JP5577068B2 - 飲料サーバー - Google Patents
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Description
この飲料サーバーにおいてペットボトルの口部にエルボ及びコックを取付ける際には、特許文献1の図5に記載されているように、ペットボトルをテーブル等においた状態で、エルボを回転させながらエルボの一端部に形成された雌ネジ穴にボトル口部を捻じ込んで取付けるが、ボトル口部はボトル本体の向きとは関係なく取付けられているため、エルボを適当な締付力で締め込んだ時点で、ボトル本体に対してエルボがどの方向(方角)を向くかは個々のペットボトルによって異なり、エルボの向きを後から調整することもできなかった。そのため、図9に示すように、エルボ90及びコック91を取付けたペットボトル92をスタンド93に立たせると、ペットボトル92の向きはまちまちになり、ペットボトルに貼ってある商品名等を表示したラベル95が正面からよく見えず、飲料の銘柄を直ちに認識できなかったり、ペットボトルの持手94が前の方にきて見た目が良くなかったりする不都合があった。
エルボ側アダプター3bは、円筒状のパイプ部材16と、パイプ部材16の外周に嵌め込んで固定したフランジ部材17とで形成してある。
パイプ部材16は、上側の外周部に係止突条11が形成してあり、係止突条11の下側にボトル側アダプター3aの先端部13が係止している。係止突条11の上面側にはパッキン保持溝18が形成してあり、パッキン保持溝18に保持してリング状のパッキン12が取付けてあり、ボトル口部2の端面がパッキン12に密着している。パイプ部材16の下部は一段細く形成してあり、その細くなった部分の外周には雄ネジ8が形成してある。パイプ部材16の、細くなった部分の上側の肩部分の周囲には、フランジ部材17の内周部が係止する溝部19が形成してあり、図7に示すように、溝部19の周囲4箇所にはフランジ部材17の回り止め用の突起20が形成されている。
フランジ部材17は、パイプ部材16の中間部の周囲を囲むように形成され、その上部には円形の鍔状に外周側に広がった回転操作部9bが一体に形成されている。回転操作部9bの外周面には、滑り止めのための凹凸15が形成してある。フランジ部材17の内周部には、パイプ部材16に形成した回り止め用の突起20と嵌合する突起嵌合溝21が上下方向に形成してある。エルボ側アダプター3bの回転操作部9bは、ボトル側アダプター3aの回転操作部9aよりも小径である。
アダプター3は、図8(a)に示すように、まずパイプ部材16の周囲にボトル側アダプター3aを下方より嵌め入れ、その後、図8(b)に示すように、パイプ部材16の下部にフランジ部材17を下方より嵌合取付けすることで、ボトル側アダプター3aが上方にも下方にも抜けなくなる。フランジ部材17は、内周部がパイプ部材16の外周に形成した溝部19に係止すると共に、パイプ部材16に形成した回り止め用の突起20が内周部の突起嵌合溝21と嵌合するため、パイプ部材16に対して回転不能に結合される。
コック接続部24には、左右両側にL字形の係合溝27が形成してあると共に、コック差込部28の端面が密着するパッキン29を取付けてある。
さらに本エルボ4は、アダプター接続部23の中心軸C(ペットボトルの中心軸と一致する)の延長線上に、軸部30が下方に垂下して設けてある。軸部30は、断面形状が十字形となっており、軸部30の下端部はアール状に形成してある。また、アダプター接続部23の下部には、スタンド6への当接部31が円形の鍔状に形成してある。当接部31は、軸部30と中心が一致し、軸部30から上方に離間した位置にある。
凹部10の底面には、エルボ4の当接部31を受ける受座部33が円形に設けてあり、受座部33の下方の中心位置にはエルボ4の軸部30を差し込む縦穴34が貫通して設けてある。切り欠き部32の底面には、結露水の水抜き孔35が形成してあると共に、水抜き孔35の前方に起立壁36が設けてあり、起立壁36でコック5の下部側を受けている。このように、エルボ4の当接部31を受座部33で受けると共に、軸部30を縦穴34に差し込むことにより、ペットボトル1を常にスタンド6の中心に垂直に安定して保持することができる。また、ボトル側アダプター3aの回転操作部9aがスタンド6の凹部10の入口側を塞いでおり、これにより凹部10内にゴミ等が入るのを防止できると共に、ペットボトル1の倒伏や傾きを規制できる。起立壁36は、ペットボトル1の支持の安定性を一層高めると共に、結露水をせき止める働きがある。
コック5には、エルボ4と接続するための接続管41が、飲料注出口40と連通して斜め上向きに設けてある。接続管41の先端部には、エルボの接続部24に差し込む差込部28が形成してあり、差込部28の左右両側に円形断面の突起42が形成してある。コック5をエルボ4と接続するときは、突起42が係合溝27に係合するように差込部28をエルボ4のコック接続部24に差し込んだ上で、コック5を少しねじって突起42を係合溝27の先端部に係止させることで、差込部28がエルボ4のコック接続部24に固定される。このようにコック5は、エルボ4への取付け取外しが簡単に行え、しかも取付け状態では常にまっすぐ縦向きになる。
空気導入管44の先端部には、空気導入管44内に飲料が流入するのを防止する逆止弁45を取付けてある。
飲料注出時には、空気孔43と空気導入管44を通じてペットボトル1内に空気が送り込まれ、ペットボトル1内の飲料と空気の置換が行われるため、コック5の飲料注出口40から飲料を脈動することなくスムーズに注出できる。
次に、図4(b)に示すように、エルボ側アダプター3bの下部をエルボ4のもう一方の接続部23に差し入れ、回転操作部9bを操作してエルボ側アダプター3bを回転させることで、エルボ側アダプター3b下部の雄ネジ8をエルボ4の雌ネジ部25にねじ込み、エルボ4とアダプター3とを連結する。
次に、ペットボトル1をテーブル等に置き、ボトル口部2のキャップを外し、図5に示すように、コック5がペットボトル1本体の正面(ペットボトルのラベル46の中央部。持手47の反対側。)を向く位置に合わせてコック5側を片方の手で支え、もう片方の手でボトル側アダプター3aの回転操作部9aを操作してボトル側アダプター3aを回転させ、ボトル側アダプター3aの雌ネジ部7にボトル口部2をしっかりとねじ込む。このように、ボトル側アダプター3aのみを回転させてボトル口部2にねじ込むことで、コック5の向きを常にペットボトル1本体の正面に合わせて固定できる。
その後、図6に示すように、ペットボトル1を持ち上げて上下逆さまにし、エルボ4の軸部30をスタンド6の縦穴34に差込んでセットする。
このように本飲料サーバーは、ペットボトル1を誰にでも簡単にセットでき、しかもエルボ4の軸部30がスタンド6の縦穴34と嵌合し且つエルボ4の当接部31をスタンド6の受座部33で受けているため、大きなペットボトル1でもぐらつくことなく垂直に安定して支持できる。アダプター3をボトル口部2に接続した時点で、図1に示すように、ボトル側アダプター3aの先端部13とボトル口部2の端面とでパイプ部材16の係止突条11が挟持され、ボトル側アダプター3aとエルボ側アダプター3bの相対回転が規制されるため、ペットボトル1を逆さにしてスタンド6にセットする間にエルボ4及びコック5の向きが変わることがない。ボトル口部2の端面にパッキン12が当接するため、ペットボトル1を逆さにしてもボトル口部2から飲料が漏れない。
ボトル側アダプター3aとエルボ側アダプター3bには、それぞれ鍔状の回転操作部9a,9bを有しているので、各アダプター3a,3bを手で回転させてエルボ4及びボトル口部2と簡単に連結できる。また、ボトル側アダプター3aの回転操作部9aがスタンド6の凹部10の入口側を塞いでいるため、凹部10内にゴミ等が入るのを防止できると共に、ペットボトル1の倒伏や傾きを規制できる。
2 ボトル口部
3 アダプター、3a ボトル側アダプター、3b エルボ側アダプター
4 エルボ
5 コック
6 スタンド
7 雌ネジ部
8 雄ネジ(ネジ部)
9a,9b 回転操作部
10 スタンド凹部
11 係止突条(係止部)
12,26,29 パッキン
13 ボトル側アダプターの先端部
14 口部挿入孔
15 凹凸
16 パイプ部材
17 フランジ部材
18 パッキン保持溝
19 溝部
20,42 突起、30 軸部、40 飲料注出口
22 管路、32 切り欠き部
23 アダプター接続部、33 受座部、43 空気孔
24 コック接続部、34 縦穴、44 空気導入管
35 水抜き孔、45 逆止弁
36 起立壁、46 ラベル
27 係合溝、37 受け皿、47 持手
28 コック差込部、38 グラス置き台
39 操作レバー
C 中心軸
Claims (3)
- ペットボトル(1)を逆立ち状態にスタンド(6)で保持して飲料を注出する飲料サーバーであって、ボトル口部(2)に取付けるアダプター(3)と、アダプターに連結するエルボ(4)と、エルボに連結するコック(5)と、スタンド(6)とを備え、
アダプター(3)は、ボトル口部(2)に合致する雌ネジ部(7)を有するボトル側アダプター(3a)と、エルボ(4)の一端部に接続するネジ部(8)を有するエルボ側アダプター(3b)とを有し、ボトル側アダプター(3a)とエルボ側アダプター(3b)とが中心軸(C)回りに相対回転可能に結合してあり、ボトル側アダプター(3a)とエルボ側アダプター(3b)とに鍔状の回転操作部(9a,9b)が各々形成してあることを特徴とする飲料サーバー。 - スタンド(6)は、アダプター(3)を受け入れる凹部(10)を有し、ボトル側アダプターの回転操作部(9a)が凹部(10)の入口側をほぼ塞いでいることを特徴とする請求項1記載の飲料サーバー。
- ペットボトル(1)を逆立ち状態にスタンド(6)で保持して飲料を注出する飲料サーバーであって、ボトル口部(2)に取付けるアダプター(3)と、アダプターに連結するエルボ(4)と、エルボに連結するコック(5)と、スタンド(6)とを備え、
アダプター(3)は、ボトル口部(2)に合致する雌ネジ部(7)を有するボトル側アダプター(3a)と、エルボ(4)の一端部に接続するネジ部(8)を有するエルボ側アダプター(3b)とを有し、ボトル側アダプター(3a)とエルボ側アダプター(3b)とが中心軸(C)回りに相対回転可能に結合してあり、エルボ側アダプター(3b)の外周にボトル側アダプター(3a)の先端部(13)が係止する係止部(11)が形成してあると共に、係止部(11)に係止してボトル口部(2)の端面に当接するパッキン(12)が設けてあり、ボトル側アダプター(3a)をボトル口部(2)に取付けたときに、ボトル口部(2)の端面とボトル側アダプター(3a)の先端部(13)とでエルボ側アダプター(3b)の係止部(11)が挟持され、ボトル側アダプター(3a)とエルボ側アダプター(3b)との相対回転が規制されることを特徴とする飲料サーバー。
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