JP5573043B2 - 半導体装置の製造方法及び露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明光の透過状態を制御する露光装置及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の微細化が進むにつれて、多重露光技術、露光光源の最適化等の適用が検討されている。
いわゆる32nm世代と呼ばれるテクノロジー世代以降になると、半導体装置の製造に用いる露光装置の開口率NAが十分ではなくなり、用途に見合った特殊照明が望まれる。例えば、特許文献1では、領域によって光強度分布の異なるフィルタを用いて、露光時の照明光を制御する技術が開示されている。
特開2007−287719号公報
近時では、半導体装置の微細化の要求は益々進行しており、LSIの分野では、32nm世代に対応して、MOSトランジスタ等のゲート電極の幅も極めて狭くなり、しかもゲート電極が縦横に複雑に延在する。このような幅狭で縦横に延びる複雑な形状のゲート電極は、例えば特許文献1の技術では最早対応することはできないという現況にある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、幅狭で縦横に延びる複雑な形状の微細パターンでも、その形状の特殊性に適合して十分に満足できる程度に容易且つ確実に実現することを可能とする露光装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
半導体装置の製造方法の一態様は、半導体基板上のレジスト層を露光及び現像してレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを用いてエッチングを行う工程とを含み、前記レジスト層を露光する際に、輪帯形状の第1の光透過領域と、前記輪帯内で左右の部分に設けられ、前記第1の光透過領域の幅より狭い幅を有し、互いに離間して位置する一対の第2の光透過領域とを有し、前記第2の光透過領域は前記第1の光透過領域よりも照明光の透過率が高いフィルタ機構を用いて、前記フィルタ機構を介して前記レジスト層に前記照明光を照射する。
露光装置の一態様は、照明光を出射する光源と、前記照明光を集光する集光光学系とを含み、前記集光光学系は、前記照明光の透過状態を制御するフィルタ機構を有しており、前記フィルタ機構は、輪帯形状の第1の光透過領域と、前記輪帯内で左右の部分に設けられ、前記第1の光透過領域の幅より狭い幅を有し、互いに離間して位置する一対の第2の光透過領域とを有し、前記第2の光透過領域は前記第1の光透過領域よりも前記照明光の透過率が高い。
上記した諸態様によれば、幅狭で縦横に複雑な形状の微細パターンでも、その形状の特殊性に適合して十分に満足できる程度に容易且つ確実に実現することが可能となる。
本実施形態の露光装置におけるフィルタ機構の構成を模式的に示す概略平面図である。 ゲート電極のレイアウトを示す概略平面図である。 輪帯照明及び2重極照明の一例を示す概略平面図である。 第1の実施形態による露光装置を模式的に示す構成図である。 第1の実施形態の露光装置におけるフィルタ機構の構成を模式的に示す概略平面図である。 第1の実施形態の露光装置におけるフィルタ機構の諸特性を示す特性図である。 第1の実施形態の変形例による露光装置のフィルタ機構を模式的に示す概略平面図である 第1の実施形態及びその変形例の露光装置におけるフィルタ機構の諸特性を示す特性図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図9(c)に引き続き、第2の実施形態による半導体装置の製造方法において、ゲート電極のレジストパターンを形成する様子の概略平面及び概略断面を示す図である。 図10に引き続き、第2の実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図11(d)に引き続き、第2の実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図12(d)に引き続き、第2の実施形態による半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。
本実施形態では、所定の幅狭の微細パターン、例えば縦横方向に延在するゲート電極を形成する際に、露光装置の集光光学系に、例えば図1のような照明光の透過状態を制御するフィルタ機構1を適用する。このフィルタ機構1は、輪帯形状の第1の光透過領域2と、輪帯内で左右の部分に設けられた一対の第2の光透過領域3a,3bとを有し、第2の光透過領域3a,3bが第1の光透過領域2よりも露光光の透過率が高いものである。第1の光透過領域2の周囲は遮光領域4とされている。
MOSトランジスタ等のゲート電極では、微細化が進むことにより幅狭で縦横(Y方向及びX方向)に複雑な形状の微細パターンではあるが、図2(a)に示すように、主に縦方向に延在するレイアウトのゲート電極111が要求されているという特殊な事情がある。この縦方向に延在するレイアウトの微細パターンであれば、例えば図3(b)に示すように、2重極照明となる光透過率100%の一対の輪帯部分104a,104bを有するフィルタ機構103を用いれば良い。フィルタ機構103は、図3(a)に示す露光装置の輪帯照明を実現する輪帯領域102を有するフィルタ機構101において、輪帯領域102の左右の一対の輪帯部分104,104bのみを残したものである。ここで、フィルタ機構101の輪帯領域102の周囲、及びフィルタ機構103の輪帯部分104,104bの周囲は、それぞれ遮光領域とされている。
しかしながら、ゲート電極では、図1(b)に示すように、縦方向に延在するレイアウトよりは少ないものの、横方向に延在するレイアウトのゲート電極112も形成する必要がある。従って、図3(b)のように特定の方向のみに着目した照明形状を用いることは避けたい。
そこで本実施形態では、以下の2つの事項(1),(2)を共に実現するフィルタ機構1を開示する。事項(1)は、フィルタ機構101を第1の光透過領域2として実質的に温存して横方向に延在するレイアウトの微細パターンにも配慮することである。事項(2)は、縦方向に延在するレイアウトの微細パターンに対応するように、第1の光透過領域2よりも照明光の透過率の高い第2の光透過領域3a,3bを設けることである。
この構成により、上記したようなゲート電極等のレイアウトの特殊性に適合して、縦方向に延在するレイアウトの微細パターンは適度な精度で形成すると共に、縦方向に延在するレイアウトの微細パターンを十分精緻に形成することができる。
ところで、MOSトランジスタ等のLSIの分野では、接続部(例えばコンタクトプラグ)をそのコンタクテッドピッチが製造バラツキなく形成することが重要である。デバイス間における性能バラツキを低減する面からも同様に、コンタクテッドピッチの正確性が望まれる。コンタクテッドピッチとは、複数のゲート電極が並列して形成されている状況において、隣り合うゲート電極間に形成された接続部間のピッチであり、隣り合うゲート電極間のピッチと同等である。
しかしながら従来の技術、例えば特許文献1の技術では、未だコンタクテッドピッチも考慮されておらず、近時における半導体装置の微細化の要求に十分応えることはできない。
本実施形態では、一対の第2の光透過領域3a,3bをコンタクテッドピッチに対応するように互いの離間距離が規定して配置する。この構成により、縦方向に延在するレイアウトのゲート電極に対応して一意に配列したコンタクテッドピッチのレイアウトを素性良く形成することができる。
以下、諸実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、本実施形態による露光装置について説明する。露光装置として、いわゆるArF縮小投影露光装置を開示する。ArF縮小投影露光装置は液浸タイプのものでも良い。
図4は、第1の本実施形態による露光装置の概略構成を示す模式図である。
この露光装置は、いわゆる縮小投影露光を行うものであり、照明光源11、集光光学系13、レチクルステージ14、投影光学系15、及びウェーハステージ16を備えて構成される。
照明光源11は、照明光である露光光(例えば、光波長193nmのArFエキシマレーザ光)を出射するものである。集光光学系13は、照明光源11から出射された露光光をレチクル10の所望部位へ集光する。レチクルステージ14は、レチクル10が載置固定される載置台である。投影光学系15は、レチクル10のマスクパターンを通過した露光光を被転写体(半導体基板等)の所望部位へ投影する。ウェーハステージ16は、被転写体である例えば半導体基板(例えば、シリコン半導体ウェーハ)20が載置固定される載置台である。
集光光学系13は、照明光源11から出射された露光光の透過状態を制御するフィルタ機構1と、フィルタ機構1を透過した露光光を集光するコンデンサレンズ12とを有している。集光光学系13には更に、露光光の照度を均一化するフライアイレンズ(不図示)を設けるようにしても良い。
フィルタ機構1は、図5に示すように、輪帯形状の第1の光透過領域2と、輪帯内で左右の部分に設けられた一対の第2の光透過領域3a,3bとを有し、第2の光透過領域3a,3bが第1の光透過領域2よりも照明光の透過率が高いものである。第1の光透過領域2の周囲は遮光領域4とされている。第1の光透過領域2では、通常の無偏光状態、即ち露光光のTE波(Transverse Electric wave)及びTM波(Transverse Magnetic wave)が混在した状態で透過する。一方、第2の光透過領域3a,3bでは、より高い解像度を得るべく、解像に関与するTE波のみを透過させる偏光状態とされており、偏光の向きはいわゆる斜め偏光(Azimuthally Polarization)とされている。
ここで、第2の光透過領域3a,3b間の離間距離は、当該露光装置によるリソグラフィーで形成予定の半導体装置におけるコンタクテッドピッチに対応している。
具体的に、特定のコンタクテッドピッチに対するフィルタ機構の開口部の最適位置、即ち第2の光透過領域3a,3bの離間距離dは、下記の数式(1)で表される。
d=λ/(2P・NA)・・・(1)
ここで、λは露光装置の露光光の波長、Pはコンタクテッドピッチ、NAは露光装置の光学系における開口数を示す。
形成予定の半導体装置のコンタクテッドピッチが例えば120nm〜130nmとされている場合、このときのコンタクテッドピッチPに見合う離間距離dが数式(1)より決定される。第2の光透過領域3a,3bの外周部分同士の離間距離d1がコンタクテッドピッチの適用範囲の最小値である120nmに、第2の光透過領域3a,3bの内周部分同士の離間距離d2がコンタクテッドピッチの適用範囲の最大値である130nmに、それぞれ対応している。
フィルタ機構1を実現するには、照明絞り板を用いる場合、複数のプリズム機構を用いる場合等が考えられる。
照明絞り板を用いる場合には、露光光に対して透明な(光透過率が略100%)の透明基板上に、所期の光強度分布の第1の光透過領域2及び第2の光透過領域3a,3bを適宜形成し、これらの周囲を遮光する(光透過率が略0%)ように、照明絞り板を形成する。ここで、光透過率が適宜に異なるように、第1の光透過領域2及び第2の光透過領域3a,3bを形成した複数の照明絞り板を用意し、これらの照明絞り板を例えばターレット状に設けた環状部材を、フィルタ機構1として配置するようにしても好適である。図4では図示の便宜上、フィルタ機構1を照明絞り板の如く描いている。
複数のプリズム機構を用いる場合には、位置等を適宜可変とした複数のプリズム機構を含む光学系をフィルタ機構1として設置し、所定の位置に設置された各プリズム機構を駆使して、図5の照明状態を合成的に実現する。
その他、いわゆる計算機ホログラム素子と呼ばれる、透明石英基板に階段状のパターンをエッチングで形成し、第1の光透過領域2及び第2の光透過領域3a,3bを適宜実現する回折光学素子を、フィルタ機構1として設置することも考えられる。
フィルタ機構1について、マスク誤差増大因子(MEEF:Mask Error Enhancement Factor)のコンタクテッドピッチとの関係、焦点深度(DOF:Depth Of Focus)のコンタクテッドピッチとの関係について、第1の光透過領域2の光透過率を変えて調べた。その結果について、前者を図6(a)に、後者を図6(b)にそれぞれ示す。ここでは、第2の光透過領域3a,3bの光透過領域の光透過率を90%〜100%内の所定値で固定し、第1の光透過領域2の光透過率を0%、5%、10%、50%、100%としている。図6(a),(b)では共に、縦方向に延在するゲート電極の露光を行う場合に対応したMEEF及びDOFを示している。
MEEFとは、下記の数式(1)で算出される値であり、マスク寸法変化量(ΔMask CD)に対する半導体基板上のパターン寸法変化量(ΔWafer CD)の比で示される。
MEEF=ΔWafer CD/(ΔMask CD/4)・・・(1)
CD(Critical Dimension)は、レチクル及び半導体基板における重要なパターン寸法を示す。数式(1)の数値4はレチクルの縮小比であり、4倍マスクを用いた場合を例示している。数式(1)で示されるように、MEEFの値は小さいほど(1付近)、マスクパターンがより忠実に転写されることになり、半導体装置の製造歩留りが向上する。
DOFとは、露光装置による露光光が半導体基板上で合焦した際に、満足できる鮮明度が得られるような光学系と被転写体表面との間の距離を言う。DOFの値は大きい程、忠実なマスクパターンの転写がより容易且つ確実に得られることになり、半導体装置の製造歩留りが向上する。
例えば、上記した図3(a)に示す輪帯領域102を有するフィルタ機構101では、横方向に延在するゲート電極及び縦方向に延在するゲート電極の双方を忠実に形成することができる。しかしながら、光強度の大きなコントラストを得ることができず、MEEFの値も相対的に大きい。一方、上記した図3(b)に示す一対の輪帯部分104a,104bを有するフィルタ機構103では、縦方向に延在するゲート電極については大きなコントラストが得られ、MEEFの値も相対的に小さく抑えることができる。しかしながら、横方向に延在するゲート電極については、これを満足に露光することはできない。
これに対して本実施形態のフィルタ機構1では、図6(a),(b)に示すように、第1の光透過領域2の光透過率を5%〜50%の範囲内の値とすることにより、縦方向に延在するゲート電極の露光についてはMEEFの値が十分に小さくなると共に十分に大きなDOFを得られる。しかも、横方向に延在するゲート電極の露光についても適度な精度で行うことができることが判る。ここで、第1の光透過領域2の光透過率が5%より小値では横方向に延在するゲート電極の露光を十分に精度良く行うことができず、50%より大値では縦方向に延在するゲート電極の露光に要求される精緻性が得られない。従って、第2の光透過領域3a,3bの光透過領域の光透過率を90%〜100%内の所定値とした場合の第1の光透過領域2の光透過率は、5%〜50%の範囲内の値が適正値であると言える。
ここで、第1の光透過領域2の光透過率の最適値は10%程度である。この場合、MEEFの値が目標値の5%以下となり、十分なDOFの値も得られる。従って、第2の光透過領域3a,3bの光透過領域の光透過率を90%〜100%内の所定値とした場合の第1の光透過領域2の光透過率のより適正な範囲は、5%〜10%であると結論付けることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、幅狭で縦横に複雑な形状の微細パターンでも、その形状の特殊性に適合して十分に満足できる程度に容易且つ確実に実現する露光装置が実現する。
(変形例)
以下、第1の実施形態の変形例について説明する。本例では、第1の実施形態と同様に露光装置を開示するが、第1の実施形態とはフィルタ機構の構成が相違する。
図7は、第1の実施形態の変形例による露光装置のフィルタ機構を模式的に示す概略平面図である。
上記した図5に示すフィルタ機構1の構成に加え、一対の第2の光透過領域3a,3bの中心間を結んで延在する仮想線上に位置整合する左右の部分に、第1の光透過領域2よりも露光光の透過率が高い一対の第3の光透過領域が設けられる。本例では、一対の第3の光透過領域を有するフィルタ機構21,23の2例を開示する。
図7(a)に示すフィルタ機構21は、図5に示すフィルタ機構1と同様に、第1の光透過領域2及び第2の光透過領域3a,3bを有している。フィルタ機構21では更に、一対の第2の光透過領域3a,3bの中心間を結んで延在する仮想線l上に位置整合する第1の光透過領域2の輪帯内で、第2の光透過領域3a,3bよりも外側に、第1の光透過領域2よりも光透過率が高い一対の第3の光透過領域22a,22bが設けられる。第1の光透過領域2の周囲は遮光領域4とされている。
図7(b)に示すフィルタ機構23は、図5に示すフィルタ機構1と同様に、第1の光透過領域2及び第2の光透過領域3a,3bを有している。フィルタ機構23では更に、一対の第2の光透過領域3a,3bの中心間を結んで延在する仮想線l上に位置整合して、第2の光透過領域3a,3bよりも内側に、第1の光透過領域2よりも光透過率が高い一対の第3の光透過領域24a,24bが設けられる。第1の光透過領域2及び第3の光透過領域24a,24bの周囲は遮光領域4とされている。
第3の光透過領域22a,22b又は24a,24bは、第2の光透過領域3a,3bによる露光を補助する機能を有する。即ち、第3の光透過領域22a,22b又は24a,24bを設けることにより、縦方向に延在するゲート電極等の微細パターン形成時の露光を補助し、縦方向に延在する微細パターンのより忠実な転写が実現する。
フィルタ機構21について、MEEFのコンタクテッドピッチとの関係、光強度のコントラストのコンタクテッドピッチとの関係について、第1の光透過領域2の光透過率を変えて調べた。その結果について前者を図8(a)に、後者を図8(b)にそれぞれ示す。ここでは比較のため、第1の実施形態のフィルタ機構1の結果についても併記する。ここでは、第2の光透過領域3a,3b及び第3の光透過領域22a,22bの光透過領域の光透過率を90%〜100%内の所定値で固定している。第1の光透過領域2の光透過率を10%(フィルタ機構1が10Y1、フィルタ機構21が10Y2)、20%(フィルタ機構1が20Y1、フィルタ機構21が20Y2)、100%(フィルタ機構1,21共に100)としている。図8(a),(b)では共に、縦方向に延在するゲート電極の露光を行う場合に対応したMEEF及びコントラストを示している。
本例のフィルタ機構21では、MEEFの値は十分に抑えられ、極めて高いコントラストが得られることが判る。第1の実施形態のフィルタ機構1でも同様に、十分に小さいMEEF及び高コントラストが得られるが、フィルタ機構21の方が幾分か優れていると言える。
以上説明したように、本例によれば、幅狭で縦横に複雑な形状の微細パターンでも、その形状の特殊性に適合して十分に満足できる程度に容易且つ確実に実現する露光装置が実現する。
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態又はその変形例による露光装置を用いた、半導体装置の製造方法について説明する。本実施形態では、半導体装置として、機能素子としてCMOSトランジスタを含む半導体装置を例示する。なお、本実施形態の対象となる半導体装置は、CMOSトランジスタを含む半導体装置に限定されるものではなく、情報記憶用のキャパシタ又は他の各種トランジスタ等を含む半導体装置に適用することができる。
先ず、MOSトランジスタの各層に対応した各レチクル(フォトマスク)を形成する。
レチクルを作製する際には、先ず、例えば石英ガラス基板の一方の主面上を覆ってクロム(Cr)層を堆積する。
続いて、当該クロム層上にレジストを塗布し、当該レジスト層に、対応する層のマスクパターンのマスクパターンデータに従って、マスクパターンの潜像を、例えば電子線露光装置を用いて描画する。
続いて、当該レジストの現像処理等を行って、レジストパターンを形成し、当該レジストパターンをマスクとして、クロム層を選択エッチングし、石英ガラス基板上にマスクパターンを形成する。
以上により、石英ガラス基板の一方の主面に、マスク層として、マスクパターンを含むクロム層が選択的に配されたレチクルが形成される。いわゆる32nm世代では、クロム層の代わりにMoSi等の金属薄膜を用いてハーフトン型位相シフトマスクとして、これを使用することもできる。
上記のように作製したレチクルを用いて、半導体基板上に、機能素子としてCMOSトランジスタを含む半導体装置を形成する。
第3の実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示すフローを図9〜図13に示す。図9,図11〜図13は半導体装置の工程順の概略断面図、図10は概略平面図及びこれに対応した概略断面図をそれぞれ示す。
初めに、図9(a)に示すように、シリコン(Si)半導体基板31の一方の主面に、STI素子分離構造32を形成し、素子領域を画定する。
詳細には先ず、半導体基板の素子分離領域をリソグラフィー及びドライエッチングにより加工して、STI素子分離用溝32aを形成する。用いられたレジストパターンは灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去される。
次に、化学気相成長(CVD)法等により、素子分離用溝を埋め込む絶縁膜(例えばシリコン酸化膜等)を堆積し、化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)法等により平坦化して、素子分離用溝32a内が絶縁物により充填されたSTI素子分離構造32を形成する。画定された素子領域A〜Dのうち、素子領域A,Cが例えばP型MOSトランジスタの形成領域、素子領域B,Dが例えばN型MOSトランジスタの形成領域となる。
続いて、図9(b)に示すように、例えば素子領域B,Dにウェル34を形成する。
詳細には先ず、リソグラフィーにより、半導体基板31の素子領域A,Cを覆い素子領域B,Dを開口する形状のレジストパターン33を形成する。
次に、レジストパターン33をマスクとして、ホウ素(B+)等のP型不純物をイオン注入し、ウェル34を形成する。
続いて、図9(c)に示すように、シリコン酸化膜35及び多結晶シリコン膜36を順次積層形成した後、多結晶シリコン膜36上にレジスト層37を形成する。
詳細には先ず、熱酸化法等により、半導体基板31の表面に、絶縁膜として例えばシリコン酸化膜36を形成した後、シリコン酸化膜36上にCVD法等により多結晶シリコン膜36を堆積する。シリコン酸化膜35はMOSトランジスタのゲート絶縁膜を、多結晶シリコン膜36は、MOSトランジスタのゲート電極をそれぞれ形成するものである。
次に、多結晶シリコン膜36上にレジストを塗布し、レジスト層37を形成する。
続いて、図10に示すように、リソグラフィーによりレジスト層37を加工し、ゲート電極形状のレジストパターン38を形成する。図10では、上側が平面図、下側が当該平面図の破線I−I'に沿った断面図を示している。
詳細には、第1の実施形態のフィルタ機構1、或いは変形例のフィルタ機構21又は23を備えた縮小投影露光装置を用いて、レチクルに形成されたゲート電極のマスクパターンをレジスト層37に露光する。そして、現像等の諸工程を経て、多結晶シリコン膜36上にレジストパターン38を形成する。レジストパターン38のうち、横方向に延在する部分を横方向部分38a,縦方向に延在するに延在する部分を縦方向部分38bとする。
上記の縮小投影露光装置を用いることにより、レジストパターン38の縦方向部分38bがマスクパターンに十分忠実に形成されると共に、横方向部分38aも要求精度を満たす状態に形成される。
続いて、図11(a)に示すように、ゲート絶縁膜39及びゲート電極41を形成する。
詳細には、レジストパターン38をマスクとして、多結晶シリコン膜36及びシリコン酸化膜35を一括してドライエッチングする。これにより、半導体基板31上にゲート絶縁膜35を介したゲート電極36が形成される。本実施形態では、幅狭、例えば30nm〜35nm程度の幅寸法の複数のゲート電極36を、所期のピッチ(例えば、後述するコンタクテッドピッチと等しい120nm〜130nm程度)に極めて精緻に形成される。
その後、レジストパターン38を、灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去する。
続いて、図11(b)に示すように、素子領域A,CにP型のエクステンション領域43を形成する。
詳細には先ず、リソグラフィーにより、半導体基板31の素子領域B,Dを覆い素子領域A,Cを開口する形状のレジストパターン42を形成する。
次に、レジストパターン42をマスクとして、ホウ素(B+)等のP型不純物をイオン注入する。これにより、素子領域A,Cのゲート電極41の両側部位にP型のエクステンション領域43が形成される。
その後、レジストパターン42を、灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去する。
続いて、図11(c)に示すように、素子領域B,DにP型のエクステンション領域45を形成する。
詳細には先ず、リソグラフィーにより、半導体基板31の素子領域A,Cを覆い素子領域B,Dを開口する形状のレジストパターン44を形成する。
次に、レジストパターン44をマスクとして、リン(P+)又は砒素(As+)等のN型不純物をイオン注入する。これにより、素子領域B,Dのゲート電極41の両側部位にN型のエクステンション領域45が形成される。
その後、レジストパターン44を、灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去する。
続いて、図11(d)に示すように、サイドウォール絶縁膜47を形成した後、素子領域A,Cにソース/ドレイン領域48を形成する。
詳細には先ず、CVD法等により、ゲート電極41を含む半導体基板31の全面に絶縁皮膜(例えばシリコン酸化膜)を堆積する。
次に、当該絶縁皮膜に対して全面に異方性ドライエッチング(エッチバック)処理を施す。これにより、ゲート電極41及びゲート絶縁膜39の両側面にのみ絶縁皮膜が残り、サイドウォール絶縁膜47が形成される。
次に、半導体基板31の素子領域B,Dを覆い素子領域A,Cを開口する形状のレジストパターン46を形成する。
次に、レジストパターン46をマスクとして、ホウ素(B+)等のP型不純物をイオン注入する。これにより、素子領域A,Cのゲート電極41の両側部位でエクステンション領域43と一部重畳するように、P型のソース/ドレイン領域48が形成される。
その後、レジストパターン46を、灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去する。
続いて、図12(a)に示すように、素子領域B,Dにソース/ドレイン領域51を形成する。
詳細には先ず、リソグラフィーにより、半導体基板31の素子領域A,Cを覆い素子領域B,Dを開口する形状のレジストパターン49を形成する。
次に、レジストパターン49をマスクとして、リン(P+)又は砒素(As+)等のN型不純物をイオン注入する。これにより、素子領域B,Dのゲート電極41の両側部位でエクステンション領域45と一部重畳するように、N型のソース/ドレイン領域51が形成される。
その後、レジストパターン49を、灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去する。
続いて、図12(b)に示すように、CVD法等により、半導体基板31上の全面に、ゲート電極41を埋め込む膜厚を有する絶縁膜を堆積して、層間絶縁膜52を形成する。
層間絶縁膜52を形成する絶縁物としては、酸化シリコンが適用される。
続いて、図12(c)に示すように、層間絶縁膜52にコンタクトプラグ53を形成する。
詳細には先ず、層間絶縁膜52をリソグラフィー及びドライエッチングで加工し、ゲート電極41の表面の一部、ソース/ドレイン領域48,51の表面の一部を露出させるコンタクト孔を形成する。用いられたレジストパターンは灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去される。
次に、所定のグルー膜等を介してコンタクト孔内を埋め込むように、例えばタングステン(W)からなる導電材料を、CVD法等により層間絶縁膜52上に堆積する。
次に、当該導電材料をCMP法等により平坦化する。これにより、コンタクト孔内が導電材料により充填されたコンタクトプラグ53が形成される。図12(c)には、並列する複数のコンタクトプラグ53について、コンタクテッドピッチをCPとして図示する。本実施形態では、コンタクテッドピッチCPは120nm〜130nm程度である。
続いて、図12(d)に示すように、第1配線層55を形成する。ここでは、いわゆるシングルダマシン法を用いる。
先ず、層間絶縁膜52上に、CVD法等により絶縁膜を堆積して、層間絶縁膜54を形成する。層間絶縁膜54を形成する絶縁物としては、酸化シリコン等が適用される。
次に、層間絶縁膜54をリソグラフィー及びドライエッチングにより加工し、底面にコンタクトプラグ23の表面の少なくとも一部が露出する配線溝を形成する。用いられたレジストパターンは灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去される。
次に、例えばメッキ法により、所定のグルー膜等を介して配線溝を埋め込むように、銅(Cu)を主体とする導電材料を層間絶縁膜54上に被着する。
次に、当該導電材料をCMP法等により平坦化する。これにより、配線溝内が導電材料により充填された第1配線層55が形成される。
続いて、図13に示すように、第2配線層57を形成する。ここでは、いわゆるデュアルダマシン法を用いる。
先ず、層間絶縁膜54上に、CVD法等により絶縁膜を堆積して、層間絶縁膜56を形成する。層間絶縁膜56を形成する絶縁物としては、酸化シリコン等が適用される。
次に、層間絶縁膜56をリソグラフィー及びドライエッチングにより適宜加工し、底面に第1配線層55の表面の少なくとも一部が露出するビア孔と、その上部の配線溝とが一体形成されてなる配線構造溝を形成する。用いられたレジストパターンは灰化処理又は所定の薬液を用いた処理等により除去される。
次に、例えばメッキ法により、所定のグルー膜等を介して配線構造溝を埋め込むように、銅(Cu)を主体とする導電材料を層間絶縁膜56上に被着する。
次に、当該導電材料をCMP法等により平坦化する。これにより、配線構造溝内が導電材料により充填された第2配線層57が形成される。
しかる後、必要に応じて、より上層の配線層を、層間絶縁膜を介して形成し、更に窒化シリコンからなる安定化層(パッシベーション層)、外部接続用端子などを形成して、半導体基板の一方の主面に、CMOSトランジスタを含む半導体装置を形成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態又は変形例による縮小投影露光装置を適用することにより、信頼性の高い半導体装置が実現する。
以下、諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)半導体基板上のレジスト層を露光及び現像してレジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンを用いてエッチングを行う工程と
を含み、
前記レジスト層を露光する際に、輪帯形状の第1の光透過領域と、前記輪帯内で左右の部分に設けられた一対の第2の光透過領域とを有し、前記第2の光透過領域は前記第1の光透過領域よりも照明光の透過率が高いフィルタ機構を用いて、前記フィルタ機構を介して前記レジスト層に前記照明光を照射することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)前記第1の光透過領域における前記照明光の透過率は、5%以上50%以下の範囲内の値であることを特徴とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)一対の前記第2の光透過領域は、コンタクテッドピッチに対応するように互いの離間距離が規定されていることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4)一対の前記第2の光透過領域は、内周部分同士の離間距離が前記コンタクテッドピッチの適用範囲の最大値に、外周部分同士の離間距離が前記コンタクテッドピッチの適用範囲の最小値にそれぞれ対応していることを特徴とする付記3に記載の半導体装置の製造方法。
(付記5)前記第2の光透過領域は、前記照明光のTE波及びTM波のうちTE波のみを透過させることを特徴とする付記1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記6)前記フィルタ機構は、一対の前記第2の光透過領域の中心間を結んで延在する仮想線上に位置整合する左右の部分に、前記第1の光透過領域よりも前記照明光の透過率が高い一対の第3の光透過領域を有することを特徴とする付記1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記7)前記第3の光透過領域は、前記輪帯内で前記第2の光透過領域よりも外側に設けられていることを特徴とする付記6に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)前記第3の光透過領域は、前記照明光のTE波及びTM波のうちTE波のみを透過させることを特徴とする付記6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)照明光を出射する光源と、
前記照明光を集光する集光光学系と
を含み、
前記集光光学系は、前記照明光の透過状態を制御するフィルタ機構を有しており、
前記フィルタ機構は、輪帯形状の第1の光透過領域と、前記輪帯内で左右の部分に設けられた一対の第2の光透過領域とを有し、前記第2の光透過領域は前記第1の光透過領域よりも前記照明光の透過率が高いことを特徴とする露光装置。
(付記10)前記第2の光透過領域は、前記照明光のTE波及びTM波のうちTE波のみを透過させることを特徴とする付記9に記載の露光装置。
1,21,23,101,103 フィルタ機構
2 第1の光透過領域
3a,3b 第2の光透過領域
4 遮光領域
10 レチクル
11 照明光源
12 コンデンサレンズ
13 集光光学系
14 レチクルステージ
15 投影光学系
16 ウェーハステージ
22a,22b,24a,24b 第3の光透過領域
31 半導体基板
32 STI素子分離構造
32a 分離溝
33,38,42,44,46 レジストパターン
34 ウェル
35 シリコン酸化膜
36 多結晶シリコン膜
37 レジスト層
38a 横延在部分
38b 縦延在部分
39 ゲート絶縁膜
41,111,112 ゲート電極
43,45 エクステンション領域
47 サイドウォール絶縁膜
48,51 ソース/ドレイン領域
52,54,56 層間絶縁膜
53 コンタクトプラグ
55 第1配線層
57 第2配線層
102 輪帯領域
104a,104b 輪帯部分

Claims (6)

  1. 半導体基板上のレジスト層を露光及び現像してレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンを用いてエッチングを行う工程と
    を含み、
    前記レジスト層を露光する際に、輪帯形状の第1の光透過領域と、前記輪帯内で左右の部分に設けられ、前記第1の光透過領域の幅より狭い幅を有し、互いに離間して位置する一対の第2の光透過領域とを有し、前記第2の光透過領域は前記第1の光透過領域よりも照明光の透過率が高いフィルタ機構を用いて、前記フィルタ機構を介して前記レジスト層に前記照明光を照射することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 一対の前記第2の光透過領域は、コンタクテッドピッチに対応するように互いの離間距離が規定されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2の光透過領域は、前記照明光のTE波及びTM波のうちTE波のみを透過させることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記フィルタ機構は、一対の前記第2の光透過領域の中心間を結んで延在する仮想線上に位置整合する左右の部分に、前記第1の光透過領域よりも前記照明光の透過率が高い一対の第3の光透過領域を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 照明光を出射する光源と、
    前記照明光を集光する集光光学系と
    を含み、
    前記集光光学系は、前記照明光の透過状態を制御するフィルタ機構を有しており、
    前記フィルタ機構は、輪帯形状の第1の光透過領域と、前記輪帯内で左右の部分に設けられ、前記第1の光透過領域の幅より狭い幅を有し、互いに離間して位置する一対の第2の光透過領域とを有し、前記第2の光透過領域は前記第1の光透過領域よりも前記照明光の透過率が高いことを特徴とする露光装置。
  6. 前記第2の光透過領域は、前記照明光のTE波及びTM波のうちTE波のみを透過させることを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
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