JP5601815B2 - ナビゲーション装置及びその探索経路表示方法 - Google Patents
ナビゲーション装置及びその探索経路表示方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5601815B2 JP5601815B2 JP2009239658A JP2009239658A JP5601815B2 JP 5601815 B2 JP5601815 B2 JP 5601815B2 JP 2009239658 A JP2009239658 A JP 2009239658A JP 2009239658 A JP2009239658 A JP 2009239658A JP 5601815 B2 JP5601815 B2 JP 5601815B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- route
- same
- destination
- search
- routes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
ところで、探索条件を変えて探索された複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一の経路が存在する事態がしばしば生じる。かかる場合、地図上に表示される探索経路の数とリスト表示される探索条件名称/経路評価情報の数が異なり、どの探索条件の経路が同一で、どの探索条件の経路が異なるのかをユーザは容易に判断できず、所望の誘導経路の決定を簡単に行なえない問題があった。
従来技術として、複数の探索経路が重なっている区間が存在するとき、該区間を、複数の経路のそれぞれに割当てられている色成分を交互に配置することにより表示することにより、どの探索経路が重なっているかをユーザに認識させるようにしたものがある(特許文献1)。しかし、この従来技術は表示経路の本数と探索条件名称/経路評価情報の数が異なる場合において、経路と探索条件名称/経路評価情報の対応を容易にユーザに認識させるものではない。
本発明の別の目的は、所望の誘導経路の決定を簡単に行なえるようにすることである。
本発明の別の目的は、経路がほぼ同一となって表示経路の本数と探索条件名称の数が異なる場合であっても、どの探索条件の経路が同一で、どの探索条件の経路が異なるのかを容易に判断でき、所望の誘導経路の決定を簡単に行なえるようにすることである。
・ナビゲーション装置
本発明のナビゲーション装置は、複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索する経路探索部、探索された複数の経路を保存する経路保存部、探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する同一経路判定部、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する制御を行う制御部を備えている。
ナビゲーション装置は更に、前記探索条件に優先順位を付して記憶する優先順位記憶部を備え、前記制御部はほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、優先順位が最高の経路を表示すると共に、該経路を評価するために必要な経路評価情報を表示する。
前記同一経路判定部は、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致すれば、経路はほぼ同一であると判定する。あるいは、前記同一経路判定部は、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致し、かつ、経路が目的地までの距離の所定割合以上で一致し、かつ、相違部分に有料道路が含まれないとき、経路はほぼ同一であると判定する。あるいは、前記同一経路判定部は、出発地から目的地に到る全探索経路が1画面に表示できる地図の縮尺を求め、該縮尺において前記複数の経路の中に同一の経路が存在するか調べ、存在する場合には、各経路の目的地までの所要時間、目的地までの距離、有料道路料金が全て同じであるか調べ、同じであれば、完全に同一経路と判定し、異なれば、ほぼ同一の経路と判定する。
本発明の探索経路表示方法は、複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索する第1ステップ、探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する第2ステップ、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する第3ステップを有している。
前記探索条件に優先順位を付しておき、前記第3ステップにおいて、ほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、優先順位が最高の経路を表示すると共に、該経路を評価するために必要な経路評価情報を表示する。
前記第2ステップにおいて、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致すれば、経路はほぼ同一であると判定する。あるいは、前記第2ステップにおいて、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致し、かつ、経路が目的地までの距離の所定割合以上で一致し、かつ、相違部分に有料道路が含まれないとき、経路はほぼ同一であると判定する。あるいは、前記第2ステップにおいて、出発地から目的地に到る全探索経路が1画面に表示できる地図の縮尺を求め、該縮尺において前記複数の経路の中に同一の経路が存在するか調べ、存在する場合には、各経路の目的地までの所要時間、目的地までの距離、有料道路料金が全て同じであるか調べ、同じであれば、同一経路と判定し、異なれば、ほぼ同一の経路であると判定する。
本発明によれば、2つの経路が完全に同一でなくても、ほぼ同一であると見なせる場合には、1つの経路のみを地図上に表示するようにしたから、ほぼ同一の場合に表示する経路数及び経路情報数を少なくでき、誘導経路を簡単に決定することができる。
本発明によれば、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致すれば、経路はほぼ同一であると判定して1つの経路のみを地図上に表示するから、両方の経路を表示しなくても不都合は生じず、かえって、ほぼ同一の場合に表示する経路数及び経路情報数を少なくでき、誘導経路を簡単に決定することができる。
本発明によれば、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致し、かつ、経路が目的地までの距離の所定割合以上で一致し、かつ、相違部分に有料道路が含まれないとき、経路はほぼ同一であると判定して1つの経路のみを地図上に表示するから、両方の経路を表示しなくても不都合は生じず、かえって、ほぼ同一の場合に表示する経路数及び経路情報数を少なくでき、誘導経路を簡単に決定することができる。
本発明によれば、探索条件に優先順位を付しておき、ほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、優先順位が最高の経路を表示すると共に、該経路を評価するために必要な経路評価情報を表示するから、ユーザは優先順位の高い経路の経路情報に基づいて誘導経路として選択するかの判断が可能となり、しかも、選択された場合には該優先順位の高い経路を誘導経路として経路誘導することができる。
図1は本発明による探索経路表示例であり、探索条件は「推奨」、「一般道優先」、「距離優先」、「道幅優先」、「別ルート」の5つであり、それぞれの条件について経路探索したとき、推奨ルートと道幅優先ルートが同一あるいはほぼ同一で、かつ、一般道優先ルートと距離優先ルートが同一あるいはほぼ同一の場合を示している。
同一あるいはほぼ同一であると見なせる複数の経路が存在する場合、1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる複数の経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する。
また、一般道優先ルートと距離優先ルートが同一あるいはほぼ同一であるため、1つの経路GR2のみを地図上に表示し、かつ、1)それぞれの探索条件を示す「一般」、「距離」と2)経路GR2を評価するために必要な経路評価情報(所要時間:1時間10分、トータル距離:35Km、有料道路料金:0円)とを一まとめに詳細情報表示枠F2内に他と区別可能に表示する。
別ルートと同一のルートがないため、経路GR3を地図上に表示し、かつ、1)探索条件を示す「別ルート」と2)経路GR3を評価するために必要な経路評価情報(所要時間:35分、トータル距離:42Km、有料道路料金:1300円)とを一まとめに詳細情報表示枠F3内に他と区別可能に表示する。なお、詳細情報表示枠Fi (i=1,2,3)内の背景色と経路GRi (i=1,2,3)の色を同じにすることにより、経路と経路評価情報の対応が一目で識別できるようになる。
1) 出発地STと目的地GLをそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致すれば、経路はほぼ同一であると判定する。あるいは
2) 出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致し、かつ、経路が目的地までの距離の所定割合以上で一致し、かつ、相違部分に有料道路が含まれないとき、経路はほぼ同一であると判定する。あるいは、
3) 出発地から目的地に到る全探索経路が1画面に表示できる地図の縮尺を求め、該縮尺において前記複数の経路の中に同一の経路が存在するか調べ、存在する場合には、各経路の目的地までの所要時間、目的地までの距離、有料道路料金が全て同じであるか調べ、同じであれば、同一経路と判定し、異なれば、ほぼ同一の経路であると判定する。
図2は本発明の車載ナビゲーション装置の構成図である。
ナビゲーション制御部20のバスBUSには、各種ナビゲーション制御を行うCPU(プロセッサ)21、地図データを記憶する地図データ記憶部22、施設検索データを記憶する施設データベース23、自車位置周辺の地図画像や交差点拡大図を発生する画像描画部24、交差点進行方向や道路渋滞を音声で案内する音声案内制御部25、自律航法センサーおよびGPSからの検出情報に基づいて自車位置を計算する位置計算部26、交通渋滞等の交通放送情報、たとえばVICS放送情報(VICS:商標)を受信する交通放送受信部27、各種設定、指示を入力する操作部28が接続されている。
RAM21bは、探索経路情報SRTを記憶するほか、探索条件優先順位情報SCPRや各種処理結果等を記憶する。探索条件優先順位情報SCPRは、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が複数存在する場合、それら経路のうち優先順位が最高の探索条件に応じた経路および該経路の経路評価情報を表示するためのもので、探索条件の優先順位を特定する。優先順位は、例えば、「推奨」>「道幅優先」>「一般道優先」>「距離優先」>「別ルート」の順にデフォルト設定されているが、ユーザが任意に設定することができる。
音声案内制御部25は、車両が交差点に接近したときの交差点案内や渋滞情報、事故発生情報を音声でユーザに知らせるための制御を行い、音声出力部32は音声案内制御部25からの指示により所定のメッセージのディジタル音声データをアナログ信号に変換してスピーカ33より出力する。
図3は本発明の探索経路表示処理フローである。
目的地が設定されると(ステップ101)、プロセッサ21は探索条件毎に、例えば、「推奨」、「一般道優先」、「距離優先」、「道幅優先」、「別ルート」毎に出発地から目的地までの経路を探索してRAM21bに保存する(ステップ102)。ついで、後述する探索経路の同一性判定処理を実行し(ステップ103)、同一あるいは同一と見なせる経路が存在するかチェックし(ステップ104)、同一あるいは同一と見なせる経路が存在しなければ、全経路を表示すると共に(ステップ105)、各経路の詳細情報を詳細情報表示枠Fiで囲んで区別可能に表示する(ステップ106)。詳細情報は経路の探索条件名及び経路評価情報(所要時間、トータル距離、有料道路料金)を含んでいる。
一方、同一あるいは同一と見なせる経路が存在すれば、同一あるいは同一と見なせる複数の経路は1つの経路と見なし(ステップ107)、全経路を表示する(ステップ108)。同一あるいは同一と見なせる経路の場合、優先順位の高い経路を表示する。図1の例では、推奨ルートと道幅優先ルートが同一あるいはほぼ同一であるため、優先順位の高い推奨ルートに基づいて経路GR1を表示する。同様に、一般道優先ルートと距離優先ルートが同一あるいはほぼ同一であるため、優先順位の高い一般道優先ルートに基づいて経路GR2を表示する。
なお、2つのルートがほぼ同一である場合には、優先順位の高いルートに基づいて経路GRiを表示し、かつ、詳細情報表示枠Fiの中に優先順位の高い探索条件名を上段に、低い探索条件名を下段に表示し、かつ、優先順位の高いルートの経路評価情報を表示する。
以上のように表示することにより、同一の経路あるいはほぼ同一の経路の存在により表示経路の本数と探索条件名称の数が異なる場合であっても、表示経路数と詳細情報表示枠数(経路評価情報数)を等しくでき、しかも、どの探索条件の経路が同一で、どの探索条件の経路が異なるのかを一目で判断できる。この結果、ユーザは所望の経路の岐路評価情報が表示されている枠内部をタッチすることにより誘導経路を簡単に決定することができる。なお、枠内に2以上の探索条件が表示されている場合には、最優先の探索条件に応じた経路が誘導経路となる。
図4は第1の探索経路の同一性判定処理フローである。
探索された経路はノードおよび道路リンク情報で生成されているから、2つの経路を出発地より比較し(ステップ201)、完全に一致するかチェックし(ステップ202)、一致すれば完全一致と判定する(ステップ203)。完全に一致しなければ、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径(例えば半径1Km)の出発地エリアと目的地エリアを設定し(ステップ204)、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致するかチェックし(ステップ205)、一致すれば、経路はほぼ同一であると判定し(ステップ206)、一致しなければ経路は不一致と判定する(ステップ207)。前記エリアを規定する半径は、1Kmとしたが、1Kmに限定する必要はなく、また、出発地と目的地を結ぶ直線距離の1割とすることもできる。
出発地や目的地の周辺エリアでは、幹線道路に到る種々の経路が存在し、探索条件の違いによって周辺エリアにおいてのみ経路が異なり、幹線道路に到達してからは長距離に渡って経路が全く同じになることが多い。かかる場合、周辺エリアのみの経路差はどの経路を通っても大差がない。したがって、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致すれば、経路はほぼ同一であると判定する。
異なる点は、ほぼ同一経路と判定するための条件を厳格化した点である。ステップ205において、出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致するかチェックし、一致しなければ経路は不一致と判定し(ステップ207)、一致すれば、経路が目的地までの距離の所定割合(例えば9割)以上で一致するかチェックし(ステップ251)、一致しなければ経路は不一致と判定し(ステップ207)、一致すれば、相違部分に有料道路が含まれているかチェックし(ステップ252)、有料道路が含まれていれば、経路は不一致と判定し(ステップ207)、有料道路が含まれていなければ経路はほぼ同一であると判定する (ステップ206)。
出発地から目的地までの全経路が1画面に表示可能な地図の縮尺を計算し(ステップ301)、該縮尺における2つの経路を出発地より比較し(ステップ302)、完全に一致するかチェックする(ステップ303)。完全に一致しなければ経路は不一致と判定し(ステップ304)、一致すれば、同一あるいはほぼ同一の経路であると判定する。ついで、各経路の目的地までの所要時間、目的地までの距離、有料道路料金が全て同じであるか調べ(ステップ305)、同じであれば、経路は完全に一致と判定し(ステップ306)、異なれば、経路はほぼ同一であると判定する(ステップ307)。
GR2 同一である一般道優先と距離優先のルート
GR3 別ルート
F1 経路GR1を評価するために必要な経路評価情報を表示する詳細情報表示枠
F2 経路GR2を評価するために必要な経路評価情報を表示する詳細情報表示枠
F3 経路GR31を評価するために必要な経路評価情報を表示する詳細情報表示枠
ST 出発地
GL 目的地
Claims (8)
- 複数の探索条件のそれぞれに基づいて探索された目的地までの経路を地図上に表示すると共に、各経路の探索条件と該経路を評価するために必要な経路評価情報とを表示するナビゲーション装置において、
複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索する経路探索部、
探索された複数の経路を保存する経路保存部、
探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する同一経路判定部、
同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する制御を行う制御部、
を備え、
前記同一経路判定部は、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致すれば、経路はほぼ同一であると判定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 複数の探索条件のそれぞれに基づいて探索された目的地までの経路を地図上に表示すると共に、各経路の探索条件と該経路を評価するために必要な経路評価情報とを表示するナビゲーション装置において、
複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索する経路探索部、
探索された複数の経路を保存する経路保存部、
探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する同一経路判定部、
同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する制御を行う制御部、
を備え、
前記同一経路判定部は、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致し、かつ、経路が目的地までの距離の所定割合以上で一致し、かつ、相違部分に有料道路が含まれないとき、経路はほぼ同一であると判定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 複数の探索条件のそれぞれに基づいて探索された目的地までの経路を地図上に表示すると共に、各経路の探索条件と該経路を評価するために必要な経路評価情報とを表示するナビゲーション装置において、
複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索する経路探索部、
探索された複数の経路を保存する経路保存部、
探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する同一経路判定部、
同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する制御を行う制御部、
を備え、
前記同一経路判定部は、出発地から目的地に到る全探索経路が1画面に表示できる地図の縮尺を求め、該縮尺において前記複数の経路の中に同一の経路が存在するか調べ、存在する場合には、各経路の目的地までの所要時間、目的地までの距離、有料道路料金が全て同じであるか調べ、同じであれば、完全に同一経路と判定し、異なれば、ほぼ同一の経路と判定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記探索条件に優先順位を付して記憶する優先順位記憶部、
を備え、前記制御部はほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、優先順位が最高の経路を表示すると共に、該経路を評価するために必要な経路評価情報を表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のナビゲーション装置。 - 複数の探索条件のそれぞれに基づいて探索された目的地までの経路を地図上に表示すると共に、各経路の探索条件と該経路を評価するために必要な経路評価情報とを表示するナビゲーション装置における探索経路表示方法おいて、
経路探索部が複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索し、該探索した複数の経路を経路保存部に保存する第1ステップ、
同一経路判定部が前記探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する第2ステップ、
同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、制御部が1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する第3ステップ、
を有し、
前記第2ステップにおいて、前記同一経路判定部は、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致すれば、経路はほぼ同一であると判定する、
ことを特徴とする探索経路表示方法。 - 複数の探索条件のそれぞれに基づいて探索された目的地までの経路を地図上に表示すると共に、各経路の探索条件と該経路を評価するために必要な経路評価情報とを表示するナビゲーション装置における探索経路表示方法おいて、
経路探索部が複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索し、該探索した複数の経路を経路保存部に保存する第1ステップ、
同一経路判定部が前記探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する第2ステップ、
同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、制御部が1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する第3ステップ、
を有し、
前記第2ステップにおいて、前記同一経路判定部は、出発地と目的地をそれぞれ中心とする所定半径の出発地エリアと目的地エリアを定め、経路が完全に一致しなくても、該出発地エリアと目的地エリアの外で経路が一致し、かつ、経路が目的地までの距離の所定割合以上で一致し、かつ、相違部分に有料道路が含まれないとき、経路はほぼ同一であると判定する、
ことを特徴とする探索経路表示方法。 - 複数の探索条件のそれぞれに基づいて探索された目的地までの経路を地図上に表示すると共に、各経路の探索条件と該経路を評価するために必要な経路評価情報とを表示するナビゲーション装置における探索経路表示方法おいて、
経路探索部が複数の探索条件のそれぞれに基づいて目的地までの経路を探索し、該探索した複数の経路を経路保存部に保存する第1ステップ、
同一経路判定部が前記探索した複数の経路の中に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在するか判断する第2ステップ、
同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、制御部が1つの経路のみを地図上に表示すると共に、同一あるいはほぼ同一であると見なせる経路のそれぞれの探索条件と該表示された経路を評価するために必要な経路評価情報とを一まとめに他と区別して表示する第3ステップ、
を有し、
前記第2ステップにおいて、前記同一経路判定部は、出発地から目的地に到る全探索経路が1画面に表示できる地図の縮尺を求め、該縮尺において前記複数の経路の中に同一の経路が存在するか調べ、存在する場合には、各経路の目的地までの所要時間、目的地までの距離、有料道路料金が全て同じであるか調べ、同じであれば、同一経路と判定し、異なれば、ほぼ同一の経路であると判定する、
ことを特徴とする探索経路表示方法。 - 優先順位記憶部は前記探索条件に優先順位を付して記憶し、前記第3ステップにおいて、前記制御部はほぼ同一であると見なせる経路が存在する場合、優先順位が最高の経路を表示すると共に、該経路を評価するために必要な経路評価情報を表示する、
ことを特徴とする請求項5乃至7いずれか記載の探索経路表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009239658A JP5601815B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | ナビゲーション装置及びその探索経路表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009239658A JP5601815B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | ナビゲーション装置及びその探索経路表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011085530A JP2011085530A (ja) | 2011-04-28 |
JP5601815B2 true JP5601815B2 (ja) | 2014-10-08 |
Family
ID=44078572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009239658A Active JP5601815B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | ナビゲーション装置及びその探索経路表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5601815B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5782907B2 (ja) * | 2011-08-05 | 2015-09-24 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム |
US9760080B2 (en) | 2013-08-30 | 2017-09-12 | Komatsu Ltd. | Mining machine management system and mining machine management method |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4097029B2 (ja) * | 2003-04-18 | 2008-06-04 | アルパイン株式会社 | ナビゲーション装置およびその装置における探索経路の表示方法 |
JP4605051B2 (ja) * | 2005-07-22 | 2011-01-05 | 株式会社デンソー | ナビゲーション装置 |
-
2009
- 2009-10-16 JP JP2009239658A patent/JP5601815B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011085530A (ja) | 2011-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5396164B2 (ja) | 経路探索装置、および、経路探索方法 | |
JP5814015B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP5584107B2 (ja) | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、およびプログラム | |
JP5858564B2 (ja) | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム | |
US10352710B2 (en) | Navigation server, navigation client, and navigation method | |
JP2007051997A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JPWO2007119559A1 (ja) | 移動先予測装置および移動先予測方法 | |
JP5892004B2 (ja) | 経路探索システム、経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
JP2016053494A (ja) | 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
JP2007139573A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP5601815B2 (ja) | ナビゲーション装置及びその探索経路表示方法 | |
KR101004440B1 (ko) | 정체 정보 표시 장치 및 센터 장치 | |
JP5447020B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2008014753A (ja) | ナビゲーション装置、および経路の再探索方法 | |
JP6389708B2 (ja) | 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
JP2009025090A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2007333668A (ja) | 車載ナビゲーション装置 | |
JP2014059221A (ja) | ルート報知装置、及びナビゲーション装置 | |
JP5925103B2 (ja) | 経路探索装置、ナビゲーション装置、経路探索方法、経路探索プログラム、及びナビゲーションプログラム | |
JP5024641B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP5830075B2 (ja) | 経路探索装置、および、経路探索方法 | |
JP6478793B2 (ja) | ナビゲーション装置、走行経路設定方法およびプログラム | |
JP5120277B2 (ja) | ナビゲーション装置およびプログラム | |
JP5949328B2 (ja) | 経路探索システム、経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
JP2009085738A (ja) | 走行案内装置、走行案内方法及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20120912 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20130910 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20140225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140819 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5601815 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |