JP5622002B2 - リソース配分 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム内のリソース配分に関する。本発明は、限定ではないが特に、周波数分割多元接続(FDMA)通信システムにおける物理リソースブロック(PRB)の配分に関する。
本出願は、2009年12月23日付けで出願された、英国特許出願第0922515.2号に基づき、該特許出願からの優先権の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される。
シングルキャリアFDMAは、3GPP(第3世代移動通信システムの将来の発展を見据えた、標準規格に準拠した共同作業)において現在研究されているE−UTRAエアインターフェースに対するアップリンクの多元アクセス方式として選択されている。E−UTRAシステムの下で、効率的かつ高速なリンクアダプテーションを可能とするとともに、最大のマルチユーザ・ダイバーシティ利得を達成するために、複数の移動電話と通信する基地局は、(帯域幅に依存して)時間/周波数リソースの総量を、なるべく多くの同時ユーザに配分する。各移動電話に配分されるリソースは移動電話と基地局との間の瞬時チャネル状態に基づいており、移動電話によってモニタリングされる制御チャネルを通じて通知される。
アップリンクの使用を最大にするために、アップリンクにおいてリソースを配分するための計算効率のよいメカニズムが必要とされている。
1つの例示的な態様によれば、本発明は、複数のユーザデバイスのうちの選択されたユーザデバイスについてリソースブロックの集合からリソース配分を求める方法であって、該方法は、各リソースブロックのためのスケジューリングメトリックを取得し、前記取得されたスケジューリングメトリックに基づいて、前記リソースブロックをユーザデバイスと関連付けられているグループにグループ化し、前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた選択されたリソースブロックグループ内の前記リソースブロックを用いて、前記選択されたユーザデバイスのための前記リソース配分を求める、ことを含み、前記求めるステップは、a)前記選択されたグループから、規定された特性を満たす(例えば、該選択されたグループ内の他のリソースブロックよりも良好なスケジューリングメトリックを有する)初期リソースブロックを特定し、b)前記初期リソースブロックを、リソースブロックの一時集合に追加し、c)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックに対して、i)前記選択されたグループから、近傍リソースブロックを選択し、ii)前記選択されたリソースブロックを前記リソースブロックの一時集合に追加し、iii)前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの通信要件を満たすことができるか否かを判断する、ことを反復的に処理する、ことを含む、方法を提供する。このように、可能なリソース配分の検索は、選択されたグループ内のリソースブロックの全ての可能な組合せを検討する必要なく実行することができる。
本方法は、上記のように、選択されたユーザデバイスと関連付けられた全てのグループを処理し、次に結果に基づいて配分を選ぶことができるか、又は本方法はリソースブロックグループを順番に処理し、ユーザデバイスの通信要件を満たす配分が見つかったときに終了することができる。上記の方法で全てのグループが処理された場合、選択されるリソースブロックの一時集合は、最も少ないリソースブロックを用いる等、最適な形でユーザデバイスの通信要件を満たすことができるリソースブロックの集合に基づくことができる。
前記反復的に処理することは、前記判断するステップが、前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの前記通信要件を満たすことができると判断するまで、又は前記選択されたグループ内にこれ以上リソースブロックがなくなるまで、前記選択されたグループに対し実行することができる。前記反復的に処理することが、前記選択されたグループ内にこれ以上リソースブロックがなくなるまで前記選択されたグループに対し実行される場合、本方法は、前記グループ内のリソースブロックの、最良の通信機能を提供する組合せを求めることを更に含むことができる。
近傍リソースブロックは、最も良好な関連付けられたスケジューリングメトリックを有する近傍リソースブロックに基づいて選択することができる。
様々な異なるスケジューリングメトリックを用いることができる。1つの例示的な実施の形態では、スケジューリングメトリックは、ユーザデバイスと、該ユーザデバイスが通信するデバイス(例えば基地局)との間の通信チャネルの品質を表す。例えば、リソースブロックについて求められた信号対干渉比を用いることができる。リソース配分が行われると、これをユーザデバイスにシグナリングすることができ、該ユーザデバイスは、次にこの配分を用いて、該ユーザデバイスが基地局と行う通信を制御することができる。
本方法は、様々なリソースブロックのスケジューリングメトリックを求めることを含むこともできるし、スケジューリングメトリックは何らかの他の方法又はデバイスによって提供することもできる。
別の例示的な態様によれば、本発明は、通信システム内の複数のユーザデバイスのうちの選択されたユーザデバイスについてリソースブロックの集合からリソース配分を求めるように動作可能な通信装置であって、該通信装置は、各リソースブロックのためのスケジューリングメトリックを取得する手段と、前記取得されたスケジューリングメトリックに基づいて、前記リソースブロックをユーザデバイスと関連付けられているグループにグループ化する手段と、前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた選択されたリソースブロックグループ内の前記リソースブロックを用いて、前記選択されたユーザデバイスのための前記リソース配分を求める手段と、を備え、前記求める手段は、a)前記選択されたグループから、該選択されたグループ内の他のリソースブロックよりも良好なスケジューリングメトリックを有する初期リソースブロックを特定する手段と、b)前記初期リソースブロックを、リソースブロックの一時集合に追加する手段と、c)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックに対して、i)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックから、前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックに隣接するリソースブロックを選択し、ii)前記選択されたリソースブロックを前記リソースブロックの一時集合に追加し、iii)前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの通信要件を満たすことができるか否かを判断する、ことを反復的に処理する手段と、を備える、通信装置を提供する。
通信装置は、ユーザデバイスが通信している基地局の一部を形成することができる。
本発明は、複数のユーザデバイス及び1つ又は複数の基地局を含む通信システムであって、該1つ又は複数の基地局のうちの少なくとも1つは上記の通信装置を含み、前記基地局と関連付けられた各ユーザデバイスについてリソース配分を求めるように動作可能であり、これらの関連付けられたユーザデバイスは、前記基地局によって配分された前記リソースを用いて前記基地局と通信するように動作可能である、通信システムも提供する。
本発明は、全ての開示された方法について、対応するユーザ通信デバイス又はネットワーク通信デバイス上で実行するための対応するコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品も提供する。本発明は、本方法を実施するように構成されるか又は動作可能なユーザ通信デバイス及びネットワーク通信デバイス、並びにそれらの構成要素、並びにこれらを更新する方法も提供する。
例示としてのみ与えられ、添付の図面を参照して説明される一例示的な実施形態の以下の詳細な説明から、本発明のこれらの例示的な態様及び他の例示的な態様が明らかとなる。
電話網に接続された基地局と通信する複数のユーザ移動(セルラー)電話を含む通信システムを概略的に示す図である。 周波数サブキャリアがどのようにリソースブロックに分割され、タイムスロットがどのように複数のシンボルに分割されるかを概略的に示す図である。 図1に示す基地局の主要構成要素を示すブロック図である。 図3に示す基地局のスケジューラ形成部によって実行される主要ステップを示すフローチャートである。 様々な移動電話と関連付けられたリソースブロックのグループ又はアイランド(island)を示す図である。 移動電話用のアップリンクを提供するのに用いることができるリソースブロックの組合せを得るためのアイランドの網羅的検索(exhaustive search)を示す図である。 本発明を実施して移動電話用のアップリンクを提供するのに用いることができるリソースブロックのセットを特定する検索戦略を示すフローチャートである。 リソースブロックの候補セットを拡張して移動電話用のアップリンクに用いられるリソースを特定することができる方法を示す図である。 一実施例において、スケジューラによって実行されるプロセスがどのように動作するかを示す図である。 図1に示す移動電話の主要構成要素を示すブロック図である。
概説
図1は移動(セルラー)通信システム1を概略的に示しており、その通信システムでは、移動電話3−0、3−1及び3−2のユーザが基地局5及び電話網7を介して他のユーザ(図示せず)と通信することができる。この例示的な実施形態では、基地局5は、移動電話3にダウンリンクデータを送信するのに直交周波数分割多元アクセス(OFDMA)技法を用い、移動電話3は、該移動電話のアップリンクデータを基地局5に送信するのに単一キャリア周波数分割多元アクセス(FDMA)技法を用いる。基地局5は、各移動電話3に、アップリンク及びダウンリンクの双方のリソースを配分する役割を担う。本発明は、基地局5がアップリンクにおいて移動電話3へのリソース配分を求める方法に特に関連する。
LTEサブフレームデータ構造
基地局5が移動電話3にリソースを配分する特定の方法を検討する前に、LTEリリース8(Rel8)について合意された一般フレーム構造、したがってこれらのリソースが表すものについて説明する。上述したように、移動電話3が、基地局5とのエアインターフェースを介して自身のデータを送信できるようにするために、アップリンクに対してSC−FDMA技法が用いられる。移動電話3によって送信されることになるデータ量に応じて、基地局5によって(所定の時間)各移動電話3に異なるサブキャリアが配分される。これらのサブキャリア及び時間の配分は、LTE仕様書において物理リソースブロック(PRB)として規定される。それゆえ、PRBは時間及び周波数次元を有する。基地局5は、該基地局5がサービス提供しているデバイスごとにPRBを動的に配分し、制御チャネルにおいて、サブフレーム(TTI)ごとの配分を、スケジューリングされた移動電話3のそれぞれにシグナリングする。
基地局5とのエアインターフェースを介したLTE Rel8の通信について合意された一般的なフレーム構造は、10msec長であり、1msecの持続時間(送信時間間隔(TTI)として知られる)の10個のサブフレームを含む。各サブフレーム又はTTIは0.5msecの持続時間の2つのスロットを含む。各スロットは、標準サイクリックプレフィックス(CP)が用いられるか、又は拡張サイクリックプレフィックスが用いられるかに依拠して、6個又は7個のSC−FDMAシンボルを含む。利用可能なサブキャリアの総数は、システムの総送信帯域幅に依拠する。LTE標準規格は、1.4MHz〜20MHzのシステム帯域幅のパラメータを規定し、1つのPRBは、1つのスロットについて12個の連続したサブキャリアを含むように現在規定されている。また、LTE標準規格によって、2つのスロットにわたるPRBが、基地局スケジューラによって割り当てられるリソース配分の最小要素として規定されている。次に、これらのサブキャリアは、コンポーネントキャリア上に変調され、信号を所望の送信帯域幅にアップコンバートする。このため、送信されたアップリンク信号は、Nsymb個のSC−FDMAシンボルの持続時間の間にNBW個のサブキャリアを含み、図2に示すようにリソースグリッドによって表すことができる。グリッド内の各ボックスは、1つのシンボル期間のための単一サブキャリアを表し、リソース要素と呼ばれる。示すように、各PRB11は12個の連続サブキャリア及び(この例では)サブキャリアごとに7つのシンボルから形成されるが、実際には、各サブフレームの第2のスロットにおいても同様に同じ配分が行われる。
基地局
図3は、本発明の例示的な実施形態において用いられる基地局5の主要構成要素を示すブロック図である。示すように、基地局5はトランシーバ回路21を備え、トランシーバ回路は、1つ又は複数のアンテナ23を介して、移動電話3に対し信号を送受信し、かつ、ネットワークインターフェース25を介して、電話網7に対し信号を送受信するように動作可能である。コントローラ27が、メモリ29に格納されるソフトウェアに従って、トランシーバ回路21の動作を制御する。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム31と、通信制御モジュール33と、スケジューラ35とを含む。通信制御モジュール31は、基地局5と移動電話3との間及び基地局5と電話網7との間の通信を制御するように動作可能である。スケジューラ35は、該スケジューラの移動電話3との通信において、トランシーバ回路21において用いられるリソースを配分するように動作可能である。
この例示的な実施形態では、基地局5のスケジューラ35は、移動電話3から基地局5へのアップリングデータを送信する際に用いる連続した物理リソースブロックを移動電話3に配分するように構成される。基地局スケジューラ35はまた、基地局5から移動電話3へのダウンリンクデータを送信する際に用いるリソースを各移動電話3に配分する。
一般的なスケジューリング問題
一般的なスケジューリング問題において、0〜K−1のラベルを付けられたK個のリソースからなるセットが存在し、これらは0〜N−1のラベルを付けられたN人のユーザ(移動電話)間で共有される。au,kを、
u,k=1 リソースkがユーザuに配分される場合
u,k=0 そうでない場合
となるような変数として定義する。
通例、各リソースは1人のユーザにのみ配分することができるため、以下の制約が適用される。
Figure 0005622002
ψ(u,k)がリソースkをユーザnに割り当てることによって得られる利益の基準(measure)である場合、一般的なスケジューリング問題は、全体利益
Figure 0005622002
を最大にする割当てを見つけることである。
これに対する解は、各リソースを、そのリソースについてψ(u,k)の最大値を有するユーザに割り当てることであり、すなわち、リソースkについて、aj,k=1を設定し、ここで、
Figure 0005622002
である。
LTEアップリンクスケジューリング問題
E−UTRANのロングタームエボリューション(LTE)の場合、アップリンクにおいて割り当てられるべきリソースは物理リソースブロック(PRB)である。この例では、Kはシステム帯域幅内のPRBの総数である(又は代替的に、ユーザデータに利用可能なPRBの総数であり、すなわち、制御チャネル等に割り当てられたPRBは除く)。
LTEの場合、利益、又は「スケジューリングメトリック」ψ(u,k)は、一般に以下のように定義される。
Figure 0005622002
ここで、ru,kは移動電話uがPRB kにおいて達成することができる瞬時データレートである。これはPRB kにおいて移動電話uによってサポートすることができる変調符号化方式(MCS)の関数であり、そしてMCSは瞬時チャネル状態に依拠する。チャネル状態は通常、移動電話3によって周期的に送信される既知の基準信号(サウンディング基準信号又はSRSと呼ばれる)の信号対干渉雑音比(SINR)を測定することによって推定される。Tは現在移動電話uによって達成されている平均スループットであり、αはスケジューラ35の「公平性」を制御する正の定数(通常1.0と2.0との間)である。
ψ(u,k)の上記の定義に基づいて動作するスケジューラ35は、通常、比例公平スケジューラと呼ばれる。ψ(u,k)の他の定義も当然可能であり、以下の説明はψ(u,k)のいかなる特定の定義にも依拠しない。
LTEアップリンクスケジューリング問題は複数の追加の制約を有する。これらは以下にリストされる。
1.移動電話3に配分されるPRBは連続していなくてはならない。これは、LTEアップリンクのために用いられる変調のタイプによって課されるいわゆる「単一キャリア」制約である。
2.移動電話3に配分されるPRB数が1より大きい場合、その数は、2、3、及び5以外の因数を有してはならない。換言すれば、その数はTS36.211バージョン8.0.0セクション5.3.3(その内容は参照により本明細書に援用される)に規定するように、以下の関係
Figure 0005622002
を満たさなくてはならない。
3.所与の移動電話3は、該移動電話に配分された全てのPRBにおいて同じMCSを用いなくてはならない。これは、或るPRB kのためのメトリックψ(u,k)が、いずれの他のPRBが移動電話uに配分されたかに依拠することを意味する。
4.LTEアップリンクにおいて、各PRBにおいて受信した電力を基地局5によって設定された目標値に近づけておくために、低速電力制御が用いられる。しかしながら、移動電話3は、超えることができない最大総送信電力Pmaxを有する。割り当てられたPRB数が大きすぎる場合、移動電話3は、各PRBにおいて電力制御目標を満たすのに十分な電力を送信することができなくなる。これは「電力クリッピング」として説明される。電力クリッピング状態において、より多くのPRBを移動電話3に割り当てることによって、総送信電力は変わらないが、PRBあたりの電力が低下することとなり、これは、移動電話3に割り当てるMCSを選択する際に考慮に入れなくてはならない(移動電話3が電力クリッピングしていないとき、更なるPRBを割り当てることによって総送信電力が増大するが、PRBあたりの電力は変化しない)。
5.移動電話3は、現在キュー内に待機している全てのデータを送信するのに必要であるよりも多くのPRBを配分されるべきでない。
これらの追加の制約は、一般的なスケジューリング問題において用いられる単純な解を適用することができないことを意味する。実際に、利益関数
Figure 0005622002
を最大にする唯一の方法は、全ての可能な配分にわたる網羅的検索によるものであり、これは計算の観点から非常にコストが高い。したがって、全ての実際的なLTEスケジューリングアルゴリズムは、妥当な計算コストを用いて可能な限り最良の配分を達成しようとする或る種の準最適検索戦略に依存する。本発明は1つのこうした検索戦略を提案しており、該戦略を以下で説明する。
スケジューラ動作
定義
R スケジューラ35によって割り当てるのに利用可能な全てのPRBで満たされた利用可能なPRBの集合。
U 新たな送信を要求する移動電話3の集合(HARQ再送信を要求する移動電話3のスケジューリングは別個のアルゴリズムによってハンドリングされる)。
I(u,i) ユーザ移動電話uに属する連続PRBの候補アイランドの集合。全ての移動電話について空集合に初期化される。
移動電話uに割り当てられたPRBの集合。全ての移動電話について空集合に初期化される。
u_temp 一時的に移動電話uに割り当てられたPRBの集合。全ての移動電話について空集合に初期化される。
TBSmax(u,i) 所与のアイランドにおいて移動電話に配分することができる最大トランスポートブロックサイズ(TBS)。
TBStemp(PRB) 1組のPRBを割り当てた結果のTBS。
SIR(k) PRB kについて測定されたSRS SIR。
users スケジューリングされたユーザ数。
図4は、図3に示すスケジューラ35によって実行される処理ステップを示すフローチャートである。示すように、ステップs1において、スケジューラ35は以下のようにスケジューリングパラメータを初期化する。
移動電話uに物理リソースブロック(PRB)kのみが割り当てられると仮定して、各PRB kにおける各移動電話uのスケジューリングメトリックψ(u,k)が計算される。
R、すなわち利用可能なPRBの集合は、スケジューラ35によって割り当てるのに利用可能な全てのPRBで満たされる。
U、すなわち候補移動電話の集合は、送信されるデータを有し、動的送信を要求しているユーザで初期化される(候補ユーザ数を低減するために事前選択アルゴリズムを適用することができる)。
、すなわち移動電話uに割り当てられたPRBの集合が、全ての移動電話について空集合に初期化される。
次に、ステップs3において、スケジューラ35は、利用可能なPRBの集合(R)が空でないことを検査する。空である場合、処理が終了し、空でない場合、スケジューラ35は、ステップs5において候補移動電話の集合(U)が空であるか否かを検査する。空である場合、処理は終了し、そうでない場合、スケジューラ35はステップs7に進む。ステップs7において、スケジューラ35は配分のための移動電話(MT)を選択する。スケジューラ35は、まず、配分されていない各PRB kについて、このPRBにおける最良メトリックψ(u,k)を有する移動電話を見つけることによってこの選択を行う。
Figure 0005622002
次に、スケジューラ35は、所与の移動電話が全ての他の移動電話よりも高いメトリックを有する連続PRBのブロックを特定する。連続PRBの各ブロック又はグループは、以下の説明において「アイランド」と呼ばれる。移動電話は2つ以上のアイランドを有することができる。図5に示す例では、移動電話3−0は2つのアイランドを有するのに対し、移動電話3−1及び3−2は1つのアイランドを有する。次に、スケジューラ35は、各アイランド(i)について、アイランド内の全てのPRBにわたってスケジューリングメトリックの和を計算する。
Figure 0005622002
最終的に、ステップs7において、スケジューラ35はμ(i)の最大値を有するアイランドを選択し、配分のためにスケジューリングする対応する移動電話uを選択する。
ステップs9において、スケジューラ35は選択された移動電話uに属するアイランドを抽出する。この時点において、アイランドは、任意選択で、エッジにおいて更なるPRBを付加することによって拡張することができる。ステップs11において、スケジューラ35は、選択されたユーザuに属する各アイランドを調べ、アイランド内で、TBS(トランスポートブロックサイズ)を最大にするか、又は可能な限り最も少ないPRBを用いてユーザのキューを空にするPRBの組合せを見つける。これが、選択された移動電話に割り当てられるPRB配分である。
TBSは割り当てられたPRBの数と、これらのPRBにおいてサポートすることができるMCSとの関数である。MCSを選択する厳密な方法は変化する可能性があるが、通常、ブロック内のPRBのそれぞれからのSIR測定値を組み合わせることによって、PRBの割り当てられたブロックの「有効SINR(effective SINR)」を見つけることを伴う。次に、この有効SINRはしきい値の集合と比較され、適切なMCSが選択される。該適切なMCSはMCSインデックスによって識別される。有効SINRが最低しきい値未満である場合(最もロバストなMCSであってもサポートすることができないことを意味する)、MCSインデックスを−1に設定し、対応するPRB割当てが回避されるべきであることを示すことができる。MCSインデックスが見つけられると、3GPP TS36.213バージョン8.8.0セクション7.1.7.2.1に記載されているように、TBSを取得することができる。MCSインデックスが−1である場合、TBSは0に設定することができる。
ステップs13において、スケジューラ35はR、U、及びNusersを更新する。特に、スケジューラ35は、候補(U)から、選択された移動電話を除去し、可能なPRBの集合(R)から、選択された移動電話に配分されたPRBを除去し、送信のためにスケジューリングされた移動電話数(Nusers)に1を加算する。次に、スケジューラ35は、ステップs15において、(Nusersをしきい値と比較することによって)最大数の移動電話がリソースを配分されたか否かを検査する。最大数に達していない場合、処理はステップs3に戻り、ステップs3において上記のプロセスが繰り返される。
上述したように、理想的にはステップs11において、スケジューラ35は、TBSを最大にするか、又は最も少ない数のPRBを用いてユーザのデータキューを空にするPRBの組合せを見つけるために、(図6に概略的に示すような)所与のアイランド内の全ての可能なPRB割当てをテストする。しかしながら、テストされる可能なPRBの組合せの数が多数であるので、こうした方法の複雑度は実施に適していない。ここで実際の実施態様により適した代替的な方法を説明する。
この例示的な実施形態においてスケジューラ35によって実行される方法が図7に示され、選択された移動電話(u)に属する各アイランドについて実行される。本方法の目的は、TBSを最大にするPRBのセットを見つけるように試みることである。
最初にステップs21において、スケジューラ35は集合Aを空集合に初期化して、TBSmaxを0に初期化する。次に、ステップs23において、スケジューラ35は、処理されている現在のアイランド内で最も高いSIR値を有するPRBを見つける。次に、スケジューラ35はこのPRB(すなわち最も高いSIR値を有するPRB)のみを含むようにAu_tempを初期化する。ステップs25において、スケジューラ35は有効MCSインデックス及び結果として得られるTBSを計算し、この値をTBStempに格納する。ステップs27において、スケジューラ35は、Au_tempにおけるPRB数が、アイランドにおける最大PRB数未満であり、かつ現在のTBStempがキューサイズ(すなわちアップリンクにおいて移動電話によって送信されるデータ量)未満であるか否かを確かめる。この条件が満たされる場合、処理はステップs29に進み、そうでない場合、処理はステップs43に進む。ステップs43は以下で説明される。ステップs29において、スケジューラ35は、Au_temp内の集合に隣接した最も良好なPRBを見つける。これは、PRBのSIRを、Au_temp内のPRBの集合の左及び右と比較し、最も高いSIRを有するPRBを選択することによって行われる。Au_temp内のPRBは、アイランドのエッジにある可能性があり、このため次に選択される候補PRBが1つしか存在しない可能性があることに留意されたい。選択されたPRBはAu_tempに追加される。ステップs29において実行される処理は図8に示され、図8は、3つの異なるアイランド51−1、51−2、及び51−3、並びに各アイランド51の下に、それぞれ53−1、53−2、及び53−3としてラベル付けされた集合Au_temp内の現在のPRBを示している。集合Au_temp内のPRBの左及び右の候補PRBが影付きにされている。アイランド51−1の場合、2つの可能なPRBが存在し、最も高いSIRを有するPRB(この例では右側のPRB)が選択され、(矢印によって表されるように)集合Au_tempに追加される。アイランド51−2及び51−3について、Au_temp内のPRBは対応するアイランドのエッジにあり、このため、アイランド51−2の場合、右側のPRBが集合Au_tempに追加され、アイランド51−3の場合、左側のPRBが集合Au_tempに追加される。
ステップs29に続いて、スケジューラ35は、ステップs31において、Au_tempのサイズが許容される、すなわち、Au_temp内のPRB数が2、3、及び5以外のいかなる因数も有しない(すなわち
Figure 0005622002
規則を満たす)か否かを検査する。許容されない場合、処理は上記で検討したステップs27に戻る。許容される場合、処理はステップs33に進む。ステップs33において、スケジューラ35は集合Au_temp内のPRBの有効MCSインデックスを計算する。ステップs35において、MCSインデックスが−1に等しく、かつ電力がクリッピングしている(すなわち、移動電話電力>Pmax)場合、現在のアイランドのための処理が終わり、スケジューラ35はステップs49に進み、次のアイランドを検討する。そうでない場合、スケジューラ35は、ステップs37において、計算されたMCSインデックス及びAu_temp内のPRBについて、結果として得られるTBStempを見つける。一方、MCSインデックス=−1によって、結果としてTBS=0が得られることに留意されたい。
ステップs39において、スケジューラ35は、TBStempのこのように求められた値が、現在のアイランドについて以前に得られたTBSの最大値(すなわちTBSmax(Island))よりも大きいか否かを判断する。大きい場合、スケジューラ35はステップs41において、TBSmax(Island)を更新し、その後ステップs27に戻る。ステップs27において、アイランド内にこれ以上PRBが残されていないか、又はTBStempがキュー内のアップリンクデータを送信するのに十分になると、処理はステップs43に進み、ステップs43において、現在のアイランドについて得られたTBSの最大値(TBSmax(Island))がキューサイズよりも大きい場合、TBSmax(Island)はキューサイズまで低減される。次に、処理はステップs45に進み、ステップs45において、スケジューラ35は、TBSmax(Island)の値が、同じ移動電話3と関連付けられた他のアイランドから得られた最大TBS(TBSmax)以上であるか否かを判断する。TBSmax以上でない場合、処理はステップs49に進み、次のアイランドを検討する。TBSmax以上の場合、処理はステップs47に進む。スケジューラ35は、TBSmax(Island)が最大TBS(TBSmax)よりも大きい場合、Au_temp内のPRBの組合せを用いて(A)を更新し、そうでない場合、現在のアイランドについてのAu_temp内のPRBの組合せが、現在の移動電話3についてこれまで得られたPRBの組合せ(A)よりも良好であるか否かを検討する。この例示的な実施形態では、PRBの最良の組合せは、最も少ないPRBを有する組合せであり、同じ数のPRBを有する場合、最も高い有効SIRを有するPRBの組合せである。現在のアイランドについてのAu_temp内のPRBの組合せがより良好である場合、AはAu_tempとして設定され、そうでない場合、変更は行われず、処理は、次のアイランドの検討のためにステップs49に続く。所与の移動電話について全てのアイランドが上記の方式で処理されたとき、スケジューラ35は、集合Aにおいて、移動電話uに割り当てるPRBを特定している。次に、処理は次の移動電話について繰り返すことができる。
図9は上記の処理の例を示しており、ここで、各PRBのSIRはPRBを表すボックス内に含まれる数によって規定される。このため、説明される例において、現在選択された移動電話は2つのアイランド(アイランド0及びアイランド1をラベル付けされる)を有し、400バイトのキューサイズを有する。図9は、Au_tempの各集合が上記の手順を用いて構築されるときに、各集合について求められるTBSを示している。図9から見て取ることができるように、アイランド0は250バイトの最大TBSをサポートすることができるのに対し、アイランド1は430バイトの最大TBSをサポートすることができ、これはキューを空にするのに十分である。このため、このPRBの組合せ(図9において55としてラベル付けされる)が選択される。
「弱い」PRBを追加した結果として、求められるTBSが低下し得る可能性があることに留意されたい。しかしながら、TBSは再び増大する場合があるので、検索は更なるPRBを追加することによって継続するべきである。これは、最終PRBがAu_tempに追加されたときにTBSが250から200に減少するときのアイランド0、及び5のSIRを有するPRBがAu_tempに追加されたときにTBSが350から300に低下するときのアイランド1について、図9にも示されている。
移動電話
図10は、図1に示す移動電話3のそれぞれの主要構成要素を概略的に示している。示すように、移動電話3は、1つ又は複数のアンテナ73を介して基地局5に対して信号を送受信するよう動作可能なトランシーバ回路71を備える。示すように、移動電話3は、移動電話3の動作を制御し、トランシーバ回路71、並びに、ラウドスピーカ77、マイクロフォン79、ディスプレイ81、及びキーパッド83に接続されているコントローラ75も備える。コントローラ75は、メモリ85内に格納されているソフトウェア命令に従って動作する。示すように、これらのソフトウェアの命令は、特に、オペレーティングシステム87、リソース判断モジュール89、及び通信制御モジュール91を含む。リソース判断モジュール89は、基地局5からシグナリングされたリソース配分データを復号し、アップリンク及びダウンリンクの双方について移動電話の物理リソースブロック配分を求めるように動作可能であり、通信制御モジュールは、基地局5によって配分されたリソースを用いて基地局5との通信を制御するように動作可能である。
変更及び代替
詳細な実施形態について上記で説明した。当業者であれば理解するように、上記の例示的な実施形態に具体化された本発明の恩恵を受けつつ、これらの実施形態に対して、多数の変更及び代替を行うことができる。ここで、例示として、これらの代替及び変更のうちのいくつかについてのみ説明する。
上記の例示的な実施形態では、上記で説明したリソース配分技法が用いられた、移動電話に基づく通信システムを説明した。当業者であれば理解するように、こうした通信のためのリソースをスケジューリングするための技法を、複数のリソースブロックを用いる任意の通信システムにおいて用いることができる。一般的な場合においては、基地局は、多数の異なるユーザデバイスと通信する通信ノードに置き換えられる。例えば、本明細書全体を通じて、用語「移動電話」が用いられているが、説明される方法及び装置は、任意の通信ユーザデバイス、例えば携帯情報端末、ラップトップコンピュータ、ウェブブラウザ等に等しく適用可能である。
上記の例示的な実施形態では、基地局は、20MHzの動作帯域幅を有すると仮定され、各リソースブロックは12個のサブキャリアを含んでいた。当業者であれば理解するように、本発明は、この特定のサイズの帯域幅又はリソースブロックサイズにも、上述したサブキャリアの周波数間隔にも限定されない。
上記の例示的な実施形態では、スケジューラは、リソースブロックの潜在的な集合(Au_temp)の開始点として、アイランド内で最良のSIR値を有するリソースブロックを特定した。当業者であれば理解するように、いくつかの実施形態では、最良のSIR(又は他のスケジューリングメトリック)を有するリソースブロックで開始することは必須ではない。例えば、2番目又は3番目に最良のスケジューリングメトリックを有するブロックを開始点として用いることができる。
上記の例示的な実施形態では、基地局は、選択されたユーザデバイス(移動電話)と関連付けられたリソースブロックの全てのグループ(又はアイランド)を処理し、ユーザデバイスへの割当てのためにリソースブロックの最良のセットを選択した。代替の例示的な実施形態では、基地局は、単にグループを順番に処理し、必要とされる通信機能を提供することができるリソースブロックのセットが特定されたときに終了することができる。
上記の例示的な実施形態では、多数のソフトウェアモジュールについて説明した。当業者であれば理解するように、ソフトウェアモジュールは、コンパイル形式又は非コンパイル形式で提供されてもよく、基地局若しくは移動電話に、コンピュータネットワークを介した信号として供給されてもよく、又は記録媒体上において供給されてもよい。さらに、このソフトウェアの一部又は全部によって実施される機能は、1つ又は複数の専用ハードウェア回路を用いて実施されてもよい。しかしながら、ソフトウェアモジュールの使用によって、基地局5及び移動電話3の機能を更新するために該基地局5及び移動電話3を更新することが容易になるため、ソフトウェアモジュールの使用が好ましい。また、上記で説明したモジュールは、別個のモジュールとして規定されない場合があり、代わりに、基地局及び/又は移動電話のオペレーティングシステム内に組み込んでもよい。

Claims (16)

  1. 通信システム内の複数のユーザデバイスのうちの選択されたユーザデバイスについてリソースブロックの集合からリソース配分を求める方法であって、該方法は、
    各ユーザデバイスについて、各リソースブロックのためのスケジューリングメトリックを取得し、
    前記取得されたスケジューリングメトリックに基づいて、前記リソースブロックをユーザーデバイスと関連付けられているグループにグループ化し、
    前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた選択されたリソースブロックグループ内の前記リソースブロックを用いて、前記選択されたユーザデバイスのための前記リソース配分を求めることを含み、
    前記求めるステップは、
    a)前記選択されたグループから、該選択されたグループ内の他のリソースブロックよりも良好なスケジューリングメトリックを有する初期リソースブロックを特定し、
    b)前記初期リソースブロックを、リソースブロックの一時集合に追加し、
    c)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックに対して、
    i)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックから、前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックの近傍にあり、かつ最良のスケジューリングメトリックを有するリソースブロックを選択し、
    ii)前記選択されたリソースブロックを前記リソースブロックの一時集合に追加し、
    iii)前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの通信要件を満たすことができるか否かを判断する、
    ことを反復的に処理することを含む、方法。
  2. 上記のステップa)〜c)を用いて、前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた別のリソースブロックグループを処理することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. ステップa)〜c)を用いて、前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた各リソースブロックグループを処理し、前記ユーザデバイスと関連付けられた前記リソースブロックグループの前記処理中に導出された前記リソースブロックの一時集合に基づいて、前記ユーザデバイスに配分するリソースブロックの一時集合を選択することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記リソースブロックの一時セットは、最適な形で、好ましくは最も少ないリソースブロックを用いて前記ユーザデバイスの前記通信要件を満たすことができる前記リソースブロックの集合に基づいて選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記反復的に処理することは、前記判断するステップが、前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの前記通信要件を満たすことができると判断するまで、又は前記選択されたグループ内にこれ以上リソースブロックがなくなるまで、又は前記一時セット内のリソースブロック数が、配分における最大許容リソースブロック数を超えるまで、前記選択されたグループに対し実行される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記反復的に処理することは、前記選択されたグループ内にこれ以上リソースブロックがなくなるまで、又は前記一時セット内のリソースブロック数が、配分における最大許容リソースブロック数を超えるまで、前記選択されたグループに対し実行され、前記方法は、前記グループ内のリソースブロックの、最良の通信機能を提供する組合せを求めることを更に含む、請求項5に記載の方法。
  7. 通信システム内の複数のユーザデバイスのうちの選択されたユーザデバイスについてリソースブロックの集合からリソース配分を求めるように動作可能な通信デバイスであって、該通信デバイスは、
    各ユーザデバイスについて、各リソースブロックのためのスケジューリングメトリックを取得する手段と、
    前記取得されたスケジューリングメトリックに基づいて、前記リソースブロックをユーザデバイスと関連付けられているグループにグループ化する手段と、
    前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた選択されたリソースブロックグループ内の前記リソースブロックを用いて、前記選択されたユーザデバイスのための前記リソース配分を求める手段と、
    を備え、前記求める手段は、
    a)前記選択されたグループから、該選択されたグループ内の他のリソースブロックよりも良好なスケジューリングメトリックを有する初期リソースブロックを特定する手段と、
    b)前記初期リソースブロックを、リソースブロックの一時集合に追加する手段と、
    c)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックに対して、
    i)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックから、前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックの近傍にあり、かつ最良のスケジューリングメトリックを有するリソースブロックを選択し、
    ii)前記選択されたリソースブロックを前記リソースブロックの一時集合に追加し、
    iii)前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの通信要件を満たすことができるか否かを判断する、
    ことを反復的に処理する手段と、
    を備える、通信デバイス。
  8. 上記の前記手段a)〜c)を用いて、前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた別のリソースブロックグループを処理するように動作可能である、請求項7に記載の通信デバイス。
  9. 前記手段a)〜c)を用いて、前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた各リソースブロックグループを処理するように動作可能であり、前記ユーザデバイスと関連付けられた前記リソースブロックグループの前記処理中に導出された前記リソースブロックの一時集合に基づいて、前記ユーザデバイスに配分するリソースブロックの一時集合を選択するように動作可能である、請求項8に記載の通信デバイス。
  10. 前記リソースブロックの一時セットを、最適な形で、好ましくは最も少ないリソースブロックを用いて前記ユーザデバイスの前記通信要件を満たすことができる前記リソースブロックの集合に基づいて選択するように動作可能である、請求項9に記載の通信デバイス。
  11. 前記反復的に処理する手段は、前記判断する手段が、前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの前記通信要件を満たすことができると判断するまで、又は前記選択されたグループ内にこれ以上リソースブロックがなくなるまで、又は前記一時セット内のリソースブロック数が、配分における最大許容リソースブロック数を超えるまで、前記選択されたグループに対し前記反復的な処理を実行するように動作可能である、請求項7〜10のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  12. 前記反復的に処理する手段は、前記選択されたグループ内にこれ以上リソースブロックがなくなるまで、又は前記一時セット内のリソースブロック数が、配分における最大許容リソースブロック数を超えるまで、前記選択されたグループに対し前記反復的な処理を実行するように動作可能であり、前記通信デバイスは、前記グループ内のリソースブロックの、最良の通信機能を提供する組合せを求める手段を更に備える、請求項11に記載の通信デバイス。
  13. 通信システム内の複数のユーザデバイスのうちの選択されたユーザデバイスについてリソースブロックの集合からリソース配分を求めるように動作可能な通信デバイスであって、該通信デバイスは、
    各ユーザデバイスについて、各リソースブロックのためのスケジューリングメトリックを取得し、
    前記取得されたスケジューリングメトリックに基づいて、前記リソースブロックをユーザデバイスと関連付けられているグループにグループ化し、
    前記選択されたユーザデバイスと関連付けられた選択されたリソースブロックグループ内の前記リソースブロックを用いて、前記選択されたユーザデバイスのための前記リソース配分を求める、
    ように動作可能なコントローラ及びメモリを備え、該コントローラ及びメモリは、
    d)前記選択されたグループから、該選択されたグループ内の他のリソースブロックよりも良好なスケジューリングメトリックを有する初期リソースブロックを特定し、
    e)前記初期リソースブロックを、リソースブロックの一時集合に追加し、
    f)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックに対して、
    i)前記選択されたグループ内の前記リソースブロックから、前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックの近傍にあり、かつ最良のスケジューリングメトリックを有するリソースブロックを選択し、
    ii)前記選択されたリソースブロックを前記リソースブロックの一時集合に追加し、
    iii)前記リソースブロックの一時集合内の前記リソースブロックが前記ユーザデバイスの通信要件を満たすことができるか否かを判断する、
    ことを反復的に処理する、
    ことによって前記求めることを実行するように動作可能である、通信デバイス。
  14. 通信デバイスが電気通信ネットワークの基地局である、請求項7〜13のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  15. 複数のユーザデバイス及び1つ又は複数の基地局を含む通信システムであって、該1つ又は複数の基地局のうちの少なくとも1つは請求項14に記載の基地局であり、前記ユーザデバイスのそれぞれについてリソース配分を求めるように動作可能であり、前記複数のユーザデバイスは、前記基地局によって配分された前記リソースを用いて前記基地局と通信するように動作可能である、通信システム。
  16. プログラム可能なコンピュータデバイスに、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータ実施可能な命令を含むコンピュータ実施可能プログラム。
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