JP5568690B2 - ドライブ試験の省力化のための複数ratに跨る設定 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に無線通信ネットワークに関する。本発明は、一実施形態において、無線通信ネットワークのカバレッジ特性を測定するためのシステム及び方法に関する。
NodeB、eNodeB又はセルとも呼ばれる、新しい基地局を配置する場合、新しいセルのサービス開始の前後にドライブ試験が行われる場合がある。従来のドライブ試験は、技術者が、新しい基地局及び近隣の基地局のカバレッジエリアのあちこちを移動又は車両により移動し、通信事業者の測定装置を用いて測定を行うことを含む。例えば、新しいセル及び近隣のセルの初期下りリンク/上りリンク(「Downlink/Uplink:DL/UL」)カバレッジ測定が行われる。このドライブ試験フェーズにおいて、最初のエリアチューニング(例えば、新しいセル用の適切なアンテナの選択、新しいセル及び近隣のセルのアンテナ傾斜の調整)が行われる。新しいセルによるサービスは、そのような初期チューニングの後に開始される。一般にドライブ試験は、良好なDL/ULカバレッジの提供を確実にするために、対象とするエリアにおけるDL/ULカバレッジ測定の広範囲なデータを収集するために行われる。
従来のドライブ試験に対する代替手段の1つは、ドライブ試験の省力化(「Minization of Drive Test:MDT」)として知られる方法である。MDTを行う目的は、下りリンク/上りリンクのカバレッジ測定値を収集するために必要となる厳密なドライブ試験を低減することである。MDTを用いることで、新しいセル及び近隣のセルに位置するユーザ装置(「UE」)から測定値を収集できる。従来のドライブ試験において用いられる、比較的少数の通信事業者の測定装置ではなく、該当エリアに存在する多数のUEを用いることができるという利点がある。これにより、最適化サイクルを高速化し、顧客の満足度を高められる。さらに、所望のセルにすでに存在するUEを用いることにより、広範囲なドライブ試験を用いることを低減できる。ドライブ試験を削減することで、事業者のネットワーク維持費を削減でき、余分な実行によって発生する炭素排出を削減して環境を保護する手助けができる。さらに、MDTにより、事業者は、ドライブ試験ではアクセスできなかったエリア(例えば、狭い路、森、個人の所有地/住宅/オフィス)から測定値を収集できる。MDTには、移動性、容量及びサービスの質(「Quality of Service:QoS」)の最適化を向上するという他の利点もある。
UEから測定値を収集するために、UEは、例えば、どのパラメータを測定するのか、測定はどのくらい続くのか、どのパラメータを報告するのかなどのMDTパラメータを含めて設定されなければならない。MDTパラメータは、特定の無線アクセス技術(「Radio Access Technology:RAT」)に固有のものであってもよい。実装によっては、UEが、一時点において、一つのRATに対応する一組のMDTパラメータ群のみに対応可能となっていることもある。そのため、ネットワークは、いかなる時点においても、どのRATをUEがMDT測定を行うために用いるべきかを決定している。
RATによっては、MDTをサポートしていない場合がある。例えば、第1のRATを使用する新しいセルはMDTをサポートしているが、第2のRATを使用する近隣のレガシーセルはMDTをサポートしていない場合がある。しかしながら、MDTをサポートしていない第2のRATを使用するセルからMDT測定値を収集することが望ましいこともある。この問題に対する解決策は、複数RATに跨るMDTを行うことである。複数RATに跨るMDTでは、第1のRAT及び第2のRATの両方が使用できるマルチRAT対応UEを用いて、両方のRATに対してMDT測定を行う。例えば、第1のRATを使用する新しいセルは、同一の事業者に属する2つのRATに対応するマルチRAT対応UEに、それぞれ別のタイミングで、MDTパラメータの異なる組を提供できる。マルチRAT対応UEが、第1のRATから測定値を収集するように現在設定されている場合に、第2のRATから測定値を収集する必要がある場合、新しいセルは、RAT−Bに属するMDT構成によりマルチRAT対応UEを設定して、それまで用いていたRAT−AのMDT構成を終了する。
複数RATに跨るMDTの1つの問題は、新しいセルの通信事業者が、いつマルチRAT対応UEが第1のRATから第2のRATに遷移するかを必ずしも知らないということである。そのため、通信事業者が、いつ第2のRATのMDT構成でマルチRAT対応UEを再設定して、第1のRATのMDT構成を終了すべきか把握するのが困難である。
よって、上述したような従来のシステムに存在するこれらの重大な問題を克服するシステム及び方法が必要とされている。
一態様では、回線交換フォールバック(「Circuit Switched Fallback:CSFB」)をトリガとして用いて、マルチRAT対応UEがいつRAT間を遷移するかを判断できるので、複数RATに跨るMDTを実行できる。よって、例えば、マルチRAT対応UEが、ロング・ターム・エボリューション(「Long Term Evolution:LTE」)などのMDT対応のパケット交換方式RATを用いて通信中に音声通話を開始すると決定した場合(又は、音声通話を受信した場合)、マルチRAT対応UEは、MDT非サポートの回線交換方式RAT(例えば、GSM、1xRTT)にフォールバックして音声通話を完了してもよい。CSFBが起動されると、パケット交換方式RATネットワークは、回線交換方式RAT用のMDT構成パラメータにより、マルチRAT対応UEを設定できる。マルチRAT対応UEは、音声通話を完了し、パケット交換方式RATに復帰すると、回線交換方式のRATを用いていた間に記録したMDT測定値の報告を返すことができる。
当業者であれば、以下の詳細な説明及び添付の図面を参照することで本発明の特徴及び利点がより容易に明らかとなる。
本発明の構造及び動作に関する詳細は、添付図面の検討によってある程度理解することができ、図面における同様の参照符号は同様の部分を参照するものである。
図1Aは、本明細書に説明した様々な実施形態とともに用いることができる無線通信ネットワークの一例を例示する機能ブロック図である。 図1Bは、本明細書に説明した様々な実施形態に関して用いることができる基地局装置の一例を例示する機能ブロック図である。 図2は、本明細書に説明した様々な実施形態とともに用いることができる通信方法の一例を例示するフローチャートである。 図3は、本明細書に説明した様々な実施形態とともに用いることができる通信方法の他の一例を例示するフローチャートである。 図4は、本明細書に説明した様々な実施形態に関して用いることができる無線通信装置の一例を例示するブロック図である。 図5は、本明細書に説明した様々な実施形態に関して用いることができるコンピュータシステムの一例を例示するブロック図である。
本明細書に開示された実施形態は、複数RATに跨るMDTのためのシステム及び方法を提供するものである。特に、複数RATに跨るMDTを作動させるシステム及び方法が開示される。例えば、本明細書に開示した1つの方法により、回線交換フォールバックに基づく複数RATに跨るMDTを作動させることが可能となる。本明細書を読めば、当業者には、様々な代替的実施形態及び代替的応用例において本発明をどのように実施するかが明らかとなるであろう。しかしながら、本明細書において本発明の様々な実施形態が説明されるが、これらの実施形態は例示目的のみであり、本発明を制限するものではないことを理解されたい。そのため、様々な代替的実施形態の詳細な説明は、添付の請求項に記載される本発明の範囲及び幅を制限するものと解釈されるべきではない。
図1Aは、本明細書に説明した様々な実施形態とともに用いることができる無線通信ネットワーク150の一例を例示する機能ブロック図である。ネットワーク150は、第1の基地局151、第1のカバレッジエリア153、第2の基地局161、第2のカバレッジエリア163、カバレッジエリアの重複部分165、及びユーザ装置171を含む。基地局151は、UE171に対してカバレッジエリア153に渡る無線通信カバレッジを提供する。基地局151及びカバレッジエリア153は、セルとも呼ばれる。基地局151がUE171から受信した無線通信は、バックホールネットワークを介して通信事業者のコアネットワーク(図示せず)まで伝送されてもよい。同様に、通信は、基地局151がコアネットワークから受信してもよいし、カバレッジエリア153内のUE171に伝送してもよい。
基地局161もUE171に対して無線通信カバレッジを提供する。しかしながら、基地局161は、エリア163におけるカバレッジを提供する。基地局161がUE171から受信した無線通信は、バックホールネットワークを介して通信事業者のコアネットワーク(図示せず)まで伝送されてもよい。同様に、通信は、基地局161がコアネットワークから受信してもよいし、カバレッジエリア163内のUE171に伝送してもよい。
一実施形態では、基地局151及び161は、特定の無線アクセス技術(「Radio Access Technology:RAT」)を用いて通信カバレッジを提供する。一般に、RATは、無線通信を促進する1つ以上の通信プロトコルまたはハードウェアプロトコルの集合である。例えば、RATには、GSM、UMTS、LTE及びCDMAなどが含まれるが、それらに限定されるものではない。参照しやすいように本明細書では、あるRATを回線交換方式(「Circuit Switched:CS」)RATとして説明する。これらのCS方式RATには、例えば、GEM、UMTS及びCDMAを含みうる。一般に、CS方式RATは、通信中のユーザによる信頼できる使用に対して、通信リソースのある固定部分、例えば、一定のタイムスロットまたは周波数を割り当てるRATである。一方、他のRATは、インターネット・プロトコル・マルチメディア・サブシステム(「Internet protocol Multimedia Subsystem:IMS」)又はパケット交換方式(「Packet Switced:PS」)RATと呼ぶ。これらのPS方式RATは、例えばLTEを含みうる。一般に、PS方式RATは、通信中にユーザに対してリソースの固定部分を割り当てない。むしろ、データをパケットとしてグループ化しルーティングする。
一実施形態では、基地局151は、LTEなどのPS方式RATを用いて、UE171に通信を提供し、UE171と通信する。なお、PS方式RATは、上述したようにMDTをサポートしている。しかしながら、MDT非サポートのUE171と通信するために、基地局161は、例えばUMTSなどのCS方式RATを用いる。MDTのサポートは、CS方式RAT又はPS方式RATを用いるかどうかに依存しないことを理解されたい。より正確に言えば、各RATは、MDTを実施できる場合とできない場合とがある。さらに、各RATであっても、異なるレビションとなると、MDTを実施できる場合とできない場合がある。よって、例えば、3GPPリリース10を実行するUMTS及びLTEの基地局は、MDTの実施が可能である。一方、同じRATであるが、以前のリリースを実行する他の基地局は実施ができない。
図1Aにおいて例示した実施形態に戻ると、UE171は、異なるRATを用いて異なる基地局151及び161と通信可能なマルチRAT対応UEである。さらに、UE171はMDTをサポートしている。基地局151の通信事業者は、基地局151に関連付けられたパラメータを測定するために、UE171を用いてカバレッジエリア153内でMDTを行いたいと思うかも知れない。しかしながら、通信事業者は、重複エリア165内の基地局161と関連付けられたパラメータを測定するUE171を用いて複数RATに跨るMDTも行いたいと思うかも知れない。通信事業者は、複数RATに跨るMDTを用いて重複エリア165における基地局161に関連付けられたMDTパラメータを測定するようにUE171を設定することができる。しかしながら、通信事業者にとって、基地局161に関連付けられたMDT構成を用いるべき適当な時間を判断することは困難な場合がある。例えば、UE171が基地局151ネットワークと通信中に、通信事業者が基地局161のCS方式RATに対応するMDT構成によりUE171を設定する場合、UE171が基地局161のネットワークに切り替わり、複数RATに跨るMDTパラメータを測定するという保証はない。
本明細書に説明するように、回線交換フォールバック(「Circuit Switched Fall Back:CSFB」)の始動を複数RATに跨るMDT構成のトリガとして用い得るという利点がある。一般的に、CSFBは、それによって例えばUE171などの無線装置が、音声通話を行うためにPS方式RATからCS方式RATへと切り替わるプロセスである。例えば、図1Aにおいて例示した実施形態では、CSFBを用いるとは、マルチRAT対応UE171がPS方式RATを用いて基地局151と通信することから、CS方式RATを用いて基地局161と通信することへ切り替わることを意味する。この切り替わりに応じて、通信事業者は、基地局161及びそのRATに対応するMDT構成を用いてUE171を設定できる。UE171がCSFB通話を完了し、基地局151に復帰すると、UEは、通信事業者に対して、基地局161からの複数RATに跨るMDTの測定値の報告を返すことができる。このようにして、通信事業者は、基地局161から集めた通信カバレッジに関連する重要な情報を収集可能である。複数RATに跨るMDTのトリガとしてCSFBを用いることで、通信事業者は、MDT非サポートのRATに対するMDT測定値を確実に取得できる。
MDTは一般に、本明細書で説明したように、設定処理、測定処理及び報告処理を含みうる。MDT構成という用語は、所定のRATに対して記録されるべき測定値を意味すると理解される。一実施形態では、MDT構成は、同報通信シグナリングとは異なる専用シグナリングを用いるUEに送信することができる。各UEは、その性能によって異なるように設定される。MDT構成は、参照信号の受信電力(例えば、LTEに対するRSRP:Reference Signal Received Power)、参照信号の品質(例えば、LTEに対するRSRQ:Reference Signal Received Quality)、UMTSに対するRSCP及びEcNO、GSM/GPRSに対するRxlev、CDMAに対する受信Ec/lo及びRx電力など、測定される情報の種類を特定することができる。MDT構成は、UEが測定を行うべきであるセル(又は複数のセル)及びMDT構成が有効である全体の持続時間を特定することもできる。UEがMDT構成で設定されると、特定された持続時間の間特定されたRATの元でMDT構成に従って測定を実行する。一実施形態では、UEは、基地局に接続されている場合はいつでもログを取られたMDT測定の内容をネットワークに報告することができる。MDTレポートは、MDT構成において特定された測定パラメータの他に使用されたRATの指定、アクセスの試みの成功率、ページングの失敗、測定値に対するタイムスタンプ情報、測定値に対する位置スタンプ情報又は他の情報を含んでもよい。現在、3GPPの標準では、各UEは、同時に、ひとつのRAT特定のMDT構成のみを有することが可能と規定されている。もし複数のRATにそれぞれ対応する複数のMDT構成が使用可能であれば、MDT構成間の切り替えのタイミングに関する問題が解消される。しかしながら、単一RAT特定のMDT構成に限定されている以上、インテリジェントに設定を切り替える本システム及び本方法は非常に有益である。
図1Bは、本明細書に説明した様々な実施形態に関して用いてもよい基地局装置151の一例を例示する機能ブロック図である。基地局装置151は、図1Aの基地局151に関して説明した基地局151と同様であってもよい。基地局151は、MDTモジュール183、CSFBモジュール185及び通信モジュール187を備える。これらのモジュールは、本明細書に説明した機能を実行するために一体的に動作してもよい。例えば、一実施形態では、MDTモジュール183は、MDT構成を作成する。MDTモジュールは、試験モジュールと呼んでもよい。MDT構成は、基地局151が使用するPS方式RAT又は、例えば図1Aの基地局161などの他の基地局が使用するCS方式RATに対応するMDTパラメータを含んでもよい。MDTモジュール183は、通信モジュール187とともに動作してMDT構成をUEに送信する。同様に、MDTモジュール183は、UEから測定したMDTパラメータを含む報告を受信する。これらの報告は、さらなる分析や使用のためにモバイル通信事業者に記憶されてもよいし通信されてもよい。
一実施形態では、CSFBモジュール185は、基地局151と通信中のUEによってCSFBの使用を検知し促進する。CSFBは、本明細書では検知モジュールと呼んでもよい。CSFBモジュール185は、本明細書に説明したように複数RATに跨るMDTを促進するためにMDTモジュール183と通信してもよい。例えば、一実施形態では、CSFBモジュール185は、CSFBの使用を検知するとMDTモジュール183にその使用を通知する。それに応じて、MDTモジュール183は、CSFBの間に使用されるRATに対応する以前作られたMDT構成を作成する又は回復する。その後、このMDT構成は、通信モジュール187を介してUEに送信される。このように、基地局151のモジュールは共同して本明細書に説明した利点の多い複数RATに跨るMDTを実現させてもよい。
図2は、本明細書に説明した様々な実施形態とともに用いることができる通信方法250の一例を例示するフローチャートである。方法250は、図1Aの基地局151などの基地局によって行われる。特に、方法250は、一実施形態では、MDTをサポートする例えばLTEなどのPS方式RATを用いる基地局によって行われてもよい。説明を簡単にするために、基地局は、PS基地局と呼んでもよい。さらに、PS基地局は、複数のRAT及びMDTをサポートする図1AのUE171などのUEと通信中である。UEは、MDTをサポートしないCS方式RATを用いる図1Aの基地局161などの別の基地局と通信する能力も持っている。説明を簡単にするために、別の基地局は、CS基地局と呼んでもよい。図示はしないが、PS基地局及びUEは、本明細書に説明したようにPS方式RATに対応するMDTに関わってもよい。例えば、PS基地局は、PSによるMDT構成をUEに提供してもよい。UEがMDTの測定値を取った後で、PS基地局は、PS方式RATに対応する報告をUEから受信することができる。また、PS基地局及びUEは、複数RATに跨るMDTを行ってもよい。例えば、示したように、ステップ253においてPS基地局は、CSFBが用いられることを示す通知を受信する。一実施形態では、その通知は、UEが音声通話を行おうとする際にUEから受信する。他の実施形態では、通知は、UEに対する着信音声通話に対応するコアネットワークから受信する。
ステップ261に進んで、CSFBの通知に応じて、PS基地局はMDT構成をUEに送信する。このMDT構成は、CSFB中にUEが使用する第2のRATに対応する。一実施形態では、第2のRATは、GSMなどのCS方式RATである。このように、PS基地局は、UEがCS基地局との通信中の期間に測定すべきパラメータを特定することができる。ステップ263に進んで、CSFB通話が完了した後で、PS基地局は、UEがPS基地局との通信に復帰したいという通知を受信する。例えば、UEが、PS基地局に接続するように要求してもよい。一実施形態では、PS基地局は、その通知に応じてUEに再び接続しうる。判断ステップ264において、PS基地局は、UEが報告すべきMDT測定データを持っているかどうかを判断する。一実施形態では、この判断は、UEから報告すべきMDTデータがあるという通知を受け取ることで行われてもよい。PS基地局が、報告すべきMDTデータがないと判断する場合、例えば、UEが報告すべきデータの通知を送信しない場合、この方法は終了する。しかしながら、PS基地局が、報告すべきデータがあると判断する場合、方法250はステップ265へと進む。ステップ265において、UEが報告すべきMDTデータを持っているという通知に応じて、PS基地局は、当該測定値に対するリクエストをUEに送信する。最後に、ステップ266において、PS基地局は、MDTレポートをUEから受信する。MDTレポートは、CS基地局と通信中にUEによって取得されたMDT測定値を含む。
図3は、本明細書に説明した様々な実施形態とともに用いることができる通信方法350の一例を例示するフローチャートである。方法350は、図1AのUE171などのUEによって行われる。特に、方法350は、一実施形態では、例えばLTEなどのPS方式RATを1つ以上又は、例えばUMTSなどのCS方式RATを1つ以上使用して通信可能なUEによって行ってもよい。UEはMDTをサポートしている。UEは、図1Aの基地局151など、MDTをサポートする第1の基地局を有するPS方式RATによって通信することができる。参照しやすいように、第1の基地局は、PS基地局と呼んでもよい。UEは、図1Aの基地局161など、MDT非サポートのCS方式RATを用いる別の基地局と通信することもできる。参照しやすいように、別の基地局は、CS基地局と呼んでもよい。本明細書では示さないが、UE及びPS基地局は、本明細書に説明したようにPS方式RATに対するMDTを行うように動作してもよい。例えば、UEは、MDT構成をPS方式RATに対応するPS基地局から受信してもよい。UEは、MDT構成に従って測定値を取り、PS基地局に対して測定したデータを含むレポートを送信してもよい。
また、方法350に示したように、複数RATに跨るMDTを行ってもよい。ステップ353では、UEはCSFBを行うことをPS基地局に通知する。一実施形態では、UEは、このステップを、音声通話を行うべきユーザからの入力を受けて行う。他の実施形態では、PS基地局は、着信音声通話を示すメッセージをUEに送信してもよい。UEは、PS基地局からのこの着信メッセージに応じてCSFBを行う。ステップ355へ進んで、送信されたCSFB通知に応じて、UEは、MDT構成をPS基地局から受信する。この受信したMDT構成は、CS基地局と通信する場合にUEによって用いられるCS方式RATに対応する。このように、PS基地局は、UEがCS基地局と通信中である時間を測定すべきであるというパラメータを特定することができる。ステップ357に進んで、UEは、CS方式RATに対応するMDT構成において特定されたMDTパラメータを測定する。これらのパラメータは、上述したMDTパラメータを含んでもよい。ステップ359に進んで、CSFB通話が完了した後で、UEは、UEがPS基地局との通信に復帰したいという通知をPS基地局に送信する。ステップ361では、UEは、報告すべきMDTデータを持っていることを示す通知をPS基地局に送信する。ステップ363において、報告すべきMDTがあること示す通知に応じて、UEは、報告のレポートを受信する。ステップ365において、UEは、CS方式RATに対応するMDTレポートをPS基地局に送信する。一実施形態では、UEがCS方式RATによるMDT構成に対する測定を行わない場合、ステップ361、363、365は省略することができる。
図4は、本明細書に説明した様々な実施形態に関連して用いることができる無線通信装置450の一例を例示するブロック図である。例えば、無線通信装置450は、図1のUE171と同様であってもよく、UE171に関連して説明した機能を実行することができる。同様に、無線通信装置450は、図1Aの基地局151及び161と同様であってもよく、基地局151及び161に関して説明した機能を実行することができる。しかしながら、当業者には明らかであるが、他の無線通信装置及び/又はアーキテクチャを用いてもよい。
例示した実施形態では、無線通信装置450は、アンテナシステム455、無線システム460、ベースバンドシステム465、スピーカ470、マイク480、中央処理ユニット(「Central Processing Unit:CPU」)485、データ記憶エリア490、ハードウェアインターフェース495を備える。無線通信装置450では、無線周波数(「Radio Frequency:RF」)信号が無線システム460の管理の元アンテナシステム455によって無線によって送受信される。
一実施形態では、アンテナシステム455は、1つ以上のアンテナを備えてもよく、切り替え機能行ってアンテナシステム455に送受信信号パスを提供する1つ以上のマルチプレクサ(図示せず)を備えてもよい。受信パスでは、受信したRF信号は、マルチプレクサから、受信したRF信号を増幅し、増幅した信号を無線システム460に送信する低雑音増幅器(図示せず)へと接続することができる。
代替的実施形態では、無線システム460は、様々な周波数上で通信するように構成される無線を1つ以上含んでもよい。一実施形態では、無線システム460は、1つの集積回路(「Integrated Circuit:IC」)において復調器(図示せず)及び変調器(図示せず)を組み合わせることができる。復調器及び変調器は、個別の構成要素であってもよい。着信パスでは、復調器は、無線システム460からベースバンドシステム465に送信されたベースバンド受信音声信号を残してRF搬送波信号をはぎ取る。
受信した信号が音声情報を含む場合、ベースバンドシステム465は、信号を復号してアナログ信号へ変換する。そして、信号は増幅されスピーカ470に送信される。ベースバンドシステム465は、アナログ信号をマイク480から受け取る。これらのアナログ音声信号は、デジタル信号に変換され、ベースバンドシステム465によって符号化される。ベースバンドシステム465も、伝送のためにデジタル信号をコード化し、無線システム460の変調部にルート化されたベースバンド伝送音声信号を生成する。変調器は、アンテナシステム455にルート化され、電力増幅器(図示せず)を通過してもよいRF伝送信号を生成して、ベースバンド伝送音声信号とRF搬送波信号を組み合わせる。電力増幅器は、RF伝送信号を増幅して、信号が伝送用のアンテナポートに切り替えられるアンテナシステム455に増幅したRF伝送信号をルート化する。
ベースバンドシステム465は、中央処理ユニット485と通信可能に接続してもよい。中央処理ユニット485は、データ記憶エリア490へのアクセスを有する。中央処理ユニット485は、データ記憶エリア490に記憶することができる指示(すなわち、コンピュータプログラム又はソフトウェア)を実行するように構成されることが好ましい。コンピュータプログラムは、ベースバンドシステム465から受信することもできるし、データ記憶エリア490に記憶することもできるし、受信に際して実行することもできる。そのようなコンピュータプログラムは、実行されると、無線通信装置450が上述したような本発明の様々な機能を実行できるようにする。例えば、データ記憶エリア490は、本明細書に説明した機能を実行するための様々ソフトウェアモジュール(図示せず)を含んでもよい。
本明細書において、「コンピュータ可読媒体」という用語を用いて、中央処理ユニット485によって実行するために実行可能な指示(すなわち、ソフトウェア及びコンピュータプログラム)を無線通信装置450に対して提供するために用いられる任意の媒体を意味する。これらの媒体の例として、データ記憶エリア490、マイク480(ベースバンドシステム465を介して)、アンテナシステム455(同じくベースバンドシステム465を介して)、ハードウェアインターフェース495などが含まれる。これらのコンピュータ可読媒体は、実行可能なコード、プログラム可能な指示及びソフトウェアを無線通信装置450に対して提供する手段である。実行可能なコード、プログラム可能な指示及びソフトウェアによって、中央処理ユニット485によって実行された場合に、中央処理ユニット485が本発明に上述した発明の特徴及び機能を実行できるようにすることが好ましい。
中央処理ユニット485は、ハードウェアインターフェースが新しい装置を検知すると、ハードウェアインターフェース495から通知を受け取るように構成されることが好ましい。ハードウェアインターフェース495は、CPU485と通信し、新しい装置と相互作用するソフトウェアを制御する組み合わせ式電気機械検知器であってもよい。ハードウェアインターフェース495は、FireWireポート、USBポート、Bluetooth又は赤外線無線ユニット、又は、有線や無線のアクセス機構の何れかであってもよい。装置450に連結されてもよいハードウェアの例として、データ記憶装置、計算装置、ヘッドフォン、マイクなどが挙げられる。
図5は、本明細書に説明した様々な実施形態に関連して用いてもよいコンピュータシステム550の一例を例示するブロック図である。例えば、コンピュータシステム550は、本明細書に説明した基地局、ユーザ装置、無線通信装置であってもよい。しかしながら、当業者には明らかなように、他のコンピュータシステム及び/又はアーキテクチャを用いてもよい。
コンピュータシステム550は、プロセッサ552などのプロセッサを1つ以上含むことが好ましい。入力/出力を管理する補助プロセッサ、浮遊小数点の数学的演算を行う補助プロセッサ、信号処理アルゴリズムを素早く実行するために適したアーキテクチャを有する専用のマイクロプロセッサ(例えば、デジタル信号プロセッサ)、メイン処理システムに従属する従属プロセッサ(例えば、バック−エンドプロセッサ)、追加的ミクロプロセッサ、又は、デュアル又は複数のプロセッサシステム用のコントローラ、又はコプロセッサなどの追加的プロセッサを設けてもよい。そのような補助プロセッサは、個別のプロセッサであってもよいし、プロセッサ552と一体的であってもよい。
プロセッサ552は、通信バス554に接続されることが好ましい。通信バス554は、記憶部とコンピュータシステム550の他の周辺構成要素との間での情報の転送を容易にするためのデータチャネルを含んでもよい。通信バス554は、データバス、アドレスバス及び制御バス(図示せず)を含むプロセッサ552と通信するために用いられる1組の信号をさらに提供してもよい。通信バス554は、例えば、業界標準アーキテクチャ(「Industry Standard Architecture:ISA」)、拡張業界標準アーキテクチャ(「Extended Industry Standard Architecture:EISA」)に準拠したバスアーキテクチャ、マイクロチャネルアーキテクチャ(「Micro Channel Architecture:MCA」)、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(「Peripheral Component Interconnect:PCI」)ローカルバス、又は、電気電子技術者協会(「Institute of Electrical and Electronics Engineers:IEEE」)によって推奨されているIEEE488汎用インターフェースバス(「General−Purpose Interface Bus:GPIB」)、IEEE696/S−100などを含む規格に準拠した標準など、任意の標準バスアーキテクチャ又は標準外のバスアーキテクチャを含んでもよい。
コンピュータシステム550は、メインメモリ556を含むことが好ましく、補助メモリ558を含んでもよい。メインメモリ556は、指示の記憶及びプロセッサ552上で実行するプログラム用のデータを提供する。メインメモリ556は、典型的には、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(「Dynamic Random Access Memory:DRAM」)及び/又はスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(「Static Random Access Memory:SRAM」)などの半導体ベースのメモリである。他の半導体ベースのメモリの種類には、例えば、同期型DRAM(「Synchronous Dynamic Random Access Memory:SDRAM」)、Rambus社製DRAM(「Rambus Dynamic Random Access Memory:RDRAM」)、強誘電RAM(「Ferroelectric Random Access Memory:FRAM」)など、読み取り専用メモリ(「Read Only Memory:ROM」)が含まれる。
補助メモリ558は、ハードディスクドライブ560及び/又は、例えば、フロッピディスクドライブ、磁気テープドライブ、コンパクトディスク(「Compact Disc:CD」)、デジタル多用途ディスク(「Digital Versatile Disc:DVD」)など取り外し可能な記憶ドライブ562を追加的に含んでもよい。取外し可能な記憶ドライブ562は、公知の方法で取り外し可能な記憶媒体に対して書込み読出しを行う。取外し可能な記憶媒体564は、例えば、フロッピディスク、磁気テープ、CD、DVDなどであってもよい。
取外し可能な記憶媒体564は、コンピュータで実行可能なコード(例えば、ソフトウェア)及び/又はデータが記憶されたコンピュータ可読媒体であることが好ましい。取外し可能な記憶媒体564に記憶されたコンピュータソフトウェア又はデータは、電気通信信号578としてコンピュータシステム550に読み込まれる。
代替的実施形態では、補助メモリ558は、コンピュータプログラム又は他のデータ又は指示をコンピュータシステム550にロードさせることを可能とする他の同様の手段を含んでもよい。そのような手段は、例えば、外部記憶媒体572及びインターフェース570を含んでもよい。外部記憶媒体572の例には、外部ハードディスクドライブ又は外部光学ドライブ又は、外部光磁気ドライブが含まれてもよい。
補助メモリ558の他の例には、プログラマブル読出し専用メモリ(「Programmable Read−Only Memory:PROM」)、消去可能プログラマブルROM(「Erasable Programmable Read−Only Memory:EPROM」)、電気的に消去可能なROM(「Electrically Erasable Read−Only Memory:EEROM」)又はフラッシュメモリ(EEPROMと同様のブロック式メモリ)などの半導体ベースのメモリが含まれてもよい。また、ソフトウェア及びデータを取り外し可能な記憶ユニット572からコンピュータシステム550に転送することを可能とする任意の他の取り外し可能な記憶ユニット572及びインターフェース570も含まれる。
コンピュータシステム550は、通信インターフェース574を含んでもよい。通信インターフェース574によってコンピュータシステム550と外部装置(例えば、プリンタ)、ネットワーク、情報源との間でソフトウェア及びデータの転送が可能となる。例えば、コンピュータソフトウェア又は実行可能なコードは、ネットワークサーバからコンピュータシステム550に対して通信インターフェース574を介して転送される。通信インターフェース574の例には、名前を挙げると、モデム、ネットワークインターフェースカード(「Network Interface Card:NIC」)、通信ポート、PCMCIAスロット及びカード、赤外線インターフェース、及びIEEE1394ファイヤーワイヤなどが含まれる。
通信インターフェース574は、Ethernet IEEE802標準、ファイバチャネル、デジタル加入者回線(「Digital Subscriber Line:DSL」)、非対称型デジタル加入者回線(「Asynchronous Digital Subscriber Line:ADSL」)、フレームリレー、非同期転送モード(「Asynchronous Transfer Mode:ATM」)、総合デジタル通信網(「Integrated Digital Services Network:ISDN」)、パーソナル通信サービス(「PCS」)、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(「Transmission Control Protocol/Internet Protocol:TCP/IP」)、シリアル回線インターネット・プロトコル/ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(「Serial Line Internet Protocol/Point to Point Protocol:SLIP/PPP」)などの業界準拠プロトコル標準を実行することが好ましいが、カスタマイズされたインターフェースプロトコル又は標準外のインターフェースプロトコルを実行してもよい。
通信インターフェース574を介して転送されたソフトウェア及びデータは、一般に電気通信信号578の形式である。信号578は、通信チャネル576を介して通信インターフェース574に提供されることが好ましい。通信チャネル576は、信号578を運び、例えば、名前を挙げると、有線又は無線、ファイバ光学、従来型電話回線、携帯電話回線、無線データ通信回線、無線周波数(「Radio Frequency:RF」)回線、又は赤外線回線など様々な有線又は無線の通信手段を用いて実施することができる。
コンピュータで実行可能なコード(すなわち、コンピュータプログラム又はソフトウェア)は、メインメモリ556及び/又は補助メモリ558に記憶される。コンピュータプログラムを、通信インターフェース574を介して受信し、メインメモリ556及び/又は補助メモリ558に記憶することができる。そのようなコンピュータプログラムは、実行されると、コンピュータシステム550が上述したような本発明の様々な機能を行うことが可能となる。
本明細書では、「コンピュータ可読媒体」という用語は、コンピュータで実行可能なコード(例えば、ソフトウェア及び通信プログラム)をコンピュータシステム550に提供するために用いられる任意の非一時的なコンピュータ読出し記憶媒体を言及するために用いられる。これらの媒体の例には、メインメモリ556、補助メモリ558(ハードディスクドライブ560、取外し可能な記憶媒体564、外部記憶媒体572を含む)及び、通信インターフェース574(ネットワークインフォメーションサーバ又は他のネットワーク装置を含む)と通信可能に連結された任意の周辺装置とが含まれる。これらの非一時的なコンピュータ可読媒体は、実行可能なコード、プログラム可能な指示及びソフトウェアをコンピュータシステム550に提供するための手段である。
ソフトウェアを用いて実施される一実施形態では、ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体上に記憶してもよい取外し可能な記憶ドライブ562、インターフェース570又は通信インターフェース574を用いてコンピュータシステム550にロードしてもよい。そのような実施形態では、ソフトウェアは、電気通信信号578の形でコンピュータシステム550にロードされる。ソフトウェアは、プロセッサ552によって実行されると、プロセッサ552が本明細書で説明した本発明の特徴及び機能を行うことを可能とすることが好ましい。
例えば、様々な実施形態は、第一に、特定用途の集積回路(「Application Specific Integrated Circuits:ASICs」)又はフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(「Field Programmable Gate Arrays:FPGAs」)などのコンポーネントを用いるハードウェアにおいて実行することもできる。本明細書に説明した機能を行うことができるハードウェア状態マシンの実装も当業者には明らかであろう。様々な実施形態が、ハードウェア及びソフトウェアの両方の組み合わせを用いて実施されうる。
当業者であれば、上述した図面に関連して説明した様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、方法ステップ及び、本明細書で説明した実施形態が、しばしば、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はその組み合わせとして実施可能であることを理解するであろう。ハードウェア及びソフトウェアが相互交換可能であることを明確に例示するために、様々な例示的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップを、概してその機能に関して上述してきた。そのような機能がハードウェア又はソフトウェアとして実施されるかどうかは、特定のアプリケーション及びシステム全体に課せられた設計制限による。当業者であれば、各特定のアプリケーションについて上記機能を様々な方法で実行し得るが、そのような実施の決定は、本発明の範囲からの逸脱であると理解すべきではない。また、モジュール、ブロック、回路又はステップ内における機能のグループ化は、説明を容易にするためのものである。特定の機能又はステップは、本発明から逸脱することなくあるモジュール、ブロック又は回路から他のものに移動可能である。
さらに、上記実施形態に関して説明した様々な例示的論理ブロック、モジュール及び方法は、上記機能を行うように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(「Digital Signal Processor:DSP」)、ASIC、FPGA又は他のプログラム可能な論理装置、専用ゲート又はトランジスタロジック、専用ハードウェアコンポーネント、又はそれらの任意の組み合わせにより、実装又は実行可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、当該プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は、状態マシンであってもよい。プロセッサは、演算装置同士の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合せ、複数のマイクロプロセッサ同士の組み合わせ、又は、1つ以上のマイクロプロセッサとDSPコアとの組み合わせ等として実施することができる。
また、本明細書に説明した実施形態に関して説明した方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール又は両者の組み合わせにより、そのまま具現化可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能なディスク、CD−ROM又はネットワーク記録媒体を含む任意の他の形式の記録媒体に常駐できる。記録媒体の例としては、プロセッサに接続可能であり、プロセッサが記録媒体に対して情報読み出し、書き込み可能なものである。また、記録媒体は、プロセッサと一体化することもできる。プロセッサ及び記録媒体もまたASICに常駐可能である。
説明した実施形態の上述した説明により、当業者であれば、本発明を作成したり利用したりすることが可能となる。当業者であれば、これらの実施形態に対する様々な修正を容易に理解でき、本明細書に説明した一般的原理は、本発明の範囲を逸脱することなく他の実施形態に適用可能である。よって、ここの示した本明細書及び図面は、本発明の好ましい実施形態を示し、そのため、本発明によって広義的に考えられる主題を表すことが分かる。さらに、本発明の範囲は、当業者に対して明らかであろう、本発明の範囲を制限することがない他の実施形態も包含することを理解されたい。

Claims (20)

  1. 第1の基地局において実施され、かつ当該第1の基地局とパケット交換方式である第1の無線アクセス技術を用いるユーザ装置との間の無線通信のための方法であって、
    前記ユーザ装置が回線交換フォールバックを行って回線交換方式である第2の無線アクセス技術を用いる第2の基地局と通信する旨の通知を受信するステップと、
    前記通知の受信に応じて、前記第2の無線アクセス技術に対応する前記回線交換フォールバック後に測定すべきパラメータの第1の組を前記ユーザ装置に送信するステップと、
    を実行するように1又は複数のプロセッサがプログラムされる方法。
  2. 前記測定すべきパラメータの第1の組に対応する測定値の第1の組を前記ユーザ装置から受信することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の無線アクセス技術に対応する測定すべきパラメータの第2の組を前記ユーザ装置に送信し、
    当該測定すべきパラメータの組に対応する測定値の第2の組を前記ユーザ装置から受信することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記通知は、前記ユーザ装置又は前記コアネットワークから受信する請求項1に記載の方法。
  5. 前記パケット交換方式である第1の無線アクセス技術は、ロング・ターム・エボリューション又はユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システムを含み、前記第2の無線アクセス技術は、グローバル・システム・フォー・モバイルコミュニケーションズ、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システム、又は符号分割多重アクセス方式を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記パラメータの第1の組は、ドライブ試験の省力化の設定を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の基地局は、ドライブ試験の省力化をサポートしていない請求項6に記載の方法。
  8. ユーザ装置において実施され、かつ当該ユーザ装置とパケット交換方式である第1の無線アクセス技術を用いる第1の基地局との間の無線通信のための方法であって、
    前記ユーザ装置が回線交換フォールバックを行って回線交換方式である第2の無線アクセス技術を用いる第2の基地局と通信する旨の通知を前記第1の基地局に送信するステップと、
    前記通知の送信に応じて、前記第2の無線アクセス技術に対応する前記回線交換フォールバック後に測定すべきパラメータの第1の組を前記第1の基地局から受信するステップと、
    を実行するように1又は複数のプロセッサがプログラムされる方法。
  9. 前記測定すべきパラメータの第1の組に対応する測定値の第1の組を生成し、
    前記測定すべきパラメータの第1の組に対応する前記測定値の第1の組を前記第1の基地局に送信することをさらに含む請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の無線アクセス技術に対応する測定すべきパラメータの第2の組を前記第1の基地局から受信し、
    前記測定すべきパラメータの第2組に対応する測定値の第2の組を生成し、
    前記測定すべきパラメータの第2の組に対応する前記測定値の第2の組を前記第1の基地局に送信することをさらに含む請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1のパケット交換方式無線アクセス技術は、ロング・ターム・エボリューション又はユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システムを含む請求項8に記載の方法。
  12. 前記第2の無線アクセス技術は、グローバル・システム・フォー・モバイルコミュニケーションズ、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システム、又は符号分割多重アクセス方式を含む請求項8に記載の方法。
  13. 前記パラメータの第1の組は、ドライブ試験の省力化の設定を含む請求項8に記載の方法。
  14. 前記第2の基地局は、ドライブ試験の省力化をサポートしていない請求項13に記載の方法。
  15. 無線通信のための技術的システムであって、
    コンピュータで実行可能なプログラム・モジュールを記憶するための非一時的なコンピュータ可読媒体と、
    前記非一時的なコンピュータ可読媒体と通信可能に接続され、そこに記憶されたプログラム・モジュールを実行するプロセッサと、
    前記非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶され、第1の無線アクセス技術を用いるユーザ装置と通信するように構成された通信モジュールと、
    前記非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶され、前記ユーザ装置が第2の無線アクセス技術を用いて回線交換フォールバックを行うことを検知するように構成された検知モジュールと、
    前記非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶され、前記検知に応じて、前記第2の無線アクセス技術に対応する前記回線交換フォールバック後に測定すべきパラメータの第1の組を前記ユーザ装置に送信するように構成された試験モジュールと、
    を含む技術的システム。
  16. 前記試験モジュールは、前記測定すべきパラメータの第1の組に対応する測定値の第1の組を受信するようにさらに構成される請求項15に記載の無線通信のための技術的システム。
  17. 前記試験モジュールは、
    前記第1の無線アクセス技術に対応する測定すべきパラメータの第2組を前記ユーザ装置に送信し、
    当該測定すべきパラメータの組に対応する測定値の第2の組を前記ユーザ装置から受信するようにさらに構成される請求項15に記載の無線通信のための技術的システム。
  18. 前記第1の無線アクセス技術は、ロング・ターム・エボリューションを含む請求項15に記載の無線通信のための技術的システム。
  19. 前記第2の無線アクセス技術は、グローバル・システム・フォー・モバイルコミュニケーションズ、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システム、又は符号分割多重アクセス方式を含む請求項15に記載の無線通信のための技術的システム。
  20. 前記パラメータの第1の組は、ドライブ試験の省力化の設定を含み、前記第2の無線アクセス技術は、ドライブ試験の省力化をサポートしない請求項15に記載の無線通信のための技術的システム。
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