JP5571862B1 - ナビゲーション装置、ナビゲーションプログラム、およびナビゲーションシステム - Google Patents

ナビゲーション装置、ナビゲーションプログラム、およびナビゲーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】応援態様の自由度を向上させる。
【解決手段】ナビゲーションシステムは、現在位置を示す現在位置情報を特定し、競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を特定し、スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定し、道路地図情報を特定し、観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定し、特定した現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、観戦対象の通過を観戦することができるコース上の地点を示す観戦地点を特定し、観戦地点までユーザを誘導する。
【選択図】図8

Description

本発明は、目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置、当該ナビゲーション装置に所定の動作を実行させるためのナビゲーションプログラム、およびナビゲーションシステムに関するものである。
近年、駅伝、マラソンなどのレースにおいて沿道の観戦者にレース情報を提供する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の技術は、サーバが、ランナーに取り付けられたGPS端末から位置情報を受信し、受信した位置情報を用いて観戦者位置に競技者が到達する予想時刻を算出する構成としている。
特開2006−271611号公報
しかしながら、特許文献1のような技術においては、コース上の他の地点に移動したときにランナーが到達するまでに間に合うか否かを把握することはできず、自由な応援態様を支援することまではできていないという課題があった。
本発明に係るナビゲーション装置は、目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置であって、現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置特定手段と、競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を特定する競技者関連情報特定手段と、スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定するコース関連情報特定手段と、道路地図情報を特定する道路地図情報特定手段と、観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定する観戦対象特定手段と、特定された現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す観戦地点を特定する観戦地点特定手段と、当該観戦地点までユーザを誘導する誘導手段とを含むことを特徴とする。
上記の構成としたことで、応援態様の自由度を向上させることができるようになる。
前記観戦地点特定手段は、さらに、前記コースとして使用される道路を除いたコース外道路に基づいて前記観戦地点を特定する構成とされていてもよい。
前記観戦地点特定手段は、前記観戦地点にて前記観戦対象の通過を観戦するものと仮定し、その後、再度前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す再会地点を特定し、当該再会地点を前記観戦地点として特定する構成とされていてもよい。
前記観戦地点特定手段は、ユーザから前記観戦地点の候補となる候補地点についての指定を受け付け、特定された現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記候補地点が前記観戦地点となるのか否かを判定し、前記候補地点が前記観戦地点となると判定したときに、当該候補地点を前記観戦地点として特定する構成とされていてもよい。
前記候補地点受付手段は、コース上において2以上の前記候補地点を受け付け、前記判定手段は、選択された2以上の前記候補地点について、前記コースのスタート地点側に位置する前記候補地点から前記コースのゴール地点側に位置する前記候補地点まで順番に経由した場合に、全ての前記候補地点が前記観戦地点となるのか否かを判定し、前記観戦地点特定手段は、前記判定手段により全ての前記候補地点が前記観戦地点となると判定されたときに、当該全ての前記候補地点を前記観戦地点として特定する構成とされていてもよい。
前記観戦対象特定手段は、2以上の前記観戦対象を特定し、前記観戦地点特定手段は、特定された2以上の前記観戦対象の全ての通過を観戦することができる前記コース上の地点を前記観戦地点として特定する構成とされていてもよい。
前記コース関連情報特定手段は、前記コース上において観戦することを推奨する推奨地点を含むコース関連情報を特定し、前記観戦地点特定手段は、前記推奨地点について前記観戦地点となるのか否かを判定する構成とされていてもよい。
前記ペース情報は、予め各競技者に設定された基礎となるペースを示す基礎ペース情報を含む構成とされていてもよい。
前記観戦対象特定手段は、競技者を選択可能に提示し、前記ユーザから競技者の選択を受け付け、受け付けた選択に基づいて観戦対象を特定し、1の競技者が選択されたときに、当該1の競技者と前記基礎ペースが所定の差である競技者を優先的に提示する構成とされていてもよい。
前記競技者関連情報特定手段は、ナビゲーション装置と通信ネットワークを介して接続する情報管理サーバから前記競技者関連情報を特定する構成とされていてもよい。
前記観戦地点特定手段は、特定された現在位置情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記コース上の所定の地点へ移動する経路を特定し、特定した経路に基づいて当該地点への前記ユーザの予測到達時刻を特定し、特定された競技者関連情報と、コース関連情報とを参照して、前記ユーザの予測到達時刻を特定した地点への前記競技者の予測到達時刻を特定し、前記観戦対象の予測到達時刻が前記ユーザの予測到達時刻よりも遅いか否かを判定し、前記観戦対象の予測到達時刻が前記ユーザの予測到達時刻よりも遅いと判定したときに当該所定の地点を前記観測地点として特定する構成とされていてもよい。
鉄道またはバスのうち少なくとも何れか一方を含む交通機関に関する交通機関情報を特定する交通機関情報特定手段を含み、前記観戦地点特定手段は、さらに、特定された交通機関情報を参照して前記観戦地点を特定する構成とされていてもよい。
また、本発明のナビゲーションプログラムは、目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置に所定の動作を実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記ナビゲーション装置に、現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置特定処理と、競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を特定する競技者関連情報特定処理と、スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定するコース関連情報特定処理と、道路地図情報を特定する道路地図情報特定処理と、観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定する観戦対象特定処理と、特定した現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す観戦地点を特定する観戦地点特定処理と、当該観戦地点までユーザを誘導する誘導処理とを実行させるためのものである。
また、本発明のナビゲーションシステムは、目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置と通信ネットワークを介して接続する情報管理サーバと、当該情報管理サーバと通信ネットワークを介して接続する競技者端末とを備える動作制御システムであって、現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置特定手段と、競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を前記競技者端末から取得する競技者関連情報取得手段と、スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定するコース関連情報特定手段と、道路地図情報を特定する道路地図情報特定手段と、観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定する観戦対象特定手段と、特定された現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す観戦地点を特定する観戦地点特定手段と、当該観戦地点までユーザを誘導する誘導手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、応援態様の自由度を向上させることができるようになる。
ナビゲーションシステムの構成例を示すブロック図である。 ナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。 競技者関連情報の格納例を示す図である。 コース関連情報の格納例を示す図である。 ナビゲーションシステムの動作の概念を示す概念図である。 観戦対象決定処理の例を示すフローチャートである。 競技者選択画面の例を示す説明図である。 観戦地点決定処理の例を示すフローチャートである。 候補地点の指定を受け付けた画面図の例を示す説明図である。 観戦地点判定処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本実施の形態に係るナビゲーションシステム200の例について説明する。本発明に係るナビゲーションシステム200(以下、システム200と呼ぶ場合がある。)は、目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置100〜100N(Nは任意の整数)と、それぞれのナビゲーション装置100〜100Nと通信ネットワーク80を介して接続する情報提供サーバ110と、競技者(ここでは、マラソンにおけるランナー)それぞれが有する競技者端末120〜120Nとを備える。
図1は、本実施の形態に係るシステム200の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、システム200は、ナビゲーション装置100〜100Nのそれぞれと、サーバ110とが通信ネットワーク80を介して接続されているシステムである。さらに、システム200は、サーバ110と、競技者端末120〜120Nとが通信ネットワーク81を介して接続されているシステムである。
なお、以下、ナビゲーション装置100〜100Nについては、特に必要がある場合を除き、ナビゲーション装置100を用いて詳細な説明を行う。そして、ナビゲーション装置1001〜100Nについては、ナビゲーション装置100と同様の構成を備えるものとして説明を行う。また、同様に、競技者端末120〜120Nについては、特に必要がある場合を除き、競技者端末120を用いて詳細な説明を行う。そして、競技者端末1201〜120Nについては、競技者端末120と同様の構成を備えるものとして説明を行う。
まず、本実施の形態に係るナビゲーション装置100について説明する。
図2は、本実施の形態に係るナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。図2示すように、ナビゲーション装置100は、制御部10と、記憶部20と、メモリ30と、表示部40と、センサ部50と、通信部60と、入力部70とを備える。
制御部10は、CPU(中央処理装置)により構成される。そして、制御部10は、記憶部20に記憶されたコンピュータプログラム(ナビゲーション装置100の稼動自体に必要となるシステムソフトウェアや、利用者がコンピュータ上で実行したい作業を実施する機能を直接的に有するアプリケーションソフトウェア)に従い、各種処理を実行するための各種機能を有する。本例では、制御部10は、位置特定機能と表示機能と各種情報を特定する機能とを含む各種の機能を有する。なお、これらの各種の機能は、一般のナビゲーション装置が備える公知の技術によって実現される。
記憶部20は、ROMやRAMなどで構成され、ナビゲーション装置100が使用する各種コンピュータプログラム(例えば、システムソフトウェアや、アプリケーションソフトウェア)や、各種コンピュータプログラムを実行させるための各種情報などを記憶する記憶媒体である。
メモリ30は、制御部10が処理する各種情報を一時的に保持する記憶媒体であり、RAMなどの半導体記憶装置により構成される。
表示部40は、各種情報をユーザが認識可能な形で出力する機能を備え、例えば画像情報を表示する表示装置(例えば、入力機能を併せ持つタッチパネルなど)により構成される。
センサ部50は、ナビゲーション装置100の現在位置(つまり、ユーザの現在位置)を測位する機能を備えている。例えば、センサ部50は、GPSセンサや、初期位置から移動量(距離)を計測する速度センサ、進行(移動)方位を計測するジャイロセンサ等からなる。
GPSセンサは、いわゆるGPS受信機と称されるものである。具体的には、GPSセンサは、GPS衛星から放射されるGPS信号を受信してGPS衛星とGPS受信機自身との距離(疑似距離)を測定する。そして、GPSセンサは、複数の衛星からのGPS信号を同時に受信する。各GPS信号を受信すると、GPSセンサは、受信したGPS信号のデコード等の処理を行う。デコード等の処理を行うと、GPSセンサは、制御部10に通知する。このようにして、GPSセンサは、ナビゲーション装置100の現在位置(つまり、ユーザの現在位置)を測位するように機能する。
通信部60は、通信ネットワークに無線あるいは有線によって接続し、動作制御装置(例えば、情報管理サーバ)と各種情報の送受信を行うための機能を有する。
入力部70は、制御部10に対する各種指示をユーザから受け付ける機能を備える。本例では、入力部70は、例えば、表示部40の表示画面上に表示される仮想的ボタンと、携帯端末100が予め備える物理的ボタンとによって構成される。なお、本例では、入力部70が仮想的ボタンと物理的ボタンとを含むように構成されているが、入力部70は仮想的ボタンと物理的ボタンとの何れか一方によって構成されてもよい。特に、入力部70が物理的ボタンで構成されている場合には、ナビゲーション装置100は、物理的ボタンが選択された場合に、表示されている仮想的ボタンが選択されたものとして処理するように構成されていればよい。
次に、ナビゲーション装置100における制御部10の構成について詳細に説明する。図1に示すように、制御部10は、センサ情報処理(位置情報特定)部11と、通信処理部12と、観戦対象特定部13と、観戦地点特定部14とを含む。
センサ情報処理部11は、センサ部50により位置情報を含むセンサ情報の特定や、記憶部(またはメモリ)への格納などの処理を実行する機能を有する。
通信処理部12は、通信部60により各種情報の送受信を行うための処理を実行する機能を有する。本例においては、通信処理部12は、通信ネットワーク80を介して、サーバ110から「競技者関連情報」や、「コース関連情報」やなどの各種情報を取得する処理や、取得した各種情報の記憶部(またはメモリ)への格納などの処理を実行する。
観戦対象特定部13は、観戦の対象とする競技者(つまり、観戦対象)を特定する処理を実行する機能を有する。具体的には、ナビゲーション装置100が、ユーザから観戦対象とする競技者の選択を受け付けることにより観戦対象を特定する。
観戦地点特定部14は、観戦対象の通過を観戦することができるコース上の地点(つまり、観戦地点)を特定する処理を実行する機能を有する。特に本例では、サーバ110から所定の地点が観戦地点となることを示す情報を受信する処理が実行されることとなる。観戦地点特定部14が実行する処理については後で詳しく説明する。
次に、本実施の形態に係るサーバ110について説明する。サーバ110は、例えば本システムの管理者によって管理されるサーバであって、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成される。また、本例におけるサーバ110は、ナビゲーション装置100〜100Nからの要求に応じて各種情報を提供するための処理などの各種処理を実行する。
サーバ110は、記憶部を含み、記憶部に記憶されたコンピュータプログラム(サーバ110の稼動自体に必要となるシステムソフトウェアや、コンピュータ上で実行する作業を実施する機能を直接的に有するアプリケーションソフトウェア)に従い、ナビゲーション装置100からの要求に応じた各種処理を実行するための各種の機能を有する。
サーバ110が備える記憶部は、競技者関連情報記憶部111と、コース関連情報記憶部112と、道路地図情報記憶部113と、交通機関情報記憶部114を含む。なお、サーバ110が備える各種記憶部は、一部または全部がナビゲーション装置100に備えられるように構成されていてもよい。
競技者関連情報記憶部111は、競技者に関連する競技者関連情報を格納するための記憶媒体である。図3は、競技者関連情報の格納例を示す図である。図3に示すように、競技者関連情報は、競技者の詳細な情報を示す競技者情報と、競技者競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む。
競技者情報は、競技者を一意に特定可能な競技者IDと、競技者の氏名や画像などのプロフィールとを含む。競技者情報は、ユーザが観戦対象としての競技者を選択するときに参照される。
競技者位置情報は、各競技者それぞれの現在位置を示す情報であり、定期的に競技者端末120〜120Nから送信される位置情報に基づいて適宜更新される。
ペース情報は、競技者の移動ペースを示す情報である。本例のペース情報は、予め各競技者に設定された基礎となるペースを示す基礎ペース情報と、現実に競技が開始されてから所定区間における最新のペースを示す最新ペース情報とを含む。基礎ペース情報は、更新されることはなく、レース開始前に観戦地点を特定するために用いられる。最新ペース情報は、レースの経過に応じて適宜更新される。
コース関連情報記憶部112は、競技者が移動するコースに関するコース関連情報を記憶する記憶媒体である。図4は、コース関連情報の格納例を示す図である。図4に示すように、コース関連情報は、コース情報と、推奨地点情報とを含む。
コース情報は、スタート地点とゴール地点までを結ぶ経路情報である。当該経路情報は、コースとして使用される道路を把握できるようにノードとリンクにより形成される情報である。また、コース情報は、本システム200の管理者により適宜更新される。
推奨地点情報は、コース上において観戦することを推奨する推奨地点を示す情報である。例えば、観戦しやすい地点や、景色が良い地点や、沿道が広めな地点や、応援団が応援を行っている特別な地点などの、他の地点に比べて特徴を有する地点が推奨地点として設定される。推奨地点情報は、緯度経度情報に加えて、当該地点の説明情報を含み、本システム200の管理者により適宜更新される。また、他のユーザ(ナビゲーション装置1001〜100Nを利用するユーザ)から提供された情報に基づいて更新されるように構成されていてもよい。
道路地図情報記憶部113は、一定の緯度幅と緯度幅で区切られた矩形状の範囲に分割した地図情報と、交通規制や道路の構成などを示す道路情報とを含む道路地図情報を記憶する記憶媒体である。
交通機関情報記憶部114は、鉄道とバスとを含む交通機関情報を記憶する記憶媒体である。交通機関情報は、鉄道およびバスに関する路線情報と、その路線における乗降地点の緯度経度情報とを含む。
次に、本実施の形態に係る競技者端末120について説明する。競技者端末120は、競技者がコース上を移動するときに、競技者により携帯される端末である。本例では、ナビゲーション装置100と同様の機能を備える構成とするが、特に、競技者端末120は、競技者の位置情報を特定し、特定した位置情報をサーバ110に送信する機能を備える。すなわち、競技者端末120は、少なくとも、制御部10と、センサ部50と、通信部60と同様の機能を備えていればよい。
次に、ナビゲーションシステム200の動作の概念について図を参照して説明する。
図5は、ナビゲーションシステムの動作の概念を示す概念図である。図5(a)から図5(f)では、ユーザが、競技開始前に観戦対象を選択し、観戦地点を決定し、決定した観戦地点に向けて誘導される例が説明されている。
図5(a)は、観戦対象を決定する場面を示す図である。また、図5(b)は、観戦地点の選択を行う場面を示す図である。また、図5(c)は、観戦地点が決定された場面を示す図である。また、図5(d)は、特定された経路に従って移動し、第一の観戦地点にて競技者(ここでは、ランナー)を応援する場面を示す図である。また、図5(e)は、さらに第二の観戦地点まで移動し、競技者を応援する場面を示す図である。また、図5(f)は、観戦対象がゴールした場面を示す図である。
先ず、競技開始前に観戦地点を決定する。すなわち、ユーザUが表示画面に表示された競技者情報を参照して観戦対象を選択して、観戦対象を決定する(図5(a)参照)。ユーザUは、観戦対象を決定すると、さらに表示画面に表示されたコースにおける複数の地点を選択して、観戦地点を決定する(図5(b)参照)。観戦地点が決定されると、表示画面には移動経路が表示され(図5(c)参照)、ユーザは、表示された移動経路に従って第一の観戦地点まで移動し、観戦対象の通過を見届ける(図5(d)参照)。第一の観戦地点で観戦対象の通過を見届けると、ユーザは、次に通過を見届けることができる第二の観戦地点まで移動し、第二の観戦地点にて観戦対象の通過を見届ける(図5(e)参照)。そして、ユーザは最後にゴール地点まで移動し、観戦対象のゴールを見届ける(図5(f)参照)。
このように、ユーザは、観戦対象が通過する地点に先回りして移動することができるようになり、応援の自由度が格段に向上することとなる。
以上、ナビゲーションシステム200の動作の概念を説明した。次に、ナビゲーションシステム200の動作について図面を参照して説明する。なお、本発明に特に係わらない処理については、その詳細な説明を省略している場合がある。
図6は、ナビゲーションシステム200が実行する観戦対象決定処理の例を示すフローチャートである。観戦対象決定処理では、観戦対象情報を参照して提示される競技者の情報に基づいて、ユーザが選択した競技者を観戦対象とする処理が実行される。なお、本例では、予め観戦される競技が特定されているものとして説明を行う。すなわち、特定の競技が既に決定されているものとして説明を行う。
観戦対象決定処理では、先ず、ナビゲーション装置100は、ユーザ操作に応じてサーバ110から競技者情報を取得する(ステップS101)。
競技者情報が取得されると、ナビゲーション装置100は、競技者情報に基づいて競技者を選択可能に表示する(ステップS102)。
図7は、競技者選択画面の例を示す説明図である。図7に示すように競技者選択画面700には、競技者のプロフィール701と、競技者選択ボタン702と、観戦対象決定ボタン703とが表示される。
競技者が選択可能に表示されると、ナビゲーション装置100は、ユーザから競技者の選択(つまり、競技者選択ボタン702の選択)を受け付ける(ステップS103)。ここで、本例では、ナビゲーション装置100は、少なくとも1以上の競技者の選択を受け付けるように構成される。
ここで、ナビゲーション装置100は、1の競技者が選択されたときに、競技者が選択されたことを示す情報をサーバ110に送信する(ステップS104)。ナビゲーション装置100が競技者が選択されたことを示す情報をサーバ110に送信すると、サーバ110ではペース情報を参照して当該競技者と基礎ペースが所定の差(例えば、ベストタイムが10分差以内)である競技者が特定され、ナビゲーション装置100は、サーバ110にて特定された基礎ペースが所定の差である競技者に関する情報を受信する(ステップS105)。なお、このとき、レースが既に開始されている場合には、システム200は、競技者の現在位置、または競技者の最新ペース情報を参照して、現在位置、または競技者の最新ペース情報が所定の差である競技者に関する情報を受信するように構成されていてもよい。
ナビゲーション装置100は、サーバ110にて特定された基礎ペースが所定の差である競技者を優先的に表示し、更なる選択を受け付ける(ステップS106)。
更なる選択を受け付けると、ナビゲーション装置100は、受け付けられた選択が観戦対象を決定する選択(つまり、観戦対象決定ボタン703の選択)であるか、または観戦対象となる競技者の更なる選択(つまり、競技者選択ボタン702の選択)であるかを判定する(ステップS107)。競技者選択ボタン702の選択であると判定したとき(ステップS107のN)には、ナビゲーション装置100は、再度ステップS104に移行し競技者が選択されたことを示す情報をサーバ110に送信する。
一方で、観戦対象決定ボタン703の選択であると判定したとき(ステップS107のY)には、ナビゲーション装置100は、選択された全ての競技者を観戦対象として決定する(ステップS108)。観戦対象が決定されると、ナビゲーション装置100は、サーバ110に特定した観戦対象に関する情報を送信し(ステップS109)、観戦対象決定処理を終了する。
観戦対象が決定されたあとに、ナビゲーション装置100は、観戦地点決定処理を実行する。図8は、システム200が実行する観戦地点決定処理の例を示すフローチャートである。観戦地点決定処理では、ゴール地点で最終的に観戦対象者のゴールを見届けることができるように複数の観戦地点を決定する処理が実行される。なお、本例のシステム200では、複数の観戦地点が特定されるように構成されているが、1の観戦地点が特定されるように構成されていてもよい。
また、本例のシステム200では、ユーザが観戦対象のゴールを見届けることができる処理が実行されるように構成されているが、このような構成に限られず、コースの途中で観戦対象の通過を見届ける位置のみがユーザに提示される処理が実行されるように構成されていてもよい。すなわち、本例のシステム200は、ユーザが最後に観戦対象の通過を見届ける位置がゴール位置はないように構成されていてもよい。
また、本例のシステム200では、競技が開始される前に観戦地点決定処理が実行される構成としているが、競技が開始された後(つまり、観戦対象者が移動を開始しているとき)に観戦地点決定処理が実行されるように構成されていてもよい。
観戦地点決定処理では、先ず、ナビゲーション装置100は、現在位置を特定する(ステップS201)。なお、本例では、観戦地点を決定する処理を実行するサーバ110に対して、ナビゲーション装置100は、特定した現在位置に関する情報を送信する。
現在位置が特定されると、ナビゲーション装置100は、サーバ110からコース関連情報を取得し、表示装置にコースと、推奨地点とを表示する(ステップS202)。なお、本例では、コースとともに推奨地点を表示する構成としているが、コースのみを表示する構成とされていてもよい。
コース情報等が表示されると、ナビゲーション装置100は、ユーザから観戦地点の候補となる候補地点についての指定を受け付ける(ステップS203)。
図9は、候補地点の指定を受け付けた画面図の例を示す説明図である。図9に示すように、候補地点の指定を受け付けた画面図900には、コース901と、推奨地点902と、候補地点903とが識別可能に表示される。
候補地点の指定を受け付けると、ナビゲーション装置100は、候補地点が観戦地点となるのか否かを判定する観戦地点判定処理を実行する(ステップS300)。
ここで、観戦地点判定処理について詳しく説明する。図10は、ナビゲーションシステム200が実行する観戦地点判定処理の例を示すフローチャートである。図10に示すように、観戦地点判定処理では、観戦地点にて観戦対象が通過することを観戦するものと仮定し、その後、再度観戦対象が通過することを観戦可能なコース上の地点を示す再会地点を特定し、当該再会地点を観戦地点として特定する処理が実行される。
なお、本例では、サーバ110が各種記憶部(つまり、競技者関連情報記憶部111、コース関連情報記憶部112、道路地図情報記憶部113、および交通機関情報記憶部114)を備えるように構成されているため、サーバ110が観戦地点判定処理を主として実行するように構成されている。しかしながら、競技者関連情報記憶部111、コース関連情報記憶部112、道路地図情報記憶部113、および交通機関情報記憶部114をナビゲーション装置100が備えるように構成されている場合には、ナビゲーション装置100が観戦地点判定処理を主として実行するように構成することができる。また、各種情報をサーバ110から取得することによりナビゲーション装置100が観戦地点判定処理を実行するように構成されていてもよい。
観戦地点判定処理において、先ず、サーバ110は、コースの最もスタート地点側に位置する候補地点を判定対象とする候補地点として特定する(ステップS301)。
サーバ110は、判定対象とする候補地点について、現在時刻と、道路地図情報と、交通機関情報と、ユーザの現在位置とを参照してユーザの予測到達時刻を特定する(ステップS302)。なお、ここで、サーバ110が、コース情報を参照することにより、コースとして使用される道路を除いたコース外道路に基づいて予測到達時刻を特定するように構成されていてもよい。
ユーザの予測到達時刻が特定されると、サーバ110は、判定対象とする候補地点について、現在時刻と、ステップS109で送信される観戦対象と、ペース情報と、コース情報とを参照して観戦対象の予測到達時刻を特定する(ステップS303)。
ユーザおよび観戦対象の予測到達時刻が特定されると、サーバ110は、観戦対象の予測到達時刻がユーザの予測到達時刻よりも遅いか否かを判定する(ステップS304)。なお、このとき、観戦対象が複数選択されているときには、サーバ110は、各観戦対象について到達予測時刻を算出し、最も到達予測時刻が早い競技者を判定対象の競技者とするように構成される。
観戦対象の予測到達時刻がユーザの予測到達時刻よりも早いと判定されたとき(ステップS304のN)には、サーバ110は、候補地点が観戦地点とならないことをナビゲーション装置100に通知し(ステップS305)、ナビゲーション装置100は、当該通知を受信する。このとき、通知を受信したナビゲーション装置100は、ステップS203に移行し再度候補地点の指定を受け付ける。
一方で、観戦対象の予測到達時刻がユーザの予測到達時刻よりも遅いと判定されたとき(ステップS304のY)には、サーバ110は、さらにゴール地点までに候補地点(つまり、再会地点)が存在するか否かを判定する(ステップS306)。
ゴール地点までに候補地点が存在すると判定されたとき(ステップS306のY)には、サーバ110は、当該候補地点をさらに判定対象とする候補地点として特定し、再度ステップS302に移行する。なお、ここでの処理を経由してステップS302に移行した場合において、複数の観戦対象が選択されているときには、到達予測時刻が最も遅い観戦対象が通過したときをユーザの移動開始時刻とし、当該ユーザの移動開始時刻に基づいて予測到達時刻が特定されるように構成される。
一方で、ゴール地点までに候補地点が存在しないと判定されたとき(ステップS306のN)には、ゴール地点を判定候補地点として特定し(ステップS307)、サーバ110は、判定対象とする候補地点について、現在時刻と、道路地図情報と、交通機関情報と、ユーザの現在位置とを参照してユーザの予測到達時刻を特定する(ステップS308)。なお、ゴール地点が最終地点とされない場合は、サーバ110は、ステップS311に移行し、観戦地点となることをナビゲーション装置100に通知するように構成されていればよい。
ユーザの予測到達時刻が特定されると、サーバ110は、判定対象とする候補地点について、現在時刻と、ステップS109で送信される観戦対象と、ペース情報と、コース情報とを参照して観戦対象の予測到達時刻を特定する(ステップS309)。
ユーザおよび観戦対象の予測到達時刻が特定されると、サーバ110は、観戦対象の予測到達時刻がユーザの予測到達時刻よりも遅いか否かを判定する(ステップS310)。
観戦対象の予測到達時刻がユーザの予測到達時刻よりも早いと判定されたとき(ステップS310のN)には、サーバ110は、候補地点が観戦地点とならないことをナビゲーション装置100に通知し(ステップS305)、ナビゲーション装置100は、当該通知を受信する。このとき、通知を受信したナビゲーション装置100は、ステップS203に移行し再度候補地点の指定を受け付ける。
一方で、観戦対象の予測到達時刻がユーザの予測到達時刻よりも遅いと判定されたとき(ステップS310のY)には、サーバ110は、全ての候補地点が観戦地点となることをナビゲーション装置100に通知し(ステップS311)、システム200は、観戦地点決定処理に戻る。
全ての候補地点が観戦地点となることを受信したナビゲーション装置100は、当該候補地点を観戦地点として決定し(ステップS204)、スタート地点側から順番に観戦地点を経由して移動する移動経路に従ってユーザを誘導する(ステップS205)。なお、このときの移動経路は、観戦地点判定処理にて予測到達時刻を特定するときに算出した移動経路をサーバ110から受信したものとするように構成されていればよい。
以上に説明したように、本実施の形態に係るナビゲーションシステム200(例えば、ナビゲーション装置100およびサーバ110のうち少なくともいずれか一方。以下、同じ。)は、目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーションシステムであって、現在位置を示す現在位置情報を特定し、競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を特定し、スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定し、道路地図情報を特定し、観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定し、特定した現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、観戦対象の通過を観戦することができるコース上の地点を示す観戦地点を特定し、観戦地点までユーザを誘導するように構成される。このような構成によれば、コース上の他の地点に移動したときにランナーが到達するまでに間に合うか否かを把握することができるようになるため、所定の地点まで移動したときに既に観戦対象が通過してしまったという不都合を解消することができ、応援態様の自由度を向上させることができるようになる。
特に、競技者の移動とユーザの移動とを考慮して観戦地点を特定する構成としているため、確実性高く観戦地点の通知を行うことができるという効果を得ることができるようになる。
また、上述の実施の形態では、ナビゲーションシステム200が、さらに、コースとして使用される道路を除いたコース外道路に基づいて観戦地点を特定するように構成される。このような構成によれば、コースとして使用されている道路が使用できないことを考慮して観戦地点を特定しているため、移動を開始したときに通行できずに遠回りした結果、観戦地点に到着したときには競技者が既に通過した後となってしまう不都合を解消することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ナビゲーションシステム200は、観戦地点にて観戦対象の通過を観戦するものと仮定し、その後、再度観戦対象の通過を観戦することができるコース上の地点を示す再会地点を特定し、再会地点を観戦地点として特定するように構成されている。このような構成によれば、複数の地点にて観戦対象を観戦可能であることを予め把握でき、その観戦可能な地点を予め決めることができるようになるようになるため、応援者の応援態様の自由度が格段に向上することとなる。
また、上述した実施の形態では、ナビゲーションシステム200が、ユーザから観戦地点の候補となる候補地点についての指定を受け付け、特定された現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、候補地点が観戦地点となるのか否かを判定し、候補地点が観戦地点となると判定したときに、当該候補地点を観戦地点として特定するように構成されている。このような構成によれば、ユーザが希望する地点において競技者が通過する姿を見ることができるようになるため、競技者をコースの沿道で応援するときの応援態様の自由度が向上する。
また、上述した実施の形態では、ナビゲーションシステム200が、コース上において2以上の候補地点を受け付け、選択(指定)した2以上の候補地点について、コースのスタート地点側に位置する候補地点からコースのゴール地点側に位置する候補地点まで順番に経由した場合に、全ての候補地点が観戦地点となるのか否かを判定し、全ての候補地点が観戦地点となると判定したときに、全ての候補地点を観戦地点として特定するように構成されている。このような構成によれば、ユーザが希望する2以上の地点において競技者が通過する姿を見ることができるようになるため、競技者をコースの沿道で応援するときの応援態様の自由度がより向上する。
また、上述した実施の形態では、ナビゲーションシステム200が、2以上の観戦対象を特定し、特定した2以上の観戦対象の全ての通過を観戦することができるコース上の地点を観戦地点として特定するように構成されている。このような構成によれば、ユーザが希望する2以上の地点において複数の競技者が通過する姿を見ることができるようになるため、競技者をコースの沿道で応援するときの応援態様の自由度がより向上する。
また、上述した実施の形態では、ナビゲーションシステム200が、コース上において観戦することを推奨する推奨地点を含むコース関連情報を特定し、推奨地点について観戦地点となるのか否かを判定するように構成されている。このような構成によれば、推奨地点(例えば、観戦しやすい地点)を観戦地点としてユーザに提示することができるようになるため、ユーザにとって利便性が向上する。
また、上述した実施の形態では、ペース情報が、予め各競技者に設定された基礎となるペースを示す基礎ペース情報を含むように構成されている。このような構成によれば、競技が開始される前においても予め競技者のペースを考慮した観戦地点を特定することができるようになるため、ユーザにとって利便性が向上する。
また、上述した実施の形態では、ナビゲーションシステム200が、競技者を選択可能に提示し、ユーザから競技者の選択を受け付け、受け付けた選択に基づいて観戦対象を特定し、1の競技者が選択されたときに、当該1の競技者と基礎ペースが所定の差である競技者を優先的に提示するように構成されている。このような構成によれば、同じ競技者に再会できる回数を増やすことができるようになり、ユーザにとって利便性の高いシステムを提供することができるようになる。
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、システム200は、ユーザから候補地点の指定を受け付けることなく、自動でユーザに観戦地点を提案するように構成されていてもよい。具体的には、システム200は、コースを所定間隔で区切り全ての地点を候補地点とし(または、全ての推奨地点を候補地点とし)、ユーザおよび観戦対象者の予測到達時刻を特定し、観戦対象の予測到達時刻がユーザの予測到達時刻よりも遅いか否かを判定するように構成されていればよい。また、このとき、交通機関の乗降地点から所定の範囲内が候補地点とされるように構成されていてもよい。
本発明は、移動する競技者に対して沿道で応援をする者を支援するのに有用である。
100〜100N ナビゲーション装置
10 制御部
11 センサ情報処理(位置情報特定)部
12 通信処理部
13 観戦対象特定部
14 観戦地点特定部
20 記憶部
30 メモリ
40 表示部
50 センサ部
60 通信部
70 入力部
110 情報提供サーバ
111 競技者関連情報記憶部
112 コース関連情報記憶部
113 道路地図情報記憶部
114 交通機関情報記憶部
120〜120N 競技者端末
200 ナビゲーションシステム

Claims (14)

  1. 目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置であって、
    現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置特定手段と、
    競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を特定する競技者関連情報特定手段と、
    スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定するコース関連情報特定手段と、
    道路地図情報を特定する道路地図情報特定手段と、
    観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定する観戦対象特定手段と、
    特定された現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す観戦地点を特定する観戦地点特定手段と、
    当該観戦地点までユーザを誘導する誘導手段とを含む
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記観戦地点特定手段は、さらに、前記コースとして使用される道路を除いたコース外道路に基づいて前記観戦地点を特定する
    請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記観戦地点特定手段は、前記観戦地点にて前記観戦対象の通過を観戦するものと仮定し、その後、再度前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す再会地点を特定し、当該再会地点を前記観戦地点として特定する
    請求項1または請求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記観戦地点特定手段は、
    ユーザから前記観戦地点の候補となる候補地点についての指定を受け付け、
    特定された現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記候補地点が前記観戦地点となるのか否かを判定し、
    前記候補地点が前記観戦地点となると判定したときに、当該候補地点を前記観戦地点として特定する
    請求項1から請求項3のうち何れかに記載のナビゲーション装置。
  5. 前記候補地点受付手段は、コース上において2以上の前記候補地点を受け付け、
    前記判定手段は、選択された2以上の前記候補地点について、前記コースのスタート地点側に位置する前記候補地点から前記コースのゴール地点側に位置する前記候補地点まで順番に経由した場合に、全ての前記候補地点が前記観戦地点となるのか否かを判定し、
    前記観戦地点特定手段は、前記判定手段により全ての前記候補地点が前記観戦地点となると判定されたときに、当該全ての前記候補地点を前記観戦地点として特定する
    請求項1記載のナビゲーション装置。
  6. 前記観戦対象特定手段は、2以上の前記観戦対象を特定し、
    前記観戦地点特定手段は、特定された2以上の前記観戦対象の全ての通過を観戦することができる前記コース上の地点を前記観戦地点として特定する
    請求項5記載のナビゲーション装置。
  7. 前記コース関連情報特定手段は、前記コース上において観戦することを推奨する推奨地点を含むコース関連情報を特定し、
    前記観戦地点特定手段は、前記推奨地点について前記観戦地点となるのか否かを判定する
    請求項1から請求項6のうち何れかに記載のナビゲーション装置。
  8. 前記ペース情報は、予め各競技者に設定された基礎となるペースを示す基礎ペース情報を含む
    請求項1から請求項7のうち何れかに記載のナビゲーション装置。
  9. 前記観戦対象特定手段は、
    競技者を選択可能に提示し、
    前記ユーザから競技者の選択を受け付け、
    受け付けた選択に基づいて観戦対象を特定し、
    1の競技者が選択されたときに、当該1の競技者と前記基礎ペースが所定の差である競技者を優先的に提示する
    請求項8記載のナビゲーション装置。
  10. 前記競技者関連情報特定手段は、ナビゲーション装置と通信ネットワークを介して接続する情報管理サーバから前記競技者関連情報を特定する
    請求項1から請求項9のうち何れかに記載のナビゲーション装置。
  11. 前記観戦地点特定手段は、
    特定された現在位置情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記コース上の所定の地点へ移動する経路を特定し、特定した経路に基づいて当該地点への前記ユーザの予測到達時刻を特定し、
    特定された競技者関連情報と、コース関連情報とを参照して、前記ユーザの予測到達時刻を特定した地点への前記競技者の予測到達時刻を特定し、
    前記観戦対象の予測到達時刻が前記ユーザの予測到達時刻よりも遅いか否かを判定し、
    前記観戦対象の予測到達時刻が前記ユーザの予測到達時刻よりも遅いと判定したときに当該所定の地点を前記観測地点として特定する
    請求項1から請求項10のうち何れかに記載のナビゲーション装置。
  12. 鉄道またはバスのうち少なくとも何れか一方を含む交通機関に関する交通機関情報を特定する交通機関情報特定手段を含み、
    前記観戦地点特定手段は、さらに、特定された交通機関情報を参照して前記観戦地点を特定する
    請求項1から請求項11のうち何れかに記載のナビゲーション装置。
  13. 目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置に所定の動作を実行させるためのナビゲーションプログラムであって、
    前記ナビゲーション装置に、
    現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置特定処理と、
    競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を特定する競技者関連情報特定処理と、
    スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定するコース関連情報特定処理と、
    道路地図情報を特定する道路地図情報特定処理と、
    観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定する観戦対象特定処理と、
    特定した現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す観戦地点を特定する観戦地点特定処理と、
    当該観戦地点までユーザを誘導する誘導処理とを
    実行させるためのナビゲーションプログラム。
  14. 目的とする地点までユーザを誘導するナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置と通信ネットワークを介して接続する情報管理サーバと、当該情報管理サーバと通信ネットワークを介して接続する競技者端末とを備えるナビゲーションシステムであって、
    現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置特定手段と、
    競技者に関連する情報であり、競技者の現在位置を示す競技者位置情報と、競技者の移動ペースを示すペース情報とを含む競技者関連情報を前記競技者端末から取得する競技者関連情報取得手段と、
    スタート地点とゴール地点とが設定されたコースに関するコース関連情報を特定するコース関連情報特定手段と、
    道路地図情報を特定する道路地図情報特定手段と、
    観戦の対象とする競技者を示す観戦対象を特定する観戦対象特定手段と、
    特定された現在位置情報と、競技者関連情報と、コース関連情報と、道路地図情報とを参照して、前記観戦対象の通過を観戦することができる前記コース上の地点を示す観戦地点を特定する観戦地点特定手段と、
    当該観戦地点までユーザを誘導する誘導手段とを含む
    ことを特徴とするナビゲーションシステム。
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