JP5588695B2 - コンテンツ共有システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の異なるなる装置、システム(チャネル)において、コンテンツを利用するための技術に関する。その中でも特に、それぞれのチャネルで表示するコンテンツについて、各チャネルで流用可能にする技術に関する。なお、チャネルには、いわゆる営業店で用いられる取引端末、現金自動預払機、インターネットバンキングでのPCが含まれ、そのコンテンツには取引処理の際に、それを実行するための情報入力を受け付けたり、必要な情報を表示するための取引コンテンツが含まれる。
インターネット接続機能を持った携帯電話やPDA端末等をも対象とするWebサーバーを少ない負担にて簡便に構築することのできるコンテンツ提供方法を提供するコンテンツ提供方法については、特許文献1に記載されている。その内容は、インターネット端末に対し、サーバコンピュータを用いてコンテンツデ−タを提供するためのコンテンツ提供方法であって、アクセスしてきたインターネット端末の種別特定を行い、予め登録された抽出データに基づき、前記特定した端末の種別が該当する抽出項目を前記ベースコンテンツデータから抽出して配信コンテンツデータを生成し、この生成した配信コンテンツデータをインターネット端末に対して配信するものである。
また、装置プラットフォーム独立型のアプリケーショングラフィカルユーザインターフェイスを、複数の異種装置プラットフォーム用の表示画面へスケーリングする拡張性のあるグラフィカルユーザインターフェイスアーキテクチャについては、特許文献2に記載されている。その内容は、アプリケーショングラフィカルユーザインターフェイスの中間表示のインスタンスを作るため、装置プラットフォーム独立型のアプリケーショングラフィカルユーザインターフェイスが動作し、カスタマイジングモジュールは、異種装置プラットフォームの機能として、中間表示をカスタマイズし、当該異種装置プラットフォームの表示画面上に、装置プラットフォーム依存型のアプリケーショングラフィカルユーザインターフェイスを作るために、レンダーマネージャモジュールは中間表示を移動させるものである。
特開2005−346734号公報 特開2003−186665号公報
特許文献1では、ベースとなる画面コンテンツデータに対してルールを適用することにより、表示に必要な画面コンテンツデータを抽出しているが、本ルールはベースとなる画面コンテンツデータの個々の構成要素に対して「表示する(または表示しない)」、「表示順序を変更する」という情報を定義するだけである。
つまり、利用者のユーザビリティや経験価値を高めるには、利用端末の画面サイズ、入出力デバイス、チャネルの特性などに応じて「全体最適」された画面コンテンツの提供が求められるが、特許文献1の方法ではベースとなる画面コンテンツの部分表現にしかすぎず、「部分最適」された画面しか提供できない。
「全体最適」された画面コンテンツを提供するには、画面コンテンツデータの構成要素に加えて、全体の画面フロー、画面レイアウト、GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェイス)部品などに関する細かなルールの記述が必要であるが、特許文献1に開示された技術では定義されていないため実現不可能である。
また、チャネルの特性に応じてコンテンツを提供するには、例えば、利用企業ごと、チャネルごと、取引ごと、利用者ごとなどに応じて適用するルールを作成する場合があるが、特許文献1の方法ではルールの適用範囲、複数ルールが定義される場合の処理の優先順序などが定義されていないため、複数のルールを処理することができない。例えば、利用者(または利用者セグメント)ごとに表示をカスタマイズするパーソナライズを実行するためには、コンテンツを作成するためのルールに加えて、パーソナライズを実行するためのルールを定義する必要があるが、特許文献1の方法では実現不可能である。
一方、特許文献2では、画面サイズや入力デバイスの違いによって中間表示をカスタマイズし、変換後のコンテンツがページ内に収まるようなGUI部品の変換や、構成要素の優先度を考慮した表示設定により、画面サイズに合わせた表示を行う方法を述べているが、変換ルール適用時に適用すべき具体的な変換ルールについて定義されておらず、また、特許文献1と同様に、どのチャネルに対してどの変換ルールをどのような順序で適用すればよいのか定義されていない。
例えば、GUI部品の転用はすべての画面に対して適用するのか、または特定の画面に対して適用するのか定義されておらず、仮に複数の変換ルールが定義されている場合は変換ルールの適用順序も定義されていないため変換ルールの競合を解決することができない。
また、変換前のコンテンツを変換後もページ内に収めることを目指しているため、利用者の操作性を考慮したUI部品の変換が行われるとは限らない。
例えば、タッチパネルを使用している場合、表示領域を小さくするためにプルダウンメニューに変換することにより、逆に利用者の操作性を損ねてしまうことがある。
本発明の目的は、画面サイズや入力インタフェイスなどの利用者端末の特性や、適用先の利用企業、チャネル、取引種類、利用者(または利用者セグメント)などによる表示コンテンツの特性に応じて、コンテンツを複数の異なるチャネルに転用できるコンテンツ共有システム、コンテンツ共有方法およびコンテンツ共有プログラムを提供することにある。本発明の他の目的は、コンテンツを複数の異なるチャネルに転用する際に、複数の転用ルールの適用範囲および適用順序を定義し、複数の転用ルールをより効率的に適用できるコンテンツ共有システム、コンテンツ共有方法およびコンテンツ共有プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、各チャネルに対する複数の転用ルールの適用範囲および適用順序を階層化して定義しておき(格納)、これに基づいて、各チャネルに適用する場合に、適用先に応じて複数の転用ルールを適用するものである。より具体的には、以下の構成を取る。
コンテンツを表示する利用者端末と、コンテンツを作成するサーバが通信網を介して接続されているコンテンツ共有システムにおいて、利用者端末はコンテンツの画面表示をサーバに要求する画面表示要求機能と、サーバからコンテンツを受信して、画面に表示する画面表示実行機能をもつ。
一方、サーバは事前に複数の異なるチャネルに対して転用可能なコンテンツである「標準画面フロー」およびチャネルごとに応じて転用可能な「転用ルール」を作成し、標準画面フローに対して転用ルールを適用することによりテンプレート画面を作成するテンプレート画面作成機能と、利用者端末からの画面表示要求に対して、テンプレート画面作成機能で作成したテンプレート画面に実データを埋込んでコンテンツを作成する表示画面作成機能と、表示画面作成機能において、テンプレート画面作成機能で作成したテンプレート画面に対して利用者または利用者セグメントごとの設定を記述したパーソナライズ定義を適用することにより、テンプレート画面を修正する表示画面パーソナライズ機能と、上記のテンプレート画面作成機能、表示画面作成機能、表示画面パーソナライズ機能で利用する情報を管理する記憶機能を持つことも本発明の一態様である。
また、上記のテンプレート画面作成機能では、記憶機能で管理されている画面部品情報を参照することにより、標準画面フローを作成し、記憶機能で管理されている標準画面フロー情報に格納し、標準画面フローの画面定義に関する情報(画面構成定義および画面グループ定義)を作成して記憶機能で管理されている画面定義情報に格納し、記憶機能で管理されている転用ルール情報を参照することにより、転用ルールを再利用または新規作成し、転用ルール情報に格納し、上記の画面部品情報、標準画面フロー情報、画面定義情報および転用ルール情報を参照し、上記で作成した標準画面フローに対して複数の転用ルールを順番に適用することにより、テンプレート画面を作成し、記憶機能で管理されているテンプレート画面情報に格納することも本発明の一態様に含まれる。
さらに、転用ルールとしては、画面グループまたは画面間の相関関係を定義した相関ルール、画面レイアウトの変更に関するルールを定義した画面レイアウト別ルール、基本画面パターンの変更または基本画面パターン内部のGUI部品の変更に関するルールを定義した基本画面パターン別ルール、GUI部品の変更に関するルールを定義したGUI部品ルール、画面レイアウト、基本画面パターン、GUI部品のビジュアルデザインに関するルールを定義したVD定義、画面サイズの変更に関するルールを記述した画面サイズ別ルール、入力インタフェイスの変更に関するルールを記述した入力I/F別ルール、特定の利用者または利用者グループごとの変更に関するルールを定義したパーソナライズ定義、銀行などの取引に関わる組織ごとの変更に関するルールを定義した銀行別ルール、取引チャネルごとの変更に関するルールを定義したチャネル別ルール、利用取引ごとの変更に関するルールを定義した取引別ルール、一連の取引画面グループごとの変更に関するルールを定義した画面グループ別ルール、画面遷移時の表示効果に関するルールを定義した画面遷移表示定義などを記述することができ、標準画面フローに適用する転用ルールはこれらのいずれかまたはこれらの組合せから構成される。
これらの転用ルールについて、標準画面フローに対して転用ルールを適用する適用順序を定めるために、転用ルールを階層化し、上記の転用ルールの階層において、より一般的な階層上位の転用ルールから順番に、より特定された階層下位の転用ルールを適用してもよい。
また、複数の転用ルールをテーマとして定義し、標準画面フローに対して複数のテーマの転用ルールを適用する場合、より一般的なテーマの転用ルールから順番に、より特定されたテーマの転用ルールを適用していってもよい。
さらに、同じ種類の転用ルールが定義されている場合、より一般的な転用ルールから順番に、より特定された転用ルールを適用し、もし同じ特定度の転用ルールがある場合、次にテーマの特定度に応じてより特定された転用ルールを適用していってもよい。これは、予め各転用ルールについて、一般的かの度合いを示すデータを記憶するなどして、定められた定義に基づいて判断する。
本発明によれば、利用者端末や表示コンテンツの特性に応じて、コンテンツを共有するための転用ルールを定義し、かつ複数の転用ルールの適用範囲および適用順序を明確に定義しているので、転用ルールの効率的な適用、および転用ルールの再利用が可能になり、コンテンツの作成コストを低減することができる。
本発明の実施形態におけるコンテンツ共有システムの機能構成例を示す図である。 実施形態のサーバにおいてテンプレート画面を作成する処理フローを示す図である。 実施形態の画面部品情報(画面レイアウト)の一例を示す図である。 実施形態の画面部品情報(基本画面パターン)の一例を示す図である。 実施形態の画面部品情報(GUI部品)の一例を示す図である。 実施形態の標準画面、および転用ルール適用後に作成されたテンプレート画面の一例を示す図である。 実施形態の画面構成定義情報の一例を示す図である。 実施形態の画面グループ定義情報(画面遷移順序が固定された場合)の一例を示す図である。 実施形態の画面グループ定義情報(画面遷移順序が固定されていない場合)の一例を示す図である。 実施形態の転用ルール種類の一例を示す図である。 実施形態の転用ルールの適用順序の階層の一例を示す図である。 実施形態の転用ルールの適用範囲の一例を示す図である。 実施形態の転用ルールのテーマの一例を示す図である。 実施形態の転用ルールの全体集合の一例を示す図である。 実施形態のパーソナライズ設定を優先して転用ルールを適用する場合の適用順序の一例を示す図である。 実施形態のテーマの絞込み度合いを優先して転用ルールを適用する場合の適用順序の一例を示す図である。 実施形態の標準画面フローの一例を示す図である。 実施形態の画面内ポップアップ方式表示に対応した基本画面パターンの一例を示す図である。 図17の標準画面フローを画面内ポップアップ方式に転用した場合のテンプレート画面の一例を示す図である。 実施形態のGUI部品ルールの一例を示す図である。 実施形態のVD定義、画面サイズ別ルール、入力I/F別ルールの一例を示す図である。 実施形態のパーソナライズ定義の一例を示す図である。 実施形態のサーバと利用者端末においてコンテンツを画面表示する処理フローを示す図である。
以下、図面を用いて本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態では、銀行営業店における振込取引の画面フローを、複数の異なるチャネル(セルフ操作型端末、現金自動預払機など)に転用して、チャネルに応じた画面フロー(コンテンツ)を作成するためのコンテンツ共有システム、コンテンツ共有方法およびコンテンツ共有プログラムの例を用いる。ただし、本発明の技術的思想は、この例に限定されるものではない。
なお、本発明で述べるコンテンツとは、端末上のWebブラウザ上で表示可能なHTML(HyperText Markup Language)コンテンツやリッチメディア系コンテンツ(Flashコンテンツ、Silverlightコンテンツなど)、ディスクトップ上にインストール可能なクライアント−サーバ型のアプリケーションコンテンツ、勘定系ホストと連動したMAP画面コンテンツなどのように、画面構造をXML(Extensible Markup Language)などで形式的に構造化できるものであればコンテンツの種類を制限するものではない。例えば、FlashコンテンツはMXML形式、SilverlightコンテンツはXAML形式で構造化して画面を作成することができる。以下では、コンテンツとは、各取引における一連の画面フローを意味し、取引に利用されるものである。
図1は、本発明の実施形態におけるコンテンツ共有システムの機能構成例を示す図である。サーバ1および複数の利用者端末2は通信網3を介して接続している。図1に示すように、サーバ1は4個の機能、利用者端末2は2個の機能を備えており、各機器のハードウェアおよびハードウェアを制御するプログラムによってこれらの機能が動作する。
利用者端末2の第一の機能は、利用者の入力操作によってサーバ1に対して画面表示の更新を要求する画面表示要求機能21である。利用者端末2の第二の機能は、サーバ1の表示画面作成機能12において作成された表示画面をサーバから1から受信し、利用者端末2のディスプレイなどの表示装置に受信した表示画面を表示する画面表示実行機能22である。
サーバ1の第一の機能は、サーバ1において取扱う情報を管理する記憶機能14である。記憶機能14は、画面部品情報141、標準画面フロー情報142、画面定義情報143、転用ルール情報144、テンプレート画面情報145を格納している。また、記憶機能14は、利用者端末に表示する実データを格納しているデータベース140を含んでいてもよい。実データとは、例えば、利用者の口座番号データ、口座残高データなどである。サーバ1の第二の機能は、記憶機能14に格納されている情報を利用して、利用者端末2に表示する画面のテンプレート画面を作成するためのテンプレート画面作成機能11である。テンプレート画面とは、実データを埋込む前の画面であり、テンプレート画面に実データを埋込むことによって、利用者端末2に表示可能な表示画面(コンテンツ)が作成される。サーバ1の第三の機能は、記憶機能14に格納されているテンプレート画面情報145および実データを利用して、利用者端末2に表示する表示画面(コンテンツ)を作成する表示画面作成機能12である。サーバ1の第四の機能は、利用者(または利用者セグメント)に応じてパーソナライズした表示画面を表示できるように、記憶機能14に格納されているテンプレート画面情報145に対して転用ルール情報144の中のパーソナライズに関する転用ルールを抽出・適用することにより、テンプレート画面を修正する表示画面パーソナライズ機能13である。ただし、表示画面をパーソナライズして利用しない場合は、表示画面パーソナライズ機能13を利用しなくともよい。ここで、利用者セグメントとは、何らかの観点で利用者をグループ分けした利用者の集合(例えば、高齢者セグメント、お急ぎ利用者セグメントなど)を表す。
なお、テンプレート画面作成機能11は画面表示実行前の事前に行われる機能であり、表示画面作成機能12は画面表示実行時に行われる機能であり、表示画面パーソナライズ機能13は画面表示実行前の事前に行われる場合または画面表示実行時に行われる場合の両方があってもよい。
また、利用者端末2のいずれかとサーバ1が、通信網3を介さず物理的に1台の装置であって、上記で説明した機能を1台の装置の中に有するものであってもよい。さらに、便宜上、第一、第二(サーバについては、第三や第四まで)と順序付けて各機能を説明したが、これらの順序には特に意味はなく、順番は異なってもよい。
本実施形態では、テンプレート画面を作成するにあたって、複数の異なるチャネルに対してコンテンツの転用が容易であるように、まず、(1)ベースとなるコンテンツの画面フロー(以下では「標準画面フロー」と呼ぶ)を作成し、次に、(2)作成したいチャネル向けに転用可能なルール(以下では「転用ルール」と呼ぶ)を作成し、(3)上記(1)で作成した標準画面に対して上記(2)で作成した転用ルールを適用することにより「テンプレート画面」を作成する。
上記(1)の標準画面フローについて補足する。
標準画面フローは、画面の表示に少なくとも必要な構成要素を定義した画面の一連のフローを示したものであり、画面に関するビジュアルデザインや表示効果の設定は要求しないものとする(設定されていてもよい)。例えば、HTMLコンテンツの場合は、HTMLのタグのみを用いて作成した画面であり、画面に対してCSS(Cascading Style Sheets)を適用していない状態の画面を想定している。
以下では、標準画面フローの中の1枚の画面を「標準画面」と呼ぶことにする。
標準画面フローにおける標準画面間の遷移関係は、HTMLコンテンツのアンカータグに設定されたリンク情報(遷移先画面を示すハイパーリンク情報)を辿ることにより、その標準画面の遷移先を知ることができる。転用ルールを適用してもリンク情報を保存しておけば、作成されたテンプレート画面においても画面間の遷移関係は維持されている。
上記のように次々と画面を遷移させることによって取引(または情報表示など)を進める方式を以下では「ウィザード方式」と呼ぶことにする。
一方、一つの画面の中で、複数の部分画面(ポップアップウィンドウなど)を表示することにより、取引(または情報表示など)を進め、元の画面自体は遷移させない方式を以下では「画面内ポップアップ方式」(あるいは「概念方式」)と呼ぶことにする。
なお、一つのコンテンツ(画面フロー)の中でウィザード方式と画面内ポップアップ方式(概念方式)を組合せて利用してもよい。標準画面フローはウィザード方式で作成することを想定しているが、チャネルによっては画面内ポップアップ方式のコンテンツを作成できるように、画面内ポップアップ方式表示に転用可能な一連の画面の集合(以下では「画面グループ」と呼ぶことにする)を事前に定義しておく。
画面内ポップアップ方式の画面内ではポップアップの表示または入力の順序を任意とすることができるため、標準画面フローの画面グループの表示順序、および画面グループ内の画面の表示順序を任意に設定できるように定義しておく。詳細は以降で説明する。
上記(2)の転用ルールについて補足する。
標準画面フローはある取引(例えば、振込取引)に対して、最初に1つだけ作成すればよく、適用したいチャネルごとに転用ルールを作成すればよい。
このとき、一度作成した転用ルールは転用ルール情報144に格納し、再利用可能とする。従って、転用ルールはチャネルごとに一から作成する必要はなく、すでに作成している転用ルールを再利用して別の転用ルールを作成し、転用ルール情報144に格納すればよい。
また、転用ルールには適用範囲(例えば、特定の銀行のすべての取引に対して、または特定のチャネルの特定の取引に対してなど)を定義しておき、特定の適用範囲に適用可能な複数の転用ルールを集合として定義することができる。このような複数の転用ルールの集合を以下では「テーマ」と呼ぶことにする。
また、標準画面に適用する転用ルールを適用する際に、複数のテーマまたは複数の転用ルールが存在する可能性があるので、転用ルールの適用順序を明確化するために、転用ルールを階層化して管理し、階層の一番上位の転用ルールから順番に適用していき、最後に階層の一番下位の転用ルールを適用することにする。
このとき、同じ種類の転用ルール(例えば、ビジュアルデザインに関する転用ルール)が複数定義されている場合(例えば、銀行のコーポレートカラーに沿った背景色の変更に関する転用ルールと、利用者がパーソナライズした背景色の変更に関する転用ルールなど)、階層の下位の転用ルールになるほど後から上書きされていくので、下位の転用ルールほど優先度が高いと考える。
従って、階層の上位から下位に向かって、概念的により特定されるように転用ルールを対応付ける。例えば、階層の上位から下位に向かって順番に、銀行ごとの転用ルール、チャネルごとの転用ルール、取引ごとの転用ルール、利用者ごとの転用ルールを定義していく。詳細は以降で説明する。
図2は、サーバ1のテンプレート画面作成機能11において、テンプレート画面を作成する処理フローを示す図である。
ステップ111では、画面部品情報141を利用して標準画面フローを作成し、作成した標準画面フローを標準画面フロー情報142に格納する。標準画面フローの中の各標準画面は、「画面レイアウト」、「基本画面パターン」、および「GUI(Graphical User Interface)部品」から構成されている。
図3は、実施形態の画面部品情報(画面レイアウト)の一例を示す図である。
画面レイアウトとは、画面の表示領域の分割をパターン化したものであり、例えば、銀行名やロゴを表示するヘッダ領域、取引のナビゲーションを表示するナビゲーション領域、メインコンテンツを表示するメイン領域などに分割したものである。図3(a)の画面レイアウト701は、上部のヘッダ領域、中央部のメイン領域、下部のフッタ領域から構成されていることを示す。図3(b)の画面レイアウト702は、上部のヘッダ領域、左側のナビゲーション領域、中央部のメイン領域から構成されていることを示す。図3(c)の画面レイアウト703は、上部のヘッダ領域、上部から2段目のナビゲーション領域、中央部のメイン領域から構成されていることを示す。図3(b)と図3(c)は同じ表示内容をもつ画面レイアウトであるが、レイアウトの配置が異なっている例である。
図3(d)の画面レイアウト704は、表示領域が分割されておらず、メイン領域のみから構成されていることを示す。
図4は、実施形態の画面部品情報(基本画面パターン)の一例を示す図である。
基本画面パターンとは、取引(または情報表示)でよく利用される類型化された画面をパターン化したものであり、例えば、メニュー画面、カナ入力画面、テンキー入力画面、確認画面、処理中画面、振込先入力画面などである。同じ振込先入力を行う画面であっても、画面内の構成要素の配置、操作性、ビジュアルデザインなどをバリエーション化した複数の振込先入力画面が定義されていてもよい。
図4(a)の画面711は出金口座入力を示す基本画面パターンであり、(b)の画面712は出金口座入力を示す別の基本画面パターンである。
同様に、図4(c)の画面713および図4(d)の画面714は金額入力を示す異なる基本画面パターンであり、図4(e)の画面713および図4(f)の画面714は振込先入力を示す異なる基本画面パターンである。
なお、これらの画面711から画面716は、転用ルール適用後に利用される基本画面パターンを想定したものである。
図5は、実施形態の画面部品情報(GUI部品)の一例を示す図である。
GUI部品とは、画面でよく利用される類型化された構成要素(部品)をパターン化したものであり、例えば、戻るボタン、実行ボタン、出力エリア(ラベル)、入力エリア、画像データ、選択ボタン、プルダウンメニュー、グリッドなどである。
基本画面パターンと同様の考え方で、同じ「戻るボタン」であっても、操作性、ビジュアルデザインなどをバリエーション化した複数の「戻るボタン」が定義されていてもよい。例えば、同じ「戻るボタン」であっても、図5のように複数の「BackBtn#1」、「BackBtn#2」、「BackBtn#3」を定義することができる。
なお、画面部品情報141には、上記の画面レイアウト、基本画面パターン、GUI部品の集合が管理されている。これらの画面部品は事前に定義されており、標準画面フローの作成時に再利用可能である。あるいは、上記の画面部品を新規に作成して画面部品情報141に登録して利用することも可能である。すなわち、画面レイアウト、基本画面パターン、GUI部品のぞれぞれについて、それらを識別子のような識別するための情報や如何なる処理を行うべきかを示す情報と対応付けて記憶することで、それぞれについての管理を可能にしている。
また、これらは標準画面フローの作成時に利用するだけではなく、転用ルールの適用後の基本画面パターンやGUI部品などを表す画面部品としても利用可能である。
また、図5のように、GUI部品の集合は、画面部品情報141の内部でGUI部品ライブラリ730として表または木構造などで形式的に管理されており、部品名731をキーとして検索すれば、キーに対応するGUI部品732を取得することができる。
さらに、標準画面フローの各画面を作成する際には、GUI部品を転用しやすいように、各構成要素には部品の種類を示すクラスまたはIDを付与しておく。
例えば、標準画面フローの中のすべての画面の「戻るボタン」に対して「BackBtn」というクラスを付与しておき、転用ルールにおいて「BackBtnクラスのGUI部品を、部品名がBackBtn#1であるGUI部品に変換する」というルールを記述することにより、コンテンツの転用を実現できる。転用ルールの詳細については以降で説明する。
画面レイアウトおよび基本画面パターンについても、GUI部品と同様の考え方で、画面部品情報141の内部でそれぞれ画面レイアウトライブラリおよび基本画面パターンライブラリとして表または木構造などで形式的に管理されており、キーとして検索すれば、キーに対応する画面レイアウトまたは基本画面パターンを取得することができる。標準画面フローの各画面を作成する際にも、GUI部品と同様の考え方で、各画面および画面レイアウト内部の各表示領域に種類を示すクラスまたはIDを付与しておく。
標準画面フロー情報142の内部では標準画面フローおよびその中の標準画面をIDで管理しており、IDをキーにすることにより、標準画面フローまたはその中の標準画面を取得ことができるとする。
図6(a)は、実施形態のステップ111において作成された標準画面フローの中の標準画面の一例を示す図である。標準画面フロー情報142はこのような画面の集合を管理する。
図2のテンプレート画面を作成する処理フローの説明に戻る。
図2のステップ112では、ステップ111で作成した標準画面フローに関する画面定義(画面構成定義および画面グループ定義)を作成し、画面定義情報143に格納する。
図7は、実施形態の画面構成定義情報1431の一例を示す図であり、画面定義情報143(テーブル)で管理されている。画面構成定義は、コンテンツの転用をしやすくするように画面のレイアウト構成を定義したものである。
対象取引14311は、対象取引を識別するためのIDと取引種類を示す種類から構成されている。画面領域14312は、画面領域を識別するためのIDと画面領域種類を示す種類から構成されている。
図7の例では、投資信託購入取引の画面フローをIDがT1、取引種類がMutualFundNaviであると定義し、この画面フローは3つの表示領域(IDがM1であるMainArea表示領域、IDがH1であるHeader表示領域、IDがN1であるNavi表示領域)から構成されていることを示す。この例は図3(b)の画面レイアウト702を用いて標準画面フローを作成する場合の画面構成定義を想定している。
なお、画面構成定義情報1431は標準画面フローを作成する際に、画面および画面内の各表示領域に対して直接IDおよび種類に関する情報を埋込み、それらを解析することにより、自動的に画面構成定義情報1431を作成することも可能である。
図8は、本実施形態の画面グループ定義情報1432の一例を示す図であり、画面定義情報143(テーブル)の内部で管理されている。
画面グループ定義は、取引の遷移をウィザード方式または画面内ポップアップ方式(概念方式)のどちらにも対応できるように、操作の関連性の高い画面をグループ化して定義したものである。
例えば、振込取引において(a)振込元の口座(出金口座)情報を入力する画面、(b)振込金額を入力する画面、(c)振込先口座情報を入力する画面は関連性が高く、画面内ポップアップ方式の場合、1つの画面に上記(a)から(c)の画面をポップアップ画面(サブ画面)として構成することが可能である。この場合、上記(a)から(c)の画面を同じ画面グループとして定義する。
対象取引ID14321は、対象取引を識別するためのIDを示し、画面構成定義情報1431の対象取引14311のIDに対応するものである。画面領域ID14322は、画面領域を識別するためのIDを示し、画面構成定義情報1431の画面領域14312のIDに対応するものである。画面グループ14323は、対象とする取引の全体画面フローの中での画面グループを表示する順序、画面グループを識別するID、画面グループ種類を示す種類から構成されている。
画面14324は、対象とする画面グループの中での画面を表示する順序、画面を識別するID、画面の種類を示す基本画面パターンから構成されている。
図8の例では、画面グループG1内の画面s1、s2、s3を順に表示し、次に画面グループG2のs4を表示することを示す。この例は、すべての画面グループの順序および画面の順序が定義されているため、これらの画面フローをウィザード方式で作成することを意味しており、画面グループを意識しなくてその後の処理を実行することも可能である。
図9は、実施形態の画面グループ定義情報1432の一例を示す第二の図である。
画面グループまたは画面の順序に「−」と記載した場合は、それぞれ対象とする取引の中または対象とする画面グループの中で表示順序が固定されていない(任意とする)ことを意味する。図9の例では、画面グループG1の中の3つの画面(s20、s30、s40)の表示順序を固定しないことを意味する。
つまり、画面グループ内の画面の表示順序が固定されていないため、これらの画面フローをウィザード方式または画面内ポップアップ方式(概念方式)のどちらで作成してもよいことを意味している。ウィザード方式で作成する場合は、標準画面フローの作成時に記述している画面遷移先のリンク情報を優先して画面の表示順序を決定する。
なお、画面グループ定義情報1432についても、画面構成定義情報1431と同様の考え方で、標準画面フローを作成する際に、画面に対して直接IDおよび基本画面パターン種類に関する情報を埋込み、それらを解析することにより、自動的に画面グループ定義情報1432の一部を作成することも可能である。
ただし、画面グループに関する情報、および画面の順序に関する情報に関しては追加して定義する必要がある。以下では、転用ルールについて説明する。
図10は、実施形態の転用ルール種類の一例を示す図である。
画面フローに関する転用ルールとして「相関ルール」、画面構成に関する転用ルールとして「画面レイアウト別ルール」、「基本画面パターン別ルール」、「GUI部品ルール」、画面のビジュアルデザインに関する転用ルールとして「VD(Visual Design)定義」がある。相関ルールは、画面グループまたは画面間の相関関係に関するルールを意味する。例えば、画面グループの画面間の順序関係の変更、画面内ポップアップ方式の適用などのルールである。
画面レイアウト別ルールは、画面レイアウトの変更に関するルールを意味する。例えば、標準画面としては図3(b)のような画面レイアウトで定義し、作成後のコンテンツとしては図3(c)のような画面レイアウトに変更したい場合に記述する。
基本画面パターン別ルールは、基本画面パターンの変更、基本画面パターン内部のGUI部品の配置の変更、基本画面パターン内部に表示するGUI部品の追加や削減などに関するルールを意味する。例えば、標準画面フローの中の画面を図4のような基本画面パターンに変更したい場合に記述する。
GUI部品ルールは、画面の構成要素であるGUI部品の変更に関するルールを意味する。例えば、画面の中のGUI部品を図5のようなGUI部品に変更したい場合に記述する。
VD定義は、画面レイアウト、基本画面パターン、GUI部品のビジュアルデザインに関するルールである。例えば、GUI部品内の文字の種類やサイズや色、GUI部品内の構成要素のサイズや表面色や背景色、GUI部品に対する操作時(クリックする、選択する、選択を解除するなど)の表示効果(アニメーション効果など)などを定義したい場合に記述する。
他の転用ルールには、利用対象チャネルの制約により変更する転用ルールとして「画面サイズ別ルール」および「入力I/F(Interface)別ルール」、利用者また利用者セグメントごとに設定する転用ルールとして「パーソナライズ定義」、画面遷移時の表示効果に関する転用ルールとして「画面遷移表示定義」がある。
画面サイズ別ルールは、画面サイズによって表示を変更したい場合に記述し、主に上記の画面構成に関する転用ルールおよびビジュアルデザインに関する転用ルールから構成されている。例えば、画面サイズとして17インチ・ワイド画面、15インチ・縦型表示などに応じて、画面サイズ別ルールを記述する。
17インチ・ワイド画面の場合は、「メニュー基本画面パターンの内部のすべてのテキストボタンの横幅を20%伸ばす」などのルールを記述できるものとする。
入力I/F別ルールは、入力インタフェイスによって表示を変更したい場合に記述し、主に上記の画面構成に関する転用ルールおよびビジュアルデザインに関する転用ルールから構成されている。例えば、入力インタフェイスとしてキーボード入力、ペン入力、マウス入力、タッチパネル入力、赤外線や超音波などを利用したセンサ入力、画像認識による入力、またはこれらの組合せなどに応じて、入力I/F別ルールを記述する。例えば、標準画面フローとしては一般的なマウスとキーボードを利用した入力方法を想定して定義しておき、タッチパネルを利用するチャネル(例えばセルフ操作型端末)に適用する際には、タッチパネル入力を対象とした入力I/F別ルールを定義する。この定義には、タッチパネル操作がしやすいように、「GUI部品のサイズや表示文字のサイズを大きくする」、「表の表示数を減らす」などのルールを記述できるものとする。
パーソナライズ定義は、利用者または利用者セグメントごとに表示を変更したい場合に記述し、主に上記の画面フローに関する転用ルール、画面構成に関する転用ルール、ビジュアルデザインに関する転用ルールから構成されている。例えば、利用者を「高齢者」、「お急ぎ利用者」、「積極利用者」などのセグメント、または利用者個人ごとにパーソナライズ定義を記述する。
画面遷移表示定義は、画面遷移の中で画面が切替わるときに表現したい表示効果を記述し、主にビジュアルデザインに関する転用ルールから構成されている。
例えば、あるチャネル(例えばセルフ操作型端末)では「画面の切替え時に、遷移前の画面をフェードアウトさせた後、遷移後の画面をフェードインする」などの定義を記述できるものとする。
さらに他の転用ルールには、銀行別に定義した「銀行別ルール」、取引チャネル別に定義した「チャネル別ルール」、利用取引種類別に定義した「取引別ルール」、取引画面の中の画面グループ別に定義した「画面グループ別ルール」がある。
これらのルールは、主に上記の画面フローに関する転用ルール、画面構成に関する転用ルール、ビジュアルデザインに関する転用ルールから構成されている。
なお、上記これらの転用ルール以外にも新たな転用ルールの種類を設定し、定義してもよい。また、あるチャネル向けのコンテンツを作成したい場合、これらの転用ルールをすべて記述する必要はなく、必要なルールを必要に応じて記述すればよい。
これらの複数の転用ルールを記述した際に、転用ルールの適用順序を明確にするために、転用ルールを階層化することにより適用順序を定義する。以下では、図10の項番#1から#8の転用ルールを対象とする。
図11は、実施形態の転用ルールの適用順序の階層の一例を示す図である。
図中の四角形の各要素は図10で説明した転用ルール、または転用ルールを構成する部分転用ルールの種類を表す。後者については、例えば、画面サイズ別ルール46は、画面レイアウト別ルールに関する部分462、基本画面パターン別ルールに関する部分463、GUI部品ルールに関する部分464、VD定義に関する部分465の4種類の部分転用ルールから構成されていることを表す。
このとき、転用ルールを「より一般的なルールから順番に、より特定されたルールを適用していく」と考える。例えば、まず画面フローに関する相関ルール、次に画面構成に関する適用するルールとして画面レイアウト別ルール、基本画面パターン別ルール、GUI部品ルール、最後にビジュアルデザインに関するVD定義の順番で適用する。図中の矢印は転用ルールの適用する順序を表している。
なお、例えば、同じ画面レイアウト別ルールにも、42の画面レイアウト別ルールの他に、画面サイズ別ルールの中で記述されたルール462、入力I/F別ルールの中で記述されたルール472、パーソナライズ定義の中で記述されたルール482があり、これらも「より一般的なルールから順番に、より特定されたルールを適用していく」と考える。
この場合は、ルール42、ルール462、ルール472、ルール482の順番で適用する。したがって、全体として、ルール41、ルール481を順番に適用した後に、ルール42、ルール462、ルール472、ルール482を順番に適用し、その後にルール43、ルール463、ルール473、ルール483を順番に適用し、その後にルール44、ルール464、ルール474、ルール484を順番に適用し、最後にルール45、ルール465、ルール475、ルール485を適用する。
以上の転用ルールの適用順序の考え方を適用すれば、例えば、銀行として提供する画面構成やGUI部品を決定した後に、さらに利用者ごとのカスタマイズ設定が定義されていれば画面コンテンツをパーソナライズすることが可能になる。
なお、図11の転用ルールの階層において、階層の順序関係を別の順序で定義してもよい。
例えば、入力I/F別ルール47を画面サイズ別ルール46より先に適用する位置(左隣列)で定義してもよい。この場合、画面レイアウト別ルールに関しては、ルール42、ルール472、ルール462、ルール482の順番で適用する。
図12は、実施形態の転用ルールの適用範囲の一例を示す図である。
図10で定義した各転用ルールは、銀行内のすべての取引に適用するために記述したルールの集合、あるチャネル内のすべての取引に適用するために記述したルールの集合、特定の取引のみに適用するために記述したルールの集合などがあり得る。
ここでも「より一般的なルールから順番に、より特定されたルールを適用していく」との基準に従って処理していく。つまり、銀行内のすべての取引に適用するために記述したルールの集合、あるチャネル内のすべての取引に適用するために記述したルールの集合、特定の取引のみに適用するために記述したルールの集合の順番で適用する。例えば、VD定義として、ある銀行用に記述されたVD定義(図12の51に相当)、あるチャネルA(セルフ操作型端末)用に記述されたVD定義(図12の511)、さらにある取引A(振込)用に記述されたVD定義(図12の5111に相当)の3種類が定義されている場合、ルール51、ルール511、ルール5111の順番で適用する。
図13は、実施形態の転用ルールのテーマの一例を示す図である。テーマは、例えば、銀行ごと、チャネルごと、取引ごとなどの単位で複数の転用ルールを一つにまとめたものである。これにより、転用ルールの再利用性を高め、効率的な転用ルールの定義やコンテンツの開発を行うことが可能になる。例えば、ある銀行Aに対して図10のような転用ルールの集合56をテーマC57として定義し、あるチャネルAに対して図10のような転用ルールの集合561をテーマB571として定義し、さらにある取引Aに対して図10のような転用ルールの集合5611をテーマA5711として定義することができる。
なお、テーマは上記のような包含関係になっている必要はなく、例えばルールの集合5611と5621を一つのテーマとして定義してもよい。
図14は、実施形態の図10から図13で説明した転用ルールの全体集合を整理した一例を示す図である。
転用ルール種類601で示した転用ルールは、図10の項番#1から#8の転用ルールに相当し、図11で表した各部分転用ルールに詳細化している。
なお、図10のこれら以外の転用ルール(#9から#13)については、説明を簡単にするために省略する。
また、図13で示したようなテーマをここでは銀行別テーマC602、チャネル別テーマB603、取引別テーマA604として定義する。これらの各テーマについて図11のようなルールが定義されている。
ここで、図14の表中の各値は転用ルールを示す。例えば、表中のr28Vは、チャネル別テーマBとして記述されたパーソナライズ定義であり、その中のビジュアルデザインに関するVD定義部分を示す転用ルールである。
図11の転用ルールの階層は、図14の各テーマについて定義されたものであるので、複数のテーマ全体としての適用順序としては、(1)利用者ごとの設定をより優先する考え方がある。本実施形態には、これらの考え方に従って、処理する内容がそれぞれ含まれる。また、バリエーションとして(2)テーマごとの設定をより優先する考え方もある。
図15は、上記(1)の考え方に基づいて、実施形態のパーソナライズ設定を優先して転用ルールを適用する場合の適用順序の一例を示す図である。転用ルール間の矢印はルールの適用順序を表し(例えば、r11を適用した後にr21は適用する)、転用ルールのグループ間の矢印もルールの適用順序を表す(例えば、転用ルールのグループ611のすべての転用ルールを適用した後に転用ルールのグループ621の転用ルールを適用していく)。この考え方は、「すべてのテーマに対して、より一般的な転用ルールから順番に、より特定された転用ルールを適用し、もし同じ特定度の転用ルールがあれば、次にテーマの特定度に応じてより特定された転用ルールを適用していく」ものである。例えば、図14において、VD定義に関する定義の適用順序については、項番#5の転用ルール(r15、r25、r35)を適用し、次に項番#6−4の転用ルール(r16V、r26V、r36V)を適用し、次に項番#7−4の転用ルール(r17V、r27V、r37V)を適用し、最後に項番#8−5の転用ルール(r18V、r28V、r38V)を適用する。ここで、項番#5の転用ルール(r15、r25、r35)内の適用順序はr15、r25、r35の順番であり、他の項番#6、項番#7、項番#8についても同様である。
これらを整理すると、図15のように、最初に画面フローに関する転用ルール611を適用し、次に画面構成に関する転用ルール621、622、623を順に適用し、最後にビジュアルに関する転用ルール631を適用していく。ここで、転用ルール621内では、最初にr12、r22、r32の順番で適用し、次に画面サイズ別ルールとしてr16L、r26L、r36Lの順番で適用し、次に入力I/F別ルールとしてr17L、r27L、r37Lの順番で適用し、最後にパーソナライズ定義としてr18L、r28L、r38Lの順番で適用する。
他の転用ルール611、622、623、631についても同様である。
なお、図14で示した転用ルールをすべて記述する必要はなく、必要なルールを必要に応じて記述すればよい。このとき、定義された転用ルールのみについて、図15で示した適用順序で転用ルールを適用すればよい。
また、転用ルールをすべて適用するのではなく、転用ルールの適用途中で中止できるようにしてもよい。
一つの方法としては、(a)特定の転用ルールにフラグを設定しておき、転用ルールの適用を途中で中止できるようにする。例えば、あるチャネルでパーソナライズを適用したくない場合は、パーソナライズ定義に適用除外のフラグを設定しておき、図15の適用順序の中で、フラグが設定されたパーソナライズ定義を適用した後に、転用ルールの適用を中止して終了する。
別の方法としては、(b)適用中止の条件を記述しておき、その条件が満たされる場合に、転用ルールの適用を途中で中止できるようにする。例えば、あるパーソナライズ定義が適用されたらそれ以降はルールを適用しない、という条件を設定しておく。この条件は形式的に定義されたものであり、コンピュータ上で解釈可能なものであればよく、例えば、一般のコンピュータ言語を利用したIF−THEN形式による記述、またはXMLによる記述などで定義可能である。
図16は、上記(2)の考え方に基づいて、実施形態のテーマの絞込み度合いを優先して転用ルールを適用する場合の適用順序の一例を示す図である。
図16の表記方法は図15と同様である。この考え方は、「より一般的な転用ルールの種類からより特定された転用ルールの種類の順番で転用ルールを適用していき、同じ種類の部分転用ルールが複数存在する場合は各テーマの中でより一般的な転用ルール種類の部分転用ルールからより特定された転用ルール種類の部分転用ルールの順番で部分転用ルールを適用していく。このとき、より一般的なテーマからより特定されたテーマの順番でテーマを選択していく」ものである。
例えば、図14において、VD定義に関する定義の適用順序については、銀行別テーマC602の転用ルール(r15、r16V、r17V、r18V)を適用し、次にチャネル別テーマB603の転用ルール(r25、r26V、r27V、r28V)を適用し、最後に取引別テーマA604の転用ルール(r35、r36V、r37V、r38V)を適用する。
ここで、銀行別テーマC602の転用ルール(r15、r16V、r17V、r18V)内の適用順序はr15、r16V、r17V、r18Vの順番であり、他のテーマB603、テーマA604についても同様である。これらを整理すると、図16のように、最初に画面フローに関する転用ルール641を適用し、次に画面構成に関する転用ルール651、652、653を順に適用し、最後にビジュアルに関する転用ルール661を適用していく。ここで、転用ルール651内では、最初に銀行別テーマCのルールとしてr12、r16L、r17L、r18Lの順番で適用し、チャネル別テーマBのルールとしてr22、r26L、r27L、r28Lの順番で適用し、最後に取引別テーマのルールとしてr32、r36L、r37L、r38Lの順番で適用する。他の転用ルール641、652、653、661についても同様である。
なお、図15と同様に、図16で示した転用ルールをすべて記述する必要はなく、必要なルールを必要に応じて記述すればよい。そのとき、定義された転用ルールのみについて、図16で示した適用順序で転用ルールを適用すればよい。
また、転用ルールをすべて適用するのではなく、転用ルールの適用途中で中止する方法についても図15の場合と同様である。
図15および図16で示した転用ルールの適用順序の計算方法は、図15および図16のように定義した表をコンピュータ上に保持し、この表の中の転用ルールを順番に検索し、その転用ルールを利用者が定義していればその転用ルールの実体を取得して、標準画面フローに対してその転用ルールを適用していく。別の方法としては、図14の表を図11のような階層構造(例えば二分木などの木構造)としてコンピュータ上に保持し、この二分木を探索することにより転用ルールを順番に取得する方法が考えられる。例えば、上記(1)の利用者ごとの設定をより優先する場合は二分木を幅優先探索方法で検索し、上記(2)テーマごとの設定をより優先する場合は二分木を深さ優先探索方法で検索することにより、転用ルールを順番に検索し、それぞれ図15および図16で示した順番で転用ルールを取得することができる。
この場合、二分木による検索のため前者の表を利用した検索よりも高速化することが可能であり、また上記(1)または(2)の考え方に依らずに二分木を一つ作成すればよいだけであるので転用ルールの管理工数を低減することができる。
なお、転用ルールの適用順序に関する定義は記憶機能14で管理されているとする。
図2のテンプレート画面を作成する処理フローの説明に戻る。
図2のステップ113では、ステップ111で作成した標準画面フローに対して適用する転用ルールを定義するために、転用ルール情報144を参照して類似した転用ルールを取得し、そのまま別名定義として、または修正された新しい定義として転用ルールを作成し、転用ルール情報144に格納する。
図2のステップ114では、ステップ111で作成した標準画面フローに対して適用をする転用ルールを定義するために、新しく転用ルール作成し、転用ルール情報144に格納する。
上記ステップ113およびステップ114において、図10から図14で示したような各種の転用ルールを作成する。具体的な転用ルールについては以降で説明する。
図2のステップ115では、画面部品情報141で管理されている画面レイアウト、基本画面パターン、GUI部品などのライブラリデータ、標準画面フロー情報142に格納された標準画面フロー、画面定義情報143に格納された画面構成定義情報および画面グループ定義情報、転用ルール情報144に格納れた各種転用ルールを取得し、上記で説明した転用ルールの適用順序の定義に従って標準画面フローに対して順番に転用ルールを適用し、最終的なテンプレート画面を作成し、テンプレート画面情報145に格納する。
例えば、図6(a)のような標準画面フローの中の一部の標準画面に対して、転用ルールを適用することにより、図6(b)のようなテンプレート画面を作成する。同様に、同じ標準画面フローに対して異なる転用ルール(またはテーマ)を適用することにより、異なるテンプレート画面を作成することが可能になり、結局、標準画面フローを一つ作成すれば、後は作成したいチャネルごとに転用ルールを準備するだけで容易にコンテンツを作成することが可能になる。
以下では、標準画面フロー(一部分)に対して転用ルールを適用することにより画面内ポップアップ方式(概念方式)のテンプレート画面を作成する一例を示す。
図17は、振込取引フローの一部分を示す標準画面フローの一例である。図2のステップ111において画面部品情報141を利用してこのような標準画面フローを作成する。
画面801は利用者の振込元情報として出金口座情報を入力する画面、画面802は振込金額を入力する画面、画面803は振込先情報を入力する画面を示す。
図2のステップ112では画面情報定義として画面グループ定義を定義する。
この標準画面フローの画面グループ定義は、図9の画面グループIDがG7であるような定義である。ここで、図9の画面14324のID欄がs20に対応する画面が画面801、s30に対応する画面が画面802、s40に対応する画面が画面803であるとする。また、画面801、画面802、画面803の表示順序は任意であるとし、画面14324の順序欄には「−」と記述する。
図18は、実施形態の画面内ポップアップ方式(概念方式)表示に対応した基本画面パターンの一例を示す図である。
図17で示した標準画面フローを画面内ポップアップ方式の画面コンテンツに変換する場合に、画面部品情報141には図18(a)および(b)のような基本画面パターンが格納されている(または新規作成して格納する)。
図18(a)の画面720は、部分画面(ポップアップ表示部分)721から部分画面723に対して部分画面722の情報を移動させるようなシーンで利用できる基本画面パターンであり、振込取引などで利用できるものである。
以下では、図17の標準画面フローに対して、図18(a)の基本画面パターンを適用する場合を考える。
図19は、図17の標準画面フローに対して転用ルール適用して図18(a)の画面内ポップアップ方式に転用した場合のテンプレート画面の一例を示す図である。
標準画面フローの画面801を図18(a)の基本画面パターンの部分画面721に適用した結果が図19の部分画面811であり、画面802を部分画面722に適用した結果が部分画面812であり、画面803を部分画面723に適用した結果が部分画面813であることを表す。
このようなテンプレート画面を作成するために、ステップ113およびステップ114において転用ルールを再利用または新規作成する。
説明を簡単にするため、ここではテーマを1つだけ定義すると仮定する。
(1)相関ルールに関しては、「画面グループG7を画面内ポップアップ方式にする」ことを示すルールを記述する。
コンピュータ上での実装時にはこの記述を形式的、かつコンピュータ上で解釈可能な形式で定義すればよい。例えば、一般のコンピュータ言語を利用したIF−THEN形式による記述、またはXMLなどによる記述などにより実装可能である。以降で示す転用ルールについても同様である。
(2)画面レイアウト別ルールに関しては、本実施形態の例では表示領域の分割はないと仮定し、記述しない。
(3)基本画面パターン別ルールとしては、以下の4つの転用ルールを記述する。(3−1)「画面グループG7を基本画面パターン「振込入力#1(図18(a))」に変更する」。(3−2)「画面s20を基本画面パターン「振込情報入力#1(図4(a))」に変更する」。(3−3)「画面s30を基本画面パターン「金額情報入力#1(図4(c))」に変更する」。(3−4)「画面s40を基本画面パターン「振込情報入力#3(図4(e))」に変更する」。この場合、基本画面パターン別ルールとして4つの転用ルールを定義したが、これらの4つの転用ルールを先頭から適用優先順位が高い順番に記述し、先頭の転用ルールから順番に適用すればよい。
なお、変更対象とする画面は、上記のように具体的な画面ID(例えば、s20、s30、s40)を記述してもよいし、基本画面パターンの種類を記述してもよい。後者については、例えば、「金額情報入力である種類の画面に対しては、基本画面パターン「金額情報入力#1(図4(c))」に変更する」と書けばよい。
(4)GUI部品ルールについては、どの画面(対象画面)のどのGUI部品(対象GUI部品)をどのGUI部品(適用後GUI部品)に変更するか、ということを記述する。
図20は、実施形態のGUI部品ルールの一例を示す図である。
GUI部品ルールを表形式で示したものであり、対象画面911はルール適用対象となる画面を表したものであり、全画面を対象とする場合は「AllScreen」と記述し、特定の基本画面パターンの種類を対象とする場合はその基本画面パターンの種類を記述し、特定の画面(または画面グループ)を対象とする場合はその画面IDを記述する。
対象GUI部品912は、対象画面911で記述された画面に対してルール適用対象となるGUI部品を表したものであり、特定のGUI部品の種類を対象とする場合はそのGUI部品の種類を記述し、特定のGUI部品そのものを対象とする場合はそのGUI部品IDを記述する。
適用後GUI部品913は、対象GUI部品912で記述されたGUI部品に対して変更したいGUI部品を表したものであり、特定のGUI部品の種類を記述する。例えば、図20の表の1行目のルールは「すべての画面のテキストボタンText_BtnをGUI部品TextBtn#3に変更する」ことを示し、2行目のルールは「基本画面パターンの種類がInputText1である画面の戻るボタンBack_BtnをGUI部品BackBtn#1に変更する」ことを示し、3行目のルールは「画面グループIDがG7である画面の実行ボタンExec_BtnをGUI部品ExecBtn#1に変更する」ことを示す。
(5)VD定義については、コンテンツの種類がHTMLコンテンツの場合、CSS(Cascading Style Sheets)を利用して記述すればよい。あるいは、CSS以外の記述手段であってもよい。
HTMLコンテンツ以外の場合は、一般に、XML形式のように構造化して記述可能なコンテンツはCSS相当のビジュアル定義方式(または構成要素のプロパティ設定などによるビジュアル定義方式)を保持しているので、各コンテンツに応じたビジュアル定義方法に従えばよい。
図21(a)は、実施形態のVD定義の一例を示す図である。図21の例では、すべての画面(.allClassクラス)に対して「文字の太さを太くする」、「背景色を赤色にする」、「境界色をRGBで#990000にする」というルールを記述している。
(6)画面サイズ別ルールについては、本実施形態では「17インチ・ワイド画面」に対する転用ルールとしてVD定義部分のみを記述している。図21(b)は、実施形態の画面サイズ別ルールの一例を示す図である。VD定義部分は上記(5)のVD定義と同様にCSS(またはCSS相当の記述方式)で記述している。
(7)入力I/F別ルールについては、本実施形態では「タッチパネル」に対する転用ルールとしてVD定義部分のみを記述している。図21(c)は、本実施形態の入力I/F別ルールの一例を示す図である。
(8)パーソナライズ定義については、本実施形態では「高齢者セグメント」に対する転用ルールとしてVD定義部分を記述している。この際、VD定義部分だけの記述としてもよい。図22は、実施形態のパーソナライズ定義の一例を示す図である。
図2のステップ115では、これらの作成した転用ルールに対して、図15の「利用者ごとの設定をより優先する考え方」に基づいて転用ルールを適用していく。具体的には、図17の標準画面フローに対して、上記の例で示した(1)相関ルール、(3)基本画面パターン別ルール、(4)GUI部品ルール、(5)VD定義、(6)画面サイズ別ルール(VD定義部分)、(7)入力I/F別ルール(VD定義部分)、(8)パーソナライズ定義(VD定義部分)の順番で適用していく。
このとき、例えば、上記(5)および(8)の両方において「border−color」という属性が定義されているが、転用ルールを適用する際に(5)の定義の上に(8)の定義が上書きされていく。
以上のように標準画面フローに対して転用ルールを適用することにより、テンプレート画面を作成することができる。
次に、図1の表示画面作成機能12および表示画面パーソナライズ機能13について説明する。
テンプレート画面作成機能11により事前に作成されたテンプレート画面は、記憶機能14においてテンプレート画面情報145として管理されている。
表示画面作成機能12は、画面表示時実行時に利用者端末2の画面表示要求機能21により画面表示の要求を受信した際に、上記で事前に作成したテンプレート画面情報145にデータベース140上の実データを埋込んで表示画面を作成し、利用者端末2に送信する機能である。
表示画面作成機能12において、パーソナライズ定義を適用し、利用者(または利用者セグメント)にテンプレート画面を作成すると、テンプレート画面の数が膨大になり、記憶機能14での管理が困難になる場合がある。
そこで、テンプレート画面作成機能11ではパーソナライズ定義を除いた転用ルールを適用し(テンプレート画面は中間作成の状態)、利用者端末2から画面表示要求があった場合(つまり画面表示実行時)に、テンプレート画面作成機能11で中間作成されているテンプレート画面に対して残りのパーソナライズ定義を適用することにより、最終的なテンプレート画面を完成させてもよい。
表示画面パーソナライズ機能13は、上記のように、利用者端末2から画面表示要求があった場合(つまり画面表示実行時)に、テンプレート画面作成機能11で中間作成されているテンプレート画面に対して残りのパーソナライズ定義を適用することにより、最終的なテンプレート画面を完成さる機能である。
図23は、実施形態のサーバと利用者端末においてコンテンツを画面表示する処理フローを示す図である。
利用者端末2におけるステップ211からステップ213の処理は画面表示要求機能21において実行される処理である。
ステップ211では、利用者が利用者端末2でアプリケーションプログラムを起動すると、取引開始の最初の画面(例えば、取引スタートメニュー画面)を表示する。
ステップ212では、利用者がステップ211により表示されている画面に対して何らかの操作を行うと、そのときの操作に関する情報を取得する。画面に対する操作とは、タッチパネルやキーボードやセンサなどの入力手段を利用した、ボタンの押下、項目の選択、データの入力などである。操作に関する情報とは、例えば、操作の種類や状態、上記で操作された画面上のオブジェクトの識別子(押下されたボタンのIDなど)、入力されたデータの内容などである。
ステップ213では、上記ステップ212において取得した操作に関する情報をサーバ1に送信する。
サーバ1におけるステップ121からステップ124およびステップ125からステップ127の処理は表示画面作成機能12において実行される処理であり、ステップ131およびステップ132の処理は表示画面パーソナライズ機能13において実行される処理である。
ステップ121では、利用者端末2のステップ213で送信された利用者の操作に関する情報を受信し、以降のステップで処理しやすいように受信した情報を解析し、内部で保持しておく。
ステップ122では、必要に応じて、受信した情報および記憶機能14で管理されているデータベース140を利用して、サーバ側のアプリケーションを実行する。例えば、受信した口座番号情報を基に顧客情報管理データベースから過去の取引情報を取得する、などのアプリケーションを実行する。アプリケーションプログラムはサーバ内部で管理されており、必要に応じて実行されるものとする。
なお、アプリケーションを実行する必要がない場合は、本ステップを実行する必要はない。つまり、本ステップをスキップしてもよい。
また、データベース140はサーバ1の記憶機能14ではなく、物理的または論理的に別のサーバの記憶機能として管理されていてもよい。ステップ123では、必要に応じて、上記ステップ122において得られた結果をデータベース140に登録する。
なお、データベース140に登録する必要がない場合は、本ステップを実行する必要はない。また、データベース140には登録せず、必要に応じて、サーバ上のメモリ内部で保持するだけでもよい。
ステップ124では、ステップ121で受信した情報およびテンプレート画面情報145を参照して、利用者端末2に次に表示する画面の基になるテンプレート画面を取得する。
なお、次に表示する画面は、サーバ側のアプリケーションにおける画面遷移の定義情報の参照、利用者端末から受信した情報に含まれるリンク情報の参照により決定することが可能であり、アプリケーションの実現形態によって決定方法は異なる。
ステップ131では、利用者(または利用者セグメント)ごとの転用ルールをテンプレート画面作成機能11では適用せず、画面表示実行時に残りの転用ルールを適用する場合に実行するステップであり、転用ルール情報144から対象となるテンプレート画面に関連するパーソナライズ定義(テンプレート画面作成機能11では適用しなかった残りの転用ルール)を取得する。
ステップ132では、上記ステップ124で取得したテンプレート画面に対して、上記ステップ131で取得したパーソナライズ定義を適用し、最終的なテンプレート画面を作成する。
なお、画面表示実行時にパーソナライズ定義に関する転用ルールを適用しない場合は、上記ステップ131およびステップ132の処理を実行する必要はない。
ステップ125では、必要に応じて、データベース140から画面に表示する実データを取得する。例えば、利用者の属性情報、振込先情報などの実際に画面に表示するデータなどである。
ステップ126では、上記ステップ124で取得したテンプレート画面またはステップ132で作成したテンプレート画面に対して、上記ステップ125で取得した実データを埋込み、表示画面(コンテンツ)を作成する。
ステップ127では、ステップ126で作成した表示画面を利用者端末2に送信する。
利用者端末2におけるステップ221およびステップ222の処理は画面表示実行機能22において実行される処理である。
ステップ221では、サーバ1のステップ127により送信された表示画面を受信する。
ステップ222では、上記ステップ221で受信した表示画面を利用者端末2の表示装置上に表示し、上記ステップ212に遷移し、以降同様の処理を繰返す。
以下では、上記のコンテンツ共有化方式について補足する。
(A)異なるコンテンツ種類間でのコンテンツ転用も可能である。
例えば、HTMLコンテンツを想定してHTMLを利用して標準画面フローを作成している場合、HTMLコンテンツのテンプレート画面だけではなく、FlashコンテンツやSilverlightコンテンツなどのテンプレート画面も作成可能である。
これらのコンテンツはXML構造で形式的に定義されているので、HTMLで記述された標準画面フローをMXMLやXAMLなどに転用することは論理的に可能である。
とくに、基本画面パターンやGUI部品などの事前に想定した画面構成要素(画面部品)を利用して標準画面を作成しているので、HTMLからMXMLやXAMLなどに転用する際の定義域(転用対象となる画面構成要素の種類)を絞込むことが可能である。
ここで、MXML形式に変換された標準画面フローに対して、チャネルに応じた転用ルールを記述すれば、Flashコンテンツのテンプレート画面を作成することができる。他の異なるコンテンツ種類間のコンテンツ転用についても同様である。
(B)基本画面パターンやGUI部品を実際に置換える実現方式については、主に以下の2つの方法が考えられる。
(1)基本画面パターンやGUI部品をスクリプトで関数化しておき、標準画面作成時には基本画面パターンやGUI部品を表す関数を標準画面に挿入して作成し、転用ルール適用時には挿入されている関数を別の関数(つまり別の基本画面パターンやGUI部品)に置換えることにより実現する。その際、関数のパラーメータの値(例えば、GUI部品に表示するテキストラベルなど)を置換後も引継ぐようにする。
(2)標準画面作成時には基本画面パターンやGUI部品を直接記述(例えば、HTMLコンテンツならHTMLタグを直接記述)し、転用ルール適用時には、構文解析などの手法により、転用ルールの適用対象となる基本画面パターンやGUI部品の位置を取得し、転用ルールの内容にそって直接画面の構成要素を書換えることにより実現する。
(C)本実施形態では、画面コンテンツの画面表示部分の共有方式について述べているが、画面コンテンツ内部で実行されるスクリプト(関数などの実行可能プログラム)については、画面コンテンツの外部に記述し、画面コンテンツ内部ではスクリプトの呼出しのみを記述することにより、スクリプトを含めたコンテンツの転用が可能である。
以上の方法により、事前にテンプレート画面を作成するにあたって、異なるチャネルに対してコンテンツの転用が容易であるように、(1)ベースとなる標準画面フローを作成し、(2)作成したいチャネル向けに転用ルールを作成し、(3)上記標準画面フローに対して上記転用ルールを適用することによりテンプレート画面を作成することができる。
また、画面表示実行時には、上記で事前に作成したテンプレート画面に対して、必要に応じてパーソナライズ定義を適用し、実データを埋込むことにより表示画面コンテンツを作成することができる。このとき、転用ルールを階層化することにより、複数の転用ルールが定義されていたとしても、転用ルールの適用順序を明確化することができ、テンプレート画面を効率的に作成することができる。
金融、公共、流通などの分野において、営業店での取引端末やインターネット端末などでコンテンツを作成するシステム、方法、およびプログラムとして利用可能である。
1 サーバ
2 利用者端末
3 通信網

Claims (12)

  1. コンテンツを表示する利用者端末と、前記コンテンツを作成するサーバが通信網を介して接続されているコンテンツ共有システムにおいて、
    前記利用者端末は、
    コンテンツの画面表示を前記サーバに要求する画面表示要求機能と、
    前記サーバから前記要求に対応するコンテンツを受信し、画面に表示する画面表示実行機能とを有し、
    前記サーバは、
    複数の異なるチャネルに対して転用可能なコンテンツであり、予め格納された複数の、画面レイアウト、基本画面パターンおよびGUI部品からなる画面部品情報から特定されたものである標準画面フローおよびチャネルごとに応じて転用可能な転用ルールであって、ルール対象およびルールの内容を示し、予め格納された転用ルールのうち類似した転用ルールを特定してこれを修正した転用ルールを作成し、前記標準画面フローに対して前記転用ルールを適用することによりテンプレート画面を作成するテンプレート画面作成機能と、
    前記利用者端末からの画面表示要求に対して、前記テンプレート画面作成機能で作成したテンプレート画面に実データを埋込んでコンテンツを作成する表示画面作成機能と、
    前記表示画面作成機能において、前記テンプレート画面作成機能で作成したテンプレート画面に利用者または利用者セグメントごとの設定を記述したパーソナライズ定義を適用することにより前記作成したテンプレート画面を修正する表示画面パーソナライズ機能と、
    前記テンプレート画面作成機能、前記表示画面作成機能、前記表示画面パーソナライズ機能で利用する情報を記憶する記憶機能とを有し、
    前記記憶機能は、前記標準画面フローにおいて関連性が高い一連の画面の集合を画面グループとして定義し、画面を一枚ずつ遷移させていくウィザード方式のコンテンツを、画面内部に前記画面グループの各画面を部分画面として一枚の画面の中で任意の順番で表示または入力可能な画面内ポップアップ方式である概念方式に変換して記憶し、前記標準画面フローに対して前記転用ルールを適用する適用順序を定めるために、前記転用ルールを階層化して記憶し、
    前記テンプレート画面作成機能は、前記記憶機能の記憶内容に従ってより一般的な階層上位の転用ルールから順番に、より特定された階層下位の転用ルールを適用していき、
    前記表示画面作成機能は、前記ウィザード方式のコンテンツおよび前記概念方式のコンテンツのいずれをも作成可能とすることを特徴とするコンテンツ共有システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記テンプレート画面作成機能は、
    前記記憶機能で記憶されている画面部品情報を参照することにより、標準画面フローを作成して前記記憶機能で管理されている標準画面フロー情報に格納し、
    前記標準画面フローの画面定義に関する情報を作成して前記記憶機能で管理されている画面定義情報に格納し、
    前記記憶機能で管理されている転用ルール情報を参照することにより、転用ルールを再利用または新規作成して前記転用ルール情報に格納し、
    前記画面部品情報、前記標準画面フロー情報、前記画面定義情報および前記転用ルール情報を参照し、前記作成した標準画面フローに対して前記作成した複数の転用ルールを順番に適用することにより、テンプレート画面を作成して前記記憶機能で管理されているテンプレート画面情報に格納することを特徴とするコンテンツ共有システム。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記標準画面フローの各画面および前記テンプレート画面は、
    画面の表示領域の構成をパターン化した画面レイアウト、前記画面レイアウト内部の各画面について利用内容に応じて画面を類型化した基本画面パターン、および前記基本画面パターン内部の類型化された構成要素であるGUI部品から構成されることを特徴とするコンテンツ共有システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記転用ルールは、
    画面グループまたは画面間の相関関係を定義した相関ルール、
    画面レイアウトの変更に関するルールを定義した画面レイアウト別ルール、
    基本画面パターンの変更または基本画面パターン内部のGUI部品の変更に関するルールを定義した基本画面パターン別ルール、
    GUI部品の変更に関するルールを定義したGUI部品ルール、
    画面レイアウト、基本画面パターン、GUI部品のビジュアルデザインに関するルールを定義したVD定義、
    画面サイズの変更に関するルールを記述した画面サイズ別ルール、
    入力インタフェイスの変更に関するルールを記述した入力I/F別ルール、
    特定の利用者または利用者グループごとの変更に関するルールを定義したパーソナライズ定義、
    銀行ごとの変更に関するルールを定義した銀行別ルール、
    取引チャネルごとの変更に関するルールを定義したチャネル別ルール、
    利用取引ごとの変更に関するルールを定義した取引別ルール、
    一連の取引画面グループごとの変更に関するルールを定義した画面グループ別ルール、
    画面遷移時の表示効果に関するルールを定義した画面遷移表示定義のいずれかまたはこれらの組合せから構成されることを特徴とするコンテンツ共有システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記テンプレート画面作成機能は、
    複数の前記転用ルールをテーマとして定義し、前記標準画面フローに対して複数の前記テーマの転用ルールを適用する場合、より一般的なテーマの転用ルールから順番に、より特定されたテーマの転用ルールを適用していくことを特徴とするコンテンツ共有システム。
  6. 請求項1または5のいずれかに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記テンプレート画面作成機能は、
    同じ種類の転用ルールが定義されている場合、より一般的な転用ルールから順番に、より特定された転用ルールを適用し、同じ特定度の転用ルールがある場合には、次にテーマの特定度に応じてより特定された転用ルールを適用していくことを特徴とするコンテンツ共有システム。
  7. 請求項1または5のいずれかに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記テンプレート画面作成機能は、
    同じ種類の転用ルールが定義されている場合、より一般的なテーマの転用ルールから順番に、より特定されたテーマの転用ルールを適用し、
    同じ特定度の転用ルールがある場合、次に転用ルールの特定度に応じてより特定された転用ルールを適用していくことを特徴とするコンテンツ共有システム。
  8. 請求項6に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記記憶機能は、前記転用ルールの階層を木構造で記憶することを特徴とするコンテンツ共有システム。
  9. 請求項6に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記テンプレート画面作成機能は、
    前記転用ルールの適用途中で中止することができるように、前記転用ルールにフラグを設定し、
    前記転用ルールの適用のときに前記フラグを検出した場合、前記転用ルールの適用を中止することを特徴とするコンテンツ共有システム。
  10. 請求項6に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記テンプレート画面作成機能は、
    転用ルールの適用途中で中止することができるように、適用中止の条件文を記述し、転用ルール適用のときに前記適用中止の条件分を実行し、条件が満たされた場合、前記転用ルールの適用を中止することを特徴とするコンテンツ共有システム。
  11. 請求項1または2のいずれかに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記利用者端末から画面表示要求を受信すると、受信したデータの内容を解析し、該当する前記作成したテンプレート画面を取得するテンプレート画面取得機能と、
    前記取得したテンプレート画面に実データを埋込んで表示画面を作成する表示画面作成機能をさらに有することを特徴とするコンテンツ共有システム。
  12. 請求項1または2のいずれかに記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記利用者端末から画面表示要求を受信すると、受信したデータの内容を解析し、該当する前記作成したテンプレート画面を取得するテンプレート画面取得機能と、
    特定の利用者または利用者グループに関するパーソナライズ定義を転用ルール情報から取得し、前記取得したテンプレート画面に対して前記取得したパーソナライズ定義を適用して、テンプレート画面を修正し、前記修正したテンプレート画面に実データを埋込んで表示画面を作成する表示画面作成機能をさらに有することを特徴とするコンテンツ共有システム。
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