JP5575237B2 - 組み合わせデータマスクおよびデータバス反転を用いたデータ符号化 - Google Patents

組み合わせデータマスクおよびデータバス反転を用いたデータ符号化 Download PDF

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    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4265Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a point to point bus

Description

本開示は、チップツーチップ通信リンク上の転送用にデータを符号化することに関する。
集積回路装置は、複数の信号線を通じてマルチビットデータを送信および受信するように構成された入力/出力(I/O)回路を用いて、互いに通信する。回路上の複数の出力ドライバが、マルチビットデータを送信するために、同時に高速で状態を変化させる場合に、出力ドライバによって電源から引き出される電流変化は、通常は同時スイッチング出力(「SSO」)ノイズ(または同時スイッチングノイズ(「SSN」))と呼ばれる電源妨害に帰着する電圧を誘発する。SSNは、回路上の出力ドライバ、入力受信機または内部論理の間で望ましくない遷移挙動を引き起こす可能性がある。
一実施形態に従って、データを符号化および復号化できるエンコーダおよびデコーダを含むシステムを示す。 一実施形態に従って、データを符号化する方法を示す流れ図である。 一実施形態に従って、エンコーダ回路の一例を示す。 一実施形態に従って、データを復号化する方法を示す流れ図である。 一実施形態に従って、デコーダ回路の一例を示す。 8ビット非符号化データおよびDBIビットを含む9ビットデータに存在するハミング重み(HW)を示す。 一実施形態に従って符号化されたDBIビットおよび8ビット符号化データを含む9ビット符号化データに存在するハミング重みを示す。
並列リンク上でSSNを低減するために用いられる技術には、動的バス反転とも呼ばれるデータバス反転(DBI)が含まれる。DBIは、例えば、リンクの両端にわたって発生する送信機スイッチング遷移の数を減少させることによってSSNを低減するために、並列通信リンクを通じて送信された前のビットに基づいて、転送されるマルチビットデータのいくつかを反転させる。
一回路によって送信されたデータをもう一方の回路が無視すべきことをもう一方の回路に示すために、データマスク(dm)信号が、一回路によって用いられる。例えば、データマスク信号は、メモリコントローラによってメモリ装置に送信されたデータを無視すべきことをメモリ装置に示すために、メモリコントローラによって用いてもよい。データマスク信号は、メモリコントローラ集積回路のピンにおける電圧レベル、またはメモリコントローラとメモリ装置との間で送信されるコマンドの一部とすることができる。
本開示の実施形態は、DBI符号化および非DBI符号化を組み合わせ、かつ用いられる符号化のタイプを示すデータマスク信号を用いる、一回路から別の回路へのデータ送信のためのデータ符号化方式が含まれる。ここで、用語「非DBI符号化」は、DBIと異なる任意の符号化方式を指すために用いられる。第1の状態におけるデータマスク信号は、一回路から前記別の回路に送信されるデータを無視すべきことを示し、第2の状態におけるデータマスク信号は、一回路から前記別の回路に送信されるデータを無視すべきでないことを示す。データマスク信号が第2の状態である場合に、データの第1のサブセットは、データバス反転を用いて符号化され、データの第2のサブセットは、データバス反転とは異なって符号化される。本明細書で説明する実施形態による符号化方式には、符号化データが一回路から別の回路に送信される場合に、SSOノイズを劇的に低減できるという利点がある。
ここで、本開示のいくつかの実施形態を参照する。これらの実施形態の例が、添付の図面に示されている。実際的な場合はいつでも、類似または同様の参考番号が図で用いられる場合があり、かつ類似または同様の機能を示し得ることに留意されたい。図は、実例だけを目的として本開示の実施形態を示す。当業者は、本明細書で示す構造および方法の代替実施形態が、本明細書で説明する開示の原理から逸脱せずに使用可能であることを、以下の説明から容易に理解されよう。
図1は、一実施形態に従って、データを符号化および復号化できるエンコーダおよびデコーダを含むシステムを示す。図1のシステムには、並列通信リンク114上で互いに通信する2つの回路が含まれる。例えば、回路102は、メモリコントローラであってもよく、回路104は、DRAMまたはSRAMなどのメモリ装置であってもよい。しかしながら、回路102、104は、互いの間でデータを通信する他のタイプの回路であってもよい。
並列通信リンク114は、回路102、104が常駐する回路基板上のバスであってもよく、かつメモリコントローラ102からメモリ装置104に送信されるデータDのビット数(nビット)より大きいデータ幅(n+2ビット)を有する。ここで、nは、1を超える正の整数(n>1)である。nビットデータDは、nビットデータDにおける論理レベル「1」の数に依存する可変ハミング重み(HW)を有する。ここで、ハミング重みは、nビットデータDにおける非ゼロ(すなわち論理レベル「1」)ビットの数を指す。ここでリンク114が、シングルエンド並列通信リンクとして示されているが、リンク114はまた、差動信号または多重線信号を送信するように構成されたリンクにすることができることに留意されたい。
メモリコントローラ102には、エンコーダ106および送信機(Tx)108が含まれる。データDは、例えば直列または並列データとしてエンコーダ106に供給することができる。メモリ装置104にはまた、デコーダ112および受信機(Rx)110が含まれる。さらに、メモリ装置104にはまた、符号化データをメモリコントローラ102に送信するための別のエンコーダおよび送信機を含んでもよく、メモリコントローラ102にはまた、メモリ装置104から符号化データを受信し、かつ受信した符号化データを復号化するための受信機およびデコーダを含んでもよい。しかしながら、メモリ装置104のエンコーダおよび送信機、ならびにメモリコントローラ102の受信機およびデコーダは、それらが本開示の実施形態を説明するために必要ではないので、図1に示されていない。
エンコーダ106は、メモリコントローラ102内の他の回路(図示せず)または他の回路コンポーネント(例えば状態機械(図示せず))からnビットデータDおよび1ビットデータマスク信号(dm)を受信する。上記のように、データマスク信号(dm)は、メモリコントローラ102が、メモリ装置104に、メモリコントローラ102から受信するデータを無視するように示すために(すなわち、非書き込み動作を示すために)用いられる。dm信号は、ピン上の電圧レベルとすることができ、それは、オフセットされるかまたはメモリコントローラ102からメモリ装置に送信されているデータに付随する。代替として、dm信号によって伝達されるマスキング情報は、メモリコントローラ102とメモリ装置104との間で送信されるコマンドの一部として含んでもよく、したがって物理的なデータマスク信号dmは、並列リンク114上に存在する必要がない。エンコーダ106は、それが受信するnビットデータDの符号化を実行してnビットデータをnビット符号化データDQおよびDBIビット(1ビット)に変換するように構成された組み合わせ論理ゲートまたはルックアップテーブル(LUT)を含む。エンコーダ106はまた、データマスク(dm)信号を修正データマスク(DM)信号に変換する。図2および3に関連して以下でより詳細に説明するように、エンコーダ106は、nビットデータDのハミング重みに依存してnビットデータDを符号化するために、nビットデータDのいくつかの場合にDBI符号化を用い、かつnビットデータDの他の場合に非DBI符号化を用いる。エンコーダ106はまた、これらの様々な場合にnビット符号化データDQにおいて用いられた符号化のタイプをメモリ装置104に示すために、修正データマスク信号(DM)を生成する。
さらに、エンコーダ106はまた、モード信号116を受信する。一実施形態において、モード信号116がアサートされた場合(例えば論理ハイ)に、エンコーダ106は、本明細書で説明するように本開示の実施形態による符号化方式を用いて、nビットデータDを符号化する。モード信号116がアサートされない場合(例えば論理ロー)に、エンコーダ106は、(マスキング情報の使用に依存しない)DBI符号化を用いて、nビットデータDを符号化する。
実施形態において、送信機(Tx)108は、符号化データDQ、DBIビット、およびDMビットを、並列リンク114を通じてメモリ装置104の受信機(Rx)110に送信する。そうする際に、送信機(Tx)108は、電源電圧(Vdd)を供給する電源(図示せず)から電源電流Iddを引き出し、電源からの電力を消費し、SSOノイズを発生する。しかしながら、送信機(Tx)108によって発生されるSSOノイズは、本開示の実施形態に従って低減することができる。
実施形態において、受信機110は、符号化データDQ、DBIビットおよびDMビットを、並列リンク114を通じてメモリコントローラ102から受信する。そうする際に、受信機110もまた、電源電圧(Vdd)を供給する電源(図示せず)から電源電流Iddを引き出し、電源からの電力を消費し、SSOノイズを発生する。再び、受信機(Rx)110によって発生されるSSOノイズは、本開示の実施形態に従って低減することができる。
受信機110は、受信した符号化データDQ、DBIビット、およびDMビットをデコーダ112に供給する。デコーダ112は、符号化データDQおよびDBIビットを逆にnビットデータDに復号化し、かつ修正データマスク信号(DM)を逆にデータマスク信号(dm)に変換するが、これは、図4および5に関連して以下でより詳細に説明する。
さらに、デコーダ112はまた、モード信号516を受信する。一実施形態において、モード信号516がアサートされた場合(例えば論理ハイ)に、デコーダ112は、本明細書で説明するように本開示の実施形態による復号化方式を用いて、nビット符号化データDQを復号化する。モード信号516がアサートされない場合(すなわち論理ロー)に、デコーダ論理112は、(マスキング情報の使用に依存しない)DBI復号化を用いて、nビット符号化データDQを復号化する。
図2は、一実施形態に従ってデータを符号化する方法を示す流れ図である。図2の実施形態における符号化方式によれば、DBI符号化および非DBI符号化の組み合わせを用い、nビットデータDのハミング重み、すなわちnビットデータDにおける非ゼロ(つまり論理レベル「1」)ビットの数に依存してnビットデータDを符号化する。
最初に、データマスク信号(dm)が、アサートされた(この例では「1」または論理ハイ)かどうかが決定される202。データマスク信号(dm)がアサートされた場合に、nビットデータDは、次のように符号化される。すなわち、n+1ビット符号化データ[DBI、DQ]が、マスク信号をメモリ装置104に示す所定の(n+1)ビットデータパターン(DQM)であるように、符号化される。また、修正データマスク信号(DM)は、「1」または論理ハイに設定される。他方で、データマスク信号(dm)がアサートされない場合(「0」または論理ロー)に、nビットデータDが、DBI符号化されるときに所定の閾値より低いハミング重みを有するかどうかがさらに決定される206。換言すれば、ステップ206において、非符号化nビットデータDが、第1の所定の閾値より低いかまたは第2の所定の閾値より高いハミング重みを有するかどうかがさらに決定される。例えばDが8ビットデータの場合に、ハミング重みの閾値3は、次のように用いてもよい。すなわち、8ビットデータDが、DBI符号化されるときに4未満のハミング重み(つまり、DBI符号化DのHWが0、1、2、または3である)を有する場合に、つまり非符号化8ビットデータDが、4未満(つまり、非符号化DのHWが0、1、2、もしくは3である)かまたは5より高い(つまり、非符号化DのHWが6、7、もしくは8である)のハミング重みを有する場合に、8ビットデータDが低ハミング重みデータと見なされるように用いてもよい。
ステップ206において、DBI符号化nビットデータDが、低ハミング重みデータではない場合には、nビットデータDは、n+1ビット符号化データ[DBI、DQ]がDBI符号化されるように、符号化される。例えば、nビットデータDが8ビットデータであり、かつ4のハミング重みを有する場合に、データビットの反転は発生せず、DBIビットはアサートされない(すなわち論理ロー)。他方で、8ビットデータDが5のハミング重みを有する場合には、データビットの反転が発生し、DBIビットはアサートされる(すなわち、論理ハイ)。したがって、8ビット入力データDに関して、ステップ210においてDBI符号化を用いるn+1ビット符号化データ[DBI、DQ]は、4だけのハミング重みを有する。また、修正データマスク信号(DM)は、ステップ210でアサートされない(「0」または論理ロー)。
他方で、nビットDBI符号化データDが、ステップ206において低ハミング重みデータである場合には、nビットデータDは、非DBI符号化方式を用いて符号化される。いくつかの実施形態において、n+1ビット符号化データ[DBI、DQ]の全てまたは大部分は、非低ハミング重みデータであるように符号化される。例えばnビットデータDが、8ビットデータである場合に、8ビットデータDは、4のハミング重みを有する9ビット符号化データ[DBI、DQ]のほとんど(252)、および3のハミング重みを有する9ビット符号化データ[DBI、DQ]の単にいくつか(4)に帰着する非DBI符号化方式で符号化される。また、n+1ビット符号化データ[DBI、DQ]を符号化するために非DBI符号化方式が用いられたことをメモリ装置104に示すために、たとえオリジナルデータマスク信号(dm)がアサートされない場合であっても、修正データマスク信号(DM)はアサートされる(「1」または論理ハイ)。したがって、修正データマスク信号(DM)は、n+1ビット符号化データ[DBI、DQ]を符号化するためにDBI符号化または非DBI符号化が用いられたかどうかをメモリ装置104に示すために用いられる。図2の実施形態における符号化方式は、SSOノイズを著しく低減する。なぜなら、符号化データ[DBI、DQ]のハミング重みが、小さな変動範囲(例えば、8ビットデータDの例で3または4のハミング重み)に制限されるからである。
以下の表1は、図2に示すような実施形態に従って8ビット入力データDを9ビット符号化データ[DBI、DQ]に符号化するために使用可能な組み合わせ論理の例を示す。表1に示す組み合わせ論理は、単に例示的であり、他の組み合わせ論理を用いて、図2に示すような符号化を実行してもよい。
Figure 0005575237
上記の表1から分かるように、データマスク信号(dm)がアサートされた場合に、符号化データ[DBI、DQ]は、DQM(111000000)である。他方で、データマスク信号(dm)がアサートされない場合に、4または5のハミング重みを備えたデータDは、DBIを用いて、次のように符号化される。すなわち、4のハミング重みを備えたデータDのデータビットが反転されず、かつDBIビットが0に設定され、一方で5のハミング重みを備えたデータDのデータビットが反転され、かつDBIビットが1に設定されるように、符号化される。DBI符号化データ[DBI、DQ]は、4だけのハミング重みを有する。また、データマスク信号(dm)がアサートされない場合に、0、1、2もしくは3(4未満)、または6、7もしくは8(5より大きい)のハミング重みを備えたデータDは、上記で表1に示すように、符号化データ[DBI、DQ]のハミング重みを3または4のハミング重みに制限する、非DBI符号化方式を用いて符号化される。
より具体的には、表1に示すように、0のHWを備えた00000000の形をした8ビットデータパターンは、3のHWを備えた9ビット符号化データパターン101010000に符号化される。1のHWを備えたx0000の形をした8ビットデータは、4のHWを備えた
Figure 0005575237

の形をした9ビットデータに符号化され、1のHWを備えた0000xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた
Figure 0005575237

の形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、ここで、xは、8ビットデータパターンの最下位ビットからn番目のビットであり、
Figure 0005575237

は、xの補数である。2のHWを備えた00xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた011xの形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、2のHWを備えた01xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた01010yの形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、2のHWを備えた10xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた01001yの形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、2のHWを備えた11xの形をした8ビットデータパターンは、3のHWを備えた9ビット符号化データパターン010010001に符号化され、ここで、xは、8ビットデータパターンの最下位ビットからn番目のビットであり、y=x+x+xであり、y=x+x+xであり、y=x+x+xであり、y=x+x+xであり、+は、OR演算である。
別の例に関して、3のHWを備えたxの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた1xの形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、ここで、xは、8ビットデータパターンの最下位ビットからn番目のビットである。4のHWを備えたxの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた9ビット符号化データパターン0xにDBI符号化され、ここで、xは、8ビットデータパターンの最下位ビットからn番目のビットである。5のHWを備えたxの形をした8ビットデータパターンも、4のHWを備えた
Figure 0005575237

の形をした9ビット符号化データパターンに同様にDBI符号化され、ここで、xは、8ビットデータパターンの最下位ビットからn番目のビットであり、
Figure 0005575237

は、xの補数(反転)である。
さらに別の例に関して、6のHWを備えた11xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた000xの形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、6のHWを備えた10xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた9ビット符号化データパターン00101zに符号化され、6のHWを備えた01xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた9ビット符号化データパターン00110zに符号化され、6のHWを備えた00xの形をした8ビットデータパターンは、3のHWを備えた9ビット符号化データパターン001100001に符号化され、ここで、xは、8ビットデータパターンの最下位ビットからn番目のビットであり、
Figure 0005575237

であり、
Figure 0005575237

であり、
Figure 0005575237

であり、
Figure 0005575237

であり、
Figure 0005575237

は、xの補数であり、「+」はOR演算である。7のHWを備えたx1111の形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた
Figure 0005575237

の形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、7のHWを備えた1111xの形をした8ビットデータパターンは、4のHWを備えた
Figure 0005575237

の形をした9ビット符号化データパターンに符号化され、ここで、xは、8ビットデータパターンの最下位ビットからn番目のビットであり、
Figure 0005575237

は、x補数である。さらに別の例に関して、8のHWを備えた8ビットデータパターン11111111は、3のHWを備えた9ビット符号化データパターン110100000に符号化される。また、DQMデータパターンは、111000000に設定される。
メモリコントローラ102からメモリ装置104に送信されるnビットデータDは、上記の例では8ビットデータであると仮定されているが、ここにおける8ビットデータの使用は、単に例示的である。したがって、本明細書で説明する符号化方式は、メモリコントローラ102からメモリ装置104に送信される任意のビット数のデータで使用し得る。上記の表1に示すものなど、8ビット非符号化データと9ビット符号化データとの間のマッピングは、予め決定し、メモリコントローラ102上のLUT(図示せず)に記憶してもよい。そのようにすれば、本明細書で説明する実施形態よるデータの符号化は、迅速に実行可能である。
図3は、一実施形態に従って、エンコーダ回路の一例を示す。図3のエンコーダ回路は、図2に関連して上記したような符号化方式を実行するように構成された回路の一例であるが、図2の符号化方式を実行する同じ機能を備えた異なる回路構成が利用可能である。エンコーダ106には、DBIエンコーダ302、非DBIエンコーダ304、ANDゲート312、ORゲート314、およびマルチプレクサ308、310が含まれる。例えば上記で表1に示したように、DBIエンコーダ302は、図2のステップ210に関して上記したように入力データDに対してDBI符号化を行うように構成され、非DBIエンコーダ304は、図2のステップ208に関して上記したように入力データDに対して非DBI符号化を行うように構成される。モード信号116は、本明細書における実施形態(図2)による符号化方式を用いるべきか(モード116がアサートされた場合)、または(マスキング情報の使用に依存しない)DBI符号化を用いるべきか(モード116がアサートされない場合)どうかをエンコーダ116に示すために用いられる。図2の符号化方式のここでの実例のために、モード信号116は、アサートされると仮定される(論理ハイ)。
エンコーダ回路106の動作を見ると、データマスク信号(dm)312がアサートされた場合(「1」または論理ハイ)に、ORゲート314から出力される修正データマスク信号DM326もまた、「1」または論理ハイである。さらに、データマスク信号(dm)312はまた、マルチプレクサ310に、その出力316として所定のビットパターンDQM323を選択させる。
他方で、データマスク信号(dm)312がアサートされない場合(「0」または論理ロー)に、マルチプレクサ310は、その符号化データ[DBI、DQn]としてマルチプレクサ308の出力322を選択する。マルチプレクサ308の出力322は、ANDゲート312の出力324に従って選択された、DBIエンコーダ302の出力318または非DBIエンコーダ304の出力320のいずれかである。この点において、DBIエンコーダ302には、入力データDが、DBIエンコーダ302によってDBI符号化される場合に所定の閾値より低いハミング重みを有するかどうかを決定するように構成された論理(図示せず)が含まれる。換言すれば、DBIエンコーダ302はまた、非符号化nビットデータDが、第1の所定の閾値より低いかまたは第2の所定の閾値より高いハミング重みを有するかどうかを決定するように構成される。入力データDが、DBIエンコーダ302によってDBI符号化されるときに所定の閾値より低いハミング重みを有する場合には、DBIエンコーダ302は、論理ハイ(「1」)であるように低HW信号306を生成するが、しかしそうでなければ論理ロー(「0」)であるように低HW信号306を生成する。
モード信号116が論理ハイであるように設定されるので、ANDゲート312の出力324は、入力データDが、DBIエンコーダ302によってDBI符号化されるときに、所定の閾値より低いハミング重みを有し、かつしたがって低HW信号306がアサートされた場合には、論理ハイになる。その結果、マルチプレクサ308は、その出力322として非DBIエンコーダ304の出力320を選択する。さらにORゲート314の出力326もまた、たとえオリジナルデータマスク信号dm312がアサートされなくても、論理ハイ(修正データマスク信号DM=1)になる。したがって、論理ハイにおける修正データマスク信号DM326は、入力データDを符号化するために非DBI符号化が用いられたことをメモリ装置104に示すことができる。
他方で、ANDゲート312の出力324は、入力データDが、DBIエンコーダ302によってDBI符号化されるとき所定の閾値以上のハミング重みを有し、かつしたがって低HW信号306がアサートされない場合には、論理ローになる。その結果、マルチプレクサ308は、その出力322としてDBIエンコーダ302の出力318を選択する。さらに、ORゲート314の出力326もまた、オリジナルデータマスク信号(dm)312がアサートされない場合に、論理ロー(修正データマスク信号DM=0)になる。したがって、論理ローにおける修正データマスク信号DM326は、入力データDを符号化するためにDBI符号化が用いられたことをメモリ装置104に示すことができる。
最後に、モード信号116が論理ロー(「0」)である場合に、ANDゲート312の出力324は、低HW信号306にかかわらず常に論理ローである。したがって、ORゲート314から出力される修正データマスク信号(DM)326は、オリジナルデータマスク信号(dm)312に従い、マルチプレクサ308は、DBIエンコーダ302の出力318を常に選択する。したがって、オリジナルデータマスク信号(dm)312がアサートされない場合に、マルチプレクサ310は、マルチプレクサ308の出力322を選択するが、それは、常にDBIエンコーダの出力318であり、入力データDのハミング重みにかかわらずDBI符号化に帰着する。オリジナルデータマスク信号(dm)312がアサートされた場合に、マルチプレクサ310は、マスク信号をメモリ装置104に示すためにDQM信号を選択する。したがって、モード信号116が論理ローである場合に、エンコーダ106は、(マスキング情報の使用に依存しない)DBI符号化を実行し、したがってエンコーダ106は、従来のDBI符号化方式と完全に後方互換性がある。例えば、モード信号116は、プログラム可能な構成レジスタに値として記憶するか、またはヒューズもしくは金属マスクによって配線接続するなどしてもよい。
図4は、一実施形態に従って、データを復号化する方法を示す流れ図である。図4の実施形態における復号化方式は、図2に関連して上記したような符号化方式に従い、DBI符号化および非DBI符号化の組み合わせを用いて符号化されたデータ[DBI、DQ]を復号化するために用いられる。
最初に、修正データマスク信号(DM)がアサートされた(「1」または論理ハイ)かどうかが決定される402。修正データマスク信号(DM)がアサートされない場合に、それは、データ[DBI、DQ]が、DBI符号化されたことを意味する(図2のステップ210)。したがって、データ[DBI、DQ]は、DBIを用いて復号化され、データマスク信号(dm)は、復号化データDを無視すべきでないことを示すために「0」に設定される。他方で、修正データマスク(DM)信号がアサートされない場合に、符号化データ[DBI、DQ]が所定のデータパターンDQMと一致するかどうかがさらに決定される406。
符号化データ[DBI、DQ]が、所定のデータパターンDQMと一致する場合に、それは、オリジナルデータマスク信号(dm)がアサートされたことを意味する(図2のステップ204)。したがって、データマスク信号(dm)は、符号化データDQを無視すべきことを示すために「1」に設定され、DQは、メモリ装置104によって無視される。他方で、符号化データ[DBI、DQ]が所定のデータパターンDQMと一致しない場合に、それは、データ[DBI、DQ]が非DBI符号化を用いて符号化されたを意味する(図2のステップ208)。したがって、データ[DBI、DQ]は、非DBI復号化を用いて復号化され、データマスク信号(dm)は「0」に設定される。
データ[DBI、DQ]の復号化が、データDQを符号化するために用いられる組み合わせ論理を単に反転させることによって実行可能であることに留意されたい。例えば8ビットデータDQが、表1に示す組み合わせ論理を用いて9ビットデータ[DBI、DQ]に符号化される場合に、9ビットデータ[DBI、DQ]は、表1に示す組み合わせ論理を単に反転させることによって復号化し、8ビットデータDQを回復することができる。例えば、4のHWを備えた
Figure 0005575237

の形をした9ビットデータは、1のHWを備えた8ビットデータx0000に復号化することができる。復号化用に組み合わせ論理を反転させる多数の他の例が、表1から明白である。いくつかの実施形態において、論理のかかる反転マッピングもまた予め決定してLUTに記憶してもよい。
図5は、一実施形態によるデコーダ回路の一例を示す。図5のデコーダ回路は、図4に関連して上記したような復号化方式を実行するように構成された回路の一例であるが、図4の復号化方式を実行する同じ機能を備えた異なる回路構成が利用可能である。デコーダ112には、DBIデコーダ502、非DBIデコーダ504、ANDゲート506、530、ORゲート526、コンパレータ514、およびマルチプレクサ510が含まれる。DBIデコーダ502は、図5のステップ404で上記したように、符号化データ[DBI、DQ]に対してDBI復号化を行うように構成され、非DBIエンコーダ504は、図4のステップ410で上記したように、符号化データ[DBI、DQ]に対して非DBI復号化を行うように構成される。モード信号516は、本明細書における実施形態による復号化方式(図4)を用いるべきか(モード信号516がアサートされた場合に)、または(マスキング情報の使用に依存しない)DBI復号化を用いるべきか(モード信号516がアサートされない場合)どうかをデコーダ112に示すために用いられる。図4の復号化方式のここでの実例のために、モード信号516は、アサートされると仮定される(論理ハイ)。
デコーダ回路112の動作を見ると、修正データマスク信号(DM)512がアサートされない場合(「0」または論理ロー)に、それは、データ[DBI、DQ]が、DBI符号化されたことを意味する(図2のステップ210)。したがって、ANDゲート530から出力されるデータマスク信号(dm)532は、論理ロー(「0」)に設定される。さらに、ANDゲート506の出力508もまた、論理ローであり、それによって、マルチプレクサ510に、その出力DQ522としてDBIデコーダ502の出力518を選択させる。したがって、データ[DBI、DQ]は、DBIを用いて復号化される(図4のステップ404)。
修正データマスク信号(DM)512がアサートされた場合(「1」または論理ハイ)に、ANDゲート530の出力データマスク信号(dm)532は、コンパレータ512の出力524が論理ハイである場合、すなわち、図4のステップ406におけるように、符号化データ[DBI、DQ]が所定のデータパターンDQMと一致する場合に、論理ハイである。データマスク信号(dm)532が論理ハイある場合に、符号化データは無視される(図4のステップ408)。
他方で、コンパレータ512の出力524が論理ローである場合(すなわち、符号化データ[DBI、DQN]が所定のデータパターンDQMと一致しない場合)に、ORゲート528の出力528もまた論理ロー(「0」)であり、したがってANDゲート530から出力されるデータマスク信号(dm)532もまた、論理ローに設定される。さらに、ANDゲート506の出力508はまた、論理ハイであり、それによって、マルチプレクサ510に、その出力DQ522として非DBIデコーダ504の出力520を選択させる。したがって、データ[DBI、DQ]は、非DBI復号化を用いて復号化される(図4のステップ410)。
最後に、モード信号516が論理ロー(「0」)である場合に、ANDゲート506の出力508もまた、修正データマスク信号(DM)512の状態にかかわらず常に論理ローであり、それによって、マルチプレクサ510に、その出力DQ522としてDBIデコーダ502の出力518を常に選択させる。さらに、ORゲート526の出力528は、モード信号516が論理ローである場合には常に論理ハイであり、したがって、ANDゲート530から出力されるデータマスク信号(dm)532は、修正データマスク信号(DM)512の状態に従う。したがって、データ[DBI、DQ]は、モード信号516がアサートされない場合に、常にDBI復号化を用いて復号化される。換言すれば、モード信号516が論理ローにある場合に、デコーダ112は、(マスキング情報の使用に依存しない)DBI復号化を実行し、したがって、デコーダ112は、従来のDBI復号化方式と完全に後方互換性がある。例えば、モード信号516は、プログラム可能な構成レジスタに値として記憶するか、またはヒューズもしくは金属マスクによって配線接続するなどしてもよい。
本明細書で説明する実施形態による符号化技術を用いれば、DBIなどの従来の符号化方法と比較して、SSNを著しく低減することができ、電源から引き出されるAC電流もまた、著しく低減することが可能である。これは、図6Aおよび6Bに関連して、より詳細に説明する。図6Aは、8ビット非符号化データおよびDBIビットを含む9ビットデータに存在するハミング重み(HW)を示し、図6Bは、一実施形態によって符号化されたDBIビットおよび8ビット符号化データを含む9ビット符号化データに存在するハミング重みを示す。
図6Aを参照すると、HWヒストグラムは、DBI(1ビット)および8ビット非符号化データを含む9ビットデータにおけるHWの分布、ならびにかかる非符号化9ビットデータが従来のDBIを用いて符号化された場合のHWヒストグラム602を示す([DBI+8ビットDBI符号化データ])。9ビット並列非符号化データの可能なデータパターン(2)の間には、HW=0の1つのデータパターンと、HW=1の9つのデータパターンと、HW=2の36のデータパターンと、HW=3の84のデータパターンと、HW=4の126のデータパターンと、HW=5の126のデータパターンと、HW=6の84のデータパターンと、HW=7の36のデータパターンと、HW=8の9つのデータパターンと、HW=9の1つのデータパターンと、が存在する。したがって、9ビット非符号化データパターンにおけるHWの最大可能変動は、9(HW=0〜HW=9)であり、これは、符号化されずに送信された場合には、著しいSSNに帰着する。
やはり図6Aを参照すると、HWヒストグラム602は、かかる8ビットデータがDBIを用いて符号化された場合([DBI+8ビットDBI符号化データ])に、ハミング重み0〜4だけが存在するだろうということを示す。なぜなら、ハミング重み5〜8を備えたデータが反転されることになるからである。9ビット並列符号化データの可能なデータパターン(2)の間で、HW=0の1つのデータパターンと、HW=1の9つのデータパターンと、HW=2の36のデータパターンと、HW=3の84のデータパターンと、HW=4の128のデータパターンと、が存在する。したがって、9ビットDBI符号化データパターンにおけるHWの最大可能変動は、4(HW=0〜HW=4)であり、これは、データが符号化されずに送信された場合と比較して、SSNの低減に帰着する。
図6Bを参照すると、HWヒストグラム652は、図2に関連して上記したような組み合わせデータマスクおよびDBI符号化方式に従って符号化された9ビットデータ([DBI+8ビット符号化データ])におけるHWの分布を示す。9ビット並列符号化データの可能なデータパターン(2)の間で、(DQMパターンを含む)HW=3の5つのデータパターンおよびHW=4の252のデータパターンが存在する。したがって、9ビットデータパターンにおけるHWの最大可能変動は、たった1(HW=3〜HW=4)であり、これは、データが、符号化されずにかまたは従来的にDBI符号化されて送信された場合のSSNと比較して、SSNの著しい低減に帰着する。
これらの利点は、以下の表2に、より具体的に示されているが、表2は、データDが符号化されずに送信される場合に引き出される電源電流Iddを基準(100%)として参照しながら、データDが、符号化されずに送信された場合、従来的にDBI符号化されて送信された場合、および本明細書の実施形態に従って組み合わせDM/DBIで符号化された場合に、送信機(Tx)108(図1)によって引き出されることになる電流(Idd)を示す。
Figure 0005575237
上記の表2に示すように、平均DC電源電流Iddは、本明細書で説明する組み合わせDM/DBI符号化方式が用いられる場合に、従来のDBI符号化と比較してわずかに(40%から45%に)増加する。その理由は、多数の符号化データパターンが、高ハミング重み(HW=4)に集中され、それによって、電源(図示せず)から引き出される平均DC電流Iddを増加させるからである。他方で、電源から引き出されるAC電源電流は、本明細書で説明する実施形態による組み合わせDM/DBI符号化方式が用いられる場合に、従来のDBI符号化と比較して、ACピークツーピーク電源電流Iddに関して50%から25%に、およびAC rms(二乗平均平方根)値に関して61%から13%に劇的に低減される。したがって、SSOノイズは、本明細書で説明する実施形態による組み合わせDM/DBI符号化方式を用いる場合に、劇的に低減することができる。
この開示を読めば、当業者は、本開示の開示された原理を介して、SSOノイズを低減するようにデータを符号化するためのさらなる追加的な代替構造および機能設計を理解されよう。したがって、本開示の特定の実施形態および適用例を図示し説明したが、本開示が、本明細書で開示する構造およびコンポーネントに正確に限定されるわけではないことを理解されたい。当業者に明らかであろう様々な修正、改変および変更が、添付の特許請求の範囲に定義されるような本開示の趣旨および範囲から逸脱せずに、本明細書で開示される本開示の方法および装置の配置、動作および詳細においてなし得る。

Claims (19)

  1. 回路であって、
    データおよびデータマスク信号を受信するように、かつ符号化データを生成するように構成されたエンコーダであって、第1の状態における前記データマスク信号が、前記回路から別の回路に送信された前記データを無視すべきことを示し、第2の状態における前記データマスク信号が、前記回路から前記別の回路に送信された前記データを無視すべきでないことを示し、前記エンコーダが、前記データマスク信号が前記第2の状態であることに応じて、データバス反転を用いて前記データの第1のサブセットを符号化し、データバス反転とは異なって前記データの第2のサブセットを符号化して、前記符号化データを生成する、エンコーダと、
    前記符号化データを通信リンクを通じて送信するように構成された送信機と、
    を含み、
    前記エンコーダが、前記データマスク信号が前記第1の状態であることに応じて、所定のビットパターンを生成するようにさらに構成され、
    前記エンコーダが修正データマスク信号を生成するようにさらに構成され、前記修正データマスク信号が、前記データマスク信号が前記第1の状態であるかまたは前記エンコーダがデータバス反転とは異なって前記データの前記第2のサブセットを符号化することに応じて、前記第1の状態である、回路。
  2. 前記修正データマスク信号が、前記データマスク信号が前記第2の状態であることに応じて前記第2の状態であり、前記エンコーダが、データバス反転を用いて前記データの前記第1のサブセットを符号化する、請求項に記載の回路。
  3. 前記送信機が、前記符号化データと共に前記修正データマスク信号を送信するようにさらに構成される、請求項に記載の回路。
  4. 前記データの前記第2のサブセットが、第1の所定の閾値より低いか、または第2の所定の閾値より高いハミング重みを有し、前記第2の所定の閾値が前記第1の所定の閾値より高い、請求項1に記載の回路。
  5. 前記受信データが8ビットを有し、前記符号化データが、3または4に制限されたハミング重みを備えた9ビットを有する、請求項1に記載の回路。
  6. 回路であって、
    通信リンクを通じて別の回路から符号化データおよび修正データマスク信号を受信するように構成された受信機と、
    前記符号化データおよび前記修正データマスク信号を復号化して、データおよびデータマスク信号を生成するように構成されたデコーダであって、第1の状態における前記データマスク信号が、前記別の回路から前記回路に送信された前記データを無視すべきことを示し、第2の状態における前記データマスク信号が、前記別の回路から前記回路に送信された前記データを無視すべきでないことを示すデコーダと、
    前記修正データマスク信号が前記第2の状態であることに応じ、データバス反転を用いて前記符号化データの第1のサブセットを復号化して前記データを生成する前記デコーダと、
    前記修正データマスク信号が前記第1の状態であることに応じ、データバス反転とは異なって前記符号化データの第2のサブセットを復号化して前記データを生成する前記デコーダと、
    を含む回路。
  7. 前記修正データマスク信号が前記第1の状態であり、かつ前記符号化データが所定のビットパターンに対応することに応じて、前記デコーダが、前記第1の状態にある前記データマスク信号を生成するようにさらに構成される、請求項に記載の回路。
  8. 前記修正データマスク信号が前記第1の状態であり、かつ前記符号化データが前記所定のビットパターンに対応しないことに応じて、前記デコーダが、データバス反転とは異なって前記符号化データの前記第2のサブセットを復号化して、前記データを生成するように構成される、請求項に記載の回路。
  9. 前記符号化データが、3または4に制限されたハミング重みを備えた9ビットを有し、前記データが8ビットを有する、請求項に記載の回路。
  10. 第1の回路において、データを第2の回路に送信する方法であって、
    データおよびデータマスク信号を受信することであって、第1の状態における前記データマスク信号が、前記第1の回路から前記第2の回路に送信された前記データを無視すべきことを示し、第2の状態における前記データマスク信号が、前記第1の回路から前記第2の回路に送信された前記データを無視すべきでないことを示すこと、
    前記データマスク信号が前記第2の状態であることに応じ、データバス反転を用いて前記データの第1のサブセットを、かつデータバス反転とは異なって前記データの第2のサブセットを符号化して、符号化データを生成すること、および、
    通信リンクを通じて前記符号化データを前記第2の回路に送信すること、
    を含み、
    前記データマスク信号が前記第1の状態であることに応じて、所定のビットパターンを生成すること、
    前記通信リンクを通じて前記所定のビットパターンを前記第2の回路に送信すること、
    をさらに含み、
    修正データマスク信号を生成することであって、前記データマスク信号が前記第1の状態であるか、または前記データの前記第2のサブセットがデータバス反転とは異なって符号化されることに応じて、前記修正データマスク信号が前記第1の状態であることをさらに含む、方法。
  11. 前記データマスク信号が前記第2の状態であり、かつ前記データの前記第1のサブセットがデータバス反転を用いて符号化されることに応じて、前記修正データマスク信号が、前記第1の状態で生成される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記通信リンクを通じて、前記符号化データと共に前記修正データマスク信号を前記第2の回路に送信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記データの前記第2のサブセットが、第1の所定の閾値より低いか、または第2の所定の閾値より高いハミング重みを有し、前記第2の所定の閾値が前記第1の所定の閾値より高い、請求項10に記載の方法。
  14. 前記受信データが8ビットを有し、前記符号化データが、3または4に制限されたハミング重みを備えた9ビットを有する、請求項10に記載の方法。
  15. 第1の回路において、第2の回路からデータを受信する方法であって、
    通信リンクを通じて前記第2の回路から符号化データおよび修正データマスク信号を受信すること、
    前記符号化データおよび前記修正データマスク信号を復号化して、データおよびデータマスク信号を生成することであって、第1の状態における前記データマスク信号が、前記第2の回路から前記第1の回路に送信された前記データを無視すべきことを示し、第2の状態における前記データマスク信号が、前記第2の回路から前記第1の回路に送信された前記データを無視すべきでないことを示すこと、
    前記修正データマスク信号が前記第2の状態であることに応じ、前記符号化データの第1のサブセットが、データバス反転を用いて復号化されて前記データを生成すること、および、
    前記修正データマスク信号が前記第1の状態であることに応じ、前記符号化データの第2のサブセットが、データバス反転とは異なって復号化されて前記データを生成すること、
    を含む方法。
  16. 前記修正データマスク信号が前記第1の状態であり、かつ前記符号化データが所定のビットパターンに対応することに応じて、前記第1の状態の前記データマスク信号を生成することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記修正データマスク信号が前記第1の状態であり、かつ前記符号化データが前記所定のビットパターンに対応しないことに応じて、前記符号化データの前記第2のサブセットが、データバス反転とは異なって復号化されて前記データを生成する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記符号化データが、3または4に制限されたハミング重みを備えた9ビットを有し、前記データが8ビットを有する、請求項15に記載の方法。
  19. 第1の回路であって、
    データおよびデータマスク信号を受信するように、かつ符号化データを生成するように構成されたエンコーダであって、第1の状態における前記データマスク信号が、前記第1の回路から第2の回路に送信された前記データを無視すべきことを示し、第2の状態における前記データマスク信号が、前記第1の回路から前記第2の回路に送信された前記データを無視すべきでないことを示し、前記エンコーダが、前記データマスク信号が前記第2の状態であることに応じて、データバス反転を用いて前記データの第1のサブセットを符号化し、かつデータバス反転とは異なって前記データの第2のサブセットを符号化して前記符号化データを生成するエンコーダを含む第1の回路と、
    前記第1の回路から前記符号化データおよび前記修正データマスク信号を受信し、かつ前記符号化データおよび前記修正データマスク信号を復号化して、前記データおよび前記データマスク信号を生成するように構成された第2の回路と、
    前記第1の回路と前記第2の回路との間で結合され、かつ前記符号化データおよび前記修正データマスク信号を前記第1の回路から前記第2の回路に送信するように構成された通信リンクと、
    を含み、
    前記エンコーダが、前記データマスク信号が前記第1の状態であることに応じて、所定のビットパターンを生成するようにさらに構成され、
    前記エンコーダが修正データマスク信号を生成するようにさらに構成され、前記修正データマスク信号が、前記データマスク信号が前記第1の状態であるかまたは前記エンコーダがデータバス反転とは異なって前記データの前記第2のサブセットを符号化することに応じて、前記第1の状態である、システム。
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