JP5603210B2 - シールドケース固定具 - Google Patents

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本発明は、基板上に実装された電子部品を覆うシールドケースを基板に実装させるための固定具に関する。
従来、基板上に実装された電子部品を覆うようにして金属製のシールドケースを基板上に実装させ電磁波の遮断を行うようにしている。シールドケースの基板への実装手法として、例えば蓋と下方へ折り曲げた側壁を有する矩形の箱状のシールドケースのそれぞれの側壁に合うように予め半田等で基板に複数のシールドケース固定具を固定しておき、当該シールドケース固定具に設けられた一対の指部の間に形成された間隙に上記側壁を挿入することでシールドケースを固定するシールドケース固定具が知られている(特許文献1、2及び3)。
しかしながら、上記特許文献1,2及び3では、複数のシールドケース固定具に設けられた一対の指部の間に形成された間隙にシールドケースの側壁を挿入してシールドケースを固定するようにしており、シールドケースを確実に固定するには少なくとも4個以上のシールドケース固定具が必要となり、シールドケース固定具の員数が増加しコストアップとなる問題がある。
そこで、シールドケースの対角の二つの角をそれぞれのシールドケース固定具で固定することにより、シールドケース固定具の員数を低減し、コストアップを抑制することができるシールドケース固定具が開発されている(特許文献4)。
特開2000−196280号公報 特開2007−324469号公報 意匠登録第1151044号公報 意匠登録第1151042号公報
上記特許文献4では特許文献1、2及び3と同様にシールドケース固定具の一対の指部の間隙にシールドケースの側壁を挿入して、シールドケースを固定するようにしている。
しかしながら、シールドケース固定具の一対の指部の間隙にシールドケースの側壁を挿入してシールドケースの固定を行う場合、シールドケースの板厚により間隙の幅を変更する必要がある。即ち、シールドケースの板厚に対応した間隙を有するシールドケース固定具をシールドケースの板厚に合わせて製作しておく必要があり、シールドケース固定具のバリエーションが増加し好ましいことではない。
本発明は、この様な問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、複数のシールドケースの板厚に対応することのできるシールドケース固定具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1のシールドケース固定具は、上面視で矩形をなし且つ周縁が屈曲されて4つの側壁をなすシールドケースを基板上に固定するに際して、前記シールドケースの対角線上に位置する2つの角部にそれぞれ配置されるシールドケース固定具において、
前記2つの角部のうちの1つのである対象角部と対応した位置にて、前記基板上に固定される板状のベースと、
前記対象角度を形成する2つの側壁のうちの一方となる第1側壁の内側に位置付けられるべく前記ベースに対して一体に屈曲して形成され、前記第1側壁の内面を押さえつけ可能な内側の押圧片と、
前記2つの側壁のうちの他方となる第2側壁の外側に位置付けられるべく前記ベースに対して一体に屈曲して形成され、前記第2側壁の外面を押さえつけ可能な外側の押圧片からなり
前記内側及び前記外側の押圧片は、前記シールドケースの固定時、前記対象角部を介在させて隣り合うことを特徴とする。
また、請求項2のシールドケース固定具によれば、前記押圧片は、前記シールドケースの固定時に前記シールドケースの対応する側壁と接触をなす接触部と、前記シールドケースの固定時に前記接触部の前記接触に伴って変形し、前記接触部で前記シールドケースの前記対応する側壁を押さえつけさせる変形部とを有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内側及び外側の押圧片がシールドケースの対象角部を介在させて隣り合う状態でベースを介して基板上に固定されることから、内側の押圧片は対象角部を形成する2つの側壁のうちの一方を内側より押さえる一方、外側の押圧片は前記2つの側壁の他方を外側より押さえる
従って、シールドケース固定具の基板への固定位置を変更することで、同一形状の一種類のシールドケース固定具によって、バリエーションを増加させることなく、複数の板厚のシールドケースを保持し、基板上に固定することができる。
また、請求項2によれば、内側及び外側の押圧片は、それぞれ変形部が変形することにより接触部でシールドケースの対応する側壁を押さえつけてシールドケースを保持するようにしているので、複数の板厚のシールドケースを確実にシールドケース固定具に保持することができる。
本発明の実施形態に係るシールドクリップの斜視図である。 本発明の実施形態に係るシールドクリップの上面図である。 本発明に係る矢視Aを示す図である。 本発明に係る矢視Bを示す図である。 本発明の実施形態に係るシールドクリップの基板への取付状態を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るシールドクリップの使用例を示す図である。 本発明に係る断面C−Cを示す図である。 本発明に係る断面D−Dを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシールドクリップの斜視図である。また、図2は、シールドクリップの上面図である。また、図3及び図4は、図2中に記載された矢視A及びBを示す図である。図5は、シールドクリップの基板への取付状態を示す概略図である。なお、各々の図中の二点鎖線はシールドケースを、図5中ハッチング部はシールドケースが装着された場合の位置を示す。
シールドクリップ10は、金属の薄板を打ち抜き加工及び屈曲されることで製造されるものである。
シールドケース20は、金属の薄板の周縁を屈曲させて側壁22を形成してなり、上面視で矩形形状をなして下方が開放した箱状の構造物である。
以下、シールドクリップ(シールドケース固定具)10の構成を詳しく説明する。
図1〜4に示すように、シールドクリップ10は、大きく分けてシールドケース20の側壁22を内側から外側に向けて押さえる内側押部(内側の押圧片)11、シールドケース20の側壁22を外側から内側に向けて押さえる外側押部(外側の押圧片)12及び内側押部11と外側押部12とを接続する接続部(ベース)13で構成され、これらが一体に成形されている。
内側押部11は、シールドケース20取付時に変形するよう、上側に凸状の略逆V字形状の変形部11aが屈曲して形成されている。変形部11aのうちシールドケース20の固定時に外側方向となる一方の端部には、シールドケース20の側壁22の内面22aと接触する接触部11bが略くの字状に屈曲され形成されている。
また、外側押部12は、シールドケース20取付時に変形するよう、上側に凸状の略逆V字形状の変形部12aが屈曲して形成されている。変形部12aのうちシールドケース20固定時に内側方向となる一方の端部にはシールドケース20の側壁22の外面22bと接触する接触部11bが略くの字状に屈曲され形成されている。
また、接続部13は、上面視で略L字形状に形成されており、接続部13には、内側押部11の接触部11bや外側押部12の接触部12bが形成されていない他方の端部がそれぞれ接続されている。
即ち、シールドクリップ10は、接続部13の略L字形状の一辺にシールドケース20の一辺側の側壁22の内面22aを外側方向に向け押さえ付け可能なように内側押部11が形成され、また他辺に内側押部11が押さえつける側壁22と隣り合うシールドケース20の他辺側の側壁22の外面22bを内側方向に向け押さえ付け可能なように外側押部12が形成されて構成されている。また、シールドクリップ10の内側押部11と外側押部12とは、内側押部11の端部11cと外側押部12の接触部12bとが所定距離の間隙13aを有するように形成されている。
そして、このように構成されたシールドクリップ10は、図5に示すように、シールドケース20が基板30上に配設された図示しない電子部品を覆うことが可能なよう、二つのシールドクリップ10がそれぞれシールドケース20の二つの角に対応する位置にハンダ付けで固定されている。詳しくは、二つの内の一方のシールドクリップ10は、シールドケース20の一の角21に対応する位置に、内側押部11の変形部11aが変形してシールドケース20の一辺側の側壁22の内面22aを接触部11bで押さえつけるように、また外側押部12の変形部12aが変形してシールドケース20の他辺側の側壁22の外面22bを接触部12bで押さえつけるように基板30上にハンダ付けされ固定されている。また、二つの内の他方のシールドクリップ10は、シールドケース20の一の角21の対角の他の角23に対応する位置に、上記一方のシールドクリップ10と同様に基板30上にハンダ付けされ固定されている。
次に、このように基板30上に固定されたシールドクリップ10の作用及び効果について説明する。図6は、シールドクリップ10の使用例を示す図である。図7は、図6における断面C−Cを示す図である。図8は、図7における断面D−Dを示す図である。
図6〜8に示すように、シールドケース20は、それぞれのシールクリップ10の内側押部11の端部11cと外側押部12の接触部12bとの間の間隙13aにシールドケース20の他辺側の側壁22が収まるよう、基板30の上方よりシールクリップ10に挿入される。
これより、シールドケース20は、シールドクリップ10の内側押部11の変形部11aが変形し接触部11bによって一辺側の側壁22の内面22aが押さえつけられ、更に外側押部12の変形部12aが変形し接触部12bによって他辺側の側壁22の外面22bが押さえつけられることによりシールドクリップ10に保持され、基板30上に確実に固定される。
このように、本発明の実施形態に係るシールドケース固定具によれば、同一形状の二つのシールドクリップ10をシールドケース20の一の角21と一の角21の対角の他の角23とにそれぞれ対応する基板30上の位置に固定し、シールドケース20をそれぞれシールドクリップ10に装着することで基板30へ固定するようにしている。
従って、それぞれのシールドクリップ10の基板30上への固定位置を変更することにより、同一形状の一種類のシールドクリップ10によって、バリエーションを増加させることなく、異なる複数の板厚のシールドケース20を保持し、基板30上に固定することができる。
10 シールドクリップ(シールドケース固定具)
11 内側押部(内側の押圧片
12 外側押部(外側の押圧片
13 接続部(ベース)
11a,12a 変形部
12a,12b 接触部
20 シールドケース
21 一の角(対象角部)
22 側壁
23 他の角(対象角部)
30 基板

Claims (2)

  1. 上面視で矩形をなし且つ周縁が屈曲されて4つの側壁をなすシールドケースを基板上に固定するに際し、前記シールドケースの対角線上に位置する2つの角部にそれぞれ配置されるシールドケース固定具において、
    前記2つの角部のうちの1つの対象角部と対応した位置にて、前記基板上に固定される板状のベースと、
    前記対象角部を形成する2つの側壁のうちの一方となる第1側壁の内側に位置付けられるべく前記ベースに対して一体に屈曲して形成され、前記第1側壁の内面を押さえつけけ可能な内側の押圧片と、
    前記2つの側壁のうちの他方となる第2側壁の外側に位置付けられるべく前記ベースに
    対して一体に屈曲して形成され、前記第2側壁の外面を押さえつけ可能な外側の押圧片からなり
    前記内側及び前記外側の押圧片は、前記シールドケースの固定時、前記対象角部を介在させて隣り合うことを特徴とするシールドケース固定具。
  2. 前記押圧片は、
    前記シールドケースの固定時に前記シールドケースの対応する側壁との接触をなす接触部と、
    前記シールドケースの固定時に前記接触部の前記接触に伴って変形し、前記接触部で前記シールドケースの前記対応する側壁を押さえつけさせる変形部と
    有することを特徴とする、請求項1に記載のシールドケース固定具。
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