JP5572601B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、インクジェット方式のプリンタ等に用いる液体吐出装置に関する。
インクジェット方式のプリンタ等に用いられる液体吐出装置いわゆるインクジェットヘッドは、インクを吐出する複数のノズル、これらノズルとそれぞれ連通する複数の圧力室、これら圧力室にインク導入用およびインク吐出用の圧力を加える複数の静電容量性負荷たとえば圧電素子、これら圧電素子に駆動電圧を印加するための複数の電極、上記各圧力室と対応する位置にそれぞれインク吐出用のノズルを有するノズルプレート(オリフィスプレートともいう)などを備える(例えば特許文献1)。上記各圧電素子と各電極とで静電容量性のアクチュエータがそれぞれ構成される。
特開2004―148604号公報
インクジェットヘッドにおいては、インク吐出を受ける側の印字媒体がノズルに接触しないよう、ノズルと媒体との間の距離いわゆるヘッドギャップが設定される。媒体が厚みのない用紙だけであれば小さいヘッドギャップが設定され、厚みのある封筒も含まれる場合は大きめのヘッドギャップが設定される。
ただし、ノズルから吐出されるインクには、吐出速度が速いメインのインク滴のほかに、形状が小さくて吐出速度が遅いインク滴いわゆるサテライトが含まれる。大きめのヘッドギャップが設定されると、サテライトがメインのインク滴から離れて印字媒体に着弾し、印字むらやゴースト等が生じるなど、印字品質の悪化を招いてしまう。インクの着弾ずれは印字媒体の搬送速度にも依存し、搬送速度が速くなればなるほど着弾ずれも大きくなる。対策として、印字媒体の搬送速度を下げることが考えられるが、そうすると当然ながら印字速度が遅くなるという問題がある。
本発明の目的は、ノズルとそのノズルからの液体吐出を受ける媒体との間の距離にかかわらず、また媒体の搬送速度を下げることなく、媒体に対する良好な液体吐出品質が得られる液体吐出装置を提供することである。
本発明の実施形態の液体吐出装置は、液体を吐出するノズルと、このノズルに連通する圧力室と、充放電により動作し前記圧力室に液体導入用の変形、液体吐出用の変形、液体振動抑制用の変形を加えるアクチュエータと、前記液体導入用の変形を加えるための第1電位、前記液体吐出用の変形を加えるための第2電位、前記液体振動抑制用の変形を加えるための第3電位が1周期内に含まれる波形の電圧を前記アクチュエータに対する充放電用の駆動電圧として出力する駆動回路と、この駆動回路から出力される駆動電圧の第1電位の期間T1、第2電位の期間T2、第3電位の期間T3を、周期は固定のまま、前記ノズルとそのノズルからの液体吐出を受ける媒体との間の距離が所定値未満の場合に“T=T1+T2+T3”かつ“T1=T2=T3=T/3”の条件を有する第1パターンに切換え、所定値以上の場合に“T=T1+T2+T3”かつ“T/3<T1<T2” の条件を有する第2パターンに切換える制御手段と、を備える。
一実施形態のインクジェットヘッドの全体的な構成を示す図。 図1の要部の構成を示す図。 図1の各圧力室およびその周辺部を拡大して示す図。 図3の1つの圧力室が拡がった状態を示す図。 図4のように拡がった圧力室が定常に戻った状態を示す図。 図5のように定常に戻った圧力室が縮まった状態を示す図。 一実施形態の駆動回路の構成を示す図。 一実施形態の駆動回路のステップST1の動作を示す図。 一実施形態の駆動回路のステップST2の動作を示す図。 一実施形態の駆動回路のステップST3の動作を示す図。 一実施形態の駆動回路のステップST4の動作を示す図。 一実施形態の駆動回路における各部の電圧波形を示す図。 一実施形態の印字モードAのときに印加される駆動電圧の波形を示す図。 一実施形態の印字モードBのときに印加される駆動電圧の波形を示す図。 図13の駆動電圧を印加した場合のサテライトなしが保たれる最大限界値を示す図。 図15の最大限界値に対応するインク吐出速度を示す図。 図15の最大限界値のうち最も低い値を設定した場合の駆動パターンごとドロップ数ごとのインク吐出速度を示す図。 図14の駆動電圧を印加しサテライトなしが保たれる最大限界値を示す図。 図18の最大限界値に対応するインク吐出速度を示す図。 図18の最大限界値のうち最も低い値を設定した場合の駆動パターンごとドロップ数ごとのインク吐出速度を示す図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。液体吐出装置であるインクジェットヘッドの全体的な構成を図1に示し、そのインクジェットヘッドのノズルプレートが外された状態を図2に示す。
圧電部材で形成された基台1の上面の一側縁に沿う領域に、板状の圧電部材2が埋設される。この圧電部材2の端面は、基台1の側面と同一面を成す。基台1の下面の一側縁に沿う領域にも、板状の圧電部材2が埋設される。この圧電部材2の端面は、基台1の側面と同一面を成す。
これら圧電部材2の端面および基台1の側面に、絶縁性の部材で形成されたノズルプレート(オリフィスプレートともいう)3が配置される。ノズルプレート3は、基台1の上面側の圧電部材2に沿って配列されたインク吐出用(液体吐出用)の複数のノズル4を有するとともに、基台1の下面側の圧電部材2に沿って配列された同じくインク吐出用の複数のノズル4を有する。
基台1の上面側の圧電部材2の端面と基台1の側面とが重なり合う部分に、かつ上記各ノズル4と対応する位置に、かつ各ノズル4と連通する状態に、複数の切り欠き11が形成される。これら切り欠き11から圧電部材2の上面にかけて溝状の圧力室12が形成される。これら圧力室12の相互間に存する圧電部材2および基台1により、分極方向が互いに対向する状態に且つ各圧力室12の並び方向と直交する方向に重なり合う一対の圧電素子(静電容量性負荷)が形成される。この一対の圧電素子により、各圧力室12にインク導入用(液体導入用)およびインク吐出用(液体吐出用)の圧力を加える静電容量性アクチュエータ13が構成される。これら静電容量性アクチュエータ13は、各圧力室12を隔てる壁となる。
図3に示すように、各圧力室12の内周面、つまり各静電容量性アクチュエータ13の側面部および各圧力室12の底部に、各静電容量性アクチュエータ13に駆動電圧を印加するための電極14が装着される。そして、これら電極14と各圧力室12内のインク(液体)とが接するのを防ぐため、各電極14の表面が絶縁膜15によって被覆される。
基台1の下縁側にも、同様に、複数の圧力室12、複数の静電容量性アクチュエータ13、複数の電極14、および絶縁膜15が設けられる。
基台1の上面側における圧電部材2の各圧力室12がカバー5で閉塞される。このカバー5上にインク流入口6が設けられ、このインク流入口6に流入するインク(液体)が上記各圧力室12に導かれる。各圧力室12内の電極14から複数の導電部材7が導出され、これら導電部材7が回路基板8に接続される。回路基板8には、各静電容量性アクチュエータ13への駆動電圧を出力する駆動回路9が搭載される。
ノズルプレート3の周縁部に、保護用のマスクプレート10が装着される。このマスクプレート10は、金属製で、内側に開口10aを有する。図1ではマスクプレート10がノズルプレート3から離れているが、実際には、ノズルプレート3にマスクプレート10が面接触する状態で装着される。このマスクプレート10にリード線(アース線)21の一端が接続され、そのリード線21の他端が回路基板8上のグラウンドライン(導電パターン)8aに接続される。
各静電容量性アクチュエータ13は、それぞれ静電容量C01,C12,…を有する。以下、説明を分かり易くするため、静電容量C01を有する静電容量性アクチュエータ13のことをアクチュエータC01、静電容量C12を有する静電容量性アクチュエータ13のことをアクチュエータC12という。これらアクチュエータC01,C12,…が上記駆動回路9によって充放電駆動されることにより、アクチュエータC01,C12,…が図3〜図6に示す変形と復帰を繰返す。
図3はアクチュエータC01,C12に駆動電圧が印加されず、圧力室12が変形しない定常状態を示している。圧力室12の両側に位置するアクチュエータC01,C12が互いに逆方向に充電されると、図4に示すように、アクチュエータC01,C12が互いに離れる方向に変形する。この変形に伴い、圧力室12が拡大方向に変形し(液体導入用の変形)、圧力室12にインクが導入される。この後、アクチュエータC01,C12が放電されると、図5に示すように、アクチュエータC01,C12が定常状態に復帰する。この復帰に伴い、圧力室12が定常状態へと縮小変形し(液体吐出用の変形)、圧力の高まりによって圧力室12内のインクがノズル4から吐出される。その後、アクチュエータC01,C12が図4とは反対の方向に充電されることにより、図6に示すように、アクチュエータC01,C12が互いに近づく方向に変形する。これに伴い、圧力室12がさらに縮小方向に変形し(液体振動抑制用の変形)、圧力室12内のインクに生じた振動を抑えるためのダンピングが行われる。そして、アクチュエータC01,C12が放電されることにより、アクチュエータC01,C12が図3の定常状態に復帰する。
上記駆動回路9の具体的な構成を図7に示す。
直流電圧Vaaたとえば10Vを出力する直流電源(第1直流電源)31と、同じく直流電圧Vaaを出力する直流電源(第2直流電源)32とが、互いに直列接続される。この直流電源31,32の相互接続点が、グラウンド接続される。直流電源31,32の直列回路の出力電圧±Vaa(=2・Vaa)が後述のアクチュエータに対する駆動電圧となる。この駆動電圧±Vaaは、グラウンド電位を挟む正電位と負電位の振幅(可変幅)を有し、各種インクに対応できるよう±7V〜±18V程度の範囲で任意に選定される。
直流電圧Vccを出力する直流電源(第3直流電源)33の負側がグラウンド接続される。この直流電圧Vccは、後述するP型MOSトランジスタP00,P01,P02,…のバックゲートに対するバイアス電圧、および後述するドライバ42やバッファ43,44に対する駆動電圧となる。この直流電源Vccの値として、例えば直流電圧Vaaより高い値が選定される。上記のように、駆動電圧±Vaaが±7V〜±18V程度の可変幅で選定されるので、それに電極電位のオーバーシュートによるラッチアップの回避を見込んだ例えば24Vが適切値として選定される。
直流電源31の正側(+Vaa)とグラウンド(±0)との間に、第1半導体素子たとえばP型MOSトランジスタP00のソース・ドレイン間と第2半導体素子たとえばN型MOSトランジスタN10のドレイン・ソース間との直列回路が接続される。このP型MOSトランジスタP00およびN型MOSトランジスタN10の相互接続点と直流電源32の負側(-Vaa)との間に、第3半導体素子たとえばN型MOSトランジスタN20のドレイン・ソース間が接続される。
P型MOSトランジスタP00のバックゲートは、直流電源33の正側(+Vcc)に接続される。N型MOSトランジスタN10,N20のそれぞれバックゲートは、直流電源32の負側(−Vaa)に接続される。P型MOSトランジスタP00およびN型MOSトランジスタN10の相互接続点が出力端子Out0となる。この出力端子Out0がアクチュエータC01の一端に接続される。
これらP型MOSトランジスタP00およびN型MOSトランジスタN10,N20により、アクチュエータC01の一端に対する充放電用の通電路を選択的に形成するスイッチ回路が構成される。P型MOSトランジスタP00がオンしてN型MOSトランジスタN10,N20がオフすると、アクチュエータC01の一端が+Vaa電位となる。P型MOSトランジスタP00およびN型MOSトランジスタN20がオフしてN型MOSトランジスタN10がオンすると、アクチュエータC01の一端がグラウンド電位(零)となる。P型MOSトランジスタP00およびN型MOSトランジスタN10がオフしてN型MOSトランジスタN20がオンすると、アクチュエータC01の一端が−Vaa電位となる。
直流電源31の正側(+Vaa)とグラウンド(±0)との間に、第4半導体素子たとえばP型MOSトランジスタP01のソース・ドレイン間と第5半導体素子たとえばN型MOSトランジスタN11のドレイン・ソース間との直列回路が接続される。このP型MOSトランジスタP01およびN型MOSトランジスタN11の相互接続点と直流電源32の負側(-Vaa)との間に、第6半導体素子たとえばN型MOSトランジスタN21のドレイン・ソース間が接続される。
P型MOSトランジスタP01のバックゲートは、直流電源33の正側(+Vcc)に接続される。N型MOSトランジスタN11,N21のそれぞれバックゲートは、直流電源32の負側(−Vaa)に接続される。P型MOSトランジスタP01およびN型MOSトランジスタN11の相互接続点が出力端子Out1となる。この出力端子Out1がアクチュエータC01の他端に接続される。
これらP型MOSトランジスタP01およびN型MOSトランジスタN11,N21により、アクチュエータC01の他端に対する充放電用の通電路を選択的に形成するスイッチ回路が構成される。P型MOSトランジスタP01がオンしてN型MOSトランジスタN11,N21がオフすると、アクチュエータC01の他端が+Vaa電位となる。P型MOSトランジスタP01およびN型MOSトランジスタN21がオフしてN型MOSトランジスタN11がオンすると、アクチュエータC01の他端がグラウンド電位となる。P型MOSトランジスタP01およびN型MOSトランジスタN11がオフしてN型MOSトランジスタN21がオンすると、アクチュエータC01の他端が−Vaa電位となる。
なお、P型MOSトランジスタP01は、隣りのアクチュエータC12に対する第1半導体素子としても機能する。N型MOSトランジスタN11,N21は、隣りのアクチュエータC12に対する第2半導体素子および第3半導体素子としても機能する。すなわち、P型MOSトランジスタP01およびN型MOSトランジスタN11,N21により構成されるスイッチ回路は、隣りのアクチュエータC12の一端に対する充放電用の通電路を選択的に形成するスイッチ回路としても機能する。
直流電源31の正側(+Vaa)とグラウンド(±0)との間に、第4半導体素子たとえばP型MOSトランジスタP02のソース・ドレイン間と第5半導体素子たとえばN型MOSトランジスタN12のドレイン・ソース間との直列回路が接続される。このP型MOSトランジスタP02およびN型MOSトランジスタN12の相互接続点と直流電源31の負側(−Vaa)との間に、第6半導体素子たとえばN型MOSトランジスタN22のドレイン・ソース間が接続される。
P型MOSトランジスタP02のバックゲートは、直流電源33の正側(+Vcc)に接続される。N型MOSトランジスタN12,N22のそれぞれバックゲートは、直流電源32の負側(−Vaa)に接続される。P型MOSトランジスタP02およびN型MOSトランジスタN12の相互接続点が出力端子Out2となる。この出力端子Out2がアクチュエータC12の他端に接続される。
これらP型MOSトランジスタP02およびN型MOSトランジスタN12,N22により、アクチュエータC12の他端に対する充放電用の通電路を選択的に形成するスイッチ回路が構成される。
なお、P型MOSトランジスタP02は、隣りのアクチュエータC23に対する第1半導体素子としても機能する。N型MOSトランジスタN12,N22は、隣りのアクチュエータC23に対する第2半導体素子および第3半導体素子としても機能する。すなわち、P型MOSトランジスタP02およびN型MOSトランジスタN12,N22により構成されるスイッチ回路は、隣りのアクチュエータC23の一端に対する充放電用の通電路を選択的に形成するスイッチ回路としても機能する。
残りのアクチュエータに対しても同様のスイッチ回路が構成される。
一方、40は主制御部で、上記各スイッチ回路に共通の制御信号WVA,WVBを出力するとともに、各スイッチ回路に個別の制御信号EN1,EN2,EN3,…を出力する。これら駆動制御信号が各スイッチ回路に対応する複数のロジック制御回路41に供給される。主制御部40および各ロジック制御回路41は、直流電圧Vddにより動作する。
各ロジック制御回路41のうち、上記MOSトランジスタP00,N10,N20のスイッチ回路に対応するロジック制御回路41は、制御信号WVA,WVB,EN1に応じて上記MOSトランジスタP00,N10,N20をオン,オフ駆動するための駆動制御信号DR1[0],DR1[1],DR1[2]を出力する。上記MOSトランジスタP01,N11,N21のスイッチ回路に対応するロジック制御回路41も、同様の構成により、駆動制御信号DR2[0],DR2[1],DR2[2]を出力する。上記MOSトランジスタP02,N12,N22のスイッチ回路に対応するロジック制御回路41も、同様の構成により、駆動制御信号DR3[0],DR3[1],DR3[2]を出力する。
出力される駆動制御信号は、それぞれドライバ42およびバッファ43,44を介して、各MOSトランジスタのゲートに対するドライブ信号となる。
この駆動回路9の動作を図7および図8〜図11に示す。また、駆動回路9における各部の電圧波形をステップST0〜ST4として図12に示す。全てのアクチュエータに対する動作を説明すると長くなるので、アクチュエータC01,C12の駆動を主として説明する。
まず、ステップST0では、図7のように、MOSトランジスタN10,N11,N12がオンし、グラウンドを通してアクチュエータC01,C12に対する閉回路(放電路)が形成される。出力端子Out0,Out1,Out2は、グラウンド電位となる。このとき、アクチュエータC01,C12は、図3に示す定常状態である。
ステップST1では、図8に示すように、MOSトランジスタP00,P02,N21がオンする。この場合、出力端子Out0,Out2がグラウンド電位から+Vaa電位へと上昇し、出力端子Out1がグラウンド電位から−Vaa電位へと下降する。こうして、出力端子Out0と出力端子Out1との間の電圧±Vaa(=2・Vaa=20V)がアクチュエータC01に加わる。出力端子Out2と出力端子Out1との間の電圧±Vaa(=2・Vaa=20V)がアクチュエータC12に加わる。これにより、アクチュエータC01,C12にそれぞれ電圧2・Vaaが充電される。この充電により、図4のように、圧力室12が拡大方向に変形し、圧力室12にインクが導入される。
ステップST2では、図9に示すように、MOSトランジスタN10,N11,N12がオンする。この場合、電圧2・Vaaが充電されたアクチュエータC01の一端が出力端子Out0およびMOSトランジスタN10を介してグラウンドに導通するとともに、そのアクチュエータC01の他端が出力端子Out1およびMOSトランジスタN11を介してグラウンドに導通し、グラウンドを通してアクチュエータC01に対する閉回路(放電路)が形成される。この閉回路を通して、アクチュエータC01の充電電圧2・Vaaが放電する。同様に、隣りのアクチュエータC12の他端がMOSトランジスタN12を介してグラウンドに導通するとともに、そのアクチュエータC12の一端が出力端子Out1およびMOSトランジスタN11を介してグラウンドに導通し、アクチュエータC12に対する閉回路(放電路)が形成される。この閉回路を通して、アクチュエータC12の充電電圧2・Vaaが放電する。この放電により、図5に示すように、圧力室12が定常状態へと縮小方向に変形し、その際の圧力上昇により、圧力室12内のインクがノズル4から吐出される。
ステップST3では、図10に示すように、MOSトランジスタP01,N20,N22がオンする。この場合、出力端子Out1が+Vaa電位となり、出力端子Out0,Out21が−Vaa電位となる。こうして、出力端子Out1と出力端子Out0との間の電圧±Vaa(=2・Vaa=20V)がアクチュエータC01に加わる。出力端子Out1と出力端子Out2との間の電圧±Vaa(=2・Vaa=20V)がアクチュエータC12に加わる。これにより、アクチュエータC01,C12にそれぞれ電圧2・Vaaが充電される。この充電により、図6のように、圧力室12がさらに縮小方向に変形し、圧力室12内のインクに生じた振動を抑えるためのダンピングが行われる。
ステップST4では、図11に示すように、ステップST0と同じくMOSトランジスタN10,N11,N12がオンする。この場合、電圧2・Vaaが充電されたアクチュエータC01の他端が出力端子Out1およびMOSトランジスタN11を介してグラウンドに導通するとともに、そのアクチュエータC01の一端が出力端子Out0およびMOSトランジスタN10を介してグラウンドに導通し、グラウンドを通してアクチュエータC01に対する閉回路(放電路)が形成される。この閉回路を通して、アクチュエータC01の充電電圧2・Vaaが放電する。同様に、隣りのアクチュエータC12の一端が出力端子Out1およびMOSトランジスタN11を介してグラウンドに導通するとともに、そのアクチュエータC12の他端が出力端子Out2およびMOSトランジスタN12を介してグラウンドに導通し、グラウンドを通してアクチュエータC12に対する閉回路(放電路)が形成される。この閉回路を通して、アクチュエータC12の充電電圧2・Vaaが放電する。この放電により、アクチュエータC01,C12が図3に示す定常状態へと復帰する。
アクチュエータC01,C12に対する充放電用の駆動電圧は、図12に示すように、圧力室12にインク導入用の変形を加えるための負電位(第1電位)、圧力室12にインク吐出用の変形を加えるためのグラウンド電位(第2電位)、圧力室12にインク振動抑制用の変形を加えるための正電位(第3電位)が1周期T内に含まれる波形を有する。負電位(第1電位)の期間はT1、グラウンド電位(第2電位)の期間はT2、正電位(第3電位)の期間はT3であり、T=T1+T2+T3である。
主制御部40は、外部から入力されるモード設定信号に応じて、駆動電圧の負電位の期間T1、グラウンド電位の期間T2、正電位の期間T3を周期Tは固定のまま複数のパターンに切換える機能を有する。
上記モード設定信号は、ノズル4からの液体吐出を受ける側の印字媒体が厚みのない用紙で、ノズル4と印字媒体との間の距離が所定値未満たとえば1mm未満に設定される場合に、印字モードAを設定する。また、モード設定信号は、印字媒体が厚みのない用紙および厚みのある封筒の両方で、ノズル4と印字媒体との間の距離が所定値未満たとえば1mm以上に設定される場合に、印字モードBを設定する。
そして、主制御部40は、印字モードAの設定時、駆動電圧の負電位の期間T1、グラウンド電位の期間T2、正電位の期間T3を、周期Tは固定のまま、図13に示す波形の第1パターンに切換える。この第1パターンは、周期Tおよび期間T1,T2,T3に関し、“T=T1+T2+T3”かつ“T1=T2=T3=T/3”の条件を有する。
また、主制御部40は、印字モードBの設定時、駆動電圧の負電位の期間T1、グラウンド電位の期間T2、正電位の期間T3を、周期Tは固定のまま、図14に示す波形の第2パターンに切換える。この第2パターンは、周期Tおよび期間T1,T2,T3に関し、“T=T1+T2+T3”かつ“T/3<T1<T2”の条件を有する。なお、この条件を満たす期間T1,T2,T3の最適値として、T1=1.2・(T/3)、T2=1.4・(T/3)、T3=T−(T1+T2)が選定される。
上記第1パターンの駆動電圧をアクチュエータC01,C12に印加し、サテライトなしが保たれる駆動電圧の最大限界値がどのようになるかを実験により確かめた結果が図15のデータである。実験項目として、単独のノズル4からインク滴を吐出する単ノズル駆動パターン、複数のノズル4から同時にインク滴を吐出する複ノズル駆動パターン、複数のノズル4から順次にインク滴を吐出する複ノズル連続駆動パターンを用意し、これら駆動パターンごとに階調表現用のインク滴数いわゆるドロップ数“1”〜“5”を用意し、これらドロップ数ごとに駆動電圧の最大限界値を求めている。
すなわち、単ノズル駆動パターンでは、ドロップ数“1”のときに最大限界値が20.5V、ドロップ数“5”のときに最大限界値が19.0Vとなる。複ノズル同時駆動パターンでは、ドロップ数“1”のときに最大限界値が20.4V、ドロップ数“5”のときの最大限界値が19.7Vとなる。複ノズル連続駆動パターンでは、ドロップ数“1”のときに最大限界値が21.4V、ドロップ数“5”のときの最大限界値が20.0Vとなる。最も低い最大限界値は、単ノズル駆動パターンかつドロップ数“5”のときの19.0Vである。
第1パターンの駆動電圧をこれら最大限界値に設定した場合にインク吐出速度がどのようになるかを実験により確かめた結果が図16のデータである。すなわち、単ノズル駆動パターンでは、ドロップ数“1”かつ最大限界値20.5Vのときにインク吐出速度が6.3m/s、ドロップ数“5”かつ最大限界値19.0Vのときにインク吐出速度が6.7m/sとなる。複ノズル同時駆動パターンでは、ドロップ数“1”かつ最大限界値20.4Vのときにインク吐出速度が6.3m/s、ドロップ数“5”かつ最大限界値19.7Vのときにインク吐出速度が6.4m/sとなる。複ノズル連続駆動パターンでは、ドロップ数“1”かつ最大限界値21.4Vのときにインク吐出速度が6.3m/s、ドロップ数“5”かつ最大限界値20.0Vのときにインク吐出速度が6.7m/sとなる。
第1パターンの駆動電圧に関しては、最も低い最大限界値19.0V以下に抑えることにより、どの駆動パターンおよびどのドロップ数においてもサテライトが発生しない。第1パターンの駆動電圧を最も低い最大限界値19.0Vに設定して単ノズル駆動を行った場合に、インク吐出速度がどのようになるかを実験により確かめた結果が図17のデータである。
一方、上記第2パターンの駆動電圧[T1=1.2・(T/3)、T2=1.4・(T/3)、T3=T−(T1+T2)]をアクチュエータC01,C12に印加し、サテライトなしが保たれる駆動電圧の最大限界値を実験により確かめた結果が図18のデータである。
すなわち、単ノズル駆動パターンでは、ドロップ数“1”のときに最大限界値が27.1V、ドロップ数“5”のときに最大限界値が24.0Vとなる。複ノズル同時駆動パターンでは、ドロップ数“1”のときに最大限界値が26.9V、ドロップ数“5”のときの最大限界値が24.8Vとなる。複ノズル連続駆動パターンでは、ドロップ数“1”のときに最大限界値が28.7V、ドロップ数“5”のときの最大限界値が24.9Vとなる。最も低い最大限界値は、単ノズル駆動パターンかつドロップ数“5”のときの24.0Vである。
第2パターンの駆動電圧をこれら最大限界値に設定した場合にインク吐出速度がどのようになるかを実験により求めたのが図19のデータである。すなわち、単ノズル駆動パターンでは、ドロップ数“1”かつ最大限界値27.1Vのときにインク吐出速度が7.4m/s、ドロップ数“5”かつ最大限界値24.0Vのときにインク吐出速度が7.2m/sとなる。複ノズル同時駆動パターンでは、ドロップ数“1”かつ最大限界値26.9Vのときにインク吐出速度が7.5m/s、ドロップ数“5”かつ最大限界値24.8Vのときにインク吐出速度が7.2m/sとなる。複ノズル連続駆動パターンでは、ドロップ数“1”かつ最大限界値28.7Vのときにインク吐出速度が7.5m/s、ドロップ数“5”かつ最大限界値24.9Vのときにインク吐出速度が7.3m/sとなる。
第2パターンの駆動電圧に関しては、最も低い最大限界値24.0V以下に抑えることにより、どの駆動パターンおよびどのドロップ数においてもサテライトが発生しない。第2パターンの駆動電圧を最も低い最大限界値24.0Vに設定した場合のインク吐出速度を、駆動パターンごとドロップ数ごとに求めたのが図20のデータである。
第1パターンの駆動電圧を印加する場合のインク吐出速度と第2パターンの駆動電圧を印加する場合のインク吐出速度とを比較すると、どの駆動パターンおよびどのドロップ数においても、第2パターンの駆動電圧を印加する場合のインク吐出速度の方が高い。
ノズル4と印字媒体との間の距離が大きめに設定される印字モードBでは、インク吐出速度が高い第2パターンの駆動電圧を印加することにより、たとえノズル4と印字媒体との間の距離が大きめであっても、サテライトを生じることなく、ひいてはインクの着弾ずれによる印字むらやゴースト等を防いで、良好な印字品質(液体吐出品質)を確保できる。印字媒体の搬送速度を下げてインクの着弾ずれを小さくするといった対策も不要となり、よって印字速度の低下を回避できる。
第1パターンの駆動電圧および第2の駆動電圧のどちらも同じ周期Tなので、その第1パターンの駆動電圧および第2の駆動電圧を切換えても、同じ駆動周波数を維持することができる。
なお、上記実施形態では、複数の半導体素子としてMOSトランジスタを用いたが、同様の機能を有するものであれば、MOSトランジスタに限らず他の素子を用いてもよい。
その他、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]液体を吐出するノズルと、このノズルに連通する圧力室と、充放電により動作し前記圧力室に液体導入用の変形、液体吐出用の変形、液体振動抑制用の変形を加えるアクチュエータと、前記液体導入用の変形を加えるための第1電位、前記液体吐出用の変形を加えるための第2電位、前記液体振動抑制用の変形を加えるための第3電位が1周期内に含まれる波形の電圧を前記アクチュエータに対する充放電用の駆動電圧として出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される駆動電圧の第1電位の期間、第2電位の期間、第3電位の期間を、周期は固定のまま、前記ノズルとそのノズルからの液体吐出を受ける媒体との間の距離に応じて複数のパターンに切換える制御手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
[2]前記制御手段は、前記駆動回路から出力される駆動電圧の第1電位の期間T1、第2電位の期間T2、第3電位の期間T3を、周期Tは固定のまま、前記ノズルとそのノズルからの液体吐出を受ける媒体との間の距離が所定値未満の場合に第1パターンに切換え所定値以上の場合に第2パターンに切換える、ことを特徴とする付記[1]に記載の液体吐出装置。
[3]前記第1パターンは、周期T、第1電位の期間T1、第2電位の期間T2、第3電位の期間T3に関し“T=T1+T2+T3”かつ“T1=T2=T3=T/3”の条件を有し、前記第2パターンは、周期T、第1電位の期間T1、第2電位の期間T2、第3電位の期間T3に関し“T=T1+T2+T3”かつ“T/3<T1<T2” の条件を有する、ことを特徴とする付記[2]に記載の液体吐出装置。
[4]前記第1電位は負電位、前記第2電位はグラウンド電位、前記第3電位は正電位である、ことを特徴とする付記[1]ないし付記[3]のいずれかに記載の液体吐出装置。
[5]前記圧力室は、前記アクチュエータを挟んで並ぶ複数の圧力室であり、前記アクチュエータは、分極方向が互いに対向する状態に且つ前記各圧力室の並び方向と直交する方向に重なり合う一対の圧電素子であり、前記各圧力室を隔てる、ことを特徴とする[1]ないし付記[3]のいずれかに記載の液体吐出装置。
[6]液体吐出用のノズルと、このノズルと連通する圧力室と、充放電により動作し前記圧力室に液体導入用の変形、液体吐出用の変形、液体振動抑制用の変形を加えるアクチュエータと、前記液体導入用の変形を加えるための第1電位、前記液体吐出用の変形を加えるための第2電位、前記液体振動抑制用の変形を加えるための第3電位が1周期内に含まれる波形の電圧を前記アクチュエータに対する充放電用の駆動電圧として出力する駆動回路と、を備えた液体吐出装置において、前記駆動回路から出力される駆動電圧の第1電位の期間、第2電位の期間、第3電位の期間を、周期は固定のまま、前記ノズルとそのノズルからの液体吐出を受ける媒体との間の距離に応じて複数のパターンに切換える、ことを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
1…基台、2…圧電部材、3…ノズルプレート、4…ノズル、9…駆動回路、12…圧力室、13…静電容量性アクチュエータ、14…電極、15…絶縁膜、31…直流電源、32…直流電源、33…直流電源、P00,P01,P02…P型MOSトランジスタ、N10,N11,N12…N型MOSトランジスタ、N20,N21,N22…N型MOSトランジスタ、40…主制御部

Claims (3)

  1. 液体を吐出するノズルと、
    このノズルに連通する圧力室と、
    充放電により動作し前記圧力室に液体導入用の変形、液体吐出用の変形、液体振動抑制用の変形を加えるアクチュエータと、
    前記液体導入用の変形を加えるための第1電位、前記液体吐出用の変形を加えるための第2電位、前記液体振動抑制用の変形を加えるための第3電位が1周期内に含まれる波形の電圧を前記アクチュエータに対する充放電用の駆動電圧として出力する駆動回路と、
    前記駆動回路から出力される駆動電圧の第1電位の期間T1、第2電位の期間T2、第3電位の期間T3を、周期は固定のまま、前記ノズルとそのノズルからの液体吐出を受ける媒体との間の距離が所定値未満の場合に“T=T1+T2+T3”かつ“T1=T2=T3=T/3”の条件を有する第1パターンに切換え、所定値以上の場合に“T=T1+T2+T3”かつ“T/3<T1<T2” の条件を有する第2パターンに切換える制御手段と、
    を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記第1電位は負電位、前記第2電位はグラウンド電位、前記第3電位は正電位である、
    ことを特徴とする請求項に記載の液体吐出装置。
  3. 前記圧力室は、前記アクチュエータを挟んで並ぶ複数の圧力室であり、
    前記アクチュエータは、分極方向が互いに対向する状態に且つ前記各圧力室の並び方向と直交する方向に重なり合う一対の圧電素子であり、前記各圧力室を隔てる、
    ことを特徴とする請求項に記載の液体吐出装置。
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