JP5575984B2 - バッファサイズインデックスの報告方法及び報告システム - Google Patents

バッファサイズインデックスの報告方法及び報告システム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信技術分野に関し、特に、無線ネットワークにおけるバッファサイズインデックスの報告方法及び報告システムに関する。
第3世代モバイル通信ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムの発展型ユニバーサル陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)では、アップリンクデータは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared CHannel)を介して伝送される。アップリンク無線リソースは、発展型基地局(eNB:Evolved NodeB)により各ユーザ端末(UE:User Equipment)に割り当てられる。E−UTRANによって採用されるアクセス技術は、直交波周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術であり、E−UTRANシステムの無線リソース管理は、第2世代モバイル通信システムと比べて、広帯域であったり、マルチタイムプロセスであったりといった特徴を有している。E−UTRANシステムの無線リソースは、時間領域と周波数領域の2次元で表され、従って、無線リソースで搬送可能なユーザの数が大いに増加する。
LTEシステムの無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層は、RRCメッセージを送信することで、UEとeNBとの間のRRC層リンクの確立や、システムパラメータの設定、UE能力パラメータの伝送等の多くの処理を実現する。ここで、ダウンリンクのRRCメッセージは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared CHannel)で送信される。例えば、セルの周波数や、セルのシステム帯域幅、その他の情報などのシステムに関連する複数の共通パラメータは、eNBによってブロードキャストメッセージを介して、セル内の全てのUEに送信される。このブロードキャストメッセージは、物理放送チャネル(PBCH:Physical Broadcast CHannel)で送信される。
各UEの要求に応じて、各UEにリソースを割り当てたり、サービスを提供したりして、アップリンク伝送において、よりよい多重化機能を実現するとともに、柔軟、効率的、かつ十分にシステム帯域幅を利用するために、LTEシステムでは、ユーザのアップリンク伝送リソース割り当てのための専用の制御メッセージが設定される。ここで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)へのリソース割り当てを行う専用の制御メッセージは、eNBによってUEに送信される。このリソース割り当てのための制御メッセージは、アップリンクグラント(UL Grant:UpLink Grant)とも称され、このUL Grantは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)で送信される。
各UEに無線リソースを合理的に割り当てることを保証するために、LTEシステムは、UEがUE自身のバッファに記憶されたデータ量状態を報告することを要求している。このレポートは、バッファ状態レポート(BSR:Buffer Status Report)の形式でeNBに報告される。LTEシステムでは、UEのロジックチャネル(LCH:Logical Channel)は、その優先度に応じて、4つのロジックチャネルグループ(LCG:Logical Channel Group)に分けられる。バッファ状態レポート(BSR)は、各ロジックチャネルグループ(LCG)のグループ番号と、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちのデータ量のサイズを示すバッファサイズインデックスとを含む。バッファ状態レポート(BSR)において報告されるバッファサイズインデックスは、UEが、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちの実際のデータ量に応じて、予め設定されたテーブルを検索することで取得される。各ロジックチャネルグループ(LCG)のバッファサイズインデックスは、それぞれ6ビット(bit)で表され、64個のバッファサイズインデックスを示すことができる。LTEシステムで予め設定されたバッファサイズインデックステーブルの具体的な内容が、以下の表1(BSR table1)に示されている。
Figure 0005575984
表1において、Indexは、バッファサイズインデックスを表しており、Buffer Size(BS) valueは、バッファサイズインデックスに対応するバッファデータ量を表している。UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するときに、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちの実際のデータ量に応じて、テーブルを検索し、対応するバッファサイズインデックスを報告する。
テーブル1に対する検索結果に応じて、バッファ状態レポート(BSR)において報告される各ロジックチャネルグループ(LCG)のバッファサイズインデックスは、全てLTEシングルキャリアシステムに適用することができる。現在及び将来において急速に成長する様々な無線サービスの要求に適応するために、LTEの次の進化型標準、即ちLTEアドバンスト(LTE−Advanced)標準への移行も既に開始されている。
LTE−Advancedは、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)の国際モバイル通信アドバンスト(IMT−Advanced:International Mobile Telecommunication−Advanced)に対する要求を満たすために、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:the 3rd Generation Partnership Project)組織によって提案された標準的なLTE−Advancedシステムであり、LTE release8システムに基づく進化型バージョンである。LTE−Advancedは、IMT−Advancedの基本的要求を満たすために、多くの新しい技術を導入しており、これらの技術のうち、最も重要な技術はキャリアアグリゲーションである。
現在、無線周波数スペクトルリソースの不足のため、世界中の各モバイル事業者の持つ周波数スペクトルリソースは、多くの場合ばらばらである。IMT−Advancedによって要求されるピーク速度の指標は高く(高移動性で100Mbpsをサポートし、低移動性で1Gbpsをサポートすることが要求される)、現在のLTEの標準的な最大帯域幅(20MHz)では、IMT−Advancedによる要求を満たすことができない。従って、帯域幅をより広い帯域幅に拡張する必要がある。例えば、周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)では、最大で80MHzをサポートするように帯域幅が拡張され、また、時間分割複信(TDD:Time Division Duplex)では、最大で100MHzをサポートするように帯域幅が拡張される。これにより、UEにより伝送可能なデータ量がLTEにと比べて、数倍にまで増加した。帯域幅の拡張以外では、高速を実現するために、マルチインプットマルチアウトプット(MIMO:Multiple−Input Multiple−Output)が採用されており、このMIMOもLTE−Advancedシステムのスループットを向上させるためのコア技術である。LTE−Aの初期バージョンを一例として、アップリンク帯域幅の増加(LTE帯域幅の5倍)と、アップリンクダブルキャリアMIMO(LTEシングルキャリアの2倍)とを総合的に考慮した場合、LTE−Aシステムの初期バージョンにおいて、UEのアップリンク速度はLTEの10倍にまで達する。
表1に示すように、LTEシステムで予め設定されたBSR tableは、細粒度で最大150Kのデータを表すことしかできず、150Kより大きいほかの全てのサービスは、全て同じBSRグレード(グレード63)に属することになる。LTE−Aシステムにおいてデータ流通量が増加した後も、依然としてLTEシステムで予め設定されたBSRテーブルを使用してしまうと、LTE−Aサービスのスループットが大きいせいで、ネットワークがUEの150K〜1500Kのバッファ状態を区別することができない。このため、リソースを効率的且つ合理的に割り当てられることが困難となるといった問題を招いてしまう。
これに鑑みて、本発明の主な目的は、より効率的且つ合理的なリソースの割り当てを実現するための、バッファサイズインデックスの報告方法及び報告システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の技術案は以下のように実現される。
本発明は、バッファサイズインデックスの報告方法を提供する。
当該方法は、2つのバッファサイズインデックステーブル、即ち第1のテーブル及び第2のテーブルを予め設定し、前記第1のテーブルは、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムによって使用されるバッファサイズインデックステーブルであり、前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されるか、又は、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで取得され、
ユーザ端末(UE:User Equipment)が、バッファ状態レポート(BSR:Buffer State Report)を報告するとき、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得し、
前記UEが、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを、BSRを介して前記基地局に送信する。
好ましくは、前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されることで取得され、
第1のテーブルに基づいて最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、
LTE−Aの値を、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定し、
前記Bmin−A、前記Bmax−A及び前記NLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、
決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する。
好ましくは、前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されることで取得され、
第1のテーブルに基づいて最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、
第1のテーブルのバッファサイズインデックスをkmaxに拡張し、前記kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値であり、Bk−maxは、拡張後の第1のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがkmaxである場合に、前記バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を示し、
第2のテーブルとして、拡張後の第1のテーブルにおけるB=Bmin−A〜Bk−maxのバッファサイズインデックスを抜き出し、第2のテーブルにおけるトータルのバッファサイズインデックスは、NLTE−Aであり、NLTE−Aの値は、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定される。
好ましくは、前記第2のテーブルは、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで取得され、
最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やした後、更に、
LTEによって使用される最小バッファサイズBmin、並びに前記Bmax−A及び前記NLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する。
好ましくは、更に、
前記UEが、BSRを報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG:Logical Channel Group)内の全てのロジックチャネル(LCH:Logical CHannel)における伝送待ちのデータ量のサイズに応じて、又は、UEと基地局との間の規約若しくは基地局の指示に応じて、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得する。
本発明は、バッファサイズインデックスの報告システムをさらに提供する。
当該システムは、テーブルプリセットモジュールと、ユーザ端末(UE:User Equipment)と、基地局とを含み、
前記テーブルプリセットモジュールは、2つのバッファサイズインデックステーブル、即ち第1のテーブル及び第2のテーブルを予め設定し、前記第1のテーブルは、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムによって使用されるバッファサイズインデックステーブルであり、前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されるか、又は、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで取得され、
前記UEは、バッファ状態レポート(BSR:Buffer State Report)を報告するとき、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得し、
前記基地局は、前記UEによって報告されたBSRから、バッファサイズインデックスを取得する。
好ましくは、前記テーブルプリセットモジュールは、第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、
LTE−Aの値を、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定し、前記Bmin−A、前記Bmax−A及び前記NLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する。
好ましくは、前記テーブルプリセットモジュールは、第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、
第1のテーブルのバッファサイズインデックスをkmaxに拡張し、前記kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値であり、前記Bk−maxは、拡張後の第1のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがkmaxである場合に、前記バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を示し、
第2のテーブルとして、拡張後の第1のテーブルにおけるB=Bmin−A〜Bk−maxのバッファサイズインデックスを抜き出し、第2のテーブルにおけるトータルのバッファサイズインデックスは、NLTE−Aであり、NLTE−Aの値は、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定される。
好ましくは、前記テーブルプリセットモジュールは、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やした後、更に、
LTEによって使用される最小バッファサイズBmin、並びに前記Bmax−A及び前記NLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する。
好ましくは、前記UEは、更に、BSRを報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG:Logical Channel Group)内の全てのロジックチャネル(LCH:Logical CHannel)における伝送待ちのデータ量のサイズに応じて、又は、UEと基地局との間の規約若しくは基地局の指示に応じて、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得する。
本発明に係るバッファサイズインデックスの報告方法及び報告システムによれば、バッファ状態レポートによってUEから報告されたバッファサイズインデックスに応じて、基地局がアップリンクグラントを割り当てることができ、これにより、アップリンクグラントがさらに合理的且つ正確になる。これにより、キャリアアグリゲーション(即ちマルチキャリアシステム)におけるスケジューリング効率を効果的に向上させることができ、また、リソースの合理的な割り当てを保証することができる。
本発明に係るバッファサイズインデックスの報告方法を示すフローチャートである。
以下、添付図面及び具体的な実施形態に合わせて本発明の技術案をさらに詳しく説明する。
LTEシステムのバッファサイズインデックステーブルにおいて、各バッファサイズは、指数分布関数に従って設計される。具体的な設計関数は、以下の式(1)によって示される。
Figure 0005575984
ここで、B=0であり、つまり、バッファサイズインデックスが0である場合、バッファサイズが0で表される。バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・N−1)である場合、このバッファサイズインデックスによって表されるバッファサイズ範囲は、下限値Bk−1、上限値Bの左開右閉区間とされる。対応して、即ち、Bは、BSR table1においてバッファサイズインデックスIndex=kである場合に、このバッファサイズインデックスによって表されるバッファサイズの範囲の上限値を表し、Bk−1は、BSR table1においてバッファサイズインデックスIndex=kである場合に、このバッファサイズインデックスによって表されるバッファサイズ範囲の下限値を表す。Bminは、最小非零バッファサイズ(最小バッファサイズと略称)を表し、LTEでは10Bytesである。Bmaxは、最大バッファサイズを表し、LTEでは150000Bytesである。Nは、最大バッファサイズインデックスを表し、LTEでは63である。バッファサイズインデックス63は、統一的に、バッファサイズが150000Bytesよりも大きいものを表すことに用いられる。即ち、バッファサイズが150000Bytesより大きいものに対しては、LTEシステムでは、バッファサイズインデックスは区分されない。LTEシステムでは、上記バッファサイズの設計関数及び対応するパラメータ値に基づく計算により取得されるバッファサイズインデックステーブルの相対インデックス誤差は、約15%である。当該相対インデックス誤差は、システムのスケジューリング効率、バッファ状態レポート(BSR)によって報告されるシグナリングのコスト(オーバーヘッド)等の要素を総合的に考慮することによって選択される。ここで、上記相対インデックス誤差の計算式は、以下の式(2)によって表される。
Figure 0005575984
キャリア・アグリゲーションとアップリンクMIMOがLTE−Aシステムに導入された後、LTE−Aシステムでは、LTEシステムと比べて、UEのアップリンク速度が大きく改善された。改善されるその具体的な倍数は、アグリゲーション可能なアップリンクキャリアの最大数と、採用されるアップリンクMIMOの階層数に依存する。LTE−Aシステムのアップリンク最大速度、即ちLTE−Aシステムの最大バッファサイズBmax−Aは、以下の式(3)によって表される。
Figure 0005575984
ここで、N_CCは、アグリゲーション可能なアップリンクキャリアの最大数であり、αは、採用されるアップリンクMIMOの階層数である。LTE−Aの初期バージョンにおいて、N_CC=5、α=2であるので、Bmax−A=1500000Bytesである。特別な説明がない限り、本発明で使用されるBmax−Aは、全てLTE−Aの初期バージョンにおける上記値が採用される。後続のLTE−Aにサポートされるアグリゲーション可能なアップリンクキャリア数又はアップリンクMIMO階層数が改善されたとしても、本発明に係る実施形態における方法は同様に適用可能である。
LTE−Aシステムにおいてデータ流通量が増加した後も、依然としてLTEシステムで予め設定されたBSRテーブルを使用してしまうと、LTE−Aサービスのスループットが大きいせいで、ネットワークが150K〜1500KのUEのバッファ状態を区分することができない。このため、リソースを効率的且つ合理的に割り当てることができないといった問題を招いてしまう。上記問題を解決するために、最も簡単な方法は、式(1)中のBmax値を、直接的に拡大するといった方法である(即ちBmax=Bmax−Aとし、他のパラメータ値を変えない)。このような処理の一つの欠点は、新たなバッファサイズインデックステーブルの相対インデックス誤差が約3%に高まり、スケジューリング効率が低下してしまうといった点にある。LTE−A UEがLTE−Aにおける基地局で単一キャリアのみで動作する場合でも、UEが新たなバッファサイズインデックステーブルを検索してバッファ状態レポート(BSR)を報告すると、スケジューリング効率がある程度低下してしまう。このため、リソースを効率的且つ合理的に割り当てることができず、LTE−A UEが単一キャリアで動作する場合のスケジューリングの誤差がLTE UEの誤差よりも高くなってしまう。
本発明に係るLTE−Aシステムにおけるバッファサイズインデックスの報告方法は、図1に示すように、主に以下のステップを含む。
ステップ101では、2つのバッファサイズインデックステーブル、即ち第1のテーブル及び第2のテーブルを予め設定する。第1のテーブルは、ロング・ターム・エボリューション(LTE)システムで使用されるバッファサイズインデックステーブルである。第2のテーブルは、第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されるか、又は、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで得られるテーブルである。
ステップ102では、UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちのデータ量のサイズに応じて、又は、UEと基地局との間の規約若しくは基地局の指示に応じて、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索してバッファサイズインデックスを取得する。
ステップ103では、UEは、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを、バッファ状態レポート(BSR)を介して前記基地局に送信する。
システムで予め設定される2つのバッファサイズインデックステーブルは、第1のテーブル(BSR table1)と第2のテーブル(BSR table2)である。ここで、第1のテーブルは、前記表1に示すように、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックステーブルであり、第2のテーブルは、表1に基づいて予め設定されるテーブルである。第2のテーブルを設定する方案としては、以下に示す2種類の方案がある
方案1、表1に基づいて、最小バッファサイズ(高められたLTE−A最小バッファサイズをBmin−Aと記する)と、最大バッファサイズ(高められたLTE−A最大バッファサイズをBmax−Aと記する)とを高め、NLTE−Aの値を、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下(即ちLTE−Aシステムの最大バッファサイズインデックスNLTE−A≦63)に設定する。当該方案による相対インデックス誤差は、表1と同じであるか、又は表1と比べて減少する。
方案1を基にして、Bmin−A、Bmax−A、NLTE−A等のパラメータに応じて、第2のテーブルを予め設定する。この場合、以下の2種類の方式を採用することができる。
方式1、Bmin−A、Bmax−A、NLTE−Aに応じて、第2のテーブルの具体的な設計関数を決定し、決定された具体的な設計関数に応じて、第2のテーブルを設定する。
方式2、まず表1のバッファサイズインデックスの個数をkmaxに拡張する。ここで、kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値である。拡張後の第1のテーブルにおけるB=Bmin−A〜Bk−maxのバッファサイズインデックスを第2のテーブルとして抜き出す。第2のテーブルにおけるトータルのバッファサイズインデックスは、NLTE−Aである。
ここで、Bk−maxは、拡張後の第1のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがkmaxである場合に、計算によって取得された当該バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を表す。
方案2、表1に基づいて、最大バッファサイズ(Bmax−A)を高め、かつ、バッファサイズインデックス(NLTE−A)を増やす。当該方案の相対インデックス誤差は、表1と同様である。
min、Bmax−A、NLTE−Aに応じて、第2のテーブルの具体的な設計関数を決定し、決定された具体的な設定関数に応じて、第2のテーブルを設定する。
上記2種類の方案において、第2のテーブルにおける各バッファサイズインデックスは、k=0、1・・・NLTE−Aである。UEは、バッファ状態レポートを報告するとき、第1のテーブル又は第2のテーブルのバッファサイズインデックスを選択して報告する。
本発明の目的、技術案及び利点がさらに明らかになるように、以下、具体的な実施形態に合わせて上記2種類の方案を詳しく説明する。
本発明の実施形態1では、方案1における方式2によって第2のテーブルが予め設定される。
方案A:Bmax−AとNLTE−Aに応じて、第2のテーブルの具体的な設計関数を決定する。
Figure 0005575984
まず、式(4)に従って計算を行う。ここで、kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値であり、仮に本実施形態でBmax−A=1500000であるとすると、計算によって取得されるkmaxは、77である。第2のテーブルの最大バッファサイズインデックスはNLTE−Aであり、本実施形態においてNLTE−A=63であってもよい。従って、第2のテーブルの具体的な設計関数は、以下の式(4−1)によって表される。
Figure 0005575984
ここで、B は、第2のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがkである場合に、当該バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を表す。Bk+kmax−NLTE−A+1は拡張後の第1のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがk+kmax−NLTE−A+1である場合に、当該バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を表す。
方案B:Bmax−AとBmin−Aに応じて、第2のテーブルの具体的な設計関数を決定する。
Figure 0005575984
まず式(5)に従って計算を行う。ここで、kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値であり、kminは、Bkmin≧Bmin−Aを満たす最小値である。仮に本実施形態でBmax−A=1500000、Bmin−A=150000であるとすると、計算によって取得されるkmaxは、77であり、kminは、63である。従って第2のテーブルの具体的な設計関数は、以下の式(5−1)によって表される。
Figure 0005575984
上記の式によれば、NLTE−A=kmax−kmin+1が得られ、上記実施形態においてNLTE−A=15が得られる。
第2のテーブルの具体的な設計関数を生成するための2種類の設計方案は、具体的に拡張後の表1に基づいて抜き出して第2のテーブルを生成する場合に、以下の方案が更に実行されてもよい。
方案A−1(上記方案Aに基づく):B =0であり、つまり、バッファサイズインデックスが0である場合、バッファサイズが0で表される。バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・NLTE−A−1)である場合、このバッファサイズインデックスにより表されるバッファサイズ範囲は、下限値B k−1、上限値B の左開右閉区間とされる。バッファサイズインデックスがNLTE−Aである場合、バッファサイズは、B NLTE−A−1よりも大きい。
表2には、好適な本実施形態の前記方法に応じて拡張後の表1を抜き出すことによって取得された第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。本実施形態では、NLTE−A=63であり、B =B16=107、B NLTE−A−1=Bmax−A=1595876である。
Figure 0005575984
なお、表2においてバッファサイズインデックスIndex=62である場合、このインデックスにより表されるバッファサイズの上限は、Bkmax≧Bmax−Aを満たす最小値、即ち1595876とされる。LTE−Aの最大アップリンク速度を確実に示すために、当該上限値は、手動でBmax−A=1500000に設定されてもよい。即ちIndex=62である場合、表2に表されるバッファサイズは、1363134<BS≦1500000とされ、Index=63である場合、表2に表されるバッファサイズはBS>1500000とされる。
方案A−2(上記方案Aに基づく):B =0とされ、バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・NLTE−A−1)である場合、このバッファサイズインデックスにより表されるバッファサイズ範囲は、下限値B k−1、上限値B の左開右閉区間とされる。バッファサイズインデックスがNLTE−Aである場合、バッファサイズは、B NLTE−A−1よりも大きい。
表3には、好適な本実施形態の前記方法に応じて、拡張後の表1を抜き出すことによって取得された第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。本実施形態では、NLTE−A=63であり、B =B15=91、B NLTE−A−1=Bmax−A=1595876である。
Figure 0005575984
方案B−1(上記方案Bに基づく):バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・NLTE−A−1)である場合、このバッファサイズインデックスにより表されるバッファサイズ範囲は、下限値B 、上限値B k+1の左開右閉区間とされる。バッファサイズインデックスがNLTE−Aである場合、バッファサイズは、B NLTE−A−1よりも大きい。
表4には、好適な本実施形態の前記方法に応じて、拡張後の表1を抜き出すことによって取得された第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。本実施形態では、Bmin−A=150000、Bmax−A=1500000であり、NLTE−A=15である。
Figure 0005575984
UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちの実際のデータ量xに応じて、x<Bmaxの場合、第1のテーブル又は第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。また、x≧Bmaxの場合、UEは、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。あるいは、x≦Bmin−Aの場合、UEは、第1のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告し、x>Bmin−Aの場合、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。UEは、上記バッファ状態レポート(BSR)において、当該UEが第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかを基地局に通知する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEから通知された、第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかの情報に応じて、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて、第1のテーブル又は第2のテーブルを検索する。これにより、基地局は、UEのバッファサイズを取得することができる。
あるいは、UEがバッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、UEは、UEと基地局との間の規約又は基地局の指示に従って、第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索し、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEと基地局との間の規約又はこの前にUEへ送信した指示に従って、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて第1のテーブル又は第2のテーブルを検索することにより、UEのバッファサイズを取得することができる。UEと基地局との間の規約は、具体的には、以下のようなものである。基地局によってUEに割り当てられたアップリンクキャリア(当該アップリンクキャリアは稼働状態にある)が1つを超える場合、第2のテーブルが選択されて検索が行われる。逆に、基地局によってUEに割り当てられたアップリンクキャリア(当該アップリンクキャリアは稼働状態にある)が1つだけである場合、第1のテーブルが選択されて検索が行われる。UEが基地局の指示に従って第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索する処理は、具体的には、以下のようなものである。基地局が第1のテーブルを検索するようにUEに指示した場合、UEは、基地局から送信された指示に従って第1のテーブルを検索し、基地局が第2のテーブルを検索するようにUEに指示した場合、UEは、基地局から送信された指示に従って第2のテーブルを検索する。
本発明の実施形態1では、第2のテーブルの相対インデックス誤差が第1のテーブルの相対インデックス誤差に等いため、マルチキャリアシステムにおける効率的なアップリンクスケジューリングの実現に有利である。一方、NLTE−Aが63である場合、UEは、引き続き6bitでバッファサイズインデックスを表すことができる。従って、バッファ状態レポート(BSR)の報告フォーマットを修正する必要がなく、これにより、良好な下位互換性とシンプルなプロトコル様式を保証することができる。
本発明の実施形態2では、方案1における方式1に基づいて第2のテーブルが予め設定される。
本実施形態2では、方案1における方式1に記載の方法が採用されてテーブルが予め設定され、これにより、第2のテーブルの相対インデックス誤差が第1のテーブルの相対インデックス誤差に等しくなることが保証される。同時に良好な下位互換性とシンプルなプロトコル様式を保証するために、NLTE−Aは63とされる。Bmin−A、Bmax−A、NLTE−Aに基づいて第2のテーブルの具体的な設計関数を決定する。
Figure 0005575984
Figure 0005575984
ここで、Bmin−A=107、NLTE−A=63である。
具体的には、第2のテーブルの設計関数に応じて、第2のテーブルが生成される場合、以下の2種類の方案が実行される。
方案1(式(6)に基づく):B=0とされ、つまり、バッファサイズインデックスが0である場合、バッファサイズが0であると表される。バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・NLTE−A−1)である場合、このバッファインデックスにより表されるバッファサイズの範囲は、下限値Bk−1、上限値Bの左開右閉区間とされる。バッファサイズインデックスがNLTE−Aである場合、バッファサイズは、BNLTE−A−1よりも大きい。
表5には、好適な本実施形態の方案1の前記方法によって得られた第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。
Figure 0005575984
方案2(式6−1に基づく):B=0とされ、バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・NLTE−A−1)である場合に、このバッファサイズインデックスにより表されるバッファサイズの範囲は下限値Bk−1、上限値Bの左開右閉区間とされる。バッファサイズインデックスがNLTE−Aである場合、バッファサイズは、BNLTE−Aよりも大きい。
表6には、好適な本実施形態の方案2の前記方法によって得られた第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。
Figure 0005575984
UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するときに、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちの実際のデータ量xに応じて、x<Bmaxの場合、第1のテーブル又は第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。x≧Bmaxの場合、UEは、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。あるいはは、x≦Bmin−Aの場合、UEは、第1のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告し、x>Bmin−Aの場合、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。UEは、上記バッファ状態レポート(BSR)において、当該UEが第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかを基地局に通知する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEから通知された、第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかの情報に応じて、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて第1のテーブル又は第2のテーブルを検索する。これにより、基地局は、UEのバッファサイズを取得することができる。
あるいは、UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、UEと基地局との間の規約又は基地局の指示に従って、第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索し、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEと基地局との間の規約又はこの前UEへ送信した指示に従って、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて第1のテーブル又は第2のテーブルを検索することによって、UEのバッファサイズを取得することができる。UEと基地局との間の規約は、具体的には、以下のようなものである。基地局によってUEに割り当てられたアップリンクキャリア(当該アップリンクキャリアは稼働状態にある)が1つを超える場合、第2のテーブルを選択されて、検索が行われる。逆に、基地局によってUEに割り当てられたアップリンクキャリア(当該アップリンクキャリアは稼働状態にある)が1つだけである場合、第1のテーブルが選択されて検索が行われる。UEが基地局の指示に従って第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索する処理は、具体的には、以下のようなものである。基地局が第1のテーブルを検索するようにUEに指示した場合、UEは、基地局から送信された指示に従って第1のテーブルを検索し、基地局が第2のテーブルを検索するようにUEに指示した場合、UEは、基地局から送信された指示に従って第2のテーブルを検索する。
本発明の実施形態2では、第2のテーブルの相対インデックス誤差が第1のテーブルの相対インデックス誤差に等しいため、マルチキャリアシステムにおける効率的なアップリンクスケジューリングの実現に有利である。一方、NLTE−Aが63である場合、UEが引き続き6bitでバッファサイズインデックスを表すことができる。従って、バッファ状態レポート(BSR)の報告フォーマットを修正する必要がなく、これにより、良好な下位互換性とシンプルなプロトコル様式を保証することができる。
本発明の実施形態3では、方案1における方式1に基づいて第2のテーブルが予め設定される。
本実施形態では、方案1における方式1に記載の前記方法が採用されて第2のテーブルが予め設定され、式(6−1)を使用して、Bmin−A、Bmax−A、NLTE−Aに基づいて第2のテーブルの具体的な設計関数が決定される。
Figure 0005575984
即ち第1のテーブルにおける最大誤差を取り、NLTE−Aが63であり、Bmax−A=1500000である。
第2のテーブルの具体的な設計関数に従って、第2のテーブルを生成する場合、B=10287とされ、バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・NLTE−A−1)である場合、このバッファサイズインデックスにより表されるバッファサイズの範囲は、下限値B、上限値Bk+1の左開右閉区間とされる。バッファサイズインデックスがNLTE−Aである場合、バッファサイズは、BNLTE−Aよりも大きい。
表7には、好適な本実施形態の前記方法によって得られた第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。
Figure 0005575984
UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちの実際のデータ量xに応じて、x<Bmaxの場合、第1のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。x≧Bmaxの場合、UEは、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。又は、x≦Bmin−Aの場合、UEは、第1のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告し、x>Bmin−Aの場合、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。UEは、上記バッファ状態レポート(BSR)において、当該UEが第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかを基地局に通知する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEから通知された、第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかの情報に応じて、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて第1のテーブル又は第2のテーブルを検索する。これにより、基地局は、UEのバッファサイズを取得することができる。
あるいは、UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、UEと基地局との間の規約又は基地局の指示に従って、第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEと基地局との間の規約又はこの前にUEへ送信した指示に従って、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて第1のテーブルか第2のテーブルを検索することによって、UEのバッファサイズを取得することができる。UEと基地局との間の規約は、具体的には、以下のようなものである。基地局によりUEに割り当てられたアップリンクキャリア(当該アップリンクキャリアは稼働状態にある)が1つを超える場合、第2のテーブルが選択されて、検索が行われる。逆に、基地局によりUEに割り当てられたアップリンクキャリア(当該アップリンクキャリアは稼働状態にある)が1つだけである場合、第1のテーブルが選択されて、検索が行われる。UEが基地局の指示に従って第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索する処理は、具体的には、以下のようなものである。基地局が第1のテーブルに基づいて検索するようにUEに指示した場合に、UEは、基地局から送信された指示に従って第1のテーブルを検索し、基地局が第2のテーブルに基づいて検索するようにUEに指示した場合、UEは、基地局から送信された指示に従って第2のテーブルを検索する。
本発明の実施形態3では、第2のテーブルの相対インデックス誤差が第1のテーブルの相対インデックス誤差より小さいため、マルチキャリアシステムにおける効率的なアップリンクスケジューリングの実現に有利である。一方、NLTE−Aが63である場合、UEが引き続き6bitでバッファサイズインデックスを表すことができる。従って、バッファ状態レポート(BSR)の報告フォーマットを修正する必要がなく、これにより、良好な下位互換性とシンプルなプロトコル様式を保証することができる。本実施形態では、第2のテーブルの相対イデックス誤差が第1のテーブルの相対インデックス誤差よりも小さく、さらに効率的にリソースの割り当て効率を高めることができる。実際に、第1のテーブルの相対インデックス誤差は、許容可能な相対インデックス誤差であることが検証されており、従って、本実施形態では、第2のテーブルと第1のテーブルが同じ相対インデックス誤差を持つように維持される。即ち、Bmin−A、Bmax−Aが上述の値に維持される。NLTE−Aの値を小さくすることで、マルチキャリアシステムにおけるリソーススケジューリングの有効性を保証することもできる。好適な本実施形態において、NLTE−Aが小さくされた後のテーブルの内容については、詳しく説明しない。
本発明の実施形態4では、方案1における方式1に基づいて第2のテーブルが予め設定される。
本実施形態では、方案1における方式1に記載の方法が採用されて第2のテーブルを予め設定され、Bmin−A、Bmax−A、NLTE−Aに基づいて第2のテーブルの具体的な設計関数が決定される。
Figure 0005575984
ここで、Bmin−A=150000、即ち第1のテーブルにおける最大バッファサイズを取り、NLTE−Aが63であり、Bmax−A=1500000である。
第2のテーブルの具体的な設計関数に従って、第2のテーブルを生成する場合において、バッファサイズインデックスがk(k=1、2、・・・NLTE−A−1)である場合、このバッファサイズインデックスにより表されるバッファサイズの範囲は、下限値Bk+1、上限値Bk+2の左開右閉区間とされる。バッファサイズインデックスがNLTE−Aである場合、バッファサイズはBNLTE−Aよりも大きい。
表8には、好適な本実施形態の前記方法によって得られた第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。
Figure 0005575984
UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちの実際のデータ量xに応じて、x<Bmaxの場合、第1のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。x≧Bmaxの場合、UEは、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。UEは、バッファ状態レポート(BSR)において、当該UEが第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかを基地局に通知する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEから通知された、第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかの情報に応じて、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて第1のテーブル又は第2のテーブルを検索する。これにより、基地局は、UEのバッファサイズを取得することができる。
本発明の実施形態4では、第2のテーブルの相対インデックス誤差が第1のテーブルの相対インデックス誤差よりも小さいため、マルチキャリアシステムにおける効率的なアップリンクスケジューリングの実現に有利である。一方、NLTE−Aが63である場合、UEが引き続き6bitでバッファサイズインデックスを表すことができる。従って、バッファ状態レポート(BSR)の報告フォーマットを修正する必要がなく、これにより、良好な下位互換性とシンプルなプロトコル様式を保証することができる。本実施形態では、第2のテーブルの相対インデックス誤差が第1のテーブルの相対インデックス誤差よりも小さく、さらに効率的にリソースの割り当て効率を高めることができる。実際に、第1のテーブルの相対インデックス誤差は、許容可能な相対インデックス誤差であることが検証されており、従って、本実施形態では、第2のテーブルと第1のテーブルが同じ相対インデックス誤差を持つように維持される。即ちBmin−A、Bmax−Aが上述の値に維持される。NLTE−Aの値を小さくすることで、マルチキャリアシステム内のリソーススケジューリングの有効性を保証することもできる。好適な本実施形態において、NLTE−Aが小さくされた後のテーブルの内容については、詳しく説明しない。
本発明の実施形態5では、方案2に基づいて第2のテーブルが予め設定される。
本実施形態では、第2のテーブルにおける最初の64個のバッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズが第1のテーブルのバッファサイズと完全に一致することを保証するとともに、150Kbytes〜1500Kbytesのバッファサイズインデックスの相対インデックス精度を15%に維持することを保証するために、第2のテーブルは、第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズが高められ、バッファサイズインデックスが増やされる。第2のテーブルの具体的な設計関数は、Bmax−A、NLTE−Aに基づいて決定される。
Figure 0005575984
ここで、Bmin−A=Bmin、Bmax−A=1500000、NLTE−A=78である。表9には、好適な本実施形態の前記方法によって得られた第2のテーブル内のバッファサイズインデックス及びそれに対応するバッファサイズが示されている。実施形態5では、第2のテーブルの相対インデックス誤差が第1のテーブルの相対イデックス誤差に等しく、また、統一的な相対インデックス誤差を用いて10Byte〜1500Kbytesのバッファサイズを示すことができるため、マルチキャリアシステムにおける効率的なアップリンクスケジューリングの実現に有利である。
Figure 0005575984
UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちの実際のデータ量xに応じて、x<Bmaxの場合、第1のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。x≧Bmaxの場合、UEは、第2のテーブルを検索して、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを基地局に報告する。UEは、バッファ状態レポート(BSR)において、UEが第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかを基地局に通知する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)を受信した後、UEから通知された、第1のテーブルを検索したか、それとも第2のテーブルを検索したかの情報に応じて、UEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて第1のテーブル又は第2のテーブルを検索する。これにより、基地局は、UEのバッファサイズを取得することができる。
以上の全ての実施形態において、LTE−AシステムにアクセスしたLTE UEは、引き続き第1のテーブルを検索してバッファ状態レポート(BSR)を報告する。
上記バッファサイズインデックスの報告方法に対応して、本発明は、バッファサイズインデックスの報告システムを更に提供する。このシステムは、テーブルプリセットモジュール、UE及び基地局を含む。ここで、テーブルプリセットモジュールは、2つのバッファサイズインデックステーブル、即ち第1のテーブルと第2のテーブルを予め設定する。第1のテーブルは、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックステーブルであり、第2のテーブルは、前記第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されるか、又は、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで得られたテーブルである。UEは、バッファ状態レポート(BSR)を報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG)内の全てのロジックチャネル(LCH)における伝送待ちのデータ量に応じて、予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索してバッファサイズインデックスを取得する。または、UEは、UEと基地局との間の規約又は基地局の指示に応じて、予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索してバッファサイズインデックスを取得する。UEは、検索によって取得されたバッファサイズインデックスをバッファ状態レポート(BSR)を介して基地局に送信する。基地局は、UEから報告されたバッファ状態レポート(BSR)から、バッファサイズインデックスを取得する。
テーブルプリセットモジュールは、第1のテーブルに基づいて最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、NLTE−Aの値を、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定する。そして、Bmin−A、Bmax−A及びNLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する。あるいは、テーブルプリセットモジュールは、第1のテーブルに基づいて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、第1のテーブルのバッファサイズインデックスをkmaxに拡張する。ここで、kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値であり、Bk−maxは、拡張後の第1のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがkmaxである場合に、前記バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を示す。テーブルプリセットモジュールは、第2のテーブルとして、拡張後の第1のテーブルにおけるB=Bmin−A〜Bk−maxのバッファサイズインデックスを抜き出す。第2のテーブルトータルのバッファサイズインデックスは、NLTE−Aであり、NLTE−Aの値は、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定される。
前記テーブルプリセットモジュールは、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やした後、更に、LTEによって使用される最小バッファサイズBmin、並びに上記Bmax−A及び上記NLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する。
以上説明したように、本発明によれば、バッファ状態レポート(BSR)によってUEから報告されたバッファサイズインデックスに基づいて、基地局がアップリンクグラントを割り当てることにより、アップリンクグラントがさらに合理的かつ正確になる。これにより、効率的にキャリアアグリゲーション(即ちマルチキャリアシステム)におけるスケジューリング効率を向上させることができ、リソースの合理的な割り当てを保証することができる。
以上は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。

Claims (8)

  1. バッファサイズインデックスの報告方法であって、
    2つのバッファサイズインデックステーブル、即ち第1のテーブル及び第2のテーブルを予め設定し、前記第1のテーブルは、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムによって使用されるバッファサイズインデックステーブルであり、前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルと比べて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されるか、又は、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで取得され、
    ユーザ端末(UE:User Equipment)が、バッファ状態レポート(BSR:Buffer State Report)を報告するとき、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得し、
    前記UEが、検索によって取得されたバッファサイズインデックスを、BSRを介して前記基地局に送信し、
    前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルと比べて、最大バッファサイズをB max−A に高め、かつ、最小バッファサイズをB min−A に高めるように設定されることで取得され、
    第1のテーブルと比べて、最大バッファサイズをB max−A に高め、かつ、最小バッファサイズをB min−A に高めた後、更に、
    LTE−A の値を、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定し、
    前記B min−A 、前記B max−A 及び前記N LTE−A に応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、
    決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する
    ことを特徴とするバッファサイズインデックスの報告方法。
  2. 前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルと比べて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されることで取得され、
    第1のテーブルと比べて最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、
    第1のテーブルのバッファサイズインデックスをkmaxに拡張し、前記kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値であり、Bk−maxは、拡張後の第1のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがkmaxである場合に、前記バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を示し、
    第2のテーブルとして、拡張後の第1のテーブルにおけるB=Bmin−A〜Bk−maxのバッファサイズインデックスを抜き出し、第2のテーブルにおけるトータルのバッファサイズインデックスは、NLTE−Aであり、NLTE−Aの値は、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッファサイズインデックスの報告方法。
  3. 前記第2のテーブルは、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで取得され、
    最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やした後、更に、
    LTEによって使用される最小バッファサイズBmin、並びに前記Bmax−A及び前記NLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッファサイズインデックスの報告方法。
  4. 更に、
    前記UEが、BSRを報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG:Logical Channel Group)内の全てのロジックチャネル(LCH:Logical CHannel)における伝送待ちのデータ量のサイズに応じて、又は、UEと基地局との間の規約若しくは基地局の指示に応じて、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のバッファサイズインデックスの報告方法。
  5. テーブルプリセットモジュールと、ユーザ端末(UE:User Equipment)と、基地局とを含む、バッファサイズインデックスの報告システムであって、
    前記テーブルプリセットモジュールは、2つのバッファサイズインデックステーブル、即ち第1のテーブル及び第2のテーブルを予め設定し、前記第1のテーブルは、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムによって使用されるバッファサイズインデックステーブルであり、前記第2のテーブルは、前記第1のテーブルと比べて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めるように設定されるか、又は、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やすように設定されることで取得され、
    前記UEは、バッファ状態レポート(BSR:Buffer State Report)を報告するとき、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得し、
    前記基地局は、前記UEによって報告されたBSRから、バッファサイズインデックスを取得し、
    前記テーブルプリセットモジュールは、第1のテーブルと比べて、最大バッファサイズをB max−A に高め、かつ、最小バッファサイズをB min−A に高めた後、更に、
    LTE−A の値を、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定し、前記B min−A 、前記B max−A 及び前記N LTE−A に応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する
    ことを特徴とするバッファサイズインデックスの報告システム。
  6. 前記テーブルプリセットモジュールは、第1のテーブルと比べて、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、最小バッファサイズをBmin−Aに高めた後、更に、
    第1のテーブルのバッファサイズインデックスをkmaxに拡張し、前記kmaxは、Bk−max≧Bmax−Aを満たす最小値であり、前記Bk−maxは、拡張後の第1のテーブルにおいてバッファサイズインデックスがkmaxである場合に、前記バッファサイズインデックスによって示されるバッファサイズ範囲の上限値を示し、
    第2のテーブルとして、拡張後の第1のテーブルにおけるB=Bmin−A〜Bk−maxのバッファサイズインデックスを抜き出し、第2のテーブルにおけるトータルのバッファサイズインデックスは、NLTE−Aであり、NLTE−Aの値は、LTEシステムによって使用されるバッファサイズインデックスの値N以下に設定される
    ことを特徴とする請求項に記載のバッファサイズインデックスの報告システム。
  7. 前記テーブルプリセットモジュールは、最大バッファサイズをBmax−Aに高め、かつ、バッファサイズインデックスをNLTE−Aに増やした後、更に、
    LTEによって使用される最小バッファサイズBmin、並びに前記Bmax−A及び前記NLTE−Aに応じて、前記第2のテーブルの設計関数を決定し、決定された設計関数に応じて、第2のテーブルを予め設定する
    ことを特徴とする請求項に記載のバッファサイズインデックスの報告システム。
  8. 前記UEは、更に、BSRを報告するとき、ロジックチャネルグループ(LCG:Logical Channel Group)内の全てのロジックチャネル(LCH:Logical CHannel)における伝送待ちのデータ量のサイズに応じて、又は、UEと基地局との間の規約若しくは基地局の指示に応じて、前記予め設定された第1のテーブル又は第2のテーブルを選択、検索して、バッファサイズインデックスを取得する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のバッファサイズインデックスの報告システム。
JP2013515659A 2010-06-22 2010-06-22 バッファサイズインデックスの報告方法及び報告システム Active JP5575984B2 (ja)

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