JP5591972B1 - リバーシブル衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面と裏面のポケットのデザインを異ならせた一重仕立てのリバーシブル衣服を提供する。
【解決手段】 身頃が一重の布からなり、ウエスト部に切替えまたはウエストベルト13があるリバーシブル衣服1において、ポケットは、衣服の表面側1aではウエスト部下方の脇ポケット2で、裏面側1bではパッチポケット4であり、脇ポケットはウエスト部下方の前身頃11の脇線側の上部が斜めになってポケット口21が形成されており、脇ポケットの向う布3は三角形状で、その上辺がウエスト部に縫着され、その側辺が後身頃12に縫着され、その斜辺にスライドファスナー5の一対のファスナーテープの一方51が縫着され、他方のファスナーテープ52が前身頃のポケット口の内側に縫着されており、パッチポケットは脇ポケットに対応する位置で一重の布の裏面にポケット布4が縫着されて形成され、スライドファスナーを覆って、脇ポケットの収納部7を兼ねている。
【選択図】 図5

Description

本発明はリバーシブル衣服に関し、特に、衣服の身頃が一重(ひとえ)の布からなるリバーシブル衣服におけるポケットに関するものである。
従来、表と裏の両方が着用可能なリバーシブルの衣服がある。このような衣服は、表生地と裏生地とが重ねられて、縫い合わされたものが多い。また、表と裏の両面が外面として着用可能な一枚の生地で作られているものがある。
実開昭60−56709号公報(特許文献1)には、表布と裏布とを2枚重ねて縫い合せたリバーシブル仕立ての上着で、表をブレザーに仕立て、裏をジャケットに仕立てて、表と裏で外観が異なる衣服が提案されている。
特開2000−345408号公報(特許文献2)には、丈夫な綾織のデニム生地を使用して一枚で両面使用可能なジーンパンツが提案されている。
実開昭60−56709号公報 特開2000−345408号公報
特許文献1に開示されているような2枚重ねのリバーシブル衣服は一重の布からなるリバーシブル衣服に比較してデザイン的に自由度が大きい。例えば、ポケットについては、第1図のブレザー仕立てではパッチポケットであり、第2図のジャケット仕立てでは切りポケットである。2枚重ねのリバーシブル衣服では表布と裏布との間に空間があるので、切りポケットの袋布は表布と裏布との間に位置し、外側からは見えない。
しかし、2枚重ねのリバーシブル衣服は表布も裏布も通常使用される表生地を使用するので、分厚くなり、重く、着用感が悪いという問題がある。また、2枚の表生地を縫い合わせるため、通常の裏地付き衣服を製作するのとは作業手順が異なり、製作に手間がかかり、縫製技術的に難しい点や、熟練を要するという問題がある。
特許文献2に開示されているジーンパンツは丈夫な綾織の綿布を使用した一重仕立てのものであり、分厚くなるという問題は解決している。
しかし、従来は、一重仕立てのリバーシブル衣服では袋布を用いるポケット(例えば、身頃に切れ目を入れてポケット口とし、その裏側に袋布を付ける切りポケットや、ズボンの脇ポケットのように身頃の一部を切取って、そこをポケット口とし、切取った箇所に表地で向う布を設けて、身頃の裏側と向う布とに袋布を取付けるタイプの切替えポケットなど)を付けることができない。すなわち、袋布は衣服の裏側に設けられるが、一重仕立てのリバーシブル衣服の場合は、片面側では袋布は見えなくとも、裏返した状態では袋布が外に現れてしまうからである。
従って、特許文献2においても、ポケットについては表面(おもてめん)も裏面(うらめん)もパッチポケット(すなわち、ポケット布を身頃の布の表面(ひょうめん)に貼り付けたポケット)であり、リバーシブルであるにも拘らず、デザイン的変化が乏しく、面白みが欠けるという問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決して、一重仕立ての衣服であって、表面と裏面のポケットのデザインを異ならせたリバーシブル衣服を提供することを目的とする。
本発明においては、表裏両面を使用できるリバーシブル衣服であって、該衣服の身頃が一重の布からなり、ウエスト部に切替えまたはウエストベルトがある衣服において、該衣服におけるポケットは、衣服の表面側ではウエスト部下方の脇ポケットであり、裏面側ではパッチポケットであり、前記脇ポケットはウエスト部下方の前身頃の脇線側の上部が斜めになってポケット口が形成されており、脇ポケットの向う布は三角形状で、その上辺がウエスト部に縫着され、その側辺が後身頃に縫着され、その斜辺にスライドファスナーの一対のファスナーテープの一方が縫着され、前記一対のファスナーテープの他方のファスナーテープが前記前身頃のポケット口の内側に縫着されており、前記パッチポケットは脇ポケットに対応する位置で一重の布の裏面にポケット布が縫着されて形成されており、該パッチポケットは前記スライドファスナーを覆って、脇ポケットの収納部を兼ねていることを特徴とするリバーシブル衣服により前記目的を達成する。
本発明によれば、身頃が一重の布からなる衣服であるので、分厚くならず、着用感が良い。しかも、リバーシブル衣服の表面側と裏面側ではポケットのデザインが異なっており、表面側ではウエスト部下方の脇ポケットで、裏面側ではパッチポケットであり、リバーシブル衣服として変化があって、面白みがある。
また、本発明によれば、脇ポケットの三角形状の向う布はその上辺がウエスト部に縫着され、その側辺が後身頃に縫着され、その斜辺にスライドファスナーの一対のファスナーテープの一方が縫着され、他方のファスナーテープが前身頃のポケット口の内側に縫着されているので、その全ての辺が固定された状態となり、ヒラヒラしたりしない。
本発明においては、パッチポケットは脇ポケットに対応する位置で一重の布の裏面にポケット布がスライドファスナーを覆うようにして縫着されて形成されている。従って、脇ポケットのスライドファスナーを開くと、パッチポケットの内部に通じ、パッチポケットが脇ポケットの収納部を兼ねる。
本発明のリバーシブル衣服は、その表面を外側として着用している場合は、脇ポケットのスライドファスナーを開いて、それから品物をポケットに入れると、パッチポケット内部に確実に収納することができる。また、裏面を外側として着用している場合は、脇ポケットのスライドファスナーを閉じておけば、そこから零れたりせずに、パッチポケット内に品物を収納することができる。
図1(a)は本発明のリバーシブル衣服の一実施例の表面側の正面図であり、図1(b)はその背面図である。 図2(a)は図1に示したリバーシブル衣服を裏返して裏面側を外側とした状態の正面図であり、図2(b)はその背面図である。 図3(a)は図1(a)に示した脇ポケット(左身頃側の脇ポケット)の拡大図であり、図3(b)は図3(a)に示したポケットの内部構造を示すために一部を破断して布の重なり状態を示した説明図である。 図4(a)は図2(a)に示したパッチポケットの拡大図であり、図3(a)の脇ポケットの裏側に位置するパッチポケットである。図4(b)は図4(a)に示したポケットの内部構造を示すために一部を破断して布の重なり状態を示した説明図である。 図3のA−A線に沿った断面図であり、説明のために模式的に描いている。
以下、図面に示した実施例に基いて本発明を詳細に説明する。本発明の衣服は、1枚の生地が表と裏の両面が外面として着用可能である布を使用した一重仕立てのリバーシブル衣服1である。なお、実施例の説明においては、布の両面のうち、どちらか一方の面を表面(おもてめん)とし、反対側の面を裏面(うらめん)として説明するが、身頃となる布は両面が外面として使用できるものであるので、どちらの面を本発明における表面(おもてめん)として利用するかは任意である。
図1および図2に示した実施例のリバーシブル衣服1はズボンであり、図1(a)は表面側1aの正面図であり、図1(b)は表面側1aの背面図であり、図2(a)は図1に示したズボン1を裏返して裏面側1bを外側とした状態の正面図であり、図2(b)はその背面図である。
この実施例に示したリバーシブルズボン1においては、前身頃11および後身頃12の上端のウエスト部13は、前身頃11や後身頃12とは別のパーツとして裁断され縫製されたウエストベルト13である。
図1(a)に示すように、ズボン1の表面側1aには前身頃11に脇ポケット2が設けられ、図2(a)に示すように、ズボン1の裏面側1bには前身頃11にパッチポケット4が設けられている。
脇ポケット2のポケット口21は、ウエストベルト13下方の前身頃11の脇線(すなわち、前身頃11と後身頃12との縫合わせ目62)側の上部が斜めになっており、図3および図5に示すように、斜めの箇所の縫い代が折返されて縫製され(縫目22)、ポケット口21が形成されている。
脇ポケット2の向う布3は三角形状であり、ズボン1と同じ生地である。図3および図5に示すように、向う布3の上辺はウエストベルト13に縫着され(縫目61)、向う布3の側辺は後身頃12に縫着される(縫目62、63)。
図5に示すように、一対のファスナーテープ51と52、ファスナーエレメント(務歯)53およびスライダー(図示せず)からなるスライドファスナー5がポケット口21に設けられる。
一対のファスナーテープ51と52の一方51が、図3(b)に示すように、向う布3の斜辺に縫着され(縫目31、32:図5参照)、他方のファスナーテープ52がポケット口21の内側で前身頃11に縫着される(縫目22、23:図5参照)。
ズボン1の裏面1bに設けられるパッチポケット4は、脇ポケット2に対応する位置で前身頃11の裏面1b側にポケット布を配置して、前身頃11に縫着する(縫目42、43)ことにより形成される。ポケット布4は図3(b)および図5に示すように、スライドファスナー5を覆っており、スライドファスナー5はパッチポケット4のポケット口41より内側(すなわち、ポケット内部)にあり、外側からは見えない。
また、図4に示すように、ポケット布4の上辺はウエストベルト13に縫着され(縫目61)、ポケット布4の側辺は後身頃12に縫着される(縫目62、63)。
このようにパッチポケット4を前身頃11の裏面1bに縫着することにより、脇ポケット2およびパッチポケット4に共通の収納部7が形成される(図5参照)。そして、図1に示すように、脇ポケット2はポケット布4を縫着した縫目42、43によりその区画が規定されることになる。
図1に示すようにリバーシブルズボン1の表面1aを外側として着用している場合は、脇ポケット2に品物をポケットに入れる際は、スライドファスナー5を開けて、ポケット口21から開いたスライドファスナー5を通って、収納部7に品物を収納することができる。この場合、パッチポケット4のポケット口41がスライドファスナー5よりも上方にあるので、ポケット口21から収納部7に品物を入れる際に、誤って裏側のポケット口41から外に出てしまうことがなく、確実に収納部7に収納することができる。
また、図2に示すようにリバーシブルズボン1の裏面1bを外側として着用している場合は、スライドファスナー5を閉じておけば、そこから零れたりせずに、パッチポケット4の収納部7に品物を収納することができる。
図示した実施例はズボンであるが、本発明は、ズボンに限らず上衣にも適用できる。例えば、サファリジャケットのようにウエスト部に切替えのあるリバーシブル衣服に適用でき、その場合は、図示したウエストベルトは切替え箇所となり、図示したズボンの前身頃および後身頃は切替え箇所より下方の前身頃および後身頃として、脇ポケットおよびパッチポケットを取付けることができる。
1 リバーシブル衣服
1a リバーシブル衣服の表面
1b リバーシブル衣服の裏面
2 脇ポケット
3 向う布
4 パッチポケット(ポケット布)
5 スライドファスナー
11 前身頃
12 後身頃
13 ウエスト部(ウエストベルト)
21 脇ポケットのポケット口
41 パッチポケットのポケット口

Claims (1)

  1. 表裏両面を使用できるリバーシブル衣服であって、該衣服の身頃が一重の布からなり、ウエスト部に切替えまたはウエストベルトがある衣服において、該衣服におけるポケットは、衣服の表面側ではウエスト部下方の脇ポケットであり、裏面側ではパッチポケットであり、前記脇ポケットはウエスト部下方の前身頃の脇線側の上部が斜めになってポケット口が形成されており、脇ポケットの向う布は三角形状で、その上辺がウエスト部に縫着され、その側辺が後身頃に縫着され、その斜辺にスライドファスナーの一対のファスナーテープの一方が縫着され、前記一対のファスナーテープの他方のファスナーテープが前記前身頃のポケット口の内側に縫着されており、前記パッチポケットは脇ポケットに対応する位置で一重の布の裏面にポケット布が縫着されて形成されており、該パッチポケットは前記スライドファスナーを覆って、脇ポケットの収納部を兼ねていることを特徴とするリバーシブル衣服。
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