JP5582257B2 - 3gネットワークにおけるエネルギー節約のためのスリーピングコアネットワークノード - Google Patents

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Description

本発明は、3G(3rd Generation)ネットワークにおけるCN(Core Network)のためのエネルギー節約に関する。
世界中のモバイルカバレッジは、急速に増加しており、今や世界人口の大半をカバーしている。ネットワークへアクセスする人の数が増加するに従って、移動体通信オペレータにより生み出される電力消費が環境にとっての重荷となり、配慮を必要とする。省エネ型の設備及びメカニズムが、エネルギー消費を低減して、環境汚染を防止するために必要である。
本発明においては、モバイルCNを効率良く使用するためのメカニズムが提供される。モバイルコアネットワークへの負荷は人的活動に応じて変化し、CNが夜間に低い負荷を有していることは容易に推測される。未利用のノードをこれらの時間帯に“スリープ”させることによって、CNの合計電力消費を減少させることが可能である。
現行の標準規格は、アクティブ呼を持つノードをシャットダウンする手段を提供していない。Iu−flexメカニズムは、呼を持たないノードをシャットダウンする手段を提供し得るが、ノードに長時間のコネクション(例えば、ビデオストリーミング)が在る場合には、ノードをシャットダウンするのに時間を要する。
本発明は、アクティブ呼を他のノードへ転送するためのハンドオーバメカニズムを用い、短時間でのスリープを可能にすることによって、この問題を解決する方法を与える。
なお、関連技術として、非特許文献1には、Network Sharingが記載されている。非特許文献2には、複数のCN(Core Network)ノードに対するRAN(Radio Access Network)ノードのイントラドメイン・コネクションが記載されている。非特許文献3には、スリーピングEPCが記載されている。
モバイルネットワークは、これを使用するユーザが存在しない又は少数である期間(例えば、夜間)であっても、エネルギーを消費する。不必要な電力消費を削減するために、本発明は、CNノードが“スリープ(シャットダウン又は低電力状態で稼働)”することを提案する。ここでは、PS(Packet Switched)ネットワークのためのスリーピングCNノード、すなわち、スリーピングSGSN(Serving GPRS (General Packet Radio Service) Support Node)を定義する。
SGSNが、これらのリソース情報をO&M(operation and maintenance)又はGTP−C(GPRS tunneling protocol’s C−plane)メッセージを用いて共有し、Power Down NotificationメッセージによってRNC(Radio Network Controller)/BSC(Base Station Controller)リロケーションをトリガし、RNC/BSCが、同一呼に属して“relocation required”/“relocation request”が送信/受信されたリソースを特定可能な、新たな手段が含まれる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
1.オペレータは、未利用のネットワークノードをシャットダウンするか、或いはその電力を低くすることが可能であろう。これによって低電力消費を達成し得るから、オペレータは、環境に優しいシステムを実現できる。
2.オペレータは、CNのサイズを、ネットワークへアクセスするユーザの量に応じて動的に縮小又は拡大(スケール)することが可能である。
2020年度における移動体通信セクタのGHG排出を示したグラフ図である。 3GPPアクセスネットワークの基本的な構成を示したブロック図である。 LTEネットワークの基本的な構成を示したブロック図である。 Network Sharingのためのゲートウェイ・コアネットワーク構成を示したブロック図である。 スリーピングコアネットワークの動作を示したブロック図である。 IDLEモード状態に適用可能なデタッチ/アタッチ方法を示したシーケンス図である。 CONNECTEDモード状態に適用可能なリルーティング方法を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るコアネットワークノードの構成例を示したブロック図である。
以下、本発明に係るCNノード及びこれを適用する移動体通信システムの実施の形態を、図面を参照して説明する。Iu−flexが利用可能な3GPP準拠のネットワークにおいては、共通プールエリア内の一群のRAN(Radio Access Network)ノードが、当該プールエリアを監視するいずれかのCNノードによって制御され得る。CNノードらは、一日の或る時間帯においては完全には動作し得ないだろうから、プールエリアにおける未利用リソースの合計量が、或るCNノードのキャパシティを超過する。これらのケースにおいては、特定のCNノードが、その負荷を他のCNノード(アクティブCNノード)へ受け渡し、そしてシャットダウンするか或いは電力消費を低下させる(例えば、待機モード又は休止モードへ入る)ことを決定しても良い。ここでは、PSネットワークに着目する。
[スリーピングSGSN]
休眠する前に、“スリープしたい”SGSN又はオペレータは、同一のPSプールエリア内の他のアクティブSGSNノードの空きリソース量をチェックするであろう(図6及び図7各々に示すステップS101)。これは、O&Mメッセージを用いるか、又はGTP−Cプロトコルでメッセージを定義することによって実現できる。より詳細には、SGSNは、O&M又はGTP−Cメッセージを用いて相互に通信し、以てSGSN同士間で空きリソースに関する情報(以下、“リソース情報”と呼称することがある)を共有する。こうすることにより、スリープしたいSGSN又はオペレータは、スリープしたいSGSNがその負荷を移し且つスリープするのに十分なリソース量があるか否かを検知するであろう(図6及び図7各々に示すステップS102)。
スリープしたいSGSNは、一旦スリープを決定すると、power down notificationを送出することによって、スリープする旨を宣言する(図6及び図7各々に示すステップS103)。これにより、RNC/BSCがスリープしたいSGSNを新たなコネクション及びハンドオーバのために選択するのを防止する。
次に、スリープしたいSGSNは、その負荷を、同一のPSプールエリアにおける他のSGSNへ移すであろう。これには2つの方法が利用可能であり、その一つは、UE(User Equipment)に対しネットワークへのデタッチ/アタッチを要求すること(RNCは、power down notificationからスリープしたいSGSNを再選択しないであろう)、或いは新たなSGSNへのコネクションをリルーティングすることであり得る。
<デタッチ/アタッチ方法>
図6は、デタッチ/アタッチ方法を示している。この方法は、IDLEモード状態に最も利用可能である。CONNECTEDモード状態にも適用可能であるが、アクティブなデータ転送を中断し得る。ここで、SGSNは、power down notificationを送信した後、UEへのコネクション毎に、“detach type: reattach required”を伴うデタッチ要求を送出するであろう。デタッチ手順が、関連するノード間で行われる(ステップS104)。この後、UEは、アタッチ手順をトリガするであろう。ここで、RNC/BSCは、スリーピングSGSNがもはや使用中で無いことを検知しており、アタッチ要求のためにアクティブSGSNを選択するであろう(ステップS105)。
<リルーティング方法>
図7は、リルーティング方法を示している。この方法は、UEコンテキストをスリープしたいSGSNからアクティブSGSNへ転送するハンドオーバ方式を部分的に使用するため、CONNECTEDモード状態に最も利用可能である。選択されたRNC/BSCには変更が無いため、UEとRNC/BSCとの間に相互作用は無い。power down notificationは、RNC/BSCが、リロケーションメッセージをスリープしたいSGSNへ送信してリロケーション手順を開始することをトリガする(ステップS201)。スリープしたいSGSNは、アクティブSGSNへの切替を選択し、forward relocation requestをアクティブSGSNへ転送するであろう(ステップS202)。アクティブSGSNは、relocation requestをRNC/BSCへ送信して、新たなRAB(Radio Access Bearer)を確立するであろう。RNC/BSCは、relocation requestが現在のリソースの一つのためのものであることを特定し、通信のリダイレクト(ハンドオーバに必要な全てのリソースが割り当てられる訳では無い)に備えるであろう(ステップS203)。RABが確立された後、アクティブSGSNが、forward relocation requestへ応答し、スリープしたいSGSNが、RNC/BSCに対するrelocation commandをトリガするであろう(ステップS204)。RNC/BSCは、relocation detectメッセージをアクティブSGSNへ送信し、この後に、relocation completeメッセージも送信するであろう(ステップS205)。アクティブSGSNは、forward relocation complete notificationをスリープしたいSGSNへ送信し、U−Planeをリダイレクトするためのupdate PDP(Packet Data Protocol) contextを、アクティブSGSNを介して送信するであろう(ステップS206)。最後に、スリープしたいSGSNは、RNC/BSCとのIuコネクションを削減することが可能であろう(ステップS207)。
全てのコネクションがスリープしたいSGSNから削除された後、スリープしたいSGSNは、シャットダウン又は低電力モードへ変化でき、自SGSNをスリーピングSGSNにする(ステップS208)。スリーピングSGSNは、所定のタイマにより又はオペレータにより手動で、GTP又はO&Mメッセージによるpower up notificationメッセージを送信して、自SGSNが再びオンラインとなったことを示す。
上記の説明に基づき、次のような文書がGISFI(Global ICT Standardization Forum for India)へ提出されるであろう。
1.要約
移動体通信は、インドだけで無く全世界で急成長しているセクタである。このセクタは、他のセクタのGHG(Green House Gas:温室効果ガス)排出の減少を促進する一方で、その成長に伴い移動体通信セクタ自体の排出量を増加させるであろう。このセクタの持続可能な成長を保証するためには、GHG排出を緩和する手段が提案されるべきである。本文書は、先の提案GE−20100020[1]の改訂であり、移動体通信のコアネットワーク部分に着目する。本文書が、その成果物としての2つのグリーンエネルギー・アクティビティ、“Study on potential enhancements of ICT(Information and Communications Technology)”に受け入れられるべきことを提案する。
2.序論
ICTの活用は、(GE−20100011[2]で議論される通り)他のセクタのGHG排出を減少させる効果的な方法と考えられる。しかしながら、ICTが、ICTセクタ自体のGHG排出を低減させるのは困難である。このため、GHGを減少させる更なる方法が、“グリーン”ICTのために検討されるべきである。本文書は、ICTの移動体通信部分のコアネットワークに着目するであろう。
SMART2020[3]によれば、移動体通信は、2020年迄に201メガトンのGHGを地球大気圏へ排出すると言われている(図1参照)。移動体通信は、移動体端末と、RAN(Radio Access Networks)と、コアネットワークとから成る。これらの排出の大半はRANからであるものの、コアネットワークが、そのエネルギー消費及びGHG排出を低減させる対策を講じるべきである。
本文書では、第1に、現行のコアネットワークが、3G及びLTEのために如何にして構築されるかを議論する。第2に、現行のネットワークからどのような要素が欠けているかを議論する。最後に、GHG排出量を効率良く低減するだろうハイレベルなソリューションを提案する。
3.現行分析
コアネットワークのために如何にしてGHG排出を低減できるかを議論する前に、ネットワークの現行のアーキテクチャを知ることが重要である。この節では、従来の3G(3rd Generation)ネットワーク及びLTE(Long Term Evolution)ネットワークを例に挙げて、3GPP(3rd Generation Partnership Project)がGHG排出を低減するために講じている対策を説明する。
3.1.コアネットワークの現状
図2は、3Gネットワークのアーキテクチャ[4](この図ではLTEを省略)を示している。ネットワークアーキテクチャは、RANと、コアネットワークとから成る。RANは、RNC(Radio Network Controllers)と、3G用のNodeBとから成る。CS(circuit switched)呼及びPS(packet switched)呼の両者が、RANを通過し、コアネットワーク内の異なるノードへ導かれる(すなわち、CSはMSC(Mobile Switching Centre)よって提供され、PSはSGSN(Serving GPRS Support Node)によって提供される)。CS又はPSデータは、コアネットワークへ入力された後、処理されて適切な宛先へ送信される。
図3は、LTEネットワーク[5]を示している。従来の3Gネットワークと異なり、LTEネットワークは、PSサービスのみを扱う。RANはeNodeBから成り、これらの制御はMME(Mobility Management Entities)によって扱われる。S−GW(Serving Gateway)及びP−GW(Packet Data Network Gateway)がユーザプレーンのトラヒックを扱い、MMEが制御パケットを扱う。CSサービスが必要な場合、カバレッジが利用可能であれば、3Gネットワークへのフォールバックを行うことができる。
3.2.グリーン・コアネットワークのための現行の対策
3GPPにおいて標準化されている、グリーン・コアネットワークをもたらす方法の一つが、Network Sharing(TS 23.251[6])である。Network Sharingは、異なるオペレータが、コアネットワークの端点で同一のRAN及びノードを共有可能にする。これにより、同一エリアをカバーする重複した設備が低減される。このことは、設備及び電力消費の少ないグリーン効果を与えるように、オペレータに対し開発及び運用コストの削減をもたらす。しかしながら、既に既存のネットワークが在る場合、オペレータは、結局は設備を無駄にするはめになる。よって、このソリューションは、これを新たなエリアでの開発に適用する場合にオペレータにとって魅力的であるに過ぎない。
図4は、従来の3GPPネットワークのGCNW(Gateway Core Network)構成を示している。SGSN/MSC/MMEは、オペレータ同士間でこれらのコアネットワークの端点で共有され、RNC/eNodeBは、RANのために共有される。
4.ギャップ分析
コアネットワークにて節電するための更なる方法も検討されるべきである。まず、現行のソリューションでは解決出来ない問題について議論する。そして、この問題に対処するための解決策を詳述する。
4.1.更なる節約が必要なエリア
3GPPが与える現行のNetwork Sharingソリューションは、設備及び運用コストを削減するための方法としては非常に有益である。しかしながら、依然として扱う必要のある、電力削減が可能なより多くのエリアを生み出すという問題がある。また、標準化の側面から、この問題に対処することが要求されるであろう。
深刻な問題の一つは、システムにて使用される電力が、1日を通して定常的には使用されないことである。例えば商業地域では、システムが日中に最も繁忙状態に在り、業務時間後に減少し始めるであろう。住居区域は、おそらく異なるピーク時間帯を有しており、大抵のエリアが、1日のより早い時間帯に亘って著しく低い負荷を有するであろう。
現行のシステムは、その負荷に応じては処理キャパシティを変更しない。これらのシステムは、BHCA(busy hour call attempts)に基づき構築されており、1日の如何なる時間においても最大キャパシティを処理可能なように運用される。このことは不必要な電力消費を招き、その対応策を、グリーン・コアネットワーク実現の要件とする。
4.2.ハイレベルな提案
前節で議論した要件を解決するためには、新たなソリューションが必要である。前章における要件は、システムが最大キャパシティ比して低い負荷を有する場合に電力消費を削減することであった。電力消費を削減するための幾つかの解決策は、CPU性能を低下させること、システムを一時停止/待機モードにすること、及びシステムの電源をオフすることである。これらの適用は、ネットワークの一部には用いられていない(このケースでは、3G用のSGSN、並びにLTE用のMME及びS−GW)。しかしながら、これらのソリューションは、ネットワークにおいてターゲットノードが他のノードからアクセスされた場合に通信の問題を生み出し得る。ネットワークにおいてノードをパワーダウンさせるには、ノード同士間でのネゴシエーションが極めて重要であろう。
図5は、コアノードがパワーダウンする(又は、実際のトランザクションを扱わない低電力状態に入る)ことを可能にするシステムのハイレベルなアーキテクチャを示している。まず、或るコアノード(SGSN、MME又はS−GW)は、種々の理由(例えば、夜中にシグナリングトラヒックの数が小さいことや、ユーザの不在等)に因り“スリープ”すると決定した場合、“スリーピング宣言”を接続されるノードに対して送出するであろう。このメッセージの受信コアノードがスリーピングノードによってカバーされる全てのトラヒックを扱うことが可能な場合、スリーピングノードは、その全てのトランザクションを受信ノードへ受け渡す。よって、ユーザのトラヒックは、異なるノードを介してネットワークへ接続されたままである。今、トラヒックが残っていないのであるから、スリーピングノードは、電源を切る又は低電力状態へ遷移することが可能である。スリーピングノードは、所定のタイマ又はウェイクアップ・メッセージによって“ウェイクアップ”することが可能である。
5.結論
本文書を通して、コアネットワークが如何にして非効率的に電力を使用し得るかを議論した。移動体産業はインドにおいて急成長しているセクタであるから、GHG排出の増大を回避する対策が存在すべきである。コアネットワークの不必要なエネルギー消費の除去を促進するだろうハイレベルなアーキテクチャを提案した。本文書が、その成果物としての2つのグリーンエネルギー・アクティビティ、“Study on potential enhancements of ICT”に受け入れられることを提案する。
6.参考文献
[1] GISFI、GE1−20100020、Green the mobile core network、2010年12月
[2] GISFI、GE1−20100011、Making things Green with ICT、2010年9月
[3] The Climate Group: Global e−Sustainability Initiative report、“Smart 2020 Enabling Low Carbon Economy in the Information Age”、2008年、<http://www.smart2020.org/publications/>
[4] 3GPP、TS 23.002 v9.1.0、Network Architecture、2009年9月
[5] 3GPP、TS 23.401 v9.6.0、General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN) access、2010年9月
[6] 3GPP、TS 23.251 v9.2.0、Network sharing; Architecture and functional description、2010年3月
次に、本実施の形態に係るCNノード(すなわち、図6及び図7に示したスリーピングSGSN)の構成例を、図8を参照して説明する。
図8に示すように、SGSN 10は、共有部11と、決定部12と、通知部13と、要求部14及び15とを含む。
共有部11は、例えば上記のO&M又はGTP−Cメッセージを用いて、他のSGSN(すわわち、アクティブSGSN)との間でリソース情報を共有する。決定部12は、上述した通りに、リソース情報に基づいてSGSN 10をスリープさせるか否かを決定する。通知部13は、SGSN 10のスリープに際して、power down notificationをRNC/BSC及びアクティブSGSNへ通知する。要求部14は、上記のデタッチ/アタッチ方法に係る処理を行う。具体的には、要求部14は、“reattach required”を示すデタッチ種別を伴うデタッチ要求メッセージを、RNC/BSCを介してSGSN 10へアッタッチしているUEへ送信する。要求部15は、上記のリルーティング方法に係る処理を行う。具体的には、要求部15は、RNC/BSCから、リロケーションメッセージ(図7のステップS201に示したRelocation Requiredメッセージ)を、power down notificationへの応答として受信する。そして、要求部15は、Forward Relocation Requestメッセージを、アクティブSGSNの一つへ送信する。
これらのユニット11〜12は、例えば、他のSGSN及びRNC/BSCと通信するインタフェースと、これらのインタフェースを制御して、図6及び図7に示した処理或いはこれと同等の処理を実行するコントローラとで構成できる。
なお、本発明は、上記の実施の形態によって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
この出願は、2011年2月24日に出願された日本出願特願2011−038779を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
どのコアノードがスリープすべきかを決定する方法
スリーピングノードを決定するための幾つかの方法がある。オペレータは、SGSNのリソースを予め定義したO&Mメッセージを介してO&Mターミナル経由でチェックすることによって、スリーピングノードを決定できる。或いは、SGSNは、これらのためのリソースを、定義したGTP−C又はO&Mメッセージを介してリソースをチェックすることによってチェックできる。
(付記2)
power down notification及びpower up notificationメッセージ
power down/up notificationメッセージは、メッセージをRANAP(Radio Access Network Application Part)、GTP−C及びO&Mメッセージ上で定義することによって送信できる。power upメッセージは、所定のタイマ、災害、他のSGSN/RNCからの過負荷メッセージ、又はオペレータにより手動にてトリガされ得る。
(付記3)
パワーダウン準備
スリープしたいノードが効率良くパワーダウンするために、新たなコネクションを遮断し、切断又はハンドオーバに関連するメッセージのみを受け付けるであろう。全てのコネクションが一旦転送又は切断されると、スリーピングノードはパワーダウンするであろう。
(付記4)
Serving RNS(Radio Network Subsystem)リロケーション手順の再利用
本手順は、ソースRNCとターゲットRNCとが同一のRNCであるため、Serving RNSリロケーションとは異なる。このため、RNCは、不必要なRNC内部メッセージを省略し、不必要なリソースを確保してしまうのを防止できるであろう。RNCは、同一呼に属するリロケーションメッセージを、RNCにて送信/受信されるrelocation requiredメッセージとrelocation requestメッセージとを比較することによって特定できるであろう。
10 SGSN
11 共有部
12 決定部
13 通知部
14, 15 要求部

Claims (10)

  1. コアネットワークを形成する複数のノードを備えた移動体通信システムであって、
    前記複数のノードの少なくとも一つ
    前記複数のノード間で共有されるリソース情報に基づき、スリープすることを決定し、
    自ノードをスリープさせると決定した場合に、自ノードがスリープする旨を、前記複数のノードの内の他のノード、及びRAN(Radio Access Network)を形成するノードへ通知し、
    前記通知への応答が前記RANを形成するノードから受信された際、前記他のノードのいずれか一つに対して、自ノードに代わって、前記RANを形成するノードとのコネクションを確立するよう要求し、
    前記応答は、ハンドオーバ手順に用いられるRelocation Requiredメッセージであり、
    前記要求は、前記ハンドオーバ手順に用いられるForward Relocation Requestメッセージを送信することによって行われる、
    移動体通信システム。
  2. 移動体通信システムにおけるコアネットワークを形成するノードであって、
    前記コアネットワークを形成する1以上の他のノードとの間で、リソース情報を共有する第1の手段と、
    前記リソース情報に基づき、自ノードをスリープさせるか否かを決定する第2の手段と、
    前記第2の手段が自ノードをスリープさせると決定した場合に、自ノードがスリープする旨を、前記他のノード、及びRAN(Radio Access Network)を形成するノードへ通知する第3の手段と、
    前記通知への応答が前記RANを形成するノードから受信された際、前記他のノードのいずれか一つに対して、自ノードに代わって、前記RANを形成するノードとのコネクションを確立するよう要求する第4の手段と、を備え、
    前記応答は、ハンドオーバ手順に用いられるRelocation Requiredメッセージであり、
    前記第4の手段は、前記要求を、前記ハンドオーバ手順に用いられるForward Relocation Requestメッセージを送信することによって行う、
    ード。
  3. 請求項2において、
    前記第2の手段は、前記リソース情報が、前記他のノードのいずれかが自ノードの負荷を転送するのに十分なリソース量を有する旨を示している場合に、自ノードをスリープさせると決定する、
    ことを特徴としたノード。
  4. 請求項2又は3において、
    自ノードをスリープさせるのに先立って、前記RANを介して自ノードへアタッチしているUE(User Equipment)に対して、前記他のノードのいずれか一つへ再アタッチするよう要求する第の手段、
    をさらに備えたノード。
  5. 請求項において、
    前記第の手段は、前記UEに対する要求を、re−attach requiredを示すデタッチ種別を伴うデタッチ要求メッセージを送信することによって行う、
    ことを特徴としたノード。
  6. 移動体通信システムにおけるエネルギー節約方法であって、
    前記移動体通信システムにおいてコアネットワークを形成する複数のノードの少なくとも一つを、前記複数のノード間で共有されるリソース情報に基づきスリープさせると決定し、
    前記少なくとも一つのノードをスリープさせると決定した場合に、前記少なくとも一つのノードがスリープする旨を、前記複数のノードの内の他のノード、及びRAN(Radio Access Network)を形成するノードへ通知し、
    前記通知への応答が、前記少なくとも一つのノードにて前記RANを形成するノードから受信された際、前記少なくとも一つのノードから前記他のノードのいずれか一つに対して、前記少なくとも一つのノードに代わって、前記RANを形成するノードとのコネクションを確立するよう要求する、ことを含み、
    前記応答として、ハンドオーバ手順に用いられるRelocation Requiredメッセージを受信し、
    前記要求は、前記ハンドオーバ手順に用いられるForward Relocation Requestメッセージを送信することによって行われる、
    法。
  7. 移動体通信システムにおいてコアネットワークを形成するノードの制御方法であって、
    前記コアネットワークを形成する1以上の他のノードとの間でリソース情報を共有し、
    前記リソース情報に基づき、自ノードをスリープさせるか否かを決定し、
    自ノードをスリープさせると決定した場合に、自ノードがスリープする旨を、前記他のノード、及びRAN(Radio Access Network)を形成するノードへ通知し、
    前記通知への応答が前記RANを形成するノードから受信された際、前記他のノードのいずれか一つに対して、自ノードに代わって、前記RANを形成するノードとのコネクションを確立するよう要求する、ことを含み、
    前記応答として、ハンドオーバ手順に用いられるRelocation Requiredメッセージを受信し、
    前記要求は、前記ハンドオーバ手順に用いられるForward Relocation Requestメッセージを送信することによって行われる、
    法。
  8. 請求項において、
    前記リソース情報が、前記他のノードのいずれかが自ノードの負荷を転送するのに十分なリソース量を有する旨を示している場合に、自ノードをスリープさせると決定する、
    ことを特徴とした方法。
  9. 請求項7又は8において、
    自ノードをスリープさせるのに先立って、前記RANを介して自ノードへアタッチしているUE(User Equipment)に対して、前記他のノードのいずれか一つへ再アタッチするよう要求する、
    ことをさらに含む方法。
  10. 請求項において、
    前記UEに対する要求は、re−attach requiredを示すデタッチ種別を伴うデタッチ要求メッセージを送信することによって行われる、
    ことを特徴とした方法。
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