JP5584725B2 - 間仕切り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋内空間を区画する間仕切り装置に関するものである。更に詳しくは、屋内空間における間仕切り部の下辺の高さ方向の位置を必要に応じて変更することができ、飲食店等において色々な仕様の客室に対応できる間仕切り装置に関する。
例えば飲食店では、客数の多寡に合わせて広い客室を複数の狭い客室に区画したり、区画した客室を開放したりするために、可動式の間仕切り具を設けているところがある。このような間仕切り具として、例えば襖や衝立などがある。一つの会合に参加する人数が多い場合等、間仕切り具を取り除いて広い客室として使用するときは、取り除かれた間仕切り具は、運ばれて部屋の隅に収納されたり、別途準備された収納空間に収納される。
このような間仕切り具の運搬の手間を省き、収納空間を不要にするものとして、例えば天井や鴨居に取り付け、必要に応じて垂下して使用する巻き上げ式の「すだれ」がある(非特許文献1参照)。間仕切り具としてすだれを使用する場合、広い客室を複数の狭い客室に区画する際には、すだれの巻いた部分を繰り出して下ろし、すだれで区画した客室を開放するときは、すだれを設置された位置で巻き上げるだけでよいので、従来のような運搬の手間が省けると共に、収納空間も不要である。
インターネット<URL:http://www.sudare.info/shop/tenpo.html>
しかしながら、前記非特許文献1に開示された「すだれ」には次のような課題があった。すなわち、飲食店等における間仕切り具は、区画され隣接する客室間の目隠しとしての機能が必要であり、目隠しとする場合のすだれによる間仕切り位置は、各飲食店によって異なる。例えば食卓に座卓を使用する飲食店の場合は、床に近い位置まですだれの下辺が下がらないと目隠しの機能を発揮できない。また、食卓にテーブルと椅子とを使用する飲食店の場合は、テーブルのやや下側の位置まですだれの下辺が下がればよいが、テーブルの高さは必ずしも一定ではない。また、すだれの上端部が取り付けられる天井や鴨居から床面までの高さも必ずしも同じではない。
前記課題は、すだれの長さを長くすれば解決できると考えられるが、すだれの長さを長くすると重量も重くなり、天井や鴨居に取り付けたときの取付部にかかる負荷が大きくなるために、そのための対策が必要となる。更には、前記すだれの重量が重くなる問題を回避しながら色々な仕様の客室に対応できるようにするためには、すだれの上下方向の長さ等の間仕切り面積が異なる複数の製品を準備しなければならない。
(本発明の目的)
本発明は、屋内空間を区画する間仕切り装置であって、屋内空間における間仕切り部の下辺の高さ方向の位置を必要に応じて変更することができ、飲食店等において色々な仕様の客室に対応できる間仕切り装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
(1)本発明は、
屋内空間を区画する間仕切り装置であって、
主フレームと、
主フレームから紐状物を介して昇降自在に垂下される間仕切り構造体と、
前記主フレームに備えられており、前記紐状物を巻き上げ又は繰り出して前記間仕切り構造体を昇降する主操作手段と、
を備え、
前記間仕切り構造体は、
従フレームと、
該従フレームから垂下されており、下部をロール状に巻くことによってロール部分が上昇し、展開することによってロール部分が下降するタイプであり、上下の長さを調節することにより間仕切り面積が変わる間仕切り要素と、
前記従フレームに備えられており、前記間仕切り要素を下側から巻き上げ、その巻き上げたロール部分の両側を、大きさを調節した輪の部分で保持して、前記間仕切り要素の上下の長さを調節する、輪状に形成された巻き上げコードを有する従操作手段と、
を備える
間仕切り装置である。
(2)本発明は、
前記間仕切り構造体が、ロールアップすだれ又はロールアップスクリーンである
前記(1)の間仕切り装置である。
本明細書及び特許請求の範囲にいう紐状物としては、紐の他、例えば縄、綱、鎖、ベルト、ケーブル等があげられるが、これらに限定されるものではない。
間仕切り要素の上下の長さを調節する等して面積を変える間仕切り構造体としては、例えば、ロールアップすだれ、ロールアップスクリーンの他、例えばプリーツスクリーン、ブラインドスクリーン等があるが、これらに限定されるものではない。
なお、本明細書及び特許請求の範囲にいう主フレームと主操作手段の「主」、及び従フレームと従操作手段の「従」の語句は、あくまでも、複数あるフレーム及び操作手段をそれぞれ区別するために使用したもので、各フレーム及び各操作手段に順位や順番をつける意味はない。
(作用)
本発明に係る間仕切り装置の作用を説明する。
間仕切り装置を、例えば飲食店等の客室の空間の間仕切りとして使用する際には、まず間仕切り装置の主フレームを客室の天井又は鴨居の適宜位置に取り付けて、間仕切り装置を必要な数だけ並設する等して吊り下げる。そして、主フレームに備えられている主操作手段を操作し、間仕切り構造体を昇降させて適当な高さに設定する。
例えば、客室の各座席が椅子席の場合は、座る人の目線が高いので、間仕切り構造体の下辺がやや高くなるようにする。また、畳や床に直接座るような座席の場合は、座る人の目線は低くなるので、間仕切り構造体の下辺がやや低くなるようにする。
このように、座席の様式に合わせて間仕切り構造体を昇降し、下辺の高さ方向の位置を必要に応じて変更することにより、間仕切り装置を客室の間仕切りとして使用することができる。したがって、従来のように多くの種類のすだれを準備することなく、飲食店等において色々な仕様の客室に対応できる。
また、主フレームから垂下された紐状物に取り付けられている間仕切り構造体は、例えば上端部の従フレームに紐状物が接続されて吊り下げられることになるので、主操作手段を操作して間仕切り構造体を下降させると、主フレームの取付部である天井又は鴨居と間仕切り構造体の上辺との間に隙間又は空間をつくることができる。この隙間又は空間は通気空間となり、間仕切り装置で間仕切りされた屋内空間の間の通気が前記通気空間によって良好に行われるようになり、屋内の区画された複数の空間の間で空調に差が出ることを防止できる。
間仕切り構造体が、従フレームと、従フレームから垂下されており垂直方向に巻き取り、折り畳み又は積み重ねられて間仕切り面積を変える間仕切り要素と、従フレームに備えられており間仕切り要素の下辺となる部分を昇降させて間仕切り要素の面積を変える従操作手段とを備えているものは、間仕切り要素の下辺の高さは、従操作手段を操作することにより必要に応じて調節することができる。
すなわち、間仕切り要素の下辺の高さを調節する場合、間仕切り要素の上下方向の長さを変えないで、前記したように主操作手段により間仕切り構造体全体の高さを変えて行うこともできるし、反対に間仕切り構造体全体の高さを変えないで、従操作手段により間仕切り要素の上下方向の長さを変えて行うこともできる。また、間仕切り要素の上下方向の長さと間仕切り構造体全体の高さの両方を変えて調節することもできる。
このように、間仕切り装置は、間仕切り要素の下辺の高さを変えて覆う広さを調節する際に、間仕切り構造体全体の高さを変える方法と間仕切り要素の上下方向の長さを変える方法の二つの方法を適宜単独で、又は組合せて行うことができるので、間仕切りをする空間の状況に対応した、より細かな調節が可能になる。
(a)本発明は、例えば飲食店等の客室の空間の間仕切りとして使用する際に、座席の様式に合わせて間仕切り構造体を昇降し、下辺の高さ方向の位置を必要に応じて変更することにより、色々な仕様の客室に対応して間仕切り装置を客室の間仕切りとして使用することができる。
(b)主フレームから垂下された紐状物に取り付けられている間仕切り構造体は、例えば上端部の従フレームに紐状物が接続されて吊り下げられることになるので、主操作手段を操作して間仕切り構造体を下降させると、主フレームの取付部である天井又は鴨居と間仕切り構造体の上辺との間に隙間又は空間をつくることができる。この隙間又は空間は通気空間となり、間仕切り装置で間仕切りされた屋内空間の間の通気が前記通気空間によって良好に行われるようになり、屋内の区画された複数の空間の間で空調に差が出ることを防止できる。
(c)間仕切り構造体が、従フレームと、従フレームから垂下されており垂直方向に巻き取り、折り畳み又は積み重ねられて間仕切り面積を変える間仕切り要素と、従フレームに備えられており間仕切り要素の下辺となる部分を昇降させて間仕切り要素の面積を変える従操作手段とを備えているものは、間仕切り要素の下辺の高さを従操作手段を操作することにより必要に応じて調節することができる。すなわち、間仕切り要素の下辺の高さを変えて覆う広さを調節する際に、間仕切り構造体全体の高さを変える方法と間仕切り要素の上下方向の長さを変える方法の二つの方法を適宜単独で、又は組合せて行うことができるので、間仕切りをする空間の状況に対応した、より細かな調節が可能になる。
本発明に係る間仕切り装置の第1の実施の形態を示す斜視図である 間仕切り装置の他の形態であり、(a)は第1参考例を示し、(b)は第2実施の形態を示し、(c)は第2参考例を示し、(d)は第3参考例を示す説明図である 間仕切り装置の第1の使用状態を示す説明図である 間仕切り装置の第2の使用状態を示す説明図である
〔実施の形態〕
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1及び図2を参照する。
間仕切り装置A1は、天井又は鴨居に直接的に、又は間接的に取り付ける主フレームである取付フレーム1と、取付フレーム1から垂下される後記吊下コード13、14の先端に取り付けられた間仕切り構造体であるロールアップすだれ2とを備えている。間仕切り装置A1は、飲食店等の店舗や一般家屋の屋内空間の天井又は鴨居から吊り下げて、屋内空間を複数に仕切る間仕切りとして使用できるものである。
取付フレーム1は、所要の長さを有する金属製の箱体であり、取付アングル(図示省略)等によって屋内空間を形成する天井又は鴨居に取り付けることができる。取付フレーム1は、内部に回転軸10(図1には図示していないが、後記図2(a)に図示しているのでそれを参照する:以下の主操作手段も同様)が軸支されている。回転軸10の一端部には、回転軸10が逆転(繰り出し方向の回転)しないようにロックすることができるロック装置11を介在させてループ状の操作チェーン12が取り付けられている。
また、回転軸10には、軸線方向に所要の間隔をおいて二箇所に巻取ドラム130、140が固定され、巻取ドラム130、140には紐状物である吊下コード13、14が基端を接続して巻き取りと繰り出し自在に取り付けられている。前記巻取ドラム130、140を有する回転軸10、ロック装置11及び操作チェーン12は、主操作手段を構成している。
なお、取付フレーム1の前部側には、後記すだれ20と同様に竹製のすだれで形成された前飾り100が取り付けられている。この前飾り100は、取付フレーム1の金属部分の正面側が外部から見えないようにして、天然素材の風合いを損なうことがないようにするものであり、面ファスナ(図示省略)によって着脱が自在である。
前記ロールアップすだれ2は、下部をロール状に巻くことによってロール自体が上昇し、ロールを展開することによってロール自体が下降するタイプであり、上下方向に丸めることができる竹製のすだれ20を有している。間仕切り要素であるすだれ20は、前記取付フレーム1の長さとほぼ同じ幅を有し、上下方向に所要の長さを有している。すだれ20の上端には、すだれ20の幅とほぼ同じ長さの従フレームである上端フレーム21が固定されており、すだれ20の下端には下端部材(図では見えない)が固定されている。
上端フレーム21は、所要の長さを有する竹製の部材である。上端フレーム21の側部には、長さ方向に所要間隔をおいて二箇所に滑車23、24が取り付けられている。滑車23、24には、それぞれ紐状物である巻き上げコード25、26が掛けられている。巻き上げコード25、26の先端は、前記滑車23、24の間隔と同じ間隔で上端フレーム21に接続されている。
また、巻き上げコード25、26の基端側は、上端フレーム21の一端側に固定され巻き上げコード25、26の繰り下ろしをロックするロック装置27を介在させて外部へ延長して下方へ垂らされている。この垂らされた部分は、一体になるよう結ばれて操作コード28となっている。
前記巻き上げコード25、26は、上端フレーム21に対する接続部と前記滑車23、24に対する巻き掛け部との間の部分が、すだれ20の下側の巻き上げた部分を保持することができるように輪状に形成されている。前記滑車23、24、巻き上げコード25、26、ロック装置27及び操作コード28は、すだれ20の下辺となる部分を昇降させてすだれ20の上下の長さを調節することにより、すだれ20の間仕切り面積を変える従操作手段を構成している。
なお、間仕切り装置A1の前記ロールアップすだれ2は、取付フレーム1から垂下される吊下コード13、14の先端を上端フレーム21に接続して取付フレーム1とつながっており、前記主操作手段の操作チェーン12を正逆方向へ周動操作することによって昇降させることができる。
次に、図2を参照して、本発明に係る間仕切り装置の他の実施の形態を説明する。
図2(a)は本発明の第1参考例である間仕切り装置A2を示す。なお、図2(a)において、前記間仕切り装置A1と同等箇所には、同一の符号を付して示している。
間仕切り装置A2は、取付フレーム1と、通常は間仕切り面積(広さ又は形状)を変えずに使用される間仕切り構造体であるスクリーン2aを有している。取付フレーム1には、前記間仕切り装置A1と同様に巻取ドラム130、140を有する回転軸10、ロック装置11及び操作チェーン12で構成される主操作手段が取り付けられている。
スクリーン2aは、縦長で長方形状の布製の間仕切り要素であるスクリーン本体20aを有し、スクリーン本体20aの上端には上端フレーム21aが取り付けられており、下端には下端部材22aが取り付けられている。そして、スクリーン2aは、吊下コード13、14の先端を前記上端フレーム21aに接続して取付フレーム1とつながっている。
なお、スクリーン2aは、例えばタペストリーのように通常は間仕切り面積を変えずに使用されるものであるが、必要に応じて下側をたくし上げたり丸めて吊り紐等で支えることにより、スクリーン本体20aの上下方向の長さを変えて使用することもできる。
間仕切り装置A2は、操作チェーン12を周動操作し、スクリーン2aを昇降させてスクリーン2aの下辺の高さを必要に応じて変更し、適当な高さに調節することにより、前記間仕切り装置A1と同様に色々な仕様の客室に対応して客室の間仕切りとして使用することができる。また、天井31とスクリーン2aの上辺との間に通気空間32をつくることができる。
図2(b)は本発明の第2実施の形態である間仕切り装置A3を示す。
なお、図2(b)において、前記間仕切り装置A1と同等箇所には、同一の符号を付して示している。
間仕切り装置A3は、主フレームである取付フレーム1bと前記間仕切り装置A1のロールアップすだれ2と同じ構造のロールアップすだれ2を有している。
取付フレーム1bは、所要の長さを有する金属製の箱体であり、取付フレーム1bには長さ方向に所要間隔をおいて二箇所に滑車15、16が取り付けられている。滑車15、16には、それぞれ巻き上げコード17、18が掛けられている。巻き上げコード17、18の先端(下端)は、前記滑車15、16の間隔と同じ間隔でロールアップすだれ2上端の上端フレーム21に接続されている。
また、巻き上げコード17、18の基端側は、取付フレーム1bの内部を通り取付フレーム1bの一端側に固定され巻き上げコード17、18の繰り下ろしをロックするロック装置11bを介在させて外部へ延長して下方へ垂らされており、この垂らされた部分は操作コード19となっている。
間仕切り装置A3の構造は、前記間仕切り装置A1とは、取付フレーム1bに取り付けられた滑車15、16等、ロールアップすだれ2を昇降操作する装置が異なるだけであり、間仕切り装置A3の作用は、ロールアップすだれ2の昇降操作を除いて後記間仕切り装置A1の作用とほぼ同様である。
図2(c)は本発明の第2参考例である間仕切り装置A4を示す。
なお、図2(c)において、前記間仕切り装置A2、A3と同等箇所には、同一の符号を付して示している。
間仕切り装置A4は、前記間仕切り装置A3の取付フレーム1bと同じ構造の取付フレーム1bと、前記間仕切り装置A2のスクリーン2aと同じ構造のスクリーン2aを組み合わせた構造である。
間仕切り装置A4の構造は、前記間仕切り装置A2とは、取付フレーム1bに取り付けられた滑車15、16等、スクリーン2aを昇降操作する手段が異なるだけであり、間仕切り装置A4の作用は、後記間仕切り装置A1の作用とほぼ同様である。
図2(d)は本発明の第3参考例である間仕切り装置A5を示す。
なお、図2(d)において、前記間仕切り装置A3と同等箇所には、同一の符号を付して示している。
間仕切り装置A5は、前記間仕切り装置A3の取付フレーム1bと同じ構造の取付フレーム1bと、すだれ20dを上部側で巻き取るロールアップすだれ2dを組み合わせた構造である。
ロールアップすだれ2dは、前記のように上部側で巻き取り又は繰り出しが行われるタイプであり、バネ式の巻取装置200を有している。巻取装置200は、従フレームである上端フレーム201に取り付けられ、取付フレーム1bから垂下される吊下コード17、18の先端は上端フレーム201に接続されている。
巻取装置200には、すだれ20dが取り付けられている。巻取装置200は、すだれ20dの下端側を引き降ろすことによる繰り出し回転時にバネが付勢されると共に適宜繰り出し位置ですだれ20dがロックされ、付勢解除操作によってバネの付勢力を利用してすだれ20dが巻き取られる公知の構造であるので、詳しい説明は省略する。
間仕切り装置A5の構造は、前記間仕切り装置A3とは、ロールアップすだれ2dの構造とすだれ20dの上下の長さを調節する操作が異なるだけであり、間仕切り装置A5のその他の実質的な作用は、後記間仕切り装置A1の作用とほぼ同様である。
(作用)
図1乃至図4を参照して、前記間仕切り装置A1の作用を説明する。
まず、図3に示すように三台の間仕切り装置A1を飲食店等の客室30の天井31に各取付フレーム1を固定して相互間にほぼ隙間がないように並設して吊り下げる。なお、場合によっては、客室間の鴨居(図示省略)に吊り下げることもできる。
そして、各間仕切り装置A1の操作チェーン12を周動操作して、各ロールアップすだれ2を昇降させ、客室30の空間を間仕切りする上で好適な高さに位置させる。
次に、各ロールアップすだれ2のすだれ20を下側から巻き上げ、その巻いたロール部分の下辺と床33の間の間隔L2が適当な高さになったところで、操作コード28を操作して、巻き上げコード25、26の輪の部分の大きさを調節し、この輪の部分ですだれ20の下側のロール部分を保持するようにする。
このようにして、各間仕切り装置A1を図3に示すように飲食店等の客室30を二つの空間に仕切る間仕切りとして使用することができる。
なお、各間仕切り装置A1のロールアップすだれ2の高さ、特にロールアップすだれ2の下辺の高さは、必要に応じて調節することができる。例えば、客室30の各席が椅子席の場合は座る人の目線が高いので、ロールアップすだれ2の下辺がやや高くなるように設定することができ、また、畳や床に直接座るような座席の場合は座る人の目線は低くなるので、ロールアップすだれ2の下辺がやや低くなるように設定することができる。
前記ロールアップすだれ2の下辺の高さの調節は、第1にロールアップすだれ2のすだれ20の上下方向の長さを変えないで操作チェーン12を操作してロールアップすだれ2全体の高さを変えて行うことができ、第2に反対にロールアップすだれ2全体の高さを変えないで操作コード28を操作してすだれ20の上下方向の長さを変えて行うことができる。また、第3にすだれ20の上下方向の長さとロールアップすだれ2全体の高さの両方を変えて調節することもできる。
このように、間仕切り装置A1は、ロールアップすだれ2により覆う広さを調節する際に、屋内空間におけるロールアップすだれ2の高さ方向の位置を必要に応じて変更できると共にすだれ20自体の間仕切り面積を必要に応じて変更できる。すなわち、ロールアップすだれ2全体の高さを変える方法とすだれ20の上下方向の長さ(間仕切り面積)を変える方法の二つの方法を適宜単独で、又は組合せて行うことができるので、間仕切りをする空間の状況に対応した、より細かな調節が可能になり、従来のように多くの種類のすだれを準備することなく、飲食店等において色々な仕様の客室に対応できる。
また、前記各間仕切り装置A1の調節に伴い、天井31と各ロールアップすだれ2の上端フレーム21との間に間隔L1の上下幅を有する通気空間32が形成される。このように通気空間32が形成されることにより、間仕切り装置A1で間仕切りされた空間の間の通気が、この通気空間32によって良好に行われるようになり、複数の空間の間で空調に差が出ることを防止できる。
図4は、前記間仕切り装置A5の使用状態を示している。
間仕切り装置A5は、天井31から吊り下げてテーブル4、4aの間に降ろし、客席を仕切るようにしてある。この場合の作用、効果については、前記図3に示した間仕切り装置A1の場合とほぼ同様であるので、説明は省略する。
なお、間仕切り装置A1、A5以外の前記間仕切り装置A2、A3、A4についても、間仕切り装置A1、A5と同様に屋内空間の間仕切りとして使用することができる。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
A1 間仕切り装置
1 取付フレーム
10 回転軸
11 ロック装置
12 操作チェーン
13、14 吊下コード
130、140 巻取ドラム
100 前飾り
2 ロールアップすだれ
20 すだれ
21 上端フレーム
23、24 滑車
25、26 巻き上げコード
27 ロック装置
28 操作コード
30 客室
31 天井
32 通気空間
33 床
4、4a テーブル
L1、L2 間隔
A2 間仕切り装置
2a スクリーン
20a スクリーン本体
21a 上端フレーム
22a 下端部材
A3 間仕切り装置
1b 取付フレーム
11b ロック装置
15、16 滑車
17、18 巻き上げコード
19 操作コード
A4 間仕切り装置
A5 間仕切り装置
2d ロールアップすだれ
20d すだれ
200 巻取装置
201 上端フレーム

Claims (2)

  1. 屋内空間を区画する間仕切り装置であって、
    主フレームと、
    主フレームから紐状物を介して昇降自在に垂下される間仕切り構造体と、
    前記主フレームに備えられており、前記紐状物を巻き上げ又は繰り出して前記間仕切り構造体を昇降する主操作手段と、
    を備え、
    前記間仕切り構造体は、
    従フレームと、
    該従フレームから垂下されており、下部をロール状に巻くことによってロール部分が上昇し、展開することによってロール部分が下降するタイプであり、上下の長さを調節することにより間仕切り面積が変わる間仕切り要素と、
    前記従フレームに備えられており、前記間仕切り要素を下側から巻き上げ、その巻き上げたロール部分の両側を、大きさを調節した輪の部分で保持して、前記間仕切り要素の上下の長さを調節する、輪状に形成された巻き上げコードを有する従操作手段と、
    を備える
    間仕切り装置。
  2. 前記間仕切り構造体が、ロールアップすだれ又はロールアップスクリーンである
    請求項1の間仕切り装置。
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