JP5597701B2 - 同期信号に基づく信号測定 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、より具体的には、そのようなシステムにおける受信信号パラメータ推定値の測定に関するものである。
ロング・ターム・エボリューション(LTE)及び高速パケットアクセス(HSPA)のようなセルラ無線通信システム標準の来るべき発展では、最大データ速度は以前のシステムより確かに高くなるであろう。より高速なデータ速度は、典型的には、より大きなシステム・チャネル帯域幅を要求する。IMT高度システム(即ち、“第四世代”(4G)移動通信システム)に対しては、100メガヘルツ(MHz)以上の帯域幅が考慮されている。
LTE及びHSPAは、時々、“第三世代”通信システムと呼ばれており、現在、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)により標準化されている。LTE仕様は、現在の広帯域符号分割多元接続(WCDMA)仕様が発展したものと見なすことができる。IMT高度通信システムは、LTE、HSPAのインターネット・プロトコル(IP)マルチメディア・サブシステム、又はIMTマルチメディア電話(IMT)のためのその他の通信システムを使用する。3GPPは、LTE、HSDPA、WCDMA及びIMT仕様、及び、その他の種類のセルラ無線通信システムを標準化する仕様を公表している。
LTEシステムは、システム・ノードからユーザ装置(UE)への下りリンク(DL)において、直交周波数分割多重(OFDM)を多重アクセス技術(OFDMAと呼称)として使用する。LTEシステムは、約1MHzから20MHzにおよぶチャネル帯域幅を持ち、最大帯域幅チャネルでは毎秒100メガビット(Mb/s)に至るデータ速度をサポートする。LTE下りリンクのために定められた1つの形式の物理チャネルは、物理下り共用チャネル(PDSCH)であり、これは、LTEプロトコル・スタックにおけるより高次のレイアから情報を運び、1つ以上の特定のトランスポート・チャネルにマッピングされる。PDSCH及びその他のLTEチャネルについては、その他の仕様と共に「非特許文献1」で説明されている。
LTEのようなOFDMA通信システムでは、送信されるデータ・ストリームは、並列に送信される多数の狭帯域サブキャリアに分割される。一般的に、特定のUEに割かれるリソース・ブロックは特定の時間帯に使用される特定数の特定サブキャリアである。リソース・ブロックはリソース要素(RE)から成り、その各々はより小さな時間帯で使用される特定のサブキャリアである。異なるグループのサブキャリアは、異なるユーザのために異なる時間で使用できる。各々のサブキャリアは狭帯域であるため、各々のサブキャリアは主として平坦フェージングを経験し、このことは、UEが各々のサブキャリアを復調するのを容易にする。多くの現代の通信システムと同様に、LTEシステムにおけるDL送信は、10ミリ秒(ms)の継続時間のフレームに編成され、各々のフレームは、典型的には、20個の連続するタイム・スロットを含む。OFDMA通信システムについては、例えば、「特許文献1」で説明されている。
図1は典型的なセルラ通信システム10を示す。無線ネットワーク制御装置(RNC)12、14は、例えば無線アクセス・ベアラ設定、ダイバーシティ・ハンドオーバ等を含む各種の無線ネットワーク機能を制御する。一般的には、各々のRNCは、適当な基地局(BS)を介して、DL(即ち前方)及び上りリンク(UL、又は後方)チャネルを通して互に通信する、移動局(MS)、携帯電話機、又はその他の遠隔端末のようなUEへの、及びUEからの呼を指示する。図1では、RNC12はBS16、18、20に連結して示され、RNC14はBS22、24、26に連結して示されている。
各BS、即ちLTE用語ではeノードBは、1つ以上のセルに分割された地理的エリアをサービスする。あるBSからの信号がサービスするセクタ又はその他のエリアもまたセルと呼ぶことができるが、図1では、BS26は、BS26のセルを形成すると言うことが可能な5個のアンテナ・セクタS1−S5を持つように示されている。加えて、BSは、UEに信号を送信するため、1つ以上のアンテナを使用してもよい。BSは、典型的には、専用の電話線、光ファイバ・リンク、マイクロ波リンク等により、それらの対応するRNCに連結される。RNC12、13は、移動交換局(図示せず)及び/又はパケット無線サービス・ノード(図示せず)のような1つ以上のコア・ネットワーク・ノードを通して、公衆電話交換網(PSTN)、インターネット等のような外部ネットワークと接続される。
当然のことであるが、図1に示した機能の装置は、LTE及びその他の通信システムでは変更できる。例えば、RNC12、14の機能はeノードB22、2、26に移動可能であり、その他の機能はネットワークのその他のノードに移動可能である。また、当然のことであるが、基地局は、セル/セクタ/エリアに情報を送信するため多数の送信アンテナを使用でき、それらの異なる送信アンテナは、それぞれ異なるパイロット信号を送信する。
移動性は、LTEシステムのようなセルラ通信システムでは重要な機能である。高速で効率的なセル探索及び受信信号測定は、UEが、“サービング・セル”と呼びことのできる適切なセルへ接続され、それを維持し、1つのサービング・セルからもう1つのサービング・セルにハンドオーバされるのに重要である。定期的に、UEは、サービング・セルを含めて、各検出セルのその受信信号強度と信号品質を測定し、新規セルへのハンドオーバが必要かどうかを決定する。本新規セルはサービング・セルと同じ周波数に、又は異なる周波数にあることができる。
LTEシステムでは、ハンドオーバ決定は、eノードBが送信する基準シンボル(RS)の平均UE受信信号電力として定義することができる、基準信号受信電力(RSRP)の測定結果に基づく。UEは、例えば「非特許文献2」のセクション5.2で規定されるように、そのサービング・セル、同じく、UEがセル探索手順の結果として検出した隣接セルのRSRPを測定する。
RS、即ちパイロットは、既知の周波数及び時間インスタンスで各ノードBから送信され、同期化及びハンドオーバを含むその他の目的のために、UEによって使用される。そのような基準信号及びシンボルについては、例えば、上記で引用した「非特許文献1」のセクション6.10及び6.11で説明されている。RSは、図2に示すように、周波数対時間平面に便利に表わすことができる特定のREで、eノードBの可能性のある1、2又は4の送信アンテナの各々から送信される。当然のことであるが、図2の配列は単に例であり、その他の配列を使用できる。
図2は、LTEシステムにおいて、サブフレームと呼ぶことができる、二つの連続するタイム・スロットのリソース・ブロックにおけるサブキャリアの配列を示す。図2に示す周波数範囲には、27個のサブキャリアを含むが、そのうちの9個のみを明示的に示す。図2では、点線で示すリソース・ブロックは、各々が12個のサブキャリアを含むが、15キロヘルツ離れて配置され、それらは全体で、周波数で180kHz及び時間で0.5ms、即ち1個のタイム・スロットを占有する。図2は7個のOFDMシンボル、即ちREを含む各タイム・スロットを示し、それらの各々は短い(通常の)サイクリック・プレフィックスを持つが、長い(拡張した)サイクリック・プレフィックスを持つ6個のOFDMシンボルはタイム・スロットで代わりに使用できる。当然のことであるが、リソース・ブロックには、各種の時間帯で種々の数のサブキャリアを含むことができる。
ノードBの第1の送信(TX)アンテナが送信するRSはRと表示され、ノードの可能性のある第2のTXアンテナによるものはSと表示される。図2で、RSは、いずれのスロットにおいてもOFDMシンボル0及びOFDMシンボル4(本シンボルは短いサイクリック・プレフィックスを持つため)で、6個のサブキャリア毎に送信されるものとして示されている。また図2では、シンボル4のRSは、OFDMシンボル0、即ちスロットの第1のOFDMシンボルに比較して、3個のサブキャリア分オフセットしている。
基準信号に加えて、セル探索の間、予め定められた同期信号が必要である。LTEは、WCDMAに類似して、階層的セル探索方式を使用し、そこでは、異なる同期チャネル(SCH)信号から同期捕捉とセル・グループ識別子を獲得する。このようにして、第1の同期チャネル(P−SCH)信号及び第2の同期チャネル(S−SCH)信号が、「非特許文献1」のセクション6.11の事前に規定された構造で定められる。例えば、特定のスロットの特定のサブキャリアでP−SCH及びS−SCH信号を送信できる。LTEシステムでは、eノードBは二つの異なる同期信号:即ち、第1の同期信号(PSS)及び第2の同期信号(SSS)を送信する。第1及び第2の同期信号については、「特許文献2」で説明されている。
LTEシステムでは、RSを含むOFDMシンボルでRSRPを推定し、また、RSRP測定に使用するOFDMシンボルで、受信信号強度表示信号(RSSI)を測定すべきである。図2は、(短いサイクリック・プレフィックス及び周波数分割複信(FDD)での動作を仮定して)OFDM5、6としてのSSS及びPSSを示す。現在のLTEシステムは、サブフレーム0及び5の中間の6個のリソース・ブロックで送信されたPSS及びSSSシンボルを持つ。
また、図2は、時間軸の4つの垂直矢印で、RSRP及びRSSI測定に使用するOFDMシンボルを表示する。
RSRPは受信信号強度を表示するが、基準信号受信品質(RSRQ)は、UEが見る、セルの負荷の潜在的測定値であり、そうであるから、RSRQは、良好なハンドオーバ決定を行う際に使用するための、ネットワークの重要な測定値であることができる。RSRQは、測定RSSIに対する測定RSRPの比として定義できる。一般的に、RSSIは、信号品質測定に使用する予め定められたリソース・ブロック数の全受信信号電力である。
近年、基地局(ネットワーク)のエネルギ効率の改善が注目を受けた。通信事業者に対してコストを削減するために、特に低負荷条件での、基地局の電力消費量を削減することは有益である。それを行う1つの方法は、eノードBで間欠送信制御(DTX)を使用することであり、それはつまり、セルに負荷が全くないか、低負荷である場合、eノードBは、あるデューティ・サイクルの低電力“スリープ”モードで、その時間の幾らかを過ごす、ということである。
それにもかかわらず、eノードBは全ての時間を“スリープ”できないが、それは、UEがそれを見受けだし、それに自分自身を同期させることを可能にする信号と、同じくハンドオーバ測定目的に使用する信号とを送信する必要があるからである。DTX可能性を増加し、同時に良好なハンドオーバ性能を提供する1つの方法は、例えば「特許文献3」で説明しているように、ハンドオーバ測定にも同期信号を使用することである。LTEシステムでは、図2に示すように、リソース・ブロック毎に、少なくとも4個のOFDMシンボルで送信される基準信号を、RSRPに基づくハンドオーバ測定に使用する。
米国特許出願公開第2008/0031368号明細書 米国特許出願公開第2008/0267303号明細書 米国特許出願公開第2007/0297324号明細書 米国特許出願公開第2005/0105647号明細書
3GPP技術仕様書(TS)36.211 V8.4.0、物理チャネル及び変調,リリース8,2008年9月 3GPP TS 36.304 V8.4.0、アイドル・モードにおけるユーザ装置(UE)手順,リリース8,2008年12月
従って、ハンドオーバ及びその他の目的に受信信号測定を実行する際に同期信号を使用する、改善された方法と装置の必要性がある。
本発明の側面に従って、OFDM通信システムの受信機における負荷推定値を決定する方法を提供する。本方法には、少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つのOFDMシンボルを検出するステップと、検出した少なくとも1つの同期シンボルに基づき信号強度測定値を決定するステップと、通信チャネル特性が少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つのOFDMシンボルの通信チャネル特性と実質的に同じである、前記少なくとも1つの予め定められた同期信号のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つのOFDMシンボルを検出するステップと、検出した少なくとも1つの近接OFDMシンボルに基づき総信号電力測定値を決定するステップと、信号強度測定値及び総信号電力測定値に基づき負荷推定値を決定するステップとを含む。
また、本発明の側面に従って、OFDM通信システムの負荷推定値を決定するため、受信機内に装置を提供する。本装置には、少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つのOFDMシンボルと少なくとも1つの予め定められた同期信号のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つのOFDMシンボルとを回復するよう構成した検出器と、ここで近接OFDMシンボルの通信チャネル特性が、少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つのOFDMシンボルの通信チャネル特性と実質的に同じである、検出した少なくとも1つの同期シンボルに基づき信号強度測定値を決定するよう、検出した少なくとも1つの近接OFDMシンボルに基づき総信号電力測定値を決定するよう、そして信号強度測定値及び総信号電力測定値に基づき負荷推定値を決定するよう構成した信号推定器とを含む。
また、本発明の側面に従って、コンピュータが実行した場合、OFDM通信システムの受信機内で負荷推定値を決定する方法をコンピュータに実行させる、ストアした命令を持つコンピュータ読取り可能媒体を提供する。本方法には、少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つのOFDMシンボルを検出するステップと、検出した少なくとも1つの同期シンボルに基づき信号強度測定値を決定するステップと、通信チャネル特性が、少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つのOFDMシンボルの通信チャネル特性と実質的に同じである、少なくとも1つの予め定められた同期信号のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つのOFDMシンボルを検出するステップと、検出した少なくとも1つの近接OFDMシンボルに基づき総信号電力測定値を決定するステップと、信号強度測定値及び総信号電力測定値に基づき負荷推定値を決定ステップとを含む。
以下の図面と共に本説明を読むことにより、本発明の幾つかの特徴、目的及び利点が理解されるであろう。
セルラ通信システムを示す図である。 直交周波数分割多元接続を使用する通信システムにおける基準、第1の同期及び第2の同期シンボルを示す図である。 直交周波数分割多元接続を使用する通信システムにおける改善した測定方法に対する基準、第1の同期及び第2の同期シンボルを示す図である。 成分キャリア・セル識別情報を生成し、通知する方法のフローチャートである。 セルラ通信システムの受信機の一部のブロック図である。
この説明は効率的な説明のためにLTE通信システムに焦点を当てるが、当技術者には当然のことであるが、本発明は、一般的には、その他の通信システムに実装可能である。
本発明者は認識したことであるが、もしPSS及びSSSをハンドオーバ測定に使用するなら、eノードBは、どのUEもデータを受信していないようなサブフレームでRSを送信する必要は無く、それ故に、eノードBのDTXデューティ・サイクル及びエネルギ効率は増加することが可能であろう。特に、同期信号をRSRQ測定に使用することが可能である。
PSS及びSSSのどちらか又は両方に基づく信号強度(即ち、RSRP)の推測値は、LTE又は同等の通信システムにおけるセル負荷(即ち、RSRQ)の推測値より低い複雑度である。LTEはFDD及び時分割複信(TDD)通信をサポートしており、同期化し時間整列したセルはTDDには必須(及びFDDには選択的)であろう。従って、PSS及びSSSでRSRPとして同じOFDMシンボルのRSSIを測定することは、セル負荷を正しく表示しない。もっと正確には、そのようなRSSI測定は、全てのセルからのPSS及びSSSは常に衝突し、常に送信されるので、同期化し時間整列したセルの場合に対しては常に全負荷を意味する。それ故、実際のセル負荷はPSS又はSSSからは決定することができない。
以下に更に詳細に説明するように、UEは、LTEにおいて受信信号品質及び潜在的セル負荷(即ち、RSRQ)を推定し、ハンドオーバ目的に本推定値を使用できる。簡単に述べると、PSS及びSSSのどちらか又は両方を含むOFDMシンボルを使用して信号強度(即ち、RSRP)を推定し、PSS及びSSSを含むそれらのOFDMに隣接する、又は少なくとも近接OFDMシンボルを使用して、セル負荷(典型的には、RSSI)を推定する。使用する近接シンボル数は、望ましくは、RSRQに対して有用なダイナミック・レンジ、例えば無負荷から全負荷までで10dBを提供するのに十分大きいことである。
このことは図3に示されており、図2のように、PSS、SSS及びRSを有する2個の連続するタイム・スロットのOFDMサブフレームと、LTE通信システムにおけるサブキャリア周波数範囲の一部を示している。本発明に従い、UEがRSRPを測定するために使用できるOFDMシンボルは、PSS及びSSSのどちらか又は両方におけるシンボルであり、それらは、UEが当該セルを検出した時点でUEに知られている。時間軸に沿った垂直の矢印A−Hは、UEがRSSI(及びRSRQ)を測定するために使用できる近接OFDMシンボルの幾つかを表示する。
現在信じられていることであるが、4個のOFDMシンボルの時間ウインドウ内にあるシンボルに基づき、UEがRSRP及びRSRQを推定することが望ましく、だから図3では、例えば、OFDMシンボル対(C、D)、(D、E)又は(E、F)をRSSI及びRSRQ推定に使用することが望ましい。注意すべきであるが、図3では、矢印CでOFDMシンボル3を表示し、矢印DでOFDMシンボル4を表示し、矢印EでOFDMシンボル0(連続しているフレームの)を表示し、そして矢印FでOFDMシンボル2(連続しているフレームの)を表示す。4個のシンボル時間ウインドウに含まれるシンボルは、時間的に及びスペクトル的に“近接”していると考えることができ、つまり、通信チャネル特性、特にチャネルのインパルス応答は本シンボルに対して実質的に同じである。たとえそうであっても、その他のシンボル対、例えば対(B、D)、(A、D)、(C、E)、(E、G)又は(E、H)もまた、“近接”していることができる。通常の実装では、PSS又はSSSに隣接するOFDMシンボル、又はPSSかSSSからの予め定められたシンボル数(例えば2個、3個等)が推定のために使用される。典型的な通信システムは、予め定められた最大ドップラ・シフトに対して設計され、その結果、容易に“近接”シンボルを決定することができる。
図4は、図3に示した予め定められた基準及び同期信号を含むOFDM通信システムにおいて、RSRQのような負荷推定を含む信号測定値を決定する受信機における方法のフローチャートである。ステップ402で、1つ以上の予め定められた同期信号の1つ以上のシンボルに基づき、本受信機は、RSRPのような信号強度測定値を決定する。これは、RSを含むOFDMシンボルに基づいてRSRPを推定する、従来の受信機の動作とは異なる。
本受信機は、RSS又はSSSのような予め定められた同期信号を含む第1のOFDMシンボルを検出することにより、ステップ402で本決定を実行することができる。例えば、LTEシステムでは、UEは、その受信信号の高速フーリエ変換(FFT)を計算することにより、OFDMシンボル検出を実行できる。次に、本受信機は、全PSS/SSSサブキャリア(LTEシステムでは合計62個がある)にわたって検出シンボルのコヒーレント及び非コヒーレント平均により、検出シンボルからRSRPを決定できる。
RSRPを計算する方法は技術的に周知である。例えば、TXアンテナ1からのPSSシンボルPに相当するUEのベースバンド信号Yは次のように表現できる。
=H +E 式1
これから、既知のPSSシンボルPを使用して通信チャネルのインパルス応答Hを推定できる。式1には雑音Eを含む。同様の式がSSSシンボルに対して表現できる。N個のコヒーレント平均の非コヒーレント平均(即ち、N個のリソース・ブロックにわたる非コヒーレント平均)の後のM個の受信同期シンボルのコヒーレント平均は次式で表現できる。
Figure 0005597701
ここで、SestはRSRP測定値(推定値)であり、Pestは同期シンボルPに基づくチャネル応答推定値である。
多くのOFDM通信システムでは、数Mは、典型的には、おおよそ12又は13であり、数Nは、典型的には、おおよそ5であり、つまり、本平均は、1つのリソース・ブロックにまたがる1つのサブキャリアでのコヒーレントであり、残りでは非コヒーレントである。SSSは、例えば、典型的には62個のサブキャリアを備えるということを思い起こすと、それは、M=13,12,12、12及び13個のサブキャリアのコヒーレント平均のN=5個の非コヒーレント平均を計算するということを意味することができる。当技術者には当然のことであるが、PSS及び/又はSSSに基づいてRSRPを計算する、その他の方法を使用できる。
ステップ404で、RSRPが基づく、つまり、同期信号シンボルには基づかないOFDMシンボルの近接又は隣接する1つ以上のシンボルに基づき、本受信機は、RSSI又は全受信信号電力の等価な推定値のような、総信号電力測定値を決定する。これは、RSRP測定に使用されるOFDMシンボルに基づいてRSSIを推定する、従来の受信機の動作とは異なる。
ステップ404で、本受信機は、その受信信号のFFTを計算して近接OFDMシンボルを検出することにより、本決定を実行することができる。通信チャネル特性、特にチャネルのインパルス応答が、シンボルに対するものと実質的に同じであれば、OFDMシンボルは“近接”している。次に本受信機は、任意の適当な方法で、検出した非同期信号からRSSIを決定できる。当技術者には周知であるが、予め定められた期間で受信信号の分散を計算することにより、RSSIを推定できる。
例えば、UEは、多数のリソース・ブロック(例えば、6個のリソース・ブロック、合計72個のサブキャリアに対して、)にまたがるシンボルのサブキャリアの二乗した大きさを平均することにより、RSSIを計算できる。RSSIは以下のように表現できる。
Figure 0005597701
ここで、|Y|は(RSSIに使用したOFDMシンボルの)サブキャリアの受信信号レベルであり、Lは(そのOFDMシンボルの)全サブキャリア数である。式4が与えるRSSI値は、サブキャリア数で割算することにより、サブキャリア当たりのRSSIにスケーリングできる。
ステップ406で、それらの比を計算することにより決定したRSRP及びRSSIに基づき、本受信機は、RSRQ又は等価な測定値のようなセル負荷測定値を決定するが、その比は、上記で注意したようにRSSIが基づく全サブキャリア数の逆数のような適当なスケール・ファクタをそれに乗算することにより、スケーリングされてもよい。次に、結果として得られるRSRQを、例えばハンドオーバ及びその他の測定のために更に処理する場合に、要望通り使用できる。
当然のことであるが、UEが、当技術者に周知の従来のセル探索手順により、そのサービング・セル、キャンピング・セル、又は隣接セルのようなセルを検出した後、本方法を実行することができる。UEが、例えばおおよそ40ms毎に、規則正しいRSRP及びRSRQ測定を行うことは望ましいことであると現在は信じられている。加えて、HSPA/WCDMA及びLTEでそのようなメッセージのために使用する周知の手順により、無線リソース制御(RRC)メッセージとしてネットワークに送ることができる測定報告に、UEは、RSRP、RSSI及び/又はRSRQについての情報を選択的に含めることができる。UEは、それぞれのRRCメッセージで、又は複数のサブキャリアの順序配列した測定値として、RSRP、RSSI及び/又はRSRQを各々のサブキャリアに報告できる。
RSSI及びRSRQを測定するため、PSS/SSS OFDMシンボルに近接又は隣接するOFDMシンボルを使用する1つの利点は、例えば、上記で説明した4個のみのOFDMシンボル広さのウインドウのような小さい時間ウインドウ内で、UEがRSRQ及びRSRP測定を行うことができる、ということである。このようにして、間欠受信制御(DRX)のためにそれが構成されているなら、UEはそのスリープ期間を最大にでき、RSRP及びRSSI推定値間のチャネル変動の影響は最小化され、DTXのためにそれが構成されているなら、eノードBはそのスリープ期間を最大にできる。
図5は、上記で説明した方法を実装できるUEの一部500のブロック図である。当然のことであるが、図5に示した機能ブロックは、各種の等価な方法で合成又は再構成でき、機能の多くは、1つ以上の適当にプログラムされたデジタル信号プロセッサ又はその他の既知の電子回路により実行できる。
図5に示すように、UEはアンテナ502を通してDL無線信号を受信し、典型的には、フロント・エンド受信機(Fe RX)504で受信無線信号をアナログ・ベースバンド信号に低周波数変換する。本ベースバンド信号は、帯域幅BW0を持つアナログ・フィルタ506によりスペクトル的に整形され、フィルタ506が生成した整形ベースバンド信号は、アナログ・デジタル変換器(ADC)508によりアナログからデジタル形式に変換される。
デジタル化ベースバンド信号は、DL信号に含まれる同期信号(OFDMシンボル)の帯域幅に相当する帯域幅BWsyncを持つデジタル・フィルタ510により、更にスペクトル的に整形される。フィルタ510が生成した整形信号は、特定の通信システム、例えばLTE用に指定したセルを探索する1つ以上の方法を実行するセル探索ユニット512に提供される。典型的には、そのような方法には、受信信号の予め定められたPSS及び/又はSSSを検出することを含む。
また、デジタル化ベースバンド信号は、ADC508により、帯域幅BW0を持つデジタル・フィルタ514に提供され、フィルタをかけたデジタル・ベースバンド信号は、その信号測定値(例えば、RSSI、RSRP)が決定される各々のセルのために、ベースバンド信号の周波数領域(スペクトル)表現を生成する、FFT又はその他の適当なスペクトル分解アルゴリズムを実装するプロセッサ516に提供される。
興味のある各々のセルに対応するREのベースバンド表現は、幾つかのサブキャリアi及びセルjの各々にチャネル推定値Hi、jを生成するチャネル推定ユニット518に提供される。例えば、推定器518は、制御ユニット518により提供され、上記で説明した制御信号に基づき、チャネル推定値を生成する。チャネル推定値は、例えば、「特許文献4」で説明されている、多くの周知の方法の何れにおいても計算可能である。
推定器518は、シンボル検出器522にチャネル推定値HiとUE(図示せず)における更なる処理とを提供し、受信信号測定値(例えば、RSSI、RSRP、RSRQの推定値、受信サブキャリア電力Si、信号対干渉電力比(SIR)等)を生成する信号測定値推定ユニット524にも提供する。推定器524は、上記で説明したように、そして制御ユニット520が提供する適当な制御信号に応答して、推定値を生成する。推定器524が生成した測定推定値は、典型的にはまた、UEにおける更なる信号処理で使用される。
図5に示す装置では、制御ユニット520は、プロセッサ516、推定ユニット518及び推定器524を構成するために必要な情報の記録をつける。これには、推定ユニット518に対して、RS抽出及びRSのセル固有のスクランブルの情報を含む。探索器512と制御ユニット520との間の通信には、セル・アイデンティティ及び、例えば、サイクリック・プレフィックス構成を含むことができる。
当然のことであるが、上記で説明した手順は、例えば、送信機及び受信機が交換する通信信号の時間的変化特性に応答するために、必要に応じて繰り返し実行される。
理解を容易にするため、本発明の多くの側面について、例えば、プログラム可能なコンピュータ・システムの要素が実行できる動作のシーケンスの観点で説明している。各種の動作は、特殊回路(例えば、特殊機能を実行するよう相互接続した個別論理ゲート又は特定用途向け集積回路)により、1つ以上のプログラムが実行するプログラム命令により、又は両方の組合せにより実行可能であると認識されるであろう。本発明の実施形態を実装する無線トランシーバは、例えば、携帯電話機、ページャ、ヘッドセット、ラップトップ・コンピュータ及びその他の携帯端末、基地局及び同様のものに含めることできる。
更に、本発明はまた、コンピュータ・ベースのシステム、プロセッサを含むシステム、又は、媒体から命令をフェッチしてその命令を実行できるその他のシステムのような命令実行システム、装置又はデバイスが使用するための、又はそれらと接続した、適当な命令の集合をその中に記憶した任意の形式のコンピュータ読み取り可能記憶媒体内に完全に具体かされると考えることができる。ここで使用するように、“コンピュータ読み取り可能媒体”は、命令実行システム、装置又はデバイスが使用するために、又はそれらと接続して、プログラムを含み、記憶し、又は、輸送できる任意の手段であることができる。コンピュータ読み取り可能媒体は、例えば、しかし限定はしないが、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線の、又は半導体のシステム、装置、又はデバイスである。コンピュータ読み取り可能媒体のもっと特定した例(限定的なリスト)には、1つ以上の金属線、携帯型コンピュータ・ディスケット、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリ・メモリ(ROM)、消去可能・プログラム可能リード・オンリ・メモリ(EPROM、又はフラッシュ・メモリ)及び光ファイバを持つ電気的接続を含む。
このようにして、本発明を多くの異なる形式で具体化されてもよく、それらの全てについては上記で説明していないが、そのような形式の全ては本発明の範囲内にあると考えられる。本発明の各種の側面の各々のために、任意のそのような形式は、上記で説明した動作を実行するよう“構成したロジック”、又は代わりに、説明した動作を実行する“ロジック”と言ってもよい。
強調すべきことであるが、本申請書で使用する場合、用語“備える”及び“備えている”は、述べた特徴、整数、ステップ又は成分の存在を特定し、1つ以上のその他の特徴、整数、ステップ、成分又はそれらのグループの存在又は追加を排除しない。
上記で説明した特別な実施形態は単に説明に役立つものであり、制限的であると決して考えてはならない。本発明の範囲は以下の特許請求範囲で決定され、本特許請求範囲内の全ての変更及び等価物は、本特許請求範囲に包含されることを意図している。

Claims (15)

  1. 直交周波数分割多重(OFDM)通信システムにおいて受信機の負荷推定値を決定する方法であって、
    少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの第1のOFDMシンボルを検出するステップと、
    検出した前記少なくとも1つの第1のOFDMシンボルに基づき、信号強度測定値を決定するステップと、
    検出した少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルとは異なる少なくとも1つの第2のOFDMシンボルであって、かつ、該少なくとも1つの第2のOFDMシンボルにおける通信チャネル特性が少なくとも1つの予め定められた同期信号の前記少なくとも1つの第1のOFDMシンボルの通信チャネル特性と実質的に同じである、前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の前記少なくとも1つの第1のOFDMシンボルに近接する前記少なくとも1つの第2のOFDMシンボルを検出するステップと、
    前記検出した少なくとも1つの第2のOFDMシンボルに基づき、総信号電力測定値を決定するステップと、
    前記信号強度測定値及び前記総信号電力測定値に基づき、負荷推定値を決定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの第1のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つの前記第2のOFDMシンボルは、前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルへ時間的に近接していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記信号強度測定値は、基準信号受信電力であり、
    前記総信号電力測定値は、受信信号強度表示信号であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記負荷推定値は、前記信号強度測定値と前記総信号電力測定値の割合に対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの予め定められた同期信号は、ロング・ターム・エボリューションにおける第1の同期信号と第2の同期信号との少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 直交周波数分割多重(OFDM)通信システムにおいて負荷推定値を決定する受信機における装置であって、
    少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの第1のOFDMシンボルと、検出した少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルとは異なる少なくとも1つの第2のOFDMシンボルであって、かつ、該少なくとも1つの第2のOFDMシンボルにおける通信チャネル特性が、少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルの通信チャネル特性と実質的に同じである、少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つの前記第2のOFDMシンボルとを回復する検出器と、
    前記検出した少なくとも1つの第1のOFDMシンボルに基づき信号強度測定値を決定し、前記検出した少なくとも1つの第2のOFDMシンボルに基づき、総信号電力測定値を決定し、前記信号強度測定値及び前記総信号電力測定値に基づき、負荷推定値を決定する信号推定器と
    を備えることを特徴とする装置。
  7. 前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つの前記第2のOFDMシンボルは、前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルへ時間的に近接していることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記信号強度測定値は、基準信号受信電力であり、
    前記総信号電力測定値は、受信信号強度表示信号であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 前記負荷推定値は、前記信号強度測定値と前記総信号電力測定値の割合に対応することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つの予め定められた同期信号は、ロング・ターム・エボリューションにおける第1の同期信号と第2の同期信号との少なくとも1つであることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  11. 直交周波数分割多重(OFDM)通信システムにおいて受信機の負荷推定値を決定する方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記方法は、
    少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの第1のOFDMシンボルを検出するステップと、
    少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルに基づき、信号強度測定値を決定するステップと、
    検出した少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルとは異なる少なくとも1つの第2のOFDMシンボルであって、かつ、該少なくとも1つの前記第2のOFDMシンボルにおける通信チャネル特性が少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルの通信チャネル特性と実質的に同じである、前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの第1のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つの前記第2のOFDMシンボルを検出するステップと、
    前記検出した少なくとも1つの第2のOFDMシンボルに基づき、総信号電力測定値を決定するステップと、
    前記信号強度測定値及び前記総信号電力測定値に基づき、負荷推定値を決定するステップと
    を含むことを特徴とする記憶媒体。
  12. 前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の第1のOFDMシンボルに近接する少なくとも1つの前記第2のOFDMシンボルは、前記少なくとも1つの予め定められた同期信号の少なくとも1つの前記第1のOFDMシンボルへ時間的に近接していることを特徴とする請求項11に記載の記憶媒体。
  13. 前記信号強度測定値は、基準信号受信電力であり、
    前記総信号電力測定値は、受信信号強度表示信号であることを特徴とする請求項11に記載の記憶媒体。
  14. 前記負荷推定値は、前記信号強度測定値と前記総信号電力測定値の割合に対応することを特徴とする請求項11に記載の記憶媒体。
  15. 前記少なくとも1つの予め定められた同期信号は、ロング・ターム・エボリューションにおける第1の同期信号と第2の同期信号との少なくとも1つであることを特徴とする請求項11に記載の記憶媒体。
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