JP5622509B2 - 電動車両用バッテリ - Google Patents
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Description
電動車両においては、モータ制御を行う場合に、バッテリの状態を把握することが重要な要素であり、制御部によるモータ制御に大きな影響を与えることになる。
ことを特徴としている。
電動二輪車1は、低床フロア16を有するスクータ型の鞍乗型車両であり、スイングアーム(ユニットスイング)30に収納された電動モータMによって後輪WRを駆動する。車体フレーム2の前部には、ステムシャフト(不図示)を回転自在に軸支するヘッドパイプ3が結合されている。ステムシャフトの上部には、ハンドルカバー11で覆われる操向ハンドル8が結合されており、一方の下部には、車軸7によって前輪WFを回動自在に軸支する左右一対のフロントフォーク6が結合されている。
図5は、模式的に表示した複数(16個)のバッテリセル56aの集合体から構成されるバッテリ56を表すもので、図6(a)〜(c)は、バッテリ56と、バッテリ56が接続される基板との配置関係を示している。
また、各バッテリセル56aは、軟質のラミネートシートで1セル毎にパッキングされたラミネート型(ラミネートセル)を使用する。
そして、センサ配線602を介して、セル接続部603に各バッテリセル56aの情報として例えばセル電圧値等が入力され、この値を制御部内で処理することで各バッテリセル56aの充電容量を検知して把握することが可能となる。
バッテリ56は、上述したように、複数のバッテリセルを接続することで所定の高電圧を得るようにしたモジュール構造を有する。板状のバッテリセル56aは、その平面部を車体前後方向に指向させて積層された状態で、幅広ケース部38に形成された略直方体形状の収納空間35に収められる。これにより、重量物としてのバッテリ56がスイングアーム30の揺動軸19に近接配置されることとなり、スイングアーム30の揺動時の慣性モーメントを低減してスムーズな揺動動作が可能となる。また、バッテリセル56aをラミネート型バッテリとしたことで、高いエネルギ密度や放熱性能の向上が期待できるほか、スイングアーム30への取付作業やバッテリの交換作業が容易になる。
このように、発熱量の大きい発熱素子のみを集中配置した発熱素子基板50bを設けることで、発熱素子基板50bに実装された発熱素子の発熱が他の素子へ与える熱負荷を低減することが可能となる。また、発熱素子の配設位置と他の制御素子との配設位置を分けたことにより、ピボットフランジ39および貫通孔19a等のレイアウトの自由度を高めることが可能となる。
すなわち、基板(制御部)50において、ほとんど発熱しない部品を制御基板50aに集約し、制御基板50aのスイングアーム30の前端側の発熱素子基板50bに熱容量の大きい部品をモジュール化して配置することで、機能別に最適な配置を可能とし、省スペース化を図ることができる。
制御部50の回路と各バッテリセルとは電気的に接続されることで、バッテリ56への充電や、バッテリ56からの電圧が制御基板50aに供給されて電動モータMの駆動を制御するようになっている。
すなわち、高温となったバッテリの雰囲気温度が上昇した場合の空気圧力(高圧圧力抜き用)を外部に導く高圧圧力抜き用の逃がし通路をポッティング剤で形成することができ、逃がし通路形成のための専用部材を削減することができる。
この構造により、収納空間35内に位置決めされたバッテリ56をポッティング剤の介在により固定することで、バッテリ56をスイングアーム30内に一体的に搭載することができる。また、制御基板50aをバッテリ(各バッテリセル)56とともにポッティング固定を行うことで、専用固定部品を削減することができる。
重量物であるバッテリ56を後から組み込める構造としたので、車両組立性の向上を図りつつ、バッテリ56の形状に合わせて部分的にスイングアーム30を膨出させる必要も無いことから、部品点数の削減、軽量化に貢献しながらバッテリを確実にスイングアーム30に固定することができる。
バッテリ56をスイングアーム30に直接固定することで、スイングアーム30を放熱体として使用可能となるので、バッテリ56の冷却効果を向上させることができる。
また、バッテリ56の搭載構造を簡略化したことで、バッテリユニット全体をコンパクトにでき、電装部品の配置等、他の構成に対する設計の自由度を向上できる。
各第3スポンジラバー504は、圧縮された状態で組み付けられて、バッテリ56の車体前方側の面を車体後方側に押しつける付勢力を生じる。これにより、第3スポンジラバー504の分だけポッティング剤の使用量が低減できるのみならず、各バッテリセル(ラミネートセル)56aのフィン56dがガイド溝44の側壁面に押し当てられることで、バッテリセル(ラミネートセル)56aが安定的に固定されると共に、バッテリセル(ラミネートセル)56aの生じる熱が収納空間35の内壁面に伝達されやすくなり、バッテリ56の放熱性が高められることとなる。
Claims (7)
- 電動車両の駆動輪(WR)を駆動する電動モータ(M)へ電力を供給する電動車両用バッテリにおいて、
前記バッテリには、複数のバッテリセル(56a)の集合体で構成されるバッテリ(56)に対して接続される一つの基板(50c)を備え、
前記各バッテリセル(56a)には、前記基板(50c)側に接続される正電極(56b)及び負電極(56c)を有し、
前記基板(50c)には、前記各セルの電極に対応して各セル情報を収集するための複数のセル接続部(603)を前記バッテリセルの個数に関係なく予め複数設けており、
前記セル接続部(603)により、前記各バッテリセル(56a)の個数分のみ前記基板(50c)と前記各セルの各電極とをセンサ配線(602)にてそれぞれ接続して成り、
前記バッテリは、長方形の薄板状の前記バッテリセル(56a)を積層することで全体が直方体をなしており、
前記正電極(56b)及び負電極(56c)は、前記直方体をなすバッテリの6面のうち最も面積が小さくなる一側面に設けられており、
前記基板(50c)は、前記バッテリの一側面と同等の形状とされると共に、前記一側面に対向して配置されており、
前記セル接続部(603)は、前記基板(50c)上において、前記バッテリの一側面と対向しない側の表面の外縁寄りの位置に設けられており、
前記センサ配線(602)は、前記基板(50c)の外縁の外側を通って、前記セル接続部(603)と前記各電極とを接続することを特徴とする電動車両用バッテリ。 - 前記基板(50c)には、各バッテリセル(56a)を直列に接続した場合の集合体端部となる正電極及び負電極からの出力配線(604)に接続する各出力線接続部(600,601)を設けた請求項1に記載の電動車両用バッテリ。
- 前記セル接続部(603)は、前記基板(50c)上において、対向する2辺の外縁寄りに設けられており、
前記出力線接続部(600,601)は、前記バッテリの一側面と対向しない側の前記基板(50c)の表面において、前記2辺と隣り合う2辺の外縁寄りの位置に設けられている請求項2に記載の電動車両用バッテリ。 - 前記基板(50c)の近傍に、前記電動モータ(M)を制御する制御回路の構成部品、及び、前記バッテリセル(56a)を充電する充電回路の構成部品を配置した制御部(50a、50b)を設け、前記基板(50c)と制御部(50a、50b)を一体化したパワーモジュール(50)とした請求項1ないし3のいずれかに記載の電動車両用バッテリ。
- 前記パワーモジュール(50)は、主に前記電動モータ(M)を制御する制御基板(50a)と、主に前記バッテリセル(56a)の充電を行う充電回路を有する発熱素子基板(50b)と、前記基板(50c)とから成り、前記基板(50c)のセル接続部(603)を前記制御基板(50a)に接続した請求項4に記載の電動車両用バッテリ。
- 前記バッテリセル(56a)は、セル毎にパッキングされたラミネートタイプである請求項1ないし5のいずれかに記載の電動車両用バッテリ。
- 前記バッテリセル(56a)の集合体と前記基板(50c)との間に発泡体(501)を介在させて、前記駆動輪(WR)を支持するスイングアーム(30)に設けた収納空間(35)に収納し、前記収納空間(35)に充填する流動性樹脂剤(59)にて前記バッテリセル(56a)と前記基板(50c)を含むパワーモジュールとを一体結合する請求項1ないし6のいずれかに記載の電動車両用バッテリ。
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