JP5608178B2 - 端末装置、通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、末装置、通信装置及び通信方法に関する。
3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)の発展形であるLTE−Advancedの上り回線では、端末の複数アンテナ送信(SU−MIMO(Single User-Multiple Input Multiple Output))のサポートが検討されている。SU−MIMOは、1つの端末が同一時刻かつ同一周波数に複数のアンテナポートからデータ信号を送信し、データ信号を空間上で仮想的な通信路(ストリーム)を用いて空間多重する技術である。
SU−MIMOによる性能改善効果を得るためには、基地局は、サウンディングリファレンスシグナル(以下、「SRS(Sounding Reference Signal)」という)を用いて、端末の各アンテナからの伝搬路状況を知る必要があり、このため、端末はSRSを各アンテナから送信しなければならない。なお、サウンディングとは、端末と基地局間の伝搬路品質を推定すること意味する。
LTEのSRSは、上り回線データチャネルのチャネル品質を推定するために、サブフレームの末尾のシンボルにデータと時間多重され、送信される。
LTEでは、送信アンテナが1つのため、SRSは端末に1つのSRSを送信するだけであったが、LTE−Advancedにおいて、端末がN本のアンテナを有するようになれば、SRS送信のオーバーヘッドがN倍に増加し、SRS領域が不足することが懸念される。
そこで、単位時間当たりにセル内で送信可能なSRS数、すなわち、SRSキャパシティを改善する方法として、データ復調用参照信号(以下、「DMRS(DeModulationReference Signal)という」向けの符号リソースを利用する方法が知られている(非特許文献1参照)。
非特許文献1には、基地局が端末に対して、上り回線向けスケジューリング情報(ULグラント(UL Grant)とも呼ばれる)を利用してSRS送信を指示することが開示されている。ここで、図1に、LTEのデータ信号の送信指示を行うULグラントで通知される情報を示す。ULグラントには、信号の周波数リソース情報(RB assignment)やDMRS用の巡回シフト量(以下、「CS(Cyclic shift for DMRS)量」という)等を示す所定のビット数が含まれる。
端末は、基地局からULグラントによって、SRS送信が指示されると、PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)におけるDMRSが配置されるべきSC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)シンボルにおいてSRSを送信する。DMRSは、図2に示すように、データ信号のスケジューリング単位である1サブフレーム(2スロット構成)の各スロットの中央シンボルを用いて送信される。ここで、DMRSとSRSはともに、同一の系列(ZC系列)を巡回シフトした巡回シフト系列を用いた信号である。よって、SRSは、DMRSと異なるCS量を用いてDMRSと同一帯域に符号多重することができる。
このため、LTEのSRSは、1サブフレームの末尾シンボルのみで送信する仕様であったが、さらに、スロットの中央シンボル(DMRSシンボル位置)にもSRSを送信できるので、SRSキャパシティを向上させることができる。
なお、以下の説明において、このような基地局からのULグラントによって送信指示されるSRSをスケジュールドSRS(Scheduled SRS)と呼ぶ。
スケジュールドSRS送信用のULグラントを新たに追加すると、端末はデータ送信用を含めて2種類のULグラントを検出する必要があり、端末と基地局の送受信処理が複雑になってしまう。よって、スケジュールドSRS送信用のULグラントは、図1に示したデータ(DMRS)送信用ULグラントを兼用することが想定される。
この場合、データ送信かスケジュールドSRS送信かの区別は、データの送信サイズを示すパラメータである「MCS+RV」を用いることが想定される。つまり、データの送信サイズを0にすることにより、スケジュールドSRSの送信を指示することができる。
また、SRS用CSの通知ビット数は、データ用CS(図1におけるCyclic shift for DMRS)の通知ビット数と同様に、3ビットとなる。
LTEでは、送信信号(データ、DMRS及びSRS)の最小割当帯域幅は12サブキャリア(=1RB(Resource Block))に規定されている。このとき、CS量は、「0,1,…,10,11」×(シンボル長)/12[s]の12個定義でき、最大12個の直交したCS系列を生成できる。
しかしながら、ULグラントでは、CS量を3ビットしか通知することができない。具体的には、図3に示すように、「0,2,3,4,6,8,9,10」のCS量しかULグラントで通知することができない。このため、DMRSとスケジュールドSRSの符号多重数は最大8に制限されてしまう。
このように、上述した非特許文献1によれば、ULグラントに含まれるCS通知情報は3ビットのため、12個の定義があるCS量の中で、8個のCS量しか通知することができない。そのため、基地局は、DMRSとスケジュールドSRSとを柔軟に符号多重させることができず、SRSキャパシティを十分に改善することができないという問題がある。
本発明の目的は、シグナリングビット数の増加を抑制しつつ、SRSキャパシティを改善する末装置、通信装置及び通信方法を提供することである。
本発明の一態様に係る無線通信端末装置は、参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を受信する受信手段と、データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に通知情報に対応付けられ、受信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する決定手段と、決定された前記サイクリックシフト量を用いて、前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の一態様に係る無線通信基地局装置は、参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を送信する送信手段と、データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に前記通知情報に対応付けられ、送信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する決定手段と、決定された前記サイクリックシフト量を用いて、受信信号に含まれる前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を抽出する抽出手段と、を具備する構成を採る。
本発明の一態様に係る無線通信方法は、参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を受信し、データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に通知情報に対応付けられ、受信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定し、決定された前記サイクリックシフト量を用いて、前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を送信する、構成を採る。
本発明によれば、シグナリングビット数の増加を抑制しつつ、SRSキャパシティを改善することができる。
LTEのデータ信号の送信指示を行うULグラントで通知される情報を示す図 スロットの中央シンボルにDMRSとSRSを配置する様子を示す図 非特許文献1に開示されたDMRS用CS量を示す図 本発明の実施の形態1に係る端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る基地局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るDMRS用CS量とSRS用CS量の定義を示す図 DMRSとSRSとを多重する様子を示す模式図 本発明の実施の形態1に係るDMRS用CS量とSRS用CS量の他の定義を示す図 SRSとDMRSのCS量を1CSずらした様子を示す図 本発明の実施の形態2に係る端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る基地局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るDMRS用CS量とSRS用CS量の定義を示す図 図12の定義に従って3ユーザーにRSを割り当てた様子を示す図 多重数が少ない場合におけるDMRS用CS量とSRS用CS量の定義を模式的に示す図 本発明の実施の形態3に係るDMRS用CS量とSRS用CS量の定義を模式的に示す図 本発明の実施の形態3に係るDMRS用CS量とSRS用CS量の定義を示す図 本発明の実施の形態3に係るDMRS用CS量とSRS用CS量の他の定義を模式的に示す図 本発明の実施の形態3に係るDMRS用CS量とSRS用CS量の他の定義を示す図 本発明の実施の形態3に係るDMRS用CS量とSRS用CS量のさらに他の定義を模式的に示す図 本発明の実施の形態3に係るDMRS用CS量とSRS用CS量のさらに他の定義を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一機能を有する構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図4は、本発明の実施の形態1に係る無線通信端末装置(以下、「端末」という)100の構成を示すブロック図である。以下、図4を用いて端末の構成について説明する。
受信RF部102は、無線通信基地局装置(以下、「基地局」という)から送信された信号をアンテナ101を介して受信し、受信信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施して復調部103に出力し、復調部103は、受信RF部102から出力された受信信号から上り回線向けスケジューリング情報(ULグラント)を復調し、復調したスケジューリング情報をスケジューリング情報復号部104に出力する。
スケジューリング情報復号部104は、復調部103から出力されたスケジューリング情報を復号し、RS種別判定部105、CS量決定部106及びマッピング部109に出力する。なお、スケジューリング情報には、図1に示したような、参照信号用CS通知情報、送信信号の割当帯域情報、データサイズ、パワコン情報等が含まれる。
RS種別判定部105は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に基づいて、送信すべき参照信号(RS)がDMRSかSRSかを判定し、判定したRS種別をCS量決定部106に出力する。
CS量決定部106は、RS種別判定部105から出力されたRS種別に応じて、予め保持していたDMRS用CS量とSRS用CS量の定義(CS通知情報(3ビット)とCS量[s]との対応関係)のいずれかを用いて、スケジューリング情報に含まれるCS通知情報に対応するRS用系列のCS量を決定し、決定したCS量を位相回転部108に出力する。ここで、SRS用CS量はDMRS用CS量に含まれないCS量を含むように定義し、予め基地局と端末100とで共有しておく。なお、CS量決定部106の詳細については後述する。
RS生成部107は、SRS又はDMRS用系列(ZC系列)を生成し、生成したRS用系列を位相回転部108に出力する。
位相回転部108は、CS量決定部106から出力されたCS量に基づいて、時間領域のCS量に相当する位相回転をRS生成部107から出力されたRS用系列の各サンプルに施し、マッピング部109に出力する。ここで、RS用系列は、各サンプルがサブキャリアに割り当てられるため、周波数領域の信号である。周波数領域での位相回転処理は、時間領域での巡回シフト処理と等価である。具体的には、位相回転部108において、周波数領域のRS用系列の各サンプルnに、M×360/12×n[度]、(M=0,1,…,10,11)の位相回転処理を施す処理は、時間領域で、CS量=M×(シンボル長)/12[s]の巡回シフト処理を施すことと等価である。
マッピング部109は、スケジューリング情報復号部104から出力された割当帯域情報に従って、位相回転部108から出力されたRS用系列を周波数領域のリソースにマッピングし、マッピングした信号をIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部110に出力する。
IFFT部110は、マッピング部109から出力された信号にIFFT処理を施し、IFFT処理を施した信号をCP(Cyclic Prefix)付加部111に出力し、CP付加部111は、IFFT部110から出力された信号の後尾部分と同じ信号をCPとして信号の先頭に付加し、送信RF部112に出力する。
送信RF部112は、CP付加部111から出力された信号にD/A変換、アップコンバート、増幅等の送信処理を施し、送信処理を施した信号をDMRS又はSRSとして、アンテナ101を介して送信する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る無線通信基地局装置(以下、「基地局」という)200の構成を示すブロック図である。以下、図5を用いて基地局200の構成について説明する。
受信RF部202は、アンテナ201を介して受信した信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施し、受信処理を施した信号をCP除去部203に出力し、CP除去部203は、受信RF部202から出力された受信信号の先頭に付加されたCPを除去し、FFT(Fast Fourier Transform)部204に出力する。
FFT部204は、CP除去部203から出力された受信信号にFFT処理を施して周波数領域の信号に変換し、周波数領域に変換した信号をデマッピング部206に出力する。
スケジューリング情報保持部205は、図示しない送信部から端末100に通知した上り回線向けスケジューリング情報を保持し、受信する所望端末のスケジューリング情報をデマッピング部206、RS種別判定部207及びCS量決定部208に出力する。
デマッピング部206は、スケジューリング情報保持部205から出力されたスケジューリング情報に含まれる所望端末の割当帯域情報に従い、FFT部204から出力された周波数領域の信号から所望端末の送信帯域に対応する信号を抽出し、抽出した信号をチャネル推定部209に出力する。デマッピング部206は抽出手段として機能する。
RS種別判定部207は、スケジューリング情報保持部205から出力されたスケジューリング情報に基づいて、所望端末が送信したRS種別(DMRS又はSRS)を判定し、判定したRS種別をCS量決定部208に出力する。
CS量決定部208は、RS種別判定部207から出力されたRS種別に応じて、予め保持していたDMRS用CS量とSRS用CS量の定義(CS通知情報(3ビット)とCS量[s]との対応関係)のいずれかを用いて、スケジューリング情報に含まれるCS通知情報に対応するCS量を決定し、決定したCS量をチャネル推定部209に出力する。
チャネル推定部209は、デマッピング部206から出力された信号(SRS又はDMRS)と送受信間で既知のRS用系列とを複素除算した周波数領域の相関信号を求める。さらに、周波数領域の相関信号にIDFT処理を施すことで時間領域の相関信号(遅延プロファイル)を算出する。この遅延プロファイルは複数端末の参照信号が含まれているため、CS量決定部208から出力された所望端末のCS量を用いて遅延プロファイルの所望端末のCS量相当以外をマスクすることにより、所望端末のチャネル推定値を抽出し、出力する。デマッピング部206から出力された信号(受信RS)がSRSならば、得られたチャネル推定値は、基地局200のセル内端末のスケジューリング(周波数割当、MCS選択等)に用いられる。また、受信RSがDMRSならば、付随するデータ信号の復調(周波数領域等化処理)に用いられる。
次に、上述した端末100のRS種別判定部105及びCS量決定部106の動作について説明する。なお、基地局200のRS種別判定部207及びCS量決定部208もRS種別判定部105及びCS量決定部106とそれぞれ同様の動作を行うので、ここでは、これらの説明は省略する。
RS種別判定部105では、スケジューリング情報に基づいて、送信すべきRSの種別を判定する。具体的な判定方法としては、例えば、データサイズ(図1のMCS+RV)によって判定する。すなわち、データサイズが0であれば、データを付随しないSRS信号と判定し、データサイズが0より大きければ、データを付随するDMRS信号と判定する。また、データ送信時には、設定が稀なパラメータ設定値をSRS送信として予め定める方法でもよい。RS種別判定部105は、判定結果をCS量決定部106に出力する。
CS量決定部106では、DMRS用CS量とSRS用CS量の定義をそれぞれ保持する。この定義は、予めシステム毎又は基地局毎に定められ、基地局と端末とで共有しておく。図6に、DMRS用CS量とSRS用CS量の定義を示す。図6に示すように、SRS用CS量は、DMRS用CS量に含まれないCS量、つまり、「1,5,7,11」を含むように定義する。なお、それ以外の4パターンは任意のCS量を割り当てる。例えば、それ以外の4パターンは、DMRS用CS量に含まれるCS量の4パターン、「0,2,4,6」などを定義してもよい。また、余ったパターンを利用し、CS量以外の情報を含めてもよい。
そして、CS量決定部106は、スケジューリング情報に含まれるCS量通知情報(3ビット)とCS量の定義とを用いて、RS種別判定部105から出力されたRS種別に応じたCS量を導出する。例えば、図6の定義を用いる場合、CS量通知情報が“000”であった場合、SRS送信の時はCS量=1(×(シンボル長)/12[s])を導出し、DMRS送信時はCS量=0(×(シンボル長)/12[s])を導出し、導出したCS量を位相回転部108に出力する。
このように、CS量決定部106がRS用CS量を決定することにより、図7に示すように、データ送信を行うユーザー1が用いる、8個のDMRS用CS量の中から選択されたDMRSと、データ送信を行わないユーザー2が用いる、4個のSRS用CS量の中から選択されたSRSとを多重することができる。
このように実施の形態1によれば、基地局から端末に通知するスケジューリング情報に含まれるRS用CS量は、SRS用CS量がDMRS用CS量に含まれないCS量を含むように、DMRS用CS量とSRS用CS量とをそれぞれ定義することにより、12個のCS量のリソースを全て利用し、DMRSとSRSとを符号多重させることができるので、SRSキャパシティを向上させることができる。
なお、本実施の形態では、図6に示したSRS用CS量を定義する場合について説明したが、以下のようにSRS用CS量を定義してもよい。
図3に示した、スケジューリング情報として通知できるDMRS用CS量の8つのパターン「0,2,3,4,6,8,9,10」は、設定可能な12パターンの中で、偶数のCS量が全て含まれる。そこで、図8に示すように、DMRS用CS量を1シフトさせたSRS用CS量としてもよい。このようなCS量を1シフトするという容易な処理により、12個のCS量のリソースを全て利用することができる。これにより、端末は、SRS用CS量の定義をメモリに保持する必要がなく、DMRS用CS量の定義を1シフトする加算処理により、SRS用CS量の定義を導出することができる。なお、図8では、SRS用CS量は、DMRS用CS量を1シフト加算する定義としたが、1シフト減算する定義でもよい。
また、SRS用CS量の定義として、図8を用いる場合、さらに、スロット1,2のSRSに系列長2のウォルシュ(Walsh)系列(1,−1)を乗算してもよい。つまり、スロット1のSRSに1を乗算し、スロット2のSRSに−1を乗算する。これにより、多重可能な符号リソース数をCS系列(8パターン)とウォルシュ系列(2パターン)で、合計16個に拡張できるので、SRSキャパシティを向上させることができる。
ここで、スロット間でチャネル変動が大きい場合、ウォルシュ符号による直交性が崩れ、同一CS量を用いた信号間で符号間干渉が発生する。そのため、上記のように16個の符号リソースを定義する場合、DMRSのCS量とSRSのCS量とが一致した符号リソースを用いると(DMRSとSRSがともに3,4,9,10を用いる時)、ウォルシュ符号の直交性崩れによる符号間干渉が大きくなる。よって、基地局は、DMRSとSRSのCS量が一致しないように、つまり、DMRSとSRSがともに3,4,9,10を用いないように、CS量を設定する。これにより、DMRSとSRSをCS系列とウォルシュ系列の両方で直交化でき(異なる系列を設定でき)、符号間干渉を低減することができる。
具体的には、図9に示すように、SRSとDMRSのCS量を1CSずらした符号多重が設定可能になり、ウォルシュ符号の直交性の崩れの影響を補償することができる。例えば、スロット間でチャネル変動がある場合、ウォルシュ符号の直交性が崩れ、異なるウォルシュ系列を使う端末に干渉を与える。この干渉の影響は、同一のCS量に対して最も大きいため、図9のように、DMRSとSRSのCS量を1CSずらし、ウォルシュ符号が異なる場合でも、同一のCS量を設定しないことにより、ウォルシュ符号の直交性の崩れの影響を補償することができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る端末300の構成を示すブロック図である。以下、図10を用いて端末300の構成について説明する。ただし、図10が図4と異なる点は、周波数ホッピング設定部301及びウォルシュ系列乗算部304を追加し、RS種別判定部105をRS種別判定部302に変更し、CS量決定部106をCS量決定部303に変更し、マッピング部109をマッピング部305に変更したことである。
周波数ホッピング設定部301は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に基づいて、スロット間周波数ホッピング(FH)の有無を導出し、導出したFHの有無の情報(FHフラグ)をCS量決定部303及びマッピング部305に出力する。
RS種別判定部302は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に基づいて、送信すべきRSがDMRSかSRSかを判定し、判定したRS種別をCS量決定部303及びウォルシュ系列乗算部304に出力する。
CS量決定部303は、周波数ホッピング設定部301から出力されたFHの有無に応じて、CS量の定義を切り替える。具体的には、FHありの場合には、SRS用CS量をDMRS用CS量と同じ定義とし、FHなしの場合には、SRS用CS量をDMRS用CS量に対して1CSずらした定義(実施の形態1の図8に示した定義と同一)とする。CS量決定部303は、スケジューリング情報に含まれるCS量通知情報(3ビット)と切り替えたCS量の定義とを用いて、RS種別判定部302から出力されたRS種別に応じたCS量を導出し、導出したCS量を位相回転部108に出力する。なお、CS量の定義の詳細については後述する。
ウォルシュ系列乗算部304は、RS種別判定部302から出力されたRS種別に応じて、位相回転部108から出力された信号に系列長2のウォルシュ系列を乗算し、乗算結果をマッピング部305に出力する。具体的には、RS種別がSRSの場合、スロット1,2のRSに系列長2のウォルシュ系列(1,−1)を乗算する。一方、RS種別がDMRSの場合、スロット1,2のRSに系列長2のウォルシュ系列(1,1)を乗算する。なお、ウォルシュ系列(1,1)の乗算は、乗算前後の値が等価である。
マッピング部305は、スケジューリング情報復号部104から出力されたスケジューリング情報に含まれる割当帯域情報と、周波数ホッピング設定部301から出力されたFHの有無の情報とを用いて、スロット1,2のRSの割当帯域を設定する。FHありの場合、割当帯域をスロット間で所定量だけ周波数帯域をずらし(ホッピングさせる)、FHなしの場合、割当帯域情報に従って、スロット1,2のRSの割当帯域を同一にする。マッピング部305は、設定した割当帯域にウォルシュ系列乗算部304から出力された信号をマッピングし、マッピングした信号をIFFT部110に出力する。
図11は、本発明の実施の形態2に係る基地局400の構成を示すブロック図である。以下、図11を用いて基地局400の構成について説明する。ただし、図11が図5と異なる点は、周波数ホッピング設定部401及び合成部405を追加し、デマッピング部206をデマッピング部402に変更し、RS種別判定部207をRS種別判定部403に変更し、CS量決定部208をCS量決定部404に変更したことである。
周波数ホッピング設定部401は、図10に示した端末300の周波数ホッピング設定部301と同様であり、スケジューリング情報保持部205から出力されたスケジューリング情報に基づいて、スロット間周波数ホッピング(FH)の有無を導出し、導出したFHの有無の情報をデマッピング部402、CS量決定部404及び合成部405に出力する。
デマッピング部402は、スケジューリング情報保持部205から出力されたスケジューリング情報に含まれる所望端末の割当帯域情報と、周波数ホッピング設定部401から出力されたFHの有無の情報に従い、FFT部204から出力されたスロット1,2の周波数領域の信号から所望端末の送信帯域に対応する信号を抽出し、抽出した信号を合成部405に出力する。
RS種別判定部403は、スケジューリング情報保持部205から出力されたスケジューリング情報に基づいて、所望端末が送信したRS種別を判定し、判定したRS種別をCS量決定部404及び合成部405に出力する。
CS量決定部404は、RS種別判定部403から出力されたRS種別と、周波数ホッピング設定部401から出力されたFHの有無の情報とに基づいたCS量の定義を用いて、スケジューリング情報に含まれるCS量通知情報(3ビット)に対応するCS量を決定し、決定したCS量をチャネル推定部209に出力する。
合成部405は、RS種別判定部403から出力されたRS種別に応じて、デマッピング部402から出力されたスロット1,2のRSに送信側と同じウォルシュ系列を乗算する。つまり、RS種別がSRSの場合、ウォルシュ系列(1,−1)を乗算し、RS種別がDMRSの場合、ウォルシュ系列(1,1)を乗算する。また、FHの有無に応じて、ウォルシュ系列乗算後のスロット1,2のRSを同相合成又は電力合成し、合成したRSをチャネル推定部209に出力する。FHありの場合、スロット1,2の受信RSは周波数帯域が異なるため、スロット間でチャネル変動が大きく、同相合成できないため、電力合成する。FHなしの場合、スロット間でチャネル変動は小さいため、同相合成する。
次に、上述した端末300のCS量決定部303の動作について説明する。なお、基地局400のCS量決定部404もCS量決定部303と同様の動作を行うので、ここでは、この説明は省略する。
CS量決定部303では、RS種別、すなわち、SRS又はDMRSと、FHの有無とに応じたCS量の定義(CS通知情報(3ビット)とCS量[s]の対応関係)に基づいて、RS用CS量を決定する。
また、CS量決定部303では、FHの有無に応じたDMRS用CS量とSRS用CS量の定義とをそれぞれ保持する。この定義は、予めシステム毎又は基地局毎に定められ、基地局400と端末300とで共有しておく。図12に、FHの有無に応じた、DMRS用CS量とSRS用CS量の定義を示す。図12に示すように、FHなしの場合、SRS用CS量はDMRS用CS量を1CSずらした定義とする。一方、FHありの場合、SRS用CS量はDMRS用CS量と同じ定義とする。
図12の定義を用いる場合、CS量通知情報が“000”であった場合、FHあり、かつ、SRS送信の時はCS量=1(×(シンボル長)/12[s])を導出し、FHなし、かつ、SRS送信時はCS量=0(×(シンボル長)/12[s])を導出し、位相回転部108に出力する。
図12の定義に従って3ユーザーにRSを割り当てた様子を図13に示す。ユーザー1は、データ送信を伴うため、DMRSがスロット1,2に配置され、また、ユーザー2は、データ送信を伴わず、FHなしであり、スロット1,2にウォルシュ系列(1,−1)が乗算されたSRSが配置される。さらに、ユーザー3は、データ送信を伴わず、FHありであり、スロット1,2にウォルシュ系列(1,−1)が乗算されたSRSが配置される。
このように、スケジューリング情報に含まれるFHの有無に応じて、SRS用CS量の定義を切り替えることにより、基地局400は、DMRSとSRSの符号多重数に応じた適切な運用が可能になる。
具体的には、DMRSとSRSの符号多重数が少ない(例えば、6多重以下)状況では、周波数ホッピングを適用することにより、1度のスケジューリングで、1端末当たりスロット1,2の2箇所で異なる帯域にSRSを送信させることができ、SRSキャパシティを維持することができる。また、多重数が少ない状況では、図14に示すように、2CS以上の十分なCS間隔を設定することができるため、符号間干渉を低減することができる。よって、SRS用CS量は、DMRS用CS量と同じ定義を用いることにより、容易に2CS以上のCS間隔で符号多重することができ、干渉を低減させることができる。
一方、DMRSとSRSの符号多重数が多い(例えば、6多重より多い)状況では、周波数ホッピングを適用せず、1端末当たり1箇所でSRSを送信するが、多重数を優先させることにより、SRSキャパシティを維持することができる。また、図9に示したように、CS量とウォルシュ系列の両方の軸で直交させることにより、符号多重数が多い場合でも、干渉の影響を低減することができる。
このように実施の形態2によれば、スケジューリング情報に含まれるスロット間周波数ホッピングの有無の情報に応じて、SRS用CS量の定義を変更することにより、DMRSとSRSの多重数にかかわらず、SRSキャパシティを維持することができ、また、符号間干渉を低減することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る端末の構成は、実施の形態1の図4に示した構成と同様であり、CS量決定部106の機能が異なるのみなので、図4を援用し、異なる機能について説明する。
CS量決定部106は、DMRS用CS量とSRS用CS量の定義を保持する。SRS用CS量は、DMRS用CS量の設定単位(=シンボル長/12)の半分の設定単位(=シンボル長/24)で定義される。なお、CS量決定部106の詳細については後述する。
本発明の実施の形態3に係る基地局の構成は、実施の形態1の図5に示した構成と同様であり、CS量決定部208の機能が異なるのみであり、CS量決定部208は、実施の形態3に係る端末が具備するCS量決定部106と同様である。
次に、上述したCS量決定部106の動作について説明する。CS量決定部106では、RS種別、すなわち、SRS又はDMRSに応じたCS量の定義(CS通知情報(3ビット)とCS量[s]の対応関係)に基づいて、RS用CS量を決定する。
SRS用CS量は、DMRS用CS量の設定単位(=シンボル長/12)の半分の設定単位(=シンボル長/24)で定義する。つまり、「0,1,…,22,23」×(シンボル長)/24[s]の24個のCS符号リソースを定義する。そして、図15に示すように、SRS用CS量は、DMRS用CS量として定義されていないCS量、つまり、「2,3,10,11,14,15,22,23」×(シンボル長)/24[s]を用いる。CS量決定部106では、図16に示すようなCS量の定義を保持する。
CS量の設定単位は、システムで想定される端末からの送信信号の最大伝搬遅延時間より大きい値に設定する必要がある。これにより、隣接するCS量との符号間干渉を低減することができる。ここで、LTE−Advancedは、LTEに比べ、セル半径がより小さい環境で主に運用されるシステムである。セル半径が小さい環境では、端末からの送信信号の伝搬遅延時間が小さくなるので、CSで分離可能なCS量の設定単位を小さくすることができる。このため、上述したように、SRS用CS量を従来の半分の間隔で定義しても、符号間干渉が大きく増加することはない。
なお、SRS用CS量の通知を4ビットとすれば、図17に示すように、24個符号リソースをSRSとDMRSとで全て利用することができる。このとき、CS量決定部106は図18に示すようなCS量の定義を保持する。
このように実施の形態3によれば、端末からの送信信号の伝搬遅延時間が小さいセル環境において、利用可能なCSリソースを増加させることにより、SRSキャパシティを向上させることができる。
なお、本実施の形態では、SRS用CS量を図16及び図18に示すように定義した場合について説明したが、以下のようにSRS用CS量を定義してもよい。データ復調のためのチャネル推定に用いるDMRSは、スケジューリングのためのチャネル品質推定に用いるSRSに比べて、より高い受信品質が要求される。よって、図19に示すように、SRS用CS量は、DMRS用CS量の1CS前方(図では左側)のCSは用いないように定義する。つまり、遅延波による干渉成分は、後方(図では右側)のCSに大きく影響するため、DMRSの前方のCSにはSRSを割り当てない。CS量決定部106では、図20に示すようなCS量の定義を保持する。このように、SRSのCS位置をDMRSのCS位置から離してSRS用CS量を定義することにより、SRSからDMRSへ与える干渉を低減することができ、より高品質が要求されるDMRSの受信品質劣化を低減することができる。
ただし、基地局が指示するSRSのシンボル長(サブキャリア数)は、24の倍数に制限する必要がある。これにより、CS系列間を完全に直交化することができる。
なお、上記各実施の形態では、DMRSとSRSとを多重する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、サブフレームの末尾シンボルで送信されるLTEのSRSと、スケジュールドSRSを多重する場合でもよい。
また、スケジュールドSRSは、ULグラント(上り回線向けスケジューリング情報通知)で送信を促されるデータを付随しない参照信号を指し、他の名称であってもよい。例えば、Aperiodic SRSと呼ばれることもある。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
なお、上記実施の形態ではアンテナとして説明したが、本発明はアンテナポート(antenna port)でも同様に適用できる。
アンテナポートとは、1本または複数の物理アンテナから構成される、論理的なアンテナを指す。すなわち、アンテナポートは必ずしも1本の物理アンテナを指すとは限らず、複数のアンテナから構成されるアレイアンテナ等を指すことがある。
例えば3GPP LTEにおいては、アンテナポートが何本の物理アンテナから構成されるかは規定されず、基地局が異なる参照信号(Reference signal)を送信できる最小単位として規定されている。
また、アンテナポートはプリコーディングベクトル(Precoding vector)の重み付けを乗算する最小単位として規定されることもある。
2010年1月14日出願の特願2010−006271の日本出願に含まれる明細書、図面及び要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、LTE−Advancedなどの移動通信システムに適用できる。
101、201 アンテナ
102、202 受信RF部
103 復調部
104 スケジューリング情報復号部
105、207、302、403 RS種別判定部
106、208、303、404 CS量決定部
107 RS生成部
108 位相回転部
109、305 マッピング部
110 IFFT部
111 CP付加部
112 送信RF部
203 CP除去部
204 FFT部
205 スケジューリング情報保持部
206、402 デマッピング部
209 チャネル推定部
301、401 周波数ホッピング設定部
304 ウォルシュ系列乗算部
405 合成部

Claims (9)

  1. 参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を受信する受信手段と、
    データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に通知情報に対応付けられ、受信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する決定手段と、
    決定された前記サイクリックシフト量を用いて、前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を送信する送信手段と、
    を具備し、
    前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量は、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量を1シフトしたサイクリックシフト量が対応付けられる、
    末装置。
  2. 2つの連続するスロットに割り当てられた前記サウンディング用参照信号にウォルシュ系列を乗算する乗算手段を具備する
    請求項に記載の端末装置。
  3. 前記決定手段は、スロット間周波数ホッピングが行われない場合、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量を1シフトして対応付けられた前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量が適用され、スロット間周波数ホッピングが行われる場合、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量を前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として適用する
    請求項1に記載の端末装置。
  4. 参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を受信する受信手段と、
    データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に通知情報に対応付けられ、受信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する決定手段と、
    決定された前記サイクリックシフト量を用いて、前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を送信する送信手段と、
    を具備し、
    前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量の設定単位は、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量の設定単位の半分とする
    末装置。
  5. 前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量には、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量の1シフト前方のサイクリックシフト量が含まれない
    請求項に記載の端末装置。
  6. 参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を送信する送信手段と、
    データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に前記通知情報に対応付けられ、送信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する決定手段と、
    決定された前記サイクリックシフト量を用いて、受信信号に含まれる前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を抽出する抽出手段と、
    を具備し、
    前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量は、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量を1シフトしたサイクリックシフト量が対応付けられる、
    通信装置。
  7. 参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を送信する送信手段と、
    データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に前記通知情報に対応付けられ、送信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する決定手段と、
    決定された前記サイクリックシフト量を用いて、受信信号に含まれる前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を抽出する抽出手段と、
    を具備し、
    前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量の設定単位は、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量の設定単位の半分とする、
    通信装置。
  8. 参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を受信する工程と
    データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に通知情報に対応付けられ、受信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する工程と
    決定された前記サイクリックシフト量を用いて、前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を送信する工程と
    を含み、
    前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量は、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量を1シフトしたサイクリックシフト量が対応付けられる、
    信方法。
  9. 参照信号に用いるサイクリックシフト量を通知する通知情報を送信する工程と
    データ復調用参照信号のサイクリックシフト量に含まれないサイクリックシフト量がサウンディング用参照信号のサイクリックシフト量として、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量と共に通知情報に対応付けられ、送信した前記通知情報に対応する前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量を決定する工程と
    決定された前記サイクリックシフト量を用いて、受信信号に含まれる前記データ復調用参照信号又は前記サウンディング用参照信号を抽出する工程と
    を含み、
    前記サウンディング用参照信号のサイクリックシフト量は、前記データ復調用参照信号のサイクリックシフト量を1シフトしたサイクリックシフト量が対応付けられる、
    信方法。
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