JP5584367B2 - 物理ダウンリンク制御チャネルでの干渉緩和 - Google Patents

物理ダウンリンク制御チャネルでの干渉緩和 Download PDF

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Description

本発明は電気通信の分野に関し、より具体的には、複数のセルによって使用される物理ダウンリンク制御チャネルでの干渉緩和に関する。
この項では、本発明の理解を深めるのに役立つ可能性がある態様について説明する。したがって、本項の記述は、この観点から読むべきものであり、従来技術ではどのようなものであったか、または従来技術ではどのようなものでなかったかに関する認識として理解するべきではない。
ピコ・セル、フェムト・セルなどの低電力セル、または中継器が、マクロ・セルの無線有効範囲の領域内に配置される異種ネットワーク(HetNet)のシナリオにおいて、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)でのダウンリンク伝送は、典型的に、独立した方法で2つ以上のセルによって使用され、この結果「送信中」の、つまりPDCCHにおける衝突/干渉につながる。以下において、セルは、無線を通じてまたはバックホール・ネットワークを介して、たとえばGPSなど適切な手段によって時間でサブフレーム整列(subframe−aligned)されることが想定される。
ここで、マクロ・セルおよび低電力セル(複数可)からの制御信号が衝突する場合、これによって、制御信号のパフォーマンス低下が引き起こされ、その結果、セルによってサービスを提供されるユーザー装置のスループットおよびサービスの品質の低下にもつながる。したがって、そのようなHetNetシナリオでは、ユーザー装置のために、組み合わせたセルのスループットおよびサービスの品質を改善する必要がある。
本発明は、上記の問題の1つまたは複数による影響に対処することを目的とするものである。以下は、本発明の一部の態様について基本的な理解を提供するために、簡素化した発明の概要を示すものである。この概要は、本発明を余すところなく概観したものではない。これは、本発明の重要または不可欠な要素を特定したり、または本発明の範囲を描写したりすることを意図するものではない。その唯一の目的は、後で説明するより詳細な記述の準備として、単純化した形で一部の概念を示すことである。
本発明は、少なくとも2つのセルによって使用される物理ダウンリンク制御チャネルでの干渉を緩和する方法に関し、方法は、セルの中で物理ダウンリンク制御チャネルの制御チャネル要素の数を分配するステップと、PDCCHのダウンリンク・サブフレームにおける制御チャネル要素の衝突の数に基づいてセルに対する1組のセル識別子を決定するステップとを含み、ダウンリンク・サブフレームにおける制御チャネル要素の位置は、セル識別子に依存する。
たとえば、マクロ・セルおよび少なくとも1つの低電力セルによって使用される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)での衝突を回避するために、PDCCHの(論理的)制御チャネル要素(CCE)の利用可能な数の第1の部分は、マクロ・セルに排他的に帰属させることができ、一方CCEの第2の部分は、1つまたは複数の低電力セル(複数可)に排他的に帰属させることができる。典型的には、送信電力が制限されているために、2つ以上の低電力セル間の干渉は低いため、2つ以上の低電力セルは、典型的には、パフォーマンス低下を引き起こすことなく、同じCCEを共有することができる。しかし、非直交な方法で、CCEの区分化を実行することも可能である。つまり、(論理的)CCEの少なくとも一部をマクロ・セルおよび低電力セルの両方によって使用することができる。論理的CCEは、セルのセルIDが異なるためにPDCCH上の物理資源に別々にマッピングされるため、2つ以上のセルによって同じCCEが共有されても、必ずしもパフォーマンス低下につながるわけではない。
この理由から、直交する方法で帰属(attribution)を実行すると(つまり、それぞれのCCEをセルのただ1つに排他的に帰属させると)、マクロ・セルのセルIDおよび低電力セル(複数可)のセルID(複数可)が同一の場合、2つ以上のセルのPDCCHの衝突を回避するのみである(それぞれ2つ以上のセルによって共有されるPDCCH)。しかし、実際のシステムでは、マクロ・セルのセルIDおよび低電力セルのセルID(複数可)は、典型的には、等しくすることが許可されていないため、PDCCHの論理的CCEを直交的に区分することでは衝突は回避されない。なぜなら、PDCCHのサブフレームにおけるCCEの物理的位置は、利用可能なL1/L2制御シンボル全体で変更され、また、参照信号(RS)の位置、物理制御フォーマット指示チャネル、物理ハイブリッドARQ指示チャネルなどに依存するからである。言い換えると、サブフレームにおけるすべての言及した制御信号の位置、したがって衝突の数は、関係するセルのセルIDに依存する。
PDCCHのサブフレームにおけるCCEの物理的位置は、多数のパラメータに依存するため、物理的位置は、一般的な数式によって記述することができず、このため、ありうるすべてのパラメータの組について衝突を回避するようなセルIDの対/組を分析的に計算することはできない。したがって、所定のパラメータ・セットについて(使用されている帯域幅、PHICHパラメータ、L1/L2シンボルの数、マクロ・セルと低電力セルとの間のCCEの分配など)、コンピュータ・プログラム(アルゴリズム)は、衝突を生じない、または少なくとも少数の衝突を生じる1対のセルID(または2つを超えるセルが含まれている場合は1組のセルID)を検索する。コンピュータ・プログラムは、たとえば、(恐らくローカルにおいて)最小の衝突の数を提供するセル識別子の適切な組を識別するための数値最適化アルゴリズムとして実装することができる。あるいは、セル識別子の数は限られているので、衝突の数は、セル識別子のすべての可能な組み合わせに対して計算することができ、これにより所定のパラメータ・セットに対して(グローバルな)最小の衝突の数を生じるセル識別子の1つまたは複数の組を決定することができる。
一変形形態では、方法は、PDCCHで伝送を実行するために、決定された1組のセル識別子の少なくとも1つのセル識別子をセルの少なくとも1つに割り当てることをさらに含む。セルIDの適切な組の決定、およびセル(複数可)への決定されたセル識別子(複数可)の割り当ては、異なる物理エンティティによって実行することができる。
他の変形形態では、方法は、セルの中での物理ダウンリンク制御チャネルの制御チャネル要素の分配に基づいて、少なくとも1つのユーザー装置識別子、特に、無線ネットワーク一時識別子を決定することをさらに含み、これは、PDCCHの無線フレームのサブフレームの最大数において、セルに割り当てられる制御チャネル要素の所望のアグリゲーション・レベルでの伝送を可能にする。
アグリゲーション・レベルは、特定のPDCCHで伝送に使用されるCCEの数を示し、チャネルの状況に依存して基地局によって選択される。3GPPリリース8(LTE advanced)標準では、各端末(ユーザー装置)は、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)によって区別される。「PDCCH検索領域」と呼ばれる、無線フレームのサブフレームにおいてユーザー装置によって使用できるCCEは、RNTI、サブフレーム番号(たとえば0から9の範囲)、およびアグリゲーション・レベルに依存している。
利用可能なCCEの総数は、マクロ・セルと低電力セル(複数可)との間で分配されるため、典型的には、CCEの全体数の一部だけを各セルで利用でき、このため所望のアグリゲーション・レベルに対する適切なRNTI値を各セルに対して見つける必要がある。上記のように、RNTIのPDCCH検索領域は、サブフレーム番号に依存している。つまり、一無線フレームの間に変動する。適切なRNTI値を見つけるために、コンピュータ・プログラム/アルゴリズムは、無線フレームの10のサブフレームの間に、セルに割り当てられたPDCCH CCEサブセットにおいて、所望のアグリゲーション・レベル(複数可)に対する多数のPDCCH検索領域を利用できるRNTI値を検索する。そのような好ましいRNTI値は、セル確立の間に事前に計算することができるか、または無線リンク確立の間に計算することができる。
他の変形形態では、決定するステップは、セルのうちの少なくとも2つのセルの制御チャネル要素または他のダウンリンク・シグナリングによって占められるサブフレームにおいてリソース要素間の衝突の数を最小化する1組のセル識別子を選択するステップを含む。上記のように、異なるセルのダウンリンク・シグナリングの衝突の数は最小化されるべきである。たとえば、「PDCCH衝突」は、次のように規定することができる。第1のセルのリソース要素がPDCCH−CCEの一部によって占められている場合、そのリソース要素が第2のセルの参照信号(RS)、PCFICH、PHICH、またはPDCCH−CCEによっても占められていれば、衝突の数がインクリメントされる。
論理的CCEの区分化に関して、これは静的な方式で実行することができ、また運用および維持ユニットから信号で送ることができるか、または、たとえば、X2インターフェースを通じて、シグナリングを含み基地局間でネゴシエーションすることができる。マクロ・セルの内部に複数の低電力セルを配置できるため、典型的には、低電力セルは、マクロ・セルからPDCCH区分情報を受信し、低電力セルは、それらの相互干渉が低いため、場合によっては同じCCEを使用する。
さらに他の変形形態では、方法は、セル内のトラフィック分散に依存して、セルの中で制御チャネル要素の分配を変更するステップをさらに含む。セルへの論理的CCEの分配は、また、トラフィックおよびユーザーの分散に依存して半静的な基準に基づいて変更することができ(たとえばSONアルゴリズム)、より多くのCCEを多数のユーザーにサービスを提供しなければならないセルへ、より少ないCCEを少数のユーザーだけにサービスを提供しなければならないセルへ提供し、かつ/または衝突を最小化する分配を選択する。割り当てを変更することの利点の1つは、この目的のためにセルIDの変更は必要ないということである。しかし、セルIDを変更することが可能な場合があることも理解されるだろう。たとえば、低電力セルによってサービスを提供されるユーザーがいない(または場合によっては、ごく少数のユーザーしかいない)場合、低電力セルのセルIDを変更することができる。
一変形形態では、方法は、セル、好ましくは低電力セルの負荷状況に依存して、他のセル、好ましくはマクロ・セルによってセルに帰属されるサブフレームの制御チャネル要素を使用するステップをさらに含む。論理的CCEの区分化は各セルにおいて静的な基準で規定されるが、第2のセルの負荷が低い、またはそこにユーザーがいないことを第1のセルが認識している場合、第1のセル(典型的にはマクロ・セル)は、第2のセル(典型的には低電力セル)に対して予約されているCCEを使用(またはCCEで電力削減なく伝送)することができるため、このようにして、簡素な負荷依存の区分化ソリューションを提供することができる。そのようなソリューションを可能にするために、第2のセル(典型的には低電力セル)は、たとえば、X2インターフェースを通じて、第1のセルに負荷情報を信号で送る。
上記の例では、X2インターフェースを通じたシグナリングについて記述したが、LTEリリース10以降のマクロダイバーシティのシナリオでは、ユーザー装置は、複数のセルに同時にリンクができることは当業者には自明であろう。そのような場合は、ユーザー装置を介した第1のセルから第2のセルへの無線でのシグナリングによってX2シグナリングを置き換えることができる。
他の変形形態では、セルの1つはマクロ・セルであり、他のセルは、低電力セル、特にピコ・セルである。この文脈では、「ピコ・セル」という用語は、低出力の開放加入者(open−subscriber)セルに関する。低電力セルは、マクロ・セルより利用可能な送信電力が小さく、したがって低電力セルの無線有効範囲の領域は、典型的には、マクロ・セルの無線有効範囲の領域よりかなり小さい。上記のように、低電力セルおよびマクロ・セルは、少なくとも部分的にオーバラップする無線有効範囲の領域を持ち、低電力セルは、マクロ・セルの無線有効範囲の領域を拡大するために使用される(またはその逆)、このことはマクロ・セル全体の無線有効範囲の領域を拡張することによって、またはマクロ・セルの無線有効範囲の領域内のローカル・エリア内、たとえば建物の中でのサービスの品質を向上させることによってなされる。しかし、本発明は、(部分的に)オーバラップする無線有効範囲の領域を持つすべてのセルに適用できるため、本発明は、マクロ・セルおよび低電力セルを持つ異種ネットワークのケースに限定されないことが理解されるだろう。
さらに他の変形形態では、セルは、LTE(advanced)標準(LTEリリース8)による無線ネットワークの一部である。上記のように、LTEリリース8は、PDCCHの制御信号に対してセル間干渉制御(ICIC)をサポートしておらず、したがって本明細書に記述する方法によって提供される干渉緩和は特に有益である。
他の態様は、上記の方法のすべてのステップを実行するために適応されたコンピュータ・プログラム製品に関する。そのようなコンピュータ・プログラム製品は、適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアとして実装することができる。
さらに他の態様は、少なくとも2つのセルによって共有される物理ダウンリンク制御チャネルでの干渉緩和のための構成物に関し、セルの中で物理ダウンリンク制御チャネルの制御チャネル要素の数を分配するように適応された分配ユニットと、物理ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク・サブフレームの制御チャネル要素の衝突の数に基づいて、セルに対して1組のセル識別子を決定するように適応された決定ユニットとを含み、ダウンリンク・サブフレームにおける制御チャネル要素の位置は、セル識別子に依存する。そのような構成物は、適切なセル識別子の組を決定するために使用することができ、セル識別子は一意の方法でセルに帰属される、つまり、同じセル識別子は、2つの異なるセルに帰属させることができないことを理解されたい。
他の実施形態では、構成物は、PDCCHで伝送を実行するためにセルの少なくとも1つに、決定された組の少なくとも1つのセル識別子を割り当てるための割り当てユニットをさらに含む。割り当てユニットは、たとえば、X2インターフェースを介して、セルの1つである基地局に、セルIDを示す適切なシグナリングを提供するように適応させることができる。もちろん、構成物が1つのセルである基地局で実装されると、割り当てユニットは、それ自身のセルIDの割り当てを直接、つまりシグナリングなしで実行することができる。
さらに他の展開では、割り当てユニットは、少なくとも1つのユーザー装置識別子、特に無線ネットワーク一時識別子を決定するために適応され、これは、PDCCHの無線フレームのサブフレームの最大数において、セルに割り当てられる制御チャネル要素の所望のアグリゲーション・レベルでの伝送を可能にする。上記のように、CCEの総数の一部だけを各セルで利用できるという事実のために、所望のアグリゲーション・レベルに対する適切なRNTI値を各セルに対して見つける必要がある。
他の実施形態では、決定ユニットは、セルのうちの少なくとも2つのセルの制御チャネル要素または他のダウンリンク・シグナリングによって占められるサブフレームのリソース要素間の衝突の数を最小化する1組のセル識別子を選択するように適応されている。上記のように、衝突はパフォーマンス(スループット/QoS)低下につながる可能性があるが、上記の方法で減少/回避することができる。そのような衝突を回避/減少することによって、また、低電力セルおよび/またはマクロ・セルの無線有効範囲の領域を拡張することができる。
上記の構成物は、無線ネットワークの基地局、ネットワーク制御装置、ゲートウェイ、ならびに運用および維持ユニットの少なくとも1つで実装することができる。構成物全体は、単一の物理デバイス、たとえば基地局に実装できるが、構成物の中の異なるユニットは、典型的には、異なる位置に配置された2つ以上の物理デバイスを通じて分配される。この点で、PDCCHは、セルである基地局とユーザー装置との間のエア・インターフェースに確立されるだけだが、利用可能なセル識別子のセルへの分配および/または適切なセルIDの組の決定は、遠隔地、たとえば、ネットワーク制御装置またはO&Mユニットで実行できることに注意されたい。また、複数のマクロ・セルが低電力セルに干渉する場合、主な干渉寄与を引き起こしているマクロ・セルを決定することができ、この特定のマクロ・セルだけを適切なセルIDの組の決定に使用できることが理解されるだろう。たとえば、主な干渉寄与を引き起こすマクロ・セルに関する情報は、たとえばX2インターフェースを通じて交換することができる。もちろん、代替手段として、チャネル制御要素の分配は、低電力セルと、2つ以上の場合によっては、すべての干渉するマクロ・セルとの間で実行することができる。
本発明のさらに他の態様は、特にLTE標準による異種ネットワークに関し、マクロ・セルおよび少なくとも1つの低電力セル、特にピコ(開放加入者)セルを含み、マクロ・セルおよび少なくとも1つの低電力セルは、物理ダウンリンク制御チャネルを使用し、また物理ダウンリンク制御チャネルでの干渉緩和のために、上記のタイプの少なくとも1つの構成物を使用する。特に、物理ダウンリンク制御チャネルに(たとえばLTEリリース8による)セル間干渉制御メカニズムが提供されていないネットワークについて、上記のソリューションは、PDCCHパフォーマンスを大幅に改善することができる。本明細書に記述した原理は、開放加入者(「ピコ」)セルの形をした低電力セルに制限されず、またこれらの原理は閉鎖加入者(「フェムト」)セルにも適用できることは当業者には自明であろう。
さらに他の特徴および利点については、図面に示す図を参照して、重要な詳細を示す以下の代表的な実施形態の記述に示し、特許請求の範囲によって規定する。個々の特徴は、個々に単独で実装することができるか、またはそれらのいくつかを任意の所望の組み合わせで実装することができる。
代表的な実施形態について線図に示し、下の記述で説明する。以下が示されている。
マクロ・セルおよび低電力セルを含む異種ネットワークを示す概略図である。 図1のマクロ・セルおよび低電力セルへのPDCCH CCEの論理的な割り当てを示す概略図である。 PDCCHの無線フレームのサブフレームにおいてPDCCH CCEの特定のいくつかの位置を示す概略図である。 図1の2つのセルのセルIDに依存してPDCCH衝突の数を表す衝突行列の詳細を示す図である。 第1のセルのセルIDの各値に対するPDCCH衝突の最小/最大数を示す図である。 無線フレームのどのサブフレームにおいて、特定のユーザー装置が特定のアグリゲーション・レベルを使用できるかを示す図である。
「プロセッサ」と書かれた任意の機能ブロックを含む、図に示すさまざまな要素の機能は、専用ハードウェア、および適切なソフトウェアと連携してソフトウェアを実行する機能を持つハードウェアの利用を通じて提供することができる。プロセッサによって提供される場合、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、または一部を共有できる複数の個々のプロセッサによって提供することができる。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行できるハードウェアを排他的に指すものと解釈するべきではなく、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワーク・プロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納するための読み取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、および不揮発性記憶装置を、限定することなく、暗黙的に含むことができる。従来型および/またはカスタムの他のハードウェアも含むことができる。同様に、図に示すすべてのスイッチは概念のみを示すものである。それらの機能は、プログラム・ロジックの動作を通じて、専用ロジックを通じて、プログラム制御および専用ロジックの対話を通じて、または手動でも実行することができ、内容からより明確に理解されるように、特定の技術を実装者が選択可能である。
図1は、無線有効範囲の大きな領域を生成するために第1の基地局BS1を有するマクロ・セルの形式である第1のセルC1と、無線有効範囲のより小さな領域を生成するために第2の基地局BS2を有する低出力(たとえばピコ)セルの形式である第2のセルC2とを有する、LTEリリース8標準による異種ネットワーク1を示す。第2のセルC2の無線有効範囲の領域は、屋外または屋内(たとえば建物内)に位置し、第1のセルC1の無線有効範囲の領域に完全に含まれる。無線有効範囲の領域の内部に存在するユーザー装置UEのQoSおよびスループットを向上させるために、第2のセルC2がサービスを提供し、その提供がなければ、無線有効範囲においてネットワーク1へのアクセスが制限されているか、または利用できない。
第2のセルC2の無線有効範囲の領域におけるユーザー装置UEは、第1および第2の基地局BS1、BS2の両方からダウンリンク伝送を受信し、図2aに示すように、ダウンリンク伝送は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHの制御チャネル要素の形をしたダウンリンク・シグナリングを含む。制御信号に対するセル間干渉制御(ICIC)は、LTEリリース8標準ではサポートされていない。したがって、異なるセルC1、C2の制御チャネル要素間の衝突が発生する可能性があり、ユーザー装置UEへの伝送においてQoSおよびスループットの低下につながる。この問題を解決するため、つまり、衝突の数を減らすためのメカニズムについて、以下に記述する。
利用可能な制御チャネル要素(図2aを参照)の数は、ネットワーク1の特定の伝送特性に依存する。たとえば、10MHzの帯域幅、3つのL1/L2シンボル、2本のTxアンテナ、および1のPHICH Ngから得られる7つのPHICHグループに対して、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHで利用可能な制御チャネル要素CCEの数nは、41である。
物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHでの干渉を減らすために、利用可能な41の制御チャネル要素CCEは、第1の基地局BS1に配置された分配ユニット2を使用して、第1のセルC1と第2のセルC2との間で区分される。図2aの例では、第1の4つのCCE番号0〜3は、第1のセルC1に割り当てられ、一方第2の4つのCCE番号4〜7は、第2のセルC2に割り当てられる。
しかし、マクロ・セルC1、および低電力セルC2のセルIDが同一の場合のみ、これによって、図2bに示すサブフレームSFにおいて利用可能なL1/L2制御シンボルにおいて2つのセルC1、C2の物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHの衝突が回避される。しかし、実際のシステムでは、マクロ・セルC1および低出力(ピコ)セルC2のセルIDを等しくすることは許可されていない。したがって、図2aに示す論理制御チャネル要素CCEの直交区分化(orthogonal partitioning)では、衝突は回避されない。その理由は、サブフレームSFにおけるCCEの物理的位置(CCE番号3およびCCE番号4について図2bに示す)は、利用可能なL1/L2制御シンボルを横断して変更され、たとえば、サブフレームSFにおける参照シンボル、PCFICH、およびPHICHの位置に依存しているためである。さらに、参照シンボルの位置は、Txアンテナの数に依存する。この例では、2本のTxアンテナが使用され、これにより図2bに示すサブフレームSFのOFDMシンボル0のリソース要素REの3つ目ごとに参照シンボルが現れる。さらに、上記のすべての他のダウンリンク制御信号の位置は、それぞれのセルC1、C2のセルIDに依存する。
直交区分化(つまりただ1つのセルへの各論理的CCEの帰属)では、サブフレームSFにおける論理的CCEの異なる物理的位置のために衝突を回避できないため、1つまたは複数のCCEが2つ以上のセルに帰属されることも可能である(非直交区分化)。
さらに、サブフレームSFにおける制御チャネル要素CCEの物理的位置は、伝送パラメータの各組に対して異なるため、それらの位置は、一般的な数式によって記述することができない。したがって、伝送パラメータのありうる各組に対して衝突を回避するような1対のセルIDを分析的に計算することはできない。
結果的に、所定のパラメータ・セット(使用されている帯域幅、PHICHパラメータ、L1/L2シンボルの数、マクロ・セルと低電力セルとの間のCCEの分配、Txアンテナの数など)に対して、第1の基地局BS1の決定ユニット3は、異なるセルC1、C2に帰属されるダウンリンク・サブフレームSFにおいて、制御チャネル要素CCEの衝突の数が少ない(最小である)、セルC1、C2に対するセル識別子セルID1、セルID2の適切な組を1つ決定する。この目的のために、衝突を生じない、または少なくとも少数の衝突を生じる1対のセルID(または3つ以上のセルの場合は1組のセルID)を検索するアルゴリズムが使用される。
以下の例では、CCE番号0〜7、16〜23、および32〜35は、第1のセルC1に割り当てられるが、一方CCE番号8〜15、24〜31、および36〜39は、第2のセルC2に割り当てられる。言い換えると、各セルC1、C2について、20の制御チャネル要素CCE(ダウンリンク・サブフレームSFの20×9×4=720リソース要素REに対応)が予約される。セルC1、C2に対する制御チャネル要素CCEの所定の帰属について、アルゴリズムは、第1のセルC1のセルID(セルID1)および第2のセルC2のセルID(セルID2)の各組み合わせについて、L1/L2制御シンボルの構造(物理的位置)を計算する。このようにして、図3に示すように、「PDCCH衝突の数」値を含む504×504の値を有する衝突行列が計算される。この点で、LTEリリース8標準で利用可能なセルIDの数は、504に制限されていることに注意されたい。衝突の数が少ない所望のセルIDの対(またはセルIDの組)は、図3の衝突行列から抽出することができる。
図3の衝突行列に表される「PDCCH衝突」は、次のように規定される。第1のセルC1のリソース要素REが物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHの制御チャネル要素CCEの一部によって占められる場合、そのリソース要素REが参照シンボルRS、PCFICH、PHICHによっても、または第2のセルC2の制御チャネル要素CCEによっても占められていれば、衝突の数がインクリメントされる。
第1のセルC1のセル識別子「セルID1」のありうる各値について、図4において、下部のグラフに衝突の最小数を示し、上部のグラフに衝突の最大数を示している。言い換えると、下部のグラフは、第2のセルC2に「適切な」セルIDを選択する場合の衝突の数を示し、上部のグラフは、第2のセルC2に「不適切な」セルIDを選択する場合を示している。上部のグラフと下部のグラフの比較は、第1および第2のセルC1、C2に適切な1対のセル識別子(セルID1、セルID2)を慎重に選択することがどれほど重要かを示している。しかし、図4は、また、選択されたパラメータについて、衝突を完全には回避できないことを示している。
適切な1対のセル識別子「セルID1」、「セルID2」が選択されると、第1の基地局BS1の割り当てユニット4は、第1のセルC1に第1のセル識別子「セルID1」を割り当て、たとえば、X2インターフェースを通じて、第2の基地局BS2に対してシグナリングを使用して、第2のセル識別子「セルID2」に関して後者に通知する。
セル識別子「セルID1、セルID2」がセルC1、C2に帰属されると、適切なユーザー装置識別子をセルC1、C2によってサービスを提供されるユーザー装置UEに帰属させる必要がある。LTEネットワーク1のこの例では、ユーザー装置識別子は、たとえば1000のありうる値の範囲から選択される無線ネットワーク一時識別子(RNTI)である。
「PDCCH検索領域」と呼ばれる無線フレーム(図5を参照)のサブフレームSFにおいてユーザー装置UEに使用できる制御チャネル要素CCEは、ユーザー装置UEに割り当てられたユーザー装置識別子(以下:「RNTI」)、サブフレーム番号(LTEリリース8ネットワークのこの例では0〜9の範囲)、およびアグリゲーション・レベルに依存している。
アグリゲーション・レベルは、特定のPDCCHで伝送に使用される制御チャネル要素CCEの数を示し、チャネル条件に依存して、それぞれの基地局BS1、BS2によって選択される。利用可能な制御チャネル要素CCEの総数は、マクロ・セルC1と低電力セルC2との間で分配されるため、制御チャネル要素CCEの全体数の一部だけが、各セルC1、C2で利用できるので、所望のアグリゲーション・レベルに対して適切なRNTI値を各セルC1、C2に対して見つける必要がある。
上記のように、特定のRNTIに対する「PDCCH検索領域」は、サブフレーム番号に依存する。つまり、図5に示す無線フレームRF中に変動する。第1のセルC1のユーザー装置に対して適切なRNTI値を見つけるために、割り当てユニット4は、無線フレームRFの10のサブフレームの間に、第1のセルC1に割り当てられた制御チャネル要素CCEサブセットにおいて、所望のアグリゲーション・レベル(複数可)に対する多数(最大数)のPDCCH検索領域が利用できるRNTI値を検索する。そのような好ましいRNTI値は、セル確立の間に事前に計算することができるか、またはそれぞれの基地局BS1、BS2によってサービスを提供されるユーザー装置UEとの通信で後に使用するために無線リンク確立の間に計算することができる。
図5は、ユーザー装置識別子RNTI=100を持つ第1のセルC1において、ユーザー装置によって使用できるアグリゲーション・レベルを示している。アグリゲーション・レベルは、それぞれのサブフレーム#0から#9の特定のユーザー装置識別子RNTI=100に帰属される連続するCCEの数を示している。特定のCCEの下にある列の数値(2、4、および8)は、その特定のサブフレーム#0から#9に占めることができる連続するCCEの数を示している。たとえば、サブフレーム#0のCCE#0の下の列にある数値「8」は、サブフレーム#0でCCE#0から#7を占めることができることを示している(アグリゲーション・レイヤ8)。あるいは、アグリゲーション・レベル4を使用することができるか(CCE#0から#3またはCCE#4から#7)、またはアグリゲーション・レベル2を使用することができる(CCE#0および#1など)。しかし、アグリゲーション・レイヤ1、2、および8は、原則的にはサブフレーム#0のCCE#8から#15に対しても利用できるが、CCE#8から#15が第1のセルC1に帰属していないため、これらを使用することはできない。
ユーザー装置は、無線フレームRFの7つのサブフレームでアグリゲーション・レイヤ8を使用することができ、無線フレームRFの8つのサブフレームでアグリゲーション・レイヤ4を使用することができる。言い換えると、RNTI=100を有する第1のセルC1のユーザー装置は、3つのサブフレームで(すなわち、無線フレームRFのサブフレーム1、2、および6で)アグリゲーション・レイヤ8を使用できず、無線フレームRFの2つのサブフレーム(3および5)でアグリゲーション・レイヤ4を使用することができない。CCE番号0〜7、16〜23、および32〜35が第1のセルC1に割り当てられている図5の例では、1と1000との間のRNTI番号の409は、無線フレームRFの10のサブフレームの間に、アグリゲーション・レベル4に対して少なくとも8つの検索領域およびアグリゲーション・レベル8に対して少なくとも8つの検索領域を提供する。
上記の方法では、割り当てユニット4は、(たとえば、最高のアグリゲーション・レベル(AL8)を有する最大数のサブフレームを持つ)最大数の使用可能な検索領域を提供する第1のセルC1に対して1組のRNTI値を検索する。次に、RNTI値は、第1のセルC1によってサービスを提供されるユーザー装置に帰属される。同様の方法で、第2の基地局BS2の割り当てユニット(図示せず)は、第2のセルC2によってサービスを提供されるユーザー装置UEの所望のアグリゲーション・レイヤ(複数可)に対して、最大数の使用可能な検索領域を提供する1組のユーザー識別子(RNTI値)を検索する。
上記の例では、適切なセルIDを計算するため、および適切なRNTIを計算するためのアルゴリズムは、基地局BS1で実行されるが、これらのアルゴリズムは、運用および維持ユニット、ネットワーク制御装置/ゲートウェイ、または他の基地局(たとえば基地局BS2)でも実行することができる。2つ以上のマクロ・セルに干渉する低電力セルC2の第2の基地局BS2でアルゴリズムが実行される場合、第2の基地局BS2は、たとえばX2インターフェースを通じたシグナリングを介して、主な干渉寄与を引き起こしているマクロ・セルC1のセルIDを認識している必要がある。ユーザー装置の適切なRNTIを計算するためのアルゴリズムは、また、ネットワークの任意の位置で実行できるが、好ましくは、これらのアルゴリズムは、それらのユーザー装置にサービスを提供するために使用される基地局によって実行されることを当業者は理解されるだろう。
論理的な制御チャネル要素CCEの区分化は、静的な方式で規定することができ、運用および維持ユニット(図示せず)から信号で送るか、またはX2インターフェースを通じてシグナリングを含み基地局間でネゴシエーションすることができる。マクロ・セルの内部に複数の低電力セルが配置されていてもよいため、典型的には、低電力セルは、マクロ・セルからPDCCH区分情報を受信する。
しかし、論理的な制御チャネル要素CCEの区分化は、また、トラフィックおよびユーザーの分散に依存して、半静的な基準に基づいて実行することができる(たとえば自己組織ネットワーク(SON)アルゴリズム)。あるいは、セルIDは変更することができる。たとえば、低電力セルC2に所属するユーザーがいない、またはわずかしかいない場合、低電力セルC2のセルIDは変更することができる。
より簡単な負荷依存の区分化ソリューションは、各セルにおいて静的な基準で論理的な制御チャネル要素CCEを区分することにより提供できるが、第2のセルC2の負荷が低い、またはそこにユーザーがいないことを第1のセルC1が認識している場合、第1のセルC1(この場合、マクロ・セル)は、しかし、第2のセルC2(この場合、低電力セル)のために予約されている制御チャネル要素CCEを使用(または制御チャネル要素CCEで電力削減なく伝送)することができる。そのようなソリューションを有効にするために、第2のセルC2は、たとえば、X2インターフェースを通じて、第1のセルC1に負荷情報を信号で送るものとする。
上記の方法では、HetNet展開の物理ダウンリンク制御チャネルでの干渉を減らすことができる。結果として、これによって、HetNetスループット性能に大きな影響を及ぼす低電力セルの通信領域を広げることができる。
本明細書に示すブロック図は、本発明の原理を具体化した説明的な回路についての概念的な視点を表していることは当業者には自明であろう。同様に、そのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているかどうかに関わりなく、任意のフローチャート、流れ図、状態遷移図、擬似コードなどは、コンピュータ可読媒体において本質的に表され、したがって、コンピュータまたはプロセッサによって実行できるさまざまなプロセスを表していることを理解されるだろう。
また、記述および図面は、単に本発明の原理を示すものである。本明細書に明示的に記述して、または示していないが、本発明の原理を具体化し、その範囲に含まれるさまざまな構成物を当業者であれば考案できることを理解されるだろう。さらに、本明細書に詳述したすべての例は、原則として、読者が本発明の原理、およびその技術を推進する発明者(ら)によって提供された概念を理解するのを支援するために、教育のみを目的とすることを明確に意図するものであり、そのような具体的に詳述された例および条件に限定しないものとして解釈するべきである。さらに、本明細書において、本発明の原理、態様、および実施形態を詳述するすべての記述、ならびにその特定の例は、その等価物を包含することを意図するものである。

Claims (15)

  1. 少なくとも2つのセル(C1、C2)によって使用される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)での干渉を緩和する方法であって、
    前記セル(C1、C2)の中で前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の制御チャネル要素(CCE)の数を分配するステップと、
    前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のダウンリンク・サブフレーム(SF)における前記制御チャネル要素(CCE)の衝突の数に基づいて、前記セル(C1、C2)に対する1組のセル識別子(セルID1、セルID2)を決定するステップと、を含み、前記ダウンリンク・サブフレーム(SF)における前記制御チャネル要素(CCE)の位置は、前記セル識別子(セルID1、セルID2)に依存する、方法。
  2. 前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で伝送を実行するために、前記決定した1組のセル識別子(セルID1、セルID2)の少なくとも1つのセル識別子(セルID2)を前記セル(C2)の少なくとも1つに割り当てるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記セル(C1、C2)の中の前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の制御チャネル要素(CCE)の前記分配に基づいて、少なくとも1つのユーザー装置識別子を決定するステップをさらに含み、これは、前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の無線フレーム(RF)のサブフレーム(SF)の最大数で前記セル(C1)に割り当てられた、前記制御チャネル要素(CCE)の所望のアグリゲーション・レベルでの伝送を可能にする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記決定するステップは、前記セル(C1、C2)のうちの少なくとも2つのセルの制御チャネル要素(CCE)または他のダウンリンク・シグナリングによって占められる前記サブフレーム(SF)においてリソース要素(RE)間の衝突の数を最小化する1組のセル識別子(セルID1、セルID2)を選択するステップを含む、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記セル(C1、C2)内のトラフィックの分散に依存して、前記セル(C1、C2)の中の前記制御チャネル要素(CCE)の前記分配を変更するステップをさらに含む、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. ル(C2)の負荷状況に依存して、他のセルC1)によって、前記セル(C2)に帰属されるサブフレーム(SF)の前記制御チャネル要素(CCE)を使用するステップをさらに含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記セルの1つはマクロ・セル(C1)であり、他のセルは低電力セル(C2)である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記セル(C1、C2)は、LTE標準による無線ネットワーク(1)の一部である、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項による方法のすべてのステップをコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
  10. 少なくとも2つのセル(C1、C2)によって使用される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)での干渉緩和のための構成物であって、
    前記セル(C1、C2)の中で前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の制御チャネル要素(CCE)の数(n)を分配するように適応された分配ユニット(2)と、
    前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のダウンリンク・サブフレーム(SF)における制御チャネル要素(CCE)の衝突の数に基づいて、前記セル(C1、C2)に対する1組のセル識別子(セルID1、セルID2)を決定するように適応された決定ユニット(3)と、を含み、前記ダウンリンク・サブフレーム(SF)における前記制御チャネル要素(CCE)の位置は、前記セル識別子(セルID1、セルID2)に依存する、構成物。
  11. 前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で伝送を実行するために、前記決定した組(セルID1、セルID2)の少なくとも1つのセル識別子(セルID1)を前記セル(C1)のうちの少なくとも1つに割り当てるための割り当てユニット(4)をさらに含む、請求項10に記載の構成物。
  12. 前記割り当てユニット(4)は、少なくとも1つのユーザー装置識別子を決定するように適応され、これにより前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の無線フレーム(RF)のサブフレーム(SF)の最大数で前記セル(C1)に割り当てられた前記制御チャネル要素(CCE)の所望のアグリゲーション・レベルでの伝送を可能にする、請求項11に記載の構成物。
  13. 前記決定ユニット(3)は、前記セル(C1、C2)のうちの少なくとも2つの制御チャネル要素(CCE)または他のダウンリンク・シグナリングによって占められる前記サブフレーム(SF)においてリソース要素(RE)間の衝突の数を最小化する1組のセル識別子(セルID1、セルID2)を選択するように適応される、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の構成物。
  14. 無線ネットワーク(1)の基地局(BS1)、ネットワーク制御装置、ゲートウェイ、ならびに運用および維持ユニットのうちの少なくとも1つに実装される、請求項10乃至13のいずれか1項に記載の構成物。
  15. 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を使用するマクロ・セル(C1)および少なくとも1つの低電力セル(C2)と、
    前記物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)での干渉緩和のための請求項10乃至14のいずれか1項による少なくとも1つの構成物と
    を含む、異種ネットワーク(1)。
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