JP5596736B2 - 運転支援装置及び運転支援方法 - Google Patents
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Description
列車を所定の停止位置へ停止させるための運転支援を地上側から行う運転支援装置(例えば、図1,図3の制御装置30)であって、
前記列車の現在位置を検出する位置検出手段(例えば、図1の車軸検知子10)と、
前記列車の現在速度を検出する速度検出手段(例えば、図3の速度算出部312)と、
前記停止位置へ停止するための標準的な列車速度の範囲を走行位置に対応付けて定めた標準速度範囲(例えば、図3の標準速度範囲曲線DB323)と、前記位置検出手段により検出された現在位置と、前記速度検出手段により検出された現在速度とを用いて、ブレーキ操作の変更が必要か否かを判定する判定手段(例えば、図3のブレーキ指示決定部316)と、
前記停止位置或いは前記停止位置近傍に設けられた表示装置の表示を、前記判定手段の判定結果に基づいて制御する表示制御手段(例えば、図3の表示制御部317)と、
を備えた運転支援装置である。
列車を所定の停止位置へ停止させるための運転支援を地上側から行う運転支援方法であって、
前記停止位置へ停止するための標準的な列車速度の範囲を走行位置に対応付けて定めた標準速度範囲と、前記列車の現在位置と、前記列車の現在速度とを用いて、ブレーキ操作の変更が必要か否かを判定する判定ステップ(例えば、図7のステップA27)と、
前記停止位置或いは前記停止位置近傍に設けられた表示装置の表示を、前記判定の結果に基づいて制御する表示制御ステップ(例えば、図7のステップA29)と、
を含む運転支援方法を構成しても良い。
前記判定手段は、ブレーキ操作の変更が必要な場合に、当該ブレーキ操作を変更すべき増減方向を判定するブレーキ操作方向判定手段(例えば、図3のブレーキ指示決定部316)を有し、
前記表示制御手段は、前記ブレーキ操作方向判定手段の判定結果に基づいて前記表示装置の表示を変更制御する、
運転支援装置を構成しても良い。
前記判定手段は、前記速度検出手段により検出された現在速度が、前記位置検出手段により検出された現在位置に対応する前記標準速度範囲内か否かを判定する第1の判定手段(例えば、図3のブレーキ指示決定部316)を有する、
運転支援装置を構成しても良い。
前記速度検出手段の検出結果に基づいて減速度を算出する減速度算出手段(例えば、図3の減速度算出部313)を更に備え、
前記判定手段は、
前記位置検出手段により検出された現在位置と、前記速度検出手段により検出された現在速度と、前記減速度算出手段により算出された減速度とを用いて、現在のブレーキ操作を維持した場合に、走行速度が前記標準速度範囲外となるか否かを予測する予測手段と、
前記予測手段の予測結果に基づいてブレーキ操作の変更が必要か否かを判定する第2の判定手段と、
を有する、
運転支援装置を構成しても良い。
前記列車の車輪通過を検知する検知器を前記停止位置の外方所定距離に設置して備え、
前記位置検出手段は、前記検知器の検知回数と、予め定められた前記列車の車両長とに基づいて前記列車の現在位置を検出し、
前記速度検出手段は、前記検知器の検知時間間隔に基づいて前記列車の現在速度を検出する、
運転支援装置を構成しても良い。
前記停止位置は、列車の編成車両数に応じて予め複数設定され、
前記表示装置は、前記停止位置それぞれに応じた位置に設置されてなり、
前記列車の編成車両数を取得する車両数取得手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記車両数取得手段により取得された編成車両数に対応する停止位置に応じた位置に設けられた表示装置の表示を制御する、
運転支援装置を構成しても良い。
図1は、本実施形態の定位置停止支援システムの全体構成図である。この定位置停止支援システムは、列車の運転士に対して、場内の所定の停止位置への停止を支援するシステムであり、車軸検知子10−1,10−2と、複数の表示装置20(図1では、3つの表示装置20−1〜20−3)と、制御装置30とを備えて構成された地上側の設備である。また、この定位置停止支援システムの対象となる区間は、運転士によるブレーキ操作が優先される区間である。
制御装置30によるブレーキ指示の判定について説明する。ブレーキ指示の判定では、先ず、列車速度Vに基づく判定を行う。具体的には、列車速度Vが、停止位置Pdからの距離に応じて決まる標準速度範囲内であるか否かによって判定する。
図3は、制御装置30の機能構成を示す図である。制御装置30は、処理部310と、記憶部320とを備えて構成される。
図7は、制御装置30が実行する定位置停止支援処理の流れを説明する図である。この処理は、処理部310が、定位置停止支援プログラム321に従った処理を実行することで実現される処理であり、当該駅に進入してくる1台の列車に対する処理となっている。
このように、本実施形態の定位置停止支援システムによれば、地上に設置した制御装置30が、車軸検知子10の検知信号S1,S2をもとに列車の速度V及び減速度βを算出し、該列車が停止位置に停止するために必要な、現在のブレーキ操作に対する変更を指示するブレーキ指示を決定し、決定したブレーキ指示に応じて、停止位置に設置された表示装置20の表示を制御する。従って、車上側に設備を設ける必要が無く、地上側から、運転士に対する定位置停止の支援を低コストで実現できる。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、上述の実施形態では、車軸検知子10の設置数を「2」としたが、「1」としてもよいし、また「3」以上としてもよい。
また、上述の実施形態では、線路に固定設置された車軸検知子10により列車の通過を検知することで、列車の位置を検出することにしたが、これ以外の手段を用いても良い。例えば、反射光を受光するまでの時間によって対象物までの距離を計測する距離センサを用いて列車の位置を検出することにしても良いし、或いは、線路近傍に、照射光の光軸が線路を垂直となるように投光器と受光器を設け、この照射光が遮られることで列車の通過を検知する通過センサによって、列車の位置を検出することにしても良い。
30 制御装置
310 処理部
311 停止位置判定部、312 速度算出部
313 減速度算出部、314 標準速度範囲算出部
315 標準減速度範囲算出部、316 ブレーキ指示決定部
317 表示制御部
320 記憶部
321 定位置停止支援プログラム
322 停止位置設定テーブル、323 標準速度範囲曲線DB
324 ブレーキ指示設定テーブル、325 表示設定テーブル
Claims (6)
- 列車を所定の停止位置へ停止させるための運転支援を地上側から行う運転支援装置であって、
前記列車の現在位置を検出する位置検出手段と、
前記列車の現在速度を検出する速度検出手段と、
前記列車の編成車両数を取得する車両数取得手段と、
編成車両数別に予め定められた複数の停止位置の中から、前記車両数取得手段により取得された編成車両数に応じた一の停止位置を選択し、当該一の停止位置へ停止するための標準的な列車速度の範囲を走行位置に対応付けて定めた標準速度範囲と、前記位置検出手段により検出された現在位置と、前記速度検出手段により検出された現在速度とを用いて、ブレーキ操作の変更が必要か否かを判定する判定手段と、
前記複数の停止位置それぞれの位置或いは当該位置近傍に設けられた表示装置の中から前記一の停止位置に対応する一の表示装置を選択し、当該一の表示装置の表示を、前記判定手段の判定結果に基づいて制御する表示制御手段と、
を備えた運転支援装置。 - 前記判定手段は、ブレーキ操作の変更が必要な場合に、当該ブレーキ操作を変更すべき増減方向を判定するブレーキ操作方向判定手段を有し、
前記表示制御手段は、前記ブレーキ操作方向判定手段の判定結果に基づいて前記一の表示装置の表示を変更制御する、
請求項1に記載の運転支援装置。 - 前記判定手段は、前記速度検出手段により検出された現在速度が、前記位置検出手段により検出された現在位置に対応する前記標準速度範囲内か否かを判定する第1の判定手段を有する、
請求項1又は2に記載の運転支援装置。 - 前記速度検出手段の検出結果に基づいて減速度を算出する減速度算出手段を更に備え、
前記判定手段は、
前記位置検出手段により検出された現在位置と、前記速度検出手段により検出された現在速度と、前記減速度算出手段により算出された減速度とを用いて、現在のブレーキ操作を維持した場合に、走行速度が前記標準速度範囲外となるか否かを予測する予測手段と、
前記予測手段の予測結果に基づいてブレーキ操作の変更が必要か否かを判定する第2の判定手段と、
を有する、
請求項1〜3の何れか一項に記載の運転支援装置。 - 前記列車の車輪通過を検知する検知器を前記停止位置の外方所定距離に設置して備え、
前記位置検出手段は、前記検知器の検知回数と、予め定められた前記列車の車両長とに基づいて前記列車の現在位置を検出し、
前記速度検出手段は、前記検知器の検知時間間隔に基づいて前記列車の現在速度を検出する、
請求項1〜4の何れか一項に記載の運転支援装置。 - 位置検出手段により検出された列車の現在位置と、速度検出手段により検出された前記列車の現在速度とを用いて、車両数取得手段と判定手段と表示制御手段とを備えた装置が、前記列車を所定の停止位置へ停止させるための運転支援を地上側から行う運転支援方法であって、
前記車両数取得手段が、前記列車の編成車両数を取得する取得ステップと、
前記判定手段が、編成車両数別に予め定められた複数の停止位置の中から、前記車両数取得手段により取得された編成車両数に応じた一の停止位置を選択し、当該一の停止位置へ停止するための標準的な列車速度の範囲を走行位置に対応付けて定めた標準速度範囲と、前記位置検出手段により検出された現在位置と、前記速度検出手段により検出された現在速度とを用いて、ブレーキ操作の変更が必要か否かを判定する判定ステップと、
前記表示制御手段が、前記複数の停止位置それぞれの位置或いは当該位置近傍に設けられた表示装置の中から前記一の停止位置に対応する一の表示装置を選択し、当該一の表示装置の表示を、前記判定の結果に基づいて制御する表示制御ステップと、
を含む運転支援方法。
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JP2012083898A JP5596736B2 (ja) | 2012-04-02 | 2012-04-02 | 運転支援装置及び運転支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012083898A JP5596736B2 (ja) | 2012-04-02 | 2012-04-02 | 運転支援装置及び運転支援方法 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012083898A Active JP5596736B2 (ja) | 2012-04-02 | 2012-04-02 | 運転支援装置及び運転支援方法 |
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