JP5575909B2 - アクセスポイントによる送信のためのハンドオーバパラメータの決定 - Google Patents

アクセスポイントによる送信のためのハンドオーバパラメータの決定 Download PDF

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Description

[優先権の主張]
本出願は、参照により本明細書に組み込まれ、代理人事件番号100160P1号が割り当てられた、2009年10月22日に出願された米国仮出願61/254,148号の利益および優先権を主張する。
[分野]
本願は一般的に無線通信に関し、さらに詳細には、アクセスポイントによって送信されるべきパラメータを決定することに関するが、これに限定されるわけではない。
[序論]
無線通信ネットワークは、様々なタイプのサービス(例えば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)を、定義された地理的エリアのユーザに提供するために、この地理的エリアにわたって展開されうる。典型的なインプリメンテーションにおいて、マクロアクセスポイント(例えば、各々が、1または複数のセルを介してサービスを提供する)は、マクロネットワークによってサービス提供される地理的エリア内で動作しているアクセス端末(例えば、携帯電話)に無線接続性を提供するために、マクロネットワーク全体に分散される。マクロネットワーク展開は、その地理的領域にわたって優れたカバレッジを供給するために、慎重に、計画、設計、および実現される。しかしながら、そのような慎重な計画も、室内環境における経路損失、フェーディング(fading)、マルチパス、シャドーウィングなどのチャネル特性に対して完全には適応することができない。このように、室内のユーザは、カバレッジ問題(例えば、呼の切断、品質の低下)に直面することが多く、それは粗末なユーザ経験に帰着する。
従来のネットワークのアクセスポイント(例えば、マクロアクセスポイント)を補うために、小さいカバレッジのアクセスポイントが展開され(例えば、ユーザの家に設置され)、よりロバスト(robust)な室内無線カバレッジまたは別のカバレッジをアクセス端末に提供しうる。このような小さいカバレッジのアクセスポイントは、例えば、フェムトアクセスポイント、フェムトセル、ホームノードB、ホーム発展型ノードB、あるいは、アクセスポイント基地局と呼ばれうる。典型的に、このような小さいカバレッジのアクセスポイントは、DSLルータまたはケーブルモデムを介して、インターネット、および、モバイルオペレータのネットワークに接続される。便宜上、下の論述において、小さいカバレッジのアクセスポイントは、フェムトセルまたはフェムトアクセスポイントと呼ばれうる。
多数のフェムトセルの計算外な展開は、様々な動作的問題を提示しうる。1つの例として、マクロネットワークとフェムトセルとの間でのアクセス端末のモビリティ管理について、複数の問題が生じうる。ここで、アクセス端末はネットワークと関連付けられた地理的エリア中を動き回るため、所与のセル内のアクセス端末の信号条件は劣化しうる。それにより、アクセス端末は、ネットワーク内の別のセル(例えば、アクセスポイント)によってより優れたサービスを提供されうる。すなわち、アクセス端末が、アイドルモードで別のセルへの再選択を行うこと、あるいは、アクティブモードで別のセルにハンドオーバすることが望まれうる。典型的な例は、現在マクロセルによってサービス提供されているモバイル加入者が、この加入者のフェムトセル(femto cell)が展開される場所(例えば、加入者の家)に来た場合、あるいは、現在フェムトセルによってサービス提供されているモバイル加入者が、このフェムトセルのカバレッジを出て、マクロセルからのサービスを獲得する必要がある場合であろう。
このようなモビリティを容易にするために、アクセス端末は、近くのセルの信号(例えば、ビーコン/パイロット信号)を定期的にモニタリングする。次に、これらの信号は、アクセス端末が、サービス提供している現在のセルに残るべきか、別のセルに切り替えるべきかを決定するために比較されうる。実際、1または複数のパラメータが使用され、アクセス端末が、どれだけ積極的に(例えば、どの信号条件下で)別のセルの探索を行うかを制御しうる。加えて、1または複数のパラメータが使用され、アクセス端末が、いつ(例えば、どんな信号条件下で)、別のセルへの再選択を行ったり、別のセルにハンドオーバしたりするかを制御しうる。
例えば、SIB 3およびSIB 11などのマクロシステム情報ブロック(SIB)セッティングは、優れたフェムトセル発見パフォーマンスを確実にし、マクロアクセス端末(例えば、フェムトセルのけるアクセスが認可されていないアクセス端末)による不必要な登録の試みを回避するように設定されうる。アクセス端末が、フェムトセルにキャンプオン(camp on)されると、アクセス端末は、アイドルセル再選択のために、フェムトセルによってブロードキャストされるSIBセッティングを使用する。このように、フェムトセルSIBパラメータ(例えば、SIB 3およびSIB 11)は、ホームアクセス端末(例えば、フェムトセルにおけるアクセスが認可されたアクセス端末)に優れたパフォーマンスを提供するようにも設定されうる。特に、ホームアクセス端末がフェムトセルカバレッジを出る際に、このホームアクセス端末がタイミング良くマクロセルへの再選択を行うことで、アクセス端末が機能停止しないように、フェムトセルのSIBパラメータを設定することが望まれうる。さらに、フェムトセルとマクロセルとの間のピンポン現象(ping-ponging effect)(例えば、アクセス端末が、フェムトセルとマクロセルとの間で再選択を行ったり来たりさせること)を回避することが望まれうる。マクロセルへのタイミングの良い再選択、および、フェムトセルとマクロセルとの間のピンポン現象の回避は、ページング失敗(missed page)、通話切断(call drop)、アクセス端末のバッテリー寿命の観点からパフォーマンスを改善しうる。
探索閾値(例えば、シントラサーチ(Sintrasearch)およびシンターサーチ(Sintersearch))に従うアクセス端末の場合、フェムトセルによってブロードキャストされる探索閾値は比較的低く設定され、アクセス端末は、フェムトセルでの信号品質が比較的低い場合(例えば、Ecp/I<―15dBの場合)にのみ探索を行いうる。これは、特に、マクロEcp/Iが比較的高いマクロセルサイトの近くにおいて、フェムトセルとマクロセルとの間での起こりうるピンポンを回避しうる。同時に、フェムトセルによってブロードキャストされるQhystパラメータは低い値(例えば、2dB)に設定され、特に、マクロEcp/Iが比較的低いマクロセルエッジにフェムトセルが位置する場合に、フェムトセルからマクロセルへのタイミングの良いセル再選択を確実にしうる。
しかしながら、いくつかのアクセス端末は、探索閾値に関係なく、探索を実行しうる。これらのアクセス端末について、シントラサーチおよびシンターサーチパラメータは、上述のピンポン現象の回避に役立たない可能性がある。
本開示のいくつかの例示的な態様についての概要が次に続く。この概要は、読者に都合良いように提供され、本開示の範囲を完全には定義しない。便宜上、本明細書において、「いくつかの態様(some aspect)」という用語は、本開示の単一の態様または複数の態様を指すために使用されうる。
本開示は、いくつかの態様において、アクセス端末のモビリティを容易にするために、アクセスポイントによる送信用の1または複数のパラメータを決定することに関する。例えば、いくつかの態様において、パラメータは、アクセス端末に対して発生しうるセル間のピンポンを緩和する方法で決定されうる。加えて、いくつかの態様において、パラメータは、アクセス端末がアクセスポイントに過度に長い間留まった結果として生じる機能停止(outage)を緩和する方法で決定されうる。
これらのパラメータは、様々な形態をとりうる。例えば、いくつかの態様において、これらのパラメータは、Qhystパラメータ、Qqualminパラメータ、Treselectionパラメータ、Qrxlevminパラメータ、Qoffsetパラメータのようなアイドルモードセル再選択パラメータを含みうる。加えて、いくつかの態様において、これらのパラメータは、ヒステリシス(Hyst)パラメータ、セル個別オフセット(CIO)パラメータ、タイム・ツー・トリガ(time to trigger)パラメータのようなアクティブモードハンドオーバ(active mode handover)パラメータを含みうる。
これらのパラメータは、様々な要因に基づいて決定されうる。例えば、いくつかの態様において、セル再選択パラメータおよび/またはハンドオーバパラメータは、あるアクセスポイント(例えば、フェムトセル)における別のアクセスポイント(例えば、マクロセル)からの信号の品質に基づいて決定されうる。加えて、いくつかの態様において、セル再選択パラメータおよび/またはハンドオーバパラメータは、あるアクセス端末(例えば、フェムトセル)と別のアクセスポイント(例えば、マクロセル)との近接度(proximity)に基づいて決定されうる。
本開示のこれらおよび別の例示的な態様は、次に続く発明を実施するための形態および添付の特許請求の範囲、並びに、添付図において記述されるであろう。
図1は、アクセスポイントが、決定された信号品質および/または近接度に基づいてモビリティパラメータを送信する通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略化されたブロック図である。 図2は、決定された信号品質および/または近接度に基づいてモビリティパラメータを送信するために行われうる動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 図3は、決定された信号品質に基づいてセル再選択パラメータを送信するために行われうる動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 図4は、決定された近接度に基づいてセル再選択パラメータを送信するために行われうる動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 図5は、決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを送信するために行われうる動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 図6は、決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを送信するために行われうる動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 図7は、複数のアクセスポイントについての決定された信号品質に基づいてセル再選択パラメータおよび/またはハンドオーバパラメータを送信するために行われうる動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 図8は、通信ノードで用いられうるコンポーネントのいくつかの例示的な態様の簡略化されたブロック図である。 図9は、無線通信システムの簡略化された図である。 図10は、フェムトセルノードを含む無線通信システムの簡略化された図である。 図11は、無線通信システムのためのカバレッジエリアを示す簡略化された図である。 図12は、通信コンポーネントのいくつかの例示的な態様の簡略化されたブロック図である。 図13は、本明細書において教示されるように、決定された信号品質および/または近接度に基づいてモビリティパラメータを送信するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略化されたブロック図である。 図14は、本明細書において教示されるように、決定された信号品質および/または近接度に基づいてモビリティパラメータを送信するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略化されたブロック図である。 図15は、本明細書において教示されるように、決定された信号品質および/または近接度に基づいてモビリティパラメータを送信するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略化されたブロック図である。 図16は、本明細書において教示されるように、決定された信号品質および/または近接度に基づいてモビリティパラメータを送信するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略化されたブロック図である。
一般的な実施に従って、図に示される様々な特徴は、原寸大で示されない可能性がある。結果として、様々な態様の大きさは、簡略化のために、自由に拡張または縮小されうる。加えて、図のうちのいくつかは、明瞭さのために簡略化されうる。このように、図は、所与の装置(例えば、デバイス)または方法の全てのコンポーネントを描写するわけではない。最後に、同様の参照番号は、本明細書および図面全体を通して同様の特徴を表すために使用されうる。
本開示の様々な態様が下に記述される。本明細書の教示が多種多様な形態で組み込まれうること、および、本明細書に開示されている任意の特定の構造、機能、または両方が、単に例示的なものであることは明白であるべきである。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本明細書に開示される態様が、任意の別の態様とは独立して実施されうること、並びに、これらの態様のうちの2つ以上が様々な方法で組み合わせられうることを認識するべきである。例えば、本明細書に示される任意の数の態様を使用して、装置が実現されるか、方法が実施されうる。加えて、本明細書に示される1または複数の態様に加えて、あるいは、それらを除いて、別の構造、機能性、または、構造と機能性を使用して、そのような装置が実現されるか、あるいは、そのような方法が実施されうる。さらに、態様は、特許請求の範囲の少なくとも1つのエレメントを備えうる。
図1は、例示的な通信システム100(例えば、通信ネットワークの一部)のいくつかのノードを示す。例示目的のために、本開示の様々な態様が、互いに通信する1または複数のアクセス端末、アクセスポイント、およびネットワークエンティティに関して記述されるであろう。しかしながら、本明細書の教示が、別の用語で呼ばれうる別のタイプの装置または類似した別の装置に適用可能でありうることは認識されるべきである。例えば、様々なインプリメンテーションにおいて、アクセスポイントは、基地局、ノードB、発展型ノードB、フェムトセル、マクロセルなどと呼ばれるか、それとして実現され、アクセス端末は、ユーザ機器(UE)、モバイル局などと呼ばれるか、それとして実現されうる。
システム100のアクセスポイントは、1または複数のサービス(例えば、ネットワーク接続性)へのアクセスを、システム100のカバレッジエリア内に設置されているか、システム100のカバレッジエリア中を動き回りうる1または複数の無線端末(例えば、アクセス端末102)に提供する。例えば、様々な時点において、アクセス端末102は、アクセスポイント104、アクセスポイント106、または、システム100内のあるアクセスポイント(示されない)に接続しうる。これらのアクセスポイントの各々は、広域ネットワーク接続性を容易にするために、1または複数のネットワークエンティティ(便宜上、ネットワークエンティティ108と表される)と通信しうる。
これらのネットワークエンティティは、例えば、1または複数の無線および/またはコアネットワークエンティティなどの様々な形態をとりうる。このように、様々なインプリメンテーションにおいて、ネットワークエンティティは、ネットワーク管理(例えば、動作、運営、管理、プロビジョニングエンティティを介した)、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、ネットワーク間機能、あるいは、ある別の適切なネットワーク機能性のうちの少なくとも1つのような機能性を表しうる。いくつかの態様において、モビリティ管理は、トラッキングエリア、位置エリア、ルーティンエリア、あるいは、ある別の適切な技術を用いて、アクセス端末の現在の位置を追跡し続けることと、アクセス端末へのページングを制御することと、アクセス端末にアクセス制御を提供することとに関する。さらに、これらのネットワークエンティティのうちの2つ以上は同じ場所に位置し、および/または、これらのネットワークエンティティのうちの2つ以上は、ネットワーク全体に分散されうる。
システム100のアクセスポイントは、アクセス端末がアイドルモードセル再選択動作およびアクティブモードハンドオーバ動作をそれぞれどのように行うかについての様々な態様を制御するために、セル再選択パラメータおよびハンドオーバパラメータを送信する。図1の例において、アクセスポイント104(例えば、フェムトセル)は、点線110で表されるように、セル再選択パラメータおよびハンドオーバパラメータを送信する。アクセスポイント104の近くに存在するアクセス端末(例えば、アクセス端末102)は、これらのパラメータを受信し、様々なモビリティ動作(例えば、別のセルへの再選択を行うか否かを決定すること、ハンドオーバ関連動作を行うか否かを決定すること、周波数間探索を実行するか否かを決定すること)を制御するためにそれらを使用する。
本明細書の教示に従って、アクセスポイントは、動的に(すなわち、アクセスポイントの位置に関連して)そのようなパラメータの値を特定し、改善されたセル再選択パフォーマンスおよび/またはハンドオーバパフォーマンスを提供しうる。特に、アクセスポイントは、アクセスポイントの位置に基づいて異なるパラメータセッティングを用いて、これらのパラメータを使用するアクセス端末のパフォーマンスを改善しうる(例えば、より少ないページング失敗、より少ない通話切断、および、より長いバッテリー寿命の観点から)。例えば、パラメータは、第1のアクセスポイント(例えば、フェムトセル)が、第2のアクセスポイント(例えば、マクロセル)のセルサイトに位置する場合に、ある値に設定され、アクセスポイントが、第2のアクセスポイントのセルエッジに位置する場合に異なる値に設定されうる。
第1のアクセスポイントがセルサイトに存在する場合、パラメータは、現在第1のアクセスポイントにキャンプオンしているか、あるいは、それよってサービス提供されているアクセス端末が第2のアクセスポイントへの早期再選択を行うであろう可能性を減らすように設定される。例えば、パラメータは、第1のアクセスポイントにとどまる方向に、あらゆる再選択またはハンドオーバ決定をバイアスするように設定されうる。このように、このパラメータセッティングは、この場合は両方のアクセスポイントからの比較的強い信号の存在によりアクセス端末に対して生じうるセル間のピンポンを緩和する。
第1のアクセスポイントがセルエッジに存在する場合、パラメータは、第1のアクセスポイントからのサービスの衰え(例えば、アクセス端末が、第1のアクセスポイントから離れることによる)を経験しているアクセス端末が、第2のアクセスポイントへの再選択を行わずに、第1のアクセスポイントに留まるであろう可能性を減らすように設定されうる。例えば、パラメータは、第1のアクセスポイントにおける信号品質が衰えている場合に、あらゆる再選択またはハンドオーバ決定を、第1のアクセスポイントに留まらない方向にバイアスするように設定される。このように、このパラメータセッティングは、これらの条件下で、アクセス端末が過度に長い時間第1のアクセスポイントに留まった結果として起こりうる機能停止を緩和する。
上の観点から、第1のアクセスポイントは、第1のアクセスポイントと、第2のアクセスポイントのセルサイトまたはセルエッジとの近接度を決定することによって、セル再選択パラメータおよび/またはハンドオーバパラメータに使用されるべき値を決定(例えば、選択、調整、計算、または受信)しうる。このように、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルサイトに位置するかセルエッジに位置するかに依存して、第1のアクセスポイントは、これらのパラメータを受信する近くのアクセス端末の効率的な再選択および/またはハンドオーバを容易にするために、適切なパラメータを自動的に送信しうる。
特定の例として、フェムトセルのQhystパラメータは、フェムトセルがマクロセルのセルエッジに位置する場合に比較的低い値に設定され、一方で、フェムトセルのQhystパラメータは、フェムトセルがマクロセルのセルサイトに位置する場合に比較的高い値に設定されうる。これは、マクロ信号品質が低いセルエッジにおいて、アクセス端末がフェムトセルを出る際に、このアクセス端末がフェムトセルからマクロセルにタイミング良く再選択することを確実にしうる。ここで、Qhystパラメータがセルエッジにおいて極めて高く設定された場合、マクロセルは、フェムトセルよりも高くランクされず、それによって、アクセス端末は、アクセス端末が、フェムトセルから比較的離れている場合であっても、フェムトセルに留まりうる。このような場合、アクセス端末は、いずれ機能停止になりうる。一方、セルサイトにおいて、フェムトセルのQhystパラメータは、アクセス端末が、フェムトセルとマクロセルとの間をピンポンする状況を回避するために、より高い値に設定されうる。ここで、フェムトセルのQhystパラメータが極めて低く設定された場合、マクロセルは、フェムトセル境界において、フェムトセルよりも高くランクされ、結果として、アクセス端末は、フェムトセルからマクロセルへの早期再選択を行いうる。この場合、アクセス端末がマクロセルへ移動し、フェムトセル品質が十分に優れている場合、アクセス端末は、迅速に(または、比較的早く)、フェムトセルへの再選択を行いうる。
いくつかの態様において、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルサイトに位置するかセルエッジに位置するかについての決定は、アクセスポイントの相対的な近接度を決定すること、および/または、第2のアクセスポイントによって送信される信号が第1のアクセスポイントに現れた際にその信号の品質を決定することを含みうる。例えば、図1において、アクセスポイント104は、アクセスポイント104とアクセスポイント106との近接度の決定に基づいて、セル再選択およびハンドオーバパラメータを決定しうる。加えて、アクセスポイント104は、アクセスポイント104におけるアクセスポイント106からの信号の品質の決定に基づいて、セル再選択およびハンドオーバパラメータを決定しうる。
従って、アクセスポイント104は、信号品質決定コンポーネント114によって提供される信号品質情報に基づいて、あるいは、近接度決定コンポーネント116によって提供される近接度情報に基づいて、セル再選択パラメータおよび/またはハンドオーバパラメータを決定するパラメータ決定コンポーネント112を含む。コンポーネント114および116は、アクセスポイント104においてアクセスポイント106から受信される信号(線118で表される)、アクセス端末102から受信される信号および/または近接度情報(線120で表される)、または、ネットワークバックホールを介して受信される信号および/または近接度情報(線122で表される)のうちの1または複数に基づいて、それぞれの情報を決定する。
図2は、本明細書の教示に従って、1または複数のセル再選択パラメータおよび/または1または複数のハンドオーバパラメータを提供するために、アクセスポイントにおいて用いられうる例示的な動作を記述する。この例において、第1のアクセスポイント(例えば、フェムトセル)は、第2のアクセスポイント(例えば、マクロセル)によって送信された信号の信号品質を決定することによって、あるいは、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定することによって、それが送信するであろうパラメータ値を決定する。
図2のブロック202で表されるように、第1のアクセスポイントは、第1のアクセスポイントによって送信されるべきパラメータを決定するために後に使用されるであろう信号品質情報および/または近接度情報を決定する。
第1のアクセスポイントは、信号品質情報を様々な方法で決定しうる。例えば、第1のアクセスポイントは、第1のアクセスポイントにおける信号の品質属性の推定を測定、推定、または受信しうる。この信号品質属性は、例えば、パイロット強度(Ecp/I)または受信信号コード電力(received signal code power:RSCP)などの様々な形態をとりうる。
いくつかの場合において、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントによって送信される信号の品質属性を測定する。例えば、第1のアクセスポイントがネットワーク受信モード(network listen mode)能力(例えば、順方向リンク受信機および対応する復号能力)を含む場合、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントから受信される信号のEcp/I、RSCP、あるいは、ある別の属性を測定しうる。加えて、いくつかの場合において、第1のアクセスポイントは、受信信号に基づいて信号品質情報を生成しうる(例えば、本明細書で論述されるように、アクセスポイント間の経路損失を推定する)。
いくつかの場合において、第1のアクセスポイントは、近くのアクセス端末から信号品質情報を受信する。例えば、現在、第1のアクセスポイントにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末は、第2のアクセスポイントによって送信された受信信号の品質属性を測定しうる。アクセス端末が第1のアクセスポイントの極めて近接に存在するため、この信号品質情報は、第1のアクセスポイントにおける信号品質の推定を提供する。次に、アクセス端末は、この信号品質情報(例えば、信号品質のインジケーション)を第1のアクセスポイントに報告しうる。特定の例として、フェムトセルは、マクロ信号を測定するために、そのアクセス端末(例えば、フェムトセルにキャンプオンしているか、あるいは、それによってサービス提供されているホームUE)の各々に要求を送りうる。要求を受信する各アクセス端末は、次に、そのアクセス端末によって見られるRF条件に関する情報を提供するために、測定報告をフェムトセルに送りうる。
いくつかの場合において、第1のアクセスポイントは、バックホールを介して信号品質情報を受信する。例えば、第1のアクセスポイントの極めて近接に存在するが、現在、第1のアクセスポイント以外のアクセスポイント(例えば、第2のアクセスポイントまたはある別のアクセスポイント)にキャンプオンしているか、あるいは、それによってサービス提供されているアクセス端末は、第2のアクセスポイントによって送信された受信信号の品質属性を測定しうる。次に、アクセス端末は、この信号品質情報を、サービス提供するアクセスポイントに報告し、それは、後に、この情報(例えば、信号品質のインジケーション)を、バックホールを介して第1のアクセスポイントに報告しうる。さらに、アクセス端末が第1のアクセスポイントの極めて近接度に存在するため、この信号品質情報は、第1のアクセスポイントにおける信号品質の推定を提供する。
ここで、ブロック202において参照される近接度情報について、この近接度情報は、様々な形態をとりうる。例えば、近接度情報は、アクセスポイント間の距離の推定(例えば、第2のアクセスポイントから第1のアクセスポイントへの経路損失の推定によって示されるような)、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルサイトに存在するかセルエッジに存在するかを示すインジケーション、あるいは、第1のアクセスポイントの位置、または、第1と第2のアクセスポイントとの距離を示すある別のインジケーションという形態をとりうる。
第1のアクセスポイントは、この近接度情報を様々な方法で決定しうる。例えば、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントから受信される信号を処理して、近接度情報を生成するか、あるいは、第1のアクセスポイントは、近接度情報を別のノードから受信しうる。
第1のアクセスポイントは、様々な方法で、第2のアクセスポイントから受信される信号に基づいて近接度情報を生成しうる。例えば、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントから第1のアクセスポイントへの経路損失を、第1のアクセスポイントによって受信される信号に基づいて決定しうる(例えば、推定しうる)。1つの例として、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントからの信号の受信信号電力(例えば、共通パイロットチャネル(CPICH)RSCP)を測定し、さらに、その信号を送信するために第2のアクセスポイントによって使用される送信電力を決定しうる(例えば、第2のアクセスポイントによってブロードキャストされるCPICH送信電力値を復号することによって)。次に、第1のアクセスポイントは、この受信信号電力および送信電力情報に基づいて経路損失を推定しうる。次に、この経路損失値は、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を示すインジケーションを提供する。ここで、低い経路損失値は、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルサイトの近くに存在することを示し、高い経路損失値は、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを示しうる。
第1のアクセスポイントは、近接度情報を様々な方法で受信しうる。例えば、ネットワークエンティティは、第1のアクセスポイントへの近接度を示す明示的なインジケーションを、バックホールを介して送りうる。ここで、ネットワークエンティティは、アクセスポイント間の距離を示すか、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルサイトの近くに存在するかセルエッジの近くに存在するかを示すか(例えば、データベースに保持される情報に基づいて)、あるいは、ある別の適切な近接度インジケーションを提供しうる。別の例として、ネットワークエンティティは、第1のアクセスポイントが後に近接度を決定するために使用しうる情報を送りうる(例えば、第1のアクセスポイントの近傍に存在するアクセス端末から情報を転送しうる)。
第1のアクセスポイントは、さらに、近接度情報をアクセス端末から受信しうる。例えば、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントからの信号を測定するために、現在、第1のアクセスポイントにキャンプオンしているか、あるいは、それによってサービス提供されているアクセス端末に要求を送り、第1のアクセスポイントに報告を送り返しうる。このように、この報告は、例えば、アクセス端末と第2のアクセスポイントとの近接度を示す情報を含みうる。加えて、いくつかの場合において、この報告は、アクセス端末によって見られた際の第1のアクセスポイントからの信号の受信信号品質に関する情報を含みうる。次に、第1のアクセスポイントは、この情報を使用して、近接度情報(例えば、経路損失)を推定しうる。特定の例として、ホームUEがホームフェムトセルに到着し、そのフェムトセルへの再選択を行う場合、このフェムトセルは、ホームUEがマクロセルのCPICH PSCPを測定することを要求しうる。次に、フェムトセルは、報告された値を使用して、マクロセルからフェムトセルへの経路損失を推定しうる。アクセス端末が、第1のアクセスポイントの極めて近接に存在するため、この経路損失値は、第2のアクセスポイントから第1のアクセスポイントへの経路損失の推定を提供する。
別の例として、第1のアクセスポイントの近くに存在するアクセス端末は、第2のアクセスポイントからアクセス端末への経路損失を直接計算し(例えば、前述された方法と同様の方法で)、この情報を第1のアクセスポイントに送りうる(例えば、直接的に、あるいは、別のアクセスポイントを介して)。さらに、この経路損失情報は、第2のアクセスポイントから第1のアクセスポイントへの経路損失の推定を提供する。
図2のブロック204で表されるように、第1のアクセスポイントは、ブロック202の決定された信号品質および/または決定された近接度に基づいて、1または複数のセル再選択パラメータおよび/または1または複数のハンドオーバパラメータを決定する。特に、第1のアクセスポイントは、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントの近くに位置する場合、パラメータに対してある値を導き出し、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに位置する場合、このパラメータに対して異なる値を導き出す。第1のアクセスポイントは、パラメータ値を様々な方法で決定しうる。
いくつかの場合において、パラメータ値は、決定された信号品質および/または決定された近接度の関数として計算される。例えば、決定されたEcp/I値は、アルゴリズムの出力がセル再選択パラメータに使用されるべき値を提供するアルゴリズム(例えば、式)に対する入力として使用されうる。
いくつかの場合において、パラメータ値は、定義された値のセット(例えば、許容値のセット)から選択される。例えば、セットからのある値は、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルサイト(例えば、の近く)に存在する状況で使用するために定義され、セットからの別の値は、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのセルエッジ(例えば、の近く)に存在する状況で使用するために定義されうる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、第1のアクセスポイントがセルサイトの近くに存在するかセルエッジの近くに存在するか決定することは、第1のアクセスポイントがセルサイトの定義された距離内に存在するかセルエッジの定義された距離内に存在するか決定することを含む。この定義された距離は、例えば、経路損失値または信号電力レベルによって示されうる。別のインプリメンテーションにおいて、第1のアクセスポイントがセルサイトの近くに存在するか否かを決定することは、第1のアクセスポイントが、セルエッジよりもセルサイトの近くに存在するか否かを決定することを含む。同様に、第1のアクセスポイントがセルエッジの近くに存在するか否かについての決定は、第1のアクセスポイントがセルサイトよりもセルエッジの近くに存在するか否か決定することを含みうる。
いくつかの場合において、パラメータ値は、決定された信号品質または近接度値と、1または複数の閾値との比較に基づいて選択される。例えば、決定された経路損失値が経路損失閾値以下である場合(これによって、第1のアクセスポイントがセルサイトに比較的近いことを示す)、パラメータは、セルサイト特有の値に設定されうる。具体的な例として、110dB未満の経路損失推定は、第1のアクセスポイントがセルサイトに存在することを示しうる。逆に、決定された経路損失値が経路損失閾値以上である場合(これによって、第1のアクセスポイントがセルエッジに比較的近いことを示す)、パラメータは、セルエッジ特有の値に設定されうる。具体的な例として、125dBよりも大きい経路損失推定は、第1のアクセスポイントがセルエッジに存在することを示しうる。
上述されたように、パラメータは、定義されたパラメータ値のセットから選択されうる。例えば、第1のアクセスポイントがセルサイトの近くに存在する場合に対して、あるパラメータ値が定義され、第1のアクセスポイントがセルエッジの近くに存在する場合に対して、別のパラメータ値が定義され、第1のアクセスポイントがセルサイトとセルエッジの間に存在する場合に対して、さらに別のパラメータ値が設定されうる。別の場合では、別のタイプのパラメータ値が使用されうる。
図2のブロック206で表されるように、第1のアクセスポイントは、ブロック204で決定されたパラメータを適宜送信する。例えば、第1のアクセスポイントは、1または複数のSIBにセル再選択パラメータを含む報知チャネルを送信し、それによって、このアクセスポイントにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されている任意のアクセス端末は、これらのパラメータを使用して、アクセス端末が、あるセルから別のセルに(例えば、あるアクセスポイントから別のアクセスポイントに)どのように再選択するかを制御しうる。同様に、第1のアクセスポイントは、1または複数のSIBにハンドオーバパラメータを含む報知チャネルを送信し、それによって、このアクセスポイントにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されている任意のアクセス端末は、これらのパラメータを使用して、アクセス端末が、あるセルから別のセルに(例えば、あるアクセスポイントから別のアクセスポイントに)どのようにハンドオーバするかを制御しうる。
ここで、本明細書の教示に従ってパラメータを決定するための例示的な動作が、図3〜7のフローチャートに関連してより詳細に記述されるであろう。便宜上、図3〜7の動作(あるいは、本明細書で論述または教示される任意の別の動作)は、特定のコンポーネント(例えば、図1および図8のコンポーネント)によって行われているとして記述されうる。しかしながら、これらの動作が、別のタイプのコンポーネントによって行われうること、並びに、異なる数のコンポーネントを使用して行われうることは認識されるべきである。所与のインプリメンテーションでは、本明細書に記述される1または複数の動作が用いられない可能性があることも認識されるべきである。
図3は、信号品質情報に基づいてセル再選択パラメータを決定するために行われうる例示的な動作を記述する。例示の目的のために、この例は、マクロセルによって送信される信号の信号品質を決定することによってセル再選択パラメータ値を決定するフェムトセルに関して記述される。記述される技術が、別のタイプのアクセスポイントに適用可能でありうることは認識されるべきである。
ブロック302で表されるように、フェムトセルにおけるマクロ信号からの信号の品質が決定される。上述されたように、この信号品質は、様々な方法で決定されうる。
1つの例として、フェムトセルは、フェムトセルで受信されるマクロ信号に基づいて信号品質を決定しうる(例えば、ネットワーク受信モードを使用して)。例えば、フェムトセルは、マクロセルによって送信される信号のEcp/I、RSCP、または、ある別の属性を測定しうる。
別の例において、フェムトセルは、アクセス端末から受信される信号情報に基づいて信号品質を決定しうる。例えば、フェムトセルにキャンプオンしているか、あるいは、それによってサービス提供されているアクセス端末は、マクロセルによって送信される信号のEcp/I、RSCP、または、ある別の属性を測定しうる。次に、アクセス端末は、この情報をフェムトセルに報告しうる。いくつかの場合において、アクセス端末は、フェムトセルからの要求に応じて、この測定を行いうる。いくつかの場合において、フェムトセルは、信号品質情報(例えば、Ecp/I、RSCPなど)をアクセス端末から直接受信しうる。いくつかの場合において、フェムトセルは、信号情報(例えば、瞬間電力値)をアクセス端末から受信し、次に、受信された情報に基づいて、信号品質情報(例えば、平均電力値)を決定しうる。
さらに別の例として、フェムトセルは、フェムトセルの極めて近接に存在するが、ある別のセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末から受信される信号情報に基づいて信号品質を決定しうる。例えば、そのようなアクセス端末は、マクロセルによって送信される信号のEcp/I、RSCP、または、ある別の属性を測定し、次に、そのアクセス端末にサービス提供するセルに、この情報を報告しうる。次に、サービス提供するセルは、この情報を、バックホールを介してフェムトセルに送信しうる。
ブロック304で表されるように、第1のアクセスポイントは、決定された信号品質に基づいてセル再選択パラメータを決定する。上述されたように、このセル再選択パラメータは、様々な方法で決定されうる。
いくつかの場合において、セル再選択パラメータは、決定された信号品質の関数として決定される。Ecp/I信号品質およびQhystパラメータについてのそのような関数の例は、次の通りである:
Figure 0005575909
ここで、Qhystは、フェムトセルにおけるマクロ信号のEcp/Iが−18dBの場合に、0dBに設定される。同様に、Qhystは、フェムトセルにおけるマクロ信号のEcp/Iが−12dBの場合に、4dBに設定される。この場合、フェムトセルによってサービス提供されるアクセス端末におけるフェムト信号のEcp/Iが−16dB未満の場合にセル再選択が発生しうる。別の例として、Qhystは、フェムトセルにおけるマクロ信号のEcp/Iが−6dBである場合、8dBに設定される。この場合、フェムトセルによってサービス提供されるアクセス端末におけるフェムト信号のEcp/Iが−14dB未満の場合にセル再選択が発生しうる。さらに別の例として、Qhystは、フェムトセルにおけるマクロ信号のEcp/Iが−3dBである場合、10dBに設定される。この場合、フェムトセルによってサービス提供されるアクセス端末におけるフェムト信号のEcp/Iが−13dB未満の場合にセル再選択が発生しうる。
いくつかの場合において、セル再選択パラメータは、フェムトセルがマクロセルのセルサイトに存在することとセルエッジに存在することのどちらを信号品質が示すかに基づいて決定される。例えば、フェムトセルがセルサイトに存在することを信号品質が示す場合、セル再選択パラメータは、上で論述されたように、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末による早期再選択(premature reselection)を緩和する値に設定されうる。逆に、フェムトセルがセルエッジに存在することを信号品質が示す場合、セル再選択パラメータは、上で論述されたように、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末における機能停止を緩和する値に設定されうる。
いくつかの場合において、セル再選択パラメータは、閾値を使用して決定される。例えば、信号品質(例えば、Ecp/IまたはRSCP)が閾値以上である場合、セル再選択パラメータは、セルサイトに対して特定される値に設定されうる。逆に、信号品質が閾値(例えば、同じ閾値または異なる閾値)以下である場合、セル再選択パラメータは、セルエッジに対して特定される値に設定されうる。
上で論述されたように、様々なタイプのセル再選択パラメータは、本明細書の教示を使用して決定されうる。そのようなパラメータがセルサイトおよびセルエッジのシナリオについてどのように定義されうるかについてのいくつかの例が次に続く。
いくつかの態様において、Qhystパラメータは、セル再選択決定をバイアスするためにアクセス端末において使用されるヒステリシス値を特定する。一般的に、より高いQhyst値は、セル再選択決定を、サービス提供するセル内に留まる方向にバイアスする傾向にあるであろう。逆に、より低いQhyst値は、セル再選択決定を、サービス提供するセルを出る方向にバイアスする傾向にあるであろう。このように、Qhystパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合、本明細書で論述されたように、早期セル再選択を緩和するためにより高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合、本明細書で論述されたように、機能停止を緩和するために、より低い値に設定されうる。
いくつかの態様において、Qqualminパラメータは、セル(例えば、サービス提供するセルまたはターゲットセル)における最小要求信号品質に対応しうる。ターゲットセルに対するより低いQqualmin値(または、サービス提供するセルに対するより高い値)は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を増加させうる。逆に、ターゲットセルに対するより高いQqualmin値(または、サービス提供するセルに対するより低い値)は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を減少させうる。このように、ターゲットセル(例えば、マクロセル)に対して特定されるQqualminパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合に、より高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合により低い値に設定されうる。
いくつかの態様において、Qoffsetパラメータは、セルの測定(例えば、信号強度)に加えられるオフセットに対応しうる。ターゲットセル(例えば、マクロセル)に対するより高いQoffset値は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を増加させうる。逆に、ターゲットセルに対するより低いQoffset値は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を減少させうる。このように、ターゲットセルに対するQoffsetパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合により低い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合により高い値に設定されうる。
いくつかの態様において、Treselectionパラメータは、セル再選択を行うまでにアクセス端末が待つ時間量に対応しうる。より高い(すなわち、より長い)Treselection値は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を減少させうる。逆に、ターゲットセルに対するより低い(すなわち、より短い)Treselection値は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を減少させうる。このように、Treselectionパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合により高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合により低い値に設定されうる。
いくつかの態様において、Qrxlevminパラメータは、セルの最小受信信号レベル(例えば、RSCPに基づくセルの品質の測定)に対応しうる。ターゲットセルに対するより高いQrxlevmin値(または、サービス提供するセルに対するより低い値)は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を減少させうる。逆に、ターゲットセルに対するより低いQrxlevmin値(または、サービス提供するセルに対するより高い値)は、アクセス端末がターゲットセルへの再選択を行うであろう可能性を増加させうる。このように、ターゲットセル(例えば、マクロセル)に対するQrxlevminパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合により高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合により低い値に設定されうる。
さらに、使用されているセル再選択パラメータは、測定されている信号品質に依存しうる。例えば、再選択基準が、CPICH RSCP、Qhyst1、Qoffset1に基づく場合、セル再選択パラメータが使用されうる。逆に、再選択基準が、CPICH Ecp/I、Qhyst2、Qoffset2に基づく場合、セル再選択パラメータが使用されうる。
図3のブロック306で表されるように、フェムトセルは、ブロック304で決定されたセル再選択パラメータを送信する。結果として、このパラメータの受信に応じて、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されている任意のアクセス端末は、セル再選択パラメータを使用して、そのセル再選択動作を制御しうる。
図4は、近接度情報に基づいてセル再選択パラメータを決定するために行われうる例示的な動作を記述する。例示目的のために、この例は、フェムトセルとマクロセルとの相対的な近接度に基づいてセル再選択パラメータ値を決定するフェムトセルに関して記述される。
ブロック402で表されるように、フェムトセルとマクロセルとの近接度が決定される。上述されたように、この近接度は、様々な方法で決定されうる。
1つの例として、フェムトセルは、フェムトセルで受信されるマクロ信号に基づいて近接度情報を決定しうる(例えば、ネットワーク受信モードを用いて)。例えば、本明細書で論述されるように、フェムトセルによって受信される信号(例えば、受信電力、または、送信電力のインジケーション)に基づいてフェムトセルは、フェムトセルとマクロセルとの間の経路損失を決定しうる。次に、この経路損失値は、フェムトセルとマクロセルとの近接度を示すインジケーションを提供しうる(あるいは、提供するために使用されうる)。
別の例として、フェムトセルは、フェムトセルがアクセス端末から受信する信号情報に基づいて近接度情報を決定しうる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末は、マクロセルからの信号の受信信号電力(例えば、Ecp/IまたはRSCP)測定し、この情報をフェムトセルに報告しうる。次に、フェムトセルは、この情報を使用して、フェムトセルとマクロセルとの間の経路損失を推定しうる。別のインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、アクセス端末とマクロセルとの間の経路損損失を推定し(例えば、本明細書で論述されるように)、この情報を、フェムトセルとマクロセルとの間の経路損失の推定としてフェムトセルに報告しうる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、フェムトセルからの情報を求める要求に応じて、この情報をフェムトセルに提供する。いくつかのインプリメンテーションにおいて、フェムトセルの極めて近接に存在するアクセス端末は、上に記述された測定を行い、対応する情報を、サービス提供しているアクセスポイントに報告しうる。すると、サービス提供するアクセスポイントは、バックホールを介してこの情報をフェムトセルに転送しうる。
さらに別の例として、フェムトセルは、フェムトセルとマクロセルとの近接度を示す明示的なインジケーションを受信しうる。例えば、ネットワークエンティティまたはアクセス端末は、ある別の方法で、フェムトセルからマクロセルまでの距離を示すか、フェムトセルがセルサイトに存在するかセルエッジに存在するかを示すか、あるいは、フェムトセルの位置を示す情報をフェムトセルに提供しうる。
図4のブロック404で表されるように、フェムトセルは、決定される近接度に基づいて、セル再選択パラメータを決定する。このセル再選択パラメータは、本明細書で論述されたような様々な方法で決定されうる。
いくつかの場合において、セル再選択パラメータは、決定された近接度の関数として決定される。例えば、セル再選択パラメータは、推定された経路損失の関数として計算されうる。
いくつかの場合において、セル再選択パラメータは、フェムトセルがマクロセルのセルサイトに存在することとセルエッジに存在することのどちらを近接度が示すかに基づいて決定される。本明細書で論述されるように、フェムトセルがセルサイトに存在することを近接度パラメータ(例えば、経路損失)が示す場合、セル再選択パラメータは、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末による早期再選択を緩和する値に設定されうる。逆に、フェムトセルがセルエッジに存在することを近接度パラメータが示す場合、セル再選択パラメータは、上で論述されたように、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末における機能停止を緩和する値に設定されうる。
いくつかの場合において、セル再選択パラメータは、閾値を使用して決定される。例えば、近接度パラメータ(例えば、経路損失)が閾値以上である場合、セル再選択パラメータは、セルサイトに対して特定された値に設定されうる。逆に、近接度パラメータが閾値(例えば、同じ閾値または異なる閾値)以下である場合、セル再選択パラメータは、セルエッジに対して特定された値に設定されうる。
ブロック304で論述されたもの(すなわち、Qhyst、Qqualmin、Treslection、Qrxlevmin)と類似したセル再選択パラメータは、近接度情報に基づいてセル再選択パラメータを決定するインプリメンテーションにおいて用いられうる。加えて、これらのパラメータは、上で論述された方法と類似した方法で調整されうる。例えば、Qhystパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合、本明細書で論述されたように、早期セル再選択を緩和するためにより高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合、本明細書で論述されたように、機能停止を緩和するためにより低い値に設定されうる。
図4のブロック406で表されるように、フェムトセルは、ブロック404で決定されたセル再選択パラメータを送信する。結果として、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されている任意のアクセス端末は、セル再選択パラメータを使用して、セル再選択動作を制御しうる。
図5は、信号品質情報に基づいてハンドオーバパラメータを決定するために行われうる例示的な動作を記述する。例示目的のために、この例は、マクロセルによって送信される信号の信号品質を決定することによってハンドオーバパラメータ値を決定するフェムトセルに関して記述される。
ブロック502によって表されるように、フェムトセルにおけるマクロセルからの信号の品質が決定される。この信号品質は、例えば、ブロック302において上で論述された方法と同様の方法で(例えば、マクロセルからの信号のEcp/IまたはRSCPを測定することによって)決定されうる。
ブロック504で表されるように、第1のアクセスポイントは、決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを決定する。このハンドオーバパラメータは、本明細書で論述されたように、様々な方法で決定されうる。
いくつかの場合において、ハンドオーバパラメータは、決定された信号品質の関数として決定される。例えば、ハンドオーバパラメータは、マクロセル信号のEcp/IまたはRSCPの関数として計算されうる。
いくつかの場合において、ハンドオーバパラメータは、フェムトセルがマクロセルのセルサイトに存在することとセルエッジに存在するとのどちらを決定された信号品質が示すかに基づいて決定される。フェムトセルがセルサイトに存在することを信号品質が示す場合、ハンドオーバパラメータは、フェムトセルによってサービス提供されているアクセス端末のマクロセルへの早期ハンドオーバを緩和する値に設定されうる。逆に、フェムトセルがセルエッジに存在することを信号品質が示す場合、ハンドオーバパラメータは、アクセス端末がマクロセルにハンドオーバされていないことに起因する、フェムトセルによってサービス提供されているアクセス端末における機能停止を緩和する値に設定されうる。
いくつかの場合において、ハンドオーバパラメータは、閾値を使用して決定される。例えば、信号品質(例えば、Ecp/IまたはRSCP)が閾値以上である場合、ハンドオーバパラメータは、セルサイトに対して特定される値に設定されうる。逆に、信号品質が閾値(例えば、同じ閾値または別の閾値)以下である場合、ハンドオーバパラメータは、セルエッジに対して特定される値に設定されうる。
上述されたように、様々なタイプのハンドオーバパラメータが、本明細書の教示を使用して決定されうる。そのようなパラメータがセルサイトおよびセルエッジのシナリオについてどのように定義されるかについてのいくつかの例が次に続く。
いくつかの態様において、アクティブモードのヒステリシスパラメータ(例えば、Hyst)は、ハンドオーバ決定をバイアスするために使用されるヒステリアス値を特定しうる。例えば、より高いヒステリシス値は、ハンドオーバトリガイベント(例えば、イベント1a)を、サービス提供するセル方向にバイアスする傾向にありうる。逆に、より低いヒステリシス値は、ハンドオーバトリガイベントを、ターゲットセル方向にバイアスする傾向にありうる。このように、アクティブモードのヒステリアスパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合、本明細書で論述されるように、早期セルハンドオーバを緩和するためにより高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合、本明細書で論述されるように、機能停止を緩和するためにより低い値に設定されうる。
いくつかの態様において、タイム・ツー・トリガパラメータは、測定メッセージの送信が発生しうるまでの、イベントトリガ条件が満たされなければならない時間期間に対応しうる。より高い(すなわち、より長い)タイム・ツー・トリガ値は、アクセス端末がターゲットセルにハンドオーバされるであろう可能性を減らしうる。逆に、より低い(すなわち、より短い)タイム・ツー・トリガ値は、アクセス端末がターゲットセルにハンドオーバされるであろう可能性を増やしうる。このように、タイム・ツー・トリガパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合により高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合により低い値に設定されうる。
いくつかの態様において、アクティブモードのセル個別オフセット(CIO)パラメータは、ターゲットセル方向のバイアスを特定する。例えば、より低いCIO値は、アクティブモードのハンドオーバ決定を、サービス提供するセルに留まる方向にバイアスする傾向にありうる。逆に、より高いCIO値は、アクティブモードのハンドオーバ決定を、ターゲットセルにハンドオーバする方向にバイアスする傾向にありうる。このように、CIOパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合、本明細書で論述されるように、早期セル再選択を緩和するためにより低い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合、本明細書で論述されるように、機能停止を緩和するために、より高いに設定されうる。
ブロック506によって表されるように、フェムトセルは、ブロック504で決定されたハンドオーバパラメータを送信する。結果として、このパラメータの受信を受けて、フェムトセルによってサービス提供されている任意のアクセス端末は、ハンドオーバパラメータを使用して(または、アクセス端末は、パラメータをネットワークに転送して)、アクセス端末のハンドオーバ動作を制御しうる。
図6は、近接度情報に基づいてハンドオーバパラメータを決定するために行われうる例示的な動作を記述する。例示目的のために、この例は、フェムトセルとマクロセルとの相対的な近接度に基づいてハンドオーバパラメータ値を決定するフェムトセルに関して記述される。
ブロック602で表されるように、フェムトセルとマクロセルとの近接度が決定される。この近接度情報は、例えば、ブロック402において上で論述された方法と同様の方法で決定されうる(例えば、フェムトセルとマクロセルとの間の経路損失を推定することによって)。
ブロック604によって表されるように、フェムトセルは、決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定する。このハンドオーバパラメータは、本明細書で論述されたように、様々な方法で決定されうる。
いくつかの場合において、ハンドドーバパラメータは、決定された近接度の関数として決定される。例えば、ハンドオーバパラメータは、推定される経路損失の関数として計算されうる。
いくつかの場合において、ハンドオーバパラメータは、フェムトセルがマクロセルのセルサイトに存在することとセルエッジに存在することのどちらを近接度が示すかに基づいて決定される。本明細書で論述されるように、フェムトセルがセルサイトに存在することを近接度パラメータ(例えば、経路損失)が示す場合、ハンドオーバパラメータは、フェムトセルによってサービス提供されているアクセス端末による早期ハンドオーバを緩和する値に設定されうる。逆に、フェムトセルがセルエッジに存在することを近接度パラメータが示す場合、ハンドオーバパラメータは、上に論述されたように、フェムトセルによってサービス提供されているアクセス端末における機能停止を緩和する値に設定されうる。
いくつかの場合において、ハンドオーバパラメータは、閾値を使用して決定される。例えば、近接度パラメータ(例えば、経路損失)が閾値以上である場合、ハンドオーバパラメータは、セルサイトに対して特定された値に設定されうる。逆に、近接度パラメータが閾値(例えば、同じ閾値または異なる閾値)以下である場合、ハンドオーバパラメータは、セルエッジに対して特定された値に設定されうる。
ブロック504で論述されたもの(すなわち、ヒステリシスおよびCIO)と類似したハンドオーバパラメータが、近接度情報に基づいてハンドオーバパラメータを決定するインプリメンテーションにおいて用いられうる。加えて、これらのパラメータは、上で論述された方法と類似した方法で調整されうる。例えば、アクティブモードのヒステリシスパラメータは、フェムトセルがセルサイトに存在する場合、本明細書で論述されたように、早期セル再選択を緩和するために、より高い値に設定され、フェムトセルがセルエッジに存在する場合、本明細書で論述されたように、機能停止を緩和するために、より低い値に設定されうる。
ブロック606で表されるように、フェムトセルは、ブロック604で決定されるハンドオーバパラメータを送信する。結果として、フェムトセルによってサービス提供されている任意のアクセス端末は、ハンドオーバパラメータを使用(または、転送)して、アクセス端末のハンドオーバ動作を制御しうる。
図7は、複数のアクセスポイントからの信号と関連付けられた信号品質情報に基づいてセル再選択パラメータまたはハンドオーバパラメータを決定するために行われうる例示的な動作を記述する。さらに、例示目的のために、この例は、フェムトセルが、フェムトセル信号品質およびマクロセル信号品質のフェムトアクセス端末(例えば、ホームUE)測定報告に基づいてパラメータを決定(例えば、選択または微調整)する場合を記述する。
ブロック702で表されるように、アクセス端末におけるマクロセルからの信号の品質が決定される。この信号品質は、例えば、ブロック302において上で論述された方法と同様の方法で、アクセス端末によって決定されうる(例えば、マクロセルから受信される信号のEcp/IまたはRSCPを測定することによって)。
ブロック704で表されるように、フェムトセルからの信号の品質が決定される。この信号品質は、例えば、上で論述されたように、アクセス端末測定を介して決定されうる。例えば、現在フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されているアクセス端末は、フェムトセルから受信される信号を測定し(例えば、Ecp/IまたはRSCP情報を取得するために)、この情報をフェムトセルに報告しうる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、フェムトセルからの情報を求める要求に応じて、この情報をフェムトセルに提供する。いくつかのインプリメンテーションにおいて、フェムトセルの極めて近接度に存在するアクセス端末は、上に記述された測定を行い、対応する情報を、サービス提供するアクセスポイントに報告しうる。すると、サービス提供するアクセスポイントは、この情報を、バックホールを介してフェムトセルに転送する。
ブロック706で表されるように、フェムトセルは、マクロセルからの信号の品質およびフェムトセルからの信号の品質に基づいて、少なくとも1つのセル再選択パラメータおよび/または少なくとも1つのハンドオーバパラメータを決定する。例えば、パラメータの値は、これらの品質値の差に基づいて導き出されうる。
例示目的のために、Qhystパラメータが、フェムトセル信号品質およびマクロセル信号品質に基づいて選択される例が次に続く。ここで、フェムトセルEcp/IおよびマクロセルEcp/Iの共同分散に基づいて、Qhystは、マクロセルとフェムトセルとの間のピンポンが回避されるように、可能な最小値として選択されうる。このように、フェムトセル信号品質とマクロセル信号品質との差が比較的大きい場合、Qhystはより低い値に設定される。逆に、フェムトセル信号品質とマクロセル信号品質との差が比較的小さい場合、Qhystはより高い値に設定される。
次に、図7のブロック708で表されるように、フェムトセルは、ブロック706で決定されたパラメータを送信する。結果として、フェムトセルにキャンプオンしているか、それによってサービス提供されている任意のアクセス端末は、パラメータを使用して、セル再選択および/またはハンドオーバ動作を制御しうる。
図8は、本明細書で教示されたようなパラメータ決定動作を行うための、アクセスポイント802(例えば、アクセスポイント104に対応する)のようなノードに組み込まれうるいくつかの例示的なコンポーネント(対応するブロックで表される)を示す。記述されるコンポーネントは、通信システムの別のノードにも組み込まれうる。例えば、システムの別のノードは、同様の機能性を提供するために、アクセスポイント802について記述されたコンポーネントと類似したコンポーネントを含みうる。さらに、所与のノードは、1または複数の記述されたコンポーネントを含みうる。例えば、アクセスポイントは、アクセスポイントが、複数のキャリア上で動作すること、および/または、異なるテクノロジを介して通信することを可能にする複数のトランシーバコンポーネントを含みうる。
図8に示されるように、アクセスポイント802は、別のノードと通信するためにトランシーバ804を含む。トランシーバ804は、信号(例えば、パラメータ、要求、メッセージ、インジケーション)を送信するための送信機806と、信号(例えば、パラメータ、情報、メッセージ、インジケーション)を受信するための受信機808とを含む。
アクセスポイント804は、さらに、別のノード(例えば、ネットワークエンティティ)と通信するためのネットワークインターフェース810を含む。例えば、ネットワークインターフェース810は、有線ベースの、あるいは、無線のバックホールを介して1または複数のネットワークエンティティと通信するように構成されうる。いくつかの態様において、ネットワークインターフェース810は、有線ベースの、あるいは、無線の通信をサポートするように構成されたトランシーバ(例えば、送信機812および受信機814を備える)として実現されうる。
アクセスポイント802は、さらに、本明細書に教示されるようなパラメータ決定動作に関して使用されうる別のコンポーネントを含む。例えば、アクセスポイント802は、パラメータ関連動作(例えば、信号品質を決定すること、セル再選択パラメータを決定すること、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定すること、ハンドオーパラメータを決定すること)を実行するため、並びに、本明細書で教示されたような別の関連機能性を提供するためのパラメータコントローラ816を含む加えて、アクセスポイント802は、情報(例えば、パラメータ関連情報)を保持するためのメモリコンポーネント818(例えば、メモリデバイスを含む)を含む。
便宜上、図8において、アクセスポイント802は、本明細書において記述された様々な例で使用されうるコンポーネントを含んでいるように示される。実際、1または複数の記述されたコンポーネントは、異なるインプリメンテーションでは、異なる方法で実現されうる。例として、パラメータコントローラ816の機能性は、図6に従って実現される実施形態と比較して、図3に従って実現される実施形態において異なりうる。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、図8のコンポーネントは、1または複数のプロセッサで実現されうる(例えば、各々が、この機能性を提供するために、プロセッサによって使用される情報またはコードを記憶するためのデータメモリを使用および/または組み込む)。例えば、ブロック804および810によって表される機能性のうちのいくつか、および、ブロック816および818によって表される機能性のいくつかあるいは全ては、アクセスポイントの1つのプロセッサまたは複数のプロセッサ、並びに、アクセスポイントのデータメモリによって実現されうる(例えば、適切なコードの実行によって、および/または、プロセッサコンポーネントの適切な構成によって)。
上で論述されたように、いくつかの態様において、本明細書の教示は、マクロスケールのカバレッジ(例えば、典型的に、マクロセルネットワークまたはWANと呼ばれる、3Gネットワークのような広域セルラネットワーク)、および、より小さいスケールのカバレッジ(例えば、典型的にLANと呼ばれる、レジデンスベースまたは建物ベースのネットワーク環境)を含むネットワークにおいて用いられうる。アクセス端末(AT)が、そのようなネットワークを通って移動すると、アクセス端末は、ある位置では、マクロカバレッジを提供するアクセスポイントによってサービス提供され、別の位置では、より小さいスケールのカバレッジを提供するアクセスポイントによってサービス提供されうる。いくつかの態様において、より小さいカバレッジノードは、インクリメントな容量の増加、建物内のカバレッジ、および、異なるサービス(例えば、よりロバストなユーザ経験のための)を提供するために使用されうる。
本明細書の記述において、比較的広いエリアにわたってカバレッジを提供するノード(例えば、アクセスポイント)は、マクロアクセスポイントと呼ばれ、比較的小さいエリア(例えば、レジデンス)にわたってカバレッジを提供するノードは、フェムトアクセスポイントと呼ばれうる。本明細書の教示が、別のタイプのカバレッジエリアと関連付けられたノードに適用可能でありうることは認識されるべきである。例えば、ピコアクセスポイントは、マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きいエリアにわたってカバレッジを提供しうる(例えば、商業ビル内のカバレッジ)。様々なアプリケーションにおいて、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、あるいは別のアクセスポイントタイプのノードを参照するために、別の用語が使用されうる。例えば、マクロアクセスポイントは、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、発展型ノードB、マクロセルなどとして構成されるか、あるいは、そう呼ばれうる。同様に、フェムトアクセスポイントは、ホームノードB、ホーム発展型ノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成されるか、あるいは、そう呼ばれうる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、ノードは、1または複数のセルまたはセクタと関連付けられうる(例えば、それと呼ばれるか、それに分割されうる)。マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、または、ピコアクセスポイントと関連付けられたセルまたはセクタは、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、または、ピコセルと呼ばれうる。
図9は、本明細書の教示が実現されうる、多数のユーザをサポートするように構成された無線通信システム900を示す。システム900は、例えば、各々が、対応するアクセスポイント904(例えば、アクセスポイント904A〜904G)によってサービス提供されているマクロセル902A〜902Gのような複数のセル902に対して通信を提供する。図9に示されるように、アクセス端末906(例えば、アクセス端末906A〜906L)は、ある時間にわたって、システム全体の様々な位置に分散されうる。各アクセス端末906は、例えば、アクセス端末906がアクティブであるか否か、および、それがソフトハンドオフであるか否かに依存して、所与の時間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)で1または複数のアクセスポイント904と通信しうる。無線通信システム900は、広い地理的領域にわたってサービスを提供しうる。例えば、マクロセル902A〜902Gは、近接する数ブロックをカバーし、あるいは、田舎の環境において数マイル離れた数ブロックをカバーしうる。
図10は、1または複数のフェムトアクセスポイントがネットワーク環境内で展開される例示的な通信システム1000を示す。特に、システム1000は、比較的小さいスケールのネットワーク環境(例えば、1または複数のユーザレジデンス1030)に配置された複数のフェムトアクセスポイント1010(例えば、フェムトアクセスポイント1010Aおよび1010B)を含む。フェムトアクセスポイント1010の各々は、DSLルータ、ケーブルモデム、無線リンク、あるいは、別の接続性手段(示されない)を介して、広域ネットワーク1040(例えば、インターネット)およびモバイルオペレータコアネットワーク1050に結合されうる。下に論述されるように、フェムトアクセスポイント1010の各々は、関連アクセス端末1020(例えば、アクセス端末1020A)、並びに、オプション的に、別の(例えば、ハイブリッドまたは他の)アクセス端末1020(例えば、アクセス端末1020B)にサービス提供するように構成されうる。換言すると、フェムトアクセスポイント1010へのアクセスが制限されるため、所与のアクセス端末1020は、指定の(例えば、ホーム)フェムトアクセスポイント1010のセットによってサービス提供されうるが、指定外のフェムトセルアクセスポイント1010(例えば、隣接するフェムトアクセスポイント1010)からはサービス提供されない。
図11は、各々が、いくつかのマクロカバレッジエリア1104を含むいくつかのトラッキングエリア1102(あるいは、ルーティンエリアまたは位置エリア)が定義されるカバレッジマップ1100の例を示す。ここで、トラッキングエリア1102A、1102B、1102Cと関連付けられたカバレッジのエリアは、太線で描かれ、マクロカバレッジエリア1104は、より大きい六角形で表される。トラッキングエリア1102は、さらに、フェムトカバレッジエリア1106を含みうる。この例において、フェムトカバレッジエリア1106の各々(例えば、フェムトカバレッジエリア1106Bおよび1106C)は、1または複数のカバレッジエリア1104(例えば、マクロカバレッジエリア1104Aおよび1104B)内に描写される。しかしながら、フェムトカバレッジエリア1106のうちのいくつかあるいは全てが、マクロカバレッジエリア1104内に位置しない可能性があることは認識されるべきである。実際、より多くの数のフェムトカバレッジエリア1106(例えば、フェムトカバレッジエリア1106Aおよび1106D)は、所与のトラッキングエリア1102またはマクロカバレッジエリア1104内に定義されうる。同様に、1または複数のピコカバレッジエリア(示されない)は、所与のトラッキングエリア1102またはマクロカバレッジエリア1104内に定義されうる。
図10を再び参照すると、フェムトアクセスポイント1010のオーナーは、例えば、3Gモバイルサービスのような、モバイルオペレータコアネットワーク1050を通して提供されるモバイルサービスに加入しうる。加えて、アクセス端末1020は、マクロ環境と、より小さいスケール(例えば、レジデンス)のネットワーク環境の両方で動作することができる。換言すると、アクセス端末1020の現在の位置に依存して、アクセス端末1020は、モバイルオペレータコアネットワーク1050と関連付けられたマクロセルアクセスポイント1060、または、フェムトアクセスポイント1010のセットのうちのいずれか1つ(例えば、対応するユーザレジデンス1030内に存在するフェムトアクセスポイント1010Aおよび1010B)によってサービス提供されうる。例えば、加入者が、加入者の家の外にいる場合、加入者は、標準マクロアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1060)によってサービス提供され、加入者が家にいる場合、加入者は、フェムトアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1010A)によってサービス提供されるここで、フェムトアクセスポイント1010は、レガシアクセス端末1020との互換性を有しうる。
フェムトアクセスポイント1010は、単一の周波数上で、または、代替で、複数の周波数上で展開されうる。特定の構成に依存して、単一の周波数、または、複数の周波数のうちの1または複数は、マクロアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1060)によって使用される1または複数の周波数とオーバラップしうる。
いくつかの態様において、アクセス端末1020は、接続が可能な場合は常に、好まれるフェムトアクセスポイント(例えば、アクセス端末1020のホームフェムトアクセスポイント)に接続するように構成されうる。例えば、アクセス端末1020Aがユーザのレジデンス1030内に存在する場合は常に、アクセス端末1020Aがホームフェムトアクセスポイント1010Aまたは1010Bだけと通信することが望まれうる。
いくつかの態様において、アクセス端末1020が、マクロセルラネットワーク1050内で動作するが、最も好まれるネットワーク(例えば、好まれるローミングリストで定義されるような)には存在していない場合、アクセス端末1020は、より良いシステムが現在利用可能であるか否かを決定し、続いて、そのような好まれるシステムを獲得するための、利用可能なシステムの周期的スキャンを含みうるより良いシステム再選択(BSR)手順を使用して、最も好まれるネットワーク(例えば、好まれるフェムトアクセスポイント1010)の探索を継続しうる。アクセス端末1020は、特定の帯域およびチャネルに対する探索を制限しうる。例えば、1または複数のフェムトチャネルが定義され、それによって、領域内の全てのフェムトアクセスポイント(または、全ての制限付きフェムトアクセスポイント)がフェムトチャネル上で動作しうる。最も好まれるシステムの探索は、周期的に繰り返されうる。好まれるフェムトアクセスポイント1010の発見に応じて、アクセス端末1020は、フェムトアクセスポイント1010を選択し、そのカバレッジエリア内にいる場合に使用するためにそれに登録する。
いくつかの態様において、フェムトアクセスポイントへのアクセスは、制限されうる。例えば、所与のフェムトアクセスポイントは、特定のアクセス端末への特定のサービスしか提供しない可能性がある。通称、制限付き(クローズド)アクセスでの展開の場合、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワーク、および、定義されたフェムトアクセスポイントのセット(例えば、対応するユーザレジデンス1030内に存在するフェムトアクセスポイント1010)によってサービス提供されうる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセスポイントは、少なくとも1つのノード(例えば、アクセス端末)に対して、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限されうる。
いくつかの態様において、制限付きフェムトアクセスポイント(クローズド加入者グループホームノードBとも呼ばれうる)は、アクセス端末の制限付きプロビジョンドセットにサービスを提供するものである。このセットは、必要に応じて、一時的に、または、永久的に拡張されうる。いくつかの態様において、クローズド加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通アクセス制御リストを共有するアクセスポイント(例えば、フェムトアクセスポイント)のセットとして定義されうる。
このように、様々な関係が、所与のフェムトアクセスポイントと、所与のアクセス端末との間に存在しうる。例えば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトアクセスポイントは、無制限アクセスを有するフェムトアクセスポイントを指しうる(例えば、フェムトアクセスポイントは、あらゆるアクセス端末へのアクセスを可能にする)。制限付きフェムトアクセスポイントは、ある方法で制限されたフェムトアクセスポイントを指しうる(例えば、アクセスおよび/または登録に対して制限された)。ホームフェムトアクセスポイントは、アクセス端末が、アクセスおよび動作することを認可されるフェムトアクセスポイントを指しうる(例えば、永久的なアクセスが、1または複数のアクセス端末の定義されたセットに対して提供される)。ハイブリッドな(または、ゲストの)フェムトアクセスポイントは、異なるアクセス端末に異なるレベルのサービスが提供されるフェムトアクセスポイントを指しうる(例えば、いくつかのアクセス端末は、部分的および/または一時的なアクセスが可能にされ、別のアクセス端末は、フルアクセスが可能にされうる)。他のフェムトアクセスポイントは、アクセス端末が、恐らく緊急の状況(例えば、911呼出)を除いて、アクセスまたは動作することを認可されていないフェムトアクセスポイントを指しうる。
制限付のフェムトアクセスポイントの観点から、ホームアクセス端末は、アクセス端末のオーナーのレジデンスに設置された制限付のフェムトアクセスポイントにアクセスすることが認可されたアクセス端末を指しうる(通常、ホームアクセス端末は、そのフェムトアクセスポイントへの永久的なアクセスを有する)。ゲストのアクセス端末は、制限付き(例えば、デッドライン、使用時間、バイト、接続カウント、あるいは、ある別の基準または基準群に基づいて制限された)フェムトアクセスポイントへの一時的なアクセスを有するアクセス端末を指しうる。他のアクセス端末は、恐らく、911呼出のような緊急の状況を除いて、制限付きフェムトアクセスポイントにアクセスする許可を有さないアクセス端末を指しうる(例えば、その制限付きフェムトアクセスポイントと登録する資格または許可を有さないアクセス端末)。
便宜上、本明細書の開示は、フェムトアクセスポイントに関して、様々な機能性を記述する。しかしながら、ピコアクセスポイントが、同一または類似した機能性をより大きいカバレッジエリアに提供しうることは認識されるべきである。例えば、ピコアクセスポイントは制限され、ホームピコアクセスポイントは所与のアクセス端末に対して定義されうる。
本明細書の教示は、複数の無線アクセス端末のための通信を同時にサポートする無線多元接続通信システムで用いられうる。ここで、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1または複数のアクセスポイントと通信しうる。順方向リンク(または、ダウンリンク)は、アクセスポイントから端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(または、アップリンク)は、端末からアクセスポイントへの通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、多入力多出力(MIMO)システム、または、ある別のタイプのシステムを介して確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N)個の受信アンテナを用いる。N個の送信アンテナとN個の受信アンテナとで形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれうるN個の個別チャネルに分解されうる。ここで、N≦min{N,N}である。N個の個別チャネルの各々は、次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信および受信アンテナによって作られる次元性がさらに利用されると、改善されたパフォーマンス(例えば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を提供しうる。
MIMOシステムは、時分割双方向(TDD)および周波数分割双方向(FDD)をサポートしうる。TDDシステムにおいて、順方向および逆方向リンク送信は、相反原理により、逆方向リンクチャネルから順方向リンクチャネルを推定できるように、同一の周波数領域上である。これによって、アクセスポイントは、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能な場合に、順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することができる。
図12は、例示的なMIMOシステム1200の無線デバイス1210(例えば、アクセスポイント)および無線デバイス1250(例えば、アクセス端末)を示す。デバイス1210では、多数のデータストリームのトラフィックデータが、データソース1212から送信(TX)データプロセッサ1214に提供されうる。次に、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを通して送信されうる。
TXデータプロセッサ1214は、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリームに対して選択された特定の符号化スキームに基づいて、フォーマット、符号化、インターリーブし、符号化データを提供しうる。各データストリームの符号化データは、OFDM技術を使用して、パイロットデータと共に多重化されうる。パイロットデータは、典型的に、既知の方法で処理されうる既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用されうる。次に、各データストリームの多重化されたパイロットと符号化データは、そのデータストリームに対して選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAMなど)に基づいて、変調(すなわち、シンボルマッピング)され、変調シンボルを提供しうる。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1230によって行なわれる命令によって決定されうる。データメモリ1232は、プログラムコード、データ、および、プロセッサ1230、または、デバイス1210の別のコンポーネントによって使用される別の情報を記憶しうる。
次に、全てのデータストリームの変調シンボルは、変調シンボルをさらに処理しうる(例えば、OFDMの場合)TX MIMOプロセッサ1220に提供されうる。次に、TX MIMOプロセッサ1220は、N個の変調シンボルストリームをN個のトランシーバ(XCVR)1222A〜1222Tに提供しうる。いくつかの態様において、TX MIMOプロセッサ1220は、ビームフォーミング重みを、データストリームのシンボルと、シンボルを送信しているアンテナとに適用する。
各トランシーバ1222は、それぞれのシンボルストリームを受信および処理して、1または複数のアナログ信号を提供し、そのアナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタリング、アップコンバート)して、MIMOチャネルを通る送信に適した変調信号を提供しうる。次に、トランシーバ1222A〜1222TからのN個の変調信号は、それぞれ、N個のアンテナ1224A〜1224Tから送信される。
デバイス1250において、送信された変調信号は、N個のアンテナ1252A〜1252Rによって受信され、各アンテナ1252からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)1254A〜1252Rに提供される。各トランシーバ1254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート)し、その調整信号をデジタル化して、サンプルを提供し、そのサンプルをさらに処理して、対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
次に、受信(RX)データプロセッサ1260は、特定の受信機処理技術に基づいて、N個のトランシーバ1254からのN個の受信シンボルストリームを受信および処理して、N個の「検出された」シンボルストリームを提供する。次に、RXデータプロセッサ1260は、検出されたシンボルストリームの各々を復調、デインターリーブ、復号して、データストリームのトラフィックデータを回復する。RXデータプロセッサ1260による処理は、典型的に、デバイス1210のTX MIMOプロセッサ1220およびTXデータプロセッサ1214によって行なわれる処理に対して相補的である。
プロセッサ1270は、使用するプリコーディング行列を周期的に決定しうる(下に記述されるように)。次に、プロセッサ1270は、行列インデックス部とランク値部とを含みうる逆方向リンクメッセージを公式化しうる。データメモリ1272は、プログラムコード、データ、および、プロセッサ1270、または、デバイス1250の別のコンポーネントによって使用される別の情報を記憶しうる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備えうる。次に、逆方向リンクメッセージは、データソース1236から多数のデータストリームのトラフィックデータを受信するTXデータプロセッサ1238によって処理され、変調器1280によって変調され、トランシーバ1254A〜1254Rによって調整され、デバイス1210に送り戻されうる。
デバイス1210において、デバイス1250からの変調信号は、アンテナ1224によって受信され、トランシーバ1222によって調整され、復調器(DEMOD)1240によって復調され、RXデータプロセッサ1242によって処理され、デバイス1250によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出しうる。次に、プロセッサ1230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するか決定し、次に、抽出されたメッセージを処理する。
図12は、さらに、通信コンポーネントが、本明細書に教示されるようなパラメータ(PARAM)制御動作を行う1または複数のコンポーネントを含みうることを示す。例えば、パラメータ制御コンポーネント1290は、本明細書において教示されたように、別のデバイス(例えば、デバイス1250)へ/からパラメータ関連情報を送信/受信するために、プロセッサ1230、および/または、デバイス1210の別のコンポーントと協調しうる。同様に、パネラメータ制御コンポーネント1292は、別のデバイス(例えば、デバイス1210)へ/からパラメータ関連情報を送信/受信するために、プロセッサ1270、および/または、デバイス1250の別のコンポーネントと協調しうる。各デバイス1210および1250について、2またはそれよりも多くの記述されたコンポーネントの機能性が、単一のコンポーネントによって提供されうることは認識されるべきである。例えば、単一の処理コンポーネントは、パラメータ制御コンポーネント1290およびプロセッサ1230の機能性を提供し、単一の処理コンポーネントは、パラメータ制御コンポーネント1292およびプロセッサ1270の機能性を提供しうる。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステムコンポーネントに組み込まれうる。いくつかの態様において、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(例えば、帯域幅、送信電力、符号化、インターリーブ化などのうちの1または複数を特定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムで用いられうる。例えば、本明細書の教示は、次の技術うちの任意の1または組み合わせに適用されうる:符号分割多元接続(CDMA)システム、マルチキャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA)、高速パケット接続(HSPA、HSPA+)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直行周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または、別の多元接続技術。本明細書の教示を用いる無線通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および別の標準のような1または複数の標準を実現するように設計されうる。CDMAネットワークは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000、またはある別のテクノロジなどの無線テクノロジを実現しうる。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)を含む。Cdma2000テクノロジは、IS−2000、IS−95、およびIS−856標準をカバーする。TDMAネットワークは、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)などの無線テクノロジを実現しうる。OFDMAネットワークは、次世代UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などの無線テクノロジを実現しうる。UTRA、E−UTRA、GSMは、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。本明細書の教示は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、UMB(Ultra-Mobile Broadband)システム、および、別のタイプのシステムで実現されうる。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTAR、E−UTRA、GSM、UMTS、LTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)」という名称の団体から提供される文書に記述されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)」という名称の団体からの文書に記述されている。本開示の特定の態様は、3GPPの用語を使用して記述されるが、本明細書の教示が、3GPP(例えば、Re199、Re15、Re16、Re17)テクノロジ、並びに、3GPP2(例えば、1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)テクノロジ、および別のテクノロジに適用されることは理解されるべきである。
本明細書の教示は、様々な装置(例えば、ノード)に組み込まれうる(例えば、それ内で実施されうるか、あるいは、それによって実行されうる)。いくつかの態様において、本明細書の教示に従って実現されるノード(例えば、無線ノード)は、アクセスポイントまたはアクセス端末を備えうる。
例えば、アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、モバイル、モバイルノード、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または、ある別の用語を備えるか、それとして実現されるか、あるいは、それとして知られている。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続性能を有するハンドヘルドデバイス、あるいは、無線モデムに接続されたある別の適切な処理デバイスを備えうる。従って、本明細書で教示される1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートホン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル計算デバイス(例えば、パーソナルデータアシスタンス)、エンターテイメントデバイス(例えば、ミュージックデバイス、ビデオデバイス、または、衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、あるいは、無線媒体を介して通信するように構成された任意の別の適切なデバイスに組み込まれうる。
アクセスポイントは、ノードB、発展型ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、トランシーバ基地局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マイクロセル、マイクロノード、ホーム発展型ノードB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または、ある別の類似した用語を備えるか、それとして実現されるか、あるいは、それとして知られている。
いくつかの態様において、ノード(例えば、アクセスポイント)は、通信システムのためのアクセスノードを備えうる。そのようなアクセスノードは、例えば、ネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラネットワークのような広域ネットワーク)のための接続性、または、ネットワークへの接続性を、このネットワークへの有線または無線通信リンクを介して提供しうる。従って、アクセスノードは、別のノード(例えば、アクセス端末)が、ネットワーク、または、ある別の機能性にアクセスすることを可能にしうる。加えて、ノードのうちの一方または両方は、ポータブルでありうるか、いくつかの場合では、比較的ポータブルではない可能性があることは認識されるべきである。
同様に、無線ノードが、無線以外の方法で(例えば、有線接続を介して)情報を送信および/または受信する能力を有しうることは認識されるべきである。このように、本明細書に記述されるような受信機および送信機は、無線以外の媒体を介して通信するために、適切な通信インターフェースコンポーネント(例えば、電気的または光学的なインターフェースコンポーネント)を含みうる。
無線ノードは、任意の適切な無線通信テクノロジに基づくか、そうでなければ、それをサポートしうる1または複数の無線通信リンクを介して通信しうる。例えば、いくつかの態様において、無線ノードは、ネッワークと関連付けられうる。いくつかの態様において、ネットワークは、ローカルエリアネットワークまたは広域ネットワークを備えうる。無線デバイスは、本明細書に記述されるもの(例えば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のような様々な無線通信テクノロジ、プロトコル、または標準のうちの1または複数をサポートするか、そうでなければ、それを使用しうる。同様に、無線ノードは、1または複数の様々な対応する変調または多重化スキームをサポートするか、そうでなければ、それを使用しうる。このように、無線ノードは、上の、または、別の無線通信テクノロジを使用して1または複数の無線通信リンクを確立し、それを介して通信するために、適切なコンポーネント(例えば、エアインターフェース)を含みうる。例えば、無線ノードは、無線媒体を通る通信を容易にする様々なコンポーネント(例えば、信号生成器および信号プロセッサ)を含みうる関連送信機および受信機コンポーネントを有する無線トランシーバを備えうる。
本明細書に記述される機能性(添付の図面のうちの1または複数に関する)は、いくつかの態様において、添付の特許請求の範囲における、同様に指定された機能性「のための手段(means for)」に対応しうる。図13〜16を参照すると、装置1300、1400、1500、1600は、一連の相関性のある機能モジュールとして表される。ここで、第1のアクセスポイントからの信号の品質を決定するためのモジュール1302は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。セル再選択パラメータを決定するためのモジュール1304は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。決定されたセル再選択パラメータを送信するためのモジュール1306は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたような送信機に対応しうる。第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定するためのモジュール1308は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定するためのモジュール1402は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。セル再選択パラメータを決定するためのモジュール1404は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。決定されたセル再選択パラメータを送信するためのモジュール1406は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたような送信機に対応しうる。第1のアクセスポイントからの信号の品質を決定するためのモジュール1502は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。ハンドオーバパラメータを決定するためのモジュール1504は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。決定されたハンドオーバパラメータを送信するためのモジュール1506は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたような送信機に対応しうる。第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定するためのモジュール1508は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定するためのモジュール1602は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。ハンドオーバパラメータを決定するためのモジュール1604は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたようなパラメータコントローラに対応しうる。決定されたハンドオーバパラメータを送信するためのモジュール1606は、少なくともいくつかの態様において、例えば、本明細書で論述されたような送信機に対応しうる。
図13〜16のモジュールの機能性は、本明細書の教示と一致する様々な方法で実現されうる。いくつかの態様において、これらのモジュールの機能性は、1または複数の電子コンポーネントとして実現されうる。いくつかの態様において、これらのブロックの機能性は、1または複数のプロセッサコンポーネントを含む処理システムとして実現されうる。いくつかの態様において、これらのモジュールの機能性は、例えば、1または複数の集積回路(例えば、ASIC)の少なくとも一部を使用して実現されうる。本明細書で論述されたように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、別の関連コンポーネント、あるいは、それらのある組み合わせを含みうる。これらのモジュールの機能性は、本明細書で教示されるように、ある別の方法で実現されうる。いくつかの態様において、図13〜16の任意の点線で描かれたブロックのうちの1または複数は、オプションである。
「第1の」、「第2の」などの指定を使用する本明細書のエレメントへの任意の参照が、一般的に、これらのエレメントの量または順序を制限しないことは理解されるべきである。むしろ、これらの指定は、本明細書において、2つ以上のエレメント、または、1つのエレメントの複数のインスタンスを区別する便利な方法として使用されうる。このように、第1および第2のエレメントへの参照は、2つのエレメントしか使用されないこと、または、第1のエレメントがある方法で第2のエレメントに先行しなければならないことを意味しない。さらに、別途明記されていない限り、エレメントのセットは、1または複数のエレメントを備えうる。加えて、発明が実施される形態または特許請求の範囲で使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という形の表現は、「AまたはBまたはC、あるいは、これらのエレメントの任意の組み合わせ」を意味する。
当業者は、情報と信号が、任意の多様で異なるテクノロジと技術を用いて表されることを理解するであろう。例えば、上記全体を通して参照されるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光電場または光粒子、または、これらのあらゆる組み合わせによって表されうる。
当業者はさらに、本明細書に開示された態様と関連して記述されている様々な実例となる論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、アルゴリズムステップはいずれも、電子ハードウェア(例えば、ソース符号化またはある別の技術を使用して設計されうるデジタルインプリメンテーション、アナログインプリメンテーション、または、2つの組み合わせ)、命令を組み込む様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書において、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ばれる)、あるいは、両方の組み合わせとして実現されうることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に示すために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、ステップが、それらの機能性という観点から一般的に上に記述されている。ハードウェア、または、ソフトウェアとしてそのような機能性が実現されるか否かは、特定のアプリケーションとシステム全体に課された設計制約とに依存する。当業者は各特定アプリケーションについて様々な方法で上記機能性を実現することができるが、このような実施の決定は本発明の範囲からの逸脱の原因になるとして解釈されるべきではない。
本明細書に開示された態様と関連して記述される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路は、集積回路(IC)、アクセス端末、アクセスポイントと共に実現または実行されうる。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電子コンポーネント、光コンポーネント、機械コンポーネント、あるいは、本明細書に記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせを備え、IC内、ICの外、または両方に存在するコードまたは命令を実行しうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであるが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサは、さらに、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1または複数のマイクロプロセッサ、その他の上記構成の組み合わせといった計算デバイスの組み合わせとしても実現されうる。
任意の開示されるプロセスにおけるステップのあらゆる特定の順序または段階が例示的なアプローチの例であることが理解される。設計の選好(design preference)に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層が、本開示の範囲を逸脱することなく再配列されうることが理解される。添付の方法請求項は様々なステップのエレメントを簡単な順序で提示し、かつ、提示される特定の順序または階層に限定されることを意味しない。
1または複数の例示的な実施形態において、記述される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせに実現されうる。ソフトウェアに実現された場合、その機能は、コンピュータ可読媒体上の1または複数の命令またはコードとして記憶または送信される。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある箇所から別の箇所へのコンピュータプログラム移送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体はコンピュータによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体である。それに制限されない例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによってアクセスされることができ、命令やデータ構造形で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用される任意の別媒体を備えうる。さらに、任意の接続は適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などの無線テクノロジを使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースからソフトウェアが送信されると、この同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線、マイクロ派などの無線テクノロジは媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)とディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ディスク(disk)は通常磁気作用によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザで光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。コンピュータ可読媒体が、任意の適切なコンピュータプログラムプロダクトにおいて実現されうることが認識されるべきである。
開示された態様の以上の記述は、当業者が本開示を実施および使用することを可能にするために提供される。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書において定義された包括的な原理は、本発明の精神または範囲を逸脱することなく他の態様に適用可能である。従って、本開示は本明細書に記載の態様に制限されるものではなく、本明細書で開示される原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
通信の方法であって、
第2のアクセスポイントにおいて第1のアクセスポイントからの信号の品質を決定することと、
前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを決定することと、
前記第2のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信することと、
を備える方法。
[C2]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、または
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性の減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく、前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C2に記載の方法。
[C4]
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を減らすように、許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちの1つの値を選択することと、
前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
を備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を高めように、許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちの1つの値を選択することと、
前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
を備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定することをさらに備え、前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質にさらに基づく、C1に記載の方法。
[C7]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記ヒステリシスパラメータを前記決定された信号品質の関数として計算することを備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記決定された信号品質を閾値と比較することと、
前記決定された信号品質が前記閾値以上である場合に、前記ヒステリシスパラメータを、セルサイトに対して特定された値に設定することと
を備える、C7に記載の方法。
[C10]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記決定された信号品質を閾値と比較することと、
前記決定された信号品質が前記閾値以下である場合に、前記ヒステリシスパラメータを、セルエッジに対して特定された値に設定することと
を備える、C7に記載の方法。
[C11]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記信号品質の決定は、前記第2のアクセスポイントにおいて前記信号のE cp /I を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記信号品質の決定は、前記第2のアクセスポイントにおいて前記信号の受信信号コード電力を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記信号品質の決定は、前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、C1に記載の方法。
[C15]
前記信号品質の決定は、
前記第1のアクセスポイントから前記信号を受信することと、
前記受信信号に基づいて信号品質パラメータを決定することと
を備える、C1に記載の方法。
[C16]
前記信号品質の決定は、前記信号品質のインジケーションを受信することを備える、C1に記載の方法。
[C17]
前記第1のアクセスポイントはマクロ基地局を備え、
前記第2のアクセスポイントはフェムトセルを備える
C1に記載の方法。
[C18]
通信のための装置であって、
前記装置においてアクセスポイントからの信号の品質を決定するように動作可能であり、さらに、前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを決定するように動作可能なコントローラと、
前記装置から前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するように動作可能な送信機と
を備える装置。
[C19]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、または
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
を備える、C18に記載の装置。
[C20]
前記第1の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C19に記載の装置。
[C21]
前記コントローラは、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定するように動作可能であり、
前記ハンドオーバパラメータの決定は、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質に基づく
C18に記載の装置。
[C22]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C18に記載の装置。
[C23]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C18に記載の装置。
[C24]
通信のための装置であって、
前記装置においてアクセスポイントからの信号の品質を決定するための手段と、
前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを決定するための手段と、
前記装置から前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するための手段と
を備える装置。
[C25]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、または
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在すること前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
を備える、C24に記載の装置。
[C26]
前記第1の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C25に記載の装置。
[C27]
前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定するための手段をさらに備え、前記ハンドオーバパラメータの決定は、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質に基づく、C24に記載の装置。
[C28]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C24に記載の装置。
[C29]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C24に記載の装置。
[C30]
コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに対して、
第2のアクセスポイントにおいて第1のアクセスポイントからの信号の品質を決定させ、
前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを決定させ、
前記第2のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信させる
ためのコードを備える、コンピュータプログラムプロダクト。
[C31]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、
前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
を備える、C30に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C32]
前記第1の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まるによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C31に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C33]
前記コンピュータ可読媒体は、さらに、前記コンピュータに対して、前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定させるためのコードを備え、
前記ハンドオーバパラメータの決定は、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質に基づく、
C30に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C34]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C30に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C35]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセッパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C30に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C36]
通信の方法であって、
第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定することと、
前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定することと、
前記第1のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信することと
を備える方法。
[C37]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、または
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
を備える、C36に記載の方法。
[C38]
前記第1の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第1のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C37に記載の方法。
[C39]
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を減らす許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちの1つの値を選択することと、
前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
を備える、C36に記載の方法。
[C40]
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を高める許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちから1つの値を選択することと、
前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
を備える、C36に記載の方法。
[C41]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C36に記載の方法。
[C42]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、セルサイトに対して特定された値に前記ヒステリシスパラメータを設定することを備える、C41に記載の方法。
[C43]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、セルエッジに対して特定された値に前記ヒステリシスパラメータを設定することを備える、C41に記載の方法。
[C44]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセッパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C36に記載の方法。
[C45]
前記近接度の決定は、
前記第2のアクセスポイントから信号を受信することと、
前記受信信号の信号パラメータを測定することと、
前記測定された信号パラメータに基づいて前記近接度を決定することと、
を備える、C36に記載の方法。
[C46]
前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、C36に記載の方法。
[C47]
前記経路損失の推定は、
前記第1のアクセスポイントにおいて前記第2のアクセスポイントからの信号の受信信号コード電力を決定することと、
前記信号を送信するために、前記第2のアクセスポイントによって使用される送信電力を決定することと、
前記決定された受信信号コード電力および前記決定された送信電力に基づいて経路損失値を計算することと
を備える、C46に記載の方法。
[C48]
前記受信信号コード電力は、共通パイロットチャネル受信信号コード電力を備え、
前記送信電力は、共通パイロットチャネル送信電力を備える、
C47に記載の方法。
[C49]
前記近接度の決定は、前記近接度のインジケーションを受信することを備える、C36に記載の方法。
[C50]
前記第1のアクセスポイントはフェムトセルを備え、
前記第2のアクセスポイントはマクロ基地局を備える
C36に記載の方法。
[C51]
通信のための装置であって、
前記装置とアクセスポイントとの近接度を決定するように動作可能であって、さらに、前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定するように動作可能なコントローラと、
前記装置から前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するように動作可能な送信機と
を備える装置。
[C52]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、または
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
を備える、C51に記載の装置。
[C53]
前記第1の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第1のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C52に記載の装置。
[C54]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C51に記載の装置。
[C55]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C51に記載の装置。
[C56]
前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、C51に記載の装置。
[C57]
通信のための装置であって、
前記装置とアクセスポイントとの近接度を決定するための手段と、
前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定するための手段と、
前記装置から前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するための手段と
を備える装置。
[C58]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、または
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
を備える、C57に記載の装置。
[C59]
前記第1の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントへの早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第1のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C58に記載の装置。
[C60]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C57に記載の装置。
[C61]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C57に記載の装置。
[C62]
前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、C57に記載の装置。
[C63]
コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに対して、
第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定させ、
前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定させ、
前記第1のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信させる
ためのコードを備える、コンピュータプログラムプロダクト。
[C64]
前記ハンドオーバパラメータの決定は、
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、または
前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
を備える、C63に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C65]
前記第1の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、
前記第2の値は、前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第1のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される
C64に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C66]
前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、C63に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C67]
前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、C63に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C68]
前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、C63に記載のコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (52)

  1. 通信の方法であって、
    第2のアクセスポイントにおいて第1のアクセスポイントからの信号の品質を決定することと、ここにおいて、前記第2のアクセスポイントは、アクセス端末にサービス提供しており、前記第1のアクセスポイントはマクロセルの一部であり、前記第2のアクセスポイントはフェムトセルの一部である、
    前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを決定することと、
    前記第2のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信することと、
    を備え
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
    を備え、前記第1の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性の減少させるように定義され、前記第2の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく、前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を、前記アクセス端末が経験する可能性を減少させるように定義される、方法。
  2. 前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を減らすように、許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちの1つの値を選択することと、
    前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を高めように、許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちの1つの値を選択することと、
    前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定することをさらに備え、前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質にさらに基づく、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記ヒステリシスパラメータを前記決定された信号品質の関数として計算することを備える、請求項に記載の方法。
  7. 前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記決定された信号品質を閾値と比較することと、
    前記決定された信号品質が前記閾値以上である場合に、前記ヒステリシスパラメータを、セルサイトに対して特定された値に設定することと
    を備える、請求項に記載の方法。
  8. 前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記決定された信号品質を閾値と比較することと、
    前記決定された信号品質が前記閾値以下である場合に、前記ヒステリシスパラメータを、セルエッジに対して特定された値に設定することと
    を備える、請求項に記載の方法。
  9. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記信号品質の決定は、前記第2のアクセスポイントにおいて前記信号のEcp/Iを決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記信号品質の決定は、前記第2のアクセスポイントにおいて前記信号の受信信号コード電力を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記信号品質の決定は、前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記信号品質の決定は、
    前記第1のアクセスポイントから前記信号を受信することと、
    前記受信信号に基づいて信号品質パラメータを決定することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記信号品質の決定は、前記信号品質のインジケーションを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  15. 通信のための装置であって、
    前記装置において第1のアクセスポイントからの信号の品質を、前記装置によって決定するように動作可能であり、さらに、前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを、前記装置によって決定するように動作可能なコントローラと、ここにおいて、前記装置は、アクセス端末にサービス提供する第2のアクセスポイントであり、前記第1のアクセスポイントはマクロセルの一部であり、前記第2のアクセスポイントはフェムトセルの一部である、
    前記装置から前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するように動作可能な送信機と
    を備え
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
    を備え、前記第1の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、前記第2の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を、前記アクセス端末が経験する可能性を減少させるように定義される、装置。
  16. 前記コントローラは、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定するように動作可能であり、
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質に基づく
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項15に記載の装置。
  18. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項15に記載の装置。
  19. 通信のための装置であって、
    前記装置において第1のアクセスポイントからの信号の品質を決定するための手段と、ここにおいて、前記装置は、アクセス端末にサービス提供する第2のアクセスポイントである、
    前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを、前記第2のアクセスポイントにおいて、決定するための手段と、
    前記第2のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するための手段と
    を備え
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定すること、なお、前記第1のアクセスポイントはマクロセルの一部であり、前記第2のアクセスポイントはフェムトセルの一部である、または
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在すること前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
    を備え、前記第1の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、前記第2の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される、装置。
  20. 前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定するための手段をさらに備え、前記ハンドオーバパラメータの決定は、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質に基づく、請求項19に記載の装置。
  21. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項19に記載の装置。
  22. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項19に記載の装置。
  23. コンピュータ可読記録体であって、コンピュータに対して、
    第2のアクセスポイントにおいて第1のアクセスポイントからの信号の品質を決定させ、なお前記第2のアクセスポイントはアクセス端末にサービス提供する、
    前記第2のアクセスポイントにおいて前記決定された信号品質に基づいてハンドオーバパラメータを決定させ、
    前記第2のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信させる
    ためのコードを備え、
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、ここにおいて、前記第1のアクセスポイントはマクロセルの一部であり、前記第2のアクセスポイントはフェムトセルの一部である、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された信号品質が示す場合に、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
    を備え、前記第1の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、前記第2の値は、前記第2のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まるによる機能停止を経験する可能性を減少させるように定義される、コンピュータ可読記録媒体
  24. 記コンピュータに対して、前記第2のアクセスポイントからの信号の品質を決定させるためのコードをさらに備え、
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、さらに、前記第2のアクセスポイントからの信号の前記決定された信号品質に基づく、
    請求項23に記載のコンピュータ可読記録媒体
  25. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項23に記載のコンピュータ可読記録媒体
  26. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセッパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項23に記載のコンピュータ可読記録媒体
  27. 通信の方法であって、
    第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定することと、ここにおいて、前記第1のアクセスポイントは、アクセス端末にサービス提供しており、前記第1のアクセスポイントはマクロセルの一部であり、前記第2のアクセスポイントはフェムトセルの一部である、
    前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定することと、
    前記第1のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信することと
    を備え
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、
    前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
    を備え、前記第1の値は、前記アクセス端末が前記第2のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、前記第2の値は、前記アクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第1のアクセスポイントに留まることによる機能停止を、前記アクセス端末が経験する可能性を減少させるように定義される、方法。
  28. 前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を減らす許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちの1つの値を選択することと、
    前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
    を備える、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第1のアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末が前記第2のアクセスポイントにハンドオーバされるであろう可能性を高める許容ハンドオーバパラメータ値のセットのうちから1つの値を選択することと、
    前記ハンドオーバパラメータを前記選択された値に設定することと
    を備える、請求項27に記載の方法。
  30. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項27に記載の方法。
  31. 前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、セルサイトに対して特定された値に前記ヒステリシスパラメータを設定することを備える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記ハンドオーバパラメータの決定は、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、セルエッジに対して特定された値に前記ヒステリシスパラメータを設定することを備える、請求項30に記載の方法。
  33. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセッパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項27に記載の方法。
  34. 前記近接度の決定は、
    前記第2のアクセスポイントから信号を受信することと、
    前記受信信号の信号パラメータを測定することと、
    前記測定された信号パラメータに基づいて前記近接度を決定することと、
    を備える、請求項27に記載の方法。
  35. 前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、請求項27に記載の方法。
  36. 前記経路損失の推定は、
    前記第1のアクセスポイントにおいて前記第2のアクセスポイントからの信号の受信信号コード電力を決定することと、
    前記信号を送信するために、前記第2のアクセスポイントによって使用される送信電力を決定することと、
    前記決定された受信信号コード電力および前記決定された送信電力に基づいて経路損失値を計算することと
    を備える、請求項35に記載の方法。
  37. 前記受信信号コード電力は、共通パイロットチャネル受信信号コード電力を備え、
    前記送信電力は、共通パイロットチャネル送信電力を備える、
    請求項36に記載の方法。
  38. 前記近接度の決定は、前記近接度のインジケーションを受信することを備える、請求項27に記載の方法。
  39. 通信のための装置であって、
    前記装置と第1のアクセスポイントとの近接度を決定するように動作可能であって、さらに、前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定するように動作可能なコントローラと、ここにおいて、前記装置は、アクセス端末にサービス提供する第2のアクセスポイントであり、前記第1のアクセスポイントはマクロセルの一部であり、前記第2のアクセスポイントはフェムトセルの一部である、
    前記装置から前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するように動作可能な送信機と
    を備え
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
    を備え、前記第1の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、前記第2の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を、前記アクセス端末が経験する可能性を減少させるように定義される、装置。
  40. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項39に記載の装置。
  41. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項39に記載の装置。
  42. 前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、請求項39に記載の装置。
  43. 通信のための装置であって、
    前記装置と第1のアクセスポイントとの近接度を決定するための手段と、ここにおいて、前記装置は、アクセス端末にサービス提供する第2のアクセスポイントである、
    前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定するための手段と、
    前記装置から前記決定されたハンドオーバパラメータを送信するための手段と
    を備え
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定することと
    を備え、前記第1の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、前記第2の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を、前記アクセス端末が経験する可能性を減少させるように定義される、装置。
  44. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項43に記載の装置。
  45. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項43に記載の装置。
  46. 前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、請求項43に記載の装置。
  47. コンピュータ可読記録体あって、コンピュータに対して、
    第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの近接度を決定なお、前記第2のアクセスポイントはアクセス端末にサービス提供する、させ、
    前記決定された近接度に基づいてハンドオーバパラメータを決定させ、
    前記第1のアクセスポイントから前記決定されたハンドオーバパラメータを送信させる
    ためのコードを備え、
    前記ハンドオーバパラメータの決定は、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第1の値に設定することと、
    前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントのセルエッジの近くに存在することを前記決定された近接度が示す場合、前記ハンドオーバパラメータを第2の値に設定すること
    を備え、前記第1の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントに早期ハンドオーバされる可能性を減少させるように定義され、前記第2の値は、前記アクセス端末が前記第1のアクセスポイントにハンドオーバされるのではなく前記第2のアクセスポイントに留まることによる機能停止を、前記アクセス端末が経験する可能性を減少させるように定義される、コンピュータ可読記録媒体
  48. 前記ハンドオーバパラメータは、ヒステリシスパラメータを備える、請求項47に記載のコンピュータ可読記録媒体
  49. 前記ハンドオーバパラメータは、セル個別オフセットパラメータ、または、タイム・ツー・トリガパラメータを備える、請求項47に記載のコンピュータ可読記録媒体
  50. 前記近接度の決定は、前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントへの経路損失を推定することを備える、請求項47に記載のコンピュータ可読記録媒体
  51. コンピュータに対して、請求項1、2乃至14、27、28乃至38のうちの一項に記載の方法を実行させるプログラム。
  52. プログラムを記録したコンピュータ可読記憶デバイスであって、前記プログラムは、コンピュータに対して、請求項1、2乃至14、27、28乃至38のうちの一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶デバイス。
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