFIDシステム。
上記課題を達成するRFID システムにおけるキャリアセンス方法は,その第1の態様として,リーダ・ライタ本体部と偏波切換え可能のアンテナを有し,継続搬送波を送出するリーダ・ライタと,前記継続搬送波をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとをするRFID
システムにおけるキャリアセンス方法であって,
前記リーダ・ライタにおいて,前記アンテナの,切換え可能の全ての偏波について,特定のチャネルで順次に前記干渉信号レベルを測定し,前記測定される干渉信号レベルが閾値以上の時,前記特定のチャネルを他のチャネルに切換えて前記干渉信号レベルを測定し,
前記測定された干渉信号レベルが,閾値を超えないチャネル及び偏波方向を決定し,前記決定されたチャネル及びアンテナの偏波方向で,前記タグから返送される,前記タグ情報で変調された継続搬送波を受信するように設定することを特徴とするRFIDシステムにおける。
上記課題を達成するRFID システムにおけるキャリアセンス方法は,その第2の態様として,リーダ・ライタ本体部とそれぞれ異なる偏波方向が設定された複数のアンテナを有し,継続搬送波を送出するリーダ・ライタと,前記継続搬送波をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとをするRFIDシステムにおけるキャリアセンス方法であって, 前記リーダ・ライタにおいて,前記複数のアンテナのそれぞれの偏波について,特定のチャネルで順次に前記干渉信号レベルを測定し,前記測定される干渉信号レベルが閾値以上の時,前記特定のチャネルを他のチャネルに切換えて前記干渉信号レベルを測定し,前記測定された干渉信号レベルが,閾値を超えないチャネル及び偏波方向に設定されたアンテナを決定し,前記決定されたチャネル及びアンテナで,前記タグから返送される,前記タグ情報で変調された継続搬送波を受信するように設定することを特徴とする。
上記課題を達成するリーダ・ライタの第1の態様は,リーダ・ライタ本体部と偏波切換え可能のアンテナを有し,継続搬送波をタグに向けて送出するRFID
システムにおけるリーダ・ライタであって,受信される干渉信号のレベルを判定して前記干渉信号のレベルを閾値以下とするチャネル及び前記アンテナの偏波方向を決定し,前記決定されたチャネル及び偏波方向で,前記継続搬送波をタグ情報で変調して生成され,前記タグから返送される応答信号を受信することを特徴とする。
上記課題を達成するリーダ・ライタの第2の態様は,リーダ・ライタ本体部とそれぞれ固有の偏波のアンテナを複数有し,継続搬送波をタグに向けて送出するRFID
システムにおけるリーダ・ライタであって,前記リーダ・ライタ本体部は,前記複数のチャネルのそれぞれについて前記複数のアンテナのそれぞれで受信される干渉信号のレベルを判定し,前記判定された干渉信号のレベルを閾値以下とする空きチャネル及びアンテナを決定し,前記決定されたチャネルで,決定されたアンテナにより,前記継続搬送波をタグ情報で変調して生成され,前記タグから返送される応答信号を受信することを特徴とする。
本発明の特徴は,以下に図面に従い説明される発明を実施するための最良の形態から更に明らかになる。
本発明により,空きチャネルが検出される確率が高くなると共に、リーダ・ライタ間の干渉の影響を低減することが可能となる。
RFIDシステムとして,複数のリーダ・ライタが近接して運用される場合の状態例を説明する図である。 キャリアセンスによる空きチャネル検出の方法を説明する図である。 リーダ・ライタ#1(#2)のアンテナ1bから放射されるコマンド信号とタグ2a(2b)からの応答信号を説明する図である。 RFIDシステムとして,複数のリーダ・ライタ#1,#2が近接して運用される場合における本発明の特徴を説明する図である。 本発明が適用されるリーダ・ライタの一構成例概念図である。 別のリーダ・ライタの構成例概念図である。 タグ2a(2b)の実施例概念ブロック図である。 リーダ・ライタ及びタグの構成を前提とする本発明に従う一実施例動作フローである。 リーダ・ライタ#1(#2)のアンテナ1bから放射されるコマンド信号とタグ2a(2b)からの応答信号を説明する図である。 図8の実施例フローにより決定されるチャネルCh1〜Ch4と偏波方向1〜nの関係を示す図である。 それぞれ特定の偏波方向が設定された複数のアンテナを用いる実施例を示す図である。
符号の説明
#1,#2 リーダ・ライタ
1a リーダ・ライタ本体
1b アンテナ
2a,2b タグ
3 干渉
10 アンテナ素子
20 偏波方向制御部
30 パッチアンテナ
31 LSI チップ
以下に図面に従い,本発明の実施の形態例を説明する。以下に説明される実施の形態例は,本発明の理解のためのものであり,本発明の技術的範囲がこれに限定されるものではない。
図4は,RFIDシステムとして,複数のリーダ・ライタ#1,#2が近接して運用される場合を示し,図1と対比される場合,本発明の特徴としてキャリアセンスの際に,リーダ・ライタのアンテナ1bの偏波方向を制御する機能4を有している。
図5は,本発明が適用されるリーダ・ライタ#1,#2の一構成例概念図である。
図5において,アンテナ1bは,アンテナ素子10と偏波方向制御部20を有している。図5に示される偏波方向制御部20は,アンテナ素子10の偏波方向を右旋円偏波と左旋円偏波とを切換える機能を有している。アンテナ素子10は,直交する2つのダイポールアンテナから成り,水平方向ダイポールアンテナは,スイッチ15に接続され,垂直方向ダイポールアンテナは,スイッチ16に接続されている。
リーダ・ライタ本体部1aは,偏波方向制御部20の送受信切換えスイッチ14に送信信号TXSIGを送り,送受信切換えスイッチ14から受信信号TRSIGを入力する。さらに,リーダ・ライタ本体部1aは,偏波方向制御部20のスイッチ制御部11に偏波切換え信号PWSWを送る。
2つのハイブリッド回路12,13のそれぞれは,送信信号TXSIGを入力し,0°及び90°移相した信号を出力する。スイッチ制御部11は,リーダ・ライタ本体部1aからの偏波切換え信号PWSWに従い,切換えスイッチ14,15,16を制御する。
すなわち,リーダ・ライタ本体部1aから右旋円偏波を指定する偏波切換え信号PWSWがスイッチ制御部11に送られると,スイッチ制御部11は,スイッチ14の出力端子o1,スイッチ15,16への入力端子I1を有効とするようにスイッチ切換え信号をスイッチ14,15,16に供給する。
反対に,リーダ・ライタ#1から左旋円偏波を指定する偏波切換え信号PWSWがスイッチ制御部11に送られると,スイッチ制御部11は,スイッチ14の出力端子o2,スイッチ15,16への入力端子I2を有効とするようにスイッチ切換え信号をスイッチ14,15,16に供給する。
したがって,スイッチ15から0°の移相信号がアンテナ10の水平方向ダイポールアンテナ素子に供給され,スイッチ16から90°の移相信号がアンテナ10の垂直方向ダイポールアンテナ素子に供給されると,右旋円偏波となる。反対に,スイッチ15から90°の移相信号がアンテナ10の水平方向ダイポールアンテナ素子に供給され,スイッチ16から0°の移相信号がアンテナ10の垂直方向ダイポールアンテナ素子に供給されると,左旋円偏波となる。
図6は,別のリーダ・ライタの構成例概念図であり,アンテナ10の偏波方向を水平偏波と垂直偏波に切換え制御する機能を有している。
図6において,図5の実施例と同様に,アンテナ1bは,アンテナ素子10と偏波方向制御部20を有している。リーダ・ライタ本体部1aは,偏波方向制御部20の送受信切換えスイッチ14に送信信号TXSIGを送り,送受信切換えスイッチ14から受信信号TRSIGを入力する。さらに,リーダ・ライタ本体部1aは,偏波方向制御部20のスイッチ制御部11に水平及び垂直の偏波方向の切換え信号PWSWを送る。
リーダ・ライタ本体部1aから水平偏波を指定する偏波切換え信号PWSWがスイッチ制御部11に送られると,スイッチ制御部11は,スイッチ14の出力端子o1を有効としてアンテナ素子10の水平方向ダイポールアンテナ素子に供給する。反対に,リーダ・ライタ本体部1aから垂直偏波を指定する偏波切換え信号PWSWがスイッチ制御部11に送られると,スイッチ制御部11は,スイッチ14の出力端子o2を有効としてアンテナ素子10の垂直方向ダイポールアンテナ素子に供給する。
このように,図6に示す実施例では,リーダ・ライタ本体部1aから偏波切換え信号PWSWに基づき,アンテナ10の偏波方向を水平偏波又は,垂直偏波に切換え制御することが可能であり,図5に示す構成よりも簡易に構成できる。
図7は,タグ2a(2b)の実施例概念ブロック図である。アンテナ部30と,LSI チップ31で構成される。アンテナ部30は,一例としてパッチアンテナで構成され,等価回路としてインダクタンスLを有している。LSI
チップ31は,インタフェース部にキャパシタンス成分Cを有している。
アンテナ部30とLSIチップ31のインタフェース部は並列接続されている。したがって,アンテナ部30のインダクタンスLとインタフェース部キャパシタンス成分Cとが共振関係に有れば,リーダ・ライタから送られる継続波CWを受信し,最大電力でLSIチップ31の制御部CONT側に供給することができる。
LSIチップ31の制御部CONTは,供給される電力により,記憶しているタグの付属する物品の識別情報を含む特性情報により継続波CWを変調して,アンテナ部30から固定した偏波方向(例えば,水平偏波)でリーダ・ライタ側に放出することができる。
かかるリーダ・ライタ及びタグの構成を前提とする本発明に従う一実施例動作フローをして,図8に従い説明する。
図8において,先ず,リーダ・ライタ本体部1aで初期チャネル(周波数帯域)の設定(ステップS1)と,初期アンテナ偏波の設定(ステップS11)を行う。いま,初期アンテナ偏波を右旋円偏波とすると,先に説明したように,図5の実施例において,スイッチ制御部11は,スイッチ14の出力端子o1を有効とし,ハイブリッド回路12の0°移相出力端子とスイッチ15の入力端子I1を有効とする。同時に,ハイブリッド回路12の90°移相出力端子とスイッチ16の入力端子I1を有効とする。
このような設定において,アンテナ10で受信されるキャリアのレベルを,干渉信号として側定する(ステップS2)。干渉信号のレベルが,閾値以上であれば(ステップS3,N),当該チャネルは使用できない。
この時,チャネルを変えずに,未だ測定を行っていない偏波方向(この場合は,左旋円偏波方向)を判断し(ステップS12),アンテナ偏波を左旋円偏波方向へ切換えを行う(ステップS13)。このように,切換えられた偏波方向で,再度干渉レベル測定(ステップS2)以降の処理を継続する。
このようにして,全偏波についての測定においても,干渉信号のレベルが閾値以上であれば(ステップS3,N),他のチャネルにおける干渉レベルを測定対象とする。すなわち,既に全チャネルの測定が行われたかを判断し,測定が行われていないチャネルがあれば(ステップS4,N),順次チャネルを切換え(ステップS5),同様の干渉レベル測定(ステップS2)に戻る。
既に全チャネルの測定が行われている場合(ステップS4,Y)は,ランダムに待ち時間を設定し(ステップS6),設定された待ち時間経過後に再び初期チャネル設定(ステップS1)に戻り,上記処理を繰り返す。
さらに,上記干渉レベル測定(ステップS2)において,干渉レベルが閾値以下であれば(ステップS3,Y),干渉レベルが閾値以下である使用チャネル及びアンテナ偏波方向を決定し(ステップS7),コマンド信号を送信する(ステップS8)。
ここで,図9は,リーダ・ライタ#1(#2)のアンテナ1bから放射されるコマンド信号とタグ2a(2b)からの応答信号を説明する図である。
図9(A)に示すように,リーダ・ライタ#1,#2は,決定された使用チャネル及びアンテナ偏波方向,例えば,右旋円偏波を用い,継続波CWを,コマンド信号とその前後にプリアンブルPreとチェック信号CRCを有するフレーム信号で変調して送信する。
タグ2a,2bは,対応するリーダ・ライタ#1,#2からの上記のコマンド信号を受信すると,図9(B)に示すように,タグの付属する物品の特性情報と識別情報をタグ情報として同様にプリアンブルPreとチェック信号CRCを前後に有するフレーム信号で継続波CWを変調して,対応するリーダ・ライタ#1,#2側に反射する。
リーダ・ライタ#1,#2は,この応答信号を受信し,通信を終了する(ステップS10)。
図10は,上記図8の実施例フローにより決定されるチャネルCh1〜Ch4と偏波方向1〜nの関係を示す図である。図10において,白抜きの帯域は,干渉信号レベルが閾値以下であり,リーダ・ライタにおいて対応するチャネル(周波数帯域)と偏波が使用可能である。
なお,上記説明において,リーダ・ライタは,一つのアンテナ1bを有して,当該アンテナの偏波方向を切換える構成を示したが,本発明の適用は,かかる構成に限定されない。すなわち,図11に示すように,それぞれ特定の偏波方向が設定された複数のアンテナ101b〜10nbをリーダ・ライタ本体1aに接続し,リーダ・ライタ本体1aにより設定すべき偏波に対応した特定のアンテナを有効とするように選択制御するように構成することも可能である。
さらにまた,図11において,複数のアンテナ101b〜10nbのそれぞれを図5又は図6に示したように偏波方向を可変制御できる態様とすれば,より少ないアンテナで自由度を持って通信可能チャネルの探索を容易とすることができる。
上記に説明したように,従来方法では固定された偏波において,使用可能なチャネルのみがサーチされる構成であるのに対し,本発明においては,チャネルと偏波方向の組み合わせで,干渉信号レベルが閾値以下の状態がサーチされる。かかる構成の特徴から空きチャネルが検出される確率が高くなると共に、リーダ・ライタ間の干渉の影響を低減することが可能とするRFIDシステムが提供可能である。よって,本発明により産業上寄与するところ大である。

Claims (10)

  1. リーダ・ライタ本体部と偏波切換え可能のアンテナを有し、送信信号を送出するリーダ・ライタと、前記送信信号をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとを有し、
    前記リーダ・ライタ本体部は
    複数のチャネル及び偏波方向から、使用するチャネル及び偏波方向を順次切換えて設定する設定手段と、
    前記設定されるチャネル及び偏波方向毎に、前記アンテナを介して入力される受信信号から測定される干渉信号のレベルを判定する判定手段と、
    前記送信信号と前記アンテナの偏波方向を、前記設定される偏波方向に切換える偏波切換え信号を前記アンテナに出力する出力手段と、
    前記判定手段による干渉信号のレベルの判定結果に応じて、前記設定手段により設定されているチャネル及び偏波方向を、前記送信信号を送出するチャネル及び偏波方向として決定する決定手段と、を有し、
    前記決定されたチャネル及び偏波方向で、前記送信信号を送出し、前記タグからの応答信号を受信する
    ことを特徴とするRFIDシステム。
  2. 請求項1において、
    前記偏波切換え可能のアンテナは、右旋円偏波と左旋円偏波との切換えが可能であり、
    前記リーダ・ライタ本体部は、前記右旋円偏波と左旋円偏波のいずれかにおいて、受信される干渉信号のレベルが閾値以下のチャネルを検出することを特徴とするRFIDシステム。
  3. 請求項1において、
    前記偏波切換え可能のアンテナは、水平偏波と垂直偏波との切換えが可能であり、
    前記リーダ・ライタ本体部は、前記水平偏波と垂直偏波のいずれかにおいて、受信される干渉信号のレベルが閾値以下のチャネルを検出することを特徴とするRFID システム。
  4. リーダ・ライタ本体部とそれぞれ固有の偏波のアンテナを複数有し、送信信号を送出するリーダ・ライタと、前記送信信号をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとを有し、
    前記リーダ・ライタ本体部は
    複数のチャネル及び前記複数のアンテナから、使用するチャネル及びアンテナを順次切換えて設定する設定手段と、
    前記設定されるチャネル及びアンテナ毎に、前記設定されるアンテナを介して入力される受信信号から測定される干渉信号のレベルを判定する判定手段と、
    前記干渉信号のレベルの判定結果に応じて、前記設定手段により設定されているチャネル及びアンテナを、前記送信信号を送出するチャネル及びアンテナとして決定する決定手段と、
    前記送信信号を前記決定されるアンテナに出力する出力手段と、を有し、
    前記決定されたチャネルで、決定されたアンテナにより、前記送信信号を送出し、前記タグからの応答信号を受信する
    ことを特徴とするRFIDシステム。
  5. 請求項1もしくは4において、
    前記チャネルは、複数に分割された周波数帯のそれぞれの帯域であることを特徴とするRFIDシステム。
  6. 請求項1もしくは4において、
    前記タグは、パッチアンテナと、前記パッチアンテナに並列接続され、前記インダクタンス成分と共振するキャパシタンス成分を有するインタフェース部を有するLSIで構成されていることを特徴とするRFIDシステム。
  7. リーダ・ライタ本体部と偏波切換え可能のアンテナを有し、送信信号を送出するリーダ・ライタと、前記送信信号をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとを有するRFIDシステムにおけるキャリアセンス方法であって、
    前記リーダ・ライタのリーダ・ライタ本体部において、
    複数のチャネル及び偏波方向から、使用するチャネル及び偏波方向を順次切換え設定し、
    前記設定されるチャネル及び偏波方向毎に、前記アンテナを介して入力される受信信号から測定される干渉信号のレベルを判定し、
    前記送信信号と前記アンテナの偏波方向を、前記設定される偏波方向に切換える偏波切換え信号を前記アンテナに出力し、
    前記干渉信号のレベルの判定結果に応じて、前記設定されているチャネル及び偏波方向を、前記送信信号を送出するチャネル及び偏波方向として決定する
    ことを特徴とするRFIDシステムにおけるキャリアセンス方法。
  8. リーダ・ライタ本体部とそれぞれ異なる偏波方向が設定された複数のアンテナを有し、送信信号を送出するリーダ・ライタと、前記送信信号をタグ情報で変調して前記リーダ・ライタに応答信号を返送するタグとをするRFIDシステムにおけるキャリアセンス方法であって、
    前記リーダ・ライタのリーダ・ライタ本体部において、
    複数のチャネル及び前記複数のアンテナから使用するチャネル及びアンテナを順次切換え、
    前記設定されるチャネル及びアンテナ毎に、前記設定されるアンテナを介して入力される受信信号から測定される干渉信号のレベルを判定し、
    前記干渉信号のレベルの判定結果に応じて、前記設定されているチャネル及びアンテナを、前記送信信号を送出するチャネル及びアンテナとして決定し、
    前記送信信号を前記決定されるアンテナに出力し、
    前記決定されたチャネルで、前記決定されたアンテナにより、前記送信信号を送出し、前記タグからの応答信号を受信する
    ことを特徴とするRFIDシステムにおけるキャリアセンス方法。
  9. リーダ・ライタ本体部と偏波切換え可能のアンテナを有し、送信信号をタグに向けて送出するRFID システムにおけるリーダ・ライタであって、
    複数のチャネル及び偏波方向から、使用するチャネル及び偏波方向を順次切換えて設定する手段と、
    前記設定されるチャネル及び偏波方向毎に、前記アンテナを介して入力される受信信号から測定される干渉信号のレベルを判定する判定手段と、
    前記送信信号と前記アンテナの偏波方向を、前記設定される偏波方向に切換える偏波切換え信号を前記アンテナに出力する出力手段と、
    前記干渉信号のレベルの判定結果に応じて、前記設定手段により設定されているチャネル及び偏波方向を、前記送信信号を送出するチャネル及び偏波方向として決定する決定手段と、を有する
    ことを特徴とするリーダ・ライタ。
  10. リーダ・ライタ本体部とそれぞれ固有の偏波のアンテナを複数有し、送信信号をタグに向けて送出するRFID システムにおけるリーダ・ライタであって、
    前記リーダ・ライタ本体部は、
    複数のチャネル及び前記複数のアンテナから、使用するチャネル及びアンテナを順次切換えて設定する手段と、
    前記設定されるチャネル及びアンテナ毎に、前記設定されるアンテナを介して入力される受信信号から測定される干渉信号のレベルを判定する判定手段と、
    前記干渉信号のレベルの判定結果に応じて、前記設定手段により設定されているチャネル及びアンテナを、前記送信信号を送出するチャネル及びアンテナとして決定する決定手段と、
    前記送信信号を前記決定されるアンテナに出力する出力手段と、を有し、
    前記決定されたチャネルで、決定されたアンテナにより、前記送信信号を送出し、前記タグからの応答信号を受信する
    ことを特徴とするリーダ・ライタ。
JP2007501450A 2005-01-31 2005-01-31 Rfidキャリアセンス方法及び,これを用いるrfidシステム Expired - Fee Related JP4336379B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2005/001319 WO2006082612A1 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 Rfidキャリアセンス方法及び,これを用いるrfidシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006082612A1 JPWO2006082612A1 (ja) 2008-06-26
JP4336379B2 true JP4336379B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=36777007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007501450A Expired - Fee Related JP4336379B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 Rfidキャリアセンス方法及び,これを用いるrfidシステム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8531271B2 (ja)
EP (1) EP1845630B1 (ja)
JP (1) JP4336379B2 (ja)
DE (1) DE602005024620D1 (ja)
TW (1) TWI285844B (ja)
WO (1) WO2006082612A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4537248B2 (ja) * 2005-04-06 2010-09-01 富士通株式会社 キャリアセンス方法及び送受信装置
US20090134977A1 (en) * 2007-11-28 2009-05-28 Agere Systems Inc. Method and apparatus for RFID device coexistance
JP5269496B2 (ja) * 2008-06-25 2013-08-21 新日鐵住金株式会社 焼結機のパレット位置認識装置および漏風検知装置
US20100156607A1 (en) * 2008-12-19 2010-06-24 Thomas Lankes Method for activating an RFID antenna and an associated RFID antenna system
US9443121B2 (en) 2014-03-31 2016-09-13 Symbol Technologies, Llc Locally-powered, polarization-insensitive antenna for RFID reader, and RFID system for, and method of, scanning item tags with one or more such antennas
US9760749B2 (en) 2014-10-13 2017-09-12 Avery Dennison Retail Information Services, Llc Reduce inlay pitch singulation
US10872311B2 (en) * 2017-09-11 2020-12-22 Walmart Apollo, Llc Systems and methods of tracking objects in a retail store utilizing mobile RFID tag transmitter systems
CN112152673B (zh) * 2020-09-02 2021-04-13 北京易路行技术有限公司 天线干扰下cpc卡交易测试方法及装置
EP4358422A1 (en) * 2022-10-18 2024-04-24 Nokia Technologies Oy Configuring antenna polarizations

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1075196A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Sharp Corp 移動体識別装置及びダイバーシティ方法
JPH10293824A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Omron Corp 識別システム及びデータ読取装置
JP2000307466A (ja) * 1999-04-20 2000-11-02 Ueda Japan Radio Co Ltd 移動体識別装置及び移動体の識別方法
US6255993B1 (en) 1999-07-08 2001-07-03 Micron Technology, Inc. Right and left hand circularly polarized RFID backscatter antenna
GB2352931A (en) * 1999-07-29 2001-02-07 Marconi Electronic Syst Ltd Piezoelectric tag
JP2001111448A (ja) * 1999-10-14 2001-04-20 Hitachi Kokusai Electric Inc カード型無線機
US6617962B1 (en) * 2000-01-06 2003-09-09 Samsys Technologies Inc. System for multi-standard RFID tags
US7026935B2 (en) * 2003-11-10 2006-04-11 Impinj, Inc. Method and apparatus to configure an RFID system to be adaptable to a plurality of environmental conditions
JP2006025322A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Funai Electric Co Ltd 放送受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2006082612A1 (ja) 2008-06-26
US20070279193A1 (en) 2007-12-06
EP1845630A4 (en) 2008-12-24
DE602005024620D1 (de) 2010-12-16
US8531271B2 (en) 2013-09-10
TWI285844B (en) 2007-08-21
EP1845630B1 (en) 2010-11-03
TW200627291A (en) 2006-08-01
WO2006082612A1 (ja) 2006-08-10
EP1845630A1 (en) 2007-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4291389B2 (ja) Rfid通信制御方法及び,これを用いるrfidシステム
JP4336379B2 (ja) Rfidキャリアセンス方法及び,これを用いるrfidシステム
US11107034B1 (en) Portal monitoring with steered-beam RFID systems
US7602293B2 (en) Interrogator for RFID tag
US7982584B2 (en) Mobile RFID reader and control method thereof
KR100776881B1 (ko) Rfid 리더 라이터
US20090303007A1 (en) Multiple band rfid reader device
US20100328043A1 (en) Interrogation of rfid communication units
US20080061942A1 (en) RF tag reader and method
JP2006303939A (ja) 移動体識別装置
US8717144B2 (en) RFID system with distributed readers
JP4662210B2 (ja) 無線タグ通信システムの質問器
CN102682250A (zh) 一种电池辅助式rfid标签芯片信号反射方法
US7679516B2 (en) Wireless tag system having a plurality of antenna feeding points
CN101112009A (zh) Rfid载波侦听方法及采用该方法的rfid系统
JP5317341B2 (ja) Rfidリーダライタシステム
KR101004386B1 (ko) 안테나 선별 기능을 갖는 rfid 리더기
JP2018156572A (ja) 非接触通信装置
KR20100073006A (ko) 리더기능 및 태그기능을 구비한 멀티태그 및 그의 동작 방법
JPH09298484A (ja) 非接触データ読み取り装置の通信方式
JPWO2006008816A1 (ja) 非接触型端末及びリーダライタ装置
Roussos et al. Physics and Lower Layers
Liu et al. A UHF passive RFID system with frequency diversity

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090626

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees