JP5616962B2 - 300ピン及びCFPMSAの複数のモジュールにおける40、50及び100Gb/秒の光送受信機/中継器 - Google Patents

300ピン及びCFPMSAの複数のモジュールにおける40、50及び100Gb/秒の光送受信機/中継器 Download PDF

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Description

本開示は、光波長分割多重(WDM)に基づいた光通信に関する。
関連出願の相互参照
この出願は、2009年9月16日出願の発明の名称“300ピン及びCFP MSAの複数のモジュールにおける40、50及び100Gb/秒の光送受信機/中継器”を有する米国仮出願第61/242,807号と、2009年5月20日出願の発明の名称“大容量アップグレードのための光ネットワークアーキテクチャ及び装置”を有する米国仮出願第61/179,956号と、2009年6月11日出願の発明の名称“‘大容量アップグレードのための光ネットワークアーキテクチャ及び装置’のパート2”を有する米国仮出願第61/186,325号の利益を主張し、それぞれがすべての複数の目的のためにそれらの全体において参照によりここで組み込まれる。
例えば300ピンMSAグループ、すなわち300pinmsa.orgにおいてワールドワイドウェブ上で検索される“300ピン40Gb中継器”に対する引用文献である公開文献(2002年6月19日第三版)において説明された現在の商業的に利用可能な40Gb/秒300ピンの複数のモジュールは、複数のダイレクト検波法を用いる。これらの複数の中継器はほとんど4つの変調フォーマットに基づいている。すなわち、(a)40Gb/秒NRZ(非ゼロ復帰)と、(b)40Gb/秒デュオバイナリと、(c)40Gb/秒差動位相シフトキーイング(DPSK)と、(d)2×20Gb/秒差動直交位相シフトキーイング(DQPSK)。40Gb/秒NRZは、厳しく分散が制限された約2〜10kmの伝送距離を有し、通常は短距離の“クライアント側”の複数のアプリケーションに対するものである。40Gb/秒デュオバイナリ変調は、第1世代の複数の長距離伝送システムにおいて使用されたが、貧弱な(poor)色分散(CD)及び偏波モード分散(PMD)許容範囲(トレランス)の両方に関して厳しい制限を有し、40Gb/秒DPSK及び2×20Gb/秒DQPSKの両方は、十分な光信号対ノイズ比(OSNR)のパフォーマンスを示す。DPSKは、CD及びPMD許容範囲を制限する一方で、DQPSKはシンボルレートを半分にすることによりCD及びPMD許容範囲の両方を改善する。
米国特許出願公開第2008/0,063,396号明細書 米国特許第7,215,892号明細書 米国特許第7,224,907号明細書
しかしながら、DQPSKは、DPSK、デュオバイナリ、及びNRZよりも非常により複雑化された構造を必要とし、それ故により高コストを有する。40Gb/秒DPSK及び2×20Gb/秒DQPSKは、熱的にチューニングされた位相復調器を必要とする。40Gb/秒デュオバイナリ、40Gb/秒DPSK、及び2×20Gb/秒DQPSKは、熱的にチューニングされた光分散補償器を必要とする。これらの熱的にチューニングされた複数の装置はすべて、数十秒の範囲のチューニング時間のために非常に低速である。結果として、これらの複数の変調フォーマットのいずれもが複数の波長と高速のトラフィックリカバリー時間を動的に再構成するために必要であるROADM(再構成可能な光アッドドロップ多重)に基づいた光ネットワークには適さない。
もう1つの変調技術は、2×20Gb/秒の帯域制限された光デュオバイナリ(BL−ODB)である。2×20Gb/秒のBL−ODBが、2008年3月13日に公開された特許文献1及び非特許文献1において提案された。これらの複数のシステムにおいて、光変調器及び光検波器の両方は40Gb/秒の複素の成分を用いる。
40Gb/秒デュオバイナリデータに対して構造的により簡単で且つより共通の10Gb/秒の複数の光電子部品を使用することの概念が、2007年5月8日に登録された特許文献2及び2007年5月29日に登録された特許文献3において初めて明らかに提案された。
パッケージ化の観点からは、複数の光電子部品を40Gb/秒300ピンMSAモジュールに適合することが課題であるが、2009年3月23日のCFPドラフト第1段において明示されたCFP MSAモジュールにより提示された非常により小さいスペースにそれらの複数の光電子部品を適合させることがさらにより大きな課題である。
C(100又はセンタム(centum)に対するラテン文字C)フォームファクタプラガブル(pluggable)(CFP)は、複数の高速伝送デジタル信号に対する標準の共通のフォームファクタに対するマルチソースアグリーメント(MSA)から規定されている。CFPは、各レーンにおいて10Gb/秒を有し、各方向(Rx及びTx)それぞれにおいて10個又は4個のレーンを用いて100Gb/秒及び40Gb/秒をサポートする。
現在商業的に利用可能なデュオバイナリ及びDPSK300ピンの複数の中継器よりもさらに低コストを提供し、それにもかかわらずDQPSK300ピンの複数の中継器と同様に匹敵するシステム性能を有するものを具体化する変調技術及び装置がここで開示される。この変調技術、2×20Gb/秒の帯域制限された光デュオバイナリ(デュアルBL−ODB)変調は、複数の光変調器においてただ1対の10Gb/秒光変調器だけを用いて40、50Gb/秒の伝送レートを実現し、2対の10Gb/秒光変調器は100Gb/秒の伝送レートを実現する。それにより、40、50、及び100Gb/秒の伝送レートに対して最小の可能性があるフォームファクタを提供する。上記変調技術はまた、動的波長スイッチング及びルーティングを用いて光ネットワークにおける高速トラフィックリカバリを可能とさせる。
ここで開示された例示的な送受信機は、20〜28Gb/秒BL−ODB変調技術と10Gb/秒の複数の光電子変調部品とを組み合わせて40/50/100Gb/秒の伝送に対してコストとパフォーマンスとの間のベストなバランスを実現する。さらに、ここで開示された複数の送受信機/複数の中継器は、適切な複数のハードウェアインターフェースを有する既存の複数のICチップを用いてこの変調技術を収容することができる。
複数の半導体マッハツェンダ変調器に基づいた(従来の複数の集積化されたチューナブルレーザアセンブリ(ITLA)よりも非常に小さい体積を必要とする)最近開発された複数の10Gb/秒チューナブル送信機光サブアセンブリ(TOSA)を用いることにより、40Gb/秒及び100Gb/秒の容量を伝送する回線側の並びにいくつかの複数のアプリケーションクライアント側のCFP送受信機モジュールにおいてすべての複数の光電子部品を適合させることができる。
本発明はさらに、以下の説明及び添付の図面により説明されるであろう。
ここで説明される例示的な300ピンの2×(20〜23)Gb/秒の複数のモジュールが図示され、1個又はそれ以上のデュオバイナリエンコーダが16対2マルチプレクサの内部に又は後段で実装されることを図示する。 種々の例示的な実施形態において使用される“チューナブル10G TX”の異なる複数の可能性を示す。 2個の搬送波が直交偏波を用いて伝搬される場合の図1Aの2個の光搬送波間の例示的な最適なチャンネル間隔を示す。 例示的なCFP2×(20〜23)Gb/秒モジュールを図示する。 例示的なCFP2×(20〜23)Gb/秒モジュールを図示する。 例示的なCFP2×(20〜23)Gb/秒モジュールを図示する。 19GHzと25GHzとの間で間隔が空けられた2個の光サブ搬送波を用いた例示的な56Gb/秒(2×28Gb/秒)CFP MSAモジュールを図示する。 19GHzと25GHzとの間で間隔が空けられた2個の光サブ搬送波を用いた例示的な56Gb/秒(2×28Gb/秒)CFP MSAモジュールを図示する。 4×25Gb/秒の光送受信機/中継器を用いた例示的な100GbE CFPモジュールを図示し、ここで各光送受信機は、10Gb/秒の複数の光変調器だけを用い、複数の光サブ搬送波は、100GHzと800GHzとの間で間隔が空けられる。
本開示の種々の態様及び例示的な実施形態がいま、図面を参照して説明される。以下の説明において、説明の目的のため、多数の特定の詳細事項が、1つ又はそれ以上の態様を徹底的に理解することを提供するために説明される。しかしながら、そのような1つ又はそれ以上の態様がこれらの特定の複数の詳細事項なしに実施されてもよいことが明らかであるかもしれない。
用語“または(or)”は、排他的“または(or)”よりもむしろ包括的“または(or)”を意味することが意図される。すなわち、もし特定された別の方法または文脈から明瞭でないならば、語句“Xは、A又はBを用いる(X employs A or B)”は自然な包括的な順列のいずれかを意味することが意図される。すなわち、語句“Xは、A又はBを用いる(X employs A or B)”は、次の例、すなわち、XはAを用いる(X employs A)、XはBを用いる(X employs B)、またはXはAとBとの両方を用いる(X employs both A and B)のいずれかにより充足される。さらに、この出願及び添付された特許請求の範囲において使用された冠詞“a”及び“an”は一般的に、もし特定された別の方法または単数形に誘導される文脈から明瞭でないならば、“1つ又はそれ以上(one or more)”を意味すると解釈されるべきである。
種々の態様又は特徴が、多数の装置、部品などを含むかもしれない複数のシステムに関して提示されるであろう。種々のシステムは、追加的な複数の装置、複数の部品、複数のモジュールなどを含んでもよいし、及び/もしくは複数の図面と関連して説明されるすべての複数の装置、複数の部品、複数のモジュールなどを含まなくてもよい。これらの複数のアプローチの組み合わせがまた、用いられてもよい。
ここではじめて、20〜28Gb/秒データストリームを伝送する各光搬送波を用いて、適切な複数のハードウェアチップ及び複数のインターフェース(例えば、SFI5.1、4×XFI、10×XFI、など)をデュアル搬送波デュオバイナリの複数の光送受信機/複数の中継器と組み合わせる方法が開示されておよそ40Gb/秒、50Gb/秒、及び100Gb/秒の送受信機/中継器の容量を実現する。各20〜28Gb/秒光搬送波は、デュオバイナリ変調に対して20〜28Gb/秒において動作する受信機電子的なイコライザを有するもしくは有さない送受信機において10Gb/秒光変調器だけを必要とする。結果的に、40Gb/秒光送受信機は、上記送受信機において2個の固定化された又はチューナブル波長の10Gb/秒送信機(TX)だけから構成されており、100Gb/秒光送受信機は、4個の固定化された又はチューナブル波長の10Gb/秒の光TXだけから構成される。
複数の光搬送波間のチャンネル間隔が19〜25GHzのように狭い場合には、2個の狭く間隔が空けられた光搬送波を分離するために使用される受信機側の1×2アレイ導波路(AWG)の大きさは、コストがかかりすぎるかもしれないし、もしくは時々大きすぎてCFPモジュールの中に適合しないかもしれない。その場合には、AWG装置は、CFPモジュールの外側に押し出されて、代わりに伝送リンクと従来の40ch又は80chの複数のDWDMデマルチプレクサとの間に配置されたデインターリーバとして使用される。1×2AWGスライサをデインターリーバとして使用する光アーキテクチャが、特許文献4及び特許文献5において開示され、ここで両方の文献がすべての目的のためにそれらの全体において参照により組み込まれる。
例示的な構成.
図1A及び図1Bは、40Gb/秒の300ピン送受信機モジュールの例示的なハードウェア及び複数の光学装置構成を図示する。図示されるように、ホストボード100上には、標準のSFI5.1コネクタを介して300ピン2×(20〜23)Gb/秒モジュール120に電気的に接続される外付けの40Gb/秒FECチップ110が搭載される。モジュール120内部には、SFI5.1SFI5.1インターフェースを介して外付けのFECチップ110に接続する300ピンコネクタ122がある。FECチップ110は、16対2マルチプレクサ(MUX)124に順番に接続され、上記16対2マルチプレクサ(MUX)124は、この例示的な実施形態においては、複数のデュオバイナリプレコーダと2個の20〜23Gb/秒のレーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有する。留意すべきことは、デュオバイナリプレコーダはときどき、“差動エンコーダ”と称されることである。もしMUX124がデュオバイナリプレコーダを持たないならば、その時は外付けのプレコーダがMUX124の直後の後段に用いられる。MUX124は、40〜46Gb/秒信号を、2個の20〜23Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に分離し、それぞれがドライバアンプ126a及び126bにおいて別々に増幅され、次に(分離した複数のフィルタ又は同一のLPFの異なる複数のポートであってもよい)ローパスフィルタ(LPF)125a、125bを通過する。各LPFは、デュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす。代替的には、LPFフィルタ125a、125bを最初に持って来ることができ、ローパスフィルタを通過した複数の信号がドライバアンプ126a及び126bにより線形的に増幅される。将来極めて低い駆動電圧の複数のInP MZIが複数のLNのMZIの代わりに普通に商業的に使用され、もしくは複数のドライバアンプがMUXチップ124の内部に集積化される場合には、これらの複数のドライバアンプは必要とされないかもしれない。
留意すべきことは、ここで開示された複数の実施形態においては、(20〜28Gb/秒の信号が歪まないように)小さい群遅延変動を有する複数のドライバ増幅器が用いられるべきであるということである。次に、ローパスフィルタを通過して増幅された複数の信号は、それぞれのチューナブル10Gb/秒の送信機127a、127bを駆動させる。
上記チューナブル10Gb/秒の送信機に関して、もし波長分離器もしくはそれと同等のものを使用するならば、1個の集積化されたITLAが両方の搬送波波長を生成するために使用されるのだけれど、図1Aには、2個のチューナブルレーザアセンブリ(ITLA)が図示されることに留意すべきである。さらに、図1Bは、チューナブル10Gb/秒送信機127a、127bの種々の実装が図示される。第1の変形例において、ITLA128aが10Gb/秒のLNのMZI128bに結合される。第2の変形例において、ミニもしくはマイクロITLA128aが10Gb/秒のInP MZIに結合される。第3の変形例において、チューナブルレーザとMZIの両方を有した集積化されたInPチップ128が使用される。ポリマーに基づいた複数の光変調器がまた、使用される。図1Bのすべてのケースにおいて、複数の変調器は、ゼロチャープ又はプリチャープされる。
次に、10Gb/秒のMZI127a、127bからの変調された複数の光出力が2×1光結合器又は偏波保持ビーム合成器(PMBC)129を介して光ファイバに結合される。300ピン2×(20〜23)Gb/秒モジュールの受信側上には、例えば光ファイバもしくはそれと同等のものから光信号を受信して2個の信号に分割する、例えば50GHzの周期を用いた1×2環状アレイ導波路などの1×2アレイ導波路(AWG)スライサがある。各受信されて分離された信号は、それぞれの20Gb/秒の受信機131a、131b内に供給され、次に複数の電子的な分散補償器(EDC)又はイコライザ132a、132b上に供給される。留意すべきことは、20Gb/秒受信機は、増幅器を有して10Gb/秒受信機の群遅延帯域幅よりも高い平坦な群遅延帯域幅を有することを広く理解すべきであるが、帯域幅が18GHz又は12GHzであるかどうかは、例えば上記EDCの有効性に依存する、ということである。その後、受信された複数の信号は、2対16デマルチプレクサ134内に入力され、次に逆多重化(多重分離)された信号は、(例えば、SFI5.1SFI5.1インターフェース及び300ピンコネクタ122を介して)外付けのFEC110に送信される。次に、誤り訂正されてデコードされた信号は、より大きな通信システムにおける使用のためにホストボード100から出力される。
この特定の例示的な実装におけるキーとなる部品は、電子ICのMUX/DEMUX124、134であり、ここで、SFI5.1インターフェースを用いて16対2及び2対16のサーデス(シリアライズとデシリアライズ)機能を実行する。図示されるように、上記MUX124は、そこに内蔵されたデュオバイナリプレコーダを有するということである。しかし、実際に使用されるICによっては、上記MUX124は、デュオバイナリエンコーダを持たなくてもよい。この場合には、デュオバイナリプレコーダがMUX124の直後の後段に配置される。
また、留意すべきことは、20〜23Gb/秒において動作する2個の電子的な分散補償器(EDC)132a、132bは、複数のスタンドアロンのチップであってもよいし、もしくは2対16のDEMUX IC124、134内に集積化されていてもいずれでもよいということである。上記EDCの目的は、CD及びPMD許容範囲並びに2×20Gb/秒のBL−ODB変調信号の光フィルタリング許容範囲をさらに改善することである。上記EDCはまた、例えば意図的にAWGスライサ130の帯域幅を狭くしてノイズを減少させることによりOSNRのパフォーマンスを改善させるために用いられ、上記EDCにより狭いAWGスライサ帯域幅により生じた増加されたインターシンボル干渉(ISI)を補正させる。もしあるシステムがこれらの改善されたCD、PMD、及びOSNRのパフォーマンスを必要としないならば、2個のEDCを用いる必要はない。
以上のように、図1Aに図示される送受信機モジュール100の光学部品は、簡単には、この実施例においては、19GHz〜25GHzの間で間隔が空けられた2個の光搬送波を分離するために使用される1×2AWG(アレイ導波路)装置を有するペアのデュオバイナリ光送受信機/中継器である。2個の光搬送波間のチャンネル間隔は、偏波保持ビーム合成器(PMBC)が使用されるかどうかに依存する。2個の光搬送波が複数の直交偏波状態を用いて送信される場合は、最適なチャンネル間隔は、図2の光信号対ノイズ比(OSNR)対(GHzにおける)チャンネル間隔のグラフから明らかなように、約19GHz〜20GHzであることが図2において発見することができる。留意すべきことは、2個の偏波の受信された光パワーレベルを異ならせる光伝送システムにおいて無視できない偏波依存損失(PDL)が存在する場合には、フィードバック信号が受信側から送信側まで送られて、受信機での複数のパワーレベルが等化されるようにより低いパワー波長のパワーを増加させることができるということである。
図3Aは、図1における300ピンパッケージとは異なるCFPパッケージにおける実施形態を図示する。4×XFIをSFI5.1インターフェースに変換するチップ321が、図1の元の16対2MUX及び2対16DEMUXの前段に追加される。このチップには、前方誤り訂正(FEC)機能を含んでもよいし、もしくは含まれなくてもよい。
図3Bは、CFPパッケージにおけるもう1つの実施形態を図示する。図3Bにおいて、図1における元の16対2MUX124及び2対16DEMUX134が、ペアの2対1TDM(時間領域多重)MUX324a、324b、及びペアの1対2TDM DEMUX334a、334bに置き換えられる。さらに留意することは、電気的な入力インターフェースが図1のSFI5.1から図3Bの4×XFIに変更されているということである。
CFPパッケージにおいて、スペースを節約するために、図1における複数の集積化されたチューナブルレーザアセンブリ(複数のITLA)と10Gリチウムニオブ酸塩マッハツェンダ干渉計(MZI)128が、(a)集積化された単一のチップのInPレーザMZI(図1Bの第3の変形例)、又は(b)LNもしくはInP MZI128bとマイクロもしくはミニITLA128aとの組み合わせ(図1Bにおける第1の及び第2の変形例)により置き換えられる。さらに、InP MZIが非常に小さいマイクロ波駆動電力を必要とすべきであるという事実のおかげで、図1Bに示される複数の変形例においては、電力消費量をさらに減少させることができる。
図3A及び図3Cの実施例において、複数のデュオバイナリプレコーダがMUX124を備えた1つのICチップ内に組み込まれる。図3Bの実施例において、複数のデュオバイナリプレコーダが2対1MUX機能を備えたICチップ324a及び324b内に組み込まれる。そのほかの点では、2個のデュオバイナリプレコーダが複数の2対1MUXの出力ポートの直後の後段に配置されるべきである。
図3A及び図3Cにおいて、MUX124は、40〜46Gb/秒信号を2個の20Gb/秒〜23Gb/秒信号に分離し、各別々にドライバアンプ126a、126bを通過し、次にローパスフィルタ(LPF)125a、125bを通過する。複数のドライバアンプ及び複数のローパスフィルタの次数が反転され、いくつかの実施形態においてはこれらの複数のドライバアンプは必要とされなくてもよい。次に、ローパスフィルタを通過して増幅された複数の信号は、それぞれのチューナブル10Gb/秒TX127a、127bを駆動させる。例えば、図1Bにおける変形例(2)及び変形例(3)などの配置は、この例示的な実施形態においては、CFP MSAモジュール320に適合するほど小さい。もし複数の部品をこのスペースに適合しようとするならば、変形例(1)が用いられる。チューナブル10G TX127a、127bからの複数の出力搬送波が、この例示的な実施形態においては、(図1Bに図示された数だけ必要となる)複数の10Gb/秒のMZIによりローパスフィルタを通過して増幅された信号に従って変調される。
留意することは、図1Bの変形例(2)及び変形例(3)の配置が、InPに基づいたMZIがデュオバイナリ変調を可能とさせるということを示しているということである。すなわち、光パワーからバイアス電圧への伝達関数は、ゼロバイアス電圧に関して対称的である。
図3Cにおいて、チューナブル10G TX127a、127bの変調された光出力は次に、MPOジャンパーコネクタ350を介して外付けのDWDM MUX/DEMUXボックス310に出力される。外付けのDWDM MUX/DEMUXボックス310は、当該外付けのDWDM MUX/DEMUXボックス310からの光信号を受信してそれらを伝送リンクを構成する光ファイバの中に合成させる1×2 25/50 GHzインターリーバ314に接続される。この構成において、チューナブル10G TX127a、127bから生成された2個の波長はそれぞれ、複数の“偶数”チャンネル及び複数の“奇数”チャンネルと呼ばれる。この例示的な実施形態においては、それらは25GHzにより分離される必要がある。各偶数波長は最初に、偶数のマルチプレクサ313aを介して他の80個を超える偶数波長と合成され、各奇数波長は最初に、奇数のマルチプレクサ313bを介して他の80個を超える奇数波長と合成される。次に、複数の偶数波長と複数の奇数波長の2つのグループがインターリーバ314を介して合成される。
図3Cにおける受信側上では、各受信された光信号が、1×2デインターリーバ315を介して複数の偶数波長及び複数の奇数波長に分離され、80個を超える奇数波長はDEMUX316aに入力され、80個を超える偶数波長は外付けのDWDMボックス310のDEMUX316bに入力される。同一の50GHzのウィンドウ(窓)の範囲内の複数の偶数波長及び複数の奇数波長は、2個のファイバを介してCFPモジュール320に接続される。留意すべきことは、各CFPモジュール320に対して、2個の入力ファイバと2個の出力ファイバが存在し、4個のファイバと8個のコネクタを回避するために、(4個のファイバ接続がいまだに、実行可能なアプローチであるのだけれど)代わりに4個のファイバと2個のMPOコネクタを含むジャンパーケーブルが使用されるということである。CFPモジュール320内では、それぞれの複数の信号は、それぞれの20Gb/秒受信機131a、131bに供給され、次に電子的な分散補償器(EDC)132a、132b上へと供給される。その後、受信された複数の信号は2対16デマルチプレクサ329の中に入力され、次に逆多重化(多重分離)された信号は、複数の11Gb/秒XFIコネクタを介して(図示せず)外部のハードウェアへの出力のために外付けのFEC321に(例えば、SF15.1コネクタなどを介して)送信される。図3Cにおける構成の重大な利点は、2×1合成器及び1×2AWG波長分離器の両方を、CFPモジュール320の外に移設することができ、それ故にさらに、コストが低減され、スペースとCFPモジュールの電力消費量が節約されるということである。
図3Cに図示されるように、1×2AWG装置314がいま、従来の40ch又は80chのDWDM MUX/DEMUXボックス310と伝送リンクとの間に配置される。本質的には、この実施形態は複数の1×2AWG又はフリースペースのデインターリーバの周期性を利用してすべての50GHzのITUウィンドウにおいて2個の光搬送波を分離する。
図3Aから図3Cにおける同様の原理が、図4A及び図4Bにおいて図示される56Gb/秒CFPモジュールのケースに適用することができる。特に、図4Aは56Gb/秒CFP MSA送受信機モジュール400の例示的なハードウェア及び光学装置構成を図示する。図示されるように、ホストボード420上には、標準のXFIインターフェースを介してギアボックス422に電気的に接続された外付けの5個の10Gb/秒FECチップ421が搭載され、このギアボックスは、10×10Gb/秒の回線を4×25Gb/秒の回線に変換する標準の100Gb/秒ギアボックスの半分だけが使用される(それ故に“1/2”)。モジュール420内部で、5×11Gb/秒と2×28Gb/秒との間の多重化及び逆多重化(多重分離)が、図3Aの実施形態におけるようなMUX/DEMUX124、134により実行される複数の機能同様に実行される。図4Aの実施例において、複数のデュオバイナリエンコーダはギアボックス422に含まれてもよいし、もしくはそれらはギアボックスの直後の後段に複数のスタンドアロンのチップであってもよい。
ギアボックス422は、56Gb/秒信号を2個の〜28Gb/秒信号に分離し、各別々にドライバ126a、126bを通過し、次にローパスフィルタ(LPF)125a、125bを通過する。当該増幅器及び当該LPFの次数を反転することができる。いくつかの実施形態においてはこれらの複数のドライバは必要とされないかもしれないのだけれど、この実施形態においては、複数の信号は、十分に小さい群遅延を有するドライバ126a、126bにより増幅されるので20Gb/秒〜28Gb/秒の信号は決して歪まない。次に、ローパスフィルタを通過し増幅された複数の信号は、それぞれのチューナブル10G TX127a、127bを駆動させる。CFP MSAモジュール420に適合できるほど十分に小さいそれぞれのチューナブル10G TX127a、127bからの複数の光信号は、2×1光結合器又はPMBC129を通過して伝送路に出力される。
図4Bは、図4Aの変形例を図示する。送信機側上では、2個の光波長を合成させるための2×1合成器129は存在せず、複数の波長はCFPモジュールの外側の2×1インターリーバ310において合成される。動作原理は図3Cと同様である。
図4Bの受信機側上では、図4Aにおけるような1×2AWGスライサ130は存在せず、波長分離がDWDM送信インフラストラクチャ内の1×2デインターリーバ315において実行される。1×2デインターリーバ315の後段で、各受信された光信号が分離されてそれぞれが外付けのDWDMボックス310のDEMUX316a及び316bに入力される。奇数チャンネルDEMUX316aからの出力ファイバは、第1の20Gb/秒受信機427aに接続され、偶数チャンネルDEMUX316bからの出力ファイバは第2の20Gb/秒受信機427bに接続される。電子的な分散補償器(EDC)132a、132bはそれぞれ、20Gb/秒受信機427a、427bに接続される。その後、受信された複数の信号は、1/2ギアボックス422の中に入力され、次に結果生じた逆多重化(多重分離)された信号は(例えば、XFIインターフェースを介して)(図示せず)外付けのFEC装置に送信される。
図3A、図3B、図3Cにおける構成と図4A、図4Bにおける構成との間の差は、最初のインターフェースチップにある。図4A及び図4Bにおいて、最初のインターフェースチップはいま、10×10Gを4×25Gに変換するために共通に使用されるギアボックス422である。図4A及び図4Bの例示的な実施形態において使用されるように、ギアボックスの半分だけが使用され、それ故に実際には、5×11.3Gb/秒の電気信号から2×28Gb/秒電気信号に変換される。ギアボックス422は、(これが代替の実施形態なのであろうけれど)この例示的な実施形態のおいては、複数のFEC機能を有さないという事実のために、それら複数のFEC機能をホストボード420上に設置することができる。
興味深いことは、図3A、図3B及び図3C、並びに図4A及び図4Bにおいて、各CFP送受信機は50GHz以内で56Gb/秒の容量を提供し、それ故にもし2個のそのようなモジュールが用いられるならば、100GHz以内では112Gb/秒の容量を得ることができるということに留意するということである。このアプローチは、構造的により複雑で、このアプローチほどは小さくなく、このアプローチよりもより電力を消費し、ホットプラガブルでない、例えばコヒーレント検波などの複数の技術とは対照的に、おそらく2個のホットプラガブルCFPモジュールを介して最小コストで100GHzにおける100Gb/秒の容量を提供することができる。
図5は、クライアント側の100Gb/秒CFP光送受信機の構成を図示する。それは、4個のT−TOSA(又は固定化された波長のTOSA)526a、526b、526c、526d及び4個のROSA(受信機光サブアサンブリ)527a、527b、527c、527dから構成される。外部から変調されたInP MZIは、もし複数のCFP MSAモジュールがこの例示的な実施形態において用いられるべきであるならば、スペース制限が考慮されて用いられる。本質的には、この実施形態はCFPモジュール500の内部に設置された4個のXFPもしくはT−XFP光電子送信機の部品を有することができる。最も重要なことは、この構成はまた、4波長MUX及びDEMUXの両方が同一のモジュール内に集積化されることを可能とし、このことは、波長間隔が4波長mux/demuxが適合されるほど十分小さいように、少なくとも100GHzで間隔が空けられるということを示している。このケースにおいて、100Gb/秒の伝送は、クライアント側の複数のアプリケーションに対して現在のところ非常に適している100GHz×4=400GHzの帯域幅を必要とする。もちろん、もし図5の実施形態が回線側のアプリケーション上で用いられるならば、FEC521を追加することができる。
詳細には、図5は、100Gb/秒CFP MSA送受信機モジュール500の例示的なハードウェア及び光学装置構成を図示する。図示されるように、ホストボード520上には、外付けの1個又はそれ以上の10×10Gb/秒FEC521が搭載され(留意すべきことは、破線囲みは、この囲まれたFECが通常はクライアント側のCFPアプリケーションに対して必要とされないということを示しているということである。)、標準のXFIインターフェースを介して従来のギアボックス522に電気的に接続される。図5の実施例において、ギアボックス522は複数のデュオバイナリエンコーダを含むが、ギアボックスの4個の出力において4個の独立したチップ内にこの機能を組み込むことが可能である。
ギアボックス522は、100Gb/秒信号を4個の〜25Gb/秒信号に分離し、それぞれが差動エンコーダ(又はデュオバイナリプレコーダ)を用いてエンコードされ、各別々にドライバ524a、524b、524c、524dを通過し、次に(複数の分離したフィルタであってもよいし、もしくは同一のLPFのうちの異なる複数のポートであってもよい)ローパスフィルタ(LPF)523a、523b、523c、523dを通過する。差動エンコーダは、ギアボックス内に含むこともできるし、もしくは分離したチップとしてギアボックスの出力ポートにおいてすぐに配置することもできる。フィルタを通過した複数の信号は、いくつかの複数の実施形態においてはこれらの複数のドライバは必要とされないが、この実施形態においては、20〜28Gb/秒の複数の信号が決して歪まないように平坦な群遅延を有するドライバ524a、524b、524c、524dにより増幅される。次に、ローパスフィルタを通過して増幅された複数の信号は、チューナブル10G TOSAの526a、526b、526c及び526dを駆動させる。
次に、チューナブル10G TOSAの526a、526b、526c、526dからの変調された光信号出力が、例えば局部エリアネットワーク(LAN)DWDMシステムの伝送路上の伝送のために4×1DWDM結合器529aに入力される。留意すべきことは、LANアプリケーションにおける複数の波長間のチャンネル間隔は、19〜25GHzのように濃密である必要がなく、むしろ、数ナノメータ程度の広い幅とすることができるということである。
受信側上には、各受信された光信号が、1×4DWDM529bにより分離され、上記それぞれの複数の信号はそれぞれの25Gb/秒のROSA526a、526b、526c、526dに供給され、次に光電子分散補償(EDC)528a、528b、528c、528d上へと供給される。その後、複数の受信された信号は、ギアボックス522の中に入力され、次に結果生じた複数の逆多重化(多重分離)された信号は、(例えば、XFIインターフェースを介して)ホストボードに送信される。LANアプリケーションにおいて、通常は当該ホストボードはFEC装置を持たない。しかしながら、もしより長距離伝送を必要とするならば、オプションのFECをまた追加することができる。その場合には、FECオーバヘッドのために、レーンあたりのデータレートは25Gb/秒から〜28Gb/秒まで増加されるであろう。
上述の開示は、例示的な複数の態様及び/又は複数の実施形態を説明する一方で、種々の複数の変更及び変形が、添付された特許請求の範囲により定義されたように説明された複数の態様及び/又は複数の実施形態の範囲から離れることなしにここでなされることに留意すべきである。さらに、説明された複数の態様及び/又は複数の実施形態の複数の要素は、単数形において説明され又は請求されてもよいのだけれど、もし単数形への制限が明確に述べられていないならば、複数形を意図する。さらに、任意の態様及び/又は実施形態のすべての又は一部は、もし別に述べられていないならば、任意の他の態様及び/又は実施形態のすべての又は一部を用いて利用されてもよい。

Claims (40)

  1. 少なくとも1対の10Gb/秒光送信機の波長が50又は100GHzのITU−Tウィンドウ内である10Gb/秒光送信機と、各光送信機を駆動する光電子制御回路とを備えたN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記光電子制御回路は、制御信号を出力するマルチプレクサを含み、
    前記各光送信機は、20−28Gb/秒で、帯域制限光デュオバイナリ変調技術にしたがって前記光電子制御回路から出力された電気的な前記制御信号により駆動され、
    前記光電子制御回路はさらに、
    インターフェースからの信号をN個のレーンの20−28Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子装置と、
    前記N個のレーンの20−28Gb/秒NRZ信号をそれぞれに増幅させるためのN個のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動が前記20−28Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信して複数のデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たすN個の電子ローパスフィルタとを備え、
    前記少なくとも1対の10Gb/秒光送信機はさらに、
    前記エンコードされた複数の信号をN個の異なる波長を有する複数の光信号に変換するN個の10Gb/秒光送信機と、
    前記N個の10Gb/秒光送信機から生成されたN個の波長を合成させるための光合成器とを備え、
    前記電子装置は、N個の20−28Gb/秒レーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有し、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とするN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  2. 前記複数の10Gb/秒の光送信機は、標準の又は小型化された集積化されたチューナブルレーザアセンブリ(ITLA)を含むことを特徴とする請求項1記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  3. 前記複数の10Gb/秒の光送信機は、チューナブル又は固定化された波長の送信機光サブアセンブリ(TOSA)を含むことを特徴とする請求項1記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  4. 前記各チューナブル10Gb/秒光送信機は、ゼロチャープもしくはプレチャープされたリチウムニオブ酸塩又はInPもしくはポリマーに基づいた光変調器を含むことを特徴とする請求項1記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  5. 前記光合成器は、偏波保持ビーム合成器であることを特徴とする請求項1記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  6. 前記光合成器は、光結合器であることを特徴とする請求項1記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  7. 前記N個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機はさらに、少なくとも1対の20−28Gb/秒の光受信機を備え、
    前記各20−28Gb/秒受信機は、少なくとも1個の20〜28Gb/秒電子分散補償(EDC)を含むことを特徴とする請求項1記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  8. 前記N個のレーンの20−28Gb/秒NRZ信号をSFI5.1もしくはN×10Gインターフェースに変換する前記少なくとも1つの電子出力装置は、N個の20〜28Gb/秒のEDCを含むことを特徴とする請求項1記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  9. SFI5.1インターフェースからの信号を2個のレーンの20−28Gb/秒差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記2個のレーンの20−28Gb/秒NRZ信号をそれぞれ増幅するための1対のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動は前記20−28Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信してデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす1対の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を2個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する1対のチューナブル10Gb/秒光送信機と、
    前記2個のチューナブル10Gb/秒光送信機から生成された前記2個の波長を合成するための光合成器と、
    前記伝送路から受信された前記2個の波長を分離するための光波長スライサと、
    1対の20−28Gb/秒光受信機と、
    2個のレーンの20−28Gb/秒NRZ信号をSFI5.1インターフェースに変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  10. 前記電子装置は、前記2個の20−28Gb/秒レーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有することを特徴とする請求項記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  11. 前記波長スライサは、50GHz又は100GHzの周期を用いた1入力×2出力の周期的なアレイ導波路であることを特徴とする請求項記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  12. 4×10Gb/秒XFIインターフェースを2個のレーンの20−28Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記2個のレーンの20−28Gb/秒のNRZ信号を増幅させるための1対のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動が前記20−28Gb/秒のNRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信して複数のデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす1対の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を2個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する1対のチューナブル10Gb/秒光送信機と、
    前記2個のチューナブル10Gb/秒光送信機から生成された前記2個の波長を合成するための光合成器と、
    前記伝送路から受信された前記2個の波長を分離するための光波長スライサと、
    1対の20−28Gb/秒光受信機と、
    2個のレーンの20−28Gb/秒NRZ信号をSFI5.1インターフェースに変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  13. 前記電子装置は、前記2個の20−28Gb/秒レーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有することを特徴とする請求項12記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  14. 前記2個のチューナブル10Gb/秒光送信機の前記2個の光波長間の前記チャンネル間隔は、19GHzと25GHzとの間であることを特徴とする請求項12記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  15. 5×10Gb/秒XFIインターフェースを2個のレーンの27−28Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記2個のレーンの27−28Gb/秒のNRZ信号をそれぞれ増幅させるための1対のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動が前記27−28Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信して複数のデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす1対の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を2個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する1対のチューナブル10Gb/秒光送信機と、
    前記2個のチューナブル10Gb/秒光送信機から生成された前記2個の波長を合成するための光合成器と、
    前記伝送路から受信された前記2個の波長を分離するための光波長スライサと、
    1対の27−28Gb/秒光受信機と、
    2個のレーンの27−28Gb/秒NRZ信号を5×10Gb/秒XFIインターフェースに変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  16. 前記電子装置は、前記2個の20−28Gb/秒レーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有することを特徴とする請求項15記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  17. 前記光合成器は、偏波保持ビーム合成器であることを特徴とする請求項15記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  18. 10×XFIインターフェースを4個のレーンの25Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記4個のレーンの25Gb/秒NRZ信号をそれぞれに増幅させるための4個のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動が前記25Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信して複数のデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす4個の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を4個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する4個の10Gb/秒光送信機と、
    前記4個の10Gb/秒光送信機から生成された前記4個の波長を合成するための光合成器と、
    前記伝送路から受信された前記4個の波長を分離するための光波長スライサと、
    4個の25Gb/秒光受信機と、
    4個のレーンの25Gb/秒NRZ信号を10×XFIインターフェースに変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  19. 前記電子装置は、前記4個の25Gb/秒のレーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有することを特徴とする請求項18記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  20. 前記4個の送信機の任意の2個の隣接した光波長間の前記チャンネル間隔は、数ナノメータまでであることを特徴とする請求項18記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  21. 前記光スライサは、50GHz又は100GHzの周期を用いた1入力×4出力の周期的なアレイ導波路であることを特徴とする請求項18記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  22. SFI5.1もしくはN×XFIインターフェースをN個のレーンの10又は20−23Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子装置と、
    前記N個のレーンの10又は20−23Gb/秒NRZ信号をそれぞれに増幅させるためのN個のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動が前記10又は20−23Gb/秒のNRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信して複数のデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たすN個の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号をN個の異なる波長を有する複数の光信号に変換するN個の10Gb/秒光送信機と、
    前記複数のエンコードされた信号を前記N個の異なる波長を有する複数の光信号に変換するN個の10又は20−23Gb/秒光送信機であって、前記光送信機は、前記すべてのN個の異なる波長が50GHzウィンドウ又は100GHzウィンドウのうちの1つの範囲内である前記N個の10又は20−23Gb/秒光送信機と、
    N個の10又は20−23Gb/秒光受信機と、
    前記N個のレーンの10又は20−23Gb/秒NRZ信号をSFI5.1もしくはN×XFIインターフェースに戻して変換するための少なくとも1個の電子装置であって、前記Nが正の整数である前記電子装置とを備えN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とするN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  23. 前記電子装置は、前記N個の10又は20−23Gb/秒のレーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有することを特徴とする請求項22記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  24. 前記N個の送信機の前記N個の光波長間の前記チャンネル間隔は、約12.5GHz又は25GHzのうちの1つであることを特徴とする請求項22記載のN個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  25. 4×XFIインターフェースを2個のレーンの20−23Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記2個のレーンの20−23Gb/秒NRZ信号をそれぞれ増幅させるための1対のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動は、前記20−23Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信してデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす1対の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を2個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する1対のチューナブル10Gb/秒光送信機と、
    1対の20−23Gb/秒光受信機と、
    2個のレーンの20−23Gb/秒NRZ信号を4×XFIインターフェースに戻して変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  26. 前記電子装置は、前記2個の20−23Gb/秒レーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有することを特徴とする請求項25記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  27. 前記2個の送信機の前記2個の光波長間の前記チャンネル間隔は、25GHzであることを特徴とする請求項25記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  28. 5×XFIインターフェースを2個のレーンの27−28Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記2個のレーンの27−28Gb/秒NRZ信号をそれぞれに増幅させるための1対のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動は、前記27−28Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信してデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす1対の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を2個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する1対のチューナブル10Gb/秒光送信機と、
    1対の27−28Gb/秒光受信機と、
    2個のレーンの27−28Gb/秒NRZ信号を5×XFIインターフェースに戻して変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機全体は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  29. 前記電子装置は、前記2個の27−28Gb/秒レーン間のスキューを管理するための十分な電子的なバッファを有することを特徴とする請求項28記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  30. 前記2個の送信機の前記2個の光波長間の前記チャンネル間隔は、25GHzであることを特徴とする請求項28記載の2個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  31. 10×10G電気インターフェースを4個の送信レーンの25−28Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記4個のレーンの25−28Gb/秒NRZ信号をそれぞれに増幅させるための4個のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動が前記25−28Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信して複数のデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす4個の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を4個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する4個の10Gb/秒クラスの光送信機と、
    4個の25−28Gb/秒光受信機と、
    4個の受信レーンの25−28Gb/秒NRZ信号を10×10G電気インターフェースに変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  32. 前記入力もしくは出力電気インターフェースの両方もしくはいずれか一方は、CAUIインターフェースを備えたことを特徴とする請求項31記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  33. 前記各10Gb/秒光送信機は、ゼロチャープもしくはプレチャープされたリチウムニオブ酸塩又はInPもしくはポリマーに基づいた光変調器を含むことを特徴とする請求項31記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  34. 4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機はさらに、4個の20−28Gb/秒光受信機を備え、
    前記4個の20−28Gb/秒光受信機は、少なくとも1個の10Gb/秒クラスの受信機及び20−28Gb/秒電子分散補償(EDC)を含むことを特徴とする請求項31記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  35. 4個のレーンの25−28Gb/秒NRZ信号を10×10Gインターフェースに変換する前記少なくとも1つの電子出力装置は、4個の25−28Gb/秒電子分散補償(EDC)を含むことを特徴とする請求項31記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  36. 10×10G電気インターフェースを4個の送信レーンの25−28Gb/秒の差動的にエンコードされたNRZ信号に変換するための少なくとも1個の電子入力装置と、
    前記4個のレーンの25−28Gb/秒NRZ信号をそれぞれに増幅させるための4個のドライバ増幅器であって、前記各増幅器の群遅延変動が前記25−28Gb/秒NRZ信号を歪ませないように十分に低い前記ドライバ増幅器と、
    前記増幅された複数の信号を受信して複数のデュオバイナリエンコーダとしての機能を果たす4個の電子ローパスフィルタと、
    前記エンコードされた複数の信号を4個の異なる波長を有する複数の光信号に変換する4個の10Gb/秒クラスの光送信機と、
    前記4個の10Gb/秒光送信機から生成された前記4個の波長を合成するための光合成器と、
    前記伝送路から受信された前記4個の波長を分離するための光波長スライサと、
    4個の25−28Gb/秒光受信機と、
    4個の受信レーンの25−28Gb/秒NRZ信号を10×10G電気インターフェースに変換するための少なくとも1個の電子出力装置とを備え4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機であって、
    前記中継器/送受信機は、300ピンMSAパッケージ又はCFP MSAパッケージのうちの1つの内部に含まれることを特徴とする4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機
  37. 前記入力もしくは出力電気インターフェースの両方もしくはいずれか一方は、CAUIインターフェースを備えたことを特徴とする請求項36記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  38. 前記各10Gb/秒光送信機は、ゼロチャープもしくはプレチャープされたリチウムニオブ酸塩又はInPもしくはポリマーに基づいた光変調器を含むことを特徴とする請求項36記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  39. 前記4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機はさらに、4個の20−28Gb/秒光受信機を備え、
    前記4個の20−28Gb/秒光受信機は、少なくとも1個の10Gb/秒クラスの受信機及び20−28Gb/秒電子分散補償(EDC)を含むことを特徴とする請求項36記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
  40. 前記光合成器は、偏波保持ビーム合成器であることを特徴とする請求項36記載の4個の搬送波の波長分割変調器(WDM)中継器/送受信機。
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