JP5610343B2 - 無線通信ネットワーク間の共存システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の通信システムが同一帯域で共存する上で好適な通信システム、通信ネットワーク間の共存処理方法に関する。
従来よりTV White Space(TVWS)を利用した無線通信ネットワークの標準化が進められており、特に近年においては異なるIEEE802標準がTVWSにおいて共存するための手法の標準化(IEEE802.19規格)も進められている。このため、これら異なるIEEE802標準の通信システムを同じ周波数帯においていかに共存させるかが特に重要になり、特に最近における無線通信機会の飛躍的な増大に伴い、その重要性はより増している。
例えば、2.4GHz帯域や5GHz帯域において、異なる2つ以上の無線通信方式を同じ周波数帯域において動作させる場合、互いに干渉することなく同一空間内において共存し得る共存方法を確立する必要がある。従来においても、例えば特許文献1に示すように、互いの無線通信ネットワークによる相互干渉の影響を無くしてそれぞれの共存を可能とする共存技術が提案されている。
特表2005−529549号公報
しかしながら、上述した特許文献1の開示技術は、同一帯域における共存を可能とする技術であるものの、あくまでBluetooth(登録商標)や、IEEE802.11標準を採用する通信システムに着目したものであり、TVWSを初めとした他の通信規格を採用するシステム間において、例えば、2.4GHz帯域や5GHz帯域において無線通信ネットワーク間で通信干渉が生じることなく共存するための手法は未だ提案されていないのが現状であった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、複数の通信ネットワークが同一空間で共存するための通信システムにおいて、特にTVWSを初めとした他の通信規格を採用するシステム間においても通信干渉が生じることなく共存する上で好適な無線通信ネットワーク間の共存システム及び方法を提案することにある。
上述した課題を解決するために、本発明では、一以上のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信ネットワーク間の共存システムにおいて、演算期間において、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、公衆通信網を介してデータベースからそれぞれの無線通信ネットワーク内のコーディネータと各デバイス間における、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を取得し、更にこれら通信時間情報と通信消費電力情報と通信周波数情報とに基づいて評価値Ufを求め、共存期間において、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、互いに直接通信することにより、上記求めた評価値Uf、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を相手側に送信するとともに、相手側のコーディネータからその評価値Uf、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を受信することにより情報交換を行い、交換した情報を参照して自らの評価値Uf、又は通信時間、通信消費電力、通信周波数の1以上を再設定し、更に必要に応じて、上記演算期間の処理と上記共存期間の処理を交互に繰り返し実行した上で、上記再設定した評価値Uf、又は通信時間、通信消費電力、通信周波数の1以上の下で上記各無線通信ネットワーク内における無線通信を開始することを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、上述した処理を実行することにより、複数の通信ネットワークが同一空間で共存するための通信システムにおいて、特にTVWSを初めとした他の通信規格を採用するシステム間においても、互いに通信干渉が生じることなく共存することが可能となる。
発明を適用した無線通信ネットワーク間の共存システムのブロック構成図である。 発明を適用した無線通信ネットワーク間の共存システムのフローチャートである。 無線通信ネットワークにおける共存処理を実行する上でのタイムフレームを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明を適用した無線通信ネットワーク間の共存システムは、IEEE802標準が実装され、TV White Space(TVWS)において互いに共存処理を行うことが可能なシステムである。但し、本発明を適用した通信システムは、これに限定されるものではなく、TVWS以外の空間においても、他のいかなるシステム間の共存処理において適用してもよい。
本発明を適用した無線通信ネットワーク間の共存システム10は、図1に示すように、一の無線通信ネットワーク1a、他の無線通信ネットワーク1b、公衆通信網3の中に配設されたデータベース2とを備えている。
無線通信ネットワーク1aは、それぞれ複数のデバイス11aと、ネットワーク全体を制御するコーディネータ12aとを備えている。無線通信ネットワーク1bは、それぞれ複数のデバイス11bと、ネットワーク全体を制御するコーディネータ12bとを備えている。デバイス11aは、IEEE802.19標準に基づいてコーディネータ12aとの間で無線パケット通信を行うことができ、更にはコーディネータ12aを介して他のデバイス11aとの間で無線パケット通信を行うことができる。同様にデバイス11bは、IEEE802.19標準に基づいてコーディネータ12bとの間で無線パケット通信を行うことができ、更にはコーディネータ12bを介して他のデバイス11bとの間で無線パケット通信を行うことができる。このデバイス11は、例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ(PC)等を初めとしたモバイル端末等である。ちなみに、この無線通信ネットワーク1a、1b内には、当該ネットワーク1a、1b内の通信を制御するための通信制御局が別途設けられていてもよい。これらのデバイス11は、最初に通信を開始した一のデバイス11が同期を取るための時刻等を決めるようにしてもよい。
コーディネータ12a、12bも同様に上述したデバイス11と構成を同一とするものであってもよい。このコーディネータ12a、12bは、無線通信ネットワーク1a、1b内における中央制御ユニットとしての役割を担う。このコーディネータ12内には、例えば他の無線通信ネットワーク1との間で共存のための処理を制御するための制御部21、係る共存のための処理を実際に行う上で必要な情報サーバー等が実装されていてもよい。
公衆通信網3は、例えばインターネット等を初めとした、PCや携帯電話からアクセス可能な通信網である。
データベース2は、少なくとも上述した無線通信ネットワーク1の名前や各IPアドレス情報、位置情報等が記憶されているストレージである。このデータベース2には、更に後述する通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報等が、無線通信ネットワーク1毎に記憶されている。データベース2は、これら各情報が無線通信ネットワーク1から書き込まれ、またかかる無線通信ネットワーク1の要求に応じて読み出されることとなる。
このような無線通信ネットワーク1a、1bが共存する空間においては、例えば斜線で示す領域においてデバイス11aがコーディネータ12aの間で通信を行う場合に、又はデバイス11bがコーディネータ12bの間で通信を行う場合に、通信干渉が生じる。このため、本発明では、以下の図2に示すフローチャートに沿ってかかる通信干渉を防止するための処理を行う。以下の例では、無線通信ネットワーク1aにおけるコーディネータ12a側から通信干渉を防止するための共存処理を行う場合を例にとり説明をするが、他の無線通信ネットワーク1aにおけるコーディネータ12b側から同様の共存処理を行うようにしてもよいことは勿論である。
先ずステップS11において、イニシャライズ処理を行う。このイニシャライズ処理では、無線通信ネットワーク1aのコーディネータ12aにおける制御部を介してデータベース2に対してアクセスを行う。そして、この無線通信ネットワーク1aは、自己の周囲にある他の無線通信ネットワーク1のリストを要求する。この自己の周囲に他の無線通信ネットワーク1が有るか否かは、データベース2に記憶されている各無線通信ネットワーク1の位置情報に基づいて判別を行う。上述した図1において、無線通信ネットワーク1aの周囲にあるのは無線通信ネットワーク1bのみである場合であることから、係る無線通信ネットワーク1bのみが記載されたリストが無線通信ネットワーク1aへと送られることになる。
また、このステップS11におけるイニシャライズ処理では、選択可能な有効チャネルのリストがデータベース2から無線通信ネットワーク1aへと送信されることになる。
更に、このステップS11においては、無線通信ネットワーク1a自身の通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報がデータベース2から読み出され、これらが無線通信ネットワーク1aへと送信される。なお、データベース2から無線通信ネットワーク1aへと送信されるあらゆるデータは、何れもかかる無線通信ネットワーク1aにおけるコーディネータ12aにより取得されることとなる。
図3は、無線通信ネットワーク1aにおける共存処理を実行する上でのタイムフレームを示している。このタイムフレームでは、大きく分類して演算期間T1と共存期間T2とが交互に連続するものとされている。上述したステップS11の処理は、演算期間T1において実行されるものとなる。
ここでチャネルCH1は、他のチャネルCH2のためにトータルのフレーム期間のうち、ある一定の割合について、いわゆる窓口となるべき共存期間T1を設定し、当該チャネルCH2からのアクセスを受け付ける。
チャネルCH2は、演算期間T1とほぼ同時にデータ送信を開始する。このチャネルCH2からの送信フレームの長さは、演算期間T1と共存期間T2の和と同一とされている。即ち、チャネルCH2の1送信フレームにおいて少なくとも1回はチャネルCH1における共存期間T2が入ることになる。チャネルCH2は、1送信フレームが終了すると次の送信フレームに移行し、データの通信が引き続き継続して行われる。
次にステップS12へ移行する。このステップS12において、コーディネータ12aは、上記取得した通信時間情報と通信消費電力情報と通信周波数情報とに基づいて評価値Ufを求める。
通信時間情報は、無線通信ネットワーク1aのコーディネータ12aと各デバイス11a間の通信時間の平均値Ttである。例えばコーディネータ12aが図1に示すように3つのデバイス11aとの間で通信を行う場合には、かかる3つの各デバイス11aとコーディネータ12aとの間におけるそれぞれの通信時間の平均値として算出されるものである。このTtを式で記述した場合には、以下で表される。ちなみに、以下の式においてNは、デバイス11aの数であり、上述の例ではN=3となる。
Figure 0005610343
通信消費電力情報は、無線通信ネットワーク1aのコーディネータ12aと各デバイス11a間の最大通信消費電力の平均値Tpである。例えばコーディネータ12aが図1に示すように3つのデバイス11aとの間で通信を行う場合には、かかる3つの各デバイス11aとコーディネータ12aとの間におけるそれぞれの最大通信消費電力を求め、求めた最大通信消費電力の平均値を、Tpとしたものである。このTpを式で記述した場合には、以下で表される。
Figure 0005610343
通信周波数情報は、無線通信ネットワーク1aのコーディネータ12aと各デバイス11a間の通信周波数の平均値Bである。例えばコーディネータ12aが図1に示すように3つのデバイス11aとの間で通信を行う場合には、かかる3つの各デバイス11aとコーディネータ12aとの間におけるそれぞれの通信周波数を求め、求めた通信周波数の平均値を、Bとしたものである。このBを式で記述した場合には、以下で表される。
Figure 0005610343
これらTt、Tp、Bは、複数の通信ネットワーク1間において互いに交換され、或いは調整されるものであってもよい。
なお上述した通信時間情報Tt、通信消費電力情報Tp、通信周波数情報Bの算出方法は、上述した式によって求められるものに限定されるものではなく、その思想を遵守するものであればいかなる式に代替するようにしてもよい。
次に、この求めた通信時間情報Tt、通信消費電力情報Tp、通信周波数情報Bに基づいて評価値Ufを求める。この評価値Ufは、無線通信ネットワーク1間において互いの通信干渉を防止する観点から、通信時間や通信消費電力、通信周波数といった各種通信資源を調整するための指標である。
この評価値Ufは、FDMA(Frequency Division Multiple Access)では、下記の式によって求められる。なお、以下の式においてN0iは、無線通信ネットワーク1a内に
おけるコーディネータ12aとデバイス11aとの各通信リンク間において発生するノイズである。またgは、コーディネータ12aとデバイス11aとの各通信リンク内にお
けるチャネルゲインである。
Figure 0005610343
また、評価値Ufは、TDMA(Time Division Multiple Access)では、下記の式によって求められる。
Figure 0005610343
また、評価値Ufは、CDMA(Code Division Multiple Access)では、下記の式によって求められる。
Figure 0005610343
このように、評価値Ufは、何れも通信時間情報Tt、通信消費電力情報Tp、通信周波数情報Bを含む式として定義されている。但し、評価式Ufは、上記定義された式に限定されるものではなく、Tt、Tp、Bを含むものであればいかなる式で定義されたものであってもよい。
この評価式Ufを算出した後、ステップS12の処理を終了してステップS13へ移行する。次にステップS13では、演算期間T1において、求めた評価値Ufと、この無線通信ネットワーク1aにおいて実際に要求される理想的な評価値Uf´とを比較する。このUf´は、各デバイス11の独自の理想的な処理能力に基づいて独自に決定される。
ここでUf>Uf´であれば、ステップS14へ移行する。またUf´≦Ufであれば、ステップS15へ移行する。
ステップS14へ移行した場合には、Ufを理想的なUf´と同等となるように調整する。このUfの調整は、そのUfを構成するパラメータTt、Tp、Bを調整することにより行う。このステップS14におけるパラメータの調整が行われた後、ステップS16へ移行する。
ステップS15へ移行した場合には、Ufを実際のUfと同等となるように調整するが、実際には、算出した評価値Uf自体が実際のUfであるためパラメータの調整を行わないものと解することができる。このステップS15におけるパラメータの調整が行われた後、ステップS16へ移行する。
ちなみに、上述したステップS14、S15におけるパラメータの調整ステップは省略するようにしてもよい。また、上述したステップS12における演算からステップS14、15におけるパラメータの調整に至るまでのステップも、タイムフレーム上において演算期間T1で行われることになる。
次にステップS16において、無線通信ネットワーク1aと無線通信ネットワーク1bとの間で通信を行い、実際にそれぞれのUfを構成するパラメータTt、Tp、Bを互いに取得し、或いはこれを共有する。即ち、無線通信ネットワーク1aにおいて上述したUfに加えてパラメータTt、Tp、Bが求められるとの同様に、無線通信ネットワーク1bにおいてもUfに加えてパラメータTt、Tp、Bが求められている。このため、無線通信ネットワーク1aは、求めた評価値Uf、Tt、Tp、Bを相手側の無線通信ネットワーク1bに送信するとともに、相手側の無線通信ネットワーク1bのコーディネータ12bからその評価値Uf、Tt、Tp、Bを受信することにより情報交換を行うことになる。その結果、無線通信ネットワーク1a、1bは、互いの評価値Uf、Tt、Tp、Bを取得した状態となっている。
また、無線通信ネットワーク1aは、交換した情報を参照して自らのUfを調整することも行う。同様に無線通信ネットワーク1bも、交換した情報を参照して自らのUfを調整することも行う。このUfの調整は、通信時間情報Tt、通信消費電力情報Tp、通信周波数情報Bの調整、選択も含まれる。その結果、それぞれのコーディネータ12a、12bの通信範囲や通信期間、通信周波数が最適化される。即ち、無線通信ネットワーク1aと無線通信ネットワーク1bとの間で通信干渉が生じないように調整が行われることになる。実際にこれらの調整は、各無線通信ネットワーク1のコーディネータ12の制御部21を介して行われる。このステップS16の処理は、タイムフレーム上において共存期間T2において行われることになる。
次にステップS17に移行し、もし入力データのアップデートが可能である場合には、この共存期間T2において受信待ち状態に入る。ここでアップデートが入った場合には、再びステップS12へ移行し、上述した処理を繰り返す。これに対して、共存期間T2が満了した場合には、ステップS18へ移行する。
ステップS18へ移行した場合には、ステップS17において選択された、又は調整されたTt、Tp、B及び/又はUfの下で、実際にデータ通信を開始する。
なお、上述した演算期間T1の処理と共存期間T2の処理は、必要に応じて交互に繰り返し実行されるものであってもよい。
本発明を適用した無線通信ネットワーク間の共存システム10は、上述した処理を実行することにより、複数の通信ネットワークが同一空間で共存するための通信システムにおいて、特にTVWSを初めとした他の通信規格を採用するシステム間においても、互いに通信干渉が生じることなく共存することが可能となる。
1 無線通信ネットワーク
2 データベース
3 公衆通信網
10 無線通信ネットワーク間の共存システム
11 デバイス
12 コーディネータ
21 制御部

Claims (5)

  1. 一以上のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信ネットワーク間の共存システムにおいて、
    演算期間において、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、公衆通信網を介してデータベースからそれぞれの無線通信ネットワーク内のコーディネータと各デバイス間における、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を取得し、更にこれら通信時間情報と通信消費電力情報と通信周波数情報とに基づいて評価値Ufを求め、
    共存期間において、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、互いに直接通信することにより、上記求めた評価値Uf、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を相手側に送信するとともに、相手側のコーディネータからその評価値Uf、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を受信することにより情報交換を行い、交換した情報を参照して自らの評価値Uf、又は通信時間、通信消費電力、通信周波数の1以上を再設定し、
    更に必要に応じて、上記演算期間の処理と上記共存期間の処理を交互に繰り返し実行した上で、上記再設定した評価値Uf、又は通信時間、通信消費電力、通信周波数の1以上の下で上記各無線通信ネットワーク内における無線通信を開始すること
    を特徴とする無線通信ネットワーク間の共存システム。
  2. 上記一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、
    上記通信時間情報として、コーディネータと各デバイス間の通信時間の平均値Ttを取得し、
    上記通信消費電力情報として、コーディネータと各デバイス間の最大通信消費電力の平均値Tpを取得し、
    上記通信周波数情報として、コーディネータと各デバイス間の通信周波数の平均値Bを取得すること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信ネットワーク間の共存システム。
  3. 上記一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、上記Tt、上記Tp、上記Bをそれぞれ以下の式に基づいて算出し、
    Figure 0005610343
    ここでNは、デバイスの数
    Figure 0005610343
    Figure 0005610343
    上記Ufは、FDMA(Frequency Division Multiple Access)では、下記の式により求め、
    Figure 0005610343
    0iは、無線通信ネットワーク内におけるコーディネータとデバイスとの各通信リン
    ク間において発生するノイズ、gは、コーディネータとデバイスとの各通信リンク内に
    おけるチャネルゲイン。
    上記Ufは、TDMA(Time Division Multiple Access)では、下記の式により求め、
    Figure 0005610343
    上記Ufは、CDMA(Code Division Multiple Access)では、下記の式により求めること
    Figure 0005610343
    を特徴とする請求項2記載の無線通信ネットワーク間の共存システム。
  4. 上記一の無線通信ネットワークにおけるコーディネータは、上記演算期間において、求めた上記評価値Ufと、上記一の無線通信ネットワークにおいて実際に要求される理想的な評価値Uf´とを比較し、
    Uf>Uf´であれば、評価値UfをUf´と同等となるように調整し、
    Uf≦Uf´であれば、評価値Ufをそのまま使用すること
    を特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項記載の無線通信ネットワーク間の共存システム。
  5. 一以上のデバイスとコーディネータ間で無線通信を行う無線通信ネットワーク間の共存方法において、
    演算期間において、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータにより、公衆通信網を介してデータベースからそれぞれの無線通信ネットワーク内のコーディネータと各デバイス間における、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を取得し、更にこれら通信時間情報と通信消費電力情報と通信周波数情報とに基づいて評価値Ufを求め、
    共存期間において、各無線通信ネットワークにおけるコーディネータで互いに直接通信することにより、上記求めた評価値Uf、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を相手側に送信するとともに、相手側のコーディネータからその評価値Uf、通信時間情報、通信消費電力情報、通信周波数情報を受信することにより情報交換を行い、交換した情報を参照して通信時間、通信消費電力、通信周波数の1以上を再設定し、
    更に必要に応じて、上記演算期間の処理と上記共存期間の処理を交互に繰り返し実行した上で、上記再設定した評価値Uf、又は通信時間、通信消費電力、通信周波数の1以上の下で上記各無線通信ネットワーク内における無線通信を開始すること
    を特徴とする無線通信ネットワーク間の共存方法。
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