JP5620350B2 - 場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム - Google Patents

場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5620350B2
JP5620350B2 JP2011192849A JP2011192849A JP5620350B2 JP 5620350 B2 JP5620350 B2 JP 5620350B2 JP 2011192849 A JP2011192849 A JP 2011192849A JP 2011192849 A JP2011192849 A JP 2011192849A JP 5620350 B2 JP5620350 B2 JP 5620350B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
far
pseudo
signal
transmission signal
acoustic transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011192849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013055536A (ja
Inventor
桂右 井本
桂右 井本
羽田 陽一
陽一 羽田
島内 末廣
末廣 島内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2011192849A priority Critical patent/JP5620350B2/ja
Publication of JP2013055536A publication Critical patent/JP2013055536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5620350B2 publication Critical patent/JP5620350B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/60Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)

Description

この発明は、双方向通信システムにおいて、遠端側からの受話信号と近端側の発話信号とを同時に近端側の場内に拡声しながら音声通話を行う場内拡声方法と、場内拡声装置とそのプログラムに関する。
近端側室内に、例えば5名以上程度の多数の人が在室する場合において、近端側発話者から離れた位置に居る近端側の受聴者には、近端側発話者の声が聞き難いことがある。その近端側発話者の声を聴き易くする目的で、遠端側からの受話信号と、近端側の発話信号を同時に近端側の場内に拡声しながら音声通話を行う場内拡声装置900が、例えば特許文献1に開示されている。
図10を参照して場内拡声装置900の動作を説明する。場内拡声装置900は、エコーキャンセラ901と、送話信号加算部902とで構成される。
エコーキャンセラ901は、場内拡声の際に問題となる音響エコーを除去する機能を有する。場内拡声時には、遠端側からの受話信号x(n)と近端側発話者の発話信号であり遠端側に送信される送話信号^s(n)とが、近端側スピーカ905により拡声される。その拡声音声信号(x(n)+^s(n))は、音響伝達特性ベクトルがHnear(n)であるエコー経路を経由して近端側マイクロホン906によって、エコー信号ynear(n)として収音される。音響伝達特性ベクトルHnear(n)は、インパルス応答{hnear0(n),hnear1(n),…,hnear(K−1)(n)}を要素とするベクトルである。Kはインパルス応答長である。なお、(n)は離散時間を表すものとし、例えば人間の音声の帯域が離散時間の信号で表現可能な間隔(1.66ms程度)よりも小さな値の時間間隔に設定される。また、「^」の表記は、「^」が変数の真上に位置する図中の表記と異なるが、どちらも同じものである。
近端側発話者の発話音声は、近端側発話者から近端側マイクロホン906までの音響伝達路(音響伝達特性ベクトルH(n))を介して発話信号s(n)として収音される。よって、近端側マイクロホン906が出力する収音信号はs(n)+ynear(n)となる。
エコー経路推定部908は、拡声音声信号と、収音信号から擬似エコー信号を除去した送話信号^s(n)とを入力として、エコー経路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)を生成する。擬似エコー信号生成部909は、拡声音声信号と擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)を畳み込み演算して擬似エコー信号^ynear(n)を生成する。減算器910は、収音信号s(n)+ynear(n)から擬似エコー信号^ynear(n)を減じて送話信号^s(n)を出力する。送話信号^s(n)は、インターネット903を介して図示を省略している遠端側の場内拡声装置に送信され、遠端側スピーカ905′によって音響信号に変換される。
送話信号加算部902は加算器904で構成される。加算器904は、インターネット903を介して遠端側から受信した受話信号x(n)に送話信号^s(n)を加算して、拡声音声信号x(n)+^s(n)を生成する。
特開平11−340881号公報
従来の場内拡声装置900は、近端側発話者から離れた位置に居る近端側受聴者に対して、近端側発話者の発話内容を聴き易くする近端側受聴者支援のみを目的としたものであった。つまり、近端側発話者支援は考慮されていなかった。
近端側発話者が、遠端側に自分の声がどの様に伝わっているかを知ることが出来れば、自らの声を問題なく伝達するためにどのように話せば良いかを判断しながら通話することが可能になり、発話のし辛さを感じることがなくなる。しかし、遠端側からの受話信号と近端側の発話信号とを、同時に近端側の場内に拡声しながら音声通話を行う場内拡声装置において、近端側発話者の発話支援を目的にした技術は今までなかった。
この発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、遠端側受聴者に、近端側発話者の声がどのように届いているかを近端側発話者に提示する発話者支援を可能にすることで、近端側発話者が発話し易くなることを目的とした場内拡声方法と、場内拡声装置とそのプログラムを提供することを目的とする。
この発明の場内拡声方法は、エコーキャンセラ過程と送話信号加算過程とを備える。エコーキャンセラ過程は、エコー経路推定ステップと、擬似エコー信号生成ステップと、減算ステップと、擬似音響伝達ベクトル送信ステップと、を含む。エコー経路推定ステップは、拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成する。擬似エコー信号生成ステップは、拡声音声信号と擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する。減算ステップは、収音信号から擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する。擬似音響伝達ベクトル送信ステップは、擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する。
送話信号加算過程は、遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップと、残響付加ステップと、加算ステップと、を含む。遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップは、遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する。残響付加ステップは、遠端側擬似音響伝達ベクトルと送話信号を畳み込み演算して送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する。加算ステップは、受話信号に遠端側送話信号を加算して拡声音声信号として出力する。
この発明の場内拡声方法によれば、遠端側場内拡声装置から遠端側の反響路の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する。そして、近端側発話者の発話音声(送話信号)に、その受信した遠端側擬似音響伝達ベクトルを用いて遠端側の反響音を付加して遠端側送話信号を生成し、その遠端側送話信号と受話信号とを加算した拡声音声信号を、近端側の場内に放音する。したがって、近端側の発話者は、自らの声が相手側にどのように伝わっているかを知ることが可能になる。よって、近端側発話者が発話し易くなる効果が期待できる。
この発明の場内拡声装置100の機能構成例を示す図。 場内拡声装置100の動作フローを示す図。 この発明の場内拡声装置200の機能構成例を示す図。 場内拡声装置200の動作フローを示す図。 残響特性抽出部23の機能構成例を示す図。 この発明の場内拡声装置300の機能構成例を示す図。 場内拡声装置300の動作フローを示す図。 この発明の場内拡声装置400の機能構成例を示す図。 場内拡声装置400の動作フローを示す図。 従来の雑音除去装置900の機能構成例を示す図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。複数の図面中同一のものには同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
図1に、この発明の場内拡声装置100の機能構成例を示す。その動作フローを図2に示す。場内拡声装置100は、エコーキャンセラ10と、送話信号加算部20とから成る。エコーキャンセラ10は、エコー経路推定部908と、擬似エコー信号生成部909と、減算器910と、擬似音響伝達ベクトル送信部11と、を備える。送話信号加算部20は、遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部21と、残響付加部22と、加算器904と、を備える。場内拡声装置100の各部の機能は、例えばROM、RAM、CPU等で構成されるコンピュータに所定のプログラムが読み込まれて、CPUがそのプログラムを実行することで実現されるものである。
エコーキャンセラ10を構成するエコー経路推定部908と擬似エコー信号生成部909と減算器910は、従来の場内拡声装置900と同じものである。エコー経路推定部908は、拡声音声信号x(n)+^s′(n)と収音信号から残響を除去した送話信号^s(n)とを入力として、反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)を生成する(ステップS908)。擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)は、インパルス応答{hnear0(n),hnear1(n),…,hnear(K−1)(n)}を要素とするベクトルである。Kはインパルス応答長である。
擬似エコー信号生成部909は、拡声音声信号x(n)+^s′(n)と擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)とを畳み込み演算して擬似エコー信号^ynear(n)を生成する(ステップS909)。減算器910は、収音信号s(n)+ynear(n)から擬似エコー信号^ynear(n)を減じて送話信号^s(n)を生成する(ステップS910)。
エコーキャンセラ10は、擬似音響伝達ベクトル送信部11を備える点で、従来のエコーキャンセラ901と異なる。擬似音響伝達ベクトル送信部11は、エコー経路推定部908で推定した反響路の擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)を、インターネット903(図10を参照)を介して図示していない遠端側場内拡声装置に送信する(ステップS11)。その遠端側場内拡声装置は、近端側の場内拡声装置100と同じものである。
インターネット903と場内拡声装置100は、例えばLANケーブルで接続される。実際には、擬似音響伝達ベクトル送信部11から出力された擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)は、従来技術であることから図示を省略している通信インターフェース部を介してインターネット903に出力される。そしてインターネット903を介して、擬似音響伝達ベクトル^Hnear(n)は、遠端側の場内拡声装置の遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部で受信される。送話信号^s(n)と受話信号x(n)も同様に、その通信インターフェース部を介して遠端側場内拡声装置と送受信される。なお、擬似音響伝達ベクトル送信部11は、エコーキャンセラ10の機能構成として示したが、送話信号加算部20に含めても良い。
遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部21は、遠端側場内拡声装置から、遠端側の反響路の遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)(図10を参照)を受信する(ステップS21)。残響付加部22は、遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)と送話信号^s(n)を畳み込み演算して遠端側送話信号^s′(n)を生成する(ステップS22)。遠端側送話信号^s′(n)は、送話信号^s(n)に遠端側の残響音を付加した信号である。
加算器904は、受話信号x(n)に遠端側送話信号^s′(n)を加算した拡声音声信号x(n)+^s′(n)を生成し、近端側スピーカ905とエコー経路推定部908と擬似エコー信号生成部909に出力する(ステップS904)。
以上のように、受話信号x(n)に、遠端側送話信号^s′(n)を加算した拡声音声信号x(n)+^s′(n)を近端側スピーカ905で再生することによって、近端側話者は、遠端側で自らの声がどの様に伝達されているかをリアルタイムで知ることができる。したがって、近端側話者が発話し易くなる効果が期待できる。
なお、実施例1は、送話信号^s(n)に、遠端側に拡声される送話信号も含めた反響音を付加する例で説明したが、送話信号の残響成分のみを抽出して付加するようにしても良い。その構成例を実施例2で説明する。
図3に、この発明の場内拡声装置200の機能構成例を示す。その動作フローを図4に示す。場内拡声装置200は、送話信号加算部20′が残響特性抽出部23を備える点で場内拡声装置100と異なる。残響特性抽出部23は、遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)から残響音成分のみを抽出した残響音ベクトル^H′far(n)を抽出して、残響付加部22に出力する(ステップS23)。
図5に、より具体的な残響特性抽出部23の機能構成例を示して、遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)から残響音ベクトル^H′far(n)を抽出する方法の一例について説明する。残響特性抽出部23は、直接音検出手段230と、残響音抽出手段231と、で構成される。
直接音検出手段230は、離散時間(n)を中心として前後、例えば1ms分の音響パワーの時間平均を計算し、最も音響パワーの時間平均が大きい離散時間(nmax)を検出する。サンプリング周波数を例えば48kHzとすると1msは、48サンプルであるので、離散時間(n)を中心としてその前後、n−48〜n+48サンプルの遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)から音響パワーの時間平均を求め、その最大値を示す離散時間(nmax)を検出する。
残響音抽出手段231は、検出したnmaxを中心として、前後1msにおける遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)だけを保持し、その他の値を0としたものを直接音ベクトルとする。また、nmaxの前後1msと、n≦nmaxにおける遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)の値を0としたものを残響音特性ベクトル^H′far(n)とする。
残響音抽出手段231は、残響音特性ベクトル^H′far(n)を残響付加部22に出力する。この結果、送話信号による遠端側の反響音のみを、送話信号^s(n)に付加することができる。この結果、近端側室内に拡声する拡声音をより正確に提示することが可能となる。
図6に、この発明の場内拡声装置300の機能構成例を示す。その動作フローを図7に示す。場内拡声装置300は、送話信号加算部20″が遅延挿入部24を備える点で場内拡声装置200と異なる。遅延挿入部24は、遠端側送話信号^s′(n)に遅延時間を付加して加算器904に出力する(ステップS24)。
近端側発話者は、自ら発話した音声を聞きながら発話を調整しており、自分の声を0ms〜40ms程度遅れて聞いた場合に、話し易いと感じることが従来から知られている。特に20ms〜30ms遅れて自らの発話音声が聞こえた際に、最も話し易く感じることが報告されている。
そこで、遅延挿入部24の遅延時間を、音声が空間を伝わる際に発する遅延及び、装置内で発生する遅延を考慮して、全体の遅延時間が0ms〜40msになるように設定する。この遅延時間は予め実験等で求め、遅延挿入部24に設定しておく。または、遅延時間を外部から設定できるようにしても良い。このように、遅延挿入部24を備えることで、発話者をより話し易くする効果が期待できる。
図8に、この発明の場内拡声装置400の機能構成例を示す。その動作フローを図9に示す。場内拡声装置400は、送話信号加算部80が近端側残響抑圧部81を備える点で場内拡声装置300と異なる。近端側残響抑圧部81は、遠端側受聴者位置で聞こえる近端側話者の声をより忠実に再現する目的で、近端側発話者と近端側マイクロホン906間の音響伝達特性ベクトルH(n)に起因する残響を抑圧する(ステップS81)。
ここで、再び図10を参照して近端側話者と遠端側受聴者が、それぞれ聞く残響音について説明する。遠端側受聴者が聞く遠端側受聴音s(n)は、式(1)で表すことができる。
Figure 0005620350
ここで*は畳み込み演算を表す。H(n)は近端側発話者から近端側マイクロホン906までの音響伝達路の音響伝達特性ベクトル、H(n)は遠端側スピーカ905′から遠端側受聴者までの音響伝達路の音響伝達特性ベクトルである。
遠端側受聴者が聞く遠端側受聴音s(n)は、近端側発話者の発話音声s(n)に、近端側発話者とマイクロホン間の音響伝達特性ベクトルH(n)と、遠端側のスピーカから遠端側受聴者までの音響伝達特性ベクトルH(n)が畳み込まれた音声である。そして、近端側スピーカ905から近端側発話者に提供される近端側受聴音声s(n)は、式(2)で表すことができる。
Figure 0005620350
ここで、H(n)は近端側スピーカ905から近端側発話者までの音響伝達路の音響伝達特性ベクトルである。
式(2)から明らかなように近端側発話者が聞く近端側受聴音声s(n)は、近端側の部屋の音響伝達特性ベクトルH(n)とH(n)とが二度畳み込まれた音声である。よって、近端側残響抑圧部81において、二重に畳み込まれている近端側の部屋の音響伝達特性ベクトルH(n)による残響を抑圧することで、近端側発話者が聞く自分自身の声をより聞き易くすることができる。近端側の部屋の音響伝達特性ベクトルH(n)に起因する残響を抑圧する方法は、公知の方法(例えば特開2004−274234号公報)を用いることができる。
上記した場内拡声装置100,200,300,400は、全て時間領域で動作する例で説明を行ったが、周波数領域で動作するようにしても良い。場内拡声装置を周波数領域で動作させる場合、受話信号x(n)、収音信号s(n)+ynear(n)、遠端側擬似音響伝達ベクトル^Hfar(n)のそれぞれを周波数領域の信号に変換するための周波数領域変換器が必要である。また、周波数領域の受話信号x(ω)と送話信号^s(ω)を時間領域の信号に変換する時間領域変換器が必要である。なお、(ω)は離散周波数を表すものとする。周波数領域変換器と時間領域変換器を備えた機能構成は周知であるので、図示した説明は省略する。周波数領域で処理を行うことで、演算量の低減が可能となり、離散時間を細かくする等の処理と組み合わせることで、より自然な音声による場内拡声が可能となる。
また、実施例1の場内拡声装置100に、残響特性抽出部23を付加したものを場内拡声装置200、場内拡声装置200に遅延挿入部24を付加したものを場内拡声装置300、場内拡声装置300に近端側残響抑圧部81を付加したものを場内拡声装置400と、順に機能構成部を追加する形で説明したが、この発明は上記した実施例の機能構成例に限定されない。例えば、場内拡声装置100に、残響特性抽出部23や遅延挿入部24や近端側残響抑圧部81を、それぞれ単独又は組み合わせて付加しても、この発明の近端側発話者を発話し易くさせる効果を奏する場内拡声装置を提供することが可能である。場内拡声装置100に、残響特性抽出部23と遅延挿入部24と近端側残響抑圧部81を、全て付加したのが場内拡声装置400である。
以上説明した場内拡声装置100,200,300,400における処理手段をコンピュータによって実現する場合、各処理手段が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、各装置における処理手段がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。具体的には、例えば、磁気記録装置として、ハードディスク装置、フレキシブルディスク、磁気テープ等を、光ディスクとして、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto Optical disc)等を、半導体メモリとしてEEP−ROM(Electronically Erasable and Programmable-Read Only Memory)等を用いることができる。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記録装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
また、各手段は、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより構成することにしてもよいし、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。

Claims (12)

  1. エコーキャンセラ過程と送話信号加算過程とを備えた場内拡声方法であって、
    上記エコーキャンセラ過程は、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定ステップと、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成ステップと、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算ステップと、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信ステップと、
    を含み、
    上記送話信号加算過程は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップと、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加ステップと、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算ステップと、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップで受信した上記遠端側擬似音響伝達ベクトルから残響音成分のみを抽出した残響音特性ベクトルを、上記残響付加ステップで用いる上記遠端側音響伝達特性とする残響特性抽出ステップと、
    を含むことを特徴とする場内拡声方法。
  2. エコーキャンセラ過程と送話信号加算過程とを備えた場内拡声方法であって、
    上記エコーキャンセラ過程は、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定ステップと、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成ステップと、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算ステップと、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信ステップと、
    を含み、
    上記送話信号加算過程は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップと、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加ステップと、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算ステップと、
    上記残響付加ステップで生成された上記遠端側送話信号に、0ms〜40msの遅延時間を付加して該遠端側送話信号とする遅延挿入ステップと、
    を含むことを特徴とする場内拡声方法。
  3. エコーキャンセラ過程と送話信号加算過程とを備えた場内拡声方法であって、
    上記エコーキャンセラ過程は、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定ステップと、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成ステップと、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算ステップと、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信ステップと、
    を含み、
    上記送話信号加算過程は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップと、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加ステップと、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算ステップと、
    近端側発話者と近端側マイクロホンとの間の音響伝達特性ベクトルH (n)に起因する残響を抑圧する近端側残響抑圧ステップと、
    を含むことを特徴とする場内拡声方法。
  4. 請求項1に記載した場内拡声方法において、
    上記送話信号加算過程は、
    上記残響付加ステップで生成された上記遠端側送話信号に、0ms〜40msの遅延時間を付加して該遠端側送話信号とする遅延挿入ステップを更に含むことを特徴とする場内拡声方法。
  5. 請求項1又は2に記載した場内拡声方法において、
    上記送話信号加算過程は、
    近端側発話者と近端側マイクロホンとの間の音響伝達特性ベクトルH(n)に起因する残響を抑圧する近端側残響抑圧ステップを更に含むことを特徴とする場内拡声方法。
  6. エコーキャンセラ過程と送話信号加算過程とを備えた場内拡声方法であって、
    上記エコーキャンセラ過程は、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定ステップと、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成ステップと、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算ステップと、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信ステップと、
    を含み、
    上記送話信号加算過程は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップと、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加ステップと、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算ステップと、
    上記残響付加ステップで生成された上記遠端側送話信号に、所定の遅延時間を付加して該遠端側送話信号とする遅延挿入ステップと、
    を含むことを特徴とする場内拡声方法。
  7. エコーキャンセラと送話信号加算部とを備えた場内拡声装置であって、
    上記エコーキャンセラは、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定部と、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成部と、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算器と、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信部と、
    を備え、
    上記送話信号加算部は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部と、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加部と、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算器と、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部で受信した上記遠端側擬似音響伝達ベクトルから残響音成分のみを抽出した残響音特性ベクトルを、上記残響付加部で用いる上記遠端側音響伝達特性とする残響特性抽出部と、
    を備えることを特徴とする場内拡声装置。
  8. エコーキャンセラと送話信号加算部とを備えた場内拡声装置であって、
    上記エコーキャンセラは、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定部と、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成部と、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算器と、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信部と、
    を備え、
    上記送話信号加算部は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部と、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加部と、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算器と、
    上記残響付加部で生成された上記遠端側送話信号に、0ms〜40msの遅延時間を付加して該遠端側送話信号とする遅延挿入部と、
    を備えることを特徴とする場内拡声装置。
  9. エコーキャンセラと送話信号加算部とを備えた場内拡声装置であって、
    上記エコーキャンセラは、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定部と、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成部と、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算器と、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信部と、
    を備え、
    上記送話信号加算部は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部と、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加部と、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算器と、
    近端側発話者と近端側マイクロホンとの間の音響伝達特性ベクトルH (n)に起因する残響を抑圧する近端側残響抑圧部と、
    を備えることを特徴とする場内拡声装置。
  10. エコーキャンセラと送話信号加算部とを備えた場内拡声装置であって、
    上記エコーキャンセラは、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定部と、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成部と、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算器と、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信部と、
    を備え、
    上記送話信号加算部は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部と、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加部と、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算器と、
    上記残響付加部で生成された上記遠端側送話信号に、所定の遅延時間を付加して該遠端側送話信号とする遅延挿入部と、
    を備えることを特徴とする場内拡声装置。
  11. エコーキャンセラと送話信号加算部とを備えた場内拡声装置であって、
    上記エコーキャンセラは、
    拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定部と、
    上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成部と、
    収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算器と、
    上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信部と、
    を備え、
    上記送話信号加算部は、
    上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信部と、
    上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加部と、
    受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算器と、
    上記残響付加部で生成された上記遠端側送話信号に、音声が空間を伝わる際に発生する遅延及び上記装置内で発生する遅延を考慮した遅延時間を付加して該遠端側送話信号とする遅延挿入部と、
    を備えることを特徴とする場内拡声装置。
  12. 請求項7から11の何れかに記載した場内拡声装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2011192849A 2011-09-05 2011-09-05 場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム Expired - Fee Related JP5620350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011192849A JP5620350B2 (ja) 2011-09-05 2011-09-05 場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011192849A JP5620350B2 (ja) 2011-09-05 2011-09-05 場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013055536A JP2013055536A (ja) 2013-03-21
JP5620350B2 true JP5620350B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=48132149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011192849A Expired - Fee Related JP5620350B2 (ja) 2011-09-05 2011-09-05 場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5620350B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6977772B2 (ja) * 2017-07-07 2021-12-08 ヤマハ株式会社 音声処理方法、音声処理装置、ヘッドセット、および、遠隔会話システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094945A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Hitachi Ltd 音声通信システム、及び、音声通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013055536A (ja) 2013-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5671147B2 (ja) 後期残響成分のモデリングを含むエコー抑制
KR20170142001A (ko) 전자 장치, 그의 반향 신호 제거 방법 및 비일시적 컴퓨터 판독가능 기록매체
KR101444100B1 (ko) 혼합 사운드로부터 잡음을 제거하는 방법 및 장치
JP4954334B2 (ja) エコー抑制のためのフィルタ係数を演算する装置および方法
JP4162604B2 (ja) 雑音抑圧装置及び雑音抑圧方法
KR101934999B1 (ko) 잡음을 제거하는 장치 및 이를 수행하는 방법
US9667803B2 (en) Nonlinear acoustic echo cancellation based on transducer impedance
JP5087024B2 (ja) エコー消去装置とその方法と、プログラム
US20110228946A1 (en) Comfort noise generation method and system
JP5130895B2 (ja) 音声処理装置、音声処理システム、音声処理プログラム及び音声処理方法
WO2018167960A1 (ja) 音声処理装置、音声処理システム、音声処理方法、および音声処理プログラム
Akhtar et al. Acoustic feedback cancellation in hearing aids using dual adaptive filtering and gain-controlled probe signal
JP3607625B2 (ja) 多チャネル反響抑圧方法、その装置、そのプログラム及びその記録媒体
JP5016581B2 (ja) エコー抑圧装置、エコー抑圧方法、エコー抑圧プログラム、記録媒体
JP5620350B2 (ja) 場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム
JP2003309493A (ja) 反響低減方法、反響低減装置、反響低減プログラム
JP3673727B2 (ja) 反響消去方法、その装置、そのプログラム及びその記録媒体
JP3724705B2 (ja) 反響抑圧方法・反響抑圧装置
JP4209348B2 (ja) エコー抑圧方法、この方法を実施する装置、プログラムおよび記録媒体
WO2019220951A1 (ja) エコー抑圧装置、エコー抑圧方法及びエコー抑圧プログラム
RU2786157C2 (ru) Устройство эхоподавления, способ эхоподавления и программа эхоподавления
JP6369192B2 (ja) エコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコー抑圧方法及び通信端末
CN112837697B (zh) 一种回声抑制方法及装置
CN114424283A (zh) 音频信号处理设备、音频信号处理方法和存储介质
JP2012205161A (ja) 音声通話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5620350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees