JP5587539B2 - ローカルメモリデータのコヒーレントなキャッシュ処理 - Google Patents

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Description

本発明は、ローカルメモリを有するプロセッサシステムに関し、より詳細には、マルチプロセッサシステムにおけるローカルメモリデータのコヒーレントなキャッシュ処理に関する。
プロセッサシステムのスピードとより多くのデータを処理する能力を向上させる継続的な動機がある。このスピードを向上させる動機のために使用されるパラレル化が増大しており、これにより、パフォーマンスを向上させるため、複数のより複雑さの低いルーチンが同時に実行されるとき、複雑なプログラムが実行される。スピードを向上するのに使用される他のツールは、キャッシュメモリを設けることである。
キャッシュメモリは、メインシステムメモリからのデータ及び命令の頻繁に使用されている部分のコピーを近接して接続される低遅延キャッシュメモリに格納することによって機能する。このことは、頻繁な間隔によりアクセスされるデータ又は命令がキャッシュメモリから取得され、これにより、メインシステムメモリにアクセスする必要が解消されることを意味する。従って、新しい各リード及びライトコマンドが発行されると、システムは、情報がキャッシュに格納されているか判断するため、まずキャッシュメモリを検索する。当該情報がキャッシュメモリにおいて利用可能である場合、メインシステムメモリへのアクセスは不要であり、当該コマンドがはるかに容易に処理又はデータアクセスされる。
1以上のプロセッサキャッシュとメインシステムメモリとのデータコピーの間のコヒーレンシ又は整合性を保証する必要性が、キャッシュメモリシステムにおいて固有なものである。コヒーレンシを保証する1つの方法は、すべてのキャッシュブロックの状態情報を含む“MESI”プロトコルである。状態情報は、キャッシュラインがMESI(Modified,Shared,Exclusive and Invalid)であるか示すことを含む。
MESIシステムでは、共有されていないキャッシュラインがアクセスされると、それはexclusive(E)としてマークされる。以降のリードは状態を変更せず、以降のキャッシュラインへのライトは状態をmodified(M)に変更する。マルチプロセッサシステムの他のプロセッサがキャッシュデータを自らのキャッシュにロードする場合、キャッシュラインは、shared(S)とマークされる。プロセッサが共有されたキャッシュにデータを書き込むことを所望する場合、無効化コマンドが他のすべてのプロセッサ又は共有データのコピーを有する少なくとも他のすべてのプロセッサに送信されねばならない。プロセッサがmodifiedキャッシュラインからデータをロードすることが可能となる前、modifiedキャッシュラインを有するプロセッサは、データをメモリに書き込み、当該データをshared(S)とマークする必要がある。invalid(I)とマークされたキャッシュラインへの読み書きは、キャッシュミスを生じさせる。
上述したMESIプロトコルなどのプロトコルは、キャッシュメモリがコヒーレントに維持され、それらをマルチプロセッサシステムのソフトウェアに透過にすることを保証する。キャッシュメモリ及びキャッシュメモリコヒーレンシに関するさらなる詳細は、“Computer Architecture a Quantitative Approach,Third Edition,John L.Hennessy and David A. Patterson,2003”の刊行物に求めることができる。
キャッシュメモリは上述した効果を提供するが、それらは設計を複雑化するという問題点を有し、他のタイプの記憶装置と比較して相対的に高価なものにする傾向がある。例えば、キャッシュメモリは、提示されたアドレスに対してタグをチェックするコンパレータと、マッチする方法を選択するセレクタとを必要とする。キャッシュメモリはまた、データの置換を管理するためLRU(Least Recently Used)ビットを有し、変更されたデータの書き戻しを管理するためのコピーバック機能を必要とする。キャッシュメモリはまた、ビットがキャッシュメモリにおいてアクセスされる方法のため、他のタイプのメモリより大きな電力を消費する傾向がある。さらに、キャッシュにおいてデータがヒット又はミスである方法は、置換ポリシー(典型的にはLRU)に依存し、ソフトウェアについて予測することは困難である。
デジタル信号処理に使用されるプロセッサなどのプロセッサシステムはまた、処理スピードを向上させる手段としてローカルメモリを使用する。ローカルメモリは、RAM(Random Access Memory)などの独立したメインメモリによるのではなく、プロセッサとローカルメモリの間で直接的に行われるリード及び/又はライト処理を可能にする。ローカルメモリは当該ローカルメモリにアクセス可能なプロセッサに関して処理速度を向上させることを可能にするが、それはマルチプロセッサシステムにさらなる効果を提供するものではない。
本発明の目的は、ローカルメモリデータのコヒーレントなキャッシュ処理が提供されるマルチプロセッサシステムを提供することである。
本発明の第1の特徴によると、複数のプロセッサであって、該プロセッサの1以上が係るキャッシュメモリを有するプロセッサと、前記複数のプロセッサを接続するシステムバスと、前記複数のプロセッサの1つに係るローカルメモリとを有するマルチプロセッサシステムであって、前記ローカルメモリは、該メモリに係るプロセッサによってアクセスされるよう構成され、さらに当該マルチプロセッサシステムの前記プロセッサの他のプロセッサによってアクセスされるよう構成されるマルチプロセッサシステムが提供される。
本発明は、予測可能なタイミング動作を有し、高速であって、低電力で安価であるローカルメモリを提供するという効果を有し、またマルチプロセッサシステムの他のプロセッサがローカルメモリにアクセスすることを可能にするという効果を享受する。
本発明の他の特徴によると、システムバスに接続される複数のプロセッサであって、該プロセッサの少なくとも1つがキャッシュメモリを有するプロセッサを有するマルチプロセッサシステムにおいてデータを処理する方法であって、係るプロセッサに接続されるローカルメモリを提供するステップと、前記ローカルメモリが該ローカルメモリに係るプロセッサによって直接アクセス可能となり、前記システムバスを介しその他のプロセッサの1以上によってアクセス可能となるように、前記ローカルメモリを設定するステップとを有する方法が提供される。
図1は、本発明によるマルチプロセッサシステム1を示す。マルチプロセッサシステム1は、複数のプロセッサ21〜25と、システムバス30と、メインシステムメモリ40とを有する。各プロセッサ21〜25は、各自のキャッシュメモリ41〜45に接続され、各キャッシュメモリ41〜45は、さらにシステムバス30に接続される。上述したように、キャッシュメモリ41〜45は、各自のプロセッサ21〜25によって頻繁に使用されるデータ又は命令のコピーを格納し、これにより、プロセッサ21〜25がリード又はライト処理中にメインシステムメモリ40にアクセスすることを不要にする。
プロセッサ25は、複数のデータブロック(図示せず)を有するローカルメモリ50に接続される。本発明によると、ローカルメモリ50は、それに係るプロセッサ25との接続用の第1ポート51を有する。さらに、ローカルメモリ50は、システムバス30に接続される第2ポート52を有し、これにより、その他のプロセッサ21〜24の1以上がローカルメモリ50にアクセスすることを可能にする。
好適な実施例は、ローカルメモリ50に加えてキャッシュメモリ45に接続されるプロセッサ25を示しているが、キャッシュメモリ45は任意的なものであり、プロセッサ25は単にローカルメモリ50のみに接続することが可能であるということに留意されたい。さらに、好適な実施例のマルチプロセッサシステムは、ローカルメモリ50を有する1つのみのプロセッサ25により示されているが、その他のプロセッサ21〜24の1以上がまた各ローカルメモリに接続可能であるということが理解されるであろうということが留意される。
従って、ローカルメモリ50の第2ポート52はその他のプロセッサ21〜24がそれに係るプロセッサ25に加えて、ローカルメモリ50にアクセスすることを可能にすることは理解されるであろう(プロセッサ25とローカルメモリ50との間のアクセスほどは高速でないが)。
本発明は、ソフトウェアに透過な方法により、その他のプロセッサ21〜24によるローカルメモリ50へのデータのキャッシュ処理を可能にする。これは、ローカルメモリ及びキャッシュコヒーレンシによるシステムをプログラムすることを容易にする。
ローカルメモリ50のコヒーレンシは、第1及び第2状態ビットをローカルメモリ50のすべてのブロックに関連付けることによって可能とされる。好ましくは、ローカルメモリの各データブロックは、システムのキャッシュコヒーレンシ粒度と同一のサイズ(典型的には、32又は64バイト)を有する。
第1状態ビットは、Sharedビットと呼ばれ、システムの他のプロセッサがread−sharedコマンドによりブロックを読み込むときに設定される。
第2状態ビットは、Invalidビットと呼ばれ、システムの他のプロセッサがread−exclusiveコマンドによりデータブロックを読み込み、又はデータブロックに対してアップグレードコマンドを発行するときに設定される。
ローカルメモリ50に係るプロセッサ25、すなわち、ローカルメモリ50を所有するプロセッサ25は、プロセッサ25がそれのローカルメモリ50にアクセスするときは常に、Shared及びInvalidビットをチェックする。
図2は、Read処理がプロセッサ25によりそれのローカルメモリ50に対して実行されることを示すフローチャートを示す。ステップ201において、プロセッサ25は、ローカルメモリ50においてアクセスされているデータブロックのInvalidビットをチェックする。Invalidビットが設定されていない場合、ステップ207において、プロセッサ25は単にリード処理を続ける。しかしながら、Invalidビットが設定されている場合、ステップ203において、プロセッサ25はシステムバス30を介しlookup−cache−and−upgradeコマンドを発行する。lookup−cache−and−upgradeコマンドは、modified状態によりデータブロックを保持するプロセッサ21〜25にmodifiedデータブロックをローカルメモリ50に送り返すようリクエストする。ステップ204においてmodfiedデータブロックが受信された後、ステップ205においてInvalidビットがクリアされ、ステップ206においてSharedビットが設定される。その後ステップ207において、リード処理が通常通りに完了される。データブロックを提供したプロセッサ21〜25は、各自のキャッシュメモリ41〜45にshared状態によりデータブロックのコピーを維持するため、Sharedビットが設定されることに留意されたい。上記から、プロセッサ25はまたそれのローカルメモリに格納されているデータをキャッシュ処理することが可能であるということに留意されたい。これは、メモリアドレスでなく命令のオペコードに基づき、ローカルとシステムメモリとの間で選択するプロセッサにおいて行われるかもしれない。
図3は、ローカルメモリ50に対するライト処理を示すフローチャートを示す。ステップ301において、ライト処理を行うプロセッサ25が書き込まれるデータブロックのInvalid及びSharedビットの両方をチェックする。ステップ302において、プロセッサ25は、これらのビットの1つが設定されているか決定する。これらのビットの1つが設定されている場合、ステップ303において、プロセッサ25はシステムバスを介しlookup−cache−and−invalidateコマンドを発行する。lookup−cache−and−invalidateコマンドは、各自のキャッシュメモリ41〜45にキャッシュされているデータブロックを有するプロセッサ21〜25にデータブロックを無効化することをリクエストする。
プロセッサ21〜25の1つがmodified状態によるデータブロックを有する場合、各プロセッサは、無効化前にmodifiedデータブロックをローカルメモリ50に書き戻す。ローカルメモリ50においてmodifiedデータブロックが受け付けされた後、ステップ307において、Invalidateビットがクリアされ、ステップ308において、ライト処理が完了される。
ステップ304〜306はmodified状態によりデータブロックを有する各プロセッサによって実行されることが理解される。
ステップ302において、Invalid又はSharedビットの何れも設定されていない場合、ステップ308において、ライト処理は通常通りに続けられる。
データのコピーバックは、ローカルメモリにおけるそれのデータブロックのInvalidビットをリセットする(それは、“victimized”されるため)。これは、新たなデータブロックがデータキャッシュにロードされるときは常に、新たなデータのためのスペースを設けるため、古いデータがデータキャッシュから削除される。この古いデータは、victimizedされたと言われる。古いデータがプロセッサによって変更された場合、当該データは、そのソースとなるメモリに書き戻される、すなわち、コピーバックされる必要がある。
第1及び第2の状態ビット、すなわち、SharedビットとInvalidビットは、データがもともと格納されている場所に格納され、それがキャッシュされている場所には格納されない。すなわち、第1及び第2状態ビットはローカルメモリに格納され、キャッシュメモリには格納されない。
“read−shared”、“read−exclusive”、“lookup−cache−and−upgrade”及び“lookup−cache−and−invalidate”処理は、キャッシュコヒーレンシをサポートする典型的なバスプロトコルにおいて見つけられるすべてのコマンドである。特に、
・read−sharedは、それを読み込む意図によりデータを読み込むのに使用される。
・read−exclusiveは、それを変更する意図によりデータを読み込むのに使用される。
・lookup−cache−and−upgradeは、modified状態によるデータを有するプロセッサにそれをshared状態に戻すことをリクエストする。
・lookup−cache−and−invalidateは、それのキャッシュにデータを有するプロセッサにキャッシュからそれを削除するようリクエストする。
上述した本発明は、ローカルメモリを有するプロセッサがキャッシュコヒーレンシによりシステムに搭載可能となる方法を示す。その他のプロセッサは、ソフトウェアがこれを認識する必要なくデータをローカルメモリにキャッシュすることが可能である。
さらに、本発明は、ローカルメモリデータのコヒーレントなキャッシュ処理を提供するという効果を有し、ローカルメモリは、典型的にはキャッシュより設計が容易であり、予測可能なタイミング動作を有し、より高速である。さらに、ローカルメモリは少ない電力しか使用せず、より安価である。
上述した実施例は本発明を限定するものでなく、説明するものであって、当業者は添付した請求項の範囲から逸脱することなく、他の多数の実施例を構成可能であるということに留意すべきである。“有する”という用語は、請求項にリストされた以外の要素又はステップの存在を排除するものでなく、“ある”という用語は複数を排除するものでなく、単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に記載された複数のユニットの機能を実現するかもしれない。請求項における参照符号は、その範囲を制限するためのものとして解釈されるべきでない。
図1は、本発明の好適な実施例によるマルチプロセッサシステムのハイレベルな図を示す。 図2は、本発明によるread処理を示すフローチャートを示す。 図3は、本発明によるwrite処理を示すフローチャートを示す。

Claims (12)

  1. システムバスを介しアクセス可能なメインメモリと、
    複数のプロセッサであって、該プロセッサの1以上が関連するキャッシュメモリを有するプロセッサと、
    前記複数のプロセッサを接続するシステムバスと、
    前記複数のプロセッサの第1プロセッサに関連し、前記システムバスを介し前記複数のプロセッサによりアクセス可能な非キャッシュローカルメモリと、
    を有するマルチプロセッサシステムであって、
    前記非キャッシュローカルメモリは、前記第1プロセッサによってアクセスされるよう構成され、さらに当該マルチプロセッサシステムの前記複数のプロセッサの他のプロセッサによってアクセスされるよう構成され、
    前記非キャッシュローカルメモリは、前記第1プロセッサと直接に双方向通信するための第1ポートと、前記システムバスを介し前記他のプロセッサと双方向通信するための第2ポートとを有し、
    前記非キャッシュローカルメモリは、前記メインメモリとは別のメモリであるマルチプロセッサシステム。
  2. 前記非キャッシュローカルメモリは、各データブロックに第1状態ビットと第2状態ビットとが割り当てられているデータブロックに情報を格納するよう構成され、
    前記第1状態ビットと前記第2状態ビットとは、前記非キャッシュローカルメモリと1以上のキャッシュメモリとの間のコヒーレンシを維持するため設けられる、請求項記載のマルチプロセッサシステム。
  3. 前記第1状態ビットは、あるデータブロックが共有されているか示すよう構成され、
    前記第2状態ビットは、前記あるデータブロックが無効であるか示すよう構成される、請求項記載のマルチプロセッサシステム。
  4. 当該システムは、前記データブロックがもともと格納されている前記非キャッシュローカルメモリに前記第1及び第2状態ビットを格納するよう構成される、請求項又は記載のマルチプロセッサシステム。
  5. 前記非キャッシュローカルメモリは、当該システムのキャッシュコヒーレンス粒度に対応するブロックサイズによりデータを格納するよう構成される、請求項記載のマルチプロセッサシステム。
  6. システムバスに接続される複数のプロセッサであって、該プロセッサの各々がキャッシュメモリを有する前記複数のプロセッサと、前記システムバスを介しアクセス可能なメインメモリとを有するマルチプロセッサシステムにおいてデータを処理する方法であって、
    前記システムバスを介し前記複数のプロセッサによりアクセス可能であって、関連する非キャッシュローカルメモリを第1プロセッサに備えるステップと、
    前記非キャッシュローカルメモリが第1ポートを介し前記第1プロセッサによって直接に双方向にアクセス可能とされ、前記システムバスと第2ポートとを介しその他のプロセッサによって双方向にアクセス可能とされる前記第1ポートと前記第2ポートとを有するように、前記非キャッシュローカルメモリを設定するステップと、
    を有し、
    前記非キャッシュローカルメモリは、前記メインメモリとは別のメモリとして備えられる方法。
  7. 第1及び第2状態ビットを前記非キャッシュローカルメモリに格納されている各データブロックに割り当てるステップをさらに有し、
    前記第1及び第2状態ビットは、前記非キャッシュローカルメモリとキャッシュメモリとの間のコヒーレンシを維持するよう動作する、請求項記載の方法。
  8. 前記第1状態ビットは、あるデータブロックが共有されているか示し、
    前記第2状態ビットは、前記あるデータブロックが無効であるか示す、請求項記載の方法。
  9. 前記データブロックがもともと格納されている前記非キャッシュローカルメモリに前記第1及び第2状態ビットを格納するステップをさらに有する、請求項記載の方法。
  10. 第1プロセッサと該第1プロセッサに関連する非キャッシュローカルメモリとの間のリード処理は、
    アクセスされる前記データブロックの状態を決定し、前記データブロックが無効であると判断される場合、関連するキャッシュメモリに格納されている変更されたデータブロックを有する前記1以上の他のプロセッサのそれぞれから、前記システムバスを介し変更されたデータブロックを抽出し、無効状態ビットをクリアし、共有状態ビットを設定し、当該リード処理を完了するステップを有する、請求項又は記載の方法。
  11. 第1プロセッサと該第1プロセッサに関連する非キャッシュローカルメモリとの間のライト処理は、
    書き込みされる前記データブロックの状態を決定し、前記データブロックが無効又は共有されていると判断される場合、他の何れかのプロセッサが変更されたデータブロックを有するか判断し、そうである場合、該プロセッサに前記変更されたデータブロックを前記非キャッシュローカルメモリに書き戻すようリクエストし、その他のプロセッサのそれぞれの各自のメモリにおいて前記データブロックを無効化し、無効状態ビットをクリアし、当該ライト処理を完了するステップを有する、請求項又は記載の方法。
  12. 前記非キャッシュローカルメモリは、前記システムのキャッシュコヒーレンス粒度に対応するブロックサイズによりデータを格納する、請求項記載の方法。
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