JP5594918B1 - 止水装置を備えた空調ダクト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記止水装置1の配設位置よりも下流側であって吹出口52よりも上流側位置に、ダクト30内の水が落下するようにダクト下面に水受け槽31を設ける。また、前記水受け槽の流入口に、多孔板32、逆流防止ダンパ33、ルーバー34のいずれかを設けて、前記水受け槽31の空間が影響して流通空気の流れに乱れが生じるのを防止するのが望ましい。
【選択図】図1
Description
前記止水装置の配設位置よりも下流側であって吹出口よりも上流側位置に、ダクト内の水が落下するようにダクト下面に水受け槽を設け、水災害時に前記止水装置が作動しダクトを封鎖するまでの間に止水装置を越えて下流側に流れた水を捕集するようにし、かつ前記水受け槽の流入口に、多孔板、流入方向への可動を許容する逆流防止ダンパ及び羽根板を間隔を空けて複数並設したルーバーの内のいずれかを配設することにより気流安定化対策を施したことを特徴とする止水装置を備えた空調ダクトが提供される。
先ず、前記止水装置1については特願2013−82628号において提案されているものであるが、この止水装置1自体は従来より公知のものではないため、この構造について、図10〜図20に基づいて詳述する。
水受け槽31の構造としては、図3に示されるように、水受け槽31の流入口が大きく開口したままとすることもできるが、この場合は通常時(空調時)に前記水受け槽31の空間が影響して流通空気の流れに乱れが生じることが予想される。そこで、流通空気の流れを乱さないように工夫した水受け槽31の例について後述する。
先ずは、図4にその第1例を示す。同図4に示された気流安定化対策は、水受け槽31の流入口に、パンチングメタル等の多孔板32を配設したものである。多孔板の材質としては、金属板の他に樹脂などを用いてもよい。特に材質については制限はない。多孔板を配設した場合、水受け槽31の空間の影響を極小化でき、前記水受け槽31の上面を大きく開口させた場合よりも大幅に気流を安定化させることができる。
図5に示された第2例は、、水受け槽31の流入口に、流入方向への可動を許容する逆流防止ダンパ33を配設したものである。前記逆流防止ダンパ33は、通常時は、各羽根板が水平方向に保持されており、ダクト底面がほぼ平面に保たれている。水災害時には、各羽根板が水の重量により流入方向に回動し、水が水受け槽31内に落下する。通常時はほぼ開孔が無い状態で維持されているため、飛躍的に気流を安定化させることができる。
図6に示された第3例は、前記水受け槽31の流入口に、羽根板を間隔を空けて複数並設したルーバー34を配設したものである。羽根板の材質としては、金属板の他に樹脂などを用いてもよい。ルーバー34を配設した場合、水受け槽31の空間の影響を極小化でき、前記水受け槽31の上面を大きく開口させる場合よりも大幅に気流を安定化させることができる。
図7に示される水受け槽31の例は、水受け槽31内の水を排出可能としたものである。水受け槽31の下面に開孔を設け、この開孔に連続して排出管35を設けるようにする。前記排出管35の内部には、ダクト内を流れる気体を外部に逃がさないようにするため、通常時は閉状態を保持し、水が流れた場合だけ流出方向に回動する逆流防止ダンパ36を設けるようにする。水封式トラップ(Uシール)を排出管35の途中に設けるようにしてもよい。
Claims (4)
- 水災害時に空調ダクトを通じて建屋内に水が浸入するのを防止する止水装置を備えた空調ダクトにおいて、
前記止水装置の配設位置よりも下流側であって吹出口よりも上流側位置に、ダクト内の水が落下するようにダクト下面に水受け槽を設け、水災害時に前記止水装置が作動しダクトを封鎖するまでの間に止水装置を越えて下流側に流れた水を捕集するようにし、かつ前記水受け槽の流入口に、多孔板、流入方向への可動を許容する逆流防止ダンパ及び羽根板を間隔を空けて複数並設したルーバーの内のいずれかを配設することにより気流安定化対策を施したことを特徴とする止水装置を備えた空調ダクト。 - 前記水受け槽とは別に補助水受け槽を増設してある請求項1記載の止水装置を備えた空調ダクト。
- 前記水受け槽と吹出口との間に、水平状の流路から上昇流路を経て再度水平状の流路に至るクランク状流路を形成してある請求項1〜2いずれかに記載の止水装置を備えた空調ダクト。
- 前記止水装置は、空調ダクト内に浸入した水が流れ込む検知槽と、前記検知槽に流れ込んだ水の自重に連動して留め具による掛止状態が解除され、重力落下によって流路を閉止する閉止板とが備えられ、前記閉止板は前記留め具に掛止された状態で、空気の流れを妨げない位置に配設されている請求項1〜3いずれかに記載の止水装置を備えた空調ダクト。
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JP2013106740A JP5594918B1 (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | 止水装置を備えた空調ダクト |
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JP7324719B2 (ja) * | 2020-01-21 | 2023-08-10 | 大成建設株式会社 | 送気ダクトの流入水排水構造 |
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