JP5599258B2 - 雨仕舞カラー - Google Patents

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本発明は、煙突外周面を伝う雨水が屋根煙突開口部から屋内に侵入するのを防止するための雨仕舞カラー(ストームカラー)に関し、殊に、二重煙突が貫通する傾斜屋根開口部に配置したキャップ型フラッシングの開口部を上から覆うように煙突外周に設けられる雨仕舞カラーに関する。
ストーブ等の燃焼装置から延設された煙突を屋外に導く方式として、屋根を直接貫通させる屋根抜き方式が周知であるが、この方式は吸い込み作用によるドラフト効果で壁抜き方式と比べて着火・燃焼がスムースであるため、古くから広く普及している。しかし、この屋根抜き方式では、屋根煙突開口部を介した雨漏りが生じやすくなることから、壁抜き方式の場合よりも充分な防水対策を講じることが必要になる。
そのため、例えば特開2009−102799号公報に記載され、図9に示す屋根煙突貫通部の防水構造(縦断面図)のように、上面に防水シート11を設けた野路板10に煙突1を通過させるための開口部12を設け、この部分に傾斜した屋根面に対し平行に配置される平板状の導水板32とその中央で開口した孔の周縁部から円錐台状に立ち上がり上端側が開口した周壁31からなるキャップ型フラッシング30を配設することが行われている。
この場合、屋根上に露出した煙突1の外周面を伝う雨水が屋内に侵入するのを回避するために、キャップ型フラッシング30の開口部33上方で外面を円錐台状に形成した傘体を煙突構成部材100外周面から遠心方向に突設してなる雨仕舞カラー2Eにより、キャップ型フラッシング30の開口部33を上から覆うのが一般的である。
この雨仕舞カラー2Eは、煙突1の施工時に煙突構成部材100外周面の適宜位置にシーリング(コーキング)36にて固定されることから、現場において比較的簡易な手順で設けることが可能である。ところが、このシーリング36は経年により劣化して防水性が低下するため、雨仕舞カラー2Eと煙突構成部材100との接合部を介し、雨水が屋内に侵入して雨漏りの原因になるという問題がある。
特開2009−102799号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、屋根煙突貫通部でキャップ型フラッシングの開口部を上から覆う雨仕舞カラーについて、煙突側への接続部分を介した雨漏りの発生を防止できるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、内周壁と外周壁を有して上端側を雄とし下端側を雌とする挿入式の連結手段を備えた金属製の煙突構成部材を複数連結してなる二重煙突を挿通させながら屋根煙突貫通部に配置したキャップ型フラッシングの開口部を上から覆うようにして平面視ドーナツ状に形成された金属製の傘体を煙突外周側に設けることにより、煙突外周面を伝って落ちる雨水がキャップ型フラッシングの内部に侵入するのを防止する雨仕舞カラーにおいて、その傘体は、その下部側に傘体よりも下方の煙突構成部材の上端側が連結可能な連結手段を有しその上部側に傘体よりも上方の煙突構成部材の下端側が連結可能な連結手段を有した円筒状部材であるアダプタ体の外周面から遠心方向に延設されてこのアダプタ体と一体とされており、上下の煙突構成部材間にそのアダプタ体を連結することで設けられることを特徴とするものとした。
このように、二重煙突が屋根を貫通する部分に配置されるキャップ型フラッシングの開口部から雨水が浸入するのを防止するための雨仕舞カラーを、従来のように煙突外周側に平面視ドーナツ状の傘体をシーリングで固定して設けるのではなく、上下の煙突構成部材間にこれらと同様の連結手段を備えた円筒状のアダプタ体の外周面に傘体を設けてなる1つの部品として連結することにより設けるものとしたことで、煙突の連結部に容易に設けられることに加え、傘体の接続部分にシーリングを使わないことで、この部分を介した雨漏りの発生を防止可能なものとなる。
また、この雨仕舞カラーにおいて、その傘体は、その内周側をアダプタ体外周面に溶接またはアダプタ体と一体的に成形することにより、アダプタ体とともに1部品を構成していることを特徴としたものとすれば、傘体の接続部分を介した雨水の浸入を確実に防止できるものとなる。
さらに、上述した雨仕舞カラーにおいて、アダプタ体を上下に貫通するネジ孔がその上端面に複数開口して設けられており、その複数のネジ孔を介して下側に連結した傘体よりも下方の煙突構成部材の上端側にネジ止めにて固定される、ことを特徴としたものとすれば、ロッキングバンドを要することなく簡易な手順で下側の煙突構成部材に対して堅固に固定されるものとなる。
さらにまた、上述した雨仕舞カラーにおいて、そのアダプタ体には、傘体を延設した部分の下方で傘体よりも下方の煙突構成部材上端面に密着して当接するドーナツ状の底面が形成されており、その底面の内周側端縁部から前記下方の煙突構成部材の内径と外径が略一致する所定長さの円筒状の連結手段が下向きに延設されており、この連結手段を前記下方の煙突構成部材の上端側開口部に挿入することにより連結されることを特徴としたものとすれば、簡易な構成でコストを低廉に抑えながら充分なる機能を発揮できるものとなる。
加えて、上述した雨仕舞カラーにおいて、そのアダプタ体上部の傘体よりも上方の煙突構成部材下端側に挿入する連結手段には、前記上方の煙突構成部材下端側に形成され回転により垂直方向の脱抜を不能にする係合構造の一方に対しその係合構造の他方になる構造が設けられており、前記上方の煙突構成部材への連結により垂直方向の脱抜が不能な状態で係合することを特徴としたものとすれば、上側の煙突構成部材に対してネジ止めによらなくとも堅固な状態で連結できるものとなる。
また加えて、上述した雨仕舞カラーにおいて、そのアダプタ体は、傘体を設けた部分の上方又は/及び下方位置で、傘体よりも上方の煙突構成部材又は/及び傘体よりも下方の煙突構成部材に連結した状態で前記上方の煙突構成部材の下端側又は/及び前記下方の煙突構成部材の上端側に周方向に亘って形成された突条に接するように所定幅の突条が周方向に亘って形成されており、煙突構成部材の突条とともにロッキングバンドの内周側陥凹部に嵌め込まれて固定されることにより連結状態が補強されることを特徴としたものとすれば、煙突構成部材に対する連結が一層堅固なものとなる。
アダプタ体の外周に傘体を一体的に有して上下の煙突構成部材間に連結することにより設けるものとした本発明によると、過大な手間やコストを要することなく、煙突側への接続部分を介した雨漏りの発生を防止できるものである。
本発明における実施の形態の雨仕舞カラーの正面図である。 図1の雨仕舞カラーの斜視図である。 図1の雨仕舞カラーの縦断面図である。 図1の雨仕舞カラーを煙突構成部材に連結する手順を説明するための斜視図である。 図1の雨仕舞カラーを上下の煙突構成部材間に連結して配設した状態を示す部分縦断面図である。 図1の雨仕舞カラーの応用例を示す縦断面図である。 図6の雨仕舞カラーの変形例を示す縦断面図である。 (A)は図1の雨仕舞カラーの他の応用例を示す正面図であり、(B)は(A)の雨仕舞カラーを下側の煙突構成部材に連結した場合において雨漏り防止機能をさらに高めるための推奨例を示す部分正面図である。 従来例を示す部分縦断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
図1は本実施の形態の雨仕舞カラー2Aの正面図を示している。この雨仕舞カラー2Aは、ステンレス鋼板等の金属板から作成され、大きく分けて上下の煙突構成部材間に連結するための構造を備えた円筒状のアダプタ体4Aと、キャップ型フラッシングの開口部を上から覆うために金属板を外面円錐台状に形成してなる傘体3とからなるものである。
そして、従来例において雨仕舞カラー(傘体)が煙突構成部材の外周にシーリング等で固定されていたことで雨漏りの原因になっていたのに対し、本発明においては、傘体3が短尺の円筒状部材からなるアダプタ体4A外周面に溶接等により固定されて一体的に設けられ、傘体3とアダプタ体4Aとで1部品を構成している点が特徴部分となっている。
そのアダプタ体4Aは、内周壁と外周壁との間に隙間を有して上端側と下端側の両方を雄とした挿入式の連結手段を備えている2本の突構成部材間に傘体3を配設するための手段であり、その下部側に傘体3よりも下方の煙突構成部材の上端側に連結可能な連結手段としての雄部7Aを有し、上部側には傘体3よりも上方の煙突構成部材の下端側が連結可能な連結手段としての雄部5を有しており、雄部7Aと雄部5との間に煙突構成部材の外径と同等の外径を有して傘体3を設ける部分となる中間部6を有している。
その雄部5は、連結する煙突構成部材上端側の連結手段とほぼ同一の構造を有しており、挿入された傘体3よりも上方の煙突構成部材の下端側端縁部が当接してストッパとなる突条8が周方向に亘り遠心方向に突出して形成されている。一方、雄部7Aは、連結する煙突構成部材の下端側連結手段と同一の構成ではなく、図に破線で示したように中間部6の下端側で傘体3よりも下方の煙突構成部材の上端面に当接するように形成されたドーナツ状の底面6aの内周側端縁部から下向きに延設され外径が前記下方の煙突構成部材の内径と略一致する円筒状の連結手段としたことにより、コストを低廉に抑えながら充分なる連結機能を発揮可能なものとなる。
図2は本実施の形態である雨仕舞カラー2Aの斜視図を示しており、その雄部5の上端面5aには、4つのネジ孔51,52,53,54が等間隔で穿設され、図3の縦断面図に示すように、これらの下方位置で中間部6の底面6aにもネジ孔61,62,63,64(ネジ孔61,63は図に表れない)が穿設されて、アダプタ体4Aを上端面5aから底面6aまで上下に貫通しており、これらのネジ孔を介しながら下側に連結した煙突構成部材の上端側にネジ止めで固定されるものとされており、この点も本実施の形態の特徴部分となっている。
図4は、斯かる構成の雨仕舞カラー2Aを煙突構成部材100に連結する手順を説明するための部分斜視図であり、屋根煙突貫通部において図示しないキャップ型フラッシングの開口部から僅かに突出して配置された煙突構成部材100先端側の連結手段部110の上端面110aに、図示しない円筒状の雄部7Aを挿入しながらその底面6aを重ねた状態にする。
そして、上端面5aに開口したネジ孔51,52,53,54からネジ80,80,80,80を各々挿入し、その先端側を煙突構成部材100の上端面110aに螺入してネジ止めする。このようにして、雨仕舞カラー2Aは簡単な手順で下側の煙突構成部材100に堅固な状態で固定される。尚、図では煙突構成部材100の上端面110aにネジを螺入するための小孔を設けた状態としているが、ネジ80の先端がドリル状である場合は、小孔がなくても螺入動作によりネジ孔が形成される。
図5は、本実施の形態の雨仕舞カラー2Aを、上下の煙突構成部材100,100間に連結・固定して設置した状態の縦断面図を示している。雨仕舞カラー2Aを下側の煙突構成部材100先端側に連結してネジ止めにて固定した後、雨仕舞カラー2Aの雄部5をその上方で支持した煙突構成部材100下端側の連結手段部120に挿入することで連結される。
この場合、煙突構成部材100の下端側端縁部で周方向に亘って形成した突条140の下端側が、アダプタ体4Aの雄部5の中間部6側で周方向に亘って遠心方向に突出して形成した突条8の上端側に当接した状態で並列する。そして、この並列した突条140,8を、図9で示したロッキングバンド60の内周側陥凹部に嵌め込むように中心方向に向かって締め込みながら固定することにより、連結状態が堅固なものとなる。
このように、本実施の形態の雨仕舞カラー2Aは、比較的容易な手順によりキャップ型フラッシングの開口部を上から覆う状態で上下の煙突構成部材100,100間に配設され、その固定状態が堅固かつ安定的であることに加え、傘体3がアダプタ体4Aに対し溶接等で一体的に接続されているために、その接続部分を介して雨水が浸入することが回避され、雨漏りが生じないようになっている。尚、傘体3をアダプタ体4Aに一体的に設ける手段としては、溶接することの他に、1枚の鋼板からアダプタ体4A外周側と傘体3とを一体的に成形することによっても可能である。
図6は、上述した雨仕舞カラー2Aの応用例であって、そのアダプタ体4Bの雌部7Bが、煙突構成部材100の雌側の連結手段部120と同様に内周壁73と外周壁74とで二重壁を形成して底面6aのない構成とした点を特徴とする雨仕舞カラー2Bを示している。この場合、内周壁73の中間部6側に繋がる部分に段差73aが形成されており、煙突構成部材100の連結手段部110の先端がこの段差73aに当接して、その位置で挿入が停止するようになっている。このような構成としても前述と同様の手順で容易に設けられ、前述と同様の機能を発揮することができる。
図7は、前述した雨仕舞カラー2Bの変形例であって、その内周壁73を図1の雨仕舞カラー2Aの雄部7Aと同程度の長さに延長してなる内周壁75としたことを特徴とする雨仕舞カラー2Cを示している。このように、雌部7Cの内周壁75を長尺にしたことで、様々な連結構造の煙突構成部材の先端側に対応しながらしっかりと連結しやすいものとなる。
図8(A)は、上述した雨仕舞カラー2Aの他の応用例であって、前述の雨仕舞カラー2Bにおいて外面円錐台状の立体的に形成した傘体3を、平面的なドーナツ板状に形成した傘体3Dとした点を特徴としている。この傘体3Dは、アダプタ体4Dの中間部6に溶接または一体成形にて設けたものであるが、このようにしても前述した実施の形態と同様に、煙突外周面を伝って落ちる雨水がキャップ型フラッシングの内側に侵入することを防止することができる。
また、この例では、アダプタ体4Dの雄部5に形成した突条8と同様の形状からなる突条9が雌部7D下端側にも形成されており、挿入した煙突構成部材100の突条130(図5参照)とともにロッキングバンド60の内周側陥凹部に嵌め込んで締め込むことにより、上下の連結状態を補強できるようになっている。
図8(B)は、この雨仕舞カラー2Dを下側の煙突構成部材100に連結した場合において、雨漏り防止機能をさらに高めるための推奨例を示している。即ち、この雨仕舞カラー2Dの傘体3Dは、キャップ型フラッシング開口部の外径よりも外径の大きなドーナツ状で平板状の部材からなり、煙突外周面を伝って落ちる雨水及び垂直に落下する雨粒がキャップ型フラッシングの内部に侵入することを防止できるものであるが、側方からキャップ型フラッシング開口部に吹き込んで雨水が侵入することについては、充分に防止することができない。
そこで、図9で示した従来の雨仕舞カラー2Eを、アダプタ体4Dの傘体3D下方でシーリング36にて固定して、側方から雨水が吹き込んで進入することを防止可能としたものであり、雨漏り防止機能を完全にする観点から斯かる構成が推奨されるところである。この場合、雨仕舞カラー2Eをアダプタ部材4D外周面に接続しているシーリング36は経年により劣化して防水性が低下するが、煙突外周面を伝う雨水は傘体3Dにより雨仕舞カラー2Eの傾斜した部分の上方またはその外周側の上方に導かれるため、その接続部分から雨水が浸入する心配はない。
尚、煙突構成部材の種類によっては、その雄側の連結手段部と雌側の連結手段部の外周面に、挿入してから所定角度回転させることで垂直方向の脱抜を不能な状態にする一対の係合構造が形成されている場合がある。そこで、これら応用例及び前述した実施の形態においても、少なくともそのアダプタ体4A,4B,4C,4Dの雄部5外周面に、煙突構成部材下端側に形成された係合構造に対し係合可能な構造を設けておくことにより、上側の煙突構成部材との連結状態を一層堅固にすることができる。
以上、述べたように、屋根煙突貫通部でキャップ型フラッシングの開口部を覆う雨仕舞カラーについて、本発明により、過大な手間やコストを要することなく、煙突側への接続部分を介した雨漏りを回避可能な状態で容易に設けられるものとなった。
1 煙突、2A,2B,2C,2D 雨仕舞カラー、3,3D 傘体、4A,4B,4C,4D アダプタ体、5,7A 雄部、5a 上端面、6 中間部、6a 底面、7B,7C,7D 雌部、8,9, 突条、30 キャップ型フラッシング、33 開口部、51,52,53,54,61,62,63,64 ネジ孔、60 ロッキングバンド、80 ネジ、100 煙突構成部材、110,120 連結手段部

Claims (6)

  1. 内周壁と外周壁を有して上端側を雄とし下端側を雌とする挿入式の連結手段を備えた金属製の煙突構成部材を複数連結してなる二重煙突を挿通させながら屋根煙突貫通部に配置したキャップ型フラッシングの開口部を上から覆うようにして平面視ドーナツ状に形成された金属製の傘体を煙突外周側に設けることにより、前記煙突外周面を伝って落ちる雨水が前記キャップ型フラッシングの内部に侵入するのを防止する雨仕舞カラーにおいて、
    前記傘体は、下部側に前記傘体よりも下方の前記煙突構成部材の上端側が連結可能な連結手段を有し上部側に前記傘体よりも上方の前記煙突構成部材の下端側が連結可能な連結手段を有した円筒状部材であるアダプタ体の外周面から遠心方向に延設されて該アダプタ体と一体とされており、上下の前記煙突構成部材間に前記アダプタ体を連結することにより設けられる、ことを特徴とする雨仕舞カラー。
  2. 前記傘体は、その内周側を前記アダプタ体外周面に溶接または前記アダプタ体と一体的に成形することにより、前記アダプタ体とともに1部品を構成している、ことを特徴とする請求項1に記載した雨仕舞カラー。
  3. 前記アダプタ体を上下に貫通するネジ孔が前記上端面に複数開口して設けられており、前記複数のネジ孔を介して下側に連結した前記傘体よりも下方の前記煙突構成部材の上端側にネジ止めにて固定される、ことを特徴とする請求項1または2に記載した雨仕舞カラー。
  4. 前記アダプタ体には、前記傘体を延設した部分の下方で前記傘体よりも下方の前記煙突構成部材上端面に密着して当接するドーナツ状の底面が形成されており、該底面の内周側端縁部から前記下方の煙突構成部材の内径と外径が略一致する所定長さの円筒状の前記連結手段が下向きに延設されており、該連結手段を前記下方の煙突構成部材の上端側開口部に挿入することにより連結される、ことを特徴とする請求項1,2または3に記載した雨仕舞カラー。
  5. 前記アダプタ体上部の前記傘体よりも上方の前記煙突構成部材下端側に挿入する前記連結手段には、前記上方の煙突構成部材下端側に形成され回転により垂直方向の脱抜を不能にする係合構造の一方に対し該係合構造の他方になる構造が設けられており、前記上方の煙突構成部材への連結により垂直方向の脱抜が不能な状態で係合する、ことを特徴する請求項1,2,3または4に記載した雨仕舞カラー。
  6. 前記アダプタ体は、前記傘体を設けた部分の上方又は/及び下方位置で、前記傘体よりも上方の前記煙突構成部材又は/及び前記傘体よりも下方の前記煙突構成部材に連結した状態で前記上方の煙突構成部材の下端側又は/及び前記下方の煙突構成部材の上端側に周方向に亘って形成された突条に接するように所定幅の突条が周方向に亘って形成されており、前記煙突構成部材の突条とともにロッキングバンドの内周側陥凹部に嵌め込まれて固定されることにより連結状態が補強される、ことを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載した雨仕舞カラー。
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