JP5625824B2 - 符号量制御装置及びプログラム、並びに、動画像符号化装置及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明による符号量制御装置及びプログラム、並びに、動画像符号化装置及びプログラムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態に係る動画像符号化方式は上述したDVC方式である。
図1は、この実施形態の動画像符号化装置100の構成を示すブロック図である。実施形態の動画像符号化装置100は、ハードウェア的に各種回路を接続して構築されても良く、また、CPU、ROM、RAMなどを有する汎用的な装置が動画像符号化プログラムを実行することで動画像符号化装置としての機能を実現するように構築されても良い。いずれの構築方法を適用した場合であっても、動画像符号化装置100の機能的構成は、図1で表すことができる。
次に、実施形態の動画像符号化装置100における動作を説明する。なお、動画像符号化装置100の前段において、入力原データはキーフレームとWZフレームに分けられて動画像符号化装置100に入力され、それぞれの符号化が行われる。キーフレームとWZフレームの符号化を並列的に実行しても良く、時間順次に実行しても良いが、以下では、キーフレームとWZフレームを交互に符号化する場合を例に説明する。図2は、この場合の処理の流れを示すフローチャートである。図2は、新たなキーフレーム画像が動画像符号化装置100に入力されたときからの処理を示している。
上記実施形態によれば、サイドインフォメーション更新部105を設けて、サイドインフォメーション生成部103において形成されたサイドインフォメーションを、WZフレームの予測画像と原画像との一致不一致に応じて更新し、更新後のサイドインフォメーションを適用して、復号器側に与える誤り訂正符号の符号量を定めるようにしたので、復号器側に与える誤り訂正符号の符号量が過剰となることを防止できる。すなわち、圧縮率を高めることができる。
上記実施形態の動画像符号化装置から、対向する動画像復号装置間の通信路は、狭義の通信路に限定されるものではなく、広義の通信路であって良い。すなわち、リアルタイムの通信だけでなく、動画像符号化装置が符号化したデータを記録媒体に記録し、動画像復号装置が記録媒体から読み出したデータを処理するものであっても良い。
101…キーフレーム符号化部、
102…Wyner−Zivフレーム符号化部、
103…サイドインフォメーション生成部、
104…変換・量子化部104、
109…符号量制御部、
105…サイドインフォメーション更新部、
106…予測誤り箇所特定部、
107…符号量割当部、
110…Slepian−Wolf符号化部。
Claims (5)
- フレーム系列から分離したキーフレームについて符号化するキーフレーム符号化手段と、上記キーフレームに係る情報から、上記フレーム系列から分離した非キーフレームについての予測画像を生成した後、予測画像を所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第1のデータに変換する第1の変換手段と、上記非キーフレームを上記所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第2のデータに変換する第2の変換手段と、上記非キーフレームの原画像について、与えられた符号量の誤り訂正符号の情報を得て出力するSlepian−Wolf符号化手段と、上記非キーフレームの予測画像に係る上記第1のデータと上記非キーフレームの原画像に係る上記第2のデータとから上記Slepian−Wolf符号化手段に与える符号量を決定する符号量制御装置とを有する動画像符号化装置に適用される符号量制御装置において、
上記第1のデータと上記第2のデータとが異なる領域箇所を特定する予測誤り箇所特定部と、
特定された箇所の情報に基づいて、上記Slepian−Wolf符号化手段に与える符号量を決定する符号量割当部と、
上記第1のデータと上記第2のデータとが異なる領域箇所について、異なる桁より下位桁の上記第1のデータにおけるビットを所定の更新方法に従って見直して更新し、上記予測誤り箇所特定部の特定処理に委ねる第1データ更新部とを有し、
上記第1のデータは、上記非キーフレームの予測画像を周波数領域に変換し、各周波数成分をそれぞれ量子化し、量子化値を複数ビットのコードに変換したデータであり、
上記第2のデータは、上記非キーフレームの原画像を周波数領域に変換し、各周波数成分をそれぞれ量子化し、量子化値を複数ビットのコードに変換したデータであり、
上記第1データ更新部は、上記第1のデータの直流成分については、上記第2のデータと異なるビットの中で最も上位のビットより下位のビットについては、更新後の第1のデータが、更新前の第1のデータに最も近付いた量子化値となるように更新すると共に、上記第1のデータの交流成分については、少なくとも、上記第2のデータと異なるビットの中で最も上位のビットより下位のビットについては、更新後の第1のデータが表す量子化値が、量子化値0に最も近付くように更新する
ことを特徴とする符号量制御装置。 - 量子化値が複数ビットのコードに変換された上記第1及び第2のデータは、
量子化値が「0」に近いほどビット値「1」(又は「0」)をとるビットが多くなり、かつ、ビット値「1」(又は「0」)をとるビットの数が同じ場合には「0」に近い量子化値ほど上位桁のビットがビット値「1」(又は「0」)をとるようなマッピングテーブルに従って変換されたものである
ことを特徴とする請求項1に記載の符号量制御装置。 - フレーム系列から分離したキーフレームについて符号化するキーフレーム符号化手段と、上記キーフレームに係る情報から、上記フレーム系列から分離した非キーフレームについての予測画像を生成した後、予測画像を所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第1のデータに変換する第1の変換手段と、上記非キーフレームを上記所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第2のデータに変換する第2の変換手段と、上記非キーフレームの原画像について、与えられた符号量の誤り訂正符号の情報を得て出力するSlepian−Wolf符号化手段と、上記非キーフレームの予測画像に係る上記第1のデータと上記非キーフレームの原画像に係る上記第2のデータとから上記Slepian−Wolf符号化手段に与える符号量を決定する符号量制御装置とを有する動画像符号化装置において、
上記符号量制御装置として、請求項1又は2に記載の符号量制御装置を適用したことを特徴とする動画像符号化装置。 - フレーム系列から分離したキーフレームについて符号化するキーフレーム符号化手段と、上記キーフレームに係る情報から、上記フレーム系列から分離した非キーフレームについての予測画像を生成した後、予測画像を所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第1のデータに変換する第1の変換手段と、上記非キーフレームを上記所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第2のデータに変換する第2の変換手段と、上記非キーフレームの原画像について、与えられた符号量の誤り訂正符号の情報を得て出力するSlepian−Wolf符号化手段と、上記非キーフレームの予測画像に係る上記第1のデータと上記非キーフレームの原画像に係る上記第2のデータとから上記Slepian−Wolf符号化手段に与える符号量を決定する符号量制御装置とを有する動画像符号化装置に適用される符号量制御装置を、
コンピュータを、
上記第1のデータと上記第2のデータとが異なる領域箇所を特定する予測誤り箇所特定部と、
特定された箇所の情報に基づいて、上記Slepian−Wolf符号化手段に与える符号量を決定する符号量割当部と、
上記第1のデータと上記第2のデータとが異なる領域箇所について、異なる桁より下位桁の上記第1のデータにおけるビットを所定の更新ルールに従って見直して更新し、上記予測誤り箇所特定部の特定処理に委ねる第1データ更新部と
して機能させることにより実現する符号量制御プログラムであって、
上記第1のデータは、上記非キーフレームの予測画像を周波数領域に変換し、各周波数成分をそれぞれ量子化し、量子化値を複数ビットのコードに変換したデータであり、
上記第2のデータは、上記非キーフレームの原画像を周波数領域に変換し、各周波数成分をそれぞれ量子化し、量子化値を複数ビットのコードに変換したデータであり、
上記第1データ更新部は、上記第1のデータの直流成分については、上記第2のデータと異なるビットの中で最も上位のビットより下位のビットについては、更新後の第1のデータが、更新前の第1のデータに最も近付いた量子化値となるように更新すると共に、上記第1のデータの交流成分については、少なくとも、上記第2のデータと異なるビットの中で最も上位のビットより下位のビットについては、更新後の第1のデータが表す量子化値が、量子化値0に最も近付くように更新する
ことを特徴とする符号量制御プログラム。 - コンピュータを、
フレーム系列から分離したキーフレームについて符号化するキーフレーム符号化手段と、
上記キーフレームに係る情報から、上記フレーム系列から分離した非キーフレームについての予測画像を生成した後、予測画像を所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第1のデータに変換する第1の変換手段と、
上記非キーフレームを上記所定のデータ形式に従う複数ビットでなる第2のデータに変換する第2の変換手段と、
上記非キーフレームの原画像について、与えられた符号量の誤り訂正符号の情報を得て出力するSlepian−Wolf符号化手段と、
上記非キーフレームの予測画像に係る上記第1のデータと上記非キーフレームの原画像に係る上記第2のデータとから上記Slepian−Wolf符号化手段に与える符号量を決定する符号量制御装置として機能させると共に、
上記符号量制御装置として機能するプログラム部分が、請求項4に記載の符号量制御プログラムでなっている
ことを特徴とする動画像符号化プログラム。
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