JP5596703B2 - 非円形内部プラットフォームを含む、整流器段用可変設定翼 - Google Patents

非円形内部プラットフォームを含む、整流器段用可変設定翼 Download PDF

Info

Publication number
JP5596703B2
JP5596703B2 JP2011544866A JP2011544866A JP5596703B2 JP 5596703 B2 JP5596703 B2 JP 5596703B2 JP 2011544866 A JP2011544866 A JP 2011544866A JP 2011544866 A JP2011544866 A JP 2011544866A JP 5596703 B2 JP5596703 B2 JP 5596703B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wing
circle
platform
inner platform
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011544866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012514712A (ja
Inventor
アバデイ,オードウ
ルジヤール,クロード・ロベール・ルイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Aircraft Engines SAS
Original Assignee
SNECMA SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNECMA SAS filed Critical SNECMA SAS
Publication of JP2012514712A publication Critical patent/JP2012514712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5596703B2 publication Critical patent/JP5596703B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/54Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/56Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable
    • F04D29/563Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable specially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D17/00Regulating or controlling by varying flow
    • F01D17/10Final actuators
    • F01D17/12Final actuators arranged in stator parts
    • F01D17/14Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits
    • F01D17/16Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes
    • F01D17/162Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes for axial flow, i.e. the vanes turning around axes which are essentially perpendicular to the rotor centre line
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2240/00Components
    • F05D2240/80Platforms for stationary or moving blades
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49316Impeller making
    • Y10T29/4932Turbomachine making

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は主に、ターボ機械モジュールに取り付けられるように設計されている、圧縮機またはタービンタイプの可変ピッチ翼を備えるステータ段に関する。
本発明は好ましくは、たとえばジェットタービンまたはターボプロップエンジンタイプの航空機ターボ機械に適用される。
図1を参照すると、先行技術による知られている設計のターボジェット用高圧圧縮機の一部が見られる。圧縮機1は従来形式において、複数のステータ段2a、2b、2cおよび可動ホィール(図示せず)を含む。ターボ機械の軸4を中心とする、これらの要素は、軸方向に交互になるように設計されており、この高圧圧縮機の中を流れる主要な空気流6によって横断されるように意図されている。
各ステータ段2a、2b、2cは、可変ピッチ翼と呼ばれる複数の翼8を含む。軸4の円周上に分布している翼8の各々は、圧縮機の外ケース10に接続されているヘッドを有し、このヘッドは慣習的に、心出しピン12によって延長される半径方向外部プラットフォーム11を含む。ピン12は、システム14に接続されて、翼8の迎え角が制御され得るようにし、このシステムは外ケース10に装着されている。知られている方法において、システム14は、その関連するステータ段の全ての翼の迎え角を同時に制御することが可能である。
図2を参照すると、翼8が、やはり心出しピン16によって延長される半径方向内部プラットフォーム13を慣習的に含む基部も有することがわかる。その軸がピン12の軸と同一であり、やはりその迎え角を変化させるために翼がその周りを枢動することができるこの翼の軸20でもある、このピン16は、ステータ翼リング22内に挿入される。
ステータ翼リングは、一般的にいくつかの角度リング部で作られているが、これは実際には円周上に分布する複数のオリフィス24を有しており、その各々は心出しピン16を受けるためのブッシング26を保持している。また、これらのオリフィス24は、プラットフォーム13を保持している別のオリフィス27の内部に向かってそれぞれ開口している。知られている方法において、ブッシング26および半径方向外部プラットフォーム13を保持することに加えて、ステータ翼リング22は、空気流6によって横断される主要空気流の境界を定める内面の構築に寄与する。
各ブッシング26はリングのオリフィス24の1つに挿入されるスカート部28を有し、このスカート部は、翼のピン16が挿入される心出しピンシート30を画定する。図2において、その機能がスカート部28への挿入を容易にすることである、器官32によってピン16が覆われている、好ましくは器官と結合されていることがわかる。また、ブッシング26は、スカート部と結合されて、スカート部に対して半径方向内向きに位置している、基部34を有する。各ブッシングの基部34は、ステータ翼リング22の周方向溝36内に位置しており、知られている方法において、このブッシングの回転防止を提供している。
実際、各基部34は、周方向40で互いに対向する2つの面、および、参照符号46および48が付されている、軸方向50で互いに対向する2つの面によって、境界が定められている。周囲面と呼ばれる2つの面46、48は、図2に示されるように、ほぼ平坦であり、溝36を画定する2つの縁にそれぞれ対向している。
設計は、面46、48がそれぞれ2つの対向する溝縁に可能な限り近く、軸方向50において離間するようになっている。通常、基部34がオリフィス24によって周方向溝36内に保持され得るようにするために、互いに2つずつ対向する要素の間には、動作間隙のみが維持される。
従来技術において見出されたこの標準的構成を用いると、迎え角を正確な角度に調整するために、迎え角制御システム14が回転軸20を中心に回転的に翼8を回転駆動するとき、基部16を包囲するオリフィス30と器官32との間に加えられる摩擦力のため、各翼の心出しピン16はこれとともに回転するようにブッシング26を引く傾向がある。
リング22に対する、その軸20における各ブッシング26のこの相対的回転は、周方向面46、48と溝36の縁との間に当初存在していた動作間隙の消費によって停止される。基部34の面46、48とこれらの溝縁との間に接触が確立してしまうと、基部の相対的回転が停止し、その一方で、所望のピッチを得るために、ブッシング26およびリング22に対する翼8の相対的回転は継続することが可能である。
リング22、ブッシング26、および翼8を含む、ステータ段のこのアセンブリ60は先行技術の実施形態において広く見られるが、しかしながらこれは無視できない不都合、すなわち関与する部品の高度の摩損を有する。具体的には、基部34によって常時衝撃を受けるため、溝縁において急速な摩損が生じ、この摩損の結果は、迎え角が変更されるときはいつもブッシングの回転幅が同等の割合で増加すること、したがって、スカート部28に対向するものなど、リングのその他の部分の摩損を生じ、オリフィス24の摩損による拡張を生じることである。
動作中、各翼8は、加えられる空気力学的な合力によって生じる偏向に曝される。保持オリフィス24の上述の摩損が大きいほどその幅も大きくなるこの空気力学的偏向のこの結果、半径方向内部プラットフォーム13と、リング22の対応する保持オリフィス27との間の摩擦が発生する。
翼に加えられている空気力学的な合力のアライメントのため、この摩擦は、翼の機能部分43の凹状面62上に位置するプラットフォーム13の部分、すなわち図3において参照符号27を有するオリフィスの部分に対向するプラットフォーム13の部分の領域内に局部集中する。
円形断面のプラットフォーム13と保持オリフィス27の壁との間のこの摩擦の有害な結果として、リング22が急速に摩損し、結果的にこれは頻繁に交換されなければならない。
この摩擦の別の結果として、凹状面上の翼の機能部分の基部における応力が増加し、これが翼の寿命を短縮し、そのためエンジンの寿命を保つことができなくなる。
したがって、本発明の目的は、先行技術による実施形態と比較して、上述のような不都合に対して少なくとも部分的に解決法を提供することにある。
これを実現するために、本発明の第一の目的は、ターボ機械モジュールのステータ段用の可変ピッチ翼であって、これは、両側に半径方向内部プラットフォームおよび半径方向外部プラットフォームが設けられている翼の機能部分を含み、さらに、前記半径方向内部プラットフォームから半径方向内向きに延在する第二心出しピンとともに、前記半径方向外部プラットフォームから半径方向外向きに延在する第一心出しピンを含み、前記第一および第二心出しピンは共通翼回転軸を画定し、凸状面を形成する第一表面を有する翼の前記機能部分、および凹状面を形成する第二表面は、前記半径方向内部プラットフォームを分離して第一翼面の側に位置する第一部分、および第二翼面の側に位置する第二部分とする。本発明によれば、翼の回転軸の方向に沿って見たとき、半径方向内部プラットフォームの前記第一部分は、その距離以内に、半径方向内部プラットフォームの前記第二部分の外側輪郭の少なくとも一部である円と重なる、外側輪郭を有する。
したがって、本発明は、従来形式において、翼の半径方向内部プラットフォームの慣習的な円形断面形状から離れるように設計される。実際、プラットフォームの第二部分、すなわち翼の空気力学的偏向の結果として保持オリフィスにおける摩擦に最も曝される部分は、このためもはや円形ではなく、材料の周囲収縮を有している。この収縮は、このオリフィスとの摩擦を減少させることを目的として、このプラットフォームが保持されるように意図されているリングを保持するオリフィスから局所的に分離されることを可能にする。このため、リングは、これが保持する半径方向内部プラットフォームによるより少ない摩擦応力に曝されるので、その寿命が有利に延長される。同様に、翼の応力のレベルは新品のときに意図されるのと同等のままであり、したがって翼の寿命はもはや影響を受けない。
さらに、この材料の収縮が局所的なものであり、したがって半径方向内部プラットフォームの周囲全体に加えられないという事実は、円形断面の残りの部分と、このプラットフォームが保持されるように意図されるリングを保持するオリフィスとの間に、小さな間隙が保持されることを可能にする。これは、観察されるわずかな空気力学的再循環現象のため、翼を横断する空気力学的流れがほんのわずかしか影響されずにすむようにする。
前記円から分離された、半径方向内部プラットフォームの輪郭の一部は、好ましくは、前記円の中心に中心を置く、100から140°の間の角度区域に延在する。
前記円から分離された、半径方向内部プラットフォームの輪郭の一部は、好ましくは、円の直径の7%に対応する値と、この円の直径の1%に対応する値との間の前記円からの最大半径方向距離に位置する。
本発明の別の目的は、上述のものなど、複数の可変ピッチ翼を含むステータ段アセンブリであって、前記アセンブリは、前記翼の各々に関して、翼の半径方向内部プラットフォームを保持し、リングによって画定される主要空気流の境界を定める内面の領域の内部に向かって開口している、オリフィスを有するステータ翼リングを含み、さらに、翼の回転軸の方向に沿って見たときに、半径方向内部プラットフォームを保持する前記オリフィスが、半径方向内部プラットフォームの前記第一部分の外側輪郭がその上に重ねられる前記円よりも直径の大きい同心円上に重ねられる内側輪郭を有するように、前記第二の心出しピンが挿入される、翼の心出しブッシングを保持するオリフィスも有している。
各半径方向内部プラットフォームは、好ましくは、主要空気流の境界を定める前記内面の一部も形成する。
各心出しブッシングは、好ましくは、第一に、リングのオリフィスを保持する前記ブッシング内に挿入され、第二心出しピンのシートを画定する、スカート部、および第二に、前記スカート部に結合された基部を含み、各々がブッシング軸において延在する前記ブッシングは、前記リングの周囲方向に相互に連続している。
各心出しブッシングの基部は、好ましくは、リングの軸方向において相互に対して間隔を空けた2つの対向する縁によって境界を定められた、リングの周方向溝内に保持される。
本発明の別の目的は、上述のようなアセンブリを含む、ターボ機械モジュール向けの可変ピッチ翼ステータである。
さらに、本発明の別の目的は、上述のような少なくとも1つのステータ段を含むターボ機械モジュールである。この点に関して、モジュールは、圧縮機であってもよく、好ましくは高圧圧縮機、またはタービンであってもよい。
本発明の別の目的は、上述のような少なくとも1つのモジュールを含むターボ機械である。
本発明の最後の目的はまた、上述のものなど、ターボ機械モジュールステータ段向けの可変ピッチ翼を製造する方法であって、ここで前記半径方向内部プラットフォームは、円形断面形状から得られ、このプラットフォームの前記第二部分を得るようにその周囲が機械加工される。当然ながら、本発明による翼は、本発明の範囲を超えることのない、その他のいずれかの方法によって得られることも可能である。この点に関して、半径方向内部プラットフォームは、円形断面の中間形状を通じたいかなる変化も伴わずに、たとえば鋳造によってその最終形状が直接得られるように、製造されてもよい。
本発明の別の利点および特徴は、以下の非限定的な詳細な開示において明らかとなる。
本明細書は、以下の添付図を参照して記載される。
先に記載されたように、先行技術による知られている実施形態による航空機ターボ機械の高圧圧縮機の部分長手方向半断面図である。 先に記載されたように、ステータ翼リング上のステータ翼基部のアセンブリを示す、図1の圧縮機のステータ段の一部の拡大長手方向半断面図である。 先に記載されたように、アセンブリが、ステータ翼リング、およびそこに装着された翼を含む(翼は1つだけ示される)、図2に示されるステータ段に取り付けられたアセンブリの一部の斜視図である。 本発明の好適な実施形態による、可変ピッチ翼を備えるステータ段向けのアセンブリの一部の斜視図である。 図4に示されるアセンブリの一部の拡大斜視図である。 図5に示される翼の回転軸に沿った上面図である。 図6の線II−VIIに沿った断面図である。
図4を参照すると、本発明の好適な実施形態によるアセンブリ160の一部が見られ、ここでこのアセンブリ160は、ターボ機械モジュール向けに、可変ピッチ羽根ステータ段の一体部分を形成するように意図されている。
この第一実施形態は、先に記載された先行技術のアセンブリ60と置き換えられるように設計されており、したがって図1の高圧圧縮機のステータ段2a、2b、2cのいずれかの内部に位置するように設計されている。この点に関して、アセンブリが、図4の線II−IIに沿った断面において、図2のアセンブリ60と同一または類似の形状を有することは、留意されたい。さらに、図中、同一の参照符号が付された要素は、同一または類似の要素である。
このため、アセンブリ160は、先行技術によるアセンブリ60向けに記載されたものと同一のステータ翼リング22を含む。具体的には、保持オリフィス24、27は、円周上または接線方向40に、一定間隔で分布されており、オリフィス27は、リング22によって形成される主要空気流66の境界を定める内面の領域に向かって開口しており、オリフィス24は、軸方向50において相互に対して離間して対向する2つの溝縁によって境界を定められている、周方向溝(図4には記載せず)の領域に向かって開口している。このリングは、明らかに、ターボ機械の軸上に中心を置いている。
アセンブリ160はまた、図2に示されるようなタイプの複数の翼基部受けブッシング(図示せず)が取り付けられており、その数は、ステータ段の翼の数に等しく、すなわち数十個である。したがって、オリフィス24内に保持されるブッシング26は、360°にわたって周方向40の全長に沿って相互に隣り合って位置しながら、互いに連続している。
最後に、アセンブリ160は、複数の可変ピッチ翼8を有し、その各々は、2つのオリフィス24、27およびオリフィス24内に保持されるハウジングと協働している。
先に述べたように、各翼8は、両側に半径方向内部プラットフォーム13および半径方向外部プラットフォーム11が設けられていて、プラットフォーム13から半径方向内向きに延在する心出しピン(図4には示されず)とともに、プラットフォーム11から半径方向外向きに延在する第一心出しピン12も含む、翼の機能部分43を含み、これら第一および第二心出しピンは、共通翼回転軸を画定する。
さらに、翼の機能部分43は、凸状面64を形成する第一表面、および第一と反対側に凹状面62を形成する第二表面を有する。この翼の機能部分43の基部は、図5において最もわかりやすくなっているように、凸状面64の側に位置する第一部分13aおよび凹状面62の側に位置する第二部分13b内で、半径方向内部プラットフォーム13を分離している。因みに、翼の機能部分の前縁68の領域において、第一および第二部分13a、13bが、翼の機能部分の基部の点線70の延長によって境界が定められると見なされてもよい。この領域とは異なり、翼の機能部分の後縁62はプラットフォーム13をはるかに越えて延在するので、境界設定は、まだ凹状面62および凸状面64によってなされる。さらに、プラットフォームを越える翼の機能部分43のこの延長のため、オリフィス27は、この翼の機能部分によって覆われそうなその部分の領域に、わずかな面取り部72を有する。
内部プラットフォーム13の部分13aおよび13bの上面はまた、主要空気流66の境界を定める内面の部分を構成し、これは好ましくは軸方向に対して傾斜しており、通常は、下流へ移動するにつれてエンジン軸から分離される。
本発明の特徴の1つは、この翼の回転軸20の方向に沿って見たときに、リング22に装着された翼8の1つを示す図6に、模式的に示されている。同図において、凸側64に位置するプラットフォーム13の第一部分13aは、参照符号Caが付された外側輪郭を有し、これは、その中心が軸20に相当する、参照符号C1が付された円に重ねられる。輪郭Caおよび円C1の重なりのため、これら2つの要素は、同じ円弧線によって示される。
さらに、プラットフォーム13の第二部分13bの外側輪郭Cbの少なくとも一部Cb1は、上述の円C1の距離以内に位置する。図示される好適な実施形態において、円C1内に位置する輪郭の部分Cb1は、参照符号Cbが付されるこの外側輪郭の一部にのみ相当し、別の部分Cb2自体は、円C1上に重ねられる。図6からわかるように、部分Cb2は、部分Caの輪郭の両端から連続的に延在するものであってもよく、その一方で部分Cb1は、円C1の中心20を中心として、たとえば120°程度などの角度区域74上を延在することができる。一例として、輪郭Cbの部分Cb1は、円C1の中心20からずれた中心76を中心とする円弧の形状を取ることができる。
したがって、上記の形状画定の結果として生じるプラットフォーム13は、その第二部分13bの一部がこのプラットフォーム13の別の部分よりもオリフィス27から離れるようにするために、第二部分13bの一部に材料の周囲収縮を有する円形断面の円筒形状に匹敵する全体形状を有する。
実際、再び図6を参照すると、半径方向内部プラットフォーム13の保持オリフィス27は、上述の円C1よりも直径が大きい同心円C2上に重ねられる内側輪郭C’を有する。その結果、静止しているとき、輪郭C’および輪郭Caの部分Cb2を分離する第一間隙は、たとえば0.5mm程度でほぼ一定であり、輪郭C’を輪郭部分Cb1から分離する第二変化間隙「j」よりも小さい。この第二間隙「j」は、図7にも参照されているが、これはさらに、輪郭Cb2を有する2つの接合部の付近の第一間隙とほぼ同一であって、その後、輪郭部分Cb1の中心部に近づくにつれて次第に増加し、そこでたとえば1.75mm程度など、最大値に到達する。
この点に関して、設計は、円C1から分離されている、輪郭Cbの部分Cb1が、円C1の直径の7%に相当する値と、この円C1の直径の1%に相当する値との間のこの円の最大半径方向距離に位置するようになっている。半径方向距離が、円C1の中心20を通過する直線に沿って、円C1と輪郭Cb1との間の距離として当然に理解されなければならないことは、留意すべきである。
このため、動作中、翼8は、自身に対して作用する空気力学的な合力によって生じる偏向に曝されるが、その結果、リング22にいかなる有害な摩擦も生じることなく、輪郭Cb1をオリフィス27に接近させる。
好ましくは、面取り部72を無視して、輪郭C’を画定する保持オリフィス27の側方面もまた軸20に沿った円筒形であるのと同様に、輪郭Ca、Cbを画定する、プラットフォーム13の側方面が、軸20に沿った円筒形であることは、留意されたい。
当然ながら、非限定的な例に過ぎないので、上述の発明に対して当業者によって様々な変更がなされることが可能である。

Claims (12)

  1. ターボ機械モジュールのステータ段用の可変ピッチ翼(8)であって、両側に半径方向内部プラットフォーム(13)および半径方向外部プラットフォーム(11)が設けられている翼の機能部分(43)を含み、さらに、前記半径方向内部プラットフォームから半径方向内向きに延在する第二心出しピン(16)とともに、前記半径方向外部プラットフォームから半径方向外向きに延在する第一心出しピン(12)を含み、前記第一および第二心出しピン(12、16)が共通翼回転軸(20)を画定し、凸状面を形成する第一表面(64)を有する翼の前記機能部分(43)、および凹状面を形成する第二表面(62)が、前記半径方向内部プラットフォーム(13)を分離して、翼の第一面(64)の側に位置する第一部分(13a)、および翼の第二面(62)の側に位置する第二部分(13b)とし、
    翼の回転軸(20)の方向に沿って見たとき、半径方向内部プラットフォーム(13)の前記第一部分(13a)が、円(C1)上に重なり合う外側輪郭(Ca)を有し、この円(C1)とは距離を置いてこの円(C1)の内側に、半径方向内部プラットフォームの前記第二部分(13b)の外側輪郭(Cb)の少なくとも一部(Cb1)があることを特徴とする、前記翼。
  2. 前記円(C1)から分離された、半径方向内部プラットフォーム(13)の輪郭の一部(Cb1)が、前記円(C1)の中心に中心を置く、100から140°の間の角度区域(74)に延在することを特徴とする、請求項1に記載の翼。
  3. 前記円(C1)から分離された、半径方向内部プラットフォーム(13)の輪郭の一部(Cb1)が、円の直径の7%に相当する値と、この円の直径の1%に対応する値との間の前記円からの最大半径方向距離に位置することを特徴とする、請求項1または2に記載の翼。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の複数の可変ピッチ翼(8)を含むステータ段アセンブリ(160)であって、前記アセンブリが、前記翼(8)の各々に関して、翼の半径方向内部プラットフォーム(13)を保持し、リングによって画定される主要空気流(66)の境界を定める内面の領域の内部に向かって開口している、オリフィス(27)を有するステータ翼リング(22)を含み、さらに、翼の回転軸の方向に沿って見たときに、半径方向内部プラットフォーム(13)を保持する前記オリフィス(27)が、半径方向内部プラットフォーム(13)の前記第一部分(13a)の外側輪郭(Ca)が重なり合って一致する前記円(C1)よりも直径の大きい同心円(C2)上に重ねられる内側輪郭(C’)を有するように、前記第二の心出しピン(16)が挿入される、翼の心出しブッシング(26)を保持するオリフィス(24)も有している、ステータ段アセンブリ。
  5. 各半径方向内部プラットフォーム(13)が、主要空気流(66)の境界を定める前記内面の一部も形成することを特徴とする、請求項4に記載のアセンブリ。
  6. 各心出しブッシング(26)が、好ましくは、第一に、リング(22)における前記ブッシングを保持するオリフィス(24)内に挿入され、第二心出しピンのシート(30)を画定するスカート部(28)を含み、および第二に、前記スカート部に結合された基部(34)を含み、各々がブッシング軸(20)を中心として延在する前記複数のブッシングが、前記リングの周囲方向(40)に沿って相互に連続して配置されていることを特徴とする、請求項4または5に記載のアセンブリ。
  7. 各心出しブッシング(26)の基部(34)が、リングにおける軸方向(50)に関して間隔を空けて位置する2つの対向する縁によって境界を定められたリングの周方向溝(36)内に保持されることを特徴とする、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 請求項4から7のいずれかに記載のアセンブリ(160)を含む、ターボ機械モジュール向けの可変ピッチ翼(6)を備える、ステータ段(2a、2b、2c)。
  9. 請求項8に記載のステータ段(2a、2b、2c)を少なくとも1つ含む、ターボ機械モジュール(1)。
  10. 圧縮機またはタービンであることを特徴とする、請求項9に記載のモジュール。
  11. 請求項9または10のいずれか1つに記載のモジュール(1)を少なくとも1つ含む、ターボ機械。
  12. 請求項1から3のいずれかに記載のターボ機械モジュールステータ段向けの可変ピッチ翼の製造方法であって、前記半径方向内部プラットフォームが、円形断面形状から得られ、このプラットフォームの前記第二部分を得るようにその周囲が機械加工される、方法。
JP2011544866A 2009-01-09 2010-01-08 非円形内部プラットフォームを含む、整流器段用可変設定翼 Active JP5596703B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0950104A FR2941018B1 (fr) 2009-01-09 2009-01-09 Aube a calage variable pour etage de redresseur, comprenant une plateforme interne non circulaire
FR0950104 2009-01-09
PCT/EP2010/050128 WO2010079204A1 (fr) 2009-01-09 2010-01-08 Aube a calage variable pour etage de redresseur, comprenant une plateforme interne non circulaire

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012514712A JP2012514712A (ja) 2012-06-28
JP5596703B2 true JP5596703B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=40833530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011544866A Active JP5596703B2 (ja) 2009-01-09 2010-01-08 非円形内部プラットフォームを含む、整流器段用可変設定翼

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8721269B2 (ja)
EP (1) EP2376790B1 (ja)
JP (1) JP5596703B2 (ja)
CN (1) CN102272458B (ja)
CA (1) CA2748830C (ja)
FR (1) FR2941018B1 (ja)
RU (1) RU2511811C2 (ja)
WO (1) WO2010079204A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2992376B1 (fr) * 2012-06-25 2016-03-04 Snecma Soufflante a calage variable par rotation differentielle des disques de soufflante
US20140140822A1 (en) * 2012-11-16 2014-05-22 General Electric Company Contoured Stator Shroud
DE102013222980A1 (de) 2013-11-12 2015-06-11 MTU Aero Engines AG Leitschaufel für eine Strömungsmaschine mit einer Dichtungsvorrichtung, Leitrad sowie Strömungsmaschine
FR3014152B1 (fr) * 2013-11-29 2015-12-25 Snecma Dispositif de guidage d'aubes de redresseur a angle de calage variable de turbomachine et procede d'assemblage d'un tel dispositif
EP3009604B1 (en) * 2014-09-19 2018-08-08 United Technologies Corporation Radially fastened fixed-variable vane system
RU2580249C1 (ru) * 2015-03-17 2016-04-10 Открытое акционерное общество "Авиадвигатель" Статор компрессора газотурбинного двигателя
EP3128132B1 (de) 2015-08-03 2019-03-27 MTU Aero Engines GmbH Turbomaschinen-leitschaufelringelement
EP3176384B1 (de) * 2015-12-04 2023-07-12 MTU Aero Engines AG Innenring, zugehöriger innenringsektor, leitschaufelkranz und strömungsmaschine
JP6639275B2 (ja) * 2016-03-10 2020-02-05 株式会社東芝 水力機械のガイドベーン及び水力機械
DE102016204291A1 (de) * 2016-03-16 2017-09-21 MTU Aero Engines AG Leitschaufelteller mit einem angefasten und einem zylindrischen Randbereich
DE102016207212A1 (de) * 2016-04-28 2017-11-02 MTU Aero Engines AG Leitschaufelkranz für eine Strömungsmaschine
DE102017212161A1 (de) * 2017-07-17 2019-01-17 MTU Aero Engines AG Verschleissschutzblech für die lagerung von verstellbaren leitschaufeln
FR3079553B1 (fr) 2018-03-30 2020-03-13 Safran Aircraft Engines Ensemble pour turbomachine
DE102018213983A1 (de) * 2018-08-20 2020-02-20 MTU Aero Engines AG Verstellbare Leitschaufelanordnung, Leitschaufel, Dichtungsträger und Turbomaschine
FR3108369B1 (fr) 2020-03-18 2022-10-28 Safran Aircraft Engines Redresseur pour turbomachine d’aeronef, comprenant un limitateur de pivotement d’aube a angle de calage variable
US11572798B2 (en) * 2020-11-27 2023-02-07 Pratt & Whitney Canada Corp. Variable guide vane for gas turbine engine

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2835349C2 (de) * 1978-08-11 1979-12-20 Mtu Motoren- Und Turbinen-Union Muenchen Gmbh, 8000 Muenchen Verstelleitgitter für hochbelastete Verdichter, insbesondere von Gasturbinentriebwerken
US4950129A (en) * 1989-02-21 1990-08-21 General Electric Company Variable inlet guide vanes for an axial flow compressor
US6283705B1 (en) * 1999-02-26 2001-09-04 Allison Advanced Development Company Variable vane with winglet
RU2186257C2 (ru) * 2000-10-03 2002-07-27 Открытое акционерное общество "Авиадвигатель" Статор компрессора газотурбинного двигателя
US7360990B2 (en) * 2004-10-13 2008-04-22 General Electric Company Methods and apparatus for assembling gas turbine engines
GB0504588D0 (en) * 2005-03-05 2005-04-13 Rolls Royce Plc Pivot ring
FR2885182B1 (fr) 2005-04-28 2010-11-26 Snecma Moteurs Aube de stator a calage variable, procede de reparation d'une aube
DE102006052003A1 (de) 2006-11-03 2008-05-08 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Strömungsarbeitsmaschine mit verstellbaren Statorschaufeln
US8123471B2 (en) * 2009-03-11 2012-02-28 General Electric Company Variable stator vane contoured button

Also Published As

Publication number Publication date
EP2376790A1 (fr) 2011-10-19
CN102272458A (zh) 2011-12-07
CA2748830A1 (fr) 2010-07-15
CA2748830C (fr) 2016-05-24
FR2941018A1 (fr) 2010-07-16
WO2010079204A1 (fr) 2010-07-15
EP2376790B1 (fr) 2018-03-07
CN102272458B (zh) 2014-04-09
FR2941018B1 (fr) 2011-02-11
US20110293406A1 (en) 2011-12-01
US8721269B2 (en) 2014-05-13
RU2011133198A (ru) 2013-02-20
RU2511811C2 (ru) 2014-04-10
JP2012514712A (ja) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5596703B2 (ja) 非円形内部プラットフォームを含む、整流器段用可変設定翼
US10287902B2 (en) Variable stator vane undercut button
JP5940060B2 (ja) タービンエンジンコンプレッサ用のステータの角度セクター、タービンエンジンステータ、およびそのようなセクターを含むタービンエンジン
JP6382821B2 (ja) タービンエンジンケーシング及びロータホイール
CN105804812B (zh) 涡轮护罩组件
US20070160463A1 (en) Gap control arrangement for a gas turbine
US11814990B2 (en) Turbomachine turbine having a CMC nozzle with load spreading
EP3205870B1 (en) Stator-vane structure and turbofan engine employing same
CN111315964B (zh) 用于外壳体护罩的凹窝
US10316677B2 (en) Shroud arrangement of a row of blades of stator vanes or rotor blades
EP2956624A1 (en) Gas turbine engine with an ambient air cooling arrangement having a pre-swirler
US20180179901A1 (en) Turbine blade with contoured tip shroud
EP3172410B1 (en) Stator vane system usable within a gas turbine engine
US20220228498A1 (en) Turbomachine turbine having cmc nozzle with load spreading
EP3177811B1 (en) Gas turbine engine compressor
US20170114799A1 (en) Propulsion assembly for aircraft with a jet engine with a dismountable fan blade
JP2004263602A (ja) 軸流タービンのノズル翼、動翼およびタービン段落
JP7260845B2 (ja) タービン動翼
US10655483B2 (en) Run-up surface for the guide-vane shroud plate and the rotor-blade base plate
EP3755886B1 (en) Sealing arrangement between turbine shroud segments
JP6811141B2 (ja) タービン静翼列
CN117597501A (zh) 包括具有载荷吸收和位置调节的cmc喷嘴的涡轮机涡轮
JP2022011589A (ja) 回転機械の翼及び回転機械
JP2020165340A (ja) タービン動翼
CN114576008A (zh) 航空发动机机匣和航空发动机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5596703

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250