JP5581553B2 - 電気機器の入力装置 - Google Patents

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この発明は、電気機器を手で操作するための電気機器の入力装置に関する。
従来より、手振りの動作を検出して電気機器の動作を制御するものとして、手振り検出方法及び装置(例えば、下記特許文献1参照)が知られている。この手振り検出装置は、4つの発光素子からそれぞれ位相が異なるパルス光を出射し、その出射した光による手からの反射光を受光素子で受光して、その受光量に基づき手振りの移動方向及び移動速度を含む手振りの状態を検出する。
特開平10−148640号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された手振り検出装置では、手振り状態を発光素子から出射された光が手に反射することにより得られる反射光を受光素子で受光するという光学的手段により検知する。このため、手の検知範囲が狭くなり誤検出や誤動作が起きやすいという問題と共に、次のような問題がある。
すなわち、(1)光学的手段が操作者から見えるような配置となるため、デザイン的に望ましくない場合がある。また、(2)ディスプレイ装置に適用する場合に、画面から発光される光の波長が光学的手段で用いられる光の波長と同波長であると確実に手振りを検出できなくなるおそれがある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、デザイン性が良好で配置自由度が高く、確実に手の位置を検出して電気機器の操作を行うことができる電気機器の入力装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る電気機器の入力装置は、電気機器の操作を指示するためのスライド移動可能なインジケータを表示する表示手段と、前記表示手段の外側における異なる位置に設けられた複数の静電容量センサ部と、前記複数の静電容量センサ部によって検知された静電容量に基づく静電容量値をそれぞれ検出して前記インジケータの操作位置を検出する検出手段と、前記検出された操作位置に基づいて、前記インジケータの表示を変更する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る電気機器の入力装置は、インジケータを表示する表示手段の外側における異なる位置に設けられた複数の静電容量センサ部からの静電容量値によって、電気機器の操作を指示するためのインジケータの操作位置を検出しこの操作位置に基づきインジケータの表示を変更するので、デザイン性が良好で配置自由度が高く、確実に手の位置を検出することができる。
前記検出されたインジケータの操作位置に応じて、前記電気機器に出力信号を出力する出力手段を更に備えてもよい。
前記複数の静電容量センサ部は、前記表示手段を横切る直線上に配置された第1及び第2の静電容量センサ部を含む。また、前記複数の静電容量センサ部は、例えば前記第1及び第2の静電容量センサ部と異なる位置に設けられた第3の静電容量センサ部を含む。
前記検出手段は、例えば前記複数の静電容量センサ部によって検知された静電容量値の全体の和が予め設定されたしきい値以上となると共に、全ての静電容量値が増加しているときに、前記インジケータの動作を開始する。
また、前記検出手段は、例えば前記複数の静電容量センサ部によって検知された静電容量値の全体の和が予め設定されたしきい値を下回ると共に、全ての静電容量値が減少しているときに、前記インジケータの動作を終了する。
前記複数の静電容量センサ部は、少なくとも1つの静電容量センサ部の主面を含む面と、前記表示手段の主面を含む面とが前記表示手段の前面側で鈍角を形成するように、前記表示手段に対して傾斜配置されてもよい。
この場合、前記少なくとも1つの静電容量センサ部は、前記表示手段に対する傾斜角度が調整可能に配置されるとよい。
本発明によれば、デザイン性が良好で配置自由度が高く、確実に手の位置を検出することができる電気機器の入力装置を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電気機器の入力装置の全体構成を示す図である。 同入力装置のセンサ部及び回路部の一部構成を示す図である。 同入力装置を備えた電気機器の設置例を示す図である。 同入力装置を備えた電気機器の操作処理手順を示すフローチャートである。 同入力装置における操作位置とセンサ出力との関係に基づくインジケータの表示状態を説明するための図である。 同入力装置のセンサ部の配置例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気機器の入力装置におけるインジケータを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る電気機器の入力装置におけるインジケータを示す図である。 同入力装置における操作位置とセンサ出力との関係に基づくインジケータの表示状態を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係る電気機器の入力装置の全体構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る電気機器の入力装置の静電容量検知回路を示す図である。
以下に、添付の図面を参照して、この発明に係る電気機器の入力装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る電気機器の入力装置の全体構成を示す図である。図2は、この入力装置の静電容量センサ部及び回路部の一部構成を示す図である。
図1及び図2に示すように、第1の実施形態に係る電気機器の入力装置100は、静電容量を検知するセンサ部10と、このセンサ部10により検知された静電容量に基づく静電容量値を検出する回路部20と、電気機器のディスプレイ装置30とを備えて構成されている。センサ部10は、ディスプレイ装置30の外側における異なる位置に設けられた複数の静電容量センサ1,2,3,4を備える。
センサ部10は、図1においては、例えばディスプレイ装置30の表示画面Dを横切る直線上に静電容量センサ1,2がそれぞれ配置され、この直線と表示画面D内で交わる他の直線上に静電容量センサ3,4がそれぞれ配置されて構成されている。具体的には、静電容量センサ1,2がそれぞれ表示画面Dを挟んで上下に対向配置され、静電容量センサ3,4がそれぞれ表示画面Dを挟んで左右に対向配置されている。
各静電容量センサ1〜4は、図2に示すように、それぞれ検知面(センサ表面)側に検知範囲が存するように構成される。これらは、例えば矩形平板状に形成されたセンサ電極7と、このセンサ電極7の裏面側に矩形平板状に形成されたシールド電極8と、センサ電極7と同一平面上に形成されセンサ電極7を囲むようなロの字状に形成されたシールド電極9とをそれぞれ備えて構成されている。
各静電容量センサ1〜4のセンサ電極7は、検知面側の検知範囲内にくる手(或いは指や人体、以下同じ)を検知する。シールド電極8は、センサ電極7の裏面側にてこれが検知されないようにシールドする。シールド電極9は、センサ電極7の主面に沿った周囲にて検知範囲を画定する。これらシールド電極8,9は、例えばこれらをセンサ電極7と同電位に駆動するシールド駆動回路26に接続されていてもよい。
一方、回路部20は、例えば静電容量センサ1〜4とそれぞれ接続された複数の静電容量検知回路21,22,23,24と、これら複数の静電容量検知回路21〜24とそれぞれ接続されたA/D変換器21a,22a,23a,24aと、これらA/D変換器21a〜24aと接続された演算処理部25とを備えて構成されている。
各静電容量検知回路21〜24は、例えば各静電容量センサ1〜4のセンサ電極7によって検知された静電容量(Capacitance)を電圧(Voltage)にそれぞれ変換するC−V変換機能を有する。これら静電容量検知回路21〜24は、例えば公知のCR充放電時間を計測する回路、充電した電荷を既知のコンデンサに転送する回路、インピーダンスを測定する回路、発振回路を構成して発振周波数を計測する回路等を用いて構成することができる。
各A/D変換器21a〜24aは、各静電容量検知回路21〜24から出力された電圧を示すアナログ信号をディジタル信号に変換する。演算処理部25は、例えば図示しないCPUや、その一時記憶領域として利用されるRAM、データ格納用のROM等の記憶手段を備えて構成されている。
また、演算処理部25は、入力装置100全体の制御を司ると共に、各A/D変換器21a〜24aからのディジタル信号に基づく静電容量値Cを比較判定して、手の位置を検出する。更に、演算処理部25は、ディスプレイ装置30の表示制御を行う表示制御手段としての機能を備えると共に、電気機器に制御信号などの出力信号を出力する出力手段としての機能を備える。
なお、各静電容量センサ1〜4は、例えば図示しない複数の基板上にそれぞれ別体に、或いは1つの基板上に一体的に形成されている。この基板としては、例えばフレキシブルプリント基板やリジッド基板、或いはこれらを組み合わせたものなど、いずれの基板をも採用することができる。
回路部20は、各静電容量センサ1〜4が形成された基板の同一面側或いは裏面側に実装されて一体的に設けられていても、別途他の基板に実装されて別体に設けられていても良い。また、一組の静電容量検知回路及びA/D変換器を1つの回路要素とすると、この回路要素は、静電容量センサの数と対応するように複数設けられていてもよい。
各静電容量センサ1〜4のセンサ電極7及びシールド電極8,9は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリアミド(PA)、ガラスエポキシ樹脂、又はセラミック等の絶縁体からなる基板上に形成された銅、銅合金又はアルミニウムや鉄等の金属部材(導電材)や電線などで構成することができる。
なお、各静電容量センサ1〜4は、その配置態様によっては外観上目立たないように配置する必要が生じる場合がある。例えば、ディスプレイ装置30の表示画面Dは表示領域であるので、各静電容量センサ1〜4はディスプレイ装置30の意匠パネルなどの裏面側(下側)に配置されてもよいが、表面側に貼着或いは埋設して設けるような場合もある。
このような場合は、上記基板を透明性を有するパネルやフィルム材にて形成し、各電極7〜9を透明電極で構成するようにすればよい。透明電極は、例えば錫ドープ酸化インジウム(ITO)や導電性ポリマーによって構成することができる。導電性ポリマーとしては、例えばPEDOT/PSS(ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルフォニック酸)や、PEDOT/TsO(ポリエチレンジオキシチオフェン/トルエンスルフォネート)などを用いることができる。
ディスプレイ装置30は、LCDや有機EL、プラズマディスプレイ等からなり、電気機器の操作モードとなった場合は、この電気機器の操作を指示するためのスライド移動可能なインジケータを表示画面D上に表示する。図1に示す例では、インジケータとしてボリュームコントロールのスライドバー50が表示画面Dの左右方向に長手方向を形成するように表示され、このスライドバー50内に現状の設定値を示すバー51が表示されている。スライドバー50には、左側に近くなるほど小さくなる数値が割り当てられている。
なお、電気機器としては、カーナビゲーションシステム、カーオーディオシステム、カーエアコンシステム、カーテレビシステム、及びこれらの車以外で使用されるシステム等、人的な操作が要求される機器全般が挙げられる。また、インジケータとしては、上記スライドバー50の他に、操作メータ、操作ダイヤル、操作つまみ等の種々の態様が含まれる。
次に、このように構成された電気機器の入力装置を用いた電気機器の操作処理について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る電気機器の入力装置を備えた電気機器の設置例を示す図である。図4は、この入力装置を備えた電気機器の操作処理手順を示すフローチャートである。図5は、この入力装置における操作位置とセンサ出力との関係に基づくインジケータの表示状態を説明するための図である。
ここでは、図3に示すように、電気機器は、例えば車両150のインストルメントパネル151に搭載されたカーナビゲーション装置であり、ディスプレイ装置30は、このカーナビゲーション装置のディスプレイ装置であるとする。また、このディスプレイ装置30の外側に、表示画面Dを横切る直線上においては静電容量センサ1,2を、及びこの直線と表示画面D内で交わる他の直線上においては静電容量センサ3,4をそれぞれ配置した入力装置100が備えられているとする。
そして、電気機器の操作処理として、図1に示したようなスライドバー50を用いてカーナビゲーション装置のボリュームを操作する場合を例に挙げて説明する。図4に示すように、まず、ディスプレイ装置30の表示画面D上にスライドバー50が表示されていない状態で、演算処理部25は、各静電容量センサ1〜4により測定された静電容量に基づく静電容量値C(C1〜C4)を検出する(ステップS100)。
次に、検出された静電容量値C1〜C4に基づき、操作モードが開始されたか否かを判断する(ステップS102)。この操作モードの開始判断は、例えば各静電容量値C1〜C4の全体の和が、予め設定されたしきい値以上となると共に、全ての静電容量値C1〜C4が増加しているか否かを判断することにより行われる。すなわち、ここでは、センサ部10の検知範囲内に手6(図5参照)が近付いてきて、この手6がディスプレイ装置30と所定の距離以内にあるか否かが判断される。
操作モードが開始されていないと判断した場合(ステップS102のN)は、上記ステップS100に移行して処理を繰り返す。操作モードが開始されたと判断した場合(ステップS102のY)は、ディスプレイ装置30を制御して、表示画面D上にスライドバー50を表示する(ステップS104)。
このとき、スライドバー50内には、カーナビゲーション装置の現在設定されているボリューム値を示す位置にバー51が表示される。そして、演算処理部25は、各静電容量値C1〜C4に基づき、バー51が移動可能な状態であるか否かを判断する(ステップS106)。すなわち、入力装置100では、誤動作を防ぐために、操作モードが開始されただけではバー51を操作することはできないようになっている。
このステップS106での判断処理は、手6(或いは指6a、図5参照、以下同じ)の位置が、バー51の表示位置と正対しているか(又は、バー51の表示位置に相当する位置にあるか)否かを判断することにより行われる。バー51が移動可能な状態ではないと判断した場合(ステップS106のN)は、移動可能な状態となるまで待って(ステップS106のY)、移動可能な状態を操作者に報知する表示処理が行われる(ステップS108)。
このステップS108での表示処理は、例えばバー51の表示を点滅表示させたり、バー51の表示色を変更したりすることにより行われる。このようにすれば、操作者にバー51を操作することができる状態を容易に知らせることが可能となる。そして、演算処理部25は、手6の位置を検出することでバー51の操作位置を検出し(ステップS110)、検出した操作位置にバー51が表示されるようにスライドバー50の表示を変更する(ステップS112)。
なお、ここではスライドバー50が横方向(左右方向)に移動するバー51を備える構造であるので、ディスプレイ装置30の左右に配置された静電容量センサ3,4のセンサ出力(静電容量値C3,C4)についてのみ着目する。ディスプレイ装置30の上下に配置された静電容量センサ1,2のセンサ出力(静電容量値C1,C2)については、バー51の操作位置の検出に影響のないように、例えば適宜重み付けや補正処理を行うようにすればよい。これにより、手6の上下方向の位置に影響されずに左右方向の位置を確実に検出することができる。
バー51の操作位置は、次のように判断することができる。すなわち、例えば図5(A)に示すスライドバー50のように、手6や指6aがディスプレイ装置30の表示画面Dの左側端部近傍にある場合は、静電容量センサ3のセンサ出力3aが大きくなり、静電容量センサ4のセンサ出力4aが小さくなる。このようなときは、バー51をスライドバー50内の左端近傍で手6等の位置に相当する位置に表示する。
この状態から、図5(B)に示すように、手6等を表示画面Dの図5(A)で示した状態よりも少し右側に動かした場合は、センサ出力3aが少し減り、センサ出力4aが少し増える。これにより、手6等が右側に移動したことが分かるので、バー51をこの手6等の動きにスライドバー50内で追従させてこの位置に相当する位置に表示する。
更に、図5(C)に示すように、そのまま手6等を表示画面Dの中央部よりも右側に動かした場合は、センサ出力4aがセンサ出力3aを上回るようになり、図5(D)に示すように、手6等が表示画面Dの右側端部近傍にある場合は、図5(A)で示した状態とは逆にセンサ出力4aが大きくなると共にセンサ出力3aが小さくなる。このように、静電容量値に基づき検出した手6等の位置に合わせてバー51の操作位置を表示する。
そして、演算処理部25は、ナビゲーション装置のボリューム制御装置に対し、検出した操作位置に応じて、ボリュームの設定値を変更する信号を出力し(ステップS114)、操作者によるバー51の操作が終了して所望する設定値が確定され、操作モードが終了されるか否かを判断する(ステップS116)。
この操作モードの終了判断は、例えば各静電容量値C1〜C4の全体の和が、予め設定されたしきい値を下回ると共に、全ての静電容量値C1〜C4が減少しているか否かを判断することにより行われる。すなわち、ここでは、センサ部10の検知範囲内にあった手6が離れ、ディスプレイ装置30と所定の距離よりも離れたか否かが判断される。
操作モードが終了されていないと判断した場合(ステップS116のN)は、上記ステップS110に移行してバー51の操作位置を検出し、以降の処理を繰り返す。操作モードが終了されたと判断した場合(ステップS116のY)は、本フローチャートによる一連の操作処理を終了する。
なお、上記ステップS116での操作モードの終了判断は、各静電容量値C1〜C4に基づき、次のように行われてもよい。すなわち、操作者によるバー51の操作が終了したときに、(1)手6を止めてから離す、(2)手6を表示画面Dに近付けてから離す、(3)スライドバー50に対して直角方向に手6を動かす等の操作があった場合に、操作モードを終了するように判断されてもよい。
上記(1)の場合は、各静電容量値C1〜C4の関係性が所定の範囲内で所定時間以上変化がなかった後に、これらの静電容量値C1〜C4が所定値以下となった場合に判断することができる。また、上記(2)の場合は、同じく各静電容量値C1〜C4の関係性が所定の範囲内にあるときに、これらの値が所定値以上増加した後直ぐに所定値以下となった場合に判断することができる。
更に、上記(3)の場合は、各静電容量値C1〜C4の変化が、スライドバー50に対する直角方向を示す(例えば、手6が、表示画面Dから真っ直ぐ離れたり、表示画面Dの上下方向に真っ直ぐ移動したりしたことを示す)ような変化となった場合に判断することができる。このように、操作モードの終了判断は、操作者によるバー51の操作が終了したことを検出することにより行われる。
また、以上の説明では、カーナビゲーション装置のボリュームを操作する場合を例に挙げたが、その他、表示画面Dの明るさや色合い等の画質調整の操作、表示画面Dのズーム調整の操作、カーエアコンシステムにおける温度調整の操作、風向き調整の操作、カーオーディオシステムにおけるチューナの周波数調整の操作など、種々の操作に適用することができる。
ここで、センサ部10の各静電容量センサ1〜4は、図6に示すように配置されていてもよい。なお、図6には、静電容量センサ3,4のみを記載して例示するが、静電容量センサ1,2についても同様の構成とすることができる。すなわち、各静電容量センサ1〜4は、少なくとも1つの静電容量センサの主面を含む面と、ディスプレイ装置30の主面を含む面とが、ディスプレイ装置30の前面側で鈍角を形成するように、ディスプレイ装置30に対して傾斜配置されてもよい。
図6においては、具体的には、静電容量センサ3の主面3bを含む面及び静電容量センサ4の主面4bを含む面と、ディスプレイ装置30の主面30bを含む面とが手6が近接/離間する前面側でそれぞれ鈍角を形成するように、静電容量センサ3,4が傾斜配置されている。
なお、各静電容量センサ1〜4の傾斜角度は、図示しない機械的な配置調整機構によって、図中矢印で示すように任意の角度に調整することができる。角度調整に際しては、例えば電気機器に備えられた機械式のダイヤル調整手段や、表示画面Dに表示されたインジケータを操作して配置調整機構を制御することで行うことができる。
このように、センサ部10の各静電容量センサ1〜4の配置角度を調整可能とすれば、センサ部10による検知範囲や検知感度を微調整することができる。従って、例えばバー51の操作に必要な手6等のストロークの大きさを任意に設定し、複数の操作者が居る場合などに操作者毎に最適な操作環境を提供することが可能となる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る電気機器の入力装置におけるインジケータを示す図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する箇所には同一の符号を附して説明を割愛する。上述した第1の実施形態に係る入力装置100のインジケータは、図1に示したように、表示画面Dの左右方向に長手方向を有するボリュームコントロールのスライドバー50であったが、本実施形態に係るインジケータは、次の点で相違している。
すなわち、インジケータは、カーエアコンシステムの風量コントロールのスライドバー50Aであって、表示画面Dの縦方向(上下方向)に長手方向を形成するように表示されている。このスライドバー50Aには、下側になるほど小さくなる数値が割り当てられており、バー51が表示されている。
この場合、スライドバー50Aが縦方向(上下方向)に移動するバー51を備える構造であるので、ディスプレイ装置30の上下に配置された静電容量センサ1,2のセンサ出力(静電容量値C1,C2)についてのみ着目するようにすれば、手6等の上下方向の位置を確実に検出して上述したような操作を行うことができる。その他の構成や作用効果については第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る電気機器の入力装置におけるインジケータを示す図である。図9は、この入力装置における操作位置とセンサ出力との関係に基づくインジケータの表示状態を説明するための図である。上述した第1及び第2の実施形態では、インジケータとしてスライドバー50,50Aを例に挙げたが、本実施形態のインジケータは、図8に示すように、円形状のスライドバー50Bである点が相違している。
このスライドバー50Bは、例えばカーエアコンシステムの温度コントロールのスライドバーであって、表示画面D上に円弧を形成するように表示されている。このスライドバー50Bには、その形状に沿って左側になるほど小さくなる数値が割り当てられており、バー51が表示されている。
この場合、回路部20の演算処理部25は、センサ部10の静電容量センサ1,2のセンサ出力(静電容量値C1,C2)を比較して手6等の上下方向の位置を検出し、静電容量センサ3,4のセンサ出力(静電容量値C3,C4)を比較して手6等の左右方向の位置を検出する。
ここでは、バー51が予め表示画面Dに対して左下側にある場合について説明する。図9(A)に示すように、上述したような操作モードが開始され、手6等の位置がバー51の表示位置と正対したことを検出してバー51が移動可能な状態となった場合、バー51を点滅表示等させて状態報知表示処理を行う。
このとき、静電容量センサ2,3のセンサ出力2a,3aが大きくなり、静電容量センサ1,4のセンサ出力1a,4aが小さくなる。従って、バー51は、スライドバー50Bの左下側近傍で手6等の位置に相当する位置に表示される。この状態から、図9(B)に示すように、手6等をスライドバー50B上の表示画面Dに対する左上側に移動させると、センサ出力1aが徐々に増加すると共にセンサ出力2aが徐々に減少する。
これと共に、センサ出力3aは出力が高い状態のまま若干増加して少し減少すると共に、センサ出力4aは出力が低い状態のまま若干の増加傾向で推移する。これにより、手6等が上記左上側に移動したことが分かるので、バー51をこの手6等の動きにスライドバー50B内で追従させてこの位置に相当する位置に表示する。
次に、図9(C)に示すように、手6等をスライドバー50B上の表示画面Dに対する中央上側に移動させると、センサ出力1aは徐々に増加すると共にセンサ出力2aは徐々に減少し、センサ出力3aは徐々に減少すると共にセンサ出力4aが徐々に増加する。このとき、センサ出力3a,4aがほぼ等しい値となる。これにより、手6等が上記中央上側に移動したことが分かるので、バー51をこれに合わせて表示する。
そして、図9(D),(E)に示す場合は、各センサ出力1a〜4aの関係性は、図9(B),(A)に示した場合とほぼ反対の状態となる。従って、本実施形態に係る入力装置によれば、スライドバー50B上の手6等の位置を確実に検出して、バー51の操作位置を表示し、これにより定まる温度の設定値をカーエアコンシステムに出力することができる。なお、各センサ出力1a〜4aが、手6等がスライドバー50Bに沿わないような位置で動いたこと等を表している場合は、バー51の操作位置を変更しないようにすれば誤動作を防止することができる。
図10は、本発明の第4の実施形態に係る電気機器の入力装置の全体構成を示す図である。図11は、本発明の第5の実施形態に係る電気機器の入力装置の静電容量検知回路を示す図である。図10に示すように、第4の実施形態に係る入力装置は、センサ部10の静電容量センサ1〜4の配置態様や構成は上述した実施形態と同様である。
相違点は、回路部20Aに静電容量検知回路28及びA/D変換器28aが1つずつ設けられ、静電容量検知回路28及びシールド駆動回路26がそれぞれスイッチSW31〜34,SW41〜44介して各静電容量センサ1〜4のセンサ電極7やシールド電極8,9と接続されている点である。
すなわち、静電容量センサ1〜4のセンサ電極7は、それぞれスイッチSW31〜34を介して静電容量検知回路28と接続され、静電容量センサ1〜4のシールド電極8,9は、それぞれスイッチSW41〜44を介してシールド駆動回路26と接続される。また、演算処理部25は、スイッチSW31〜34,SW41〜44のスイッチ制御(ON/OFF制御)、及びA/D変換器28aからのデータ取り込みタイミング制御を行う。
例えば、静電容量センサ1にて静電容量の検知を行う場合は、スイッチSW31,SW42〜44を閉じてスイッチSW32〜34,SW41を開くことにより、静電容量センサ1のセンサ電極7が静電容量検知回路28に接続され、静電容量センサ2〜4のセンサ電極7がシールド駆動回路26に接続される。各静電容量センサ2〜4についても同様に静電容量を検知する。
このように構成すれば、静電容量センサ1〜4と静電容量検知回路28との接続を時間的に例えば高速に切り替えることにより、静電容量検知回路の個数を減らすことができる。なお、スイッチ制御とタイミング制御を演算処理部25で行うとしたが、スイッチ制御は演算処理部25と別途独立して周期的に行い、それぞれの切替時の出力をホールドして、それがA/D変換器28aに接続されるように構成してもよい。
また、図11に示すように、第5の実施形態に係る入力装置の静電容量検知回路21〜24,28は差動動作するものとして構成されている。各静電容量センサ1〜4は、センサ電極7、シールド電極8,9の他に、ダミーのセンサ電極(ダミー電極)19を備えた構成を有している。
具体的には、例えば差動動作回路のプラス側入力端にセンサ電極7を接続し、マイナス側入力端にダミー電極19を接続して静電容量Caの値から静電容量Cbの値を減算し、その出力値をコンパレータなどで所定のしきい値と比較して手6等を検出するようにしたものである。
このような静電容量検知回路21〜24,28の動作としては、例えばスイッチS1がオープン(OFF)でスイッチS2が接地(GND)され、スイッチS3がクローズ(ON)となっているときに、スイッチS3をオープン(OFF)にし、スイッチS2をVrに切り替え、スイッチS1をオペアンプの反転入力に接続すると、静電容量CaとCfにVaVrが充電され、静電容量CbとCfにCbVrが充電される。
次に、スイッチS1をオープン(OFF)及びスイッチS2を接地(GND)した後に、スイッチS1を接地(GND)したときの出力電圧Vを測定する。このときの電圧は、V/Vr={(Cf+Ca)/Cf}−{(Cf+Cb)/Cf}となり、静電容量Caと静電容量Cbの割合に応じた電圧が出力される。
このように静電容量検知回路21〜24,28を差動動作する構成(差動回路)とすることにより、回路の温度特性を相殺したりコモンモードノイズを低減したりすることができる。そして、このとき、例えば差動増幅回路のマイナス側入力端にはダミー電極19を接続するが、このダミー電極19が手6等と静電容量結合するとセンサ自体の感度が低くなる。従って、センサ電極7に対してダミー電極19の面積を十分に小さく形成するか、ダミー電極19と手6等との間に同電位である他のシールド電極47を設けて手6等との静電容量結合を小さくする必要がある。
なお、上述した実施形態においては、センサ部10の静電容量センサが4つ設けられた場合を例に挙げて説明したが、少なくとも2つあればよく、例えば3つである場合はディスプレイ装置30の外側における異なる位置に表示画面Dを囲む三角形を構成する状態で配置して二次元的な位置を検出したり、静電容量センサの数を増やすことで分解能を向上させたりするようにしてもよい。
また、各静電容量センサを立体的な配置にして三次元的な手6等の位置を検出するように構成してもよい。その他、回路部20は静電容量検知回路の出力をそのまま利用する構成としたが、各静電容量センサ1〜4の近くに手6等やその他の物体がないときの静電容量値を初期容量値として、この初期容量値からの差分値を用いて手6等の位置を検出するようにしてもよい。
1〜4 静電容量センサ
6 手
7 センサ電極
8,9 シールド電極
10 センサ部
20 回路部
21〜24 静電容量検知回路
21a〜24a A/D変換器
25 演算処理部
26 シールド駆動回路
28 静電容量検知回路
28a A/D変換器
100 入力装置
150 車両
151 インストルメントパネル

Claims (8)

  1. 電気機器の操作を指示するためのスライド移動可能なインジケータを表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示画面の周囲における異なる位置に設けられた複数の静電容量センサ部と、
    前記複数の静電容量センサ部によって検知された静電容量に基づく静電容量値をそれぞれ検出して前記インジケータの操作位置を検出する検出手段と、
    前記検出された操作位置に基づいて、前記インジケータの表示を変更する表示制御手段とを備え
    前記検出手段は、
    前記複数の静電容量センサ部によってそれぞれ検出された各静電容量値及びこれらの経時変化に基づき前記電気機器の操作の開始と終了とを判断すると共に、前記静電容量値相互の比較結果に基づき前記操作位置を検出する
    ことを特徴とする電気機器の入力装置。
  2. 前記検出されたインジケータの操作位置に応じて、前記電気機器に出力信号を出力する出力手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の電気機器の入力装置。
  3. 前記複数の静電容量センサ部は、前記表示手段を横切る直線上に配置された第1及び第2の静電容量センサ部を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器の入力装置。
  4. 前記複数の静電容量センサ部は、前記第1及び第2の静電容量センサ部と異なる位置に設けられた第3の静電容量センサ部を含む
    ことを特徴とする請求項3記載の電気機器の入力装置。
  5. 前記検出手段は、前記複数の静電容量センサ部によって検知された静電容量値の全体の和が予め設定されたしきい値以上となると共に、全ての静電容量値が増加しているときに、前記インジケータの動作を開始する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の電気機器の入力装置。
  6. 前記検出手段は、前記複数の静電容量センサ部によって検知された静電容量値の全体の和が予め設定されたしきい値を下回ると共に、全ての静電容量値が減少しているときに、前記インジケータの動作を終了する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の電気機器の入力装置。
  7. 前記複数の静電容量センサ部は、少なくとも1つの静電容量センサ部の主面を含む面と、前記表示手段の主面を含む面とが前記表示手段の前面側で鈍角を形成するように、前記表示手段に対して傾斜配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の電気機器の入力装置。
  8. 前記少なくとも1つの静電容量センサ部は、前記表示手段に対する傾斜角度が調整可能に配置されている
    ことを特徴とする請求項7記載の電気機器の入力装置。
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