JP5603480B2 - 二重書込みドライバを有する相変化メモリ - Google Patents

二重書込みドライバを有する相変化メモリ Download PDF

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Description

本発明は、一般に相変化メモリ(Phase Change Memory, PCM)に関し、より詳細には、二重書込みドライバを有するPCMに関する。
従来の相変化メモリ(PCM)デバイスは、アモルファス相(非晶相)と結晶相の間で安定的に移行することができるカルコゲニドなどの相変化材料を使用してデータを保存する。アモルファス相(または非晶状態)および結晶相(または結晶状態)は、異なる抵抗値を示し、メモリデバイス内のメモリセルの異なる論理状態を区別するために使用される。具体的には、アモルファス相は比較的高い抵抗を示し、結晶相は比較的低い抵抗を示す。
関連出願の相互参照
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれ、2010年4月13日に出願された米国特許仮出願第61/323,396号明細書、および、2011年3月28日に出願された「PHASE CHANGE MEMORY WITH DOUBLE WRITE DRIVERS」という名称の米国特許出願第13/073,041号明細書(Pyeon)の優先権を主張するものである。
少なくとも1つのタイプの相変化メモリデバイス(PRAM)は、論理「1」を表すためにアモルファス状態を使用し、論理「0」を表すために結晶状態を使用する。PRAMデバイスにおいて、結晶状態は「セット状態」と称され、アモルファス状態は「リセット状態」と称される。したがって、PRAM内のメモリセルは、メモリセル内の相変化材料を結晶状態にセットすることにより論理「0」を記憶し、このメモリセルは、相変化材料をアモルファス状態にセットすることにより論理「1」を記憶する。
PRAM内の相変化材料は、この材料を所定の融解温度より高い第1の温度に加熱し、次いでその材料を急速に冷却することによってアモルファス状態に変換される。相変化材料は、この材料を融解温度より低いが結晶化温度より高い第2の温度で継続的な時間にわたって加熱することによって結晶状態に変換される。したがって、上述したように加熱および冷却を用いてPRAMのメモリセル内の相変化材料をアモルファス状態と結晶状態の間で変換することにより、PRAM内のメモリセルにデータがプログラムされる。
PRAM内の相変化材料は通常、ゲルマニウム(Ge)、アンチモン(Sb)、およびテルル(Te)を含む化合物、すなわち「GST」化合物を含む。GST化合物は、加熱または冷却することによりアモルファス状態と結晶状態の間で素早く移行することができるので、PRAMによく適している。GST化合物に加えて、またはGST化合物の代替として、様々な他の化合物が相変化材料として使用されうる。他の化合物の例としては、GaSb、InSb、InSe、SbTe、GeTeなどの2元素化合物、GeSbTe、GaSeTe、InSbTe、SnSbTe、InSbGeなどの3元素化合物、あるいはAgInSbTe、(GeSn)SbTe、GeSb(SeTe)、Te81 Ge15Sbなどの4元素化合物があるが、それらに限定されるものではない。
PRAM内のメモリセルは「相変化メモリセル」と呼ばれる。相変化メモリセルは通常、上部電極、相変化材料層、下部電極コンタクト、下部電極、およびアクセストランジスタを備える。読取り動作は、相変化メモリセルに対して相変化材料層の抵抗を測定することによって実行され、プログラム動作は、相変化メモリセルに対して上述したように相変化材料層を加熱してから冷却することによって実行される。
図1は、従来のMOSを有する相変化メモリ(PCM)セル10および従来のダイオードPCMセル20を示す概略回路図である。図1を参照すると、メモリセル10は、GST化合物を含む相変化抵抗素子11とネガティブ金属酸化物半導体(NMOS)トランジスタ12とを含む。相変化抵抗素子11はビット線BLとNMOSトランジスタ12の間に接続され、NMOSトランジスタ12は相変化抵抗素子11と接地の間に接続される。加えて、NMOSトランジスタ12はワード線WLに接続されたゲートを有する。
NMOSトランジスタ12は、ワード線WLに印加されたワード線電圧に応答してオンにされる。NMOSトランジスタ12がオンにされた場合、相変化抵抗素子11はビット線BLを通じて電流を受け取る。
図1を参照すると、メモリセル20は、ビット線BLに接続された相変化抵抗素子21と、相変化抵抗素子21とワード線WLの間に接続されたダイオード22と、を備える。
相変化メモリセル20は、ワード線WLおよびビット線BLを選択することによってアクセスされる。相変化メモリセル20が適切に機能するためには、ワード線WLは、相変化抵抗素子21に電流が流れることができるように、ワード線WLが選択されたときにビット線BLより低い電圧レベルを有することが好ましい。ダイオード22は、ワード線WLがビット線BLより高い電圧を有する場合に相変化抵抗素子21に電流が流れないように、順方向バイアスをかけられる。ワード線WLがビット線BLより低い電圧レベルを有するようにするために、ワード線WLは一般に、選択されたときに接地に接続される。
図1では、相変化抵抗素子11および21は代替的に概して「記憶素子」と称されることがあり、NMOSトランジスタ12およびダイオード22は代替的に概して「選択素子」と称されることがある。
相変化メモリセル10および20の動作について図2を参照しながら説明する。具体的には、図2は、メモリセル10および20の動作のプログラムを作る間の相変化抵抗素子11および21の温度特性を示すグラフである。図2では、参照番号1は、アモルファス状態に移行する間の相変化抵抗素子11および21の温度特性を示し、参照番号2は、結晶状態に移行する間の相変化抵抗素子11および21の温度特性を示す。
図2を参照すると、アモルファス状態への移行では、GST化合物の温度を融解温度Tmより高い温度に上昇させるために、相変化抵抗素子11および21内のGST化合物に電流が期間T1にわたって印加される。期間T1の後、GST化合物の温度はすぐに低下し、すなわち「急冷され」、GST化合物はアモルファス状態になる。一方、結晶状態への移行では、GST化合物の温度を結晶化温度Txより高い温度に上昇させるために、相変化抵抗素子11および21内のGST化合物に電流が時間T2(T2>T1)にわたって印加される(Tx 2、GST化合物は、結晶状態をとるように、結晶化温度より低い温度にゆっくり冷却される。
相変化メモリデバイスは通常、メモリ・セル・アレイの形に配置された複数の相変化メモリセルを備える。メモリ・セル・アレイ内では、メモリセルのそれぞれが通常、対応するビット線および対応するワード線に接続される。例えば、メモリ・セル・アレイは、列の形で配置されたビット線と行の形で配置されたワード線とを備え、列と行の各交点の近傍に相変化メモリセルが位置してもよい。
特定のワード線に接続されている相変化メモリセルの行が、通常はその特定のワード線に適切な電圧レベルを印加することによって選択される。例えば、図1の左側に示されている相変化メモリセル10と同様の相変化メモリセルの行を選択するには、対応するワード線WLに比較的高い電圧レベルを印加してNMOSトランジスタ12をオンにする。あるいは、図1の右側に示されている相変化メモリセル20と同様の相変化メモリセルの行を選択するには、対応するワード線WLに比較的低い電圧レベルを印加して、ダイオード22に電流を流せるようにする。
PCMを有するSLC(単一レベル)セルは、ほぼ10〜100倍の抵抗差があるため、論理「1」(アモルファス、リセット状態)と論理「0」(結晶、セット状態)の間に大きな検出マージンを有する。しかしながら、MLC(マルチ・レベル・セル)の場合、2つの論理状態の間に明らかな差が継続しない。また、相変化メモリセルの密度が著しく大きくなってきているので、近くにあるセルおよび遠くにあるセルの書込み特性は解決されるべき問題の1つである。
2006年9月19日に発行され、参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第7,110,286号明細書、Choiらの「PHASE‐CHANGE MEMORY DEVICE AND METHOD OF WRITING A PHASE‐CHANGE MEMORY DEVICE」(以下、Choi)では、ビット線の寄生抵抗因子によって誘起されるセル抵抗の変動を補償するために行アドレスに応じた異なるパルス制御が開示されている。Choiは、セルのセット抵抗およびリセット抵抗の変動を解決することができるが、行アドレスの入力でより複雑な制御を必要とする。また、Choiの変動差はプロセス条件およびプロセス技術に応じて変化する。
したがって、PCMを使用する改良された装置、方法およびシステム、ならびに、かかる改良されたPCMを利用する不揮発性メモリデバイスおよびシステムの開発が必要である。
本発明の目的は、大きい書込み電流の影響を低減した相変化メモリ(PCM)を使用する装置、方法およびシステムを提供することである。
本発明の一態様によれば、第1の端部および第2の端部を有するビット線を備えるメモリアレイであって、ビット線の第1の端部と第2の端部の間でビット線に結合されたPCMセルにアクセスするためのメモリアレイと、PCMセルに書き込むときにPCMセルに電流を同時に供給するための、ビット線の第1の端部およびビット線の第2の端部にそれぞれ結合された第1の書込みドライバおよび第2の書込みドライバと、PCMセルから読み取るときにPCMセルの抵抗を検出するための、ビット線の第2の端部に結合されたセンス増幅器と、を含む装置が提供される。
好ましくは、第1の書込みドライバおよび第2の書込みドライバはそれぞれ、第1の列セレクタおよび第2の列セレクタを介してビット線の第1の端部およびビット線の第2の端部に結合される。
好ましくは、メモリアレイは、PCMセルを選択するための、PCMセルに結合されたワード線を備える。
別法として、ワード線は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)またはダイオードによってPCMセルに結合される。
PCMセルはマルチ・レベル・セル(MLC)であることが有利である。
本発明の別の態様によれば、ビット線の第1の端部および前記ビット線の第2の端部にそれぞれ結合された第1の書込みドライバおよび第2の書込みドライバからPCMセルに電流を同時に供給することを含む、PCMセルにデータを書き込む方法が提供される。
好ましくは、この方法はワード線を使用してPCMセルを選択することを含む。
好ましくは、第1の書込みドライバおよび第2の書込みドライバからPCMセルに電流を同時に供給することは、第1の書込みドライバから第1の列セレクタを経由してPCMセルにかつ第2の書込みドライバから第2の列セレクタを経由してPCMセルに電流を同時に供給すること、を含む。
本発明の別の態様によれば、第1の端部および第2の端部を有するビット線を含むメモリアレイであって、ビット線の第1の端部と第2の端部の間でビット線に結合されたPCMセルにアクセスするためのメモリアレイを有する相変化メモリ(PCM)装置と、PCMセルに書き込むときにPCMセルに電流を同時に供給するための、ビット線の第1の端部およびビット線の第2の端部にそれぞれ結合された第1の書込みドライバおよび第2の書込みドライバと、PCMセルから読み取るときにPCMセルの抵抗を検出するための、ビット線の第2の端部に結合されたセンス増幅器と、を含むシステムが提供される。
好ましくは、第1の書込みドライバおよび第2の書込みドライバはそれぞれ、第1の列セレクタおよび第2の列セレクタを介してビット線の第1の端部およびビット線の第2の端部に結合される。
好ましくは、メモリアレイは、PCMセルを選択するための、PCMセルに結合されたワード線を備える。
場合によっては、ワード線は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)またはダイオードによってPCMセルに結合される。
PCMセルはマルチ・レベル・セル(MLC)であることが好ましい。
したがって、改良された装置、方法およびシステムが提供されている。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付図面と組み合わせてなされる以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
従来のNMOSスイッチPCM(相変化メモリ)セルおよび従来のダイオードスイッチPCMセルの概略図である。 従来のPCMセルのセット動作およびリセット動作時の温度変化のグラフである。 従来のPCMデバイスのセルアレイ内の回路の概略図である。 図3に示されているビット線の等価回路の概略図である。 PCMデバイス内のマルチ・レベル・セル内のデータ分布図である。 PCMデバイス内のマルチ・レベル・セル内のデータ分布図である。 本発明の例示的な一実施形態によるPCMデバイスの第1の実施形態のブロック図である。 図6に示されているPCMデバイスのセルアレイ内の回路の概略図である。 図7Aに示されているビット線の等価回路の概略図である。 それぞれ電圧検出および電流検出のための等価回路の概略図である。 それぞれ電圧検出および電流検出のための等価回路の概略図である。 本発明の例示的な一実施形態によるPCMデバイスの第2の実施形態のブロック図である。 本発明の例示的な一実施形態によるPCMデバイスの第3の実施形態のブロック図である。 図6に示されているメモリを含む電気デバイスの略図である。 図9に示されているメモリを含む電気デバイスの略図である。 図10に示されているメモリを含む電気デバイスの略図である。
添付図面にわたって同様の事項が同様の参照番号によって識別されることに留意されたい。
本明細書で上述したように、書込みドライバから目的セルまでの距離によって引き起こされる書込み電流のばらつきは、相変化メモリ(PCM)セル、特にMLC(マルチ・レベル・セル)PCMセルのセル抵抗分布に影響を及ぼす。
図3は、従来のPCMデバイスのセルアレイ302内の回路の概略図である。セルアレイ302は、ワード線306によって選択可能な行とビット線308および列セレクタ310によって選択可能な列の形で配置された複数のPCMセル304を含む。矢印314は、書込みドライバ312から選択済みセル316を通って接地まで取られる書込み電流の経路を示す。
図4を参照すると、書込みドライバ312からメモリセルの接地412までの4つの代表的な抵抗因子が概略的に示されており、下記のとおりである。
Rsel(Rセレクタ):列セレクタのトランジスタのチャネル抵抗402
Rbl(Rビット線):ビット線の寄生抵抗404
Rdiode(Rダイオード):ダイオードの順方向バイアス抵抗408
Rgnd(R接地):ワード線の抵抗(接合抵抗)+関連するMOSトランジスタのチャネル抵抗410
支配的な消費電力因子および性能劣化として寄生容量を有するDRAMビット線とは異なり、相変化メモリは、VDDとVSSの間の直流路を流れる非常に大きい書込み電流を必要とする。したがって、ビット線上の抵抗因子は容量因子より重要である。寄生抵抗を低減するためには、ビット線の幅および高さを大きくすることができる。しかし、それにより、位相幾何学的困難性によって、ビット線の幅が広くセルの歩留まりが低いセルサイズになる。
図5Aを参照すると、2ビット/セルのマルチ・レベル・セル(MLC)PCMデバイスのデータ分布図500が示されている。MLCの実装には、ビット定義間に読取り動作マージン504、506、508を確保するために、各論理値502に対するセルの抵抗分布501のより正確な制御を必要とする。図5Bは、より多くのビットが単一セル内に割り当てられた場合を示し、各論理値512に対する3ビット/セルのMLC PCMデバイスのデータ分布図510を示す。読取り動作マージン514、516、518、520、522、524、526は小さくなる。
図6を参照すると、PCMメモリ・セル・アレイ610の上部602および下部604に2つの物理的に分離された書込みドライバ602、604(本明細書では、二重書込みドライバとも称される)を設けた、本発明による第1の実施形態を含むPCMメモリ600のブロック図が示されている。好ましくは、上側にある書込みドライバ602と下側にある書込みドライバ604の両方が選択された同じセルに書込み電流を同時に供給する。上部書込みドライバ602および下部書込みドライバ604(本明細書では、それぞれ第1の書込みドライバおよび第2の書込みドライバとも称される)は、列セレクタ606を介して同じビット線608に接続されるかまたは電気的に結合される。「上部」および「下部」という用語は、本明細書では、各図を参照するときに便宜かつ明瞭にするために使用される。メモリ600は任意の位置に向きを決めることができ、これらも本発明の範囲内である。
従来の行デコーダ614および行プリデコーダ616がワード線306の選択を制御する。読取り/書込み制御論理612が、行デコーダ614、行プリデコーダ616、列セレクタ606、センス増幅器604、および書込みドライバ602を制御する。
本発明の一実施形態による二重書込みドライバ602、604を配置することにより、ビット線の寄生抵抗が最大でRblの50%低減される、すなわち、相変化メモリセルの中間が(二重)書込みドライバから離れた位置にあり、列セレクタのチャネル抵抗効果が、上側面の書込みドライバ602および下側面の書込みドライバ604からの同等の書込み駆動電流によって抑制されうる、という利点が提供される。
読取りセンス増幅器604は、二重書込みドライバ602、604とは異なり、ビット線608の一端に置かれることが好ましい。というのは、読取り検出が両側面で同時に行われずに、読取り動作に個別の制御が不要であるからである。他の好ましい実施形態は、本明細書において、以下に読取りセンス増幅器の位置を示して開示される。
本発明の諸実施形態は、ビット線の寄生抵抗およびセレクタトランジスタのチャネル抵抗を効果的に低減する。図7Aは、ビット線608上の2つの抵抗因子の低減効果を示す。図7Bは、最悪の場合のセル、すなわち二重書込みドライバ602、604の間の真ん中にあるセルに対する、図7Aに示されているビット線608の等価回路710の概略図である。ビット線の抵抗および列セレクタのチャネル抵抗712が半減することに留意されたい。
図8Aおよび8Bを参照すると、電流検出法800はRparasitic(R寄生)802(ビット線の寄生抵抗)の影響を受けるが、電圧検出法810はRparasitic(R寄生)802の影響を受けない。これらの検出法の関係は検出値の基本式から導出される。
電流検出800は次のとおりである。
Ione=Vforce/(RGST_reset+Rparasitic
Izero=Vforce/(RGST_set+Rparasitic
Izero −Ione(電流検出マージン)=V*(RGST_reset−RGST_set)/(RGST_reset*RGST_set+R parasitic+Rparasitic(RGST_reset+RGST_set
電圧検出810は次のとおりである。
Vone=Iforce*(RGST_reset+Rparasitic
Vzero=Iforce*(RGST_set+Rparasitic
Vone−Vzero(電圧検出マージン)=Iforce*(RGST_reset−RGST_set)、Rparasiticは含まれない。
本発明の他の実施形態は、複数のメモリアレイの場合にさらに小さいチップサイズを提供することができる。共有されるセンス増幅器および書込みドライバはメモリアレイの中心の中に置くことができる。例えば、図9を参照すると、本発明の第2の実施形態のブロック図900が示されている。センス増幅器および書込みドライバ902は、上部メモリアレイと下部メモリアレイの間で共有され、あるいはより一般的には隣接するメモリアレイ間で共有される。図10に示されている第3の実施形態では、センス増幅器1002だけが上部メモリアレイと下部メモリアレイの間で共有される。
本発明の諸実施形態は、同じビット線に対して両側配置した(メモリアレイの上部および下部の)有利な二重書込みドライバ構成を提供する。書込みドライバの片側だけが読取りセンス増幅器をもっている(上部または下部)。
本発明の諸実施形態は、各論理状態に対して狭いセル抵抗分布と併せてより良好な読取り動作検出マージンをも提供する。
メモリアレイの中心に読取りセンス増幅器があり、メモリアレイの上側面および下側面に書込みドライバがある。
両側面の書込みドライバは同じビット線に対して同時に起動される。
本発明の諸実施形態を実施するために任意のタイプの相変化メモリ(NMOSセレクタ、バイポーラ、およびダイオード)を使用することができる。
本明細書で上述したように、図6、図9および図10に示されているメモリシステムは、それぞれ図11A、図11Bおよび図11Cに示されているように、電気デバイス1100に組み込むこともできる。電気デバイス1100は、例えば、メモリスティック、固体ディスク(SSD)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、オーディオプレーヤなどであってもよく、その場合、本発明の諸実施形態の利点が特に有益となる。
本発明の上記の実施形態は例示のためのものにすぎない。したがって、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ限定されることが意図されている。

Claims (19)

  1. 第1および第2の端部を有するビット線を有し、前記ビット線の前記第1および第2の端部の間で前記ビット線に結合された相変化メモリ(PCM)セルにアクセスするメモリアレイと、
    前記ビット線の前記第1および第2の端部にそれぞれ結合され、前記PCMセルへの書き込み中に該PCMセルに電流を同時に供給する、第1および第2の書込みドライバと、
    を備える装置。
  2. 前記ビット線の前記第1または第2の端部に結合され、前記PCMセルから読み取り中に該PCMセルの抵抗を検出するためのセンス増幅器をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1および第2の書込みドライバをそれぞれ前記ビット線の前記第1および第2の端部に結合するための第1の列セレクタおよび第2の列セレクタをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記PCMセルを選択するための、前記PCMセルに結合されたワード線をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ワード線を前記PCMセルに結合するための絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)をさらに備える、請求項4に記載の装置。
  6. 前記ワード線を前記PCMセルに結合するためのダイオードをさらに備える、請求項4に記載の装置。
  7. 前記PCMセルがマルチ・レベル・セル(MLC)である、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1の書込みドライバが前記メモリアレイと隣接するメモリアレイとの間で共有される、請求項1に記載の装置。
  9. 相変化メモリ(PCM)セルにデータを書き込む方法であって、
    前記PCMセルを選択することと、
    ビット線の第1および第2の端部にそれぞれ結合された第1および第2の書込みドライバから選択された前記PCMセルに電流を同時に供給することと、
    を含む方法。
  10. 前記PCMセルを選択することが、ワード線を使用して前記PCMセルを選択することを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1および第2の書込みドライバから前記PCMセルに電流を同時に供給することが、
    前記第1の書込みドライバから第1の列セレクタを経由して前記PCMセルに、かつ前記第2の書込みドライバから第2の列セレクタを経由して前記PCMセルに、電流を同時に供給すること、
    を含む、請求項9に記載の方法。
  12. 第1および第2の端部を有するビット線を含むメモリアレイであって、前記ビット線の前記第1および第2の端部の間で前記ビット線に結合されたPCMセルにアクセスするためのメモリアレイを有する相変化メモリ(PCM)装置と、
    前記PCMセルに書き込む間に前記PCMセルに電流を同時に供給するための、前記ビット線の前記第1および第2の端部にそれぞれ結合された第1および第2の書込みドライバと、
    を備えるシステム。
  13. 前記PCMセルから読み取る間に前記PCMセルの抵抗を検出するための、前記ビット線の前記第1または第2の端部に結合されたセンス増幅器をさらに備える、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1および第2の書込みドライバをそれぞれ前記ビット線の前記第1の端部および第2の端部に結合するための第1および第2の列セレクタをさらに備える、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記PCMセルを選択するための、前記PCMセルに結合されたワード線をさらに備える、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記ワード線を前記PCMセルに結合するための絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)をさらに備える、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記ワード線を前記PCMセルに結合するためのダイオードをさらに備える、請求項15に記載のシステム。
  18. 前記PCMセルがマルチ・レベル・セル(MLC)である、請求項12に記載のシステム。
  19. 前記第1の書込みドライバが前記メモリアレイと隣接するメモリアレイとの間で共有される、請求項12に記載のシステム。
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