JP5596242B2 - ページサイクル学習モードを用いるための装置および方法 - Google Patents

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Description

関連出願
関連出願の相互参照および優先権の主張
本出願は、以下に完全に記載されるかのように、およびすべての適用可能な目的のためにその内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2012年3月8日に米国特許商標局に出願された米国仮特許出願第61/608,532号の優先権および利益を主張する。
本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおけるブロードキャストメッセージの間欠受信に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。そのようなネットワークは、通常、多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、3rd Generation Partnership Project(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)技術の後継であり、現在、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA(登録商標):Wideband-Code Division Multiple Access)、時分割符号分割多元接続(TD−CDMA:Time Division−Code Division Multiple Access)、および、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA:Time Division−Synchronous Code Division Multiple Access)など、様々なエアインターフェース規格をサポートする。UMTSはまた、高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)など、拡張型3Gデータ通信プロトコルをもサポートし、このプロトコルは、より高いデータ転送速度および容量を、関連するUMTSネットワークに提供する。
いかなるワイヤレス通信技術においても、モバイルワイヤレスデバイスにおける電力消費量は、多大の労力が投入され続ける重要な問題である。多くの従来のワイヤレス通信技術は、電力を節約するために、代替的にスロットモードと呼ばれることがある間欠受信(DRX:discontinuous reception)を利用する。
DRXモードでは、デバイスは電力使用量を変化させる。たとえば、デバイスの受信機は、概して、電力を節約するためにオフにされ、デバイスを対象とするメッセージが受信され得ることが知られている所定の時間期間中にオンにされる。いくつかの例では、受信機のオンおよびオフ(DRXサイクル)は周期的であり得るが、他の例は、オンタイム間に他の非周期的タイミングを利用し得る。ページングチャネルなどのいくつかのワイヤレスチャネル上で、ネットワークは、受信デバイスが、何らかの情報を受信し、それに相応して作用することができる確率を最大化するために、いくつかのDRXサイクルにわたってその情報を繰り返し得る。
モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、モバイルブロードバンドアクセスに対する増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンスを進化および向上させるためにもUMTS技術を進化させる研究および開発が続けられている。
以下で、本開示の1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示のすべての企図された特徴の包括的な概観ではなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
いくつかの実施形態によれば、本発明は、2つの異なるサブスクリプションを介して通信することが可能なユーザ機器において動作可能なワイヤレス通信の方法を提供する。そのような方法は、第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することであって、発呼メッセージが、第2のサブスクリプションを介してユーザ機器に発呼するように構成された、送信することと、第2のサブスクリプションを介して、発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することとを含む、様々な特徴を含むことができる。
他の実施形態は、複数のサブスクリプションを用いて複数のワイヤレスネットワーク上で通信することが可能なワイヤレス通信デバイスを含むことができる。たとえば、ワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信のために構成された通信インターフェースと、通信インターフェースに動作可能に結合され、2つの異なるサブスクリプションを介した通信を管理するように構成されたプロセッサモジュールとを備えることができる。プロセッサは、第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することであって、発呼メッセージが、第2のサブスクリプションを介してユーザ機器に発呼するように構成された、送信することと、第2のサブスクリプションを介して、発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することとを行うように構成され得る。
本発明の他の実施形態は、コードを含んでいるメモリまたは他の媒体を含むことができる。たとえば、一実施形態は、ストレージデバイスに記憶された命令のセットを備える、2つの異なるサブスクリプションを介して通信することが可能なユーザ機器と一緒に使用するように構成されたマニュファクチュアの物品を含むことができる。プロセッサは、コードを実行すると、第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することであって、発呼メッセージが、第2のサブスクリプションを介してユーザ機器に発呼するように構成された、送信することと、第2のサブスクリプションを介して、発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することとが行われ得る。
本発明の特定の例示的な実施形態の以下の説明を添付の図と併せて検討すれば、当業者には、本発明の他の態様、特徴、および実施形態が明らかになろう。本発明の特徴が、以下のいくつかの実施形態および図に関連して説明され得るが、本発明のすべての実施形態は、本明細書で説明する有利な特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態が、いくつかの有利な特徴を有するものとして説明され得るが、そのような特徴のうちの1つまたは複数は、本明細書で説明する本発明の様々な実施形態に従っても使用され得る。同様に、例示的な実施形態が、以下ではデバイス、システム、または方法の実施形態として説明され得るが、そのような例示的な実施形態は、様々なデバイス、システム、および方法で実装され得ることを理解されたい。
本発明のいくつかの実施形態による、処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装形態の一例を示すブロック図。 本発明のいくつかの実施形態による、電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 本発明のいくつかの実施形態による、アクセスネットワークの一例を示す概念図。 本発明のいくつかの態様による、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図。 いくつかの例による、電気通信システムにおいてUEと通信しているノードBの一例を概念的に示すブロック図。 一例による、DRX特徴を概念的に示すタイミング図。 一例による、複数のDRXサイクルにわたって繰り返されているページメッセージを概念的に示すタイミング図。 いくつかの例による、パッシブスキャンモードにあるUEのための例示的なプロセスを示すフローチャート。 いくつかの例による、アクティブスキャンモードにあるUEのための例示的なプロセスを示すフローチャート。 いくつかの例による、すべてのDRXサイクルよりも少数のDRXサイクル中にページング/ブロードキャストチャネルのモニタを可能にするために、アクティブまたはパッシブスキャンモードで記憶されたデータを利用するための例示的なプロセスを示すフローチャート。
添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
本開示の1つまたは複数の態様は、異なる無線アクセス技術(RAT:radio access technology)であり得る、2つ以上のサブスクリプションを利用する間欠受信(DRX)のために構成されたマルチSIMワイヤレスユーザ機器(UE:user equipment)を提供する。パッシブスキャンモードおよびアクティブスキャンモードが開示される。アクティブスキャンモードでは、UEは、1つのサブスクリプションを利用する呼を、別のサブスクリプションを介して同じUEに発信するように構成される。ブランキングウィンドウの持続時間中に、着信ページメッセージの繰り返しに対応する統計値が、記録され、ページメッセージのネットワークによる繰り返し挙動を判断するために分析される。このようにして、ページングチャネルのモニタがすべてのDRXサイクルよりも少数のDRXサイクル中に行われ得、異なる無線アクセス技術上でのDRXサイクル間に起こり得る衝突をなくし、電力消費の低減を可能にする。
図1は、処理システム114を用いる装置100のためのハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサ104を含む処理システム114を用いて実装され得る。プロセッサ104の例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)、プログラマブル論理デバイス(PLD:programmable logic device)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。
この例では、処理システム114は、バス102によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス102は、処理システム114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス102は、(プロセッサ104によって概略的に表される)1つまたは複数のプロセッサと、メモリ105と、(コンピュータ可読媒体106によって概略的に表される)コンピュータ可読媒体とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス102はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間のインターフェースを与える。トランシーバ110は、伝送媒体上で様々な他の装置と通信するための手段を与える。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)も与えられ得る。
プロセッサ104は、バス102を管理することと、コンピュータ可読媒体106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担当する。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されたとき、処理システム114に、特定の装置のための以下で説明する様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
処理システム中の1つまたは複数のプロセッサ104はソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体106上に常駐し得る。コンピュータ可読媒体106は非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、またはキードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびにコンピュータによってアクセスされ、読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の好適な媒体を含む。コンピュータ可読媒体はまた、例として、搬送波、伝送線路、ならびにコンピュータによってアクセスされ、読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の好適な媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体106は、処理システム114中に常駐するか、処理システム114の外部にあるか、または処理システム114を含む複数のエンティティにわたって分散され得る。コンピュータ可読媒体106はコンピュータプログラム製品において実施され得る。例として、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料中にコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者なら、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される記載の機能をどのようにしたら最も良く実装することができるかを認識されよう。
本開示全体にわたって提示する様々な概念は、幅広い様々な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実施され得る。次に図2を参照すると、限定はしないが例示的な例として、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)システム200に関して本開示の様々な態様が示されている。UMTSネットワークは、コアネットワーク204、無線アクセスネットワーク(RAN)(たとえば、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)202)、およびユーザ機器(UE)210という3つの対話ドメインを含む。UTRAN202のために利用可能ないくつかのオプションの中で、この例では、図示されたUTRAN202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストを含む様々なワイヤレスサービス、および/または他のサービスを可能にするためのW−CDMAエアインターフェースを用い得る。UTRAN202は、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)206などのそれぞれのRNCによって各々が制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS:Radio Network Subsystem)207などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN202は、図示されたRNC206およびRNS207に加えて、任意の数のRNC206およびRNS207を含み得る。RNC206は、特に、RNS207内で無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを担当する装置である。RNC206は、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなど、様々なタイプのインターフェースを通してUTRAN202中の他のRNC(図示せず)と相互接続され得る。
RNS207によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分割され得、無線トランシーバ装置が各セルをサービスし得る。無線トランシーバ装置は、UMTS適用例では一般にノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS:base station)、送受信基地局(BTS:base transceiver station)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、アクセスポイント(AP:access point)、または何らかの他の好適な用語でも呼ばれることがある。明快のために、各RNS207中に3つのノードB208が示されているが、RNS207は任意の数のワイヤレスノードBを含み得る。ノードB208は、任意の数のモバイル装置にコアネットワーク204へのワイヤレスアクセスポイントを与える。モバイル装置の例には、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。モバイル装置は、UMTS適用例では一般にユーザ機器(UE)と呼ばれるが、当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語でも呼ばれることがある。
UTRANエアインターフェースは、W−CDMA規格を利用するものなど、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA:Direct-Sequence Code Division Multiple Access)システムであり得る。スペクトラム拡散DS−CDMAは、チップと呼ばれる擬似ランダムビットのシーケンスによる乗算によって、ユーザデータを拡散する。UTRAN202のためのW−CDMAエアインターフェースは、そのようなDS−CDMA技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)を必要とする。FDDは、ノードB208とUE210との間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)に対して異なるキャリア周波数を使用する。DS−CDMAを利用し、時分割複信(TDD:time division duplexing)を使用する、UMTSのための別のエアインターフェースは、TD−SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明する様々な例は、W−CDMAエアインターフェースに言及することがあるが、基礎をなす原理は、TD−SCDMAエアインターフェースまたは任意の他の好適なエアインターフェースに等しく適用可能であることを、当業者は認識されよう。
UMTSシステムでは、UE210は、1つまたは複数のユニバーサル集積回路カード(UICC:universal integrated circuit card)を含み得る。UICCカードはそれぞれ、1つまたは複数のユニバーサル加入者識別モジュール(USIM:universal subscriber identity module)アプリケーション211を実行し得る。USIMは、ネットワークにユーザのサブスクリプション情報を与える。図示されたUE210は、2つのUSIM211Aおよび211Bを含むが、これは本質的に例示にすぎず、UEは任意の好適な数のUSIMを含み得ることを当業者ならば理解されよう。複数のUSIMを有するUE210などのUEは、マルチSIM/多重スタンバイデバイスと呼ばれることがあり、2つのUSIMをもつ1つの特定の例は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS:dual SIM dual standby)と呼ばれる。DSDSデバイスは、概して、同時に2つのネットワーク上でスタンバイモードでアクティブになることが可能であり、UE210における単一のトランシーバは、それぞれのネットワーク上で2つのサブスクリプションによって共有される。
説明のために、いくつかのノードB208と通信している1つのUE210が示されている。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)はノードB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)はUE210からノードB208への通信リンクを指す。
コアネットワーク204は、UTRAN202などの1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースすることができる。図示のように、コアネットワーク204はUMTSコアネットワークである。ただし、当業者なら認識するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、UMTSネットワーク以外のタイプのコアネットワークへのアクセスをUEに与えるために、RAN、または他の好適なアクセスネットワークにおいて実装され得る。
図示されたUMTSコアネットワーク204は回線交換(CS:circuit-switched)ドメインとパケット交換(PS:packet-switched)ドメインとを含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC:Mobile services Switching Centre)、ビジターロケーションレジスタ(VLR:Visitor Location Register)、およびゲートウェイMSC(GMSC:Gateway MSC)である。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN:Serving GPRS Support Node)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:Gateway GPRS Support Node)とを含む。EIR、HLR、VLRおよびAuCのような、いくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。
図示の例では、コアネットワーク204は、MSC212およびGMSC214とともに回線交換サービスをサポートする。いくつかの適用例では、GMSC214はメディアゲートウェイ(MGW)と呼ばれることがある。RNC206などの1つまたは複数のRNCはMSC212に接続され得る。MSC212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC212はまた、UEがMSC212のカバレージエリア中にある持続時間の間の加入者関係情報を含んでいるビジターロケーションレジスタ(VLR)を含む。GMSC214は、UEが回線交換ネットワーク216にアクセスするために、MSC212を介したゲートウェイを与える。GMSC214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータなどの加入者データを含んでいるホームロケーションレジスタ(HLR:home location register)215を含む。また、HLRは、加入者固有の認証データを含んでいる認証センター(AuC:authentication center)に関連付けられる。特定のUEのための呼が受信されると、GMSC214は、HLR215に問い合わせてUEのロケーションを判断し、そのロケーションをサービスする特定のMSCに呼をフォワーディングする。
図示されたコアネットワーク204は、サービングGPRSサポートノード(SGSN:serving GPRS support node)218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:gateway GPRS support node)220とともにパケット交換データサービスをもサポートする。General Packet Radio Service(GPRS)は、標準の回線交換データサービスで利用可能な速度よりも高い速度でパケットデータサービスを提供するように設計されている。GGSN220は、パケットベースネットワーク222へのUTRAN202のための接続を与える。パケットベースネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の好適なパケットベースネットワークであり得る。GGSN220の主要機能は、UE210にパケットベースネットワーク接続性を与えることである。データパケットは、SGSN218を通してGGSN220とUE210との間で転送され得、SGSN218は、主に、MSC212が回線交換ドメインで実行するのと同じ機能をパケットベースドメインで実行する。
上記で説明したように、図示されたUE210は、UMTSネットワーク200上で2つのサブスクリプションを維持することが可能なDSDSデバイスを示す。本開示の範囲内で、2つ以上の無線アクセス技術(RAT)を利用する同様の機能が達成され得、UEは、2つ以上の異なるRAT上で2つ以上のサブスクリプションを同時に維持する。ここで、そのようなUEは、UMTSネットワーク、GSMネットワーク、LTEネットワーク、cdma2000ネットワーク、Wi−MAXネットワーク、または任意の他の好適なRATのうちの1つまたは複数上で1つまたは複数のサブスクリプションを維持し得る。本開示内で、DSDSデバイス、マルチSIM/多重スタンバイデバイス、あるいは任意の1つのまたは任意の複数のRAT上で2つ以上のサブスクリプション上のチャネルをモニタすることが可能な任意のデバイスは、一般に、多重スタンバイデバイスと呼ばれる。
多重スタンバイUE210上では、2つ以上の別個のユーザサブスクリプション間で無線トランシーバを共有することを可能にする妥協が典型的である。すなわち、UE210は、概して、各サブスクリプションのための必要な無線チャネルのすべてを同時にリッスンしていることが保証されないことがあり、したがって、一方のサブスクリプションをリッスンするとき他方のサブスクリプション上のページングメッセージを逃し得る。たいていのセルラーネットワーク実装形態は、複数のサイクルにわたって(ページングなどの)ブロードキャスト情報が有限回数繰り返されることを許すが、加入者デバイスがこの繰り返しパターンがどのようなものであるかを知るための機構を与えない。したがって、以下でさらに詳細に説明するように、本開示のいくつかの態様は、UE210などのUEに、ブロードキャスト情報の繰り返しパターンを学習するための機構を与え、各サブスクリプション上のすべてのページングメッセージを受信する可能性を高めることができるアルゴリズムを可能にする。
UTRAN202は、本開示に従って利用され得るRANの一例である。図3を参照すると、限定はしないが、例として、UTRANアーキテクチャ中のRAN300の簡略図が示されている。システムは、その各々が1つまたは複数のセクタを含み得る、セル302、304、および306を含む、複数のセルラー領域(セル)を含む。セルは、(たとえば、カバレージエリアによって)地理的に定義され得、および/または周波数、スクランブリングコードなどに従って定義され得る。すなわち、図示された地理的に定義されたセル302、304、および306は各々、たとえば、異なるスクランブリングコードを利用することによって、複数のセルにさらに分割され得る。たとえば、セル304aは第1のスクランブリングコードを利用し得、セル304bは、同じ地理的領域にあり、同じノードB344によってサービスされる間、第2のスクランブリングコードを利用することによって区別され得る。
セクタに分割されたセルにおいて、セル内の複数のセクタはアンテナのグループによって形成され得、各アンテナは、セルの一部分におけるUEとの通信を担当する。たとえば、セル302において、アンテナグループ312、314、および316は各々異なるセクタに対応し得る。セル304において、アンテナグループ318、320、および322は各々異なるセクタに対応し得る。セル306において、アンテナグループ324、326、および328は各々異なるセクタに対応し得る。
セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信し得るいくつかのUEを含み得る。たとえば、UE330および332はノードB342と通信し得、UE334および336はノードB344と通信し得、UE338および340はノードB346と通信し得る。ここで、各ノードB342、344、および346は、それぞれのセル302、304、および306内のすべてのUE330、332、334、336、338、および340にコアネットワーク204(図2参照)へのアクセスポイントを与えるように構成され得る。
ソースセルとの通話中に、または、任意の他の時間に、UE336は、ソースセルの様々なパラメータ、ならびに近隣セルの様々なパラメータをモニタし得る。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE336は、近隣セルのうちの1つまたは複数との通信を維持し得る。この時間中に、UE336は、アクティブセット、すなわち、UE336が同時に接続されるセルのリストを維持し得る(すなわち、現在UE336にダウンリンク専用物理チャネル(DPCH:downlink dedicated physical channel)またはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネル(F−DPCH:fractional downlink dedicated physical channel)を割り当てているUTRANセルはアクティブセットを構成し得る)。
ワイヤレス電気通信システムでは、通信プロトコルアーキテクチャは、特定の適用例に応じて様々な形態をとり得る。たとえば、3GPP UMTSシステムでは、シグナリングプロトコルスタックは、非アクセス層(NAS:Non-Access Stratum)とアクセス層(AS:Access Stratum)とに分割される。NASは、UE210とコアネットワーク204との間のシグナリング(図2参照)のために上位レイヤを与え、回線交換プロトコルとパケット交換プロトコルとを含み得る。ASは、UTRAN202とUE210との間のシグナリングのために下位レイヤを与え、ユーザプレーンと制御プレーンとを含み得る。ここで、ユーザプレーンまたはデータプレーンはユーザトラフィックを搬送し、一方、制御プレーンは制御情報(すなわち、シグナリング)を搬送する。
図4を参照すると、ASは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。レイヤ1を本明細書では物理レイヤ406と呼ぶ。レイヤ2と呼ばれるデータリンクレイヤ408は、物理レイヤ406の上にあり、物理レイヤ406を介したUE210とノードB208との間のリンクを担当する。
レイヤ3において、RRCレイヤ416は、UE210とノードB208との間の制御プレーンシグナリングを処理する。RRCレイヤ416は、上位レイヤメッセージをルーティングすること、ブロードキャスト機能およびページング機能を処理すること、無線ベアラを確立し、構成することなどのためのいくつかの機能エンティティを含む。
図示されたエアインターフェースでは、L2レイヤ408はサブレイヤに分割される。制御プレーンにおいて、L2レイヤ408は、媒体アクセス制御(MAC:medium access control)サブレイヤ410と無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ412との2つのサブレイヤを含む。ユーザプレーンでは、L2レイヤ408は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)サブレイヤ414をさらに含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイにおいて終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ408の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するノードB間のハンドオーバサポートとを与える。
RLCサブレイヤ412は、概して、データ転送のために、(誤り訂正のために確認応答および再送信処理が使用され得る)確認応答モード(AM:acknowledged mode)と、非確認応答モード(UM:unacknowledged mode)と、透過モードとをサポートし、MACレイヤにおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)によって順が狂った受信を補正するために上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合とデータパケットの並べ替えとを行う。確認応答モードでは、RNCおよびUEなどのRLCピアエンティティは、特に、RLCデータプロトコルデータユニット(PDU:protocol data unit)と、RLCステータスPDUと、RLCリセットPDUとを含む様々なRLC PDUを交換し得る。本開示では、「パケット」という用語は、RLCピアエンティティ間で交換される任意のRLC PDUを指すことがある。
MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ410はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ410はまたHARQ動作を担当する。
図5は、例示的なUE550と通信している例示的なノードB510のブロック図であり、ノードB510は図4のノードB408であり得、UE550は図4のUE410であり得る。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データソース512からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ540から制御信号を受信し得る。送信プロセッサ520は、データおよび制御信号、ならびに基準信号(たとえば、パイロット信号)のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC:cyclic redundancy check)コードと、前方誤り訂正(FEC:forward error correction)を可能にするための符号化およびインターリービングと、様々な変調方式(たとえば、2位相偏移変調(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相偏移変調(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相偏移変調(M−PSK:M-phase-shift keying)、M値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation)など)に基づく信号コンスタレーションへのマッピングと、直交可変拡散率(OVSF:orthogonal variable spreading factor)による拡散と、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードによる乗算とを提供し得る。チャネルプロセッサ544からのチャネル推定値は、送信プロセッサ520のための符号化、変調、拡散、および/またはスクランブリング方式を判断するために、コントローラ/プロセッサ540によって使用され得る。これらのチャネル推定値は、UE550によって送信された基準信号から導出されるか、またはUE550からのフィードバックから導出され得る。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ530に与えられる。送信フレームプロセッサ530は、それらのシンボルをコントローラ/プロセッサ540からの情報と多重化することによってこのフレーム構造を作成し、一連のフレームを生じる。それらのフレームは、次いで、送信機532に与えられ、送信機532は、アンテナ5
34を通したワイヤレス媒体を介したダウンリンク送信のために、フレームを増幅し、フィルタリングし、キャリア上に変調することを含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、たとえば、ビームステアリング双方向アダプティブアンテナアレイ、または、他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE550において、受信機554は、アンテナ552を通してダウンリンク送信を受信し、その送信を処理して、キャリア上に変調された情報を復元する。受信機554によって復元された情報は、受信フレームプロセッサ560に与えられ、受信フレームプロセッサ560は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ594に与え、データと、制御および基準信号とを受信プロセッサ570に与える。受信プロセッサ570は、次いで、ノードB510において送信プロセッサ520によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ570は、シンボルをデスクランブルおよび逆拡散し、次いで、変調方式に基づいて、ノードB510によって送信された、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを判断する。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、データと、制御および基準信号とを復元するために、復号およびデインターリーブされる。次いで、フレームの復号に成功したかどうかを判断するためにCRCコードがチェックされる。復号に成功したフレームによって搬送されたデータは、次いで、データシンク572に与えられることになり、データシンク572は、UE550内中で動作するアプリケーション、および/または様々なユーザインターフェース(ディスプレイ)を表す。復号に成功したフレームによって搬送された制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に与えられることになる。受信プロセッサ570がフレームの復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ590はまた、それらのフレームについての再送信要求をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用し得る。
アップリンクでは、データソース578からのデータと、コントローラ/プロセッサ590からの制御信号とが、送信プロセッサ580に与えられる。データソース578は、UE550中で動作するアプリケーション、および様々なユーザインターフェース(たとえば、キーボード)を表し得る。ノードB510によるダウンリンク送信に関して説明した機能と同様に、送信プロセッサ580は、CRCコードと、FECを可能にするための符号化およびインターリービングと、信号コンスタレーションへのマッピングと、OVSFを用いた拡散と、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングとを含む、様々な信号処理機能を提供する。チャネルプロセッサ594によって、ノードB510によって送信された基準信号から、またはノードB510によって送信されたミッドアンブル中に含まれているフィードバックから導出されたチャネル推定値は、適切な符号化、変調、拡散および/またはスクランブリング方式を選択するために使用され得る。送信プロセッサ580によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ582に与えられることになる。送信フレームプロセッサ582は、それらのシンボルをコントローラ/プロセッサ590からの情報と多重化することによってこのフレーム構造を作成し、一連のフレームを生じる。それらのフレームは、次いで、送信機556に与えられ、送信機556は、アンテナ552を通したワイヤレス媒体を介したアップリンク送信のために、増幅と、フィルタリングと、キャリア上へのフレームの変調とを含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE550における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法で、ノードB510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通してアップリンク送信を受信し、この送信を処理して、キャリア上に変調された情報を復元する。受信機535によって復元された情報は、受信フレームプロセッサ536に与えられ、受信フレームプロセッサ536は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ544に与え、データと、制御および基準信号とを受信プロセッサ538に与える。受信プロセッサ538は、UE550において送信プロセッサ580によって実行される処理の逆を実行する。復号に成功したフレームによって搬送されたデータおよび制御信号は、次いで、それぞれデータシンク539およびコントローラ/プロセッサに与えられ得る。受信プロセッサがフレームの一部の復号に失敗した場合、コントローラ/プロセッサ540はまた、それらのフレームについての再送信要求をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用し得る。
コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれノードB510における動作およびUE550における動作を指示するために使用され得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む様々な機能を提供し得る。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、それぞれノードB510およびUE550のためのデータとソフトウェアとを記憶し得る。ノードB510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り振るために、ならびにUEのためのダウンリンクおよび/またはアップリンク送信をスケジュールするために使用され得る。
多くのワイヤレス技術については、(スロットモードと呼ばれることもある)「間欠受信」(DRX)の概念が存在する。DRXモードでは、UE550などのUEは低電力状態に入ることができ、UEは、通常は、電力を節約するためにそれの受信機554をオフにし、いくつかのダウンリンクメッセージについてページング/ブロードキャストチャネルをモニタするために一定の間隔で起動することができる。図6は、従来のUMTSシステムにおいて実装され得るDRX特徴を概念的に示すタイミング図である。図6では、UE550は接続モード602にあり得、それの受信機554は、1つまたは複数のダウンリンクチャネル上での連続送信であり得るものをモニタするために連続的にオンとなる。もちろん、UE550が接続モードから低電力状態(たとえば、CELL_PCHモード)に遷移するとき、受信機554を連続的にオンにすることが必要でないことがあり、したがって、UE550は、必要とされないときは受信機554をオフにし、それがそのUE550を対象とするページメッセージをモニタするスキャンウィンドウ604に対応する期間604の間に受信機554を起動するために、DRX特徴を利用し得る。ページメッセージが受信された場合、UE550は、ネットワークとの呼をセットアップすることによって、またはページメッセージに応答することによって、または他の好適な手順を実行することによって反応し得る。一方、UE550のためのページメッセージが受信されなかった場合、受信機554は、次の起動期間までオフに戻り得る。
図において、スキャンウィンドウ604はそれぞれ、等しい持続期間を有し、ΔTの期間をもつ周期である。もちろん、スキャンウィンドウ604の持続期間およびそれらのスキャンウィンドウ604の期間は任意の好適な値であり得、様々な例では、それぞれ固定であり得るか、または時間とともに変動し得る。
DRXは、非DRXシステムと比較して電力消費を実質的に低減することができるが、もちろん電力消費をさらに低減したいという要望は常にある。各DRXサイクル中に関係するチャネルをモニタすることはある電力量を利用し、この量を低減することが求められる。
さらに、UE550が上記で説明した多重スタンバイデバイスであるとき、UE550がサブスクライブされる各RATがDRXをサポートする場合、RATのうちの1つを使用してDRX受信ウィンドウ中にモバイルデバイスに送信されるページングまたはブロードキャストメッセージは、UE550が現在他のRATを利用しているときに逃されてしまう可能性がある。
ページングのために使用されるチャネル、および/またはブロードキャストシステム情報のために使用されるチャネルなど、いくつかのワイヤレスチャネル上で、情報を送信するネットワークは、UE550がその情報を受信した確率を最大化するために、いくつかのDRXサイクルにわたってその情報の一部または全部を繰り返すように構成され得る。単純な例として、UE550を対象とするページメッセージは、4つの連続するDRXサイクルにわたって繰り返され得る。しかしながら、UE550がそれに作用するために、一般に、情報の1つのインスタンスしか必要とされない。すなわち、UE550は、4つの繰り返しのうちの1つ中でページメッセージを受信する限り、必ずしも、ページメッセージの他の繰り返しを受信する必要なしに、適切に応答することができる。
したがって、本開示の一態様によれば、UE550は、繰り返し情報を含んでいるすべてのDRXサイクルよりも少数のDRXサイクル中にそのようなメッセージをより確信をもってリッスンし得るように、UE550は、それぞれのネットワークによって使用される繰り返しパターンを学習するように構成され得る。たとえば、UE550が、第2のサブスクリプションをリッスンしていたために、第1のサブスクリプション上で1つまたは2つのDRXサイクルを逃してしまったとしても、UE550は、第1のサブスクリプション上のメッセージが3つの連続するDRXサイクルにわたって繰り返されることを知っている場合、そのようなブロードキャストを逃していないという確信がより強まり得る。
多重スタンバイUE550は、必ずしも、複数のDRXサイクル中に送信されるメッセージを逃すことなしに、ちょうど何個のDRXサイクルを逃すことができるのかに関する情報を有することになるので、このパラダイムは、そのようなUE550の信頼性を改善することができる。したがって、そのようなUE550は、ページング性能に十分に高いユーザエクスペリエンスを与えることになる高レベルの確信を維持しながら、複数のサブスクリプション間でそれのアクティビティを優先させることが可能であり得る。
UEが、繰り返しパターンの判断から利益を得るために、必ずしも、マルチSIM/多重スタンバイ動作をサポートしなければならないとは限らないことを、当業者ならば本開示を検討すれば理解するであろう。すなわち、複数のDRXサイクルにわたって送信されたメッセージの繰り返しパターンを判断することが可能なUEは、メッセージが送信されることになるDRXサイクルのうちの少なくとも1つの間にリッスンすることによって依然としてすべての送信されたメッセージを受信し得るという確信を増加するほどのパターンを利用して、DRXサイクルのすべてよりも少ないDRXサイクル中にのみそれの受信ユニットをオンにし得る。
以下でさらに詳細に説明する本開示いくつかの態様によれば、「パッシブスキャンモード」は、ワイヤレスチャネルを介して送信された情報を受動的にモニタし、複数のDRXサイクルにわたって繰り返されるメッセージの繰り返しパターンを判断するために利用され得る。以下でさらに詳細に説明する本開示の追加の態様によれば、「アクティブスキャンモード」は、別のサブスクリプションを対象とする呼に対応するページメッセージなどの着信情報が複数のDRXサイクルにわたってモニタされ得るように、その呼を開始するために1つのサブスクリプションを利用し、そのようなメッセージの繰り返しパターンを判断するために多重スタンバイデバイスによって利用され得る。特定の実装形態では、本開示に従って構成されたUE550は、これらのモードのいずれかまたは両方を実装し得る。
上記で説明したように、本開示のいくつかの態様は、ページング通知メッセージに関する。UMTSネットワークを利用する1つの例示的な例では、ページングチャネル(PCH:paging channel)は、これらのページング通知メッセージを搬送するために利用され、ページングインジケータチャネル(PICH:paging indicator channel)は、UEが、それに関連するページングオケージョン中にPCHを読み取る必要があるかどうかを判断することを迅速に行うことができるようにするためにPCHに関連して利用される。
ここで、UEは、ネットワークに登録すると、ページンググループに割り振られる。PICHは、各ページンググループに対応するページングインジケータを搬送し、したがって、ページンググループ内のUEのいずれかのためのページメッセージがあるとき、対応するページングインジケータがPICH上で送信される。UEは、それのページングインジケータを検出すると、対応するページメッセージがそのUEを対象としているかどうかを判断するためにPCHを復号する。
GSMネットワークを利用する別の例示的な例では、UEは、ページンググループおよびUEが属する制御チャネルセットに対応するいくつかのページングブロックにおいてページングチャネルPCHをモニタする。
もちろん、UMTSおよびGSMの例は、UEまたは他のモバイルデバイスにページングメッセージを送信する多くの可能なネットワークのうちの2つにすぎない。概して、上記で説明したUMTSおよびGSMの例を含めて、UE550は、それ自体に宛てられたページングメッセージと、それのページンググループ内の他のデバイスに宛てられたページングメッセージとを区別することが可能である。すなわち、PCH内には、特定のページングメッセージがそのUE550を対象としたものであるのか、またはページンググループ内の別のUEを対象としたものであるのかをUE550が判断するのに十分な情報がある。
したがって、本開示の様々な態様により、UE550は、複数のDRXサイクルにわたる送信された情報の繰り返しに関するパターンの存在などのいくつかの統計値を判断するために、同じUE550を対象とするか、または他のUEを対象とするPCHに関するブロードキャストされた情報をスキャンすることが可能になる。
本開示のいくつかの態様では、以下でさらに詳細に説明する、パッシブスキャンモードまたはアクティブスキャンモードのいずれでも、UE550は、ページング情報の繰り返しに対応するいくつかの統計値を判断し得る。たとえば、UE550は、以下に対応する値を判断し得る。
ネットワークが単一のページング試みを繰り返すことになる最小回数であるNr、および
これらの繰り返しの各々の間の時間のセットである{T1,...TNr-1}。
ここで、セット{T1,...TNr-1}中の各Tiは、あるページ送信と同じページ送信の次の繰り返しとの間の時間を表す。
図7は、4つの連続するDRXサイクル702にわたって繰り返されているページメッセージを示すタイミング図である。すなわち、この例では、Nr=4である。さらに、この例では、DRXサイクルは一定であり、各サイクルは時間ΔTだけ分離されている。したがって、T1=T2=T3=ΔTである。
もちろん、これは一例にすぎず、繰り返しパターンは本開示の範囲内で他の例では変動し得る。すなわち、同じページ送信の繰り返し間の時間Tiが変動し得る可能性がある。
さらに、ページングメッセージが繰り返される回数Nr、および各繰り返し間の時間Tiは、特定の基地局における実装形態に依存するだけでなく、その基地局においてローディングされるページングチャネルなどの他のファクタにも依存することができる。たとえば、基地局は、オフピーク期間中にはページングメッセージを繰り返すが、ピーク期間中にはページングメッセージを繰り返さない場合があり得る。そのような例では、UE550は、その日にわたってページングチャネルモニタアルゴリズムを適合するように構成され得る。たとえば、以下で説明するパッシブまたはアクティブスキャンモードは、1日にわたって複数回実装され、1日にわたるネットワークの繰り返し統計値の変化に適応する必要に応じてNrおよびTiのそれぞれの値を変更し得る。
UE550がパッシブスキャンモードを利用する本開示の一態様によれば、UE550は学習モードに入り得、学習モードでは、UE550は、それのページングチャネルを受動的にモニタし、そのページングチャネルに現れ得るUEを対象とするページメッセージに関する情報を記憶し得る。このようにして、時間がたつにつれて、そのような情報がUE550によって収集されるので、UE550は、上記で説明したNrおよびTiの値を判断するために利用され得る好適な統計値を生成し得る。
図8は、本開示いくつかの態様による、パッシブスキャンモードに対応する例示的なプロセスを示すフローチャートである。図示されたプロセス800では、ステップ802において、UE550は、起動し、DRXタイミングを利用するページメッセージあるいは他の好適なブロードキャストまたはダウンリンクメッセージがセルを介して情報を送信することが予想され得る時間期間に対応するスキャンウィンドウを開始する。スキャンウィンドウは、UE550が以下で説明する所望のデータを収集することを可能にするのに十分であるように適合された任意の好適な数のDRXサイクルを含み得る。
本開示のいくつかの態様では、たとえば、UE550が通常の方法でページングメッセージに応答する必要がある場合、パッシブスキャンモードは、スキャンウィンドウの終了の前にアボートされ得る。
ステップ804において、スキャンウィンドウの期間中に、UE550は、DRXサイクル中に1つまたは複数のUEを対象とするページメッセージまたは他の情報をモニタする。すなわち、本開示の一態様によれば、ページングチャネル上で送信される情報に関するより良い統計値を収集するために、UE550は、そのUE550を対象とするメッセージを探すだけでなく、追加または代替として、他のUEを対象とするメッセージも探すように構成され得る。このようにして、UE550は、比較的少ないDRXサイクルにわたってページメッセージの繰り返し統計値を判断することが可能であり得る。
ステップ806において、UE550は、ページメッセージが受信されたかどうかを判断し(または、いくつかの例では、任意の他の好適なメッセージがDRXサイクル内でシークされ得る)、受信されなかった場合、プロセスはステップ804に戻り、したがって、UE550はページメッセージをモニタし続ける。ここで、UE550は、従来のネットワーク中にあるはずであるので、それ自体だけでなく、任意のデバイスに送られたページングメッセージについてページングチャネルをモニタするように構成される。
一方、ステップ806においてページメッセージが受信された場合、プロセスはステップ808に進み、UE550は、関連するタイムスタンプとともに、受信したページメッセージに対応する情報を(たとえば、メモリ592に)記憶する。たとえば、UE550は、メッセージが対象としたUEの識別子と、対応するメッセージの繰り返しが判断され得るようにメッセージコンテンツの一部または全部と、メッセージが受信された時間を示すタイムスタンプ(または、いくつかの例では、DRXサイクルインデックス)を記憶し得る。ステップ810において、UE550は、スキャンウィンドウが満了したかどうかを判断する。ここで、スキャンウィンドウは、任意の好適な持続時間持続し、UE550が、所望の繰り返し統計値を判断するのに十分なデータをメモリ592に収集することを可能にするのに十分な数のDRXサイクルを含むように適合され得る。すなわち、ステップ804とステップ808との間のループは、ページメッセージ繰り返しデータを含むデータベースが収集されるまで、好適な回数繰り返し得、これは、図10に関して以下で説明するように分析され得る。
本開示の別の態様はアクティブスキャンモードを与え、アクティブスキャンモードは、2つ以上のRANおよび/またはマルチSIMデバイスと通信する能力を含む多重スタンバイデバイスのために有用であり得る。図9は、本開示のいくつかの態様による、アクティブスキャンモードに対応するUE550のための例示的なプロセスを示すフローチャートである。図示したプロセス900では、ステップ902において、UE550は、「ブランキングウィンドウ」を開始する。ここで、ブランキングウィンドウは、UE550が、それが登録されたネットワークのうちの1つからの1つまたは複数のページングメッセージを受信し得るが、それらに応答しない指定された有限時間である。ブランキングウィンドウの持続時間中に、以下でさらに詳細を説明するように、UE550は、それ自体の無線機デバイスのうちの一方を使用して他方に到達しようと試み得る。実際には、UE550は、呼試行の発信者と受信者の両方になり得る。
たとえば、ステップ904において、UE550は、第1のサブスクリプションに対応する、すなわち、マルチスタンバイデバイスの第1のUSIM識別情報に対応するRATを介してメッセージを送信する。このメッセージは、マルチスタンバイデバイスの第2のUSIM識別情報に対応する、第2のサブスクリプションを介して同じUE550への呼を開始するためのネットワークについての情報を含む発呼メッセージであり得る。次に、ステップ906において、UE550は、それの第2のサブスクリプションに対応するRATを利用するそれの通常のページングチャネルをモニタして、ステップ904において開始された呼に対応するページングメッセージをシークする。
ステップ908において、UE550は、ページメッセージが受信されたかどうかを判断し、受信されなかった場合、プロセスはステップ906に戻り、ページングメッセージを待ち続け、受信された場合、プロセスはステップ910に進み、UE550は、関連するタイムスタンプとともに、そのページメッセージに対応する情報をメモリ592に記憶する。
ここで、ページメッセージが同じUE550から発信されたことを示すページメッセージの発生はデータセットにロギングされるが、本開示の一態様では、他のページメッセージは無視され得る。すなわち、アクティブスキャンモードで使用されるブランキングウィンドウ中に、UE550が他のデバイスから発信された着信ページメッセージを逃し得るという可能性がある。さらに、ブランキングウィンドウ中に、UE550は、それが通常は応答するであろうページングメッセージに応答せず、むしろ、上記で説明したように、受信したページに関連する情報をそれのメモリ592に記憶するにすぎないように構成される。
ステップ912において、UE550は、ブランキングウィンドウが満了したかどうかを判断し、満了していない場合、プロセスは、ステップ906に戻り、UE550は、ステップ904において発信された呼に対応する繰り返されるページ試みのモニタを続ける。
すなわち、被呼者は、着信ページメッセージに応答しないように構成されるので、ネットワークは、目的とする受信者デバイスが到達不可能であると判断する前に、数回ページング試みを繰り返し得る。これらの試みの各々中に、ネットワークが、各ページング試み中に、上記で説明したようにページメッセージを繰り返すように実際に構成されていた場合、繰り返し統計値がUE550によって収集され得る。
図10に関連して以下で説明するように、ブランキングウィンドウの最後に、UE550は、両方の無線デバイス上で通常の動作を再開し、次いで、繰り返し統計値を判断するためにデータセットをマイニングし得る。
図8に関して上記で説明したパッシブスキャンモードおよび図9に関して上記で説明したアクティブスキャンモードでは、UE550は、着信ページメッセージの繰り返しに関係する情報を収集し、この情報をそれのメモリ592に記憶する。これらの両方の説明したプロセスでは、「A」とラベルされたブロックで終了するプロセスを図に示した。これらの図の各々では、この「A」ブロックは、図10で「A」とラベルされた別のブロックに対応する。ここで、図10のフローチャートは、着信ページメッセージの繰り返しに関する統計値を判断するために、ならびに、いくつかの例では、Nrおよび各Tiの値を抽出するために、このデータセットを分析するための例示的なプロセスを示す。すなわち、ステップ1002において、UE550は、受信したページメッセージに対応する収集された情報を分析して、ネットワークがチャネルをリッスンしている特定のデバイスに到達しようとする繰り返される試みを利用しているかどうかを判断する。
ここで、UE550は、受信されたメッセージが、実際に繰り返しであるのか、または場合によっては同じデバイスのための異なる着信ページであるのか、各繰り返し間の時間量などを判断するために、各ページメッセージのための同じユーザ識別情報(すなわち、各ページメッセージが対象としたデバイス)の繰り返し数、記憶される場合は、ページメッセージのコンテンツなど、このデータの値を調べ得る。
ステップ1004において、UE550は、相応に、判断された繰り返し統計値に基づいてNrおよびTiの値を抽出する。すなわち、繰り返し数および各繰り返し間の時間は、記憶されたページ情報を分析するための好適なプログラムを利用して判断され得る。いくつかの例では、NrおよびTiの抽出された値は、抽出された値が正確であることをプログラムがどのくらい確信しているかを示す、関連する確信値をさらに含み得る。NrおよびTiの同じ値を利用する繰り返しの繰り返される事例は、これらの値がネットワークによって将来使用されることになるという確信を相応に増加させることができる。プログラムが、これらの値に十分な確信をもたらした場合、ステップ1006において、UE550は、直ちにこれらの値を利用し始めて、それがチャネルをモニタする頻度を低減する。すなわち、ページングチャネルは、NrおよびTiの抽出された値にしたがってすべてのDRXサイクルよりも少数のDRXサイクル中にモニタされ得る。
4つの連続するDRXサイクル中にページメッセージが常に繰り返されることが知られている図7に示す例などの単純な例では、UE550は、4つごとのDRXサイクル中にのみページングチャネルをモニタするように構成され得る。このようにして、繰り返されるページメッセージのうちの1つが受信されることになる。
さらに詳細には、1つの例示的な非限定的な例では、UE550は、470ミリ秒のDRXサイクルΔTを定義するネットワークに登録され得る。これは、0.47秒ごとに、UE550が、それのスリープ状態から復帰し、それのページングチャネルをモニタし、次いで、スリープに戻ることを意味する。
上記で説明したようにアクティブスキャンモードまたはパッシブスキャンモードのいずれかを使用した後、UE550は、次いで、ネットワークが、各試み間が940ミリ秒である一定の時間間隔で最低3回ページングメッセージを繰り返している(Nr=3、T1=940ms、およびT2=940ms)と判断し得る。UE550がこれらの繰り返しのうちの1つを受信することができることを保証するために、UE550は、3つごとのDRXサイクルに、すなわち、1.88秒ごとにそれのスリープ状態から復帰するだけでよい。これは、UEのアウェイク時間の75%の低減、したがって、電力消費の対応する低減を表す。
UMTS W−CDMAシステムに関して電気通信システムのいくつかの態様を提示した。当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明した様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、TD−SCDMAおよびTD−CDMAなどの他のUMTSシステムに拡張され得る。様々な態様はまた、(FDD、TDD、または両モードでの)Long Term Evolution(LTE)、(FDD、TDD、または両モードでの)LTE−Advanced(LTE−A)、CDMA2000、Evolution−Data Optimized(EV−DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Ultra Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の好適なシステムを用いるシステムに拡張され得る。用いられる実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、特定の適用例およびシステムに課せられる全体的な設計制約に依存することになる。
開示した方法中のステップの特定の順序または階層は、例示的なプロセスの一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、本方法中のステップの特定の順序または階層は並べ替えられ得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、本明細書中で特に記載されない限り、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実行できるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を指す。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、個々のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびにa、bおよびcをカバーするものとする。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ステップ」という語句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定の下で解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
2つの異なるサブスクリプションを介して通信することが可能なユーザ機器において動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することと、ここで、前記発呼メッセージは、第2のサブスクリプションを介して前記ユーザ機器に発呼するように構成される、
前記第2のサブスクリプションを介して、前記発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、
前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、
前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することと
を備える、方法。
[C2]
前記判断された統計値に従ってすべてのページングサイクルよりも少数のページングサイクルを利用するページングチャネルをモニタすることをさらに備える、
[C1]に記載の方法。
[C3]
前記少なくとも1つのページングメッセージの前記受信は、間欠受信(DRX)サイクルに従ってページングチャネルをモニタすることを備える、
[C1]に記載の方法。
[C4]
前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する前記情報を前記記憶することは、ページメッセージ識別子と、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信した時間に対応するタイムスタンプとを記憶することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C5]
前記少なくとも1つのページングメッセージの前記繰り返しに対応する前記統計値は、前記少なくとも1つのページングメッセージが繰り返された最小回数と、前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返し間の1回または複数回の回数とを備える、
[C1]に記載の方法。
[C6]
前記ユーザ機器は、着信ページングメッセージを受信するが、それらに応答しないように構成されたブランキングウィンドウを開始することをさらに備え、
前記第2サブスクリプションを介した前記少なくとも1つのページングメッセージの前記受信は、前記ブランキングウィンドウ中に行われる、
[C1]に記載の方法。
[C7]
ワイヤレス通信のために構成された通信インターフェースと、
前記通信インターフェースに動作可能に結合され、2つの異なるサブスクリプションを介した通信を管理するように構成されたプロセッサモジュールと
を備え、前記プロセッサは、
第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することと、ここで、前記発呼メッセージは、第2のサブスクリプションを介して前記ユーザ機器に発呼するように構成される、
前記第2のサブスクリプションを介して、前記発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、
前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、
前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することと
を行うようにさらに構成される、ワイヤレス通信デバイス。
[C8]
前記プロセッサは、前記判断された統計値に従ってすべてのページングサイクルよりも少数のページングサイクルを利用するページングチャネルをモニタするようにさらに構成される、
[C7]に記載のデバイス。
[C9]
前記少なくとも1つのページングメッセージの前記受信は、間欠受信(DRX)サイクルに従ってページングチャネルをモニタすることを備える、
[C7]に記載のデバイス。
[C10]
前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する前記情報を前記記憶することは、ページメッセージ識別子と、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信した時間に対応するタイムスタンプとを記憶することを備える、
[C7]に記載のデバイス。
[C11]
前記少なくとも1つのページングメッセージの前記繰り返しに対応する前記統計値は、前記少なくとも1つのページングメッセージが繰り返された最小回数と、前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返し間の1回または複数回の回数とを備える、
[C7]に記載のデバイス。
[C12]
前記プロセッサは、
前記ユーザ機器が着信ページングメッセージを受信するが、それらに応答しないように構成されたブランキングウィンドウを開始することと、
前記ブランキングウィンドウ中に前記第2サブスクリプションを介して前記少なくとも1つのページングメッセージを受信することと
を行うようにさらに構成される、[C7]に記載のデバイス。
[C13]
ストレージデバイスに記憶された命令のセットを備える、
2つの異なるサブスクリプションを介して通信することが可能なユーザ機器と一緒に使用するように構成される、マニュファクチュアの物品であって、
前記命令のセットが実行されたとき、プロセッサに、
第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することと、ここで、前記発呼メッセージは、第2のサブスクリプションを介して前記ユーザ機器に発呼するように構成される、
前記第2のサブスクリプションを介して、前記発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、
前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、
前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することと
を行わせる、物品。
[C14]
前記命令のセットが実行されたとき、前記プロセッサに、前記判断された統計値に従ってすべてのページングサイクルよりも少数のページングサイクルを利用するページングチャネルをモニタすることを行わせるコードをさらに備える、
[C13]に記載の物品。
[C15]
前記命令のセットが実行されたとき、前記プロセッサに、間欠受信(DRX)サイクルに従ってページングチャネルをモニタする形で、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信することを行わせるコードをさらに備える、
[C13]に記載の物品。
[C16]
前記命令のセットが実行されたとき、前記プロセッサに、ページメッセージ識別子と、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信した時間に対応するタイムスタンプとを記憶する形で、前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する前記情報を記憶することを行わせるコードをさらに備える、
[C13]に記載の物品。
[C17]
前記少なくとも1つのページングメッセージの前記繰り返しに対応する前記統計値が、前記少なくとも1つのページングメッセージが繰り返された最小回数と、前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返し間の1回または複数回の回数とを備える、
[C13]に記載の物品。
[C18]
前記命令のセットが実行されたとき、前記プロセッサに、
前記ユーザ機器が着信ページングメッセージを受信するが、それらに応答しないように構成されたブランキングウィンドウを開始することと、
前記ブランキングウィンドウ中に前記第2サブスクリプションを介して前記少なくとも1つのページングメッセージを受信することと
を行わせる命令をさらに備える、[C13]に記載の物品。

Claims (18)

  1. 2つの異なるサブスクリプションを介して通信することが可能なユーザ機器において動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
    第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することと、ここで、前記発呼メッセージは、第2のサブスクリプションを介して前記ユーザ機器に発呼するように構成される、
    前記第2のサブスクリプションを介して、前記発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、
    前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、
    前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することと
    を備える、方法。
  2. 前記判断された統計値に従ってすべてのページングサイクルよりも少数のページングサイクルを利用するページングチャネルをモニタすることをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのページングメッセージの前記受信は、間欠受信(DRX)サイクルに従ってページングチャネルをモニタすることを備える、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する前記情報を前記記憶することは、ページメッセージ識別子と、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信した時間に対応するタイムスタンプとを記憶することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのページングメッセージの前記繰り返しに対応する前記統計値は、前記少なくとも1つのページングメッセージが繰り返された最小回数と、前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返し間の1または複数の時間とを備える、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザ機器は、着信ページングメッセージを受信するが、それらに応答しないように構成されたブランキングウィンドウを開始することをさらに備え、
    前記第2サブスクリプションを介した前記少なくとも1つのページングメッセージの前記受信は、前記ブランキングウィンドウ中に行われる、
    請求項1に記載の方法。
  7. ワイヤレス通信のために構成された通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに動作可能に結合され、2つの異なるサブスクリプションを介した通信を管理するように構成されたプロセッサモジュールと
    を備え、前記プロセッサは、
    第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することと、ここで、前記発呼メッセージは、第2のサブスクリプションを介してユーザ機器に発呼するように構成される、
    前記第2のサブスクリプションを介して、前記発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、
    前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、
    前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することと
    を行うようにさらに構成される、ワイヤレス通信デバイス。
  8. 前記プロセッサは、前記判断された統計値に従ってすべてのページングサイクルよりも少数のページングサイクルを利用するページングチャネルをモニタするようにさらに構成される、
    請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記少なくとも1つのページングメッセージの前記受信は、間欠受信(DRX)サイクルに従ってページングチャネルをモニタすることを備える、
    請求項7に記載のデバイス。
  10. 前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する前記情報を前記記憶することは、ページメッセージ識別子と、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信した時間に対応するタイムスタンプとを記憶することを備える、
    請求項7に記載のデバイス。
  11. 前記少なくとも1つのページングメッセージの前記繰り返しに対応する前記統計値は、前記少なくとも1つのページングメッセージが繰り返された最小回数と、前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返し間の1または複数の時間とを備える、
    請求項7に記載のデバイス。
  12. 前記プロセッサは、
    前記ユーザ機器が着信ページングメッセージを受信するが、それらに応答しないように構成されたブランキングウィンドウを開始することと、
    前記ブランキングウィンドウ中に前記第2サブスクリプションを介して前記少なくとも1つのページングメッセージを受信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項7に記載のデバイス。
  13. 2つの異なるサブスクリプションを介して通信することが可能なユーザ機器と一緒に使用するように構成される、コンピュータプログラムであって、
    プロセッサに、
    第1のサブスクリプションを利用する発呼メッセージを送信することと、ここで、前記発呼メッセージは、第2のサブスクリプションを介して前記ユーザ機器に発呼するように構成される、
    前記第2のサブスクリプションを介して、前記発呼メッセージに対応する少なくとも1つのページングメッセージを受信することと、
    前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する情報を記憶することと、
    前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返しに対応する統計値を判断することと
    を行わせるコードを備えるコンピュータプログラム
  14. 前記プロセッサに、前記判断された統計値に従ってすべてのページングサイクルよりも少数のページングサイクルを利用するページングチャネルをモニタすることを行わせるコードをさらに備える、
    請求項13に記載のコンピュータプログラム
  15. 前記プロセッサに、間欠受信(DRX)サイクルに従ってページングチャネルをモニタする形で、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信することを行わせるコードをさらに備える、
    請求項13に記載のコンピュータプログラム
  16. 前記プロセッサに、ページメッセージ識別子と、前記少なくとも1つのページングメッセージを受信した時間に対応するタイムスタンプとを記憶する形で、前記少なくとも1つのページングメッセージに関連する前記情報を記憶することを行わせるコードをさらに備える、
    請求項13に記載のコンピュータプログラム
  17. 前記少なくとも1つのページングメッセージの前記繰り返しに対応する前記統計値が、前記少なくとも1つのページングメッセージが繰り返された最小回数と、前記少なくとも1つのページングメッセージの繰り返し間の1または複数の時間とを備える、
    請求項13に記載のコンピュータプログラム
  18. 前記プロセッサに、
    前記ユーザ機器が着信ページングメッセージを受信するが、それらに応答しないように構成されたブランキングウィンドウを開始することと、
    前記ブランキングウィンドウ中に前記第2サブスクリプションを介して前記少なくとも1つのページングメッセージを受信することと
    を行わせるコードをさらに備える、請求項13に記載のコンピュータプログラム
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