JP5569556B2 - Manufacturing method of semiconductor device - Google Patents
Manufacturing method of semiconductor device Download PDFInfo
- Publication number
- JP5569556B2 JP5569556B2 JP2012114233A JP2012114233A JP5569556B2 JP 5569556 B2 JP5569556 B2 JP 5569556B2 JP 2012114233 A JP2012114233 A JP 2012114233A JP 2012114233 A JP2012114233 A JP 2012114233A JP 5569556 B2 JP5569556 B2 JP 5569556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aperture stop
- opening
- pattern
- exposure
- semiconductor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に、斜入射照明を用いた半導体装置の製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a semiconductor device, and more particularly to a method for manufacturing a semiconductor device using oblique incidence illumination.
半導体装置の微細化に対する要求は絶え間なく続いており、近年では、半導体装置の製造プロセスで用いられる露光光源より波長の短い線幅のパターンを形成することが要求されている。 The demand for miniaturization of semiconductor devices has been constantly increasing, and in recent years, it has been required to form a pattern with a line width shorter than that of an exposure light source used in a semiconductor device manufacturing process.
これに伴い、近時では、パターンを転写する際における解像度を向上するための様々な照明技術が提案されている。このような照明技術としては、例えば斜入射照明が提案されている。斜入射照明は、変形照明と輪帯照明とに大別される。変形照明の主な種類としては、例えば、照明系に設けられる開口絞りに2箇所の開口部が形成された2点照明(二重極照明)や、開口絞りに4箇所の開口部が形成された4点照明(四重極照明)が知られている。一方、輪帯照明は、照明系に設けられる開口絞りにリング状(輪帯状)の開口部が設けられたものである。輪帯照明における開口部の大きさは、外側のσ(アウタシグマ:σout)や内側のシグマσ(インナシグマ:σin)等により表される。図18は、従来の輪帯照明用の開口絞りを示す平面図である。図18における外側の輪郭は、開口絞りの有効領域の輪郭を示している。図18に示すように、輪帯照明絞りには、輪帯状の開口部122が形成されている。図19は、パターンのピッチと焦点深度(DOF:Depth Of Focus)との関係を示すグラフである。図19における横軸はパターンのピッチを示しており、図19における縦軸は焦点深度を示している。なお、図19における焦点深度は、露光寛容度(Exposure Latitude)を4%としたときの値である。
Along with this, recently, various illumination techniques have been proposed for improving the resolution when transferring a pattern. As such an illumination technique, for example, oblique incidence illumination has been proposed. The oblique incident illumination is roughly classified into modified illumination and annular illumination. As main types of modified illumination, for example, two-point illumination (dipole illumination) in which two openings are formed in an aperture stop provided in an illumination system, or four openings are formed in an aperture stop. Further, four-point illumination (quadrupole illumination) is known. On the other hand, in annular illumination, an aperture stop provided in an illumination system is provided with a ring-shaped (annular) opening. The size of the opening in the annular illumination is expressed by an outer σ (outer sigma: σ out ), an inner sigma σ (inner sigma: σ in ), or the like. FIG. 18 is a plan view showing a conventional aperture stop for annular illumination. The outer contour in FIG. 18 indicates the contour of the effective area of the aperture stop. As shown in FIG. 18, an
図19における●印は、図18に示す従来の輪帯照明絞り116を照明系に用いて露光を行った場合における焦点深度を示している。図19に●印で示すように、従来の輪帯照明絞りを用いて露光を行った場合には、パターンのピッチが300nm程度より大きい範囲では、必ずしも十分に深い焦点深度が得られない。
In FIG. 19, the ● marks indicate the depth of focus when exposure is performed using the conventional
図20(a)は、ホール(穴)を形成するためのマスクパターンのレイアウトを示す平面図である。図20(a)における紙面左側は、ホールを形成するためのパターン118aがレチクル上に高密度に形成されている場合を示している。一方、図20(a)における紙面右側は、ホールを形成するためのパターン118bがレチクル上に孤立して形成されている場合を示している。
FIG. 20A is a plan view showing a layout of a mask pattern for forming a hole. The left side of the drawing in FIG. 20A shows a case where patterns 118a for forming holes are formed on the reticle with high density. On the other hand, the right side of the drawing in FIG. 20A shows a case where a
図20(b)は、CD−FOCUS(クリティカルディメンジョン−フォーカス)曲線を示すグラフ(その1)である。図20(b)における□印は、図20(a)における紙面左側の場合、即ち、ホールを形成するためのパターン118aが比較的高密度に形成されている場合のものである。また、図20(b)における○印は、図20(a)における紙面右側の場合、即ち、ホールを形成するためのパターン118bが孤立している場合のものである。このようなCD−FOCUS曲線を用いれば、焦点深度の変化がレジスト寸法に及ぼす影響を把握することが可能である。図20(b)における横軸は、パターンを露光する際におけるフォーカスのずれを示している。縦軸は、レジストに転写されたパターンの寸法を示しており、パターンの寸法が最大になったときを100として、かかる最大寸法に対する相対的なパターン寸法がプロットされている。上に凸の放物線の傾斜が比較的緩やかであることは、焦点深度(DOF:Depth Of Focus)は比較的広く、フォーカスマージンが比較的大きいことを意味する。一方、上に凸の放物線の傾斜が比較的急峻であることは、焦点深度が比較的狭く、フォーカスマージンが比較的狭いことを意味する。また、放物線の頂点にあたるフォーカス値のことをベストフォーカスといい、一般には、ベストフォーカスの際のレジスト寸法がもっとも大きくなる。一般に、焦点深度の深さを比較検討する際には、ベストフォーカスのときのレジスト寸法に対して90%以上となるフォーカス範囲を実効的な焦点深度として比較検討に用いられる。
FIG. 20B is a graph (part 1) showing a CD-FOCUS (critical dimension-focus) curve. The squares in FIG. 20B are those on the left side of FIG. 20A, that is, the patterns 118a for forming holes are formed at a relatively high density. In FIG. 20B, the ◯ mark indicates the case on the right side of the paper surface in FIG. 20A, that is, the
図20(b)において○印で示すように、ホールを形成するためのパターン118bが孤立している場合には、フォーカスマージンがかなり狭くなっている。
As indicated by a circle in FIG. 20B, when the
フォーカスマージンをより大きくする技術として、輪帯照明絞りを用いた露光技術と補助パターン(SRAF:Sub-resolution Assist Feature)技術とを併用することが提案
されている。
As a technique for increasing the focus margin, it has been proposed to use both an exposure technique using an annular illumination stop and an auxiliary pattern (SRAF: Sub-resolution Assist Feature) technique.
図21(a)は、焦点深度拡大のための補助パターン(アシストパターン)を設けた場合を示す平面図である。図21(b)は、CD−FOCUS曲線を示すグラフ(その2)である。図21(a)に示すように、ホールを形成するためのパターンの周囲には、焦点深度を拡大するためのパターン121が形成されている。
FIG. 21A is a plan view showing a case where an auxiliary pattern (assist pattern) for increasing the depth of focus is provided. FIG. 21B is a graph (part 2) showing the CD-FOCUS curve. As shown in FIG. 21A, a
図21(b)における□印は、図20(b)における□印と同様のものである。即ち、図20(a)における紙面左側の場合、即ち、ホールを形成するためのパターン118aが比較的高密度に形成されている場合のものである。また、図21(b)における○印は、図20(b)における○印と同様のものである。即ち、図20(a)における紙面右側の場合、即ち、ホールを形成するためのパターン118bが孤立している場合のものである。図21(b)における△印は、図21(a)における場合、即ち、ホールを形成するためのパターン118cの周囲に補助パターン121を形成した場合のものである。
The □ marks in FIG. 21 (b) are the same as the □ marks in FIG. 20 (b). That is, in the case of the left side in FIG. 20A, that is, the pattern 118a for forming holes is formed at a relatively high density. Further, the circles in FIG. 21B are the same as the circles in FIG. That is, in the case of the right side in FIG. 20A, that is, when the
図21(b)から分かるように、補助パターン121を適宜設ければ(図21(a)参照)、ホールを形成するためのパターンが孤立している場合(図20(a)参照)と比較して、フォーカスマージンを大きくすることが可能となる。
As can be seen from FIG. 21B, if the
また、図19における○印は、密な領域から疎な領域に亘って適宜補助パターンをレチクル上に形成した場合を示すグラフである。図19に○印で示すように、補助パターン技術を併用すれば、焦点深度を幾分深くすることが期待できる。 19 is a graph showing a case where auxiliary patterns are appropriately formed on the reticle from a dense area to a sparse area. As indicated by a circle in FIG. 19, it is expected that the depth of focus is somewhat deepened by using the auxiliary pattern technique together.
しかしながら、図19に○印で示すように、斜入射照明技術と補助パターン技術とを併用した場合であっても、例えばパターンのピッチが300nm〜600nm程度の範囲では必ずしも十分に深い焦点深度が得られない。このため、レチクル上に様々なピッチで形成されるパターンをいずれも高い解像度で転写する技術が待望されていた。 However, as shown by a circle in FIG. 19, even when the oblique incidence illumination technique and the auxiliary pattern technique are used in combination, for example, a sufficiently deep depth of focus is obtained in the range of the pattern pitch of about 300 nm to 600 nm. I can't. For this reason, there has been a demand for a technique for transferring patterns formed at various pitches on a reticle with high resolution.
本発明の目的は、レチクル上に様々なピッチで形成されるパターンをいずれも高い解像度で安定して転写しうる半導体装置の製造方法を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a semiconductor device manufacturing method capable of stably transferring a pattern formed at various pitches on a reticle with high resolution.
本発明の一観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、前記第2の開口部は、前記第2の開口部のうちの一部が前記開口絞りの有効範囲からはみ出すように配されていることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、前記第1の開口部の周辺における前記複数の第2の開口部の間に、第3の開口部が更にそれぞれ形成されており、前記第3の開口部のうちの一部が前記第1の開口部内に位置していることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の更に他の観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、前記開口絞りは、前記第1の開口部を囲むように形成された、輪帯状の第3の開口部を更に有し、前記第2の開口部が前記第3の開口部の外側に位置していることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の更に他の観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、前記開口絞りは、前記第1の開口部を囲むように形成された、輪帯状の第3の開口部を更に有し、前記第2の開口部は、前記第3の開口部の内側に位置していることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の更に他の観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、前記開口絞りは、前記第1の開口部を囲むように形成された、輪帯状の第3の開口部を更に有し、前記開口絞りは、前記第1の開口部の内側に形成された第4の開口部を更に有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
According to one aspect of the present invention, in a method of manufacturing a semiconductor device, the method includes a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination. in the step of performing exposure using, is formed a first opening of the annular, have rows exposure using the first aperture stop second opening plurality of the periphery of the opening is formed, The semiconductor device manufacturing method is characterized in that the second opening is arranged so that a part of the second opening protrudes from the effective range of the aperture stop .
According to another aspect of the present invention, in the method of manufacturing a semiconductor device, the oblique incidence illumination includes a step of transferring a pattern formed on the reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination. In the step of performing the exposure using, exposure is performed using an aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed, and a plurality of second openings are formed around the first opening, A third opening is further formed between each of the plurality of second openings in the vicinity of the first opening, and a part of the third opening is part of the first opening. A method for manufacturing a semiconductor device is provided, which is located in the opening.
According to still another aspect of the present invention, in the method of manufacturing a semiconductor device, the method includes a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination. In the step of performing exposure using illumination, exposure is performed using an aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed, and a plurality of second openings are formed around the first opening. The aperture stop further includes a ring-shaped third opening formed so as to surround the first opening, and the second opening is located outside the third opening. A method for manufacturing a semiconductor device is provided.
According to still another aspect of the present invention, in the method of manufacturing a semiconductor device, the method includes a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination. In the step of performing exposure using illumination, exposure is performed using an aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed, and a plurality of second openings are formed around the first opening. The aperture stop further includes a ring-shaped third opening formed so as to surround the first opening, and the second opening is located inside the third opening. A method for manufacturing a semiconductor device is provided.
According to yet another aspect of the present invention, by performing exposure using the oblique incident illumination, the method of manufacturing a semiconductor device having a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate, said oblique incidence In the step of performing exposure using illumination, exposure is performed using an aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed, and a plurality of second openings are formed around the first opening. The aperture stop further includes a ring-shaped third opening formed so as to surround the first opening, and the aperture stop is formed inside the first opening. A method for manufacturing a semiconductor device is provided, further comprising a fourth opening.
本発明の更に他の観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、中心部に輪帯状の第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて露光を行う工程と;周辺部に複数の第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて露光を行う工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。 According to yet another aspect of the present invention, by performing exposure using the oblique incident illumination, the method of manufacturing a semiconductor device having a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate, said oblique incidence The step of performing exposure using illumination includes the step of performing exposure using a first aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed at the center; and a plurality of second openings at the periphery. And a step of performing exposure using the formed second aperture stop. A method for manufacturing a semiconductor device is provided.
本発明の更に他の観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、第1の開口部が形成され、前記第1の開口部を囲むように輪帯状の第2の開口部が形成され、前記第2の開口部を囲むように輪帯状の第3の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。 According to still another aspect of the present invention, in the method of manufacturing a semiconductor device, the method includes a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination. In the step of performing exposure using illumination, a first opening is formed, a ring-shaped second opening is formed so as to surround the first opening, and the second opening is surrounded. There is provided a method for manufacturing a semiconductor device, characterized in that exposure is performed using an aperture stop in which a ring-shaped third opening is formed.
本発明の更に他の観点によれば、斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて露光を行う工程と;前記第1の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて露光を行う工程と;前記第2の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第3の開口部が形成された第3の開口絞りを用いて露光を行う工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。 According to still another aspect of the present invention, in the method of manufacturing a semiconductor device, the method includes a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination. The step of performing exposure using illumination includes the step of performing exposure using a first aperture stop in which a first opening is formed; and a ring-shaped first having an inner diameter larger than the outer diameter of the first opening. A step of performing exposure using a second aperture stop in which two openings are formed; and a third in which an annular third opening having an inner diameter larger than the outer diameter of the second opening is formed. And a step of performing exposure using an aperture stop. A method of manufacturing a semiconductor device is provided.
本発明によれば、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンを比較的高い解像度で転写し得る輪帯状の第1の開口部と、比較的狭いピッチで配されたパターンを比較的高い解像度で転写しうる第2の開口部とが形成された開口絞りを用いて露光を行うため、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 According to the present invention, a ring-shaped first opening that can transfer a pattern arranged at a medium pitch to a relatively large pitch with a relatively high resolution is compared with a pattern arranged at a relatively narrow pitch. Since exposure is performed using an aperture stop in which a second aperture that can be transferred with a high resolution is formed, even if the pattern pitch is set to various values, the depth of focus is sufficient. Can be ensured, and a stable pattern can be transferred.
また、本発明によれば、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンを比較的高い解像度で転写し得る輪帯状の第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて第1の露光を行い、また、比較的狭いピッチで配されたパターンを比較的高い解像度で転写しうる第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて第2の露光を行うため、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 In addition, according to the present invention, the first aperture stop in which a ring-shaped first opening that can transfer a pattern arranged at a medium pitch to a relatively large pitch with a relatively high resolution is used. The first exposure is performed, and the second exposure is performed by using the second aperture stop in which the second opening that can transfer the pattern arranged at a relatively narrow pitch with a relatively high resolution is formed. Therefore, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured, and a stable pattern can be transferred.
また、本発明によれば、輪帯状の第1の開口部の外側に輪帯状の第3の開口部が更に形成された開口絞りを用いてパターンを転写するため、ホールを形成するためのパターンが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することができる。 Further, according to the present invention, the pattern is transferred using the aperture stop in which the ring-shaped third opening is further formed outside the ring-shaped first opening, so that the pattern for forming the hole is formed. Even when the patterns are arranged in various directions, a sufficient depth of focus can be secured, and the pattern can be transferred stably.
また、本発明によれば、中心に円形状の第1の開口部が形成され、第1の開口部を囲むように輪帯状の第2の開口部が形成され、輪帯状の第2の開口部を囲むように輪帯状の第3の開口部が形成された開口絞りを用いてパターンを転写する。第1の開口部は、孤立パターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第2の開口部は、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第3の開口部は、比較的狭いピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第3の開口部は、様々な方向に配列されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのにも寄与する。従って、本発明によれば、ホールを形成するためのパターンのピッチが様々な値に設定されており、ホールを形成するためのパターンが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、ひいては安定してパターンを転写することができる。 Further, according to the present invention, the circular first opening is formed at the center, the second annular opening is formed so as to surround the first opening, and the second annular opening is formed. The pattern is transferred using an aperture stop in which a ring-shaped third opening is formed so as to surround the portion. The first opening contributes to the transfer of the isolated pattern with a relatively high resolution. Further, the second opening contributes to transfer of a pattern arranged at a medium pitch to a relatively large pitch with a relatively high resolution. The third opening contributes to transferring a pattern arranged at a relatively narrow pitch with a relatively high resolution. The third opening also contributes to the transfer of patterns arranged in various directions with a relatively high resolution. Therefore, according to the present invention, the pitch of the pattern for forming the hole is set to various values, and even if the pattern for forming the hole is arranged in various directions, the focus is increased. A sufficient depth can be secured, and as a result, the pattern can be transferred stably.
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体装置の製造方法で用いられる露光装置を示す概念図である。図2は、本実施形態による半導体装置の製造方法で用いられる開口絞りを示す平面図である。図3は、ハーフトーン型位相シフトマスクの原理を示す概念図である。図4は、パターンのピッチと焦点深度との関係を示すグラフである。図5は、輪帯照明絞りと四重極照明絞りとを示す平面図である。
[First Embodiment]
A method of manufacturing a semiconductor device according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a conceptual view showing an exposure apparatus used in the semiconductor device manufacturing method according to the present embodiment. FIG. 2 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment. FIG. 3 is a conceptual diagram showing the principle of a halftone phase shift mask. FIG. 4 is a graph showing the relationship between the pattern pitch and the depth of focus. FIG. 5 is a plan view showing the annular illumination stop and the quadrupole illumination stop.
まず、本実施形態による露光工程で用いられる露光装置を図1を用いて説明する。 First, the exposure apparatus used in the exposure process according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
図1に示すように、光源12としては、例えばArFエキシマレーザが用いられており、図1においては光源12が模式的に示されている。
As shown in FIG. 1, for example, an ArF excimer laser is used as the
光源12の下方には、光源12から発せられる光を同じ方向に揃えるためのフライアイ14が設けられている。
Below the
フライアイ14の下方には、開口絞り16が設けられている。
An
本実施形態で用いられる開口絞り16は、光軸上に開口部が位置しない開口絞り、即ち、斜入射照明用の開口絞り16である。即ち、本実施形態で用いられる開口絞り16は、図2に示すように、中心部に輪帯状の第1の開口部22が形成され、第1の開口部22の周辺に複数の第2の開口部24a1〜24a4が形成されたものである。第1の開口部22の外側のσ(アウタシグマ:σout)及び内側のσ(インナシグマ:σin)は、図18に示す従来の輪帯照明絞りの開口部122の外側のσout及び内側のσinよりそれぞれ小さく設定されている。第2の開口部24a1〜24a4は、レチクル18の中心から四隅に向かう方向にそれぞれ対応するように、開口絞り16の4方に配されている。第2の開口部24a1〜24a4は、第2の開口部24a1〜24a4のうちの一部が、開口絞り16の有効領域(図2における最も外側の輪郭)の外側にはみ出すように配されている。なお、開口絞りの有効領域とは、実際に絞りとして機能しうる領域のことである。また、図2においては、開口絞りの有効領域を除く領域は図示されていないが、実際には、開口絞りの有効領域の外側は、一般的には遮光されている。
The
開口絞り16における各々の寸法は、例えば以下の通りとする。開口絞り16の有効領域の外径は、例えば1.0とする。第1の開口部22の外側のσ(アウタシグマ:σout)の寸法は、例えば0.4〜0.5とする。第1の開口部22の内側のσ(インナシグマ:σin)の寸法は、例えば0.2〜0.3とする。開口絞り16の中心と第2の開口部24a1〜24a4の中心との間の距離は、例えば0.8〜0.9とする。なお、ここで示された寸法は、開口絞り16の有効領域の外径を1.0として規格化された値である。レチクル18のいずれかの側辺に平行な直線であって、開口絞り16の中心を通る直線(以下、中心線という)を基準とすると、開口部24a1〜24a4は、例えば以下のような方向に形成されている。例えば、開口絞り16の中心と開口部24a1の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16の中心線との為す角度θ1は、例えば45度に設定されている。また、開口絞り16の中心と開口部24a2の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16の中心線との為す角度θ2は、例えば135度に設定されている。また、開口絞り16の中心と開口部24a3の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16の中心線との為す角度θ3は、例えば225度に設定されている。また、開口絞り16の中心と開口部24a4の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16の中心線との為す角度θ4は、例えば315度に設定されている。
The dimensions of the
開口部22の面積S1と、開口部24a1〜24a4の面積の総和S2とは、ほぼ等しく設定されている。
The area S1 of the
また、開口部24a1〜24a4の直径は、開口部22の外側のσoutより小さく設定されている。
The diameters of the openings 24 a 1 to 24 a 4 are set smaller than σ out outside the
なお、各々の開口部24a1〜24a4の中心の位置Rpは、露光に用いる光源の波長をλ、配置ピッチをPとすると、以下のように設定することが望ましい。 The position R p of the center of each opening 24a1~24a4 is the wavelength of the light source used for the exposure lambda, when the arrangement pitch is P, it is desirable to set as follows.
Rp= sin−1{λ/[(√2)×P]}
なお、本実施形態においてこのような開口絞り16を用いている理由は、後に詳述することとする。
R p = sin −1 {λ / [(√2) × P]}
The reason why such an
開口絞り16の下方には、例えばホール(穴)を形成するためのパターンが形成されたレチクル(フォトマスク)18が配される。
Below the
レチクル18としては、図3に示すように、例えば、石英乾板15にMoSi等の半透過性の金属薄膜パターン17が形成されたハーフトーン型位相シフトマスク18を用いる。
As the
図3(a)は、ハーフトーン型位相シフトマスクの断面図を示しており、図3(b)は、レチクルを透過した光の強度分布を示している。図3(b)における太線は、ハーフトーン型位相シフトマスクを用いた場合の光強度分布を示しており、図3(b)における細線は、バイナリマスクを用いた場合の光強度分布を示している。 FIG. 3A shows a cross-sectional view of a halftone phase shift mask, and FIG. 3B shows an intensity distribution of light transmitted through the reticle. The thick line in FIG. 3B shows the light intensity distribution when the halftone phase shift mask is used, and the thin line in FIG. 3B shows the light intensity distribution when the binary mask is used. Yes.
ハーフトーン型位相シフトマスク18は、半透過性の金属薄膜パターン17にわずかな光を透過がするとともに、開口部18aの光の位相が金属薄膜パターン17の部分に対して反転するため、各々の光が重なり合うエッジ部分の光強度が低下するマスクである。図3(b)において太線で示すように、開口部18aのエッジ部においては、半透過性の金属薄膜パターン17をわずかに透過した光と開口部18aを透過した光とが互いに打ち消しあうため、光強度分布としては低下する。従って、ハーフトーン型位相シフトマスク18は、高い解像度を得るためには有利である。
Since the halftone
なお、レチクル18としては、例えば石英乾板上にクロム等の遮光膜より成るパターンが形成されたマスクであるバイナリマスクを用いてもよい。また、レチクル18として、特定の光が石英乾板を通過したときに光の位相が0度と180度になるような効果をもたせたレベンソン型位相シフトマスクを用いてもよい。
As the
レチクル18の下方には、投影レンズ19が配される。
A
投影レンズ19の下方には、半導体基板(半導体ウェハ)22が配される。
A semiconductor substrate (semiconductor wafer) 22 is disposed below the
このような露光装置を用いて露光を行うと、レチクル18上に形成されたパターンが半導体基板20上に転写されることとなる。
When exposure is performed using such an exposure apparatus, the pattern formed on the
本実施形態において図2に示すような開口絞り(Aperture)を用いるのは以下のような理由によるものである。 In this embodiment, the aperture stop (Aperture) as shown in FIG. 2 is used for the following reason.
図4は、パターンのピッチと焦点深度との関係を示すグラフである。図4における横軸はパターンのピッチを示しており、図4における縦軸は焦点深度を示している。なお、図4に示す焦点深度は、露光寛容度(Exposure Latitude)が4%のときの値とした。 FIG. 4 is a graph showing the relationship between the pattern pitch and the depth of focus. The horizontal axis in FIG. 4 indicates the pattern pitch, and the vertical axis in FIG. 4 indicates the depth of focus. The depth of focus shown in FIG. 4 is a value when the exposure latitude is 4%.
図4における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図4において●印で示すように、従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合には、パターンのピッチが300nm程度より大きくなると、必ずしも十分に深い焦点深度が得られない。
The mark ● in FIG. 4 indicates the depth of focus when exposure is performed using the conventional
一方、図4における■印は、図5(a)に示すような輪帯照明絞り16eを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図5(a)と図18とを比較して分かるように、図5(a)における輪帯状の開口部22の内側のσinは図18における輪帯状の開口部122の内側のσinより小さく設定されている。また、図5(a)と図18とを比較して分かるように、図5(a)における輪帯状の開口部22の外側のσoutは図18における輪帯状の開口部122の外側のσoutより小さく設定されている。
On the other hand, the ▪ marks in FIG. 4 indicate the depth of focus when exposure is performed using the
図4における●印のプロットと■印のプロットとを比較して分かるように、輪帯照明絞りの内側のσin及び外側のσoutとを変化させることにより、パターンのピッチに対する焦点深度の特性が著しく異なったものとなることが分かる。 As can be seen by comparing the plots with ● and ■ in FIG. 4, the depth of focus characteristics with respect to the pitch of the pattern by changing the inner σ in and the outer σ out of the annular illumination stop. Can be seen to be significantly different.
図4において■印で示すように、図5(a)に示すような輪帯照明絞り16eを用いて露光を行った場合には、パターンのピッチが300nm程度より大きい範囲においては比較的深い焦点深度が得られている。なお、図4において■印で示すように、図5(a)に示すような輪帯照明絞りを用いて露光を行った場合には、パターンのピッチが300nmより小さい範囲においては必ずしも十分に深い焦点深度が得られない。
4, when exposure is performed using the
図4における▲印は、図5(b)に示すような四重極照明絞り16fを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図4において▲印で示すように、図5(b)に示すような四重極照明絞り16fを用いて露光を行った場合には、パターンのピッチの増加に伴って焦点深度が急激に減少する。なお、図4において▲印で示すように、パターンのピッチが300nm程度より大きい範囲においては、必ずしも十分に深い焦点深度が得られない。
4 indicates the depth of focus when exposure is performed using the
本願発明者らは鋭意検討した結果、図5(a)に示すような輪帯照明絞り16eの開口部22と、図5(b)に示すような四重極照明絞り16fの開口部24a1〜24a4とを組み合わせれば、両者の利点を用いることができ、様々なピッチにおいても深い焦点深度を実現し得ることに想到した。即ち、図5(a)に示すような開口絞り16の中心に対して四方に配された比較的小さい開口部24a1〜24a4は、比較的狭いピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。一方、図5(b)に示すような輪帯状の開口部22は、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。
As a result of intensive studies, the inventors of the present application have found that the
図4における○印は、図2に示すような開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図4において○印で示すように、パターンのピッチが増加するに伴って焦点深度はある程度減少するものの、パターンのピッチが300nmより大きい範囲においても十分に深い焦点深度が得られている。このことから、本実施形態によれば、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。
The circles in FIG. 4 indicate the depth of focus when exposure is performed using the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。図6は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 6 is a process sectional view showing the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment.
まず、図6(a)に示すように、半導体基板20を用意する。半導体基板20上には、層間絶縁膜32が形成されている。層間絶縁膜32上には、フォトレジスト膜34が形成されている。なお、フォトレジスト膜34の上層又は下層には反射防止膜を形成することもあるが、図6においては省略されている。
First, as shown in FIG. 6A, a
次に、図1及び図2を用いて上述した露光装置を用いて、レチクル18に形成されたパターンをフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the pattern formed on the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
なお、ここでは、ホール(穴)を形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン(アシストパターン)21を適宜形成してもよい。図7は、補助パターンが形成されたレチクルを示す平面図である。
Note that, here, it is not specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
図7に示すように、ホールを形成するためのパターン18aの周辺には、補助パターン21が形成されている。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
As shown in FIG. 7, an
(変形例(その1))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その1)を図8を用いて説明する。図8は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 1))
Next, a modification (No. 1) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIG. FIG. 8 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第2の開口部24b1〜24b4が、いずれも開口絞り16aの有効領域の内側に配されていることに主な特徴がある。
The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that the second openings 24b1 to 24b4 are all arranged inside the effective area of the
図2に示す開口絞り16では、第2の開口部24a1〜24a4のうちの一部が開口絞り16の有効領域の外側にはみ出すように配されていたが、本変形例では、第2の開口部24b1〜24b4は、開口絞り16aの有効領域の内側に配されている。なお、開口絞りの有効領域とは、実際に絞りとして機能し得る領域のことである。
In the
このように、第2の開口部24b1〜24b4は、開口絞り16aの有効領域の内側に配されていてもよい。
Thus, the second openings 24b1 to 24b4 may be arranged inside the effective area of the
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その2))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その2)を図9を用いて説明する。図9は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 2))
Next, a modification (No. 2) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIG. FIG. 9 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、輪帯状の開口部22の周辺に第3の開口部26a1〜26a4が更に形成されていることに主な特徴がある。
The manufacturing method of the semiconductor device according to this modification is mainly characterized in that third openings 26a1 to 26a4 are further formed around the ring-shaped
図9に示すように、第3の開口部26a1〜26a4は、第2の開口部24a1〜24a4の間にそれぞれ配されている。第3の開口部26a1〜26a4は、開口絞り16bの有効領域の内側に位置している。
As shown in FIG. 9, the third openings 26a1 to 26a4 are arranged between the second openings 24a1 to 24a4, respectively. The third openings 26a1 to 26a4 are located inside the effective area of the
換言すれば、本変形例では、輪帯状の開口部22の周辺に比較的小さい開口部24a1〜24a4、26a1〜26a4が八方に形成されていることに主な特徴がある。
In other words, this modification is mainly characterized in that relatively small openings 24a1 to 24a4 and 26a1 to 26a4 are formed in eight directions around the ring-shaped
このように、輪帯状の開口部22の周辺の八方に比較的小さい開口部24a1〜24a4、26a1〜26a4が形成された開口絞り16bを用いて露光を行ってもよい。
As described above, the exposure may be performed using the
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その3))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その3)を図10を用いて説明する。図10は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 3))
Next, a modification (No. 3) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIG. FIG. 10 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第3の開口部28a1〜28a4のうちの一部が輪帯状の開口部22内に位置していることに主な特徴がある。第3の開口部28a1〜28a4の直径は、第2の開口部24a1〜24a4の直径より小さく設定されている。
The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that a part of the third openings 28a1 to 28a4 is located in the ring-shaped
このように、第3の開口部28a1〜28a4のうちの一部が輪帯状の開口部22内に位置していてもよい。
As described above, a part of the third openings 28 a 1 to 28 a 4 may be located in the ring-shaped
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その4))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その4)を図11を用いて説明する。図11は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 4))
Next, a modification (No. 4) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIG. FIG. 11 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第3の開口部30a1〜30a4の直径が第2の開口部24a1〜24a4の直径に対して極めて小さく形成されていることに主な特徴がある。第3の開口部30a1〜30a4の直径は例えば0.1〜0.2となっている。なお、ここで示された寸法は、開口絞り16の有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The manufacturing method of the semiconductor device according to this modification is mainly characterized in that the diameters of the third openings 30a1 to 30a4 are extremely small compared to the diameters of the second openings 24a1 to 24a4. The diameter of the third openings 30a1 to 30a4 is, for example, 0.1 to 0.2. In addition, the dimension shown here is the value normalized by setting the outer diameter of the effective area of the
このように、第3の開口部30a1〜30a4の直径を第2の開口部24a1〜24a4の直径より小さくしてもよい。 As described above, the diameters of the third openings 30a1 to 30a4 may be smaller than the diameters of the second openings 24a1 to 24a4.
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による半導体装置の製造方法を図12を用いて説明する。図12は、本実施形態による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図1乃至図11に示す第1実施形態による半導体装置の製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
[Second Embodiment]
A method for fabricating a semiconductor device according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 12 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment. The same components as those in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment shown in FIGS. 1 to 11 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted or simplified.
本実施形態による半導体装置の製造方法は、中心部に輪帯状の開口部22が形成された第1の開口絞り16eを用いて第1の露光を行った後に、開口絞りの中心部に対して四方に開口部24a1〜24a4が形成された第2の開口絞り16fを用いて第2の露光を行うことに主な特徴がある。
In the semiconductor device manufacturing method according to the present embodiment, the first exposure is performed using the
図12(a)は、開口絞りの中心部に輪帯状の開口部22が形成された第1の開口絞り16eを示す平面図である。本実施形態で用いられる第1の開口絞り16eは、中心部に輪帯状の開口部22が形成されたものである。図12(a)と図18とを比較して分かるように、図12(a)における輪帯状の開口部22の内側のσinは図18における輪帯状の開口部122の内側のσinより小さく設定されている。また、図12(a)と図18とを比較して分かるように、図12(a)における輪帯状の開口部22の外側のσoutは図18における輪帯状の開口部122の外側のσoutより小さく設定されている。
FIG. 12A is a plan view showing a
開口絞り16eにおける各々の寸法は、例えば以下の通りとする。開口絞り16eの有効領域の外径は、例えば1.0とする。第1の開口部22の外側のσoutの寸法は、例えば0.4〜0.5とする。第1の開口部22の内側のσinの寸法は、例えば0.2〜0.3とする。なお、ここで示された寸法は、開口絞り16eの有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The dimensions of the
図12(b)は、中心部の周辺の四方に第2の開口部24a1〜24a4が形成された第2の開口絞り16fを示す平面図である。図12(b)に示す第2の開口絞り16fにおける第2の開口部24a1〜24a4の位置や形状等は、例えば、図2に示す開口絞り16における第2の開口部24a1〜24a4の位置や形状等と同様とする。
FIG. 12B is a plan view showing the
本実施形態による半導体装置の製造方法では、レチクル18上に形成されたパターンを、第1の開口絞り16eを用いて露光し、更に、第2の開口絞り16fを用いて露光する。本実施形態では、第1の開口絞り16eを用いた露光は、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。一方、第2の開口絞り16fを用いた露光は、比較的狭いピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。従って、本実施形態によっても、第1実施形態において用いた開口絞り16を用いて露光する場合と同様の効果が得られ、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。
In the method of manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment, the pattern formed on the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図13を用いて説明する。図13は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 13 is a process sectional view showing the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment.
まず、図13(a)に示すように、半導体基板20を用意する。半導体基板20上には、層間絶縁膜32が形成されている。層間絶縁膜32上には、フォトレジスト膜34が形成されている。
First, as shown in FIG. 13A, a
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図12(a)に示す開口絞り16eを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図12(b)に示す開口絞り16fを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図13(b)参照)。
Next, the
次に、図13(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 13C, the
次に、図13(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 13D, the
次に、図13(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 13E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
なお、ここでは、ホール(穴)を形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7は、補助パターンが形成されたレチクルを示す平面図である。
Here, it is not specified whether or not an auxiliary pattern is provided around the
図7に示すように、ホールを形成するためのパターン18aの周辺には、補助パターン21が形成されている。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
As shown in FIG. 7, an
(変形例(その1))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その1)を図13及び図14を用いて説明する。図14は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 1))
Next, a modification (No. 1) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 14 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、図14(b)に示すように、第2回目の露光において用いられる第2の開口絞り16gにおける開口部24b1〜24b4が、いずれも開口絞り16gの有効領域の内側に配されていることに主な特徴がある。
As shown in FIG. 14B, the method of manufacturing the semiconductor device according to the present modification is effective when the apertures 24b1 to 24b4 in the
図12(b)に示す開口絞り16fでは、第2の開口部24a1〜24a4のうちの一部が開口絞り16fの有効領域の外側にはみ出すように配されていたが、本変形例では、図14(b)に示すように、第2の開口部24b1〜24b4は、開口絞り16gの有効領域の内側に配されている。なお、開口絞りの有効領域とは、実際に絞りとして機能し得る領域のことである。
In the
このように、第2の開口部24b1〜24b4は、開口絞り16gの有効領域の内側に配されていてもよい。
Thus, the second openings 24b1 to 24b4 may be arranged inside the effective area of the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図13を用いて説明する。図13は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 13 is a process sectional view showing the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図14(a)に示す開口絞り16eを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図14(b)に示す開口絞り16gを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図13(b)参照)。なお、フォトレジスト膜34の上層又は下層に反射防止膜を形成することもあるが、図13においては反射防止膜は省略されている。
Next, the
次に、図13(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 13C, the
次に、図13(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 13D, the
次に、図13(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 13E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その2))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その2)を図13及び図15を用いて説明する。図15は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 2))
Next, a modification (No. 2) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 15 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、図15(b)に示すように、第2回目の露光において用いられる第2の開口絞り16hにおいて、第2の開口部24a1〜24a4の間のそれぞれに第3の開口部26a1〜26a4が更にそれぞれ形成されていることに主な特徴がある。
As shown in FIG. 15B, the method of manufacturing the semiconductor device according to the present modification includes a
図15(b)に示すように、第3の開口部26a1〜26a4は、第2の開口部24a1〜24a4の間にそれぞれ配されている。第3の開口部26a1〜26a4は、開口絞り16hの有効領域の内側に位置している。
As shown in FIG. 15B, the third openings 26a1 to 26a4 are arranged between the second openings 24a1 to 24a4, respectively. The third openings 26a1 to 26a4 are located inside the effective area of the
換言すれば、本変形例では、輪帯状の開口部22の周辺に比較的小さい開口部24a1〜24a4、26a1〜26a4が八方に形成されていることに主な特徴がある。
In other words, this modification is mainly characterized in that relatively small openings 24a1 to 24a4 and 26a1 to 26a4 are formed in eight directions around the ring-shaped
このように、輪帯状の開口部22の周辺の八方に比較的小さい開口部24a1〜24a4、26a1〜26a4が形成された開口絞り16hを用いて露光を行ってもよい。
As described above, the exposure may be performed using the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図13を用いて説明する。図13は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 13 is a process sectional view showing the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図15(a)に示す開口絞り16eを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。なお、フォトレジスト膜34の上層又は下層に反射防止膜を形成することもあるが、図13においては省略されている。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図15(b)に示す開口絞り16hを取付けレチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図13(b)参照)。
Next, the pattern formed on the
次に、図13(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 13C, the
次に、図13(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 13D, the
次に、図13(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 13E, the
こうして本変形例による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to this modification is manufactured.
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その3))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その3)を図13及び図16を用いて説明する。図16は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 3))
Next, a modification (No. 3) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 16 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第2回目の露光においても用いられる開口絞り16iにおいて、第3の開口部28a1〜28a4が比較的内側に形成されていることに主な特徴がある。
The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that the third apertures 28a1 to 28a4 are formed relatively inside in the
このように、第1回目の露光の際に用いられる開口絞り16eと第2回目の露光の際に用いられる開口絞り16iとを互いに重ね合わせた場合には、第3の開口部28a1〜28a4のうちの一部は輪帯状の開口部22内に位置する。
As described above, when the
このように、第2回目の露光において用いられる開口絞り16iにおける第3の開口部28a1〜28a4が開口絞り16iの比較的中心側に位置していてもよい。
As described above, the third openings 28a1 to 28a4 of the
次に、本変形例による半導体装置の製造方法を図13を用いて説明する。図13は、本変形例による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 Next, a method for manufacturing a semiconductor device according to this modification will be described with reference to FIGS. FIG. 13 is a process cross-sectional view illustrating a method for manufacturing a semiconductor device according to this modification .
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図16(a)に示す開口絞り16eを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図16(b)に示す開口絞り16iを取付けレチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図13(b)参照)。
Next, the pattern formed on the
次に、図13(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 13C, the
次に、図13(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 13D, the
次に、図13(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 13E, the
こうして本変形例による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to this modification is manufactured.
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その4))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その4)を図13及び図17を用いて説明する。図17は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 4))
Next, a modification (No. 4) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 17 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第2回目の露光の際に用いられる開口絞り16jにおいて、第3の開口部30a1〜30a4の直径が第2の開口部24a1〜24a4の直径より小さく形成されていることに主な特徴がある。
In the method of manufacturing a semiconductor device according to the present modification, the diameter of the third openings 30a1 to 30a4 is smaller than the diameter of the second openings 24a1 to 24a4 in the
このように、第3の開口部30a1〜30a4の直径を第2の開口部24a1〜24a4の直径より小さくしてもよい。 As described above, the diameters of the third openings 30a1 to 30a4 may be smaller than the diameters of the second openings 24a1 to 24a4.
次に、本変形例による半導体装置の製造方法を図13を用いて説明する。図13は、本変形例による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 Next, a method for manufacturing a semiconductor device according to this modification will be described with reference to FIGS. FIG. 13 is a process cross-sectional view illustrating a method for manufacturing a semiconductor device according to this modification .
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図17(a)に示す開口絞り16eを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図17(b)に示す開口絞り16jを取付けレチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図13(b)参照)。
Next, the pattern formed on the
次に、図13(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 13C, the
次に、図13(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、フォトレジスト膜32にホール(穴)のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 13D, the
次に、図13(e)に示すように、フォトレジスト膜32を剥離する。
Next, as shown in FIG. 13E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
本変形例によっても、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、パターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。 Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the first embodiment, even when the pattern pitch is set to various values, a sufficient depth of focus can be ensured and stable. The transferred pattern can be transferred.
なお、ここでは、ホールを形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, although it was not explicitly specified whether or not the auxiliary pattern is provided around the
[第3実施形態]
第1及び第2実施形態による半導体装置の製造方法によれば、ホールを形成するためのパターンのピッチが様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定したパターンを転写することが可能となる。
[Third Embodiment]
According to the manufacturing method of the semiconductor device according to the first and second embodiments, a sufficient depth of focus can be ensured even when the pitch of the pattern for forming the holes is set to various values. And a stable pattern can be transferred.
図22は、パターンが正方格子状に配列されたレチクルを示す平面図である。図22において、d1は、互いに隣接するパターン18aの間隔、即ち、スペースの寸法を示している。
FIG. 22 is a plan view showing a reticle in which patterns are arranged in a square lattice pattern. In FIG. 22, d1 indicates the interval between
図23は、正方格子状に配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d1と焦点深度との関係を示すグラフである。図23における横軸はスペースの寸法d1を示しており、図23における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図23における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図23における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図23における○印は、図24に示すような通常の開口絞り124を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図24は、通常の開口絞りを示す平面図である。図24に示すように、開口絞り124には比較的大きな円形状の開口部126が形成されている。図23における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 23 is a graph showing the relationship between the space dimension d1 and the depth of focus when a pattern arranged in a square lattice pattern is transferred. The horizontal axis in FIG. 23 indicates the space dimension d1, and the vertical axis in FIG. 23 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 23 is a value when the exposure latitude is 4%. 23, the ● marks indicate the DOF given by the exposure using the conventional
図23における●印のプロットと○印のプロットと□印のプロットとを比較して分かるように、図2に示すような開口絞り16を用いて露光を行った場合には、スペースの寸法d1が様々な値に設定されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することが可能である。
As can be seen by comparing the plots marked with ●, ○ and □ in FIG. 23, when exposure is performed using the
しかしながら、本願発明者が更に鋭意検討した結果、図2に示すような開口絞り16を用いて露光を行った場合には、ホールを形成するためのパターン18aがレチクル18の辺に対して斜め方向に配列されていると、焦点深度を十分に確保し得ない場合があることが分かった。
However, as a result of further intensive studies by the inventor of the present application, when exposure is performed using an
図25は、パターンが斜め方向に配列されたレチクルを示す平面図である。図25に示すパターンは、レチクル18の辺に対して45度の方向に配列されている。図25において、d2は、互いに隣接するパターンの間隔18a、即ち、スペースの寸法を示している。
FIG. 25 is a plan view showing a reticle in which patterns are arranged in an oblique direction. The pattern shown in FIG. 25 is arranged in a direction of 45 degrees with respect to the side of the
図26は、斜めに配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d2と焦点深度との関係を示すグラフである。図26における横軸はスペースの寸法d2を示しており、図26における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図26における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図26における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図26における○印は、図24に示すような通常の開口絞り124を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図26における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 26 is a graph showing the relationship between the space dimension d2 and the depth of focus when a pattern arranged obliquely is transferred. The horizontal axis in FIG. 26 indicates the space dimension d2, and the vertical axis in FIG. 26 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 26 is a value when the exposure latitude is 4%. 26, the ● marks indicate the depth of focus when exposure is performed using the conventional
図26における●印のプロットと○印のプロットと□印のプロットとを比較して分かるように、図2に示すような開口絞り16を用いて斜めに配列されたパターンを転写する場合には、必ずしも十分な焦点深度を得ることができない。
As can be seen by comparing the plots marked with ●, ○ and □ in FIG. 26, when an obliquely arranged pattern is transferred using an
図2に示すような開口絞り16を用いて斜めに配列されたパターンを転写する場合に十分な焦点深度が得られないのは、開口絞り16の中心から45度、135度、225度及び315度の方向にそれぞれ配された第2の開口部24b1〜24b4が、正方格子状に配列されたパターンを転写する際には有利である一方、斜めに配列されたパターンを転写する際には不利であるためと考えられる。仮に、開口絞り16の中心から0度、90度、180度及び270度の方向に第2の開口部24b1〜b4をそれぞれ配した場合には、斜めに配列されたパターンを転写する際には有利となり、正方格子状に配列されたパターンを転写する際には不利になる。
When a pattern arranged obliquely using an
本願発明者は、鋭意検討した結果、図27に示すように、輪帯状の第1の開口部22の外側に輪帯状の第3の開口部36を更に形成することに想到した。輪帯状の第1の開口部22の外側に形成される輪帯状の第3の開口部36は、第2の開口部24b1〜24b4のように特定の方向に配されるものではないため、様々な方向に配列されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与し得る。従って、輪帯状の第1の開口部22の外側に輪帯状の第3の開口部36が更に形成された開口絞り16kを用いてパターンを転写すれば、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することが可能となる。
As a result of intensive studies, the inventor of the present application has come up with the idea of further forming a ring-shaped
本発明の第3実施形態による半導体装置の製造方法を図6及び図27を用いて説明する。図27は、本実施形態による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図1乃至図17に示す第1実施形態又は第2実施形態による半導体装置の製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。 A method for fabricating a semiconductor device according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 27 is a plan view showing the aperture stop used in the semiconductor device manufacturing method according to the present embodiment. The same components as those in the method of manufacturing the semiconductor device according to the first embodiment or the second embodiment shown in FIGS. 1 to 17 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted or simplified.
図27に示すように、本実施形態で用いられる開口絞り16kは、中心部に輪帯状の第1の開口部22が形成され、第1の開口部22を囲むように輪帯状の第3の開口部36が形成され、第3の開口部36の周辺に複数の第2の開口部24b1〜24b4が形成されたものである。
As shown in FIG. 27, the
第3の開口部36の内側のσ(インナシグマ:σin(2))は、第1の開口部22の外側のσ(アウタσ:σout(1))より大きく設定されている。換言すれば、第3の開口部36の内径は、第1の開口部22の外径より大きく設定されている。
Σ (inner sigma: σ in (2) ) inside the
第2の開口部24b1〜24b4は、開口絞り16kの有効領域の内側に配されている。
The second openings 24b1 to 24b4 are arranged inside the effective area of the
開口絞り16kにおける各々の寸法は、例えば以下の通りとする。なお、ここで示す寸法は、開口絞り16kの有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The dimensions of the
第1の開口部22の外側のσ(アウタシグマ:σout(1))の寸法は、例えば、0.4〜0.5とする。第1の開口部22の内側のσ(インナシグマ:σin(1))の寸法は、例えば、0.2〜0.3とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (1) ) outside the
第3の開口部36の外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法は、例えば、0.55〜0.70とする。第3の開口部36の内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法は、例えば、0.75〜0.90とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (2) ) outside the
開口絞り16kの中心と第2の開口部24b1〜24b4の中心との間の距離は、例えば、0.8〜0.9とする。第2の開口部24b1〜24b4のうちの一部は、輪帯状の第3の開口部36内に位置している。レチクル18のいずれかの辺に平行な直線であって、開口絞り16kの中心を通る直線(中心線)を基準とすると、開口部24b1〜24b4は、例えば以下のような方向に形成されている。例えば、開口絞り16kの中心と開口部24b1の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16kの中心線との為す角度は、例えば45度に設定されている。また、開口絞り16kの中心と開口部24b2の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16kの中心線との為す角度は、例えば135度に設定されている。また、開口絞り16kの中心と開口部24b3の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16kの中心線との為す角度は、例えば225度に設定されている。また、開口絞り16kの中心と開口部24b4の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16kの中心線との為す角度は、例えば315度に設定されている。
The distance between the center of the
こうして、本実施形態による開口絞り16kが構成されている。
Thus, the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
まず、図6に示すように、層間絶縁膜32及びフォトレジスト膜34等が形成された半導体基板20を用意する。
First, as shown in FIG. 6, a
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図27に示す開口絞り16kを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
図26における■印は、図27に示すような本実施形態による開口絞り16kを用いて斜めに配列されたパターン(図25参照)を転写した場合の焦点深度を示している。図26における□印のプロットと■印のプロットとを比較して分かるように、本実施形態による開口絞り16kを用いた場合には、ホールを形成するためのパターン18aが斜めに配列されている場合であっても、十分な焦点深度を確保することが可能となる。
26, the ■ marks indicate the DOF given when the obliquely arranged pattern (see FIG. 25) is transferred using the
また、図23における■印は、図27に示すような本実施形態による開口絞り16kを用いて正方格子状に配列されたパターン(図22参照)を転写した場合の焦点深度を示している。図23から分かるように、本実施形態による開口絞り16kを用いた場合には、ホールを形成するためのパターン18aが正方格子状に配列されている場合であっても、十分な焦点深度を確保し得る。
23, the ▪ marks indicate the depth of focus when a pattern (see FIG. 22) arranged in a square lattice pattern is transferred using the
これらのことから、本実施形態による開口絞り16kを用いれば、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保し得ることが分かる。
From these facts, it can be seen that if the
このように、本実施形態によれば、輪帯状の第1の開口部22の外側に輪帯状の第3の開口部36が更に形成された開口絞り16kを用いてパターンを転写するため、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することができる。
As described above, according to the present embodiment, the pattern is transferred using the
なお、ここでは、ホール(穴)を形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, it is not specified whether or not an auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その1))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その1)を図28乃至図30を用いて説明する。図28は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図29は、正方格子状に配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法と焦点深度との関係を示すグラフである。図30は、斜めに配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法と焦点深度との関係を示すグラフである。
(Modification (Part 1))
Next, a modification (No. 1) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 28 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification. FIG. 29 is a graph showing the relationship between the size of the space and the depth of focus when a pattern arranged in a square lattice pattern is transferred. FIG. 30 is a graph showing the relationship between the size of the space and the depth of focus when a diagonally arranged pattern is transferred.
本変形例における半導体装置の製造方法は、図28に示すような開口絞り16lを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。即ち、本変形例による半導体装置の製造方法は、輪帯状の第3の開口部36aの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法及び内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法が図27に示す開口絞り16kの場合より小さく設定されており、第2の開口部24b1〜24b4が輪帯状の第3の開口部36a内に位置していない開口絞り16lを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。
The manufacturing method of the semiconductor device in this modification is mainly characterized in that a pattern is transferred using an
開口絞り16lにおける各々の寸法は、例えば以下の通りとする。なお、ここで示す寸法は、開口絞り16lの有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The dimensions of the aperture stop 16l are, for example, as follows. In addition, the dimension shown here is a value standardized by setting the outer diameter of the effective region of the
第1の開口部22の外側のσ(アウタシグマ:σout(1))の寸法は、例えば0.4〜0.5とする。第1の開口部22の内側のσ(インナシグマ:σin(1))の寸法は、例えば、0.2〜0.3とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (1) ) outside the
第3の開口部36aの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法は、例えば、0.55〜0.70とする。第3の開口部36aの内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法は、例えば、0.75〜0.90とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (2) ) outside the
開口絞り16lの中心と第2の開口部24b1〜24b4の中心との間の距離は、例えば、0.80〜0.90とする。第2の開口部24b1〜24b4は、輪帯状の第3の開口部36aの外側に位置しており、第3の開口部36a内には位置していない。即ち、第2の開口部24b1〜24b4と輪帯状の第3の開口部36aとは、重なり合っていない。
The distance between the center of the aperture stop 16l and the center of the second openings 24b1 to 24b4 is, for example, 0.80 to 0.90. The second openings 24b1 to 24b4 are located outside the ring-shaped
こうして、本変形例による開口絞り16lが構成されている。 Thus, the aperture stop 16l according to this modification is configured.
図29は、正方格子状に配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d1と焦点深度との関係を示すグラフである。図29における横軸はスペースの寸法d1を示しており、図29における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図29における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図29における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図29における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図29における■印は、図27に示すような開口絞り16k、即ち、第3実施形態による開口絞り16kを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図29における○印は、図28に示すような開口絞り16l、即ち、本変形例による開口絞り16lを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 29 is a graph showing the relationship between the space dimension d1 and the depth of focus when a pattern arranged in a square lattice pattern is transferred. The horizontal axis in FIG. 29 indicates the space dimension d1, and the vertical axis in FIG. 29 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 29 is a value when the exposure latitude is 4%. 29, the ● marks indicate the DOF given by the exposure using the conventional
図29から分かるように、本変形例による開口絞り16lを用いた場合にも、十分な焦点深度を確保することが可能である。
As can be seen from FIG. 29, it is possible to ensure a sufficient depth of focus even when the
図30は、斜めに配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d2と焦点深度との関係を示すグラフである。図30における横軸はスペースの寸法d2を示しており、図30における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図30における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図30における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図30における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図30における■印は、図27に示すような開口絞り16k、即ち、第3実施形態による開口絞り16kを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図30における○印は、図28に示すような開口絞り16l、即ち、本変形例による開口絞り16lを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 30 is a graph showing the relationship between the space dimension d2 and the depth of focus when a diagonally arranged pattern is transferred. The horizontal axis in FIG. 30 indicates the space dimension d2, and the vertical axis in FIG. 30 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 30 is a value when the exposure latitude is 4%. In FIG. 30, ● indicates the depth of focus when exposure is performed using the conventional
図30から分かるように、本変形例による開口絞り16lを用いた場合にも、十分な焦点深度を確保することが可能である。
As can be seen from FIG. 30, it is possible to secure a sufficient depth of focus even when the
このように、本変形例によれば、第3実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することが可能となる。
As described above, according to the present modification, the depth of focus is obtained even when the
(変形例(その2))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その2)を図31乃至図33を用いて説明する。図31は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図32は、正方格子状に配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法と焦点深度との関係を示すグラフである。図33は、斜めに配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法と焦点深度との関係を示すグラフである。
(Modification (Part 2))
Next, a modification (No. 2) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 31 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification. FIG. 32 is a graph showing the relationship between the size of the space and the depth of focus when a pattern arranged in a square lattice pattern is transferred. FIG. 33 is a graph showing the relationship between the size of the space and the depth of focus when a pattern arranged obliquely is transferred.
本変形例による半導体装置の製造方法は、図31に示すような開口絞り16mを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。即ち、本変形例による半導体装置の製造方法は、輪帯状の第3の開口部36bの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法及び内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法が図27に示す開口絞り16kの場合より大きく設定されており、第2の開口部24c1〜24c4が輪帯状の第3の開口部36bの内側に位置している開口絞り16mを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。
The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that a pattern is transferred using an
開口絞り16mにおける各々の寸法は、例えば以下の通りとする。なお、ここで示す寸法は、開口絞り16mの有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The dimensions of the
第1の開口部22の外側のσ(アウタシグマ:σout(1))の寸法は、例えば、0.4〜0.5とする。第1の開口部22の内側のσ(インナシグマ:σin(1))の寸法は、例えば、0.2〜0.3とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (1) ) outside the
第3の開口部36bの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法は、例えば、0.85〜0.95とする。第3の開口部36bの内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法は、例えば、0.75〜0.85とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (2) ) outside the
開口絞り16mの中心と第2の開口部24c1〜24c4の中心との間の距離は、例えば、0.55〜0.70とする。第2の開口部24c1〜24c4は、輪帯状の第1の開口部22の外側に位置しており、かつ、輪帯状の第3の開口部36bの内側に位置している。
The distance between the center of the
こうして、本変形例による開口絞り16mが構成されている。
Thus, the
図32は、正方格子状に配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d1と焦点深度との関係を示すグラフである。図32における横軸はスペースの寸法d1を示しており、図32における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図32における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図32における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図32における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図32における■印は、図27に示すような開口絞り16k、即ち、第3実施形態による開口絞り16kを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図32における○印は、図31に示すような開口絞り16m、即ち、本変形例による開口絞り16mを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 32 is a graph showing the relationship between the space dimension d1 and the depth of focus when a pattern arranged in a square lattice pattern is transferred. The horizontal axis in FIG. 32 indicates the space dimension d1, and the vertical axis in FIG. 32 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 32 is a value when the exposure latitude is 4%. 32, the ● marks indicate the DOF given by the exposure using the conventional
図32から分かるように、本変形例による開口絞り16mを用いた場合にも、十分な焦点深度を確保することが可能である。
As can be seen from FIG. 32, it is possible to ensure a sufficient depth of focus even when the
図33は、斜めに配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d2と焦点深度との関係を示すグラフである。図33における横軸はスペースの寸法d2を示しており、図33における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図33における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図33における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図33における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図33における■印は、図27に示すような開口絞り16k、即ち、第3実施形態による開口絞り16kを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図33における○印は、図31に示すような開口絞り16m、即ち、本変形例による開口絞り16mを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 33 is a graph showing the relationship between the space dimension d2 and the depth of focus when a diagonally arranged pattern is transferred. The horizontal axis in FIG. 33 indicates the space dimension d2, and the vertical axis in FIG. 33 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 33 is a value when the exposure latitude is 4%. The mark ● in FIG. 33 indicates the depth of focus when exposure is performed using the conventional
図33から分かるように、本変形例では、スペースの寸法d2が比較的小さい場合においては、図2に示す開口絞り16を用いた場合より、焦点深度を大きくすることが可能である。
As can be seen from FIG. 33, in this modification, when the space dimension d2 is relatively small, the depth of focus can be made larger than when the
このように、本変形例の場合にも、焦点深度を十分に確保することが可能であり、安定してパターンを転写することが可能である。 Thus, also in the case of this modification, it is possible to secure a sufficient depth of focus and to transfer the pattern stably.
(変形例(その3))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その3)を図34乃至図36を用いて説明する。図34は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図35は、正方格子状に配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法と焦点深度との関係を示すグラフである。図36は、斜めに配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法と焦点深度との関係を示すグラフである。
(Modification (Part 3))
Next, a modification (No. 3) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 34 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification. FIG. 35 is a graph showing the relationship between the size of the space and the depth of focus when a pattern arranged in a square lattice pattern is transferred. FIG. 36 is a graph showing the relationship between the size of the space and the depth of focus when a pattern arranged obliquely is transferred.
本変形例による半導体装置の製造方法は、図34に示すような開口絞り16nを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。即ち、本変形例による半導体装置の製造方法は、輪帯状の第3の開口部36cの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法及び内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法が図27に示す開口絞り16kの場合より大きく設定されており、第2の開口部24c1〜24c4のうちの一部が輪帯状の第3の開口部36b内に位置している開口絞り16nを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。
The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that a pattern is transferred using an
開口絞り16nにおける各々の寸法は、例えば以下の通りとする。なお、ここで示す寸法は、開口絞り16nの有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The dimensions of the
第1の開口部22の外側のσ(アウタシグマ:σout(1))の寸法は、例えば、0.4〜0.5とする。第1の開口部22の内側のσ(インナシグマ:σin(1))の寸法は、例えば、0.2〜0.3とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (1) ) outside the
第3の開口部36cの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法は、例えば、0.8〜0.9とする。第3の開口部36cの内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法は、例えば、0.7〜0.8とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (2) ) outside the
開口絞り16nの中心と第2の開口部24b1〜24b4の中心との間の距離は、例えば、0.8〜0.9とする。第2の開口部24b1〜24b4のうちの一部は、輪帯状の第3の開口部36c内に位置している。即ち、第2の開口部24b1〜24b4のうちの一部は、輪帯状の第3の開口部36cと重なり合っている。
The distance between the center of the
こうして、本変形例による開口絞り16nが形成されている。
Thus, the
図35は、正方格子状に配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d1と焦点深度との関係を示すグラフである。図35における横軸はスペースの寸法d1を示しており、図35における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図35における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図35における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図35における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図35における■印は、図27に示すような開口絞り16k、即ち、第3実施形態による開口絞り16kを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図35における○印は、図34に示すような開口絞り16n、即ち、本変形例による開口絞り16nを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 35 is a graph showing the relationship between the space dimension d1 and the depth of focus when a pattern arranged in a square lattice pattern is transferred. The horizontal axis in FIG. 35 indicates the space dimension d1, and the vertical axis in FIG. 35 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 35 is a value when the exposure latitude is 4%. 35, the ● marks indicate the DOF given by the exposure using the conventional
図35から分かるように、本変形例による開口絞り16nを用いた場合にも、十分な焦点深度を確保することが可能である。
As can be seen from FIG. 35, even when the
図36は、斜めに配列されたパターンを転写する場合におけるスペースの寸法d2と焦点深度との関係を示すグラフである。図36における横軸はスペースの寸法d2を示しており、図36における縦軸は規格化された焦点深度を示している。なお、図36における焦点深度は、露光寛容度が4%のときの値とした。図36における●印は、図18に示すような従来の輪帯照明絞り116を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図36における□印は、図2に示すような開口絞り16、即ち、第1実施形態による開口絞り16を用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図36における■印は、図27に示すような開口絞り16k、即ち、第3実施形態による開口絞り16kを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。図36における○印は、図34に示すような開口絞り16n、即ち、本変形例による開口絞り16nを用いて露光を行った場合の焦点深度を示している。
FIG. 36 is a graph showing the relationship between the space dimension d2 and the depth of focus when a pattern arranged obliquely is transferred. The horizontal axis in FIG. 36 indicates the space dimension d2, and the vertical axis in FIG. 36 indicates the normalized depth of focus. Note that the depth of focus in FIG. 36 is a value when the exposure latitude is 4%. 36, the ● marks indicate the DOF given by the exposure using the conventional
図36から分かるように、本変形例では、スペースの寸法d2が比較的小さい場合においては、図2に示す開口絞り16を用いた場合より、焦点深度を大きくすることが可能である。
As can be seen from FIG. 36, in this modification, when the space dimension d2 is relatively small, the depth of focus can be made larger than when the
このように、本変形例の場合にも、焦点深度を十分に確保することが可能であり、安定してパターンを転写することが可能である。 Thus, also in the case of this modification, it is possible to secure a sufficient depth of focus and to transfer the pattern stably.
(変形例(その4))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その4)を図37を用いて説明する。図37は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 4))
Next, a modification (No. 4) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIG. FIG. 37 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、図37に示すような開口絞り16oを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。即ち、本変形例による半導体装置の製造方法は、第2の開口部24a1〜24a6が六方に形成された開口絞り16oを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。 The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that a pattern is transferred using an aperture stop 16o as shown in FIG. That is, a method of manufacturing a semiconductor device according to the present modification is characterized mainly in that the second opening 24a1~24a6 transcribes the pattern using the aperture stop 16 o formed hexagonal.
図37に示すように、第2の開口部24a1〜24a6が六方に形成されている。 As shown in FIG. 37, the second openings 24a1 to 24a6 are formed in six sides.
レチクル18のいずれかの辺に平行な直線であって、開口絞り16oの中心を通る直線(中心線)を基準とすると、開口部24b1〜24b6は、例えば以下のような方向に形成されている。例えば、開口絞り16oの中心と開口部24b1の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16oの中心線との為す角度は、例えば30度に設定されている。また、開口絞り16oの中心と開口部24b2の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16oの中心線との為す角度は、例えば90度に設定されている。また、開口絞り16oの中心と開口部24b3の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16oの中心線との為す角度は、例えば150度に設定されている。また、開口絞り16oの中心と開口部24b4の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16oの中心線との為す角度は、例えば210度に設定されている。また、開口絞り16oの中心と開口部24b5の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16oの中心線との為す角度は、例えば270度に設定されている。また、開口絞り16oの中心と開口部24b6の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16oの中心線との為す角度は、例えば330度に設定されている。
With reference to a straight line parallel to any side of the
第2の開口部24b1〜24b6のうちの一部は、輪帯状の第3の開口部36内に位置している。即ち、第2の開口部24b1〜24b6のうちの一部と輪帯状の第3の開口部36とが重なり合っている。
A part of the second openings 24b1 to 24b6 is located in the ring-shaped
本変形例によっても、第3実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することが可能である。
Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the third embodiment, a sufficient depth of focus is ensured even when the
(変形例(その5))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その5)を図38を用いて説明する。図38は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 5))
Next, a modified example (No. 5) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIG. FIG. 38 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、図38に示すような開口絞り16pを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。即ち、本変形例による半導体装置の製造方法は、第2の開口部24a1〜24a8が八方に形成された開口絞り16pを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。
The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that a pattern is transferred using an
図38に示すように、第2の開口部24a1〜24a8が八方に形成されている。 As shown in FIG. 38, the second openings 24a1 to 24a8 are formed in eight directions.
レチクル18のいずれかの辺に平行な直線であって、開口絞り16pの中心を通る直線(中心線)を基準とすると、開口部24b1〜24b8は、例えば以下のような方向に形成されている。例えば、開口絞り16pの中心と開口部24b1の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば0度に設定されている。また、開口絞り16pの中心と開口部24b2の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば45度に設定されている。また、開口絞り16pの中心と開口部24b3の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば90度に設定されている。また、開口絞り16pの中心と開口部24b4の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば135度に設定されている。また、開口絞り16pの中心と開口部24b5の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば180度に設定されている。また、開口絞り16pの中心と開口部24b6の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば225度に設定されている。また、開口絞り16pの中心と開口部24b7の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば270度に設定されている。また、開口絞り16pの中心と開口部24b8の中心とを結ぶ線分と、開口絞り16pの中心線との為す角度は、例えば315度に設定されている。
With reference to a straight line (center line) that is parallel to any side of the
第2の開口部24b1〜24b8のうちの一部は、輪帯状の第3の開口部36内に位置している。即ち、第2の開口部24b1〜24b8のうちの一部と輪帯状の第3の開口部36とが重なり合っている。
A part of the second openings 24b1 to 24b8 is located in the ring-shaped
本変形例によっても、第3実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することが可能である。
Also according to the present modification, as in the semiconductor device manufacturing method according to the third embodiment, a sufficient depth of focus is ensured even when the
(変形例(その6))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その6)を図39を用いて説明する。図39は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 6))
Next, a modification (No. 6) of the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIG. FIG. 39 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、図39に示すような開口絞り16qを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。即ち、本変形例による半導体装置の製造方法は、中心部に第4の開口部38が更に形成された開口絞り16qを用いてパターンを転写することに主な特徴がある。
The semiconductor device manufacturing method according to this modification is mainly characterized in that a pattern is transferred using an
図39に示すように、開口絞り16qの中心部、即ち、輪帯状の第1の開口部22aの内側には、輪帯状の第1の開口部22aの内側のσ(インナシグマ:σin(1))より直径の小さい開口部38が形成されている。かかる開口部38は、他のパターンから孤立しているパターン、即ち、孤立パターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。
As shown in FIG. 39, σ (inner sigma: σ in (1) inside the first
開口絞り16qにおける各々の寸法は、例えば以下の通りとする。なお、ここで示す寸法は、開口絞り16qの有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The dimensions of the
第1の開口部22aの外側のσ(アウタシグマ:σout(1))の寸法は、例えば、0.4〜0.5とする。第1の開口部22aの内側のσ(インナシグマ:σin(1))の寸法は、例えば、0.2〜0.3とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (1) ) outside the
第3の開口部36dの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法は、例えば、0.8〜0.9とする。第3の開口部36dの内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法は、例えば、0.7〜0.8とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (2) ) outside the
開口絞り16qの中心と第2の開口部24b1〜24b4の中心との間の距離は、例えば、0.8〜0.9とする。第2の開口部24b1〜24b4のうちの一部は、輪帯状の第3の開口部36d内に位置している。即ち、第2の開口部24b1〜24b4のうちの一部は、輪帯状の第3の開口部36dと重なり合っている。
The distance between the center of the
第4の開口部38の直径は、例えば、0.1〜0.25とする。
The diameter of the
こうして、本変形例による開口絞り16qが形成されている。
Thus, the
本変形例によれば、開口絞り16qの中心に開口部38が形成されているため、レチクル上に孤立パターンが存在している場合であっても、高い解像度でパターンを転写することが可能となる。
According to this modification, since the
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態による半導体装置の製造方法を図6及び図40を用いて説明する。図40は、本実施形態による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図1乃至図39に示す第1実施形態乃至第3実施形態による半導体装置の製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
[Fourth Embodiment]
A method for fabricating a semiconductor device according to the fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 40 is a plan view showing the aperture stop used in the semiconductor device manufacturing method according to the present embodiment. The same components as those of the semiconductor device manufacturing method according to the first to third embodiments shown in FIGS. 1 to 39 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted or simplified.
本実施形態による半導体装置の製造方法は、輪帯状の第1の開口部22が形成された第1の開口絞り16rを用いて第1の露光を行った後に、開口部24b1〜24b4が形成された第2の開口絞り16sを用いて第2の露光を行い、その後、輪帯状の第3の開口部36が形成された第3の開口絞り16tを用いて第3の露光を行うことに主な特徴がある。
In the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment, the openings 24b1 to 24b4 are formed after the first exposure is performed using the
図40(a)は、中心部に輪帯状の第1の開口部22が形成された第1の開口絞り16rを示す平面図である。本実施形態で用いられる第1の開口絞り16rは、中心部に輪帯状の第1の開口部22が形成されたものである。図40(a)に示す第1の開口絞り16rにおける第1の開口部22の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第1の開口部22の位置や形状等と同様とする。
FIG. 40A is a plan view showing a
図40(b)は、中心部の周辺の四方に第2の開口部24b1〜24b4が形成された第2の開口絞り16sを示す平面図である。図40(b)に示す第2の開口絞り16sにおける第2の開口部24b1〜24b4の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第2の開口部24b1〜24b4の位置や形状等と同様とする。
FIG. 40B is a plan view showing the
図40(c)は、輪帯状の第3の開口部36が形成された第3の開口絞り16tを示す平面図である。図40(c)に示す第3の開口絞り16tにおける第3の開口部36の位置や形状は、図27に示す開口絞り16kにおける第3の開口部36の位置や形状と同様とする。
FIG. 40C is a plan view showing a
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6及び図40を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
まず、図6(a)に示すように、層間絶縁膜32及びフォトレジスト膜34等が形成された半導体基板20を用意する。
First, as shown in FIG. 6A, a
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図40(a)に示す開口絞り16rを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図40(b)に示す開口絞り16sを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図40(c)に示す開口絞り16tを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
本実施形態による半導体装置の製造方法では、レチクル18上に形成されたパターンを、第1の開口絞り16rを用いて露光した後、第2の開口絞り16sを用いて露光し、この後、第3の開口絞り16tを用いて露光する。第1の開口絞り16rを用いた露光は、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第2の開口絞り16sを用いた露光は、比較的狭いピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第3の開口絞り16tを用いた露光は、様々な方向に配列されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。従って、本実施形態によっても、第3実施形態において用いた開口絞り16kを用いて露光する場合と同様の効果が得られ、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することができる。
In the method of manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment, after the pattern formed on the
なお、ここでは、ホール(穴)を形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, it is not specified whether or not an auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その1))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その1)を図6及び図41を用いて説明する。図41は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 1))
Next, a modification (No. 1) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 41 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、輪帯状の第1の開口部22及び輪帯状の第3の開口部36が形成された第1の開口絞り16uを用いて第1の露光を行った後に、第2の開口部24b1〜24b4が形成された第2の開口絞り16vを用いて第2の露光を行うことに主な特徴がある。
In the method of manufacturing a semiconductor device according to the present modification, the first exposure is performed using the
図41(a)は、輪帯状の第1の開口部22及び輪帯状の第3の開口部が形成された第1の開口絞り16uを示す平面図である。本変形例で用いられる第1の開口絞り16uは、中心部に輪帯状の第1の開口部22が形成され、第1の開口部22を囲むように輪帯状の第3の開口部36が形成されたものである。図41(a)に示す第1の開口絞り16uにおける第1の開口部22及び第3の開口部36の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第1の開口部22及び第3の開口部36の位置や形状等と同様とする。
FIG. 41A is a plan view showing the
図41(b)は、中心部の周辺の四方に第2の開口部24b1〜24b4が形成された第2の開口絞り16vを示す平面図である。図41(b)に示す第2の開口絞り16vにおける第2の開口部24b1〜24b4の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第2の開口部24b1〜24b4の位置や形状等と同様とする。
FIG. 41B is a plan view showing the
このように、輪帯状の第1の開口部22及び輪帯状の第3の開口部36が形成された第1の開口絞り16uを用いて第1の露光を行った後に、開口部24b1〜24b4が形成された第2の開口絞り16vを用いて第2の露光を行うようにしてもよい。
Thus, after performing 1st exposure using the
次に、本変形例による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, a method for manufacturing a semiconductor device according to this modification will be described with reference to FIGS.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図41(a)に示す開口絞り16uを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図41(b)に示す開口絞り16vを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本変形例による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to this modification is manufactured.
本変形例によっても、第3実施形態において用いた開口絞り16kを用いて露光する場合と同様の効果が得られ、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することができる。
Also in this modification, the same effect as the case of exposure using the
(変形例(その2))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その2)を図6及び図42を用いて説明する。図42は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 2))
Next, a modification (No. 2) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 42 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、輪帯状の第1の開口部22が形成された第1の開口絞り16wを用いて第1の露光を行った後に、第2の開口部24b1〜24b4及び輪帯状の第3の開口部36が形成された第2の開口絞り16xを用いて第2の露光を行うことに主な特徴がある。
In the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification, the first exposure is performed using the
図42(a)は、輪帯状の第1の開口部22が形成された第1の開口絞り16wを示す平面図である。本実施形態で用いられる第1の開口絞り16wは、中心部に輪帯状の第1の開口部22が形成されたものである。図42(a)に示す第1の開口絞り16wにおける第1の開口部22の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第1の開口部22の位置や形状等と同様とする。
Fig.42 (a) is a top view which shows the
図42(b)は、輪帯状の第3の開口部36が形成され、かかる第3の開口部36の周辺の四方に第2の開口部24b1〜24b4が形成された第2の開口絞り16xを示す平面図である。図42(b)に示す第2の開口絞り16xにおける第2の開口部24b1〜24b4及び第3の開口部36の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第2の開口部24b1〜24b4及び第3の開口部36の位置や形状等と同様とする。
FIG. 42B shows a
このように、輪帯状の第1の開口部22が形成された第1の開口絞り16wを用いて第1の露光を行った後に、開口部24b1〜24b4及び輪帯状の第3の開口部36が形成された第2の開口絞り16xを用いて第2の露光を行うようにしてもよい。
Thus, after performing 1st exposure using the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図42(a)に示す開口絞り16wを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図42(b)に示す開口絞り16xを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
本変形例によっても、第3実施形態において用いた開口絞り16kを用いて露光する場合と同様の効果が得られ、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することができる。
Also in this modification, the same effect as the case of exposure using the
(変形例(その3))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その3)を図6及び図43を用いて説明する。図43は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 3))
Next, a modification (No. 3) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 43 is a plan view showing an aperture stop used in the method of manufacturing a semiconductor device according to this modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第1の開口部22及び第2の開口部24b1〜24b4が形成された第1の開口絞り16yを用いて第1の露光を行った後に、第3の開口部36が形成された第2の開口絞り16zを用いて第2の露光を行うことに主な特徴がある。
In the semiconductor device manufacturing method according to the present modification, after the first exposure is performed using the
図43(a)は、第1の開口部22及び第2の開口部24b1〜24b4が形成された第1の開口絞り16yを示す平面図である。本実施形態で用いられる第1の開口絞り16yは、中心部に輪帯状の第1の開口部22が形成され、中心部の周辺の四方に第2の開口部24b1〜24b4が形成されたものである。図43(a)に示す第1の開口絞り16yにおける第1の開口部22及び第2の開口部24b1〜24b4の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第1の開口部22及び第2の開口部24b1〜24b4の位置や形状等と同様とする。
FIG. 43A is a plan view showing the
図43(b)は、輪帯状の第3の開口部36が形成された第2の開口絞り16zを示す平面図である。図43(b)に示す第2の開口絞り16zにおける第3の開口部36の位置や形状等は、図27に示す開口絞り16kにおける第3の開口部36の位置や形状等と同様とする。
FIG. 43B is a plan view showing a
このように、第1の開口部22及び第2の開口部24b1〜24b4が形成された第1の開口絞り16yを用いて第1の露光を行った後に、第3の開口部36が形成された第2の開口絞り16zを用いて第2の露光を行うようにしてもよい。
Thus, after performing 1st exposure using the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図43(a)に示す開口絞り16wを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図43(b)に示す開口絞り16xを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
本変形例によっても、第3実施形態において用いた開口絞り16kを用いて露光する場合と同様の効果が得られ、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、安定してパターンを転写することができる。
Also in this modification, the same effect as the case of exposure using the
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態による半導体装置の製造方法を図6及び図44を用いて説明する。図44は、本実施形態による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図1乃至図43に示す第1実施形態乃至第4実施形態による半導体装置の製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
[Fifth Embodiment]
A method for fabricating a semiconductor device according to the fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 44 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present embodiment. The same components as those in the method of manufacturing the semiconductor device according to the first to fourth embodiments shown in FIGS. 1 to 43 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted or simplified.
本実施形態による半導体装置の製造方法は、図44に示すような開口絞り40を用いてパターンを転写することに主な特徴がある。即ち、本実施形態による半導体装置の製造方法は、中心に円形状の第1の開口部38が形成され、第1の開口部38を囲むように輪帯状の第2の開口部22bが形成され、輪帯状の第2の開口部22bを囲むように輪帯状の第3の開口部36eが形成された開口絞り40を用いてパターンを転写することに主な特徴がある。
The semiconductor device manufacturing method according to the present embodiment is mainly characterized in that a pattern is transferred using an
図44に示すように、開口絞り40の中心には円形状の第1の開口部38が形成されている。
As shown in FIG. 44, a circular
第1の開口部38の周囲には、第1の開口部38を囲むように輪帯状の第2の開口部22bが形成されている。第2の開口部22bの内側のσ(インナシグマ:σin(1))は、第1の開口部38の直径より大きく設定されている。換言すれば、第2の開口部22bの内径は、第1の開口部38の外径より大きく設定されている。
A ring-shaped
第2の開口部22bの周囲には、第2の開口部22bを囲むように輪帯状の第3の開口部36eが形成されている。第3の開口部36eの内側のσ(インナシグマ:σin(2))は、第2の開口部22bの外側のσ(アウタσ:σout(1))より大きく設定されている。換言すれば、第3の開口部36eの内径は、第2の開口部22bの外径より大きく設定されている。
A ring-shaped
開口絞り40における各々の寸法は、例えば以下の通りとする。なお、ここで示す寸法は、開口絞り40の有効領域の外径を1.0として規格化された値である。
The dimensions of the
第1の開口部38の直径は、例えば、0.1〜0.25とする。
The diameter of the
第2の開口部22bの外側のσ(アウタシグマ:σout(1))の寸法は、例えば、0.4〜0.5とする。第2の開口部38の内側のσ(インナシグマ:σin(1))の寸法は、例えば、0.2〜0.3とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (1) ) outside the
第3の開口部36eの外側のσ(アウタシグマ:σout(2))の寸法は、例えば、0.8〜0.95とする。第3の開口部36eの内側のσ(インナシグマ:σin(2))の寸法は、例えば、0.7〜0.8とする。
The dimension of σ (outer sigma: σ out (2) ) outside the
こうして、本実施形態による開口絞り40が形成されている。
Thus, the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
まず、図6(a)に示すように、層間絶縁膜32及びフォトレジスト膜34等が形成された半導体基板20を用意する。
First, as shown in FIG. 6 (a), prepared
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図44に示す開口絞り40を取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
このように、本実施形態による半導体装置の製造方法は、中心に円形状の第1の開口部38が形成され、第1の開口部38を囲むように輪帯状の第2の開口部22bが形成され、輪帯状の第2の開口部22bを囲むように輪帯状の第3の開口部36eが形成された開口絞り40を用いてパターンを転写する。第1の開口部38は、他のパターンから孤立しているパターン、即ち、孤立パターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第2の開口部22bは、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第3の開口部36eは、比較的狭いピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第3の開口部36eは、様々な方向に配列されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのにも寄与する。従って、本実施形態によれば、ホールを形成するためのパターン18aのピッチが様々な値に設定されており、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、ひいては安定してパターンを転写することができる。
As described above, in the method of manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment, the circular
なお、ここでは、ホール(穴)を形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, it is not specified whether or not an auxiliary pattern is provided around the
[第6実施形態]
本発明の第6実施形態による半導体装置の製造方法を図6及び図45を用いて説明する。図45は、本実施形態による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。図1乃至図44に示す第1実施形態乃至第5実施形態による半導体装置の製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
[Sixth Embodiment]
A method for fabricating a semiconductor device according to the sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 45 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present embodiment. The same components as those in the semiconductor device manufacturing method according to the first to fifth embodiments shown in FIGS. 1 to 44 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted or simplified.
本実施形態による半導体装置の製造方法は、円形状の第1の開口部38が形成された第1の開口絞り40rを用いて第1の露光を行った後に、輪帯状の第2の開口部22bが形成された第2の開口絞り40bを用いて第2の露光を行い、その後、輪帯状の第3の開口部36eが形成された第3の開口絞り40cを用いて第3の露光を行うことに主な特徴がある。
In the method of manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment, the first exposure is performed using the first aperture stop 40r in which the circular
図45(a)は、中心部に円形状の第1の開口部38が形成された第1の開口絞り40aを示す平面図である。本実施形態で用いられる第1の開口絞り40aは、中心部に円形状の第1の開口部38が形成されたものである。図45(a)に示す第1の開口絞り40aにおける第1の開口部38の位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第1の開口部38の位置や形状等と同様とする。
FIG. 45A is a plan view showing a
図45(b)は、輪帯状の第2の開口部22bが形成された第2の開口絞り40bを示す平面図である。図45(b)に示す第2の開口絞り40bにおける第2の開口部22bの位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第2の開口部22bの位置や形状等と同様とする。
FIG. 45 (b) is a plan view showing a
図45(c)は、輪帯状の第3の開口部36eが形成された第3の開口絞り40cを示す平面図である。図45(c)に示す第3の開口絞り40cにおける第3の開口部36eの位置や形状は、図44に示す開口絞り40における第3の開口部36eの位置や形状と同様とする。
FIG. 45 (c) is a plan view showing a third aperture stop 40c in which a ring-shaped
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6及び図45を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
まず、図6(a)に示すように、層間絶縁膜32及びフォトレジスト膜34等が形成された半導体基板20を用意する。
First, as shown in FIG. 6A, a
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図45(a)に示す開口絞り40aを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図45(b)に示す開口絞り40bを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図45(c)に示す開口絞り40cを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the aperture stop 40c shown in FIG. 45C is attached to the exposure apparatus described above with reference to FIG. 1, and the pattern formed on the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
このように、本実施形態による半導体装置の製造方法では、レチクル18上に形成されたパターンを、第1の開口絞り40aを用いて露光した後、第2の開口絞り40bを用いて露光し、この後、第3の開口絞り40cを用いて露光する。第1の開口絞り40aを用いた露光は、孤立パターンを比較的高い解像度で転写するのに寄与する。第2の開口絞り40bを用いた露光は、中程度のピッチから比較的大きいピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第3の開口絞り40cを用いた露光は、比較的狭いピッチで配されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのに寄与する。また、第3の開口絞り40cを用いた露光は、様々な方向に配列されたパターンが比較的高い解像度で転写されるのにも寄与する。従って、本実施形態によれば、第5実施形態において用いた開口絞り40を用いて露光する場合と同様の効果が得られる。即ち、本実施形態によれば、ホールを形成するためのパターン18aのピッチが様々な値に設定されており、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、ひいては、安定してパターンを転写することができる。
As described above, in the method for manufacturing the semiconductor device according to the present embodiment, after the pattern formed on the
なお、ここでは、ホール(穴)を形成するためのパターン18aの周辺に補助パターンを設けるか否かについては特に明示しなかったが、図7に示すように、パターン18aの周囲に補助パターン21を適宜形成してもよい。図7に示すように補助パターンをレチクル上に設ければ、所望のパターンをより安定して形成することが可能となる。
Here, it is not specified whether or not an auxiliary pattern is provided around the
(変形例(その1))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その1)を図6及び図46を用いて説明する。図46は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 1))
Next, a modification (No. 1) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 46 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第1の開口部38及び第2の開口部22bが形成された第1の開口絞り40dを用いて第1の露光を行った後に、第3の開口部36eが形成された第2の開口絞り40eを用いて第2の露光を行うことに主な特徴がある。
In the semiconductor device manufacturing method according to this modification, after the first exposure is performed using the
図46(a)は、第1の開口部38及び第2の開口部22bが形成された第1の開口絞り40dを示す平面図である。第1の開口絞り40dは、中心部に第1の開口部38が形成され、第1の開口部38を囲むように輪帯状の第2の開口部22bが形成されたものである。図46(a)に示す第1の開口絞り40dにおける第1の開口部38及び第2の開口部22bの位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第1の開口部38及び第2の開口部22bの位置や形状等と同様とする。
FIG. 46A is a plan view showing the
図46(b)は、第3の開口部36eが形成された第2の開口絞り40eを示す平面図である。図46(b)に示す第2の開口絞り40eにおける第3の開口部36eの位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第3の開口部36eの位置や形状等と同様とする。
FIG. 46B is a plan view showing the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図46(a)に示す開口絞り40dを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図46(b)に示す開口絞り40eを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本変形例による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to this modification is manufactured.
このように、第1の開口部38及び第2の開口部22bが形成された第1の開口絞り40aを用いて第1の露光を行った後に、第3の開口部36eが形成された第2の開口絞り40eを用いて第2の露光を行うようにしてもよい。
As described above, after the first exposure is performed using the
本変形例によっても、第5実施形態において用いた開口絞り40を用いて露光する場合と同様の効果が得られる。従って、本変形例によれば、ホールを形成するためのパターン18aのピッチが様々な値に設定されており、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、ひいては安定してパターンを転写することができる。
Also by this modification, the same effect as the case of exposing using the
(変形例(その2))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その2)を図6及び図47を用いて説明する。図47は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 2))
Next, a modification (No. 2) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 47 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第1の開口部38が形成された第1の開口絞り40fを用いて第1の露光を行った後に、第2の開口部22b及び第3の開口部36eが形成された第2の開口絞り40gを用いて第2の露光を行うことに主な特徴がある。
In the method of manufacturing a semiconductor device according to the present modification, after performing the first exposure using the
図47(a)は、第1の開口部38が形成された第1の開口絞り40fを示す平面図である。第1の開口絞り40fは、中心部に第1の開口部38が形成されたものである。図47(a)に示す第1の開口絞り40fにおける第1の開口部38の位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第1の開口部38の位置や形状等と同様とする。
FIG. 47A is a plan view showing the
図47(b)は、第2の開口部22b及び第3の開口部36eが形成された第2の開口絞り40gを示す平面図である。図47(b)に示す第2の開口絞り40gにおける第2の開口部22b及び第3の開口部36eの位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第2の開口部22b及び第3の開口部36eの位置や形状等と同様とする。
FIG. 47B is a plan view showing a second aperture stop 40g in which the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図47(a)に示す開口絞り40fを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図47(b)に示す開口絞り40gを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the aperture stop 40g shown in FIG. 47B is attached to the exposure apparatus described above with reference to FIG. 1, and the pattern formed on the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to the present embodiment is manufactured.
このように、第1の開口部38が形成された第1の開口絞り40fを用いて第1の露光を行った後に、第2の開口部22b及び第3の開口部36eが形成された第2の開口絞り40gを用いて第2の露光を行うようにしてもよい。
As described above, after the first exposure is performed using the
本変形例によっても、第5実施形態において用いた開口絞り40を用いて露光する場合と同様の効果が得られる。従って、本変形例によれば、ホールを形成するためのパターン18aのピッチが様々な値に設定されており、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、ひいては安定してパターンを転写することができる。
Also by this modification, the same effect as the case of exposing using the
(変形例(その3))
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例(その3)を図6及び図48を用いて説明する。図48は、本変形例による半導体装置の製造方法において用いられる開口絞りを示す平面図である。
(Modification (Part 3))
Next, a modification (No. 3) of the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS. FIG. 48 is a plan view showing an aperture stop used in the method for manufacturing a semiconductor device according to the present modification.
本変形例による半導体装置の製造方法は、第1の開口部38及び第3の開口部36eが形成された第1の開口絞り40hを用いて第1の露光を行った後に、第2の開口部22bが形成された第2の開口絞り40iを用いて第2の露光を行うことに主な特徴がある。
In the semiconductor device manufacturing method according to this modification, the first opening is performed using the
図48(a)は、第1の開口部38及び第3の開口部36eが形成された第1の開口絞り40hを示す平面図である。第1の開口絞り40hは、第1の開口部38と第3の開口部36eとが形成されたものである。図48(a)に示す第1の開口絞り40hにおける第1の開口部38及び第3の開口部36eの位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第1の開口部38及び第3の開口部36eの位置や形状等と同様とする。
FIG. 48A is a plan view showing the
図48(b)は、第2の開口部22bが形成された第2の開口絞り40iを示す平面図である。図48(b)に示す第2の開口絞り40iにおける第2の開口部22bの位置や形状等は、図44に示す開口絞り40における第2の開口部22bの位置や形状等と同様とする。
FIG. 48B is a plan view showing the
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図6を用いて説明する。 Next, the method for fabricating the semiconductor device according to the present embodiment will be explained with reference to FIGS.
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図47(a)に示す開口絞り40hを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する。
Next, the
次に、図1を用いて上述した露光装置に、図47(b)に示す開口絞り40iを取付け、レチクル18に形成されたパターンを、半導体基板20上のフォトレジスト膜34に転写する(図6(b)参照)。
Next, the
次に、図6(c)に示すように、フォトレジスト膜34を現像する。
Next, as shown in FIG. 6C, the
次に、図6(d)に示すように、フォトレジスト膜34をマスクとして層間絶縁膜32をエッチングする。こうして、層間絶縁膜32にホール(穴)等のパターンが形成される。
Next, as shown in FIG. 6D, the
次に、図6(e)に示すように、フォトレジスト膜34を剥離する。
Next, as shown in FIG. 6E, the
こうして本変形例による半導体装置が製造される。 Thus, the semiconductor device according to this modification is manufactured.
このように、第1の開口部38及び第3の開口部36eが形成された第1の開口絞り40hを用いて第1の露光を行った後に、第2の開口部22bが形成された第2の開口絞り40iを用いて第2の露光を行うようにしてもよい。
As described above, after the first exposure is performed using the
本変形例によっても、第5実施形態において用いた開口絞り40を用いて露光する場合と同様の効果が得られる。従って、本変形例によれば、ホールを形成するためのパターン18aのピッチが様々な値に設定されており、ホールを形成するためのパターン18aが様々な方向に配列されている場合であっても、焦点深度を十分に確保することができ、ひいては安定してパターンを転写することができる。
Also by this modification, the same effect as the case of exposing using the
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
[Modified Embodiment]
The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made.
例えば、第2実施形態では、第1回目の露光において図12(a)に示す開口絞り16eを用い、第2回目の露光において図12(b)に示す開口絞り16fを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図12(b)に示す開口絞り16fを用い、第2回目の露光において図12(a)に示す開口絞り16eを用いてもよい。
For example, in the second embodiment, the case where the
また、第2実施形態の変形例(その1)では、第1回目の露光において図14(a)に示す開口絞り16eを用い、第2回目の露光において図14(b)に示す開口絞り16gを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図14(b)に示す開口絞り16gを用い、第2回目の露光において図14(a)に示す開口絞り16eを用いてもよい。
Further, in the modified example (No. 1) of the second embodiment, the
また、第2実施形態の変形例(その2)では、第1回目の露光において図15(a)に示す開口絞り16eを用い、第2回目の露光において図15(b)に示す開口絞り16hを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図15(b)に示す開口絞り16hを用い、第2回目の露光において図15(a)に示す開口絞り16eを用いてもよい。
In the second modification of the second embodiment (part 2), the
また、第2実施形態の変形例(その3)では、第1回目の露光において図16(a)に示す開口絞り16eを用い、第2回目の露光において図16(b)に示す開口絞り16iを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図16(b)に示す開口絞り16iを用い、第2回目の露光において図16(a)に示す開口絞り16eを用いてもよい。
In the modification (No. 3) of the second embodiment, the
また、第2実施形態の変形例(その4)では、第1回目の露光において図17(a)に示す開口絞り16eを用い、第2回目の露光において図17(b)に示す開口絞り16jを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図17(b)に示す開口絞り16jを用い、第2回目の露光において図17(a)に示す開口絞り16eを用いてもよい。
In the modification (No. 4) of the second embodiment, the
また、第4実施形態では、第1回目の露光において図40(a)に示す開口絞り16rを用い、第2回目の露光において図40(b)に示す開口絞り16sを用い、第3回目の露光において図40(c)に示す開口絞り16tを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図40(a)に示す開口絞り16rを用い、第2回目の露光において図40(c)に示す開口絞り16tを用い、第3回目の露光において図40(b)に示す開口絞り16sを用いてもよい。また、第1回目の露光において図40(b)に示す開口絞り16sを用い、第2回目の露光において図40(a)に示す開口絞り16rを用い、第3回目の露光において図40(c)に示す開口絞り16tを用いてもよい。また、第1回目の露光において図40(b)に示す開口絞り16sを用い、第2回目の露光において図40(c)に示す開口絞り16tを用い、第3回目の露光において図40(a)に示す開口絞り16rを用いてもよい。また、第1回目の露光において図40(c)に示す開口絞り16tを用い、第2回目の露光において図40(a)に示す開口絞り16rを用い、第3回目の露光において図40(b)に示す開口絞り16sを用いてもよい。また、第1回目の露光において図40(c)に示す開口絞り16tを用い、第2回目の露光において図40(b)に示す開口絞り16sを用い、第3回目の露光において図40(a)に示す開口絞り16rを用いてもよい。
In the fourth embodiment, the
また、第4実施形態では、開口絞り16k(図27参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16rに形成し、開口絞り16kの開口部24b1〜24b4と同様の開口部24b1〜24b4を開口絞り16sに形成し、開口絞り16kの開口部36と同様の開口部36を開口絞り16tに形成する場合を例に説明したが、開口絞り16l(図28参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16rに形成し、開口絞り16lの開口部24b1〜24b4と同様の開口部24b1〜24b4を開口絞り16sに形成し、開口絞り16lの開口部36aと同様の開口部36aを開口絞り16tに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16m(図31参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16rに形成し、開口絞り16mの開口部24c1〜24c4と同様の開口部24c1〜24c4を開口絞り16sに形成し、開口絞り16mの開口部36bと同様の開口部36bを開口絞り16tに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16n(図34参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16rに形成し、開口絞り16nの開口部24b1〜24b4と同様の開口部24b1〜24b4を開口絞り16sに形成し、開口絞り16nの開口部36cと同様の開口部36cを開口絞り16tに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16o(図37参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16rに形成し、開口絞り16oの開口部24b1〜24b6と同様の開口部24b1〜24b6を開口絞り16sに形成し、開口絞り16oの開口部36と同様の開口部36を開口絞り16tに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16p(図38参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16rに形成し、開口絞り16pの開口部24b1〜24b8と同様の開口部24b1〜24b8を開口絞り16pに形成し、開口絞り16pの開口部36と同様の開口部36を開口絞り16tに形成するようにしてもよい。
In the fourth embodiment, the
また、第4実施形態の変形例(その1)では、第1回目の露光において図41(a)に示す開口絞り16uを用い、第2回目の露光において図41(b)に示す開口絞り16vを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図41(b)に示す開口絞り16vを用い、第2回目の露光において図41(a)に示す開口絞り16uを用いてもよい。
Further, in the modification (No. 1) of the fourth embodiment, the
また、第4実施形態の変形例(その1)では、開口絞り16k(図27参照)の開口部22、36と同様の開口部22、36を開口絞り16uに形成し、開口絞り16kの開口部24b1〜24b4と同様の開口部24b1〜24b4を開口絞り16vに形成する場合を例に説明したが、開口絞り16l(図28参照)の開口部22、36aと同様の開口部22、36aを開口絞り16uに形成し、開口絞り16lの開口部24b1〜24b4と同様の開口部24b1〜24b4を開口絞り16vに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16m(図31参照)の開口部22、36bと同様の開口部22、36bを開口絞り16uに形成し、開口絞り16mの開口部24c1〜24c4と同様の開口部24c1〜24c4を開口絞り16vに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16n(図34参照)の開口部22、36cと同様の開口部22、36cを開口絞り16uに形成し、開口絞り16nの開口部24b1〜24b4と同様の開口部24b1〜24b4を開口絞り16vに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16o(図37参照)の開口部22、36と同様の開口部22、36を開口絞り16uに形成し、開口絞り16oの開口部24b1〜24b6と同様の開口部24b1〜24b6を開口絞り16vに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16p(図38参照)の開口部22、36と同様の開口部22、36を開口絞り16uに形成し、開口絞り16pの開口部24b1〜24b8と同様の開口部24b1〜24b8を開口絞り16vに形成するようにしてもよい。
Moreover, in the modification (the 1) of 4th Embodiment, the opening
また、第4実施形態の変形例(その2)では、第1回目の露光において図42(a)に示す開口絞り16wを用い、第2回目の露光において図42(b)に示す開口絞り16xを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図42(b)に示す開口絞り16xを用い、第2回目の露光において図42(a)に示す開口絞り16wを用いてもよい。
Further, in the modified example (No. 2) of the fourth embodiment, the
また、第4実施形態の変形例(その2)では、開口絞り16k(図27参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16wに形成し、開口絞り16kの開口部24b1〜24b4、36と同様の開口部24b1〜24b4、36を開口絞り16xに形成する場合を例に説明したが、開口絞り16l(図28参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16wに形成し、開口絞り16lの開口部24b1〜24b4、36aと同様の開口部24b1〜24b4、36aを開口絞り16xに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16m(図31参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16wに形成し、開口絞り16mの開口部24c1〜24c4、36bと同様の開口部24c1〜24c4、36bを開口絞り16xに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16n(図34参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16wに形成し、開口絞り16nの開口部24b1〜24b4、36cと同様の開口部24b1〜24b4、36cを開口絞り16xに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16o(図37参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16wに形成し、開口絞り16oの開口部24b1〜24b6、36と同様の開口部24b1〜24b6、36を開口絞り16xに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16p(図38参照)の開口部22と同様の開口部22を開口絞り16wに形成し、開口絞り16pの開口部24b1〜24b8、36と同様の開口部24b1〜24b8、36を開口絞り16xに形成するようにしてもよい。
Moreover, in the modification (the 2) of 4th Embodiment, the opening
また、第4実施形態の変形例(その3)では、第1回目の露光において図43(a)に示す開口絞り16yを用い、第2回目の露光において図43(b)に示す開口絞り16zを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図43(b)に示す開口絞り16zを用い、第2回目の露光において図43(a)に示す開口絞り16yを用いてもよい。
In the modification (No. 3) of the fourth embodiment, the
また、第4実施形態の変形例(その3)では、開口絞り16k(図27参照)の開口部22、24b1〜24b4と同様の開口部22、24b1〜24b4を開口絞り16yに形成し、開口絞り16kの開口部36と同様の開口部36を開口絞り16zに形成する場合を例に説明したが、開口絞り16l(図28参照)の開口部22、24b1〜24b4と同様の開口部22、24b1〜24b4を開口絞り16yに形成し、開口絞り16lの開口部36aと同様の開口部36aを開口絞り16zに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16m(図31参照)の開口部22、24c1〜24c4と同様の開口部22、24c1〜24c4を開口絞り16yに形成し、開口絞り16mの開口部36bと同様の開口部36bを開口絞り16zに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16n(図34参照)の開口部22、24b1〜24b4と同様の開口部22、24b1〜24b4を開口絞り16yに形成し、開口絞り16nの開口部36cと同様の開口部36cを開口絞り16zに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16o(図37参照)の開口部22、24b1〜24b6と同様の開口部22、24b1〜24b6を開口絞り16yに形成し、開口絞り16oの開口部36と同様の開口部36を開口絞り16zに形成するようにしてもよい。また、開口絞り16p(図38参照)の開口部22、24b1〜24b8と同様の開口部22、24b1〜24b8を開口絞り16yに形成し、開口絞り16pの開口部36と同様の開口部36を開口絞り16zに形成するようにしてもよい。
Moreover, in the modification (the 3) of 4th Embodiment, the opening
また、第6実施形態では、第1回目の露光において図45(a)に示す開口絞り40aを用い、第2回目の露光において図45(b)に示す開口絞り40bを用い、第3回目の露光において図45(c)に示す開口絞り40cを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図45(a)に示す開口絞り40aを用い、第2回目の露光において図45(c)に示す開口絞り40cを用い、第3回目の露光において図45(b)に示す開口絞り40bを用いてもよい。また、第1回目の露光において図45(b)に示す開口絞り40bを用い、第2回目の露光において図45(a)に示す開口絞り40aを用い、第3回目の露光において図45(c)に示す開口絞り40cを用いてもよい。また、第1回目の露光において図45(b)に示す開口絞り40bを用い、第2回目の露光において図45(c)に示す開口絞り40cを用い、第3回目の露光において図45(a)に示す開口絞り40aを用いてもよい。また、第1回目の露光において図45(c)に示す開口絞り40cを用い、第2回目の露光において図45(a)に示す開口絞り40aを用い、第3回目の露光において図45(b)に示す開口絞り40bを用いてもよい。また、第1回目の露光において図45(c)に示す開口絞り40cを用い、第2回目の露光において図45(b)に示す開口絞り40bを用い、第3回目の露光において図45(a)に示す開口絞り40aを用いてもよい。
In the sixth embodiment, the
また、第6実施形態の変形例(その1)では、第1回目の露光において図46(a)に示す開口絞り40dを用い、第2回目の露光において図46(b)に示す開口絞り40eを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図46(b)に示す開口絞り40eを用い、第2回目の露光において図46(a)に示す開口絞り40dを用いてもよい。
Further, in the modified example (No. 1) of the sixth embodiment, the
また、第6実施形態の変形例(その2)では、第1回目の露光において図47(a)に示す開口絞り40fを用い、第2回目の露光において図47(b)に示す開口絞り40gを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図47(b)に示す開口絞り40gを用い、第2回目の露光において図47(a)に示す開口絞り40fを用いてもよい。
In the second modification of the sixth embodiment (part 2), the
また、第6実施形態の変形例(その3)では、第1回目の露光において図48(a)に示す開口絞り40hを用い、第2回目の露光において図48(b)に示す開口絞り40iを用いる場合を例に説明したが、第1回目の露光において図48(b)に示す開口絞り40iを用い、第2回目の露光において図48(a)に示す開口絞り40hを用いてもよい。
In the modification (No. 3) of the sixth embodiment, the
以上詳述した通り、本発明の特徴をまとめると以下のようになる。
(付記1)
斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)
付記1記載の半導体装置の製造方法において、
前記開口絞りは、前記第1の開口部を囲むように形成された、輪帯状の第3の開口部を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記3)
付記1又は2記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の開口部の数は4個以上である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記4)
付記1記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の開口部の面積と、前記複数の第2の開口部の面積の総和とは、互いにほぼ等しい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の開口部の直径は、前記第1の開口部の外径より小さい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の開口部は、前記第2の開口部のうちの一部が前記開口絞りの有効範囲からはみ出すように配されている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記7)
付記1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の開口部は、前記開口絞りの有効範囲内に配されている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8)
付記1記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の開口部の周辺における前記複数の第2の開口部の間に、第3の開口部が更にそれぞれ形成されている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記9)
付記8記載の半導体装置の製造方法において、
前記第3の開口部のうちの一部が前記第1の開口部内に位置している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記10)
付記8記載の半導体装置の製造方法において、
前記第3の開口部の直径は、前記第2の開口部の直径より小さい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記11)
付記2記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の開口部が前記第3の開口部の外側に位置している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記12)
付記2記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の開口部のうちの一部が前記第3の開口部内に位置している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記13)
付記2記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の開口部は、前記第3の開口部の内側に位置している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記14)
付記2記載の半導体装置の製造方法において、
前記開口絞りは、前記第1の開口部の内側に形成された第4の開口部を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記15)
斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、中心部に輪帯状の第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて露光を行う工程と;周辺部に複数の第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて露光を行う工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記16)
付記15記載の半導体装置の製造方法において、
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、前記第1の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第3の開口部が形成された第3の開口絞りを用いて露光を行う工程を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記17)
付記15記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の開口絞りは、前記第1の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第3の開口部を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記18)
斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、第1の開口部が形成され、前記第1の開口部を囲むように輪帯状の第2の開口部が形成され、前記第2の開口部を囲むように輪帯状の第3の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記19)
斜入射照明を用いた露光を行うことにより、レチクル上に形成されたパターンを半導体基板上に転写する工程を有する半導体装置の製造方法において、
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて露光を行う工程と;前記第1の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて露光を行う工程と;前記第2の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第3の開口部が形成された第3の開口絞りを用いて露光を行う工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記20)
付記1乃至19のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記レチクルは、前記パターンの近傍に配されたアシストパターンを更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
As detailed above, the features of the present invention are summarized as follows.
(Appendix 1)
In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing the exposure using the oblique incidence illumination, an aperture stop in which a first annular opening is formed and a plurality of second openings are formed around the first opening is used. Exposure is performed. The manufacturing method of the semiconductor device characterized by the above-mentioned.
(Appendix 2)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the aperture stop further includes a ring-shaped third opening formed so as to surround the first opening.
(Appendix 3)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the number of the second openings is four or more.
(Appendix 4)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein an area of the first opening and a total area of the plurality of second openings are substantially equal to each other.
(Appendix 5)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to any one of
A diameter of the second opening is smaller than an outer diameter of the first opening. A method of manufacturing a semiconductor device, wherein:
(Appendix 6)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to any one of
The method of manufacturing a semiconductor device, wherein the second opening is arranged such that a part of the second opening protrudes from an effective range of the aperture stop.
(Appendix 7)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to any one of
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the second opening is disposed within an effective range of the aperture stop.
(Appendix 8)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
A third opening is further formed between the plurality of second openings in the periphery of the first opening. A method for manufacturing a semiconductor device, comprising:
(Appendix 9)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to attachment 8,
A part of said 3rd opening part is located in said 1st opening part. The manufacturing method of the semiconductor device characterized by the above-mentioned.
(Appendix 10)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to attachment 8,
The diameter of the third opening is smaller than the diameter of the second opening. A method of manufacturing a semiconductor device, wherein:
(Appendix 11)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the second opening is located outside the third opening.
(Appendix 12)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
A part of said 2nd opening part is located in said 3rd opening part. The manufacturing method of the semiconductor device characterized by the above-mentioned.
(Appendix 13)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the second opening is positioned inside the third opening.
(Appendix 14)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The aperture stop further includes a fourth opening formed inside the first opening. The method of manufacturing a semiconductor device, wherein:
(Appendix 15)
In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
The step of performing exposure using the oblique incidence illumination includes the step of performing exposure using a first aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed in the center; and a plurality of second in the periphery. And a step of performing exposure using a second aperture stop in which an opening is formed. A method for manufacturing a semiconductor device, comprising:
(Appendix 16)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The step of performing exposure using the oblique incidence illumination includes the step of performing exposure using a third aperture stop in which a ring-shaped third opening having an inner diameter larger than the outer diameter of the first opening is formed. The method for manufacturing a semiconductor device, further comprising:
(Appendix 17)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the first aperture stop further includes a ring-shaped third opening having an inner diameter larger than an outer diameter of the first opening.
(Appendix 18)
In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing exposure using the oblique incidence illumination, a first opening is formed, a second opening having a ring shape is formed so as to surround the first opening, and the second opening is formed. A method for manufacturing a semiconductor device, wherein exposure is performed using an aperture stop in which a ring-shaped third opening is formed so as to surround the ring.
(Appendix 19)
In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
The step of performing exposure using the oblique incidence illumination includes the step of performing exposure using a first aperture stop in which a first opening is formed; and a ring having an inner diameter larger than the outer diameter of the first opening. A step of performing exposure using a second aperture stop in which a band-shaped second opening is formed; and a ring-shaped third opening having an inner diameter larger than the outer diameter of the second opening. And a step of performing exposure using a third aperture stop.
(Appendix 20)
In the method for manufacturing a semiconductor device according to any one of
The reticle further includes an assist pattern arranged in the vicinity of the pattern. A method of manufacturing a semiconductor device, wherein:
12…光源
14…フライアイ
15…石英乾板
16、16a〜16z…開口絞り
17…金属薄膜パターン
18…レチクル(マスク)
18a…開口部(パターン)
19…投影レンズ
20…半導体基板
21…補助パターン
22、22a、22b…開口部
24a1〜24a4…開口部
24b1〜24b8…開口部
26a1〜26a4…開口部
26a1〜26a4…開口部
28a1〜28a4…開口部
30a1〜30a4…開口部
32…層間絶縁膜
34…フォトレジスト膜
36、36a〜36e…開口部
40、40a〜40i…開口絞り
116…開口絞り
118a〜118c…パターン
121…補助パターン
122…開口部
124…開口絞り
126…開口部
DESCRIPTION OF
18a ... opening (pattern)
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、
前記第2の開口部は、前記第2の開口部のうちの一部が前記開口絞りの有効範囲からはみ出すように配され、
前記第1の開口部の面積と、前記複数の第2の開口部の面積の総和とは、互いにほぼ等しい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing the exposure using the oblique incidence illumination, an aperture stop in which a first annular opening is formed and a plurality of second openings are formed around the first opening is used. Make an exposure,
The second opening is arranged such that a part of the second opening protrudes from the effective range of the aperture stop ,
A method for manufacturing a semiconductor device , wherein an area of the first opening and a total area of the plurality of second openings are substantially equal to each other .
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、
前記第1の開口部の周辺における前記複数の第2の開口部の間に、第3の開口部が更にそれぞれ形成されており、
前記第3の開口部は前記第2の開口部よりも小さく、
前記第3の開口部のうちの一部が前記第1の開口部内に位置している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing the exposure using the oblique incidence illumination, an aperture stop in which a first annular opening is formed and a plurality of second openings are formed around the first opening is used. Make an exposure,
A third opening is further formed between each of the plurality of second openings around the first opening,
The third opening is smaller than the second opening;
A part of said 3rd opening part is located in said 1st opening part. The manufacturing method of the semiconductor device characterized by the above-mentioned.
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、
前記開口絞りは、前記第1の開口部を囲むように形成された、輪帯状の第3の開口部を更に有し、
前記第2の開口部が前記第3の開口部の外側に位置している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing the exposure using the oblique incidence illumination, an aperture stop in which a first annular opening is formed and a plurality of second openings are formed around the first opening is used. Make an exposure,
The aperture stop further includes a ring-shaped third opening formed to surround the first opening,
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the second opening is located outside the third opening.
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、
前記開口絞りは、前記第1の開口部を囲むように形成された、輪帯状の第3の開口部を更に有し、
前記第2の開口部は、前記第3の開口部の内側に位置している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing the exposure using the oblique incidence illumination, an aperture stop in which a first annular opening is formed and a plurality of second openings are formed around the first opening is used. Make an exposure,
The aperture stop further includes a ring-shaped third opening formed to surround the first opening,
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the second opening is positioned inside the third opening.
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、輪帯状の第1の開口部が形成され、前記第1の開口部の周辺に複数の第2の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行い、
前記開口絞りは、前記第1の開口部を囲むように形成された、輪帯状の第3の開口部を更に有し、
前記開口絞りは、前記第1の開口部の内側に形成された第4の開口部を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing the exposure using the oblique incidence illumination, an aperture stop in which a first annular opening is formed and a plurality of second openings are formed around the first opening is used. Make an exposure,
The aperture stop further includes a ring-shaped third opening formed to surround the first opening,
The aperture stop further includes a fourth opening formed inside the first opening. The method of manufacturing a semiconductor device, wherein:
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、中心部に輪帯状の第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて露光を行う工程と;周辺部に複数の第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて露光を行う工程とを有し、
前記第1の開口部の面積と、前記複数の第2の開口部の面積の総和とは、互いにほぼ等しい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
The step of performing exposure using the oblique incidence illumination includes the step of performing exposure using a first aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed in the center; and a plurality of second in the periphery. possess a step of performing exposure by using the second aperture stop having an opening formed,
A method for manufacturing a semiconductor device , wherein an area of the first opening and a total area of the plurality of second openings are substantially equal to each other .
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、中心部に輪帯状の第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて露光を行う工程と;周辺部に複数の第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて露光を行う工程と;前記第1の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第3の開口部が形成された第3の開口絞りを用いて露光を行う工程と有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
The step of performing exposure using the oblique incidence illumination includes the step of performing exposure using a first aperture stop in which a ring-shaped first opening is formed in the center; and a plurality of second in the periphery. Performing exposure using a second aperture stop in which an opening is formed; and a third aperture stop in which a ring-shaped third opening having an inner diameter larger than the outer diameter of the first opening is formed And a step of performing exposure using a semiconductor device.
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程では、第1の開口部が形成され、前記第1の開口部を囲むように輪帯状の第2の開口部が形成され、前記第2の開口部を囲むように輪帯状の第3の開口部が形成された開口絞りを用いて露光を行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
In the step of performing exposure using the oblique incidence illumination, a first opening is formed, a second opening having a ring shape is formed so as to surround the first opening, and the second opening is formed. A method for manufacturing a semiconductor device, wherein exposure is performed using an aperture stop in which a ring-shaped third opening is formed so as to surround the ring.
前記斜入射照明を用いた露光を行う工程は、第1の開口部が形成された第1の開口絞りを用いて露光を行う工程と;前記第1の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第2の開口部が形成された第2の開口絞りを用いて露光を行う工程と;前記第2の開口部の外径より内径が大きい輪帯状の第3の開口部が形成された第3の開口絞りを用いて露光を行う工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 In a manufacturing method of a semiconductor device including a step of transferring a pattern formed on a reticle onto a semiconductor substrate by performing exposure using oblique incidence illumination.
The step of performing exposure using the oblique incidence illumination includes the step of performing exposure using a first aperture stop in which a first opening is formed; and a ring having an inner diameter larger than the outer diameter of the first opening. A step of performing exposure using a second aperture stop in which a band-shaped second opening is formed; and a ring-shaped third opening having an inner diameter larger than the outer diameter of the second opening. And a step of performing exposure using a third aperture stop.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012114233A JP5569556B2 (en) | 2006-01-27 | 2012-05-18 | Manufacturing method of semiconductor device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006019549 | 2006-01-27 | ||
JP2006019549 | 2006-01-27 | ||
JP2012114233A JP5569556B2 (en) | 2006-01-27 | 2012-05-18 | Manufacturing method of semiconductor device |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006355162A Division JP5103901B2 (en) | 2006-01-27 | 2006-12-28 | Manufacturing method of semiconductor device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012160762A JP2012160762A (en) | 2012-08-23 |
JP5569556B2 true JP5569556B2 (en) | 2014-08-13 |
Family
ID=46840981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012114233A Expired - Fee Related JP5569556B2 (en) | 2006-01-27 | 2012-05-18 | Manufacturing method of semiconductor device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5569556B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111443576B (en) * | 2015-04-07 | 2023-04-07 | 联华电子股份有限公司 | Illumination system and method of forming fin structure using the same |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3293882B2 (en) * | 1992-03-27 | 2002-06-17 | 株式会社東芝 | Projection exposure equipment |
JPH06283404A (en) * | 1993-03-26 | 1994-10-07 | Nec Corp | Aperture for reduction projection aligner |
GB2308667A (en) * | 1995-12-29 | 1997-07-02 | Hyundai Electronics Ind | Exposure equipment for a semiconductor device |
JPH10209039A (en) * | 1997-01-27 | 1998-08-07 | Nikon Corp | Method and apparatus for projection exposure |
JPH11204397A (en) * | 1998-01-08 | 1999-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | Pattern determining method and aperture used in aligner |
JP3647270B2 (en) * | 1998-06-30 | 2005-05-11 | キヤノン株式会社 | Exposure method and exposure apparatus |
KR101163435B1 (en) * | 2003-04-09 | 2012-07-13 | 가부시키가이샤 니콘 | Exposure method and apparatus, and device manufacturing method |
-
2012
- 2012-05-18 JP JP2012114233A patent/JP5569556B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012160762A (en) | 2012-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5103901B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
US20020177050A1 (en) | Phase shift mask and design method therefor | |
US7968254B2 (en) | Photomask reticle for use in projection exposure, and manufacturing methods therefor | |
KR101154007B1 (en) | Method for fabricating fine pattern | |
JP2002341513A (en) | Photomask and method for manufacturing semiconductor device using the same | |
JP2009276717A (en) | Distributed density mask and method of manufacturing the same, and method of manufacturing microlens array | |
US8379311B2 (en) | Method for fabricating micro-lens, and micro-lens array including the micro-lens | |
KR100944331B1 (en) | Exposure mask and method for manufacturing semiconductor device using the same | |
JP5569556B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
KR101061357B1 (en) | Photo mask | |
US10852634B2 (en) | Phase shifter mask | |
US7811722B2 (en) | Photomask and method for fabricating the same | |
JP2003322952A (en) | High transmittance halftone phase shifting mask and method for manufacturing semiconductor device | |
KR100755074B1 (en) | Photomask and manufacturing method therefor | |
JP2010002677A (en) | Density distributed mask and method for manufacturing the same, and method for manufacturing microlens array | |
JP5863343B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
US10338464B2 (en) | Photomask including transfer patterns for reducing a thermal stress | |
JP2009237339A (en) | Photomask and method for manufacturing semiconductor device using the photomask | |
US8154705B2 (en) | Method of defining patterns in small pitch and corresponding exposure system | |
JPH07230160A (en) | Phase shift mask | |
JP4679115B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
KR100809709B1 (en) | Mask for photo-lithography and method of fabricating photoresist pattern using the same | |
US8845908B2 (en) | Reticles, and methods of mitigating asymmetric lens heating in photolithography | |
KR20040007877A (en) | Photo mask in semiconductor device and method of forming a photosensitive film pattern of using the same | |
KR20100080151A (en) | Method for design of mask, mask pattern and method for manufacturing thereof using the method for design of mask |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120518 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131022 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20131115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140527 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5569556 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |