JP5569405B2 - スイッチ用カバー部材及び操作パネル - Google Patents
スイッチ用カバー部材及び操作パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5569405B2 JP5569405B2 JP2011007261A JP2011007261A JP5569405B2 JP 5569405 B2 JP5569405 B2 JP 5569405B2 JP 2011007261 A JP2011007261 A JP 2011007261A JP 2011007261 A JP2011007261 A JP 2011007261A JP 5569405 B2 JP5569405 B2 JP 5569405B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- substrate
- main body
- contact
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Description
操作パネル200は、主として、各種の電子機器(不図示)の内部に組み込まれるものであり、電子機器の操作に伴い使用されるものである。なお、操作パネル200が使用可能な電子機器としては、プリンタ、スキャナ、ファックス、及びこれらが一体化された複合機の他、家電や情報端末といったあらゆる電子機器が想定される。また、操作パネル200の各寸法や形状は、操作パネル200が組み込まれる電子機器の要求に応じて適宜変更される。
図2に示されるように、操作パネル200の内部において、スイッチ用カバー部材100が基板210上に取り付けられている。スイッチ用カバー部材100は、ベース部130に、複数の本体110が設けられたものである。本体110は、上述された押下面112を有し、ベース部130に立設された筒状の部材である。ベース部130は、取付面131が基板210に取り付けられている。ベース部130は、本体110を基板210に対して支持している。本体110は、それぞれ内部空間114を有する。内部空間114の開口132周辺には、接点120が設けられている。接点120は、基板210に設けられた基板側接点211に対向して一定の空間を介して離間されている。内部空間114には、基板210の基板側接点211の近傍に設けられたLED212(特許請求の範囲における「光源」に相当。)が封止されている。スイッチ用カバー部材100の上方からは、押下面112がスイッチ穴231から外部に露出するように天板230が被せられている。
図2に示される基板210には、電子回路(不図示)が形成されている。基板210の上面には、電子回路を構成する部品の1つであるLED212が設けられている。電子回路は、接続ケーブル213(図1に図示)を通じて、電子機器の制御回路と電気的に接続されている。電子回路は、基板210に取り付けられた後述されるスイッチ用カバー部材100の押下面112が押下された際に、押下面112に対応した電気信号を生成する。電気信号は、接続ケーブル213を通じて、制御回路に伝送される。制御回路は、電気信号に基づく各種の制御を施行する。例えば、制御回路は、接続ケーブル213を通じて、LED212の発光状態を制御することができる。
図2に示されるように、基板210の上方から、天板230が被せられている。天板230は、例えばボルト等を用いて基板210と接合されている。天板230には、押下面112を天板230の上面に露出させるための複数のスイッチ穴231が設けられている。スイッチ穴231の周縁に沿って、遮光突起232が形成されている。遮光突起232は、スイッチ穴231の周縁から基板210側に突出する突起であって、LED212が照射する光が周囲に漏れ出すことを防止するものである。遮光突起232の詳細な形状については後述される。
図3に示されるスイッチ用カバー部材100は、6つの本体110がベース部130上に立設された形状を有する。ただし、ベース部130に設けられる本体110の数や配置は、電子機器の要求に応じて当業者が適宜選択することができる。本体110は、筒状部111と薄肉部116とから構成されている。筒状部111は筒状の部材であり、その上面が操作者により押下される押下面112として形成されている。押下面112の形状は、図2、図3に示されるものの他、スイッチ用カバー部材100が使用される操作パネル200の要求に応じて適宜変更される。それに伴い、筒状部111の形状も適宜変更される。また、図2に示されるように、筒状部111の内部には内部空間114が形成されている。内部空間114は、LED212が封止されるための空間である。
上述されたスイッチ用カバー部材100は、二度の成型処理によって製造される。一度目の成型処理によって、上側部117となる第1ラバーが成型される。二度目の成型処理によって、下側部118及びベース部130となる第2ラバーが成型される。スイッチ用カバー部材100のより詳細な製造方法が以下に説明される。
図5において、LED212が照射する光の進路の一部が矢印によって示される。上述されたように、LED212は、制御回路の制御に基づき発光する。LED212が照射した光のうち、下側部118に到達した光の成分である光線310は、遮光性の第2ラバーによって吸収または反射され、本体110の外部には放射されない。一方、上側部117に到達した光の成分である光線320、330は、透光性を有する第1ラバーを透過して、上側部117の内部に入射される。上側部117の内部に入射された光の成分のうち、上側部117の表面の遮光性塗料140に到達した光の成分である光線320は、遮光性塗料140によって吸収または反射され、本体110の外部には放射されない。上側部117の内部に入射された光の成分のうち、遮光性塗料140が剥離されてアイコン141が形成された領域に到達した光の成分である光線330は、アイコン141を透過して、本体110の外部に放射される。したがって、LED212が照射した光は、アイコン141が形成された箇所のみから外部に放射される。
第2ラバーは遮光性を有するので、筒状部111の側面115や薄肉部116から光が漏れ出すことはない。したがって、光はアイコン141のみから外部に透過し、アイコン141の視認性が向上する。また、下側部118は遮光性塗料140によってコーティングされていないため、薄肉部116の弾性が変化することはなく、適正なキー荷重が維持される。
操作パネル200は、上述された機能の他にも多様な機能を備えることができる。例えば、操作パネル200には、操作者が機器の操作に供する表示画面が天板230から視認可能に設けられていてもよく、表示画面には、電子機器の状態がリアルタイムに表示されてもよい。
110・・・本体
112・・・押下面
114・・・内部空間
116・・・薄肉部
117・・・上側部
118・・・下側部
119・・・境界
120・・・接点
130・・・ベース部
132・・・開口
140・・・遮光性塗料
200・・・操作パネル
210・・・基板
211・・・基板側接点
212・・・LED(光源)
230・・・天板
231・・・スイッチ穴
232・・・遮光突起
233・・・先端
Claims (4)
- 電子機器の押釦スイッチに使用され、操作者により押下される押下面の一部が光源からの光を透過可能なスイッチ用カバー部材を備えた電子機器用の操作パネルであって、
外部の回路と電気的に接続される回路側接点が露出した基板と、
上面が上記押下面として筒状に形成され、下端の開口を通じて外部と連続する内部空間を有する本体と、
上記本体の開口の周縁において上記回路側接点と対応する位置に設けられた接点と、
上記本体の開口の周縁から外側へ延出されており、上記接点を電子機器の基板から離間した状態に支持するベース部と、
上記基板上に設けられ、上記本体を上記内部空間から照射する光源と、
上記本体に対応する位置にスイッチ穴が設けられ、当該スイッチ穴から上記押下面が外部に露出するように、上記基板を覆う天板と、を備えており、
上記本体は、上記開口付近に上記ベース部に連続して設けられており、上記押下面に付与される押下力により、上記接点を上記回路側接点に接触する位置へ移動可能に弾性変形する薄肉部を有するものであり、
上記押下面を含む上記本体の上側部は、透光性を有する第1ラバーにより成型されており、その外面が遮光性の塗料によって上記押下面の上記一部のみが上記光源からの光を透過可能に部分的に皮膜されたものであり、
上記薄肉部を含む上記本体の下側部は、遮光性の第2ラバーにより上記上側部と連続して成型されたものであり、
上記天板には、上記スイッチ穴の周縁に沿って、上記本体の側面に隣接して上記基板側に突出する遮光突起が形成されており、
上記遮光突起の先端は、上記接点が電子機器の基板から離間した状態にあるとき、上記上側部と上記下側部との境界よりも上記基板に近い位置で、且つ上記薄肉部より上記スイッチ穴に近い位置にある電子機器用の操作パネル。 - 上記遮光突起は、第1遮光突起と、上記第1遮光突起よりも上記スイッチ穴から離れた第2遮光突起とを含み、
上記第1遮光突起の先端は、上記第2遮光突起の先端よりも上記スイッチ穴に近い位置にあることを特徴とする請求項1に記載の電子機器用の操作パネル。 - 上記第1遮光突起は、上記基板に近づくほど上記本体の側面から離れる形状であることを特徴とする請求項2に記載の電子機器用の操作パネル。
- 筒状の上記本体の径方向において、上記第1遮光突起の先端は、上記薄肉部よりも外側にあることを特徴とする請求項2又は3に記載の電子機器用の操作パネル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011007261A JP5569405B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | スイッチ用カバー部材及び操作パネル |
CN2012200221068U CN202549663U (zh) | 2011-01-17 | 2012-01-17 | 开关用的盖部件及操作面板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011007261A JP5569405B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | スイッチ用カバー部材及び操作パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012150925A JP2012150925A (ja) | 2012-08-09 |
JP5569405B2 true JP5569405B2 (ja) | 2014-08-13 |
Family
ID=46793027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011007261A Active JP5569405B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | スイッチ用カバー部材及び操作パネル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5569405B2 (ja) |
CN (1) | CN202549663U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104134560B (zh) * | 2013-05-02 | 2016-08-31 | 国基电子(上海)有限公司 | 按键结构 |
CN106988083A (zh) * | 2013-10-25 | 2017-07-28 | 东芝生活电器株式会社 | 操作面板以及洗衣机 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0224924A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-26 | Fuji Rubber Co Ltd | 側面遮光タイプの照光式接点ゴムの製造方法 |
JP4295468B2 (ja) * | 2001-12-21 | 2009-07-15 | ポリマテック株式会社 | 照光式押釦スイッチ用カバー部材 |
JP3794337B2 (ja) * | 2002-03-12 | 2006-07-05 | ヤマハ株式会社 | 操作パネルユニット |
-
2011
- 2011-01-17 JP JP2011007261A patent/JP5569405B2/ja active Active
-
2012
- 2012-01-17 CN CN2012200221068U patent/CN202549663U/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012150925A (ja) | 2012-08-09 |
CN202549663U (zh) | 2012-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7619173B2 (en) | Light guide sheet and movable contact unit and switch using the same | |
TW201328183A (zh) | 具有發光按鍵之鍵盤裝置 | |
JP2004079232A (ja) | 押しボタンの照光構造と該押しボタンを備えた電子機器 | |
JP5569405B2 (ja) | スイッチ用カバー部材及び操作パネル | |
JP2018073458A (ja) | 操作ボタン及び操作装置 | |
JP5211168B2 (ja) | 入力装置 | |
JP2009146806A (ja) | 押ボタンスイッチ | |
TW201833957A (zh) | 發光鍵盤 | |
JP2007080763A (ja) | 照光式押釦スイッチ用カバー部材及びその製造方法 | |
KR101092179B1 (ko) | 도광 필름 일체형 돔 시트 구조 및 이를 구비하는 이동통신 단말기 | |
US20110315534A1 (en) | Light guide sheet, movable contact body using same, and switch | |
JP2007194092A (ja) | メンブレンシート及びスイッチ装置 | |
JP2007220349A (ja) | 照光スイッチユニット | |
JP2009146870A (ja) | 導光シート及びこれを用いた可動接点体とスイッチ | |
KR101808319B1 (ko) | 스위치 장치 | |
JP2010049812A (ja) | キースイッチ構造体 | |
JP6174324B2 (ja) | 携帯電子機器用入力装置および携帯電子機器 | |
JP7253569B2 (ja) | 装置 | |
JP2010027568A (ja) | キースイッチ構造体 | |
KR20160010726A (ko) | 모바일 기기의 터치키 어셈블리 | |
JP2010192275A (ja) | 導光シートスイッチ | |
JP2005243265A (ja) | キー導光機構 | |
JP2017157382A (ja) | プッシュスイッチ | |
JP2008021512A (ja) | スイッチパネル装置 | |
KR101653533B1 (ko) | 마스터 슬레이브 방식의 터치키 시스템과 이를 위한 터치키 어셈블리 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20140123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20140325 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140527 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140609 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5569405 Country of ref document: JP |