JP5610346B2 - Tvwsチャネルの割り当てシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の無線通信デバイス並びに基地局とを有する無線通信ネットワークにTVWS(TV White Space)のチャネルを割り当てるTVWSチャネルの割り当てシステム及び方法に関する。
アナログテレビからデジタルテレビへの移行に伴い、ある程度の周波数が開放されてそれらの周波数帯域が移動通信に使用されるようになっている。特に、新しい通信サービスや様々なアプリケーションが次々に実用化されている昨今において、この無線帯域の割り当ては細分化され、複雑なものとなっている。このようにして割り当てられた各通信サービスが無線帯域において混在している中で、更に新たな通信サービスをこの無線帯域に割り当てるのは徐々に困難になりつつある。
このため、近年においてTV White Space(TVWS)を利用した無線通信ネットワークの標準化が進められており、IEEE802標準がTVWSにおいて共存するための手法の標準化も進められている(例えば、非特許文献1参照。)。このため、これら異なるIEEE802標準の通信システムを同じ周波数帯においていかに共存させるかが特に重要になり、特に最近における無線通信機会の飛躍的な増大に伴い、その重要性はより増している。
このようなTVWSを利用した無線通信を具現化する上で、特にコグニティブ(Cognitive)無線通信技術が近年において注目されている。コグニティブ無線通信とは、限定された周波数リソースを再活用してより効率的に周波数リソースを使用する技術である。即ち、コグニティブ無線通信によれば、セカンダリネットワークに属するデバイスは、プライマリネットワークにおいて使用されていない周波数リソースを周期的または非周期的にセンシングして使用可能な周波数リソースを認知し、認知された使用可能な周波数リソースを利用してデータを送受信するものである。
コグニティブ無線では、もともとある通信帯域を使用する優先ネットワーク(プライマリネットワーク)と、プライマリネットワークが使用していない周波数帯域や時間などを監視して、この情報をもとに通信を行うコグニティブシステム(セカンダリネットワーク)が存在する。基本的にはプライマリネットワークは、優先的に与えられた通信帯域を常に使用することが可能であり、例えばテレビシステム等がある。セカンダリネットワークは、プライマリネットワークに干渉を与えることなく、自システム内に属するデバイスによる通信を行う。セカンダリネットワークは、上述したプライマリネットワークとしてのテレビシステムに割り当てられている周波数を使用することが前提となる。この中でも、特にこのセカンダリネットワークでは、自身が判断して周波数を利用して通信を行うデバイスがあり、例えば自らの位置情報と、当該位置において利用可能なプライマリネットワークの周波数に関する情報を取得することができるデバイスがある。また、このセカンダリネットワークでは、このような位置情報やプライマリネットワークの周波数情報を取得することができない場合には、他のデバイスによる制御の下で通信を行うものもある。
コグニティブ無線通信では、以下の手順により通信を行う。先ず、セカンダリネットワークは、プライマリネットワークが無線通信を行っていない時間や、利用していない周波数帯域を検出する。次に、セカンダリネットワークは、自システムに属するデバイスによる通信によりプライマリネットワークの各デバイスが通信を行う上で干渉を与えないか否かを確認し、問題ないと判断した場合には、上記検出した周波数帯域又は時間により無線通信を行う。
ちなみに、IEEE802.11規格において定められるものである。このIEEE802.11規格は、2.4/5GHz帯域におけるWLAN(Wireless Local Area Network)システムに関するものであるが、TVWSに関しては特に研究が進展していない状況にあった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、WLAN等のような通信規格に基づいて、TVWSチャネルを割り当てる上で好適なTVWSチャネルの割り当てシステム及び方法に関するものである。
本発明に係るTVWSチャネルの割り当てシステムは、上述した課題を解決するために、TVWS(TV White Space)の各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報が記録されたTVWSデータベースと、複数の無線通信デバイス、並びに上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された基地局とを有する無線通信ネットワークとを備え、上記基地局は、実装された上記通信イネーブラーにより、無線通信デバイスから送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、上記TVWSデータベースは、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記基地局へ送信し、上記基地局は、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御することを特徴とする。
本発明に係るTVWSチャネルの割り当てシステムは、上述した課題を解決するために、TVWS(TV White Space)の各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報が記録されたTVWSデータベースと、複数の無線通信デバイス、並びに通信イネーブラーが未実装の基地局とを有する無線通信ネットワークと、上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された中継デバイスを備え、上記基地局は、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記中継デバイスに送信し、上記中継デバイスに実装された上記通信イネーブラーにより、上記基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、上記TVWSデータベースは、その通知された位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出してこれを上記中継デバイスを介して上記基地局へ送信し、上記基地局は、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御することを特徴とする。
本発明に係るTVWSチャネルの割り当てシステムは、上述した課題を解決するために、TVWS(TV White Space)の各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報が記録されたTVWSデータベースと、複数の第1の無線通信デバイス、並びに上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された第1の基地局とを有する第1の無線通信ネットワークと、複数の第2の無線通信デバイス、並びに通信イネーブラーが未実装の第2の基地局とを有する第2の無線通信ネットワークとを備え、上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局は、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記第1の基地局へ送信し、上記第1の基地局は、実装した上記通信イネーブラーにより、上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、上記TVWSデータベースは、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記第1の基地局へ送信し、上記チャネル空き情報を受信した上記第1の基地局は、TVWSのチャネルを時間毎に選択して上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局へ送信し、上記他のTVWSのチャネルが送信された上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局は、これに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御することを特徴とする。
本発明に係るTVWSチャネルの割り当て方法は、上述した課題を解決するために、複数の無線通信デバイス並びに基地局とを有する無線通信ネットワークにTVWS(TV White Space)のチャネルを割り当てるTVWSチャネルの割り当て方法において、TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報を予めTVWSデータベースに記録し、上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された基地局により、その実装された上記通信イネーブラーにより、無線通信デバイスから送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、 上記TVWSデータベースにより、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記基地局へ送信し、上記基地局により、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御することを特徴とする。
本発明に係るTVWSチャネルの割り当て方法は、上述した課題を解決するために、複数の無線通信デバイス並びに基地局とを有する無線通信ネットワークにTVWS(TV White Space)のチャネルを割り当てるTVWSチャネルの割り当て方法において、TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報を予めTVWSデータベースに記録し、上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが未実装の上記基地局により、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された中継デバイスへ送信し、上記中継デバイスに実装された上記通信イネーブラーにより、上記基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、上記TVWSデータベースにより、その通知された位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出してこれを上記中継デバイスを介して上記基地局へ送信し、上記基地局により、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御することを特徴とする。
本発明に係るTVWSチャネルの割り当て方法は、上述した課題を解決するために、複数の第1の無線通信デバイス、並びに第1の基地局とを有する第1の無線通信ネットワークと、複数の第2の無線通信デバイス並びに第2の基地局とを有する第2の無線通信ネットワークにTVWS(TV White Space)のチャネルを割り当てるTVWSチャネルの割り当て方法において、TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報を予めTVWSデータベースに記録し、上記第2の無線通信デバイス又は上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが未実装の第2の基地局により、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された第1の基地局へ送信し、上記第1の基地局は、実装した上記通信イネーブラーにより、上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、 上記TVWSデータベースにより、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記第1の基地局へ送信し、上記チャネル空き情報を受信した上記第1の基地局により、TVWSのチャネルを時間毎に選択して上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局へ送信し、上記他のTVWSのチャネルが送信された上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局により、これに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御することを特徴とする。
本発明では、TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報を予めTVWSデータベースに記録し、TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された基地局により、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求をTVWSデータベースへ通知し、TVWSデータベースにより、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを基地局へ送信し、基地局によりチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御する。
このため、本発明によれば、IEEE802.11規格の、2.4/5GHz帯域におけるWLANシステム等において、TVWSチャネルを容易に、しかも効率的に割り当てることが可能となる。
本発明を適用したTVWSチャネルの割り当てシステムの第1の構成図である。 TVWSチャネルの割り当てシステムの第1の構成のフローチャートである。 本発明を適用したTVWSチャネルの割り当てシステムの第2の構成図である。 TVWSチャネルの割り当てシステムの第2の構成のフローチャートである。 本発明を適用したTVWSチャネルの割り当てシステムの第3の構成図である。 TVWSチャネルの割り当てシステムの第3の構成のフローチャートである。 本発明を適用したTVWSチャネルの割り当てシステムの第4の構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したTVWS(TV White Space)チャネルの割り当てシステム1の構成例を示している。このTVWSチャネルの割り当てシステム1は、TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報が記録されたTVWSデータベース2と、複数の無線通信デバイス31、並びにTVWSデータベース2との間で通信可能な図示しない通信イネーブラーが実装された基地局32とを有する無線通信ネットワーク3と、公衆通信網25とを備えている。
この無線通信ネットワーク3は、IEEE802.11標準等によるTVWSを利用した無線LAN規格に基づくものである。即ち、このTVWSチャネルの割り当てシステム1は、例えばWPAN(Wireless Personal Area Network)や、WLAN(Wireless Local Area Network)等をはじめとした無線通信ネットワーク3内にある各無線通信デバイス31が、現時点において使用していないTV帯域を選択的に利用することにより、当該ネットワーク内において無線通信を行うためものである。
無線通信デバイス31は、例えばパーソナルコンピュータ(ノートPC)や、携帯電話等を初めとした各種携帯情報端末等で構成される。無線通信デバイス31は、少なくともWPANやWLAN等の規格に基づき、無線通信ネットワーク3内において時分割で互いにアドホックな無線通信を直接的に行うこともでき、また基地局32を介して間接的な無線通信を互いに行うことも可能となる。
基地局32は、無線通信ネットワーク3内において存在する無線通信デバイス31による無線アクセスポイントの役割を果たし、また公衆通信網25間とのインターフェースの役割を担うものである。無線通信デバイス31は、ゲートウェイルータとしてのこの基地局32を介して公衆通信網25との間でデータ通信を行うことが可能となる。また、この基地局32には、図示しない通信イネーブラーが実装されている。この図示しない通信イネーブラーは、複数の無線通信デバイス31と、TVWSデータベース2との間で公衆通信網25を介した通信を実現する上での翻訳手段としての役割を担う。図示しない通信イネーブラーは、無線通信デバイス31と、TVWSデータベース2との間における通信を中継する。
ちなみに、この図示しない通信イネーブラーは、無線通信デバイス31から、PAF(Public Action frame)、PDPAF(Protected Dual of Public Action frame)、RLQP等の信号を受信した場合にイネーブル処理を開始するようにしてもよい。この図示しない通信イネーブラーが実際にイネーブル処理を行う際には、このイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつ実行する。
また公衆通信網25は、TVWSデータベース2と基地局32とを電話回線を介して接続されるインターネット網を始め、TA/モデムと接続されるISDN(Integrated Services Digital Network)/B(broadband)−ISDN等のように、情報の双方向送受信を可能としたネットワーク等である。
また、TVWSデータベース2は、TVWSの各チャネルにおける空き情報が記録されたデータベースである。即ち、例えばテレビシステムが現在使用している周波数チャネルの状況が分かれば、現時点において空いているチャネルに関する情報(以下、チャネル空き情報という。)も同時に知ることができる。TVWSデータベース2には、かかるチャネル空き情報が、時間毎及び位置毎に記録される。このようなTVWS2にアクセスすることにより、現時点においてどのTVWSのチャネルを、どの位置においていかなる時間において使用することが可能であるかを判別することができる。
上述の如き構成からなるTVWSチャネルの割り当てシステム1は、いわゆるコグニティブ無線通信システムを構成するものである。即ち、上述の例で言えば無線通信ネットワーク3がセカンダリネットワークであり、テレビシステムがプライマリネットワークであるとした場合に、かかるプライマリネットワークにおいて使用されていない周波数リソースを周期的または非周期的にセンシングしてこれをTVWSデータベース2へ記録する。そして、セカンダリネットワークからの要求を受けて、使用可能な周波数リソースを認知し、認知された使用可能な周波数リソースを利用して当該セカンダリネットワーク内で無線通信を行うものである。セカンダリネットワークは、プライマリネットワークに干渉を与えることなく、自システム内に属するデバイスによる通信を行う。セカンダリネットワークは、上述したプライマリネットワークとしてのテレビシステムに割り当てられている周波数を使用することが前提となる。
次に、本発明を適用したTVWSチャネルの割り当てシステム1の動作例について図2を用いて説明をする。
先ずステップS11において、TVWSデータベース2は、TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎のチャネル空き情報を予め記録する。このチャネル空き情報は随時スキャンされて、このTVWSデータベース2へ随時記録が更新されるものであってもよい。このステップS11終了時において、TVWSデータベース2には、例えばチャネルAが何時から何時までにおいてどの位置で空いている、チャネルBが何時から何時までにおいてどの位置で空いている、チャネルCは、・・・等のようにチャネル毎にそれぞれチャネル空き情報が記録されている状態となっている。
次にステップS12へ移行し、無線通信デバイス31から実際にTVWSのチャネルを利用して、無線通信ネットワーク3内において無線通信の開始を行う旨の無線通信開始要求を基地局32へと通知する。基地局32は、かかる無線通信開始要求を受信することにより、自身が属する無線通信ネットワーク3内においてTVWSのチャネルを利用した無線通信の開始が求められていることを判別することができる。この基地局32は、ステップS13へ移行し、TVWSチャネル割り当て要求を公衆通信網2を介してTVWSデータベース2へ送信する。このTVWSチャネル割り当て要求には、基地局32自らが属する無線通信ネットワーク3の位置情報を少なくとも含むものとされている。ちなみに、基地局32と、TVWSデータベース2との間における通信は、基地局32において実装された図示しない通信イネーブラーを介して実行する。
次にステップS14へ移行し、TVWSデータベース2は、チャネル空き情報の読み出しを行う。このチャネル空き情報の読み出しは、基地局32から受信したTVWSチャネル割り当て要求に基づいて行われる。具体的には、このTVWSデータベース2は、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報を読み取ることにより、基地局32が属する無線通信ネットワーク3の位置を識別する。次に、この識別した無線通信ネットワーク3の位置に対応するチャネル空き情報を読み出す。この読み出されたチャネル空き情報は、かかる無線通信ネットワーク3の位置においていかなるチャネルが、いかなる時間において空いているか、換言すれば無線通信ネットワーク3にとって有効なものか、が記述されるものである。TVWSデータベース2は、ステップS15において、かかる読み出した時間毎のチャネル空き情報のリストをTVWSチャネル割り当て応答というパケットデータに含めて、公衆通信網25を介して基地局32へ送信する。
基地局32は、係るTVWSチャネル割り当て応答をTVWSデータベース2から受信し、そこに含まれているチャネル空き情報のリストを読み取る。その結果、この基地局32は、自ら属する無線通信ネットワーク3の位置においていかなるチャネルが、いかなる時間において空いているかを識別することができる。
次にステップS16に移行し、基地局32は、読み取ったチャネル空き情報に基づいて、自らが属する無線通信ネットワーク3内においてこれから実行すべき無線通信のTVWSチャネルを選択する。ちなみに、このチャネルの選択は、時間毎にどのTVWSチャネルを使用するのかを選択していく。
次にステップS17へ移行し、基地局32は、選択したTVWSのチャネルに基づいて無線通信ネットワーク3内で通信を行うように制御することを行う。
上述した構成からなる本発明によれば、IEEE802.11規格の、2.4/5GHz帯域におけるWLANシステム等において、TVWSチャネルを容易に、しかも効率的に割り当てることが可能となる。
なお、本発明を適用したTVWSチャネルの割り当てシステム1は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、例えば図3に示すような形態において適用可能である。この図3において上述した図1の同一の構成要素、部材に関しては同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
この図3の形態において、TVWSチャネルの割り当てシステム1は、TVWSデータベース2と、複数の無線通信デバイス31、並びにTVWSデータベース2との間で通信可能な通信イネーブラーが未実装の基地局32を有する無線通信ネットワーク3と、TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された中継デバイス33とを備えている。
中継デバイス33は、公衆通信網25内に設置され、例えばゲートウェイルータ、又はパーソナルコンピュータ(ノートPC)や、携帯電話等を初めとした各種携帯情報端末等で構成される。この中継デバイス33において実装されている図示しない通信イネーブラーは、TVWSデータベース2との間で公衆通信網25を介した通信を実現する上での翻訳手段としての役割を担うものである。
なお、基地局32は、図示しない通信イネーブラーが実装されていないため、TVWSデータベース2との間でデータを送受信する場合には、あくまで中継デバイス33を介してTVWSデータベース2へとアクセスする必要がある。
このような中継デバイス33を有する場合におけるフローチャートを図4に示す。この図4において、図2と同一内容のステップは、同一の符号を付すことにより以下での説明を省略する。ステップS13−1において、基地局32は中継デバイス33に対してTVWSチャネル割り当て要求を公衆通信網2を介して送信する。中継デバイス33は、かかる基地局32からのTVWSチャネル割り当て要求を受信し、ステップS13−2において、これをTVWSデータベース2へと送信する。これにより、図示しない通信イネーブラーが実装されていない基地局32であっても、これが実装されている中継デバイス33を介してTVWSチャネル割り当て要求をTVWSデータベース2へ送信することが可能となる。
また、ステップS15−1において、TVWSデータベース2は中継デバイス33に対してTVWSチャネル割り当て応答を公衆通信網2を介して送信する。中継デバイス33は、かかるTVWSデータベース2からのTVWSチャネル割り当て応答を受信し、ステップS15−2において、これを基地局32へと送信する。これにより、図示しない通信イネーブラーが実装されていない基地局32であっても、これが実装されている中継デバイス33を介してTVWSチャネル割り当て応答をTVWSデータベース2から受信することが可能となる。
なお、本発明を適用したTVWSチャネルの割り当てシステム1は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、例えば図5に示すような形態において適用可能である。この図5において上述した図1の同一の構成要素、部材に関しては同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
この図5の形態において、TVWSチャネルの割り当てシステム1は、TVWSデータベース2と、複数の無線通信デバイス31a並びに基地局32aを有する無線通信ネットワーク3aと、複数の無線通信デバイス31b並びに基地局32bを有する無線通信ネットワーク3bと、公衆通信網25とを備えている。
無線通信ネットワーク3aと、無線通信ネットワーク3bは、互いに同時にTVWSチャネルの割り当てを要求するネットワークであるものと仮定する。なお、無線通信ネットワーク3aにおける基地局32aは、TVWSデータベース2との間で通信可能な通信イネーブラーが未実装である。これに対して、無線通信ネットワーク3bにおける基地局32bは、TVWSデータベース2との間で通信可能な通信イネーブラーが既に実装されている。
このため、無線通信ネットワーク3aからTVWSデータベース2に対しては直接的にアクセスすることができず、あくまで他の無線通信ネットワーク3bにおける基地局32bを介してデータを送受信する必要がある。また、無線通信ネットワーク3aとこの基地局32bとの間で無線通信を行う際には、無線通信ネットワーク3aを構成する無線通信デバイス31aと基地局32との間で直接的に通信を行うようにしてもよいし、基地局32aを介して間接的に通信を行うようにしてもよい。
次に、この図5に示す形態からなるTVWSチャネルの割り当てシステム1のフローチャートを図6に示す。この図6において、図2と同一内容のステップは、同一の符号を付すことにより以下での説明を省略する。ちなみに、以下では、無線通信ネットワーク3aにおける無線通信デバイス31aからTVWSチャネルでの通信開始を要求する場合を例にとり説明をするが、無線通信ネットワーク3bにおける無線通信デバイス31bからTVWSチャネルでの通信開始を要求する場合もあることは勿論である。
ステップS13−1において、無線通信デバイス31aは、基地局32bに対して直接的にTVWSチャネル割り当て要求を送信する。この基地局32bに対する直接的なTVWSチャネル割り当て要求の送信は、特に無線通信ネットワーク3a、3b間が公衆通信網25を介することなく直接的に無線通信可能な距離にある場合において好適である。
一方、無線通信デバイス31aは、ステップS13−1の代替として、S12において自らの属する無線通信ネットワーク3aにおける基地局32aに対して、無線通信開始要求を通知するようにしてもよい。基地局32aは、かかる無線通信開始要求を受信することにより、自身が属する無線通信ネットワーク3a内においてTVWSのチャネルを利用した無線通信の開始が求められていることを判別することができる。かかる場合に、基地局32aは、ステップS13−2へ移行し、TVWSチャネル割り当て要求を公衆通信網2を介して基地局32bへ送信する。この基地局32bに対して基地局32aを介したTVWSチャネル割り当て要求の送信は、特に無線通信ネットワーク3a、3b間が公衆通信網25を介さない限り通信できない距離にある場合において好適である。ちなみに、これら基地局3a、3bは互いに公衆通信網25を介して通信する場合を想定しているが、これに限定されるものではない。
次にステップS13−3へ移行し、TVWSチャネル割り当て要求を受けた基地局32bは、これをTVWSデータベース2へ送信する。このとき、基地局32bは、自ら属する無線通信ネットワーク3bにおける位置情報を含めたTVWSチャネル割り当て要求を送信するようにしてもよい。基地局32bは、TVWSデータベース2との間で通信可能な通信イネーブラーが実装されていることから、これを使用してTVWSチャネル割り当て要求を送信することが可能となる。
次にステップS14へ移行し、TVWSデータベース2は、チャネル空き情報の読み出しを行う。このチャネル空き情報の読み出しは、基地局32から受信したTVWSチャネル割り当て要求に基づいて行われる。具体的には、このTVWSデータベース2は、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている無線通信ネットワーク3a、並びに必要に応じて無線通信ネットワーク3bの位置情報を読み取ることにより、無線通信ネットワーク3a、3bの位置を識別する。次に、この識別した無線通信ネットワーク3a、3bの位置に対応するチャネル空き情報を読み出す。TVWSデータベース2は、ステップS15において、かかる読み出した時間毎のチャネル空き情報をTVWSチャネル割り当て応答に含めて、公衆通信網25を介して基地局32bへ送信する。
基地局32bは、係るTVWSチャネル割り当て応答をTVWSデータベース2から受信し、そこに含まれているチャネル空き情報を読み取る。その結果、無線通信ネットワーク3a、3bの各位置においていかなるチャネルが、いかなる時間において空いているかを識別することができる。
次にステップS16に移行し、基地局32bは、読み取ったチャネル空き情報に基づいて、無線通信ネットワーク3a、3b内においてこれから実行すべき無線通信のTVWSチャネルを選択する。ちなみに、このチャネルの選択は、時間毎にどのTVWSチャネルを使用するのかをそれぞれの無線通信ネットワーク3a、3b毎に選択していく。ちなみに、基地局32bは、このTVWSチャネルを選択する際において、無線通信ネットワーク3a、3bでTVWSチャネルが互いに相違するようにチャネルを選択する。即ち、この基地局32bは、送信されてきたチャネル空き情報に基づいて、無線通信ネットワーク3bに割り当てるTVWSのチャネル以外の他のTVWSのチャネルを時間毎に選択し、これを無線通信ネットワーク3aに対して割り当てる。
次にステップS21−1へ移行し、基地局32aは、選択したTVWSのチャネルを基地局32aへ通知する。また、このステップS21−1の代替として、ステップS21−2において選択したTVWSのチャネルを無線通信デバイス31aに対して直接的に送信するようにしてもよい。
最後にステップS17において、各無線通信ネットワーク3a、3bは、選択されたTVWSチャネルに基づいて各ネットワーク内の無線通信を開始する。
このように、図5、6の形態においては、同時にTVWSチャネルによる無線通信を行う無線通信ネットワーク3が複数に亘って存在している場合においても、またそのうち一方の無線通信ネットワーク3における基地局32において図示しない通信イネーブラーが実装されていない場合においても、各無線通信ネットワーク3においてそれぞれTVWSチャネルを割り当てることが可能となる。このとき、複数の無線通信ネットワーク3間において互いに異なるチャネルを割り当てることにより、係る複数の無線通信ネットワーク3間において互いに干渉が生じないように無線通信をそれぞれが行うことが可能となる。
ちなみに、図7の形態は、上述した無線通信ネットワーク3bの代替として、TVWSチャネルによる無線通信を行うことを意図していない、他の無線通信ネットワーク8が存在する場合の例である。この無線通信ネットワーク8は、複数のデバイス81と、基地局82とを有し、例えば2.4/5GHzにおいて通信を行うWLANネットワーク等で具体化されるものである。仮にこの無線通信ネットワーク8を構成する基地局82において、TVWSデータベース2との間で通信可能な図示しない通信イネーブラーが実装されている場合であって、基地局32においてかかる図示しない通信イネーブラーが未実装の場合には、基地局82は、中継デバイス33と同様に、無線通信デバイス31又は基地局32とTVWSデータベース2との間の中継点としての役割を担うこととなる。
かかる場合には、基地局32によりTVWSチャネル割り当て要求を基地局82を介してTVWSデータベース2へ通知し、TVWSデータベース2により時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを基地局82へ送信する。チャネル空き情報を受信した基地局82により、TVWSのチャネルを時間毎に選択して無線通信デバイス31又は基地局32へ送信して、そのチャネルに基づいて無線通信ネットワーク3内で通信を行うように制御されることになる。
1 TVWSチャネルの割り当てシステム
2 TVWSデータベース
3 無線通信ネットワーク
25 公衆通信網
31 無線通信デバイス
32 基地局
33 中継デバイス

Claims (8)

  1. TVWS(TV White Space)の各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報が記録されたTVWSデータベースと、
    複数の無線通信デバイス、並びに上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された基地局とを有する無線通信ネットワークとを備え、
    上記基地局は、実装された上記通信イネーブラーにより、無線通信デバイスから送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、
    上記TVWSデータベースは、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記基地局へ送信し、
    上記基地局は、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御すること
    を特徴とするTVWSチャネルの割り当てシステム。
  2. TVWS(TV White Space)の各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報が記録されたTVWSデータベースと、
    複数の無線通信デバイス、並びに通信イネーブラーが未実装の基地局とを有する無線通信ネットワークと、
    上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された中継デバイスを備え、
    上記基地局は、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記中継デバイスに送信し、上記中継デバイスに実装された上記通信イネーブラーにより、上記基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、
    上記TVWSデータベースは、その通知された位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出してこれを上記中継デバイスを介して上記基地局へ送信し、
    上記基地局は、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御すること
    を特徴とするTVWSチャネルの割り当てシステム。
  3. TVWS(TV White Space)の各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報が記録されたTVWSデータベースと、
    複数の第1の無線通信デバイス、並びに上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された第1の基地局とを有する第1の無線通信ネットワークと、
    複数の第2の無線通信デバイス、並びに通信イネーブラーが未実装の第2の基地局とを有する第2の無線通信ネットワークとを備え、
    上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局は、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記第1の基地局へ送信し、上記第1の基地局は、実装した上記通信イネーブラーにより、上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、
    上記TVWSデータベースは、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記第1の基地局へ送信し、
    上記チャネル空き情報を受信した上記第1の基地局は、TVWSのチャネルを時間毎に選択して上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局へ送信し、
    上記他のTVWSのチャネルが送信された上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局は、これに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御すること
    を特徴とするTVWSチャネルの割り当てシステム。
  4. 上記チャネル空き情報を受信した上記第1の基地局は、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいて、第1の無線通信ネットワークに割り当てるTVWSのチャネル以外の他のTVWSのチャネルを時間毎に選択して上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局に送信すること
    を特徴とする請求項3記載のTVWSチャネルの割り当てシステム。
  5. 複数の無線通信デバイス並びに基地局とを有する無線通信ネットワークにTVWS(TV White Space)のチャネルを割り当てるTVWSチャネルの割り当て方法において、
    TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報を予めTVWSデータベースに記録し、
    上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された基地局により、その実装された上記通信イネーブラーにより、無線通信デバイスから送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、 上記TVWSデータベースにより、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記基地局へ送信し、
    上記基地局により、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御すること
    を特徴とするTVWSチャネルの割り当て方法。
  6. 複数の無線通信デバイス並びに基地局とを有する無線通信ネットワークにTVWS(TV White Space)のチャネルを割り当てるTVWSチャネルの割り当て方法において、
    TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報を予めTVWSデータベースに記録し、
    上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが未実装の上記基地局により、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された中継デバイスへ送信し、上記中継デバイスに実装された上記通信イネーブラーにより、上記基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、
    上記TVWSデータベースにより、その通知された位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出してこれを上記中継デバイスを介して上記基地局へ送信し、
    上記基地局により、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいてTVWSのチャネルを時間毎に選択し、この選択したTVWSのチャネルに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御すること
    を特徴とするTVWSチャネルの割り当て方法。
  7. 複数の第1の無線通信デバイス、並びに第1の基地局とを有する第1の無線通信ネットワークと、複数の第2の無線通信デバイス並びに第2の基地局とを有する第2の無線通信ネットワークにTVWS(TV White Space)のチャネルを割り当てるTVWSチャネルの割り当て方法において、
    TVWSの各チャネルにおける時間毎及び位置毎の空き情報を予めTVWSデータベースに記録し、
    上記第2の無線通信デバイス又は上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが未実装の第2の基地局により、自らが属する無線通信ネットワークの位置情報を含むTVWSチャネル割り当て要求を、上記TVWSデータベースとの間で通信可能な通信イネーブラーが実装された第1の基地局へ送信し、上記第1の基地局は、実装した上記通信イネーブラーにより、上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局から送信されてきたイネーブル信号によって指示される最大通信電力を確認しつつイネーブル処理を実行した上で、当該TVWSチャネル割り当て要求を上記TVWSデータベースへ通知し、 上記TVWSデータベースにより、TVWSチャネル割り当て要求に含まれている位置情報に対応した時間毎のチャネル空き情報を読み出し、これを上記第1の基地局へ送信し、
    上記チャネル空き情報を受信した上記第1の基地局により、TVWSのチャネルを時間毎に選択して上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局へ送信し、
    上記他のTVWSのチャネルが送信された上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局により、これに基づいて上記無線通信ネットワーク内で通信を行うように制御すること
    を特徴とするTVWSチャネルの割り当て方法。
  8. 上記チャネル空き情報を受信した上記第1の基地局により、上記送信されてきたチャネル空き情報に基づいて、第1の無線通信ネットワークに割り当てるTVWSのチャネル以外の他のTVWSのチャネルを時間毎に選択して上記第2の無線通信デバイス又は上記第2の基地局に送信すること
    を特徴とする請求項7記載のTVWSチャネルの割り当て方法。
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