JP5583690B2 - 2本の光ファイバー間のスプライス接合部及び該スプライス接合部を作製する方法 - Google Patents

2本の光ファイバー間のスプライス接合部及び該スプライス接合部を作製する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5583690B2
JP5583690B2 JP2011542671A JP2011542671A JP5583690B2 JP 5583690 B2 JP5583690 B2 JP 5583690B2 JP 2011542671 A JP2011542671 A JP 2011542671A JP 2011542671 A JP2011542671 A JP 2011542671A JP 5583690 B2 JP5583690 B2 JP 5583690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fibers
support sleeve
core
splice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011542671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012513613A (ja
Inventor
クムカー、マルテ
コツァック、マルツィン・ミハル
グーゼマン、ウルリヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jenoptik Optical Systems GmbH
Trumpf Laser GmbH
Original Assignee
Jenoptik Laser GmbH
Trumpf Laser GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jenoptik Laser GmbH, Trumpf Laser GmbH filed Critical Jenoptik Laser GmbH
Publication of JP2012513613A publication Critical patent/JP2012513613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5583690B2 publication Critical patent/JP5583690B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/255Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
    • G02B6/2558Reinforcement of splice joint
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/036Optical fibres with cladding with or without a coating core or cladding comprising multiple layers
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/245Removing protective coverings of light guides before coupling

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、2本の光ファイバー間のスプライス接合部であって、ファイバーの少なくとも一方は、少なくとも1つの内部信号コア及び該内部信号コアを包囲しているポンプコアを含むファイバーコアと、ポンプコアに接触して位置すると共に該ポンプコア内で光を導波する働きをするファイバーシースとを有する、スプライス接合部に関する。さらに、本発明は、そのようなスプライス接合部を作製する方法に関する。
ファイバーが高ビーム品質を有する高い光出力を導くように設計される場合、曲げに対する感度が高くなるという難点があり、その結果、不都合なことに、例えばファイバーコア内で導波される光の損失の増大が生じる可能性、及び/又は、ファイバーコア内で導かれる異なるモード間における望ましくない結合が生じる可能性がある。これらの双方により、不都合なことに、所望のモードに望ましくない出力損失が生じる。
曲げに対する感度を低減するには、ポンプコア内で光を導波するように働くファイバーシースを比較的厚くするように実現することが知られている。ファイバーシースが所望の導波特性を有するように、ファイバーシースを例えば石英ガラスから製造することができ、ファイバーシースが特別なドーピングプロファイルをポンプコアに隣接する領域に有することができ、それによって、この領域の屈折率がポンプコアの屈折率よりも小さくなる。代替的に、ファイバーシースをその内径がポンプコアの外径よりも大きくなるように実現すること、及び、ファイバーシースを薄いウェブを介するのみでポンプコアに接続することも可能であり、それによって、ファイバーシースとポンプコアとの間に、その場合に所望の導波特性を確保するエアーシースが実質的に存在するようになる。そのようなファイバーは多くの場合、エアークラッドファイバーとも称される。
そのようなファイバーが互いに継ぎ合わされる(spliced)とき、この場合に必要とされる熱の供給が不都合なことにファイバーシースのドーピングプロファイルを変えるという難点、又は、結果として、スプライス領域において、ファイバーシースがウェブによってポンプコアからもはや隔てられなくなるように、ファイバーシースが潰れるという難点が生じる。これらの双方の場合、スプライスの領域におけるポンプ光の導波がかなり損なわれ、その結果、ポンプ光及び信号光の導波特性に関して高品質の継ぎ合わせが不可能となる。
特許文献1から、2つのガラス光導波路を継ぎ合わせるために、継ぎ合わせるべき端部の領域において、導波機能を有しておらずガラス光導波路を保護するだけの働きをする元のプラスチックシースを取り除くこと、露出したガラス光導波路の端部同士を継ぎ合わせること、小管をスプライス端部に覆うように設けること、及び、小管とスプライス端部との間のキャビティを硬化性ラッカーで充填することが知られている。
特許文献1から知られるこの方法が、2本の光ファイバー間のスプライス接合部であって、該光ファイバーの少なくとも一方が、少なくとも1つの内部信号コア及び該信号コアを包囲しているポンプコアを含むファイバーコアと、ポンプコアに接触して位置すると共にポンプコア内で光を導波するように働くファイバーシースとを有する、2本の光ファイバー間のスプライス接合部の場合に適用されるならば、スプライス端部の領域における導波特性が著しく損なわれるであろう。加えて、ラッカーは耐パワー性がないため、高出力では燃えることになるであろう。
独国特許出願公開第3530963号
上記から、本発明の目的は、2本のファイバー間のスプライス接合部であって、該ファイバーの少なくとも一方が、少なくとも1つの内部信号コア及び該信号コアを包囲しているポンプコアを含むファイバーコアと、ポンプコアに接触して位置すると共にポンプコア内で光を導波するように働くファイバーシースとを有し、ポンプ光及び信号光の非常に良好な導波特性を確保することができる、2本のファイバーの間のスプライス接合部を提供することである。さらに、そのようなスプライス接合部を作製する対応する方法が提供されるものとする。
この目的は、本発明に従って、2本の光ファイバー間のスプライス接合部であって、前記ファイバーの少なくとも一方は、少なくとも1つの内部信号コア及び該内部信号コアを包囲しているポンプコアを含むファイバーコアと、前記ポンプコアに接触して位置すると共に該ポンプコア内で光を導波する働きをするファイバーシースとを有し、前記少なくとも一方のファイバーの前記ファイバーシースは、該ファイバーの長手方向に該ファイバーのスプライス端部から所定の長さに沿って延びている接続領域において径方向に少なくとも部分的に取り除かれ、前記2本のファイバーの前記スプライス端部が配置されると共に、前記接続領域全体に沿って該接続領域を越えて延びる、支持スリーブが設けられ、前記支持スリーブは、前記接続領域に隣接して前記ファイバーの双方に機械的に接続されるとともに、前記接続領域全体に沿って前記ファイバーそれぞれから或る距離のところにあり、該ファイバーに機械的に接続されない、スプライス接合部によって達成される。
前記支持スリーブにより、前記スプライス接合部の所望の機械的安定性が達成され、それによって、前記ファイバーコアの所望しない曲げを防止することができる。さらに、前記支持スリーブは、前記ファイバーコアの汚染保護として働く。前記支持スリーブは、前記ファイバーそれぞれの前記接続領域全体に沿って機械的に接続されるわけではなく、該ファイバーから或る距離のところにあるため、前記ポンプコア内の光の導波特性が不都合に損なわれることがない。
前記支持スリーブは、所望する最小限の機械的剛性を有するように実現することができる。前記支持スリーブは、それによって、ねじれ及び曲げに対する保護を継ぎ合わされたファイバーに実現することを可能にする。
前記支持スリーブと前記ファイバーとの間の機械的な接続は好ましくは、材料結合(material-bonding)及び/又は形状ロック(form-locking)式で実現される。これは特に、熱の供給により行われることができる。特に、このためにレーザーのレーザー放射線が用いられる。
前記ポンプコア及び/又は前記信号コア内で導波される光は、特に、可視スペクトル(例えば380nm〜780nm)及び隣接する赤外電磁スペクトル(780nm〜2500nm)の電磁放射線である。
特に、前記ポンプ光に関する導波特性が、前記ファイバーシースが少なくとも部分的に取り除かれていない領域におけるのと同程度に良好となるように、前記ファイバーシースが前記接続領域において少なくとも部分的に取り除かれる。
前記支持スリーブは、実質的に一定の内部断面を有することができる。そのような支持スリーブ又はそのような支持管は非常に容易に作製することができる。
さらに、前記支持スリーブは中央領域と、該中央領域の側方に隣接する2つの縁領域とを有することができ、前記中央領域の肉厚は前記縁領域の肉厚よりも大きい。その結果、有利には、前記ファイバーへの前記支持スリーブの機械的な接続にあたり、この機械的な接続を前記縁領域で行うことができることから、熱の供給が少なくて済む。
好ましくは、前記中央領域は前記接続領域全体にわたると共に該接続領域を幾分越えて延びる。
さらに、本発明による前記スプライス接合部の場合、前記支持スリーブは前記2本のファイバーの少なくとも一方に中間スリーブを介して機械的に接続することができる。中間スリーブが設けられていることにより、例えば2本の継ぎ合わされたファイバーの異なるファイバー外径に適合することが可能となる。一方での前記中間スリーブと前記ファイバーとの機械的な接続、他方での前記支持スリーブと前記中間スリーブとの機械的な接続は、好ましくは、各場合に形状ロック及び/又は材料結合による接続として実現することができる。特に、熱の供給を用いてそのような接続を実現することができる。特に、この目的のためにレーザーのレーザー放射線を用いることができる。
特に、少なくとも一方のファイバーの前記ファイバーシースを前記接続領域において完全に取り除くことができる。
前記支持スリーブは好ましくは、熱膨張に関して前記ファイバーの材料に適合する。特に、前記支持スリーブは前記ファイバー(もしくはファイバーコア及び/又はファイバーシース)と同じ材料から作製することができる。石英ガラスを材料として用いることができる。前記2本のファイバーのそれぞれは、アクティブファイバー又はパッシブファイバーとすることができる。
前記少なくとも一方のファイバーは厚シースファイバーとして実現することができる。厚シースファイバーは、ここでは特に、ファイバーシースが少なくとも、通常の環境条件における微小な曲げ損失が小さくなりすぎるために前記ファイバーコアの基本モード光からより高次のモードへの著しい過結合(coupling-over)が起こらないような厚さを少なくとも有するファイバーとして理解される。
前記支持スリーブは単一部品として実現されることができる。
さらに、2本のファイバー間にスプライス接合部を作製する方法であって、前記ファイバーの少なくとも一方は、少なくとも1つの内部信号コア及び該内部信号コアを包囲しているポンプコアを含むファイバーコアと、前記ポンプコアに接触して位置すると共に該ポンプコア内で光を導波するように働くファイバーシースとを有し、前記少なくとも一方のファイバーの前記ファイバーシースを、該ファイバーの長手方向に該ファイバーの継ぎ合わされるべき端部から所定の長さに沿って延びている接続領域において径方向に少なくとも部分的に取り除き、支持スリーブを前記2本のファイバーの一方に押し込み、前記ファイバーの継ぎ合わされるべき2つの端部を互いに整列させて互いに継ぎ合わせ、前記支持スリーブを、前記接続領域全体に沿って該接続領域全体を越えて延びるように前記継ぎ合わせた端部に押し込み、前記支持スリーブを、前記接続領域に隣接して前記ファイバーの双方に機械的に接続するとともに、該接続領域全体に沿っては前記ファイバーに機械的に接続せず、該ファイバーのそれぞれから或る距離のところにあるようにする、方法が提供される。
この方法によって、優れた導波特性を有する、2本のファイバー間のスプライス接合部を作製することが可能であり、前記2本のファイバーの少なくとも一方は厚シースファイバーとすることができる。
特に、前記少なくとも一方のファイバーの前記ファイバーシースは前記接続領域において完全に取り除くことができる。
さらに、本発明による方法の場合、中間スリーブを、前記2つの端部同士を継ぎ合わせる前に前記2本のファイバーの一方に押し込む(pushed over)ことができ、継ぎ合わせた後、前記接続領域に隣接して該ファイバーの一方に機械的に接続させ、前記支持スリーブを、該中間スリーブに機械的に接続する。
機械的な接続は好ましくは熱の供給により達成することができる。
上述した特徴、及び以下のまだ説明されていない特徴は、本発明の範囲から逸脱しない限り、記載した組合せにおいてだけでなく、他の組合せにおいて又は単独でも適用可能であることが理解される。
本発明は、本発明に必要不可欠な特徴も開示している添付の図面を参照しながら、以下でさらに詳細に例として説明する。
第1の実施形態による、本発明によるスプライス接合部の概略的な断面図である。 図1のA−Aに沿った拡大断面図である。 図1のスプライス接合部の製造を説明する断面図である。 図1のスプライス接合部の製造を説明する断面図である。 図1のスプライス接合部の製造を説明する断面図である。 図1のスプライス接合部の製造を説明する断面図である。 図1のスプライス接合部の製造を説明する断面図である。 第2の実施形態によるスプライス接合部の概略断面図である。 第3の実施形態によるスプライス接合部の概略断面図である。 第4の実施形態によるスプライス接合部の概略断面図である。 第5の実施形態によるスプライス接合部の概略断面図である。
図1に示す実施形態の場合において、本発明によるスプライス接合部1は、第1の光ファイバーまたは光導波路2、及び第2の光ファイバーまたは光導波路3を含み、これらが互いに継ぎ合わされている。2本のファイバー2、3は同じ構造を有しているため、以下では第1のファイバー2だけを詳細に説明する。図1の断面図では、全てのさらなる断面図におけるのと同様に、図を単純化するためにハッチング線は示されていない。
第1のファイバー2はファイバーコア4と、ファイバーコア4を包囲しているファイバーシース又はクラッド5とを有する。ファイバーコア4は内部信号コア6を含み、内部信号コア6はポンプコア7によって包囲されている。ファイバーコア4は、信号コア6及びポンプコア7とは異なるようにドープされた石英ガラスからなり、信号コア6とポンプコア7との間に結果として生じる屈折率の段差により、信号光を信号コア6内で導波することができる。
ファイバーシース5は、ポンプコア7にすぐ隣接していると共にポンプコア7を完全に包囲するエアーシース部分8と、石英ガラスからなる主要なシース部分9とを有する。図2から分かるように、石英ガラスからなる薄ウェブ10がエアーシース部分8を通って軸方向に通過している。これらのウェブ10を介して、主要なシース部分9が機械的にかつ熱的にポンプコア7に接続されている。ウェブ10同士の間には、ファイバー2の長手方向にエアーチャンバーLが延びており、このエアーチャンバーLは空気又はガスで充填することができる。ファイバーシース5の記載された実現により、ポンプコア7は、エアーチャンバーLによって構成されると共にポンプコア7におけるポンプ光の導波を確実にするエアーシース(エアーシース部分8)によって、実質的に完全に包囲されている。そのようなファイバー2は多くの場合、エアークラッドファイバーとも称される。
ファイバー2、3は、ファイバーコア4の断面よりも著しく大きい総断面を有し、したがって、厚シースファイバー2、3とも称されることができる。
ファイバーの総直径は例えば0.1mm〜2.5mmの範囲内とすることができ、ファイバーコアの直径は50μm〜800μmの範囲内とすることができる。好ましくは、総断面とファイバーコアの断面との比は10:1よりも大きく、特に、10:1〜100:1の範囲内である。図の明確性を高めるために、図1及びさらなる図の描写は実際の縮尺にはなっていない。
図1から分かるように、ファイバーシース5は接続領域11において完全に取り除かれている。接続領域11は、第1のファイバー2のスプライス端部12から所定の長さ(ここではおよそ10mm)に沿って第1のファイバー2の長手方向に延びており、そのため、ポンプコア7が接続領域11において露出している。さらに、図1から、第2のファイバー3が第1のファイバー2と同じように構成されており、同様に、ポンプコア6が第2のファイバーのスプライス端部13から所定の長さ(第2の接続領域14)にわたって露出していることが分かる。
スプライス接合部1はさらに、石英ガラスから作製された支持スリーブ15を含み、支持スリーブ15は、接続領域11及び14の双方にわたってそれらを越えて延びている。剛性すなわち堅い支持スリーブ15はおよそ30μm〜200μmの肉厚及び実質的に一定の内径を有し、この内径はファイバーシース5の外径よりも若干大きい。そのため、支持スリーブ15は2つの接続領域11及び14に沿ってファイバー2及び3から或る距離のところにある。さらに、ファイバー2及び3の露出したポンプコア7に対する支持スリーブ15の機械的な接続がないため、支持スリーブ15と露出したポンプコア7との間のキャビティ17には空気又はガスが充填されるようになっており、したがって、キャビティ17は、エアーシース部8と同様に露出したポンプコア7のためのエアーシースとして機能し、それによって、ポンプ光が接続領域11及び14内で導波され続ける。代替的に、キャビティ17内を真空とすることもできる。
接続領域11及び14の外側では、支持スリーブ15が接触領域16においてファイバーシース5に融着され、それにより、ファイバーシースに機械的に接続されている。したがって、接触領域16における接続は材料結合である。そのため、剛性支持スリーブ15は、互いに継ぎ合わされて露出したファイバーコア4同士のねじれに対する保護として働き、さもなければ、ファイバーコア4はファイバーシース5が取り除かれていることにより、接続領域11及び14における曲げ又はねじれに対して保護されないであろう。さらに、支持スリーブは、露出したファイバーコア及びエアーシース部分8を汚染から保護する。
ファイバーシース5を取り除くことにより、ファイバーコア4同士を互いに申し分なく継ぎ合わせることができ、そのため、ポンプ光及び信号光の導波特性に関して高品質の継ぎ合わせが達成されるという利点が提供される。ファイバーシース5を取り除くことのさらなる利点は、継ぎ合わせるべき端部を各場合でつくるため、露出したファイバーコア4をより容易に破断できることにある。露出したファイバーコアの場合、継ぎ合わされるべき各端部の研磨も申し分なく行うことができる。
ファイバーシース5が接続領域11及び14において取り除かれずに2本のファイバー2及び3が互いに継ぎ合わされた場合、継ぎ合わせ中に大量の熱が供給されることにより、エアーシース部分8が潰れ、その結果、主要なシース部分9がポンプコア7と接触するようになり、継ぎ合わせ位置の領域においてポンプコア7の導波特性が失われるであろう。さらに、信号コアにおける導波にも問題が生じるであろう。
このことは、支持スリーブ15と、2本のファイバー2、3の露出したポンプコア7との間にある空気充填キャビティ17により、本発明によるスプライス接合部1の場合には当てはまらず、その理由は、代替的に真空を存在させることもできる空気充填又はガス充填キャビティ17により、ポンプ光の導波特性が維持されるからである。
図1に示す本発明によるスプライス接合は以下のように作製することができる。例えばファイバーを破断することによってそれぞれ生じる、継ぎ合わされるべきファイバー2、3の2つの端部(図3)から、各ファイバー2、3のファイバーシースが、各場合における所定の長さに沿って取り除かれる。これは、例えば、レーザー(例えばフェムト秒レーザー)を利用した切断によって、エッチングによって、又は刻み込み(scoring)及び破断によって行うことができる。
所望であれば、適切な場合に、所望の特性を有する継ぎ合わされるべき端部を生じさせるため、露出したファイバーコアのそれぞれを再度破断又は切断し、研磨することができる。これは例えば、レーザー(例えばフェムト秒レーザー)を利用した切断によって、又は刻み込み及び破断によって行うことができる。
ファイバーコア4を露出した後(図4)、支持スリーブ15が2本のファイバー2、3の一方に押し込まれる。本明細書に記載の実施形態の例の場合では、支持スリーブ15は第2のファイバー3に対し、露出したファイバーコア4には及んでいないが、依然として存在するファイバーシース5の領域内に完全に位置する程度まで押し込まれる(図5)。
その後、継ぎ合わされるべき2本のファイバー2、3の端部は、必要に応じて研磨されるか、又は別様に整えられる。支持スリーブはまた、このステップ後のみ、又はファイバーコアがまだ露出される前に、第2のファイバーに押し込まれることができる。
その後、ファイバーコア4の2つの自由端部が整列され、既知の方法で互いに継ぎ合わされる(図6)。
継ぎ合わせ後、支持スリーブ15は、その両側において接続領域11及び14に及ぶように、継ぎ合わされた端部に押し込まれ、したがって、接続領域11及び14に隣接して2つのファイバーシース5に接触して位置するようになる(図7)。この状態で、次に、支持スリーブ15をファイバーシース5の接触領域16に圧潰させ(collapsed)、それによって、機械的に固定された(材料結合)接続が生じ、図1によるスプライス接合部1が作製される。この圧潰は、例えばレーザーを利用した熱の直接供給によって行われる。
明らかに、ファイバーシースが通常のような外側プラスチックコーティング(図示せず)を有することができる。このプラスチックコーティングは好ましくは、支持スリーブ15が記載されたようにファイバーシース5上で変位してファイバーシース5に機械的に接続することができる程度まで取り除かれる。支持スリーブ15とファイバーシース5との機械的な接続の後、プラスチックコーティングを支持スリーブ15の領域に再び塗布することができる。
図8には、本発明によるスプライス接合部1の第2の実施形態が示されており、この実施形態は、中間スリーブ18が支持スリーブ15とファイバーシース5のそれぞれとの間に配置されているという点で図1による実施形態とは異なる。中間スリーブ18は、接触領域19に対する機械的な固定方法でファイバーシース5に接続されている。支持スリーブ15はここでも同様に、中間スリーブ18の接触領域20に対して固定接続される。
中間スリーブ18は、異なる厚さのファイバーシース同士、又は異なる厚さのファイバー2、3同士への適合が可能である。これにより、支持スリーブを(外側の、例えば接続領域11、14の一方に隣接する)(図示しない)コーティング(すなわち、例えばポリマーコーティング等の外側コーティング)に押し込むことも可能となる。
作製中、図5によるステップでは、まず中間スリーブ18が両ファイバーに押し込まれる。次いで、支持スリーブ15が2本のファイバーのうちの一方に押し込まれる。ファイバーの端部同士が継ぎ合わされた後、中間スリーブ18はファイバーシースに機械的に接続され、次に支持スリーブ15が中間スリーブ18に接続される。
本発明によるスプライス接合部1のさらなる実施形態が図9に示されている。この実施形態では、接合されたファイバー2’及び3’が同様に実現されるが、ファイバーシースの実現においては図1及び図8に示すファイバー2、3とは異なる。
ファイバー2’のファイバーシース21はガイド領域22を含み、このガイド領域22はポンプコア7に直接接触して位置しており、屈折率がポンプコア7よりも低い。ガイド領域22はドープされた石英から又はドープされていない石英からも作製することができる。ポンプ光の導波を維持するために、ファイバーシース21は接続領域11、14において部分的にのみ(例えばエッチングによって)取り除かれ、それによって、ポンプコア7に直接接触して位置しているガイド領域22の少なくとも一部が依然として常に存在する。接続領域11、14の外側のファイバーシース21と比較して、継ぎ合わされるべき端部の領域にその時点で存在している残りのファイバーシース21の厚さは著しく薄いため、スプライス接合部の作製のための熱の供給を最小限に抑えることができ、それによって、ガイド領域22におけるドーピングプロファイルの考えられる影響を最小限に抑えることができる。これにより、導波特性がスプライス接合部の領域内においても維持される。支持スリーブ15により、継ぎ合わされたファイバーの曲げ及びねじれに対して望まれる必要な安定性がスプライス接合部の領域において達成される。
図9の実施形態の変形例では、ファイバー2’及び3’のファイバーシース21もまた接続領域11及び14において完全に取り除かれることができる。この場合、接続領域11及び14における導波特性は、図1又は図8のスプライス接合部の場合と同じように空気層を存在させることによって確保される。
図1の本発明によるスプライス接合部の変形例が図10に示されており、ここでは、唯一の違いは支持スリーブ15の実現にある。支持スリーブ15は依然として実質的に一定の内部断面を有している。しかしながら、支持スリーブ15の中央領域23では、肉厚はその縁領域24、25よりも厚い。この場合、軸方向における中央領域23の範囲は好ましくは、中央領域23がファイバーシース5を超えて延びるように選択される。その後、支持スリーブ15とファイバーシース5との機械的な接続が、縁領域24及び25において行われる。これにより、縁領域24、25の肉厚がより薄いため、この機械的な接続をもたらすのに必要とされる熱の供給が少なく、安定性の向上が中央領域23におけるより厚い肉厚によって与えられるという利点がもたらされる。
本発明によるスプライス接合部1は、同じように実現される2本のファイバーまたは光導波路の継ぎ合わせに限定されない。したがって、例えば、継ぎ合わされるべきファイバー2、3の異なる外径は、図8による中間スリーブ18によって補うことができる。
図11には、例えば図1に記載されているような第1のファイバー2が、スプライス端部に向かってテーパー状になっている第2のファイバー26に継ぎ合わされている実施形態の例が示されている。第2のファイバー26は例えば、入力結合(coupling-in)ファイバーとして働くことができ、断面が一定の信号コア27と、テーパー状のポンプコア28とを有する。この場合のポンプコア28は、外径の大きな第1の部分29と、第1の部分29に隣接するテーパー状の第2の部分30と、第2の部分30に隣接すると共にその自由端部が第1のファイバー2の端部と継ぎ合わされる第3の部分31とを含むように実現される。ポンプ光を導波する目的のため、第1の部分30は、径方向外側に位置するドープ領域32を有することができる。
テーパーは、ポンプ光が第2のファイバー26から第1のファイバー2のファイバーコアへ可能な限り良好に(特に、可能な限り最良の程度まで)結合されるように実現される。
図11の実施形態の場合では、支持スリーブ15は図9の実施形態の場合と同じように実現される。

Claims (11)

  1. 2本のファイバー間のスプライス接合部であって、
    前記ファイバー(2、3)の少なくとも一方は、少なくとも1つの内部信号コア(6)及び該内部信号コア(6)を包囲しているポンプコア(7)を含むファイバーコア(4)と、前記ポンプコア(7)に接触して位置すると共に該ポンプコア内で光を導波する働きをするファイバーシース(5)とを有し、
    前記少なくとも一方のファイバー(2、3)の前記ファイバーシース(5)は、該ファイバー(2、3)の長手方向に該ファイバーのスプライス端部(12、13)から所定の長さに沿って延びている接続領域(11、14)において径方向に少なくとも部分的に取り除かれ、
    前記2本のファイバー(2、3)の前記スプライス端部(12、13)が配置されると共に、前記接続領域(11、14)全体に沿って該接続領域(11、14)を越えて延びる、支持スリーブ(15)が設けられ、
    前記支持スリーブ(15)は、中央領域(23)と、該中央領域(23)の側方に隣接する2つの縁領域(24、25)とを有し、前記中央領域(23)の肉厚は前記縁領域(24、25)の肉厚よりも厚く、
    前記支持スリーブ(15)は、前記接続領域(11、14)に隣接して前記ファイバー(2、3)の双方に機械的に接続されるとともに、前記接続領域(11、14)全体に沿っては前記ファイバー(2、3)のそれぞれに機械的に接続されず、該ファイバー(2、3)から或る距離のところにある、スプライス接合部。
  2. 2本のファイバー間のスプライス接合部であって、
    前記ファイバー(2、3)の少なくとも一方は、少なくとも1つの内部信号コア(6)及び該内部信号コア(6)を包囲しているポンプコア(7)を含むファイバーコア(4)と、前記ポンプコア(7)に接触して位置すると共に該ポンプコア内で光を導波する働きをし、エアシース部分(8)を有するファイバーシース(5)とを有し、
    前記少なくとも一方のファイバー(2、3)の前記ファイバーシース(5)は、該ファイバー(2、3)の長手方向に該ファイバーのスプライス端部(12、13)から所定の長さに沿って延びている接続領域(11、14)において径方向に少なくとも部分的に取り除かれ、
    前記2本のファイバー(2、3)の前記スプライス端部(12、13)が配置されると共に、前記接続領域(11、14)全体に沿って該接続領域(11、14)を越えて延びる、支持スリーブ(15)が設けられ、
    前記支持スリーブ(15)は、中央領域(23)と、該中央領域(23)の側方に隣接する2つの縁領域(24、25)とを有し、前記中央領域(23)の肉厚は前記縁領域(24、25)の肉厚よりも厚く、
    前記支持スリーブ(15)は、前記接続領域(11、14)に隣接して前記ファイバー(2、3)の双方に機械的に接続されるとともに、前記接続領域(11、14)全体に沿っては前記ファイバー(2、3)のそれぞれに機械的に接続されず、該ファイバー(2、3)から或る距離のところにあり、
    前記支持スリーブ(15)の前記接続領域と前記ファイバー(2、3)との間には空気または気体が満たされるキャビティを有する、スプライス接合部。
  3. 前記支持スリーブ(15)は実質的に一定の内部断面を有する、請求項1または2に記載のスプライス接合部。
  4. 前記支持スリーブ(15)は、前記2本のファイバー(2、3)の少なくとも一方に中間スリーブ(18)を介して機械的に接続される、請求項1〜のいずれか一項に記載のスプライス接合部。
  5. 前記少なくとも一方のファイバー(2、3)の前記ファイバーシース(5)は、前記接続領域(11、14)において完全に取り除かれる、請求項1〜のいずれか一項に記載のスプライス接合部。
  6. 前記ファイバー(26)の少なくとも一方は、前記支持スリーブ(15)内でテーパー状になっている、請求項1〜のいずれか一項に記載のスプライス接合部。
  7. 前記2本のファイバー(2、3)は同じようにして実現される、請求項1〜のいずれか一項に記載のスプライス接合部。
  8. 前記支持スリーブ(15)は単一部品として実現される、請求項1〜のいずれか一項に記載のスプライス接合部。
  9. 2本のファイバー間にスプライス接合部を作製する方法であって、
    前記ファイバーの少なくとも一方は、少なくとも1つの内部信号コア及び該内部信号コアを包囲しているポンプコアを含むファイバーコアと、前記ポンプコアに接触して位置すると共に該ポンプコア内で光を導波するように働くファイバーシースとを有し、
    中央領域と、該中央領域の側方に隣接する2つの縁領域とを有し、前記中央領域の肉厚は前記縁領域の肉厚よりも厚い支持スリーブ(15)を用意し、
    前記少なくとも一方のファイバーの前記ファイバーシースを、該ファイバーの長手方向に該ファイバーの継ぎ合わされるべき端部から所定の長さに沿って延びている接続領域において径方向に少なくとも部分的に取り除き、
    前記支持スリーブを前記2本のファイバーの一方に押し込み、
    前記ファイバーの継ぎ合わされるべき2つの端部を互いに整列させて互いに継ぎ合わせ、
    前記支持スリーブを、前記接続領域全体に沿って該接続領域全体を越えて延びるように前記継ぎ合わせた端部に押し込み、
    前記支持スリーブを、前記接続領域に隣接して前記ファイバーの双方に機械的に接続するとともに、該支持スリーブを、該接続領域全体に沿っては前記ファイバーに機械的に接続せず、該ファイバーのそれぞれから或る距離のところにあるようにする、方法。
  10. 前記少なくとも一方のファイバーの前記ファイバーシースは前記接続領域において完全に取り除かれる、請求項に記載の方法。
  11. 中間スリーブを、前記2つの端部同士を継ぎ合わせる前に前記ファイバーの一方に押し込み、継ぎ合わせた後、前記接続領域に隣接して該ファイバーの一方に機械的に接続させ、前記支持スリーブを、前記中間スリーブに機械的に継ぎ合わせる、請求項9または10に記載の方法。
JP2011542671A 2008-12-23 2009-12-18 2本の光ファイバー間のスプライス接合部及び該スプライス接合部を作製する方法 Expired - Fee Related JP5583690B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008062848A DE102008062848A1 (de) 2008-12-23 2008-12-23 Spleißverbindung zwischen zwei optischen Fasern sowie Verfahren zum Herstellen einer solchen Spleißverbindung
DE102008062848.4 2008-12-23
PCT/DE2009/001788 WO2010072205A1 (de) 2008-12-23 2009-12-18 Spleissverbindung zwischen zwei optischen fasern sowie verfahren zum herstellen einer solchen spleissverbindung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012513613A JP2012513613A (ja) 2012-06-14
JP5583690B2 true JP5583690B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=42111615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011542671A Expired - Fee Related JP5583690B2 (ja) 2008-12-23 2009-12-18 2本の光ファイバー間のスプライス接合部及び該スプライス接合部を作製する方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20110317966A1 (ja)
EP (1) EP2380052B8 (ja)
JP (1) JP5583690B2 (ja)
CN (1) CN102257417A (ja)
DE (1) DE102008062848A1 (ja)
DK (1) DK2380052T3 (ja)
WO (1) WO2010072205A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6356856B1 (ja) * 2017-03-28 2018-07-11 株式会社フジクラ クラッドモード光除去構造及びレーザ装置
EP3869251A4 (en) 2018-10-19 2022-06-15 Furukawa Electric Co., Ltd. FIBER OPTIC CABLE
JP6902568B2 (ja) * 2019-03-14 2021-07-14 株式会社フジクラ レーザ装置およびレーザ装置の製造方法
US11867947B2 (en) * 2021-04-30 2024-01-09 Corning Research & Development Corporation Cable assembly having routable splice protectors

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921530B2 (ja) * 1977-02-11 1984-05-21 住友電気工業株式会社 プラスチッククラッド形、光ファイバ−の接続方法
JPS5414228U (ja) * 1977-06-30 1979-01-30
JPS5848014A (ja) * 1981-09-16 1983-03-19 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 分光配器の製造方法
FR2515364B1 (fr) * 1981-10-28 1985-07-05 Cables De Lyon Geoffroy Delore Dispositif de renforcement de la soudure en bout de deux fibres optiques
DE3151577C2 (de) * 1981-12-28 1985-06-27 ANT Nachrichtentechnik GmbH, 7150 Backnang Hülse zur Aufnahme von Lichtwellenleiterspleißen
US4585304A (en) * 1983-09-06 1986-04-29 Virginia Technique for repairing and joining small diameter optical fiber cables
DE3530963A1 (de) 1985-08-30 1987-03-05 Licentia Gmbh Spleissschutz fuer einen glas-lichtwellenleiter
US4712862A (en) * 1986-08-27 1987-12-15 Rca Corporation Optical fiber connector and method of assembling same
US4773724A (en) * 1987-04-13 1988-09-27 Mcdonnell Douglas Corporation Packaging for fiber optic devices
US5189717A (en) * 1988-04-18 1993-02-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Optical fiber splice
DE4300593C1 (de) * 1993-01-13 1994-05-26 Deutsche Aerospace Schutzhülle für einen Monomode-Richtkoppler
US5592579A (en) * 1995-05-23 1997-01-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Fiber optic cable splice and method for producing same
US5790742A (en) * 1995-12-12 1998-08-04 Matsushita Electric Works, Ltd. Optical fiber
JP3741767B2 (ja) * 1996-02-26 2006-02-01 富士通株式会社 光ファイバ増幅器
JPH09230159A (ja) * 1996-02-28 1997-09-05 Yazaki Corp 光ファイバ接続用チューブ構造
US5898715A (en) * 1997-06-09 1999-04-27 Lucent Technologies Inc. Optical communication system comprising a cladding pumped fiber laser
US5907652A (en) * 1997-09-11 1999-05-25 Lucent Technologies Inc. Article comprising an air-clad optical fiber
US6490931B1 (en) * 1998-12-04 2002-12-10 Weatherford/Lamb, Inc. Fused tension-based fiber grating pressure sensor
US6428217B1 (en) * 1999-04-07 2002-08-06 Jds Uniphase Corporation Apparatus and method for encapsulation of an optical fiber splice
US6269207B1 (en) * 1999-09-16 2001-07-31 Corning Incorporated Methods and apparatusses for packaging long-period fiber gratings
US6338579B1 (en) * 2000-02-03 2002-01-15 Robert F. Winiarski Fiber optic sleeve assembly for use at a splice junction of a fiber optic cable
US6625363B2 (en) * 2001-06-06 2003-09-23 Nufern Cladding-pumped optical fiber
DE60222440T2 (de) * 2001-07-12 2008-06-19 Ocg Technology Licensing, Llc Optische faser
GB2412340B (en) * 2003-05-30 2006-01-18 Schlumberger Holdings Field weldable connections
US7314317B2 (en) * 2004-03-25 2008-01-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical fiber connector and connecting method
FI120471B (fi) * 2005-02-23 2009-10-30 Liekki Oy Optisen kuidun käsittelymenetelmä
JP4571060B2 (ja) * 2005-08-08 2010-10-27 株式会社フジクラ ホーリーファイバの接続構造の製造方法
DK1770417T3 (da) * 2005-09-29 2008-07-28 Trumpf Laser Gmbh & Co Kg Optisk fiber og fremgangsmåde til dens fremstilling
US7306382B2 (en) * 2006-01-09 2007-12-11 All Optronics, Inc. Mechanical splice optical fiber connector
US7251411B1 (en) * 2006-03-09 2007-07-31 Adc Telecommunication, Inc. Fiber optic cable breakout configuration with “Y” block
US7317863B2 (en) * 2006-03-09 2008-01-08 Adc Telecommunications, Inc. Fiber optic cable breakout configuration with retention block
WO2008106033A2 (en) * 2007-02-28 2008-09-04 Corning Incorporated Optical fiber with large effective area
US7496260B2 (en) * 2007-03-27 2009-02-24 Imra America, Inc. Ultra high numerical aperture optical fibers
US7425099B1 (en) * 2007-04-10 2008-09-16 Furukawa Electric North America, Inc. Systems and methods for modifying selected portion of optical fiber microstructure
US8096712B2 (en) * 2007-10-23 2012-01-17 At&T Intellectual Property Ii, L.P. Fiber optic splice
JP4981632B2 (ja) * 2007-11-16 2012-07-25 三菱電線工業株式会社 ダブルクラッドファイバのファイバ端部加工方法
JP4855429B2 (ja) * 2008-02-25 2012-01-18 三菱電線工業株式会社 ダブルクラッドファイバの接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
DK2380052T3 (en) 2015-10-05
US20110317966A1 (en) 2011-12-29
DE102008062848A1 (de) 2010-06-24
WO2010072205A1 (de) 2010-07-01
EP2380052A1 (de) 2011-10-26
EP2380052B1 (de) 2015-08-19
JP2012513613A (ja) 2012-06-14
CN102257417A (zh) 2011-11-23
EP2380052B8 (de) 2015-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5175282B2 (ja) 放射光を光ファイバに結合し又は光ファイバから出力するための装置
JP5723291B2 (ja) 2本の光ファイバー間にスプライス接合部を作製する方法
US7539377B2 (en) Method and device for optically coupling optical fibres
US20090154882A1 (en) Means of Coupling Light Into Optical Fibers and Methods of Manufacturing a Coupler
JP4878259B2 (ja) 光学部品
US20090154881A1 (en) Optical Fiber Combiner and Method of Manufacturing Thereof
JP5565088B2 (ja) 光ファイバ結合器、ファイバレーザ、および、光ファイバ結合器の製造方法
US11808973B2 (en) Optical fiber splice encapsulated by a cladding light stripper
JP5583690B2 (ja) 2本の光ファイバー間のスプライス接合部及び該スプライス接合部を作製する方法
CN113966569A (zh) 光纤激光器泵浦反射器
US20030031444A1 (en) Convex polygon-shaped all-glass multi-clad optical fiber and method of fabrication thereof
JP2008226886A (ja) 光ポンピングデバイス、光増幅器、ファイバレーザ及び光ポンピングデバイス用マルチコアファイバとその製造方法
JP2007072418A (ja) ホーリーファイバの接続構造及び接続方法、光増幅器及び光ファイバレーザ
US8611708B2 (en) Optical apparatus having improved resistance to thermal damage
CN116648646A (zh) 光纤束构造、光纤连接构造以及光纤束构造的制造方法
JP5933561B2 (ja) ファイバ光カプラのna低減
JP5341164B2 (ja) 光学部品
KR101544455B1 (ko) 광섬유 펌프-시그널 결합기 및 이의 제조방법
JP2004219890A (ja) 多孔構造光ファイバとそれを使用した光線入射方法
JP5154484B2 (ja) 光ファイバ端部構造
Jiang et al. A low-loss specialty fiber designed for 980/1600 WDM coupler used in the L-band EDFA
KR20010064960A (ko) 광섬유 심선의 접속부위 보강구조
JPH11218616A (ja) 光フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5583690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees